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2022-11-11 13:35

第394回 「仕組み化」と「人材育成」のバランスとは?

第394回 「仕組み化」と「人材育成」のバランスとは?

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、前回は厳しめ健一郎出まして
失礼いたしました。
久々にモード入った時にドキッとする、濃い井上先生が見えましたが
いやいやでも、やっぱり良い関係性を作るためには、厳しさの岩盤の上にじゃないと良い関係は立たないという
お話くださったような形で一言提言は、組織の変更した以上、上の人間が方針を立てないであれば
下の人間と対話なんて成り立たないので、まず明確な方針をちゃんと伝えているのかということを
自分に問うてほしいというようなお話で良かったですかね。
はい、その上であなたがやるべき役割はその方針に基づくとこういうことなんだけどっていう
ミッションをちゃんと渡してあげてますか?
という問いかけでしたよね。
ぜひね、そちらのたまには厳しい井上先生をね、触れたい方はぜひ前回聞いていただきたいなと思っておりますが
早速今日の質問いきたいと思います。
今日はね、ご質問だけなんでちょっと状況がわからないんですが読みたいと思います。
ご紹介させてください。
いわゆるしじまち的な部下が多く、業務が計画通りに進みません。
そこで一つの答えを出すのに、具体中傷ができるような問いかけをして答えを出すよう指示をする際に工夫をしていますが、なかなかその力がつきません。
もっとスピーディーに業務を進めるために、メンバーを活躍させるためには、どのように育てていけば良いものでしょうか。
こういうことで、どこを課題として使っていけばいいかなと思うんですけど。
途中で中傷具体に上ったり下がったりしながら、相手の考え、思考を回すっていうことを一生懸命頑張ってらっしゃると思うんですよね。
ただその、業務がスピーディーに動かないっていうところが実際的には悩みなんじゃないかなと思うんですね。
この方のね。
あれ、まだやってないの? 言われてないんだよみたいな。
そういう言葉かどうかわかんないけど、そういう状況があるって言わないとやらないから、
もうちょっと自分で考えて自分で進めて、自主的に進めてほしいなと思ってるんだろうと思います。
冒頭に業務が計画通りに進みませんと書いてありますからね。
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計画通りの、いくつかの側面からの切り口があると思うんだけど、
計画通りに進みませんっていうことで言うと、
中傷具障を混ぜながらいろいろ話をしてるっていうような接点をちゃんと持ってるんであれば、
実は計画自体を部下本人に作らせるっていうことからスタートする必要もあるよなって気もするのね。
つまり本人の作業の工程管理上のスケジュール化するプランを、
全部製造で言うとガントチャートみたいなやつ。
ああいうのを自分でまず作らせる。
で、このタイミングでこれをやります、このタイミングでこれをやります、
このタイミングでこれをやりますっていうことをまず作らせて、
例えばこのタイミングでこんなことをやるのかなっていう違和感があったら、
これ何のためにやるのって聞いてもいいし、
これって注意点は何とか。
つまり叩きたいとなるものがないと、
一個一個に対して要点ポイントを相手に伝えることはできないと思うんだよね。
だからまずは大きなラフスケッチ的なものでもいいから、
進行表なるもの、プランを本人にまず描かせる。
ということからスタートして、
この人はここについて足りてないな、
そういうポイントに対話の時間を割くようなことをしてみてもいいんじゃないかなというのが一つです。
それともう一個は、定期的な進捗管理の中で、
これはちょっと概念的な言葉かもしれないけど、
指示を受けるのを待ってるんだとしたら、指示を取りに来いと。
変な言い方だけど。
今週は何をしましょうかって指示を取りに来いっていう場面があってもいい気がするのね。
でもその前提は自分で立てたプランがあって、今ここまで進みましたと。
来週どんな点に注意したらいいですかねっていうようなことを、
自分はどう思うのってそのときに、もう計画立ててるんだから、
自分がどこにポイントを置いてるのって聞いて、
こここうだよって指示しても俺はいいと思うんだよね。
だからそれは、指示が来るまで待ってるんじゃなくて、
指示を受けるという場所を、ちゃんと進捗管理の中に設定しちゃう。
ただしこのルールは、指示を受けるで指示をもらいに来るっていうルールなのね。
だからどうしたらいいですかっていうんじゃなくて、
これをこうしようと思ってるんですけど何かありますかっていう聞き方に絶対しなきゃダメっていう。
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自分の考えを出して足りないものの確認をするという。
そう。自分の予定をちゃんと述べさせて、
それに対して不足感とかズレ感を修正するっていうのが、
指示を受けに行くという場なので。
何もないんです、来ました、言ってくださいっていうのは、
これは指示マッチと全く変わらない。
なるほど。この方の言っている指示マッチのような部下になっちゃいますね。
そうじゃなくて、あくまでも自分のつもりがどこにあるかをまず語らせること。
私はこういう予定です、つもりです。こんな見込みです。
