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2023-05-31 13:02

#49 "デザイナーとビジネスオンチ"について考える - Inputalk Design

【平日朝9時配信】「Inputalk Design」は、デザイナーのイワイ(@iwi_des)とりゅー(@ryuki_kyoto)が、最近インプットしたことについて、10分くらい話していくPodcastです。

#49のトピックは「"デザイナーとビジネスオンチ"について考える」です。

ちょっとしたスキマ時間のゆるいインプットにどうぞ。

00:01
Inputalk Designです。この番組は、現役デザイナーのIwaiとRyuが、 最近インプットしたことについておしゃべりするラジオ番組です。
とも、UI UXを中心にいろんなデザインをしているIwaiです。
メンタルヘルスのセルフ系アプリ、青い赤いのデザインをしているRyuです。お願いします。
はい、お願いします。
じゃあ、今日のトピックは僕から。
ウェブデザイン会社のベイジー、ご存知でしょうか。
知ってます。
代表のSogitaniさんのブログで、 デザイナーはビジネスオンチになるなっていうのがあって、
うわー、俺だって思ったっていう話なんだけど、
そもそもビジネスサイドに理解があるデザイナーって少ないよねっていう話から、
ビジネスサイドの期待に応えられるデザイナーっていうのは、
1、スピーディーにプロアクティブに行動できる。
2、一つのスタイルに固執せず柔軟に対応できる。
3、デザインの世界の正解ではなく、ビジネスに寄り添って考えられる。
4、ビジネスの文脈を汲み取って提案できる。
5、権限を持ったビジネスパーソンと対等に議論・意見できる。
6、お金、数字、利益、LTB、生産性などの感覚を持って判断できる。
7、優秀なビジネスパーソンと同等のコミュニケーション能力があるっていうのを挙げてるんだけど、
経営者としてわかると思う反面、デザイナー出身の方なんだけど、
デザイナーと接した経験を踏まえるとなかなか難しいなあと思ったりするみたいな話をしてて、
まあ厳しいなあって、できてないなあって思う反面、
ここで書いてるのは、オペレーションメインの仕事だったら全然問題なくバリューを発揮できるんだけど、
非デザイナーのコミュニケーションが増えたり、ビジネスと経営に直結するようなデザインが増えてくると、
苦手意識が出てきて上手く立ち回れなくなるみたいな話とか、
多少ラフでもスピーディーにみたいな感覚じゃなくて、
時間をかけて丁寧にやるみたいな、美意識みたいなのをそもそも持っている人も多いから、
そこと悔い合わせが悪いよねとか、
あとお金やビジネスに関して、そもそもそういう世界観が好きじゃなくてデザイナーになったっていう人も多いんじゃないかなと、
ここすごいグサって刺さったんですけど、
03:07
ビジネスやマーケティングつまり商売にはつきものの一部のユーザーをバッサリ切り捨てる最大公約数的思考、
商売として不可非な誠意なく合わせのむ現実に対してユーザーファーストやインクルーシブデザインなどの美しい概念、
これカッコがついてるんですね、カッコつきの美しい概念を持ってして、
経営者やマーケティングに対して批判的攻撃的なポジションを取りたがる人もいるって書いてあって、
これは俺のことだって思いましたね。
前の会社の時も思ったんだけど、一番お金を持っているゾーンにアプローチするみたいな考え方が苦手で、
取りこぼしているところにばっか目が行っちゃうんだよね。
例えば、富裕層というかちょっとお金を持っている20代後半がターゲットのプロダクトってなると、
結構僕は身近にお金持ってない友達の方が多いからさ、
そういう人たちが友達が不幸せになっていくような感覚があったり、
そういうのがモヤモヤして、うまく動けなくなっちゃったりみたいなのがあって。
なるほど。
そうそうそうそう。
だからね、それでその後に、デザイナーはそういう時に、
経営人とかが食い合わせ、対立構造になった時に、
あの人たちはデザインを分かってないみたいなことを言うけど、
デザイナーに理解がないみたいなことを言うけど、
ビジネスサイドからしたら、あのデザイナーはビジネスに理解がない。
もうデザイナー視点しか持ってないみたいな感じの不満が出てくるよねっていうことがあって、
まあ確かに。
それはこっちが思ってたら向こうもそう思うだろうなと思う。
そう。反省したっていう話ですね。
なるほど。
どうですか?
いやこれね、これ見ましたよ。見ました。
見ました?
そう。
今結構僕はその、社内にいてデザイナーが一人なんで、
見回りはビジネス視点とか、いかに売り上げにいいみたいなところになってくる。
もちろん今メンタル減っているから、お金がお金がみたいな感じではないんだけど、
