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こちらの音声は、3月11日に開催されたBridgeLiveSeminarの後半です。
ぜひ、一つ前に配信された前半からご視聴ください。
そういう一時情報、ご自身で、チャットGPTに関しても、今世の中でいいよ、いいよっていうことになってきたら、
肯定的な意見もあれば、AIが幻覚を見て、でも理路整然としたストーリーを育成する能力を持っているので、
幻覚ワールドの中での答えが返ってくる場合があると、
それに注意しなくちゃいけないっていうような話も出たり、
あとは、人が仕事をしなくなって、全部機械に任せることになる、
それは仕事が奪われる話だみたいな、ネガティブなトーンの話もありますけども、
物事はここから進む。
こういうのを実際に使ってご覧になると、次のアイデアにもつながるんじゃないのかなというふうに思うので、
やってみていただきたいんですが、今回ここで全く全然違う話をさせていただきます。
ソフトバンクグループの株価の妥当性ということですね。
昨日のソフトバンクグループは5,343人、
なんか随分、もうこのシリコンバレーバンクのことを織り込んで下がったのかと疑いたくなるように元気よく下がったという感じなんですが、
これソフトバンク昔はこれ毎日リアルタイムで更新してたんですけども、
今は市販機の決算を発表する段階で、そこを締め尾とした状態での数字をウェブページのところに発表してるもののスクリーンショットです。
2022年の12月31日というふうに書いてあると思うんですが、私は一切確保してないんですけども、
一株あたりのNAB純正半額は9,472円、そのときの年末の株価は5,644円だということが書いてあって、
このNABの算出というのはこういう式にもっと付いてますよという話を言われてます。
ご存知の通りソフトバンクの損算、最近はもう決算説明出なくなりました。
去年の秋が最後だったかと思うんですけど、それ以降はご自身で説明されなくなった。
何でかって言ったら、私逆の立場で考えると、もうしたくないですよ、あそこでの説明。
それは自分のところの経営がうまくいってないからとかでそんな話は全くなくて、
ここの差が出てくることに関して全然誰も理解をしてくれようとしないっていうのが一つの答えだと思うんですね。
もうこの人たちに話しましょうがないから、私UFOにやらせようというふうに思ったのかなと。
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なぜならばソフトバンクグループってもう会社が随分前に宣言したとおり、
事業会社じゃなくて投資ファンドなんですね。
会社全体が、いわば会社全体が投資新宅だと考えていただいたほうがいいのかなと。
私投資新宅の元ファンドマネージャーし社長もやってましたんで非常によくわかるんですが、
何を持ってて、それの時価評価がいくらで、それに対して例えば負債があるんだったらそれを引いて、
それを交数で割ったものっていうのが、投資新宅で言うなら基準価格ですよね。
基準価格っていうのは、そのときの瞬間のファンド全体のNAB、ネットのNABを投資新宅の交数で割ったものということになる。
実はこれ全く同じ考え方なんですよね。
この純一三価値、NABを割ったら9,472円なんだけども、実際に取引されてる値段が5,640円だと。
似たようなものには何があるかというとETFがあります。
ETFって純一三価値のものをマーケットで売買してるので、
純一三価値イコール売買価格にはなってないんですよね。
時々流動性の問題とかで、NABが上がってても株価が追いついてこないとかですね。
その逆もあるというものなんですが、この会社の考え方はちょっと違うよねというところですね。
これをちょっと分解してみましょうというのが一つの私の考え方なんですけど、
何でこれをやるかっていうと、一時情報に触れてくださいっていうことから、
皆さんにご判断いただく視点をご案内したいなということなんですけど、
これ今度はホームページじゃなくてソフトバンクの決算資料ですね。
ソフトバンクのポートフォー料の内容っていうのが、
2022年の3月末と2022年の12月末とで比較されてるということになって、
ビジョンファンドがありますっていうところなんですが、
アリババが昨年の3月末だとポートフォー料の23%を占めてたのが、
売却したりして12%になりましたと。
今現在上場株式の時価っていうのは、比率っていうのはポートフォー料全体の44%ですよっていうことを示してるんですね。
このもの。
NABとして計算されてるものは、
さっきの上場株式プラスビジョンファンドなんかのような 未上場株式の分の時価総額。
それを合わせたもの、そこから負債を引いたものが、
この数字で1株当たりこの数字になるよということなんですが、
この数字のうち44%は上場株式のはずですよね。
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あそこで嘘はついてないよと。
上場株式、未上場株式っていうのは確かに公認会計士が計算してますから、
嘘もあるだろうし、思惑もあるだろうしってことなんですが、
上場株っていうのは市場の値段ですから、
9,472円のうちの44%は市場が保証した値段ですよね。
ということになると44%なんで、4,187円はこのうちの上場株の部分だと。
