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2023-02-10 18:44

#421【株価】マイクロソフト(MSFT)は今後どうなる?事業内容や業績を分かりやすく解説!

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皆さんお馴染みのPC向けOS「Windows」、ビジネス向けソフトウェア「Office」で有名なマイクロソフト。

世界有数の時価総額を誇り、ITテックの巨頭として世界中の投資家から人気を集めています。

今回は、マイクロソフト社の事業内容、株を購入するべきか、今後の予想まで詳しく解説!

★参考記事★

【株価】マイクロソフト(MSFT)は今後どうなる?事業内容や業績を分かりやすく解説!⇒

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米国株(アメリカ株)の買い方を画像付きで解説!注意点やおすすめ銘柄もご紹介⇒

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★個別株記事★

【株価】アルファベット(Google)の株は買い?チャートの推移や今後の見通しを分かりやすく解説!⇒

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近は間奏にやられているインターン生の酒田です。
本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、
株価、マイクロソフトは今後どうなる?事業内容や業績を分かりやすく解説、です。
まず初めに、結論を3点お伝えします。
1.マイクロソフトはクラウド事業の拡大で成長を維持してきた。
2.オープンAI社に多額の出資をしており、AIによるサービス拡大で今後も着実な成長が予想される。
3.マイクロソフト株を買うなら、ネット証券であるSBI証券、雑天証券がおすすめ。
皆さんおなじみのPC向けOS、Windows、ビジネス向けソフトウェア、オフィスで有名なマイクロソフト。
世界有数の時価総額を誇り、ITテックの巨頭として世界中の投資家から人気を集めています。
近年では、ソフトウェア以外にも自社ブランドのハードウェア製品やクラウドサービス、ゲーム事業など事業を多額化させており、積極的なM&Aを通じて成長を続けています。
今回のエピソードでは、そんなマイクロソフト社の株を購入するべきか、今後の予想や日本からの買い方をご紹介していきます。
では、まずはマイクロソフト株の基本情報から確認していきましょう。
マイクロソフトという名前はほとんどの人が知っているかと思いますが、実はソフトウェアだけの会社ではありません。
マイクロソフトはアメリカを代表するIT企業で、ガーファムと呼ばれるアメリカ人気株の一つです。
ちなみにガーファムとは、Google、Amazon、Facebook、つまりメタ、Apple、Microsoftの頭文字を取った造語です。
では、マイクロソフトはソフトウェアの提供以外にどんなことをしているのでしょうか。
マイクロソフトの事業は大きく次の4つに分けられます。
1つ目、ソフトウェア。
2つ目、ハードウェア。
3つ目、クラウドサービス。
そして4つ目がゲーム事業です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずはソフトウェア事業についてです。
マイクロソフトといえば、OSのWindowsやビジネスソフトウェアのOfficeシリーズが有名ですよね。
Officeシリーズには、Word、Excel、PowerPointなどのアプリが含まれています。
スタッドカウンターの調査によると、2021年のWindowsの市値は全体の7割以上に上りました。
続いては、ハードウェア事業についてです。
マイクロソフトはソフトウェア以外にPCやタブレットなどのデバイスを販売しています。
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代表的なのはやはり、オリジナルノートPC、Surfaceのシリーズでしょう。
マイクロソフトSurfaceシリーズは、デザインや質感が洗練されていることに加えて、
使い勝手の良さから、大学生からビジネスマンまで幅広い世代に人気があります。
軽量で持ち運びに向いているので、学校現場での活用も進んでいます。
実際に岐阜県教育委員会では、Surface Goシリーズを2019年から累計42,000台導入しました。
続いて、クラウドサービス事業です。
マイクロソフトはソフトウェア、そしてハードウェア事業に比べて、クラウドサービス事業も成長させてきました。
代表されるのが、AzureやMicrosoft 365でしょう。
Azureとは、2010年10月にサービス提供が開始された、マイクロソフトのクラウドコンピューティングサービスです。
プロジェクトの開発や運用をサービスするツールから、
クラウドストレージサービス、マイクロソフトのAIを利用できるサービスまで幅広く提供しています。
Microsoft 365は、ズバリオフィスシリーズのサブスクリプションです。
現在では、利用の種類は買い切り型からクラウドサービスにシフトしつつあります。
クラウドサービス、つまりSaaSには、ユーザーにとって常に最新版を利用できるというメリットがあります。
また、企業側にとってサービス提供型のサブスクリプションであるため、
安定した収入が得られるという利点が大きいです。
その他にも、Visual Studioというプログラミングツールも有名です。
クラウド事業は、マイクロソフトにとって成長ドライバーの一つであり、
2021年度決算では、クラウド事業が売り上げだが全体に占める割合は42%に達しました。
ツールが急成長を遂げていることが主な要因です。