でも売り上げがないとやっぱり続かないっていうのも揺るぎない事実だよねみたいなところで、
06:07
意識的な優先順位とかもやっぱり、いかにちゃんと売り上げとして積み重ねていけるところが大事だよねみたいなところもあるから、
分かる。
そうだね、むずいな。このノートのことは分かるし、どっちかというと俺はそんなデザイナーとしてのこだわりみたいなのが、
比較的ラフでも一回出して議論するっていうのも全然OKで。
まあそうだね。
我々はそっちよりかもしれないね。デザイナーの場合から見たら。
グラデーションだよねとか言ったらみんなそうされそうだよねって感じになっちゃうけど、
これに対する引用リツイートとかも見てるとさ、結構意見分かれてる。
分かれてはないか。でも捉え方がいろいろ、基本共感をしてるか。
基本共感をしてて、ある人はビジネスの勉強をするし、でもそっちに寄りすぎると今度はそっちに寄りすぎてデザイン視点が薄くなっちゃうじゃないかと不安になることもあるし、
今度デザイン側にすると今度はビジネス的にあんまり意識できてないなみたいになるから、もう終わりないと思うとか言う人もいれば。
確かに。
まあ、互いに寄り添えられるようになったらどうすれば寄り添えるようになるんだろうなと思って。
だってその、なんだろうな、デザイナーとしての美意識が薄れるとか、そういうのってなんだろうな。
お互い歩み寄ってないからな感じはしませんか?
うーん。
デザイナー側がビジネスサイドに歩み寄ってないのはもちろんなんだけど、ビジネスサイドもデザイナーに歩み寄ってはないなっていう感じが。
うーん。
あ、けどビジネスは前提だから、歩み寄る…
そうだねー。
デザイナーだけが目的が変わっちゃってるのか。
そういう言い方もありそう。
うちの代表の人とワンワンした時にも、ビジネスモデルみたいなのって結構、人間でいう骨格レベルの話で。
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そうするとその骨格がいけてないのにどんだけいい肉とか表層をつけてもすぐ崩れちゃうみたいな。
っていう風に考えつって。
あー、なるほどね。
そうだよね。
確かにデザインめちゃくちゃいいのに閉じちゃったなみたいなサービスって結構あるじゃん。
背景とか細かく見えてないからあんま単純化するの良くないと思いつつ。
だからそういう時にデザインができるほどとはみたいな気持ちになっちゃう時もあるというか。
ベースとしてちゃんと存続していける構造になってるってのはやっぱり。
前提として考えるみたいな捉え方は結構ピッタリ来るというか。
その上で、それを前提とした上でじゃあどう良くするかみたいな。
多分それの考え方ができてるのって我々がスタートアップにいるからな気がするんだよね。
意思決定者とかに近い位置でまだビジネスモデルもしっかり組み上がってない状態だから言えるというか。
まだだいぶビジネスサイドの人間な気がする。
その大きい会社でさ、もうなんだろうな。
めっちゃ分業が進んでてみたいな。
そう、分業が進んでて。
大ぽかしてもまあ会社はこけないだろうっていう状態でこの意識を持つのはだいぶ難しい気がするな。
そうだね、確かに。
想像できてなかったもん。大きすぎて。前職とか。
そうだよな、確かに。
金額の規模感とか、いくらで会社が潰れるのとか。
あと大きすぎると部署間が対立することもあるから。
そうだよね。
確かによくあるさ、デザインは数字で解釈できないから別の目標を立てようみたいな。
目標設定みたいなのが結構響いてる。
確かにね。
端節的に売り上げを上げているのを測る指標がないよね、今。
UXとかもさ、なんとなく使いやすいからって使い続けてくれてる人も多いと思うんだけどさ、それを測る指標ってないじゃん。
そうなんだよね。
それむずいよな。動詞の訂正的になっちゃうし。
これを経営陣に説明するって結構タフな仕事な気がするな。
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そうだね。
逆にそこに需要があるかもね。
ビジネスサイドとデザインをつなぐっていう仕事に。
うーん、そうだね。
またそこはまずのほうがビジネス音痴ではない状態とはみたいなのになるかなとは。
そうね。
いや、おもろいね。ちょっと頑張ろうという気持ちになるな。
じゃあ皆さんもビジネス音痴になるかならないかは一旦置いといて、ビジネス音痴について考えてみてはいかがでしょうか。
そうですね。
じゃあ今日も一日で頑張っていきましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
13:02

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