00:05
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。井上健一郎の組織マネジメント研究所、
井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今年、2024年、初めての回となります。
改めまして、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まあ、なんかね、やっていきたいとは思いますけど、なんかざっくりと、
その回にしちゃね、違う番組になっちゃうんで、あれですが、
今年、どんな年なん?っていう話、せっかくなんで。
はいはい。なんかね、よくある、10巻12誌でね、表すのがあるんで、
なんかそんなような方向からどんなことが言われてるか。
今年は、きのえのたつっていう。
ひのえのたつ、そうですね。
きのえ、きのと、ひのと、ひのえ、ひのと、
こうおつ、へいて、ぼきこう、しんちんきっていうやつね。
あの、しんちんき。の、こう、一番最初です。
そうか。一番初めか。
で、12誌でいうとねえ、うしとらうなので、
きのえのねが一番、10巻12誌の組み合わせ監視のスタート。
そのきのえのねうしとらうたつのたつ、きのえのたつっていう年って言われてますが、
ちなみにね、甲子園ってきのえのねの年にできてるから甲子園。
そうなんですか。
さらっと入れてきますね。
ちょっとここに手元にね、その監視の年の特徴なんていうのを書いてある本もあるのでね。
私がいい加減なことを言うよりちょっと読むとね。
春になって古い殻から新芽を出していくという意味なんですが、
まだ寒さが残っているため、勢いよく芽を伸ばすことができない様でもありますよと。
きのえは株と表しているように、球体制という殻を破って歩みを始めなければならない。
それには球体制の抵抗や妨害があってなかなか前へ進まない。
そこでこの妨害と戦いつつ慎重に進展を図らなければ成功しないよっていうふうに書いてあるんですが、
ちなみに60年前って何があったかっていうと、
1964年。
03:01
オリンピックじゃないですか。
オリンピックの数。あとね、東海道新幹線が。
そのさらに60年前って言うとね、ロシア戦争が始まった年。
1904年。
日露戦争が始まった。
やっぱり新しいチームがガッて動き出す年なんだろうなって。
確かに時代をググって動くタイミングに重なってるんですね。
そんなような感じなんでしょうね。
だから今年以外とか、何かグッと新しい展開があるかもしれないですね。
なるほど。そういう年ですか。
はい。だからやっぱり、世の中がそうやって動くときって経済も動くし、人も動くし、いろんなものが、価値観も動いたりするんでね。
前進するってだけじゃなくてね、いろんなものが変わるっていう意味で言うと。
うんうん。
しがみついてるとまずいなみたいなこともあるんですかね。
まあね、やっぱりAIとかね、生成AIとかも、高度化ってのがすごく急激に激しくなるだろうしね。
だから変わってくると思うんですよ。本当に自動車とかね、移動機関に関しても変わってきたりするだろうし。
ということでね、きのえさん。今日はこのぐらいにしてね、もうちょっと掘り下げてもいいんですが。
これ以上やるとね、いろいろ持ってこなきゃいけなくなっちゃうんでね。
このぐらいにしておきましょうか。
一つの参考までにということでね、とても昔の歴史があるね。
一つの学問でもあるんでね、いかせていただけたらなと思いますが。
いきましょうか、今日の。
今日のですね、質問だけお寄せいただいておりまして、ちょっとお立場等々わからないんですが。
はい。
早速紹介させてください。いきましょう。
はい。
そんな中でこれからの時代ってきましたね。いきますよ。
これからの時代、一人一人が社会にどう向き合うのかをしっかり考える必要があると思っております。
ただ一人で考えていても変化は起きない。
立場を越えて自分の思いを周りの人たちに伝え、話し合うことで大きな変化が生まれるのではないかなと考えています。
そこで、井上先生にお聞きしたいことがあります。
話し合いや前提の共有など準備をしっかりと行っていく中で、それでもうまくいかなかったプロジェクトなどはありましたでしょうか。
