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2025-03-05 13:41

受験とお金のリアル:教育格差・受験費用・投資視点で徹底解剖!

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サマリー

このエピソードでは、受験と経済の関係が深く掘り下げられ、教育格差や受験費用の増加がテーマとなっています。特に、家庭の経済力が受験に与える影響や、奨学金の活用による負担について考察しています。受験市場の活発化が家庭の経済力に影響を与え、教育格差の問題が浮き彫りになっています。また、教育関連企業の業績が向上している一方で、受験費用の増加が奨学金制度の重要性を高めています。

受験シーズンの現状
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
おはようございます。インターン生の園野です。
さて、3月に入り、大学受験は前期日程が終わって、合格発表を待つような時期だと思うんですけど、
そして、高校入試とかも関東では終了して、合格間近の人も多い時期ですよね。
確かに、もうそんな時期ですか。皆さん、受験生の桜咲いてほしいですよね。
本当ですよね。
地域によっては、まさに受験本番を迎えるところというのもありますし、
受験シーズンの緊張感がピークに達している時期なのかなというふうにも思います。
本当に、なんとか皆さん幸せになってほしいなというふうには思うんですけども。
特にリスナーの方の中には、お子様が受験生という方も多くいらっしゃると思うので、
最後までサポート頑張ってくださいという感じですよね。
受験費用の増加
ということで、本日は受験とお金のリアル、教育格差、受験費用、投資視点で徹底解剖というテーマでお話ししていきたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
本編に入る前に、恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。
今日の用語は、ディフェンシブ銘柄です。
ディフェンシブ銘柄とは、景気の影響を受けにくく、安定した業績を保ちやすい企業の株を指します。
例えば、食品、医薬品、電力、ガス、通信などの業種が該当しますね。
つまり、景気が悪くなっても需要があまり変動しない業界ですよね。
確かに食事や医療というのは、どんな状況でも必要なのかなというふうに思います。
はい、そうですよね。
今回のテーマである教育業界というのも、ディフェンシブ銘柄にされることが多いです。
というのも、受験や進学のニーズは景気に関係なく一定の需要があるため、学習塾や教育関連企業の業績は安定しやすいんです。
確かに、食品は医薬品だったり、電力、ガスほどではないにしろ、教育需要というのは割と安定してありますもんね。
はい、そうなんです。ということで、本編に戻りましょう。
今回は受験と経済をテーマにお話ししていきたいと思います。
はい、受験と経済の関係って意外と深いですよね。経営に与える影響や社会的な側面、さらには教育市場の成長まで多くの要素が絡んでいきます。
はい、そうですよね。教育費の負担が家庭の消費構造に影響を与えたり、進学率が労働市場に波及したりと、様々な視点から見ることができます。
例えば、最近のデータでは、大学進学率が上昇し続けているものの、奨学金の利用者も増加しており、返済の負担が社会問題になっていますね。
はい、その通りですね。あとは、教育格差の拡大というのも指摘されていたりしますよね。都市部では、塾や入校への投資が一般的ですが、地方では十分な教育機会を得られないケースもあります。
確かに、そうやってみると、受験を通じて見えてくる経済的な課題も多いですね。本当にこうやって考えると、子どもって高級といいますか、お金にかかるものなのかなというふうに思うんですけども。
そうですね。少子化の理由も納得していますね。
いや、本当に。最近のニュースでも、教育費の高騰や受験競争の激化が話題になっていますよね。
受験は本来学力競争であるはずなのに、単なる学力競争ではなく、家庭の経済力によっても大きく影響を受けるものになってきていますよね。
なんか最近知って驚いたんですけど、例えば私立中学校に行く生徒の通熟率って何と50%を超えているみたいなんですよ。
効率よりも経済的負担が大きくなっていますよね。
確かにそれは驚きですね。そもそも私立だったら塾なしでも十分とか僕も思ってしまうんですけども、実際には多くの生徒が塾に通っているんですね。
はい、そうみたいなんですよ。
さらに大学受験に目を向けると、今年2025年1月に行われた共通テストの受験率は何と過去最高の45.5%に達しました。
