こんにちは、プリマナです。
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そして8月で早川さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
前回の収録、だから今放送されている分ですね、7月分で、私夏に花火大会に行きたいっていう風に言ったじゃないですか。
行ってましたね。
叶いましてっていうか、行くことになりまして。
この収録時はね、ちょっとねタイムロスがあるんで、もう行ってないんですよ、今の収録時点では。
そうそう、ちょうど今日です。8月2日放送なので、今日私は。
そうなんだ。どちらの花火大会ですか?
港未来です。
マジで?どちらだって、俺住んでながら知らないって言うね。
いやなんか3年ぶりかな、確かに港未来で。
あのー、カナンシャとかある?
あったね、昔。
ところで開催されるらしく、今年は。
あ、そうなんですかって、僕がなんで地元民になるの。
あ、そうなんだ。
お家から花火見れたりしないですか?
いやー、ちょっとローカル話で恐縮ですけど、港未来って言えばね、ランドマークタワーとかなんですけど、
家の近くからランドマークタワー見えるので、
遠いんだけど、じゃあ花火も見えるからますます近づく必要ないの。
本当に?8月2日の何時くらいかな?18時?19時?
確かにそのくらいだったなー、なんかまだ10代の頃に行きましたね。
あ、本当ですか?
1回か2回、でそこからそう後ずさりしてみたいなね。
なんか横浜って花火大会、僕の20代までの記憶なんであれですけど、
その8月のたぶんそこと、あと開港記念日ってあるんだよ。
開港、港?
そう、で横浜市の公立の中学校と高校とか全部休みなの、小学校。
へー
それ6月の2日とかじゃないかな、だからそこ花火大会やるんですけど、
そういうのないよね。千葉とかも港あるよね。
なるけど、開港記念日なんてないです。千葉県ってあるぐらいで。
あ、それって休みになるの?
休みに、小学校とかは。
あ、じゃあそれはみんなあるのか。
そういう意味では横浜市民は開港記念日に休みだから何をするかというと、
東京ディズニーランドに行くんですよ。
神奈川なのに、神奈川で楽しまないんですよね、開港。
いやいや、だってほらその平日、ディズニーランド平日に行ければって、それでも混んでるじゃん。
しかも横浜市民のそういう学生結構行くから結局混んでるみたいな感じだけど、
6月2日と言えばディズニーランドに行くんだよね、僕はですけど。
千葉県民にはない発想でした。みんな県民の日は休みで、しばらくからディズニーランドに行く。
あれでなんでまた港未来なんですか?
いっぱい探したんですよ、花火大会に。どうしても行きたいと思って。
例えば墨田川の花火大会とか江戸川とか全部中止で、
唯一あったのが港未来のみで、
もう浴衣も着るっていうのを決めた周辺の美容院っていうんですか、
ヘアセットと着てくれるところを予約し。
すごい、それは周辺でやるもんなんですか?
そうしないと大変か。
大変なのもそうです。
人による?
私こっぱだかしいんですよね、千葉から横浜まで長い電車を浴衣で行くのが。
でも帰りは?帰り着替えるの?
帰りも近くで女子会みたいにホテルを取りまして、
めちゃくちゃ大混雑で取るの大変だったんですけど。
そうなんだ。
帰らなくていいように横浜近辺のホテルを取りました。
すごい、僕とは対局でガチですね。
帰るのは嫌だもんね、汗だくで人混んでてさ。
本当はホテルから見るかなとか思ってたんですけど、
そこは実際大学最後の夏を楽しめていく。
楽しみですね。
じゃあぜひ港未来の花火大会、興味あるんでまた写真でも送ってください。
はい、送ります。
どっちが横浜の人かわかんないね。
そんなところで今回も本編に入ってまいりたいと思うんですが、
今回はどなたにインタビューされたんでしょう?
生物学者の小林武彦先生にお話を伺いました。
生物はなぜ死ぬのかという本をメインにインタビューされたと思うんですけど、
これはそういったきっかけだったんでしょうか?
