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こちらは3月25日に開催されたブリッジライブセミナーの後半です。
ぜひ、一つ前に配信された前半からご視聴ください。
このCPI、アメリカの消費者物価指数だったり、これが上昇したときにどういう政策をとるのか。
これが今予想では利下げの方向というふうにフェドウッジュからは伺えるんですけど、
じゃあこのCPIだったり、失業率が低下した場合はどうするのかっていうのが、
悩ましい問題になるんじゃないかなというふうに個人的には思っているというところです。
3月23日のFRBのところです。
先ほども言いましたけど、今回アメリカは利上げを行いましたということで、
FF基金の誘導目標を4.75%から5%というふうにあります。
ご存じのように、日本はほぼほぼゼロということなので、
この金利産というのが今5%まで開いちゃったよということになります。
ただしなぜ円高が、昨日は129円台まで円高が進んでいる状況というのは、
やはりこの金利が、今後はアメリカは下がってくるだろうというところがある。
そういうところによって円高というところが今進んできた。
あとまたユーロのほうですね。
こちらのほうも非常に強い動きをしているというところがあるかなというふうに思います。
これ5%というと、これは2007年の9月以来の高水準。
じゃあ2007年ってどういう状況だったかというと、
2008年にはリーマンショックが起こっているというのがありますので、
やはりこの金利の高止まりっていうところがあると、
先ほども何回も申しますけど、
新型コロナウイルスのときに、あまりにも巨額な資金供給を市場に流しているので、
今後やっぱり、昨日もドイツですかね。
ドイツ銀行が一時14%近く下落するというニュースがありました。
あとはソシエティジェネラルだったり、バークレーですね。
こちらの欧州の銀行も一時6%、7%引きにはちょっと戻っていましたけど、
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今そういう連鎖的な売りっていうのがひょっとしたら、
またそういうのが一番怖い状況だと思います。
今回のシリコンバレー銀行も、じゃあどういうふうに一番最初に破綻だったかというと、
SNSの拡散っていうところが、今までにない状況だったと思います。
このSNSで、今ちょっとここの銀行が危ないらしいよって言って、
そこから預金が引き出されて、
それから今なんかネットバンキングにどんどん移せるので、
そういうところに資金が流入していって、
一つの銀行が破綻になったという、
本当に新しい破綻の仕方っていうことがあったと思います。
先週もちょっとお話しさせてもらったんですけど、
このシリコンバレー銀行が破綻する前の値段、270ドルぐらいなんですね。
クレディースイスなんかは、もう本当につぶれてもいいような価格だったと思うんですけど、
270ドル以上していた株価がいきなり破綻になるっていうのは、
私も長年証券会社にいて、いろんな企業の倒産なんか見てきましたけど、
今まで見たことがほぼない状況だと思います。
そういうことが今実際に起こっているっていうのが現実なので、
本当に今このSNSの時代っていうのは非常に怖いものでもあるし、
便利なものでもあると思うけど、
その反対にやっぱり怖い部分もあるということは、
覚えておかないといけないなというふうに思っています。
ちょっと話を逸れましたけど、
保有するアメリカの国債の残高を減らすQT。
これ従来方針っていうことは打ち出しました。
だからちょっと分けて考えないといけないというところはあるんでしょうけど、
あと銀行のシステムは健全っていうことも言われてるんですけど、
やはりこのFOMCが終わった後も、
アメリカの銀行株っていうのはやっぱり頭が重い展開が続いてます。
あともう一つ気になるのが、アメリカの不動産セクターなんですね。
不動産セクターも昨日は上昇したんですけど、
その前年初来安値を更新している。
これリート中心になんですけど、
そういうところの下落があれば、
ちょっとそのあたりは怖いかなというふうに思っているというところです。
FOMCの参加者を見込む23年末の政策金利が5.1%っていうことになっているので、
今の政策金利は昨日は4.75%から5%まで今来てますので、
だいたいこのあたりが打ち止めっていう人が多いのかなというふうに思います。
最後に私が最近ちょっと注目しているもの。
これはこのS&P500クオリティーエコーハイトというところをちょっとご紹介させていただこうと思います。
これら楽天商店さんなんかが結構扱っている商品なんですけど、
皆さんこのS&P500っていうのはご存じの方が多いと思います。
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これ一番アメリカのインデックスの中でも、
私も結構、最近ニーサだったり、
どういうところがインデックスでやるのがいいんですかって言われたときに、
やっぱり今私はS&P500のこのインデックスが一番お勧めさせていただいてます。
なぜかというと、やっぱり日本市場にこういう、
まだここまでいい商品がなかなか出てきていないというところが現状だと。
それなぜかというとトピックスっていうのがやっぱりあるんですけど、
これは全面柄っていうことになれば、なかなかポートホルを組みにくいってところがあって。
そういうとこから見れば、このS&P500っていうのはある程度しっかりした、
時価総額基準もありますし、本当にルールが厳しいっていうところがあって、
このS&P500というの。
その中でも、このクオリティスコア上位200、