そこから得られた知見などがあればぜひ教えていただきたいです。
またそのような状況からの対処法などもあればお聞かせいただければ嬉しいです。
こういうことですね。
どういうニュアンスと受け止めますか、ご質問の方は。
前段として、これから大事なことは、一人で社会というものの、社会とか環境でしょうね、
06:00
向き合っていくことが大事だけど、一人だけで向き合うわけにいかないよねと。
なので、いろんな人と対話をしたりしていくことで、変化が生まれるし、変化していけるんじゃないかということで、
一人じゃなくて、ある種仲間とかチームとかで、そういうことに向かっていこうということが大事だろうと思っているという前提で言うと、
でも、だからプロジェクトみたいなのが立ち上がって、こういうものが大事なんだよ、これに向かっていくんだよという前提をしっかり共有して、
しっかりと話し合うんだけど、ということが大事だとこの方は思ってるんだけど、
そう思ってるけど、たとえば井上あなたの経験の中で、そうしたんだけど失敗したことってあるの?っていう質問だと思うんですね。
もしかしたら、この方が本当に聞きたいところのポイントと少しずれてしまう可能性もなくはないんだけど、
その意味では、なぜそう言ってるかというと、前提の捉え方、共有の仕方がどこまでのレベルにあるかということ。
この前提の置き方によっては、理解度がその後違ってきちゃうということもあるので、
そういう意味で失敗したっていうのは何回もありますよ。
そうですよね。
プロジェクトが途中でなくなるなんていうのは何回も経験したし、
実際新しい事業へのトライみたいなときでも、途中で経営サイドと現場サイドの意見が合わなくなってきちゃうみたいなこともあって、
失敗までいかないものでも、途中すっごく右翼を拒絶しちゃったみたいなことはあるんで。
そういう意味では、この方は前提をしっかり共有した上でっておっしゃるけど、
前提っていう中にどの程度のことまでが入ってるかっていうのはすごく大事で。
そこが気になりますか。
気になるっていうか、まず大事ね。
例えばだけど、これは新しい事業を開発するプロジェクトがいて、前提となる顧客ターゲットはこの層だよと。
それから我々が送り出すものはこういうものだよとかっていう前提は決まってると。
これも前提だからね。
その上で予算はいくらだよ、これも前提。
でもそれってよくあるビジネス設計としてある程度もう既に確定している前提ですよね。
初期であればあるほど前提の数ってのは少ないわけですよ。
ここは今度は話し合いが大事で、やりながら話し合っていくと障壁にぶつかったりとか、
09:00
いろんなことが起こるので、これってどうするよ、ああだよねこうだよねっていう話し合いになっていく。
話し合いのベースってやっぱり価値観なので、どういう価値観で我々はいくべきか、何が大事なのかっていうようなことをベースに話し合っていって、
この価値観まで共有されていれば失敗の率は減るんだけれども、
ここで問題なのは、同じ前提で同じ価値観で話し合いもちゃんとできているけど、
でもうまくいかないっていうときは、逆に言うと前提と価値観の間違いかもしれないのよね。
だから今度さらに深めるためには、そこで僕なんかが教訓としてたのは、
価値観って言葉は当時感じてなかったと思うんだけど、
前提とやり方、話し合いによってこうだねって、その場にいる人間たちが最適だと思っていることで進むこと自体を一回否定してみる必要はあるね。
そのぐらいの考え方をしないと、途中でうまくいかなかったときに、
これはだめだね、どうしようもないねっていうほうにはまりやすいのよ。
もう手がないにいきやすいんだよ。
仕方がない。もう諦めのほうに言い訳の流になりがち。
そうそう。だからこれ以上やってもしょうがないですね、みたいな。
で、プロジェクトってなくなっちゃう。
なんだけど、じゃあ前提ってこのターゲットにこの商品だよねって、こんなサービスだよねって思ったって、
このターゲットっていうのだけは揺るがさないのか、このサービスっていうのを揺るがさないのかによっては、
他の前提は変えていく必要もあるかもしれない。
なるほど。
とか、それをやるときにそれが変わっていくなら、
我々は品質を重んじていこうよ、ハイエンドのものを求めていこうよ、って言っても違うかもしれない。