そうですね、生物はなぜ死ぬのかって実は去年かな、
発売されて1年以上経ってると思うんですけど、
ずっと新書でね、高段社の新書で、書店でもタイトルからいいじゃん。
興味ささられますよね。
言われればそうだし、小林先生に高段社の人に怒られるかもしれないですけど、
タイトルとしてはパンチが効いてれば効いてるけど普通と言えば普通。
でも意外と誰もが小さい時から考えてて、
哲学的なさ、科学的であり哲学的なものだったので、
すごくずっと気になってて、インタビューしたいなとは思ってたんですけど、
こんな感じでバタバタなんでなかなかタイミングなく。
ただね、インタビューの中でもお話あったかもしれないですけど、
インタビュー時点で本当に数十万部相当売れてると思うんですけど、
前回調節課の同志聴取提供予定の愛坂さんもおっしゃってましたけど、
愛坂さんの本と小林先生の本って、
やっぱりコロナ禍ですごい売上が伸びたらしいんですよ。
そこは愛坂さんも言ってましたし、小林先生にその話触れたかは覚えてませんけど、
やっぱりそれで売上が伸びるというのは複雑なところはあると思うんですけど、
何が言いたいかというと、やっぱり戦争とかコロナ禍で、
人がもういつも以上に死を身近に感じたとか、
その辺があると思うので、多分すごく売上が伸びたのかなと思いつつ、
僕がでもこのタイミングでインタビューさせていただこうかなと思ったのは、
プライベートの話で教室警戒。3月末に父を亡くしたので、
そこでちょっといろいろまた考えさせられることがあって、
そこでこのタイミングでいつものように講師混同させていただいて、
東京大学の研究所にお邪魔してお話を伺ってきました。
まさにさっきおっしゃった通り、新書大賞2022年代に獲得。
そうなんだね。
まさに世の中の風潮を反映してっていうところと、
あとは何か資生観っていうのを生物学の観点から捉えるっていうのが、
すごく興味深いなっていうふうに思ったので、
この本そしてインタビューともにお楽しみいただければと思います。
ということで早川さんと小林武彦先生のインタビュー第1回をお聞きください。
今日は東京大学にお邪魔しまして、東京大学の定量生命科学研究所、
ゲノム再生研究分野教授で、理学博士の小林武彦先生にお話を伺います。
小林さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。どうも小林でございます。
ここにも東京大学定量生命科学研究所とありますが、
今日はやはり小林先生にベストセラー、そしてロングセラー、
生物はなぜ死ぬのかについて中心にいろいろお話を伺いたいと思うんですが、
改めてこの研究所、そして先生の今のお仕事、
一言で言って難しいかもしれないですけど、
僕らに分かりやすく教えていただくとどういう感じなのか。
ここの研究所は東京大学の附属の研究所で、
正式名称は読んでいただきましたが、東京大学定量生命科学研究所。
実はこの壁紙を前にインタビューに答えるのは何年か前の記者会見以来で、
だから浮かすなことを言えないですね。
いつも肩書きを背負ってやってると思うんです。
そうですね、まさに背負ってますよ。
Institute for Quantitative Bioscience、定量って意味ですね。
そうですね。
生命科学研究所は多分お分かりになると思うんですよ。
生物学の研究所ですね。
だから構成員は生物学、あるいは医学、倫理の先生もいますけど、
ほとんどは生物学、あるいは生命科学、医学の先生です。
定量がちょっと気になるよね。
いろいろこの研究所ありまして、
生物学って他の物理とか科学と比べてちょっと違うというか、難しいところがある。
それは生物を使うでしょ。
実験する人、実験するラボ、実験する研究所によって多少データが変わってくるのよ。
私たちのデータはこうです。
こちらはこうです。
どっちかなみたいなのが時々あるんですよ。
実験方法は全く一緒。
一緒だとしても。
だから相手が生物なので微妙な条件だとか何かが違うんでしょうね。
それで違ってたり、最悪の場合、捏造っていうこともあるわけですよ。
生物だから違うのは当たり前で、うちは正しいんだってちゃんと実験やってないっていうこともあるでしょ。
ニュースとかでたまにある。
そういうのがこの研究所でも昔ありまして、
今しめの意味も込めてきちんと定量しようと。
定量するメソッドも開発しようと。
再現性のあるデータが出せるように、私たちは生物生命科学に取り組みますよという意思表示として。
定量生命科学研究所です。
ちゃんと再現性がある科学として、きっちり信頼の受けるデータを出しますよという意味を込めて。
ありがとうございます。
そして小林先生、ご自身はその研究所の中でいくつもいろんな研究を抱えていると思うんですけど、
もっかいわかりやすくもし言えることがあればどういう感じなんですか。
簡単に言ったら老化の研究をしているんですよ。
老化というといろいろな研究があるんですけども、
その中で私は生物学者なので、老化して死んでいくというよりは、
老化するんだけども、生命というのは連続しているじゃないですか。
その一個一個の個体、人から見ると、老化して死ぬというのは終わりなんだけども、
そしたら生物というのはとっくの昔に絶滅していますよね。
そうですね。
でも38億年前から今まで続いているということは、ずっと連続している何かがあるわけですよ。
確かに。
一番最初にできた細胞は多分38億年前に一個の細胞ですよ。
それがずっと長い間進化をしながら今まで来たわけですね。
その間に一回も私も早川さんも、途切れることなくご先祖様が。
途切れていたらいないわけですね。
もちろんそういう方もそういう生き物もいるんでしょうけども、
我々は幸いにして途絶えることなく、
ずっととにかく私たちの祖先を遡っていったら同じ人になると。
そんなに遠くないと思うんですよ。
ずっといったら世界中の人も同じ祖先になると。
もっとずっといったら世界中の生き物は同じ細胞になると。
この生命の連続性を支えているものは何だろうかというようなことを研究してますね。
ちょうど昨日、久々に2001年宇宙の旅を見ていて、
オープニングで類人猿というか人類の描写があったので、
そういうことですよね。
大元は必ずどこかに打ち当たるわけですよね。
みんな遠い親戚なんですよ。
人だけじゃなくて、草も葉っぱも植物も牛も魚も。
そんな中で今日いろいろお話を伺っていきたいんですけど、
せっかくなので、たまたま朝今日ニュースを見ていたら、
先生は当然ご存知だと思いますけど、
世界最大のバクテリアが見つかったというニュースがありまして、
そして同時に世界最大の認識蛇が見つかったというニュースがありまして、
さらに最近世界最大の淡水魚が見つかったというので、
これなんか巨大化進んでるんですかね?