あとハイトーのリマーリ200っていうのをやっている。
そこの中から選び出しているってことです。
今先ほども申し上げましたけど、S&P500、
これは今アメリカ株式全体、大体80%を占めている時価総額です。
これ500銘柄で、大体アメリカの時価総額80%を占めているっていうことです。
S&P500の区民銘柄として採用されている時価総額、
82億ドル以上ないとS&P500に入れないということがあります。
時価総額41ドル以上ないといけないとか、
これ相当厳しいルールだと思います。
日本株でも時価総額が82億ドルというと、
相当ないというところがあると思います。
そういうとこから見て、このS&Pの区民銘柄はいいかなと思います。
あとセクターバランスですね。
こういうところもしっかりしているっていうことがあって、
私が今インデックスでやるのであれば、
こういうS&Pというところのインデックスがいいのかなってお勧めしているってことです。
このクオリティ株があります。
クオリティ企業とはということで、
この中は収益性、収益の質、財務健全性、
ここの優れた企業を、そのS&P500の中からも注視しているというところ。
企業の特徴として、下落局面での下値抵抗と、
長期にわたって比較的良好なパフォーマンスというところがあるということです。
その中からS&P500からクオリティの上位200メガロンを選別しているっていうことがあって、
その中でも組み入れられているのが、
この今、ここに紹介させていただいている企業というふうになります。
今日お手元の資料には配布していないんですけど、
今後やっぱりちょっと注目していかないといけない、
私が今注目しているのはChatGPTというものです。
まだこの名前聞いたことないよっていう方も結構いらっしゃると思うんですけど、
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今このChatGPがひょっとしたらこの世界を変えると言われているというところがあると思います。
結構若い方なんかは、今これをもう1回も使ったことがあると思うんですけど、
これAIなんかを使って、AIというか、いろんな膨大なデータを集積してですね、
今日の注目銘柄とか、逆に言うといろんな回答を出してくれるような、
そういうAIで注視して、そういうのを出してくれたりとか、
いろんなものが今、自分の質問に対して答えを出してくれるような、
今そういう言語化したものが今流行っているということがあるということです。
ここでですね、やはりアメリカ企業で最も注目していきたいなというのが、
やっぱりマイクロソフトだと思います。
今このマイクロソフトっていうのは、
ChatGP開発、オープンAI、今技術使っているっていうのがあって、
やはりこのマイクロソフト、あとはGoogleのアルファベットですね。
こういうところが今、覇権争いをしていると思いますけど、
こういうやっぱり、今までやっぱり膨大なデータ、
これ私は思うにやっぱりTwitterでもそうだと思います。
あとFacebook、いろんなものに自分たちがつぶやいたことによって、
そういうデータがですね、このマイクロソフトだりGoogle、
いろんなとこにやっぱり情報が漏れた、漏れたというか集まっている。
それをいろんなことで解析して、いろんなもののデータが集まったところが、
アメリカのそういうところにあるんだろうというふうに思います。
だから結局このChatGPにしても一番恩恵を受けそうなのは、
このマイクロソフトだったり、Googleですね、
アルファベットなんかが今後注目されるんじゃないかなというふうに思っています。
先ほども言いましたけど、半導体のNVIDIA。
これはこのChatGPの、ひょっとしたらこの伸びでですね、
この同社が今後1年間に売り上げ、これが30億ドルから110億ドルぐらいの売り上げですね、
増加を見込まれているっていうことがあるということなので、
やはりこのChatGPがどんどん発達することによって、
アメリカの企業、NVIDIAは半導体のグラフィック演算化ですね、
そういうのを取り扱っているメーカーなんですけども、
そういうところとかが今後も注目されるんじゃないかなというふうに思っているというところです。
あともう一つは、C3 AIっていう企業があるんですけど、
ここもひょっとしたら3月にですね、このAIアプリ向けのツール、
これをリリースするっていうのを1月31日に発表してるんですけど、
まだこれ3月になってまだリリースがない状況なんですけども、
こういうアプリとかツールがリリースされたら、
ひょっとしたら恩恵がある企業になってくる可能性があるかなというふうに思います。
今この日本市場を見てもですね、このChatGDPを使っている企業ですね、
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そういう株がいきなり冒頭、今している状況にあります。
その企業、日本の今このChatGDPを取り扱う企業が、
本当に業績が上がるか上がらないかっていうのは、
まだ不透明な部分があると思いますけど、
今後やっぱりこの一つのワードとしてですね、
少し覚えておいていただいたらなというふうに思っている次第です。
とりあえずセミナーというか、自分の講演はここまでで、
あと質疑応答の時間というのを5分ぐらいあると思いますのでよろしくお願いします。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは質疑応答の時間を設けておりますので、そちらに移ります。
チャットで1問ご質問が来ております。
ご紹介させていただきます。