総合型選抜とか推薦入試が増えている中で、とりあえず共通テストを受けておこうという考えが広がったというのもあるかもしれません。
はいはい、でもそうなってくると受験費用の負担っていうのがますます大きくなってくるんじゃないかなというふうに思いますし、
受験するたびに質願料ってかかるじゃないですか、滑り止めのための複数の大学を受験することも一般的ですし、
そのままあれば受験にはどれぐらいの費用がかかるのかっていうと、ざっとどれぐらいなんですかね。
はい、そうです。まず共通テストの受験料ですが、3科目以上で18,000円、2科目以下なら12,000円となっていまして、成績通知を希望するとさらに800円追加されますね。
共通テストはやっぱり第一次ということなので、それだけではなくて国公立であったり私立大学の受験料もかかってきますよね。
はい、そうですね。本当に共通テストだけで決まることのほうがレアですので、国公立大学の二次試験の受験料というのは大体17,000円、
そしてその一方で私立大学の一般選抜ってなると1校当たり35,000円もしてきますね。
入試形態にもよるんですけれども、共通テスト利用方式など実際に現地に行かないような入試でさえ、15,000円から2万円とかが相場って言われています。
いやちょっと高いなって正直思っちゃいますよね。
そうですよね。
受験する大学の数によってもかなり負担が変わってきそうだなというふうに思いました。
はい、平均的に調べたところは四方向1校、それと準ずるような偏差値のところを2校ぐらい、滑り止めをさらに2校の合計5校程度というのが妥当とされているみたいで、
私立大学の受験校数というのは4から6校が平均と言われていました。
そのため大学受験費用というのはそういう平均的な場合でも40万前後とされていますね。
政府の対策と影響
ただ今調べてみると中には10校以上受験するような方もいるので、そういった場合というのはさらに高額になると思います。
はい、僕静岡出身なんですけども、実際こっちに受験する際には2月の頭ぐらいからずっと1ヶ月ぐらいホテルにいて、
そこでそれこそ早稲田慶応あたりは全部受けたので、それこそそうですね、5日連続とかあったんじゃないですか、受験とか。
へー、すごい。
いやもう本当に親には感謝ですよね、受けさせていただいてっていう感じで、
いやーでもその収穫費であったり交通費を考えたらどうなんだろうっていう。
いやー1ヶ月近く泊まる、仕方ないけどそうなってきちゃうけど相当な費用になりますもんね。
でも幸い僕が受験したときはコロナ禍だったので、ちょうどゴートゥートラベルとかもやってたんですかね。
とかあったりとかで、まあ宿泊費かなりだいぶ安かった印象なので、まあなんとかそこは救われたかなと。
まあタイミング的には良かったですね。
そうですね、なんとか。あれがなかったら僕今ここにいないかもしれない。
いやー本当に負担ですよね。
いやいや本当にもうちょっと親の気持ちになったらそんな、僕だったらちょっともうちょっと減らしなさいって思っちゃいました。
いやただ実際その受験料が高い上に地方から都市部に大学受験する場合に新幹線とかにあったり、
まあその1ヶ月近くのホテル代とかの宿泊費っていうのは本当に大きな負担になると思いますね。
で、入学手続きの段階で入学金とか初年度の学費必要になってくる大学もあるじゃないですか。
なんなら1回入学費とか払ったけど後から追加合格して取り消しとかなんか効くじゃないですかそういうのも。
本当に計画的に資金準備することが重要ですし、本当に大きな負担になっているっていうのは分かりますよね。
はい。こういったその経済的な負担を軽減するために政府はどのような対策を取るべきでしょうかね。
はい、そうですね。例えば一例ですけども小学金の給付型の割合を増やすことであったり、国公立大学の受験料の引き下げとかが考えられますね。
あとはこういう地方から都市部に大学受験される受験生の交通費や宿泊費の一部補助制度っていうのを導入するのも有効だとは考えられます。
少し前には河野さんのツイッターが話題になっていましたよね。大学入学交通テストの実施回数を増やすみたいな。
はい、ありましたよね。2024年に河野太郎さんが大学入試の交通テスト一発勝負ではなく複数回受験できるようにするべきではないかとXで提言したことが本当に話題になっていましたよね。
はい。試験当日の体調であったり、天候などに左右されずに実力を発揮できる機会が増えるっていうのは良いことだと思うんですけども、
逆に受験費用の負担がさらに増すのではないかといった懸念もありますよね。