そういうことはあるのかもしれないですよ。
温暖化があるし、
地球の環境が変わっていくと、
生き物も当然影響を受けますから、
ちょうど1年ちょっと経ってますけど、本当にロングセラー、ベストセラーで多くのところにも取り上げられてるんで、
今日はちょっとひょっとしたら切り口が違うかもしれないんですけど、
この本で先生、いろんなこと書かれてますけど、せっかくなので、やっぱり読んだ方もかなりいらっしゃると思うんですけど、
改めて、今日この時点で、これもっとここ伝えたかったんですけど、
もし感じてることがあれば、この肉性でやっぱり伝える機会っていうのは貴重なのでいただきたいな。
本っていうのはある意味読み物ですので、読んでいただくのがたぶん一番よくわかると思います。
私は研究者なので、ちょっとそこに新しい理論だとか、自分なりの見方が入ってます。
それはある意味本のエッセンスみたいなもので、基本的には読み物を楽しく、こんな考えもあるんだって読んでいただければよくって、
私がその本に書きたかったことは全部本に書いたり。
結局書きたかったことは進化のこと。生き物っていうのは進化でできたんだよということです。
私たちはポッて生まれたわけではなくて、すごい長い、先ほどお話ししましたけども、
38億年前に最初の生物ができてから脈々と受け継がれている生命。
その間にずっと進化し続けて、ここまでたどり着いて、これから先も進化していきます、もちろん。
という中の、今この時点での生物の形なんですよね。
生物は進化が作ったというところをまずお伝えしたかった。
そこの辺のところをまず理解していただけるとすごくありがたいなと。
じゃあ、進化は何ですかと。進化とは何かというのは、プログラムなんですよ。
プログラム?
プログラムです。コンピューターのプログラムとして。
演算みたいにして、A-B-C、A-B-C、そういうような単純なプログラムの繰り返しなんです。
そのプログラムは何かというと、変化。
これ変異と言ってもいいんですけども、変化とそれが増えて選択される。
変化と選択なんですよ。
変化というのは多様なものができるということ、多様性ですね。
選択というのは、いろんなものができた中で、たまたまその環境で生き残ったというのが選択です。
だから選択というのはある意味、裏返せば死ぬことなんですよ。
選択されたやつは生き残るんだけども、ほとんどは選択されていなくて、
それは死んで消えていく、あるいは絶滅していくわけですね。
変化しては選ばれ、変化しては生き残るというのをずっと繰り返していると、
やがて生き残りやすいのがどんどん増えてくるじゃないですか。
その結果が今ここにいるということなんですよ。
この変化と選択のプログラムを動かすためには、死ぬこと、絶滅することというのはある意味必須で、
私たちはそのプログラムの中で生きているから、ある意味、死ぬのはしょうがないかなというのが
生物学的なある意味、死の意味というふうに考えてもいいです。
僕たちは何で死ぬのかなというふうに、誰でも一回は考えるじゃないですか。
そのときに絶対、歳とるからだね、それは運命だね、よくわかんないけどもそうできているんだね。
だいたいその3つの答えはどれかだと思うんです。
その4つ目として、これは生き物が進化してくるためには、あるいは来たためには、
私たちが存在するためには必要なものだったんだ、これからもそうなんだというような4つ目の考え方が提示できて、
それがご理解いただければいいなと思います。
死ぬ意味について、生物学的にはこういう説明もあるんだよというようなことを皆さん方にお伝えして、
もしかしたらそういうことを考えると、ちょっと気が楽になるということに対してね。
あるいは自分の過去の人、昔の人に対する見方も、あるいはこれからの人に対する見方も、ちょっと変わってくるかなと思ってね。
要するにそのプログラムの中で、今現実面で私たちは生きている。
そのためには過去にたくさんの死があった。
私たちはまだプログラムの中で生きているから、次にも新しい生があるだろう。
そういうところを現状認識をちゃんとしっかりとすることが、今をしっかり生きることにつながってくるかなと思ったりもします。