アディショナル・ティアワンサイの懸念から、
昨日は欧州の銀行株がかなり下落をしましたが、
保有をしている金融機関は多いと思います。
言える範囲で結構なので、
今後のマーケットに与える影響をどのようにお考えかお聞かせください。
そうですね。昨日はやっぱりこのドイツ銀行の株下落っていうのは一つに、
本来今回クレディスイスですね、UBSと合併するに当たったんですけど、
これ本来もし、今回買収の形になるんですけど、
今回異例なことが起きて、株権はまだそのまま残るのに、
一つの債権、この債権が無価値になるっていうことが発表されています。
これAIワンサイっていうのがあって、そこの債権、これがゼロになるっていうことで、
この不安が広がって、今ドイツ銀行、バークレーズ、
ソシエティ、こういうところに広がりを見せているっていうことがあると思います。
でも先ほどちょっと冒頭に言いましたけど、
このドイツ銀行だったり、そういう大手のところっていうのは、
ある程度資本っていうのがしっかりしているっていうのもあると思うので、
そこまで大きい影響は出てこないと私は思います。
ただし中小ですね、先ほども言いました。
そこにどういう、さっきも言いましたけど、国債を持っているとか、
いろんなこの、まだ表に出てない負債っていうのがひょっとしたらある。
そこが一番怖いっていうのが現状だというふうに思っています。
ドイツ銀行だったり、その大手メガバンクの経営不安というのは、
そこまで私は気にしてはいないということです。
はい、ありがとうございました。
ライブご視聴の方からの質問は以上でございます。
会場の皆様で何かご質問ある方いらっしゃいますか。
ではそちらの方少々お待ちください。
アメリカの方はいいんですけれども、
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最近ですね、日本の日銀の総裁が変わってきてるんですよね。
はい。
それでね、日本はどうでしょうね。
今までのような、黒田総裁のように低金利で、このままでいくだろうかね。
それとも金利が変わっていくだろうか、だろうかな。
予想ですから、外れて当たり前なんですけど、いかがでしょうか。
私はですね、日本がアメリカのように、
アメリカはもう1年で5%近くまで上昇したわけですけど、
日本がそこまでやることはまずないというふうに思っています。
ただしマイナス金利が今ずっと続いているので、
このマイナス金利解除っていうのはひょっとしたら行われる。
ただひとつ私が一番懸念しているのは、
日本だけETFをずっと購入してたわけですね。
これの今、残高が40兆ぐらいになってるんですからね。
この残高でETFの購入をやめるっていったときには、
ひょっとしたら一瞬下落する場面があるだろうというふうにありますし、
この40兆円を今抱えてる出口戦略っていうところですね。
そこが一番ちょっと懸念が、私は抱いているところです。
金利っていうのは思いっきり日本があげるっていうのは、
どなたがなっても多分考えづらいなというふうに個人的には思っています。
だから低金利はずっと続くと思ってます。
よろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。
では続きまして、先ほどお手を挙げられてた方。
お話ありがとうございます。
先ほどのスライドの中でも、失業率がどんどんリストラが進んでいて、
これから失業率が上がって、それによってCPIが下がって金利が利下げする可能性の方が、
少し高いのではないかなと私は感じたのですが、
その前はコアハイドメーカーではなくて、
ハイテクの方がパフォーマンスがいいと思うんですが、
その環境でも竹澤さんが、このコアハイドインデックスをお勧めしていらっしゃる理由は何でしょうか。
やはりコアハイドっていうのは、金利が下がろうが上がろうが一番安定している商品だというところがあります。
だから今回、あともう一つは、先ほども言いましたけど、
この金利が本当にずっと低下するのか、
その見通しっていうのが、はっきり言ってこの1ヶ月でこういうふうに変わってきたと思うんですね。
逆に、じゃあ本当に利上げが本当にそこで打ち止めになるのかとか、
そういう部分が非常に読みづらいと思うんですね。
なぜかというと、まだCPIというのが6%あるんです。
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これ政府目標だったり、FRBの目標というのは2%を掲げているわけで、
じゃあこのまだ6%で、これがまた逆に上がってくるような状況があるとするならば、
じゃあそこで金利はどうなるのか。
今今回4.75から5%なんですけど、これがずっと続く可能性もあるとすれば、
そこが非常にまだ読みづらいので、指標を読むのが難しい。
だからそこが今FRBもすごい悩ましいところなんじゃないかなっていうのが個人的な理的なんですね。
ただ本当に利下げ方向に走るのであれば、
やはりある程度このナスナックとかそういうグロス株、
そっちの方には有利に働くとは思っています。
すみません。
はい、ありがとうございました。
それではちょうどお時間となりましたので、
以上でブリッジセミナーを終了とさせていただきます。
武蔵様、ありがとうございました。
ありがとうございました。
それではこの後、企業様のプレゼンテーションを行いますが、
1時55分からとなります。
それまで休憩時間でございます。
よろしくお願いします。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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