っていうような自分の中の計画、プラン、予定みたいなのをやって、それとのズレ。
その予定の危うさに対する指摘とかっていうふうにすると、
だんだんポイントとかのズレが少なくなってくるんじゃないかなとは思う。
なるほど。
この指示マッチというよりも、業務が計画通りに進まないっていうのは、
たぶんそれを井上先生もおっしゃるとおり、スピーディーにもっと業務を進めたいという話と、
こっちが経営というか仕事上で起きている現実的な課題問題ですよね。
ここに今は抽象具体とかの思考力の話なのかなというようなところで、
これが改善するっていう前提での話の質問でいただいてますけど、
業務が進まない話ってもしかすると、どっちかというと構造というか、
それこそ最近で言うならDX化することでの改善で、
あくまでもその仕事が決まった作業なのであれば、
上の人間がDXというか構造化していく仕組みで対応することによって解決してしまう問題を、
人材の何かっていう問題に当てたときに、
ここでいろいろどっちの問題とするかって結構悩むことってよくあるような気がするんですけど、
この点ってどう?
まさにおっしゃるとおりで、
やっぱり人材育成、人材を育てなきゃねっていう側面と、
業務をスピーディーに計画通りに無事に進行させるっていうことは、
解決策は違う方面があるかもしれないね。
でもこの人は、よりスピーディーな計画通りに仕事を進めるためにというテーマ設定して、
人材育成的な側面でやってるんだと思うんで、
その試みと気持ちは私は悪いことではない。
ただし、そのときに本人の気持ちに何があるかということを、
本人がどういうふうに思ってるかということを、
抽象具体の中で探りながら出すというよりは、
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目に見えるものに落とし込んで、
それこそ計画通りにものを進ませるというテーマに従った形に明確に見えるものに、
相手の考え方を落とし込むというプロセスを踏んだほうがいいよっていうのは、
今言った予定と計画、本人がどういうふうに立ててるかをまず作らせて、
それに基づく進捗管理を定期的にちゃんと丁寧に行ってみてはいかがですかっていうことなの。
だからテーマは計画通りに業務を遂行させるような組織にしていく。
そのためには途中でDXなんか考えてもいいんだけど、
でも併せ、自分のところにいる人材をもっと主体的に動けるような人材に育てようと言うんであれば、
何回も言うけど、どう考えてるかっていう、思考を回させなきゃいけないので、
抽象と具体の対話では、そのときに質問問いかけることによって相手の思考を回すんだけど、
これ大事な作業なんだけど、これだけだと計画通りに進めるというテーマとは、
ちょっと時間がかかりすぎちゃう。
やってることが悪いんじゃなくて、もうちょっとその同じことをやってるんだけど、
もっと具体的な計画通りに業務を遂行させるというテーマに、
より近づくやり方に変えてみてみてどうですかってことが言いたい。
なるほど。でもそういう意味で言うと、テーマとしては、業務をスピーディーに効率よくやっていくというテーマに対して、
どっちかっていう話じゃなくて、両方をちゃんと動かせばいいわけですね。
主体的な人材を育てるという形での彼らの育成と、それはそれでやるけども、
ちゃんと効率よくやるためのDX的な仕組みかっていうのは、別にどっちっていうことじゃなくて、
同じテーマに対して2つの課題を設定すればいいっていうことですか。
そういうことです。人材育成というテーマだとしても、
人材育成のテーマをするために業務が計画通りに進むということを題材にして語っていく。
なるほど。
だから両方とも入れ込んだってんだけど。そんなふうに考えればいいんじゃないか。
いやでもニコタイレスで、それって効率化だけでいいんじゃないのに、
余計なこと考えすぎじゃないっていう考え方もありそうだなと思ったんですけど、
出ちゃうなと思ったんですが、両方アップロードすればいいわけですよね。
だってDXだって進めようと思えば、どういうふうに進めなきゃいけないかって、
人間が思考しないとできないのでね。
それは害虫にしちゃって、害虫に全部ないかけたらノウハウはたまらないので、
そこにちゃんとどういうDXを構築していくかという社内の知見がないとダメだから、
やっぱりそこでも人材は育ってないと困ると。
なるほどですね。
今度ちょうどですね、今すごい伸びてる社老司の事務所の先生が、
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ちょっとポッドキャスト始めたいということで、今ちょうど企画中なんですけど、
社老司業という業、人材育成と社内組織のDXが異常に進んでて、
めちゃくちゃ参考になるんですよ。
ぜひ井上先生、ゲスト、お話を2人いただきたいなという、
しかもちょうどローム人事って密接というか切っても切り離せない縁のところなので、
お話いただきたい方が、人を扱う仕事をしてる組織の中はめちゃくちゃDXだらけだからこそ、
人間ぽい踏み込んだ仕事ができるという組織を作っているので、
ちょっと楽しみだなと今ふと思い出したので。
そうとも言えますね。
3、4ヶ月後くらいになっちゃうかもしれませんが、ゲスト対談やりたいなと。
ぜひぜひ。
思っております。ぜひご紹介させてください。
ということで、今日のところはこんなところで終わりたいと思います。
ぜひぜひ頑張っていただきたいと思います。
ありがとうございました。
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