また、セールスフォースと競合している顧客管理システムの採用率の拡大も成長に寄与しています。
続いては、ゲーム事業についてです。
マイクロソフトは、Xboxに代表されるゲーム事業も展開しています。
日本ではあまり馴染みのないXboxですが、アメリカをはじめとする海外では一定の人気を誇ります。
2021年のゲーム関連事業の売上高は160億ドル、約2兆800億円です。
ちなみにXboxとは、2001年からマイクロソフトが販売する家庭用ゲーム機です。
Nintendo Switchがみんなで遊べるという価値観を軸に展開しているのに対して、
Xboxはハードウェアの質に徹底的にこだわり、プロゲーマーやゲーム愛好家をメインターゲットとしています。
マイクロソフトによると、高性能ゲーム機の世界市場のシェアはソニーのプレイステーションが70%に上るのに対し、
Xboxは30%程度にとどまります。
そこで、マイクロソフトは積極的なM&Aを通じて競争を勝ち抜く戦略を進めています。
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2022年1月には、人気FPSコールオブデューティーを有するアメリカのアクティビションブリザードを
690億ドル、約9兆円で買収することを発表しました。
また、かの有名なマインクラフトの開発会社も2014年に買収をしています。
では続いて、マイクロソフトの業績の推移を見ていきましょう。
直近5年間の売上と利益を見てみると、右肩上がりの成長を続けており、
売上高CAGR、年平均成長率は15.7%となっています。
この数字は、ガーファムの他社4社と比較しても高水準と言えるでしょう。
日本企業全体のCAGRが約0.8%と言われているのと比べると圧倒的な成長率と言えます。
さすが世界を代表するグロース企業ですよね。
続いて、事業分野別の売上高を見ていきます。
いろはに投資の記事ではわかりやすくグラフで解説をしているので、
ぜひそちらもご覧になってみてください。
事業分野別に見てみると、サーバープロダクトとクラウドサービス、
そしてオフィスのプロダクトとクラウドサービスの比率が
全体の59%と大きな割合を占めていることがわかります。
これらに含まれる事業のうち、近年はクラウドサービスの成長が
マイクロソフトの業績に貢献してきました。
2018年から2022年までの年平均成長率は40.8%に達しています。
クラウド市場は成長が見込まれており、今後も成長ドライバーとして期待ができます。
しかし一方でゲーム事業の割合は低いことがわかります。
マイクロソフトはXboxなどゲーム事業も展開はしていますが、
売上高の割合は9%と少ないことがわかります。
ただ、マイクロソフトはアクティビジョンの買収など
ゲーム事業の拡大に積極的ではあるので、今後割合が伸びていく可能性があります。
では続いて、今後のマイクロソフトの株価について見ていきましょう。
これまでマイクロソフト株は過去10年で8、9倍ほど値上がりをしていて
大きなリターンを享受した投資家も多いです。
ですが、今から買っても遅くはないのか、これから値下がりはしないのかと
気になる人も多いですよね。
結論を先に言えば、マイクロソフトの株価は調整局面でありながらも、
今後さらに値上がりする可能性はあります。
ここからは、その理由とマイクロソフト社の業績が今後どうなるかを予想していきましょう。
まず、1つ目のポイントは人員削減です。
マイクロソフトは、2023年1月、同年3月までに全世界で1万人の従業員を削減すると発表しました。
開戸の数は全従業員数の約5%に相当します。
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景気の交代が懸念されている中、人件費の抑制を通じた収益の改善が求められているからです。
これまでは、好調な業績や市場拡大の期待から採用人数を増やしてきました。
マイクロソフトの従業員数は、2019年から2022年にかけて5割も増えています。
もともと、2008年のリーマンショック以降、アメリカの巨大IT企業は一貫して採用を増やしてきました。
それが加速するきっかけになったのが、2020年から始まったコロナパンデミックです。
新型コロナの感染拡大によって、リモート事業や在宅勤務など人々の生活が大きく変容した結果、
インターネットサービスへの需要が急増しました。
その需要の急速な拡大に対応する形で、マイクロソフトをはじめとする大手IT企業は採用を増やしました。
また、新型コロナの収束後も生活のオンライン化が進み、市場が拡大するとの期待感も背景にありました。
しかし、実際には経営者の見通しが間違っていたことが明らかになりました。
テスラやアップルなどの大手企業が出社を義務付けるなど、経営者が想定していた通りのオンライン化は進みませんでした。
それに追い討ちをかけたのが、FRBによる急激な利上げです。
その結果、アメリカが景気交代に入り、マイクロソフトの業績が悪化するのではないかと懸念が高まっています。
従業員の増加に見える収益を確保できない以上、リストラによって人件費を削減する必要があります。
人件費の削減によってコストが減少し、収益性が改善をしていきます。
そして、業績の押し下げ要因が減ることで、同社の将来の純利益が増加します。
市場は、この経営判断を交換し、発表後、株価は上昇傾向にあります。
景気が深刻になる前にリストラで対応し、低成長に備えようとしています。
その柔軟性の高さやスピードの速さを市場は評価していると言えるでしょう。
続いて、マイクロソフト株を見ていく上でのポイントの2つ目は、AI開発に多額の出資をしているということです。
マイクロソフトが注力しているのは、AI領域です。
中でも、2022年11月にマイクロソフトが多額の出資をしているオープンAIが公開した対話AI、ChatGPTは世界の注目を集めました。