ありがとうございます。
先生にプログラムという言葉を言っていただいて、一瞬プログラムという言葉だけをすると、
なんか俺らもプログラミングで動いてたのか、みたいなちょっと冷たい印象を受けたんですけど、
先生がお話を伺っているとむしろその逆で、
実は後を先生に取らせていただくときにも、ちょうど父が亡くなったタイミングで、
禁心者で亡くなったのは、今41歳なんですけど、この年で亡くなったのは初めてなんで、
そういう意味では恵まれてたかもしれないですけど、やっぱりすごい喪失感いっぱいだったときに、
先生の本の中で、やっぱりその死は個人の終わりではなく、進化に必要。
子孫の中で生き続けているって。
よく誰かが亡くなったときに生き続けているって言うじゃないですか、その魂がどうこうって。
それはそれで慰めにはなったんですけど、いわゆるスピリチャルな部分じゃなくて、
先生が今おっしゃったことも含めて、本当にその生物学的に残っているというか、
そういうことを先生が言ってくださった上での今のプログラミングっていうと、むしろ温かいですね。
そうですね。プログラミングっていうと今風なんだけども、ある意味自然の法則みたいなもんですよね。
だからそのお父様は亡くなられて残念ですけども、生きた証として立派な息子さんがおるわけで、
そのことに関してある意味死んじゃったことを、みんなで葬式してくれたり思ってくれる人がいるっていうことは、
お父様は幸せだったんじゃないかなと思います。
いずれ人は死ぬので、そこはしょうがないんですけども、それをどういうふうにして捉えるかっていうのは、
いろんな捉え方があってもいいと思うんですよ。
あるいは何も考えないということもありだと思います。
でも生物学的には人も生物ですから、ある意味そんなふうにして進化的に順番かなとか、
こういうことがずっとつながってきて今があるのかなとか考えることも一つのアイデアですね。
私たちが自分たちを励ますというか、理解しながら生きていく上でのね。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
いただいたご質問等はこの番組内で取り上げさせていただきます。
概要欄のURLからどしどしお寄せください。
そしてこれまで100以上の番組をプロデュースし、累計ラウンロード数3億の早川さんが教えるポッドキャストブランディング講座が開放されます。
映像やブログ、SNSを頑張っているのになかなかファンの獲得につながらない。
発信に重点が置かれてしまって創作活動や本業に時間が削られる。
そんな悩みやお持ちの方に、コアなファンとつながれるメディア、ポッドキャストであなたのブランドを作る方法を教えます。
詳しくは概要欄をご覧ください。
そしてもう一つお知らせです。
早川さんと参加者の方がお気に入りの本をシェアし合うQRカフェも、8月24日金曜日19時からZoomにて開催されます。
今月の本の紹介をお願いします。
はい、今月はですね、この本です。
ワンシングということで、ずっとQRカフェではかなり小説とか文芸、もしくはノンフィクションに寄ってきたんですけども、全然読まなくなっている。
これ一応ビジネス書、自己啓発書なんですかね。
もう全然読まないということで、結構ボロクソに最近は言ってましたけど、この本だけは実はもう8年ぐらい前に買って、ある人から教えてもらって、本当に人生のバイブルですね。
タイトルの通りですね、ワンシング一つのことということで、一点周知がもたらす驚きの効果ということで、この本本当に僕の人生を変えた一冊で、
このリアルの本でもKindleでも買ってるんですけども、この本がなければ今の僕はないと思いますし、
かといって完全にできてるわけでは全くないので、すぐあれもこれもあれもこれもって広がってしまうので、本当にちょうど今また読んでですね、
1年に何回か振り返る本としてですね、今までも僕ごとあるごとにこのお伝えしてきたんですけども、
なのでQRカフェで皆さんと共にこの本を取り上げたいと思いますので、ぜひタイミングが合う方はご参加いただきたいと思いますし、
実際に参加が難しい方もこの本をぜひぜひ読んでいただけるといいなと、人生変わりますので、思います。