いうことになると、この5,644円との差額、
1,477円分でしか未上場株式の部分は評価されていないっていうことなんですよね。
これは投資人たちの普通の経理の考え方をただ申し上げてるだけです。
で、それだけディスカウントになってるということなんですけども、
その中にARMっていう会社が入ってましてね、
さっきポートフォリオのベンズを思い出していただければ、
そこにARMっていう会社です。
一旦はNVIDIAに売却しようかとしたけども、
あまりに強烈すぎるんで、ドッキンホート局がその買収まかりにならんというふうに止めるような会社、
それがARMという会社なんですが、
たぶんこのARMっていう会社を理解するのって、
ちょっとハイテクオタクになってこないとなかなかわかりにくいでしょうというところは事実です。
アーキテクチャーという半導体の設計装のところをやってる会社なので、
イギリスのケンブリッジにある会社なんですが、ちょっとわかりにくいかもしれないと。
ただ、AIが進むところにおいては非常に重要な会社です。
で、一つのサンプルで言うと、
富学ってスーパーコンピューターありますよね、富士通が作ったやつ。
富学のスーパーコンピューターに入っているCPUっていうのは、
ARMのアーキテクチャーで作られたCPUなんですね。
で、皆さんが使われてる、私も使ってますこういうスマホ類とかは、
全部基本的にARMのアーキテクチャーです。
だけどパソコンとかサーバーっていうのは全部インテルのアーキテクチャーだろうと
思われるかもしれませんが、違うんです。
もう今や、Appleが作ってますMacっていうパソコン、
あれは今や全部ARMのアーキテクチャーに変わってる。
それはなぜかって言ったら、消費電力が非常に低い設計思想ができるCPU、
CPUの設計思想を持ってるからなんですね。
で、あんまりそこのところはどうでもいいんですが、
この会社に対してIPOをしましょうということで、
新聞にも出てるんで、もう耳にも入ってらっしゃると思いますが、
時価総額はだいたい500億ドルになるだろうと言われてると。
定時がだいたい300億ドルから700億ドルということになりますんで、
これが中値をとってみると500億ドル。
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IPOして上場された瞬間に、その値段で公明性的な時価になりますよね。
500億ドルって言ったら、だいたい130で考えても6兆5千億の分が
時価総額に乗ってきますよということになるんですよ。
投資進捗の基準みたいなものだ。
投資進捗のような基準価格の計算方法でいいんだ。
それが人株当たりの価値なんだっていうふうに、
どっかで考え方が変わってくれば、
違う評価体系にもなってくんじゃないのという、
それを追うのが一つの長期投資なんではないのかなと。
多分、週明けは今回のシリコンバレーバンクの話があるんで、
ビジョンバンクが投資してるのはシリコンバレーのAIのスタートアップだろうと、
その辺が資金繰りに詰まるんだろうっていう話も、
マーケットでは色々出てくると思うんで、荒れると思います。
ですが、私が申し上げたいのは、
今24%で上場されてる分の時価にプラス、
これがアームがうまいこと2023年中にIPをされたら、
この時価が乗ってくるはずですよということなんです。
ただ2023年に上場されないかもしれないですし、
大きなトラブルが何か起こるかもしれません。
それは全く不確かなところではありますが、
そういう考えをしたくっていうのが、
一つ投資を考えるでのアイディアじゃないかなというふうに思います。
ということで、今ちょっと宣伝をさせていただくと、
今申し上げたようなことっていうのは、
私のファンドガレージのウェブページ、
これ会員用の記事になるんで、
有料コンテンツになるんですが、
こういうのを私のところで、今申し上げたようなこと、
もっとより詳細に書いているものを提供していますので、
ご興味があれば見ていただけたらというふうに思います。
ということで、あと残りの時間はQ&Aにさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
いくつか質問が届いておりますので、
順番にご案内させていただきます。
大島様の話はとっても興味深いです。
チャットGPTが真相学習でより進化すると、
投資の世界はどのように変化すると思いますかというご質問です。
お願いいたします。
投資の世界がどうなるかっていうのは、すごい難しいですね。
まず一つ言えるのは、フィナンシャルアドバイザー的な商売、
今私なんかの関わっているような仕事もそうですけど、
ジョブロスに向かう可能性があるなというところですね。
ただ、今までのものよりも、より正確な知識、正しい知識で運用の情報をくれるようになる。
今申し上げたようにリアルタイムの情報っていうのは、
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ディープラーニングが終わってない限りはそこまでは来ないので、
明日の株価は上がるかみたいな話は、
多分チャットGPTみたいなものがどんどん進んでいっても、
それは難しいだろうなとは思うんですが、
もう少しコンセプトなものとかいうものに関しては、
より精緻なデータを提供してくれるでしょうと。
クォンツ運用をやるときに、いろんなモデルを作ったりもしますが、
そういうところがより精緻になってくる。