本当にその通りだと思います。複数回受験できるとか複数回チャンスがあるんですけど、それに挑戦できるのは経済的に余裕のある家庭の受験生ということになってしまいますよね。
そういう余裕があって何回も受けられる子たちは一番いいスコアを提出できる一方で、金銭的に厳しい家庭は1回限りとか認罪代金を活用しなければならない。
そこで力を出し切らなきゃいけないってなると本当に差が出てきますよね。
受験市場と公平性
あとは今の共通テストとかも本種と追試が2回行われていますけど、ただ追試の方が難しいとかも言われてるじゃないですか。
実施会によって難易度に差が出たりとかもするので、複数回実施って難しいんじゃないかなって思ってしまいますね。
本当ですよね。つまり、受験機会の増加が公平性を損なう可能性っていうのもあるっていうことですよね。
はい、そう思いますね。
受験費用の補助であったり、受験回数に制限を設けるなど、バランスを取るための施策っていうのが必要になってきそうですね。
はい、そう思います。政府がこうした政策を検討する際には、経済格差がさらなる教育格差につながらないように制度設計を行うことが重要になってきそうです。
本当にそうですよね。
ということでここからは教育関連銘柄を紹介していこうと思います。
受験市場が活発な限り、教育関連企業の成長が続く可能性があります。
その代表格が、早稲田アカデミー、証券コード4718です。
この早稲田アカデミーは、南韓中高の進学塾、早稲田アカデミーを運営しており、個別指導や社会人研修も展開しています。
生徒数の増加と授業料の引上げで業績を伸ばしており、2024年4月から12月期の売上高は前年同期費7%増、準利益も6%増となりました。
株価は2025年2月10日終わり目で2037円となっています。
今って結構少子化じゃないですか。
そういった中で、生徒数増加であったり、授業料も引き上げているという話があったんですけども、利益をちゃんと上げているという。
何かこれ、他の塾とは違う差別化ポイントというのはあったりするんですか。
そうですね。そもそも合格実績という点で結構トップレベルというのもありますし、
あとは受験、中学受験する数もどんどん増えて、少子化とはいえ割合とかも増えているので、母数は多いというのもあると思いますし、
あと個人的に思ったのが、アセダアカデミーって優待で授業で使える金券みたいなのを配っているんですね。
そういうのもあって、特にそんなに塾選びでこれといってこだわりがない場合、結構魅力的に移ったりもするのかなと思ったりもしますね。
そうですね。圧倒的な合格実績とそういった優待があるってなったら、結構親としても安心して子どもを通わせられるのかなと思う。
確かに納得の数字にはなってきますね。
はい、そうですよね。続いてご紹介するのが東新ハイスクールを展開する長瀬です。
こちら証券コード9733となっています。こちらも教育市場では存在感を示していますよね。
2025年1月29日に発表された2024年3月期の連結売上高は、前年度期比1.2%増の529億8600万円。営業利益は15.5%減の45億3800万円となりました。
この企業はオンライン教育の拡大にも力を入れており、デジタル化が進む教育市場で今後も成長が期待されています。
株価は2025年2月10日終わり値で1886円となっています。
オンライン教育の伸びしろってまだまだ大きいんじゃないかなと思っています。
特に地方の生徒にとっては、都市部の高品質の授業を切られるという、それこそ教育格差をなくせられる唯一の手段といいますか、メリットになるんじゃないかなと思いました。
本当にそうですよね。教育市場の動向というのは、投資の観点からも興味深いと思います。
今日は受験と経済についてお話ししていきました。
ポイントを3つにまとめると、受験市場は活発で、家庭の経済力と進学の選択肢に影響している。
受験費用の負担増加により、奨学金制度の重要性が増している。
そして教育市場の成長に伴い、関連企業の業績が向上、この3つにまとめられます。
教育は将来の投資ともいえますが、そのための負担が大きくなっていることも事実ですね。
本当にそうですね。
本日ご紹介した企業は、主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿もお願いいたします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントをもとに改善を進めてまいります。
これからも引き続き頑張りますので、コメントよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。
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