ChatGPTとは、オープンAI社がリリースした高度な対話ができるAIです。
質問を投げかけると、自動で文章を生成し、返答してくれる機能があります。
このAIは、その対話能力の高さから世界中の注目を集めています。
ペンシルベニア大学の検証によると、経営学習士、MBAの試験科目に合格するほどの論文を書いたとのことです。
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AIによる高度な文章や画像は、日常の業務における文章やプレゼン資料の作成の効率性を劇的に改善する可能性を秘めています。
調査会社グランドビューリサーチによると、生成AIの世界市場は2030年までに年平均35%ものペースで成長し、
1,093億ドル、約14兆1,600億円に到達すると予測されています。
マイクロソフトは、2023年1月に2019年の10億ドルの投資と合わせて、
オープンAI社に数十億ドルの追加投資をすると発表しました。
そして、マイクロソフトの製品にChatGPTをはじめとしたオープンAIのサービスを標準搭載し、
先進的なAIインフラの構築を目指しています。
将来的に強力な収益の柱になるのかが注目です。
では、マイクロソフトの株価はまだ上がるのでしょうか。今買ってもいいのでしょうか。
ここからはマイクロソフト株に関するトピックを考察していきます。
まずは株価と財務分析についてです。
2023年1月30日の時点での株価は248.16ドルとなっています。
ガーファムと比較すると、マイクロソフトやPERやPBRでは比較的割高といえます。
また、経営効率を示すROEが高水準となっています。
配当はガーファムの中ではAppleと同様に出していることがわかります。
続いて株主還元について見ていきましょう。
マイクロソフトは配当を出しています。そのためインカムゲインを期待することができます。
ちなみにマイクロソフトはかつて配当しない会社として有名で、
Windowsの成功にもかかわらず1975年の創業から2002年まで配当金をしゃらっていませんでした。
また、アクティビジョンの買収のように同社の経営戦略上、
株主への配当よりはM&Aを通じた成長を重視しているため、配当利回りは決して高くありません。
そのため、配当についてはおまけ程度に考えて長期保有によるキャピタルゲインを狙うことがおすすめです。
また、マイクロソフトには株主優待もありません。
アメリカには株主優待という制度自体がありません。
株主優待は日本独自の監修であり、アメリカの企業は基本的に株主優待を行っていません。
一方で、利益常用金を株主に還元するか事業へ再投資するかの判断が
シビアに考えられる傾向が強く、さらなる企業成長に期待が高まります。
そして、マイクロソフトに投資をする上では金利の動向に注意する必要もあります。
アメリカの高インフレに対処するために、2022年3月から始まった利上げが米国株の下落を招いてきました。
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一般的にマイクロソフト株をはじめとするグロース株は金利の上昇に弱いとされています。
その理由はいくつかありますが、利上げが行われると債権と比較してバリエーションが割高になってしまうことや
金利の上昇による支払い利息の増加が業績を悪化させることが挙げられます。
では、金利上昇は今後も続くのでしょうか?
結論から言うと、金利上昇を過度に警戒する必要はありません。
理由は、アメリカのインフレはピークアウトしたと考えられているからです。
2023年1月に発表された2022年12月の米国消費者物価指数は、前年同月比、プラス6.5%と6か月連続で鈍化しました。
7%を下回るのは1年1か月ぶりです。
市場予想では2023年春にも利上げが終了すると見込まれているため、そこまで心配する必要はないと言えるでしょう。
いろはに投資の記事では、さらにマイクロソフト株を買うのにおすすめの証券会社も解説をしているので、ぜひ概要欄の方からチェックしてみてください。
今回のエピソードでは、マイクロソフト株を購入するための方法や、今後のマイクロソフト株の動向について解説をしました。
最後に重要なポイントを3つまとめます。
1.マイクロソフトはクラウド事業の拡大で成長を維持してきた。
2.オープンAI社に多額の出資をしており、AIによるサービス拡大で今後も着実な成長が予想される。
3.マイクロソフト株を買うなら、ネット証券であるSBI証券、楽天証券がおすすめ。
本日の息抜き。今回のエピソードでは、マイクロソフトについてのお話をしました。
その中でも私自身注目したいのは、以前の息抜きコーナーでも取り上げたChatGPTについてです。
2019年、2021年にもマイクロソフトは投資をしていますが、
今年の1月23日にマイクロソフトはChatGPTを手掛けるオープンAIに、
さらに今後数年で数十億ドルを追加投資すると発表しています。
アメリカのメディアでは、投資規模について最大100億ドル、つまり約1兆3000億円との観測も出ています。
従業員を減らす一方で、AIへの投資を強化する戦略です。
オフィスの製品や検索エンジンBingとの連携も視野に入れているようです。
そこで対抗してきたのがGoogleです。
Googleは2月6日、利用者の質問に自動応答するAIサービスを一般公開すると発表しました。
2月3日には、AIの研究開発を手掛けるスタートアップ企業との連携を発表しています。
このように、AI市場は現在非常に注目されている市場です。
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今後も目が離せません。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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