今までエクセルベースなものでできるようなところのものが、
違ったものになってくるんじゃないのかなというふうに思います。
そもそもそこに行く前に、相当に投資がまだ起こらなくてはいけないので、
この先はそこの世界を追っかけ回した方が面白いでしょうねというふうに思います。
はい、ありがとうございます。
続きましてのご質問です。
チャットGPTが普及し、Windows11にBingが掲載されたら、
Google検索は今後どのようになるでしょうか。
大島様の見解をお聞きしたいです。お願いします。
すごくいい競争をさらにすることになるんだろうなと思います。
なぜならばチャットGPTに入っているプログラムの基本になっているのが、
トランスフォーマーという言語理解のためのプログラム、AIのプラットフォームなんですけども、
これを最初に考えたのが2017年にGoogleなんですよね。
今現在においては、チャットGPT、オープンAIのほうが脚光を浴びてますけども、
まずGoogle先生が作ったのは誰というところから考えてもですね、
シリコンバレーの英知がどのくらいGoogleの中に集まっているか、
ヒューマンリソースを含めてですね、いうことを考えたら、
Googleがこのまま指を加えて終わるってことは当然ない話なので、
これは良い競争がより加速してくるだろうなと思ってます。
ありがとうございます。続きましてのご質問です。
ジェネレイティブAIが一気に進む世の中で影響がかなりあると思われる業種、
業態はどこでしょうか。プラス、マイナスの面で教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
すごく良くなるのはまず医薬品の部分、医療ですね。
すでにこのジェネレイティブAIっていうのの世界があったからこそ、
まずは初期の段階でも今回の新型コロナウイルスに対するワクチンの開発っていうのも進みましたし、
そういったところに非常にインパクトあるものになるでしょうと、これはポジティブな面ですね。
ただそのネガティブな面で言うと、さっき私なんかがジョブロスになる可能性があるっていう話も含めてですね、
今まである程度知的産業だろうと思われて、
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口発調、手発調だけでやってきた業界っていうのがジョブロスに出くわす可能性があるなというふうには思ってます。
ありがとうございます。あとですね、会場のお客様からご質問をいただいておりまして、
日経平均とか先ものに関する値段のことなんですけれども、
10日の金曜日に日経平均先ものともに下落しておりますと、
これからの日経平均、2万7000円を切る可能性はあるんでしょうかというご質問が来ております。
何か見解を教えていただければとのことです。お願いします。
2万7000円を切るか切らないかっていうことであれば、切る可能性は結構高いんじゃないのとは思います。
それを肯定もしなければ否定もしないんですが、
今僕がすごく日本市場を見てて気になっているのは、ボラティリティがすごく低いんですね。
少しここのところにして回復をしてきたんですけども、
インプライドボラティリティが低いっていうことは何かって言ったら、
ヒストリカルボラティリティのほうじゃなくてインプライドボラティリティというほうですが、
これはオプションの価格から逆算されて出てくる数値なので、
それが低いってことは何かって言ったら、わりとみなさんノーガードになっちゃうんですね。
ヘッジしてないんですよ。
オプションをみんなが必要だ、ヘッジしなきゃっていう局面になると、
オプションのプレミアムが上がっていきますから、
インプライドボラティリティも高くなってくるんですね。
で、それが低いってことだからみんな今、
もう何のノーガードの状態で両手だらしてダランとマーケットにいるということなんで、
何かネガティブなものがポンとくると、下がりやすい局面にあると。
それと、ちょっとPRが高くなってきた。
絶対値で見たら決して高いとは思わないんですが、
2020年3月、パンデミックの前と後ろで仕分けたときに、
予想PRの今の水準というのが、
あとのパンデミック後で、今一番高いところの海外まで来ちゃってるんですね。
なので、今度の2022年、23年3月期の決算が発表される段階において、
次の来期の業績予想が、
いいものが出てくるか出てこないかっていうことを考えると、
期間バイアスがかかりやすい日本という国から考えると、
ちょっとPRがサポーティブなものではないという判断をされる場合もあるかもしれないと。
あと足元でこのシリコンバレーバンクの話っていうのが、
どこまで拡大してエスカレートして、リーマンショックの2度目だみたいな話にまで、
誰かが言い始めると、それはショックを受けるでしょうねと。
みんなヘッジしてないですからずどんと下がると。
昨日の日経平均の先ものが27,500円ぐらいでシカゴは終わってるんで、
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その下の500円ぐらいって言っても誰も文句を言わないレベルと、
こういう感じだと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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