だから失敗して覚えたのは、
自分たちがやってることが間違ってないっていう思いを持てば持つほど、失敗だけで終わっちゃう。
それよりも、もしかしたらこれもあるかもねっていう幅を持って、
プロジェクトを進める予算的な余裕があるかどうかもちろん出てくるんだけど、
それは置いておいても、
やっぱり思考の中で限定的な思考に行かないようにするってのがすごく大事だなと思ってましたね。
前提の疑うっていう、その前提がどの次元で疑うって共有できてるのかっていうところですか。
12:01
だからやっぱりみんなで話し合う中で、
この方なんかはそういうことが大事だと思ってるならば、
これはみんなで共有している前提はこれだねということは置いておいても、
推測・仮説の中で、これが違うとしたら何なんだろう、
っていうようなことをどっかで意識し続けると、
その後の会話の中でその場に提供できるこの方の意見・情報がより良くなると思う。
みんなも、それも言えるねっていう気づきにつながるようなことを言えるんじゃないかなというふうに思いますね。
これなかなか難しい質問だと思うんですけど、
井上先生が言ったら、音楽業界って無形なんで、
もう前提を疑っちゃったら何でもありになっちゃうような世界にいらっしゃったじゃないですか。
ある意味、音楽というもの自体が前提を疑っていったりする集団じゃないですか、アーティストと。
ただね、そういう意味で音楽の中でタレント・アーティストプロダクツを立ち上げるときには、
そのアーティストの根源的な欲求とか目指すものっていうのは、
これは絶対的に揺るがせない前提の中に入る。
そうだとすると、例えばどう伝えていくか、どういうプロモーションを組み立てるか、
どういう人に最初にリーチするか、みたいなことは我々にちょっと考えさせてくださいねということは言っとかない。
っていうのはありますね。
今まででどうなんですか。前提ひっくり返しのプロジェクトみたいなのって、あんまり言えないのかな。
もう一個言うと、僕が失敗したなと思うことで多いのは、
前提よりもどっちかというと価値観の違いによるすり合わせができなかったときの失敗かな。
具体的にどういう名刺ですか。
例えば、こういうアーティストをこういうふうに売りたいけどって言ったときに、
例えばね、僕はアーティストの担当者としてプランニングしました。
でも周りの人間が、いやそれ違うだろうとかって言ってたりとか、
自分が担当しているメディアではそれは難しいよっていうふうに言われたりとか。
ある種、それぞれが持っている規制概念というと悪い言葉に聞こえちゃうんだけど、
持っている価値観とか判断基準みたいなのによって、
できないよって言われたりうまくいかないよとかっていうふうに、
前に進めエネルギーが作れなかったとき。
15:01
これはね、前提はみんなもわかってくれてるんだけど、
価値観ベースでの手法とかまで落とし込んでいったときに、
根本的に価値観が違うので。
なるほどね。だから手法でぶつかってんじゃなくて、
価値観での相違がちゃんと共有化されてないで互いが納得してないんで、
どっちみちぶつかるよねっていうやり取りになっちゃってるのに気づけず進めちゃったパターン。
例えばさ、このアーティストは音楽というよりも背景によるこの人の、
世の中の考え方みたいなことがすごく大事なアーティストだねって例えばする。
そうだねそうだねって言ったら、
例えば僕が、だとしたら自分の考えをしっかり語られる紙メディア、雑誌とか、
そういうところをどっかでちゃんと押さえたいなと思ってるときに、
ある人は、「いやそりゃ違うだろうと。
そういうのこそ、ラジオとかそういうメディアのほうが大事なんじゃない?」
みたいなことを考えるとか。
そうすると、ラジオ担当の方も紙の担当の方も、「どっちなんだろう?」みたいな。
とか中途半端になっちゃうわけよ。
なるほどなるほど。
あれどうなったって聞くと、
いやすいませんちょっと難しくてうまくいかなかったんですよね、になっちゃうっていうか。
そういう経験は結構ありましたね。
まさにこの方の聞きたいところなんですかね。
でもこれから本当にね、大前提を疑って対話が大事って言われますが、
対話をすれば新しいものが生まれるというよりも、
対話っていうのはズレが見えてくるんで逆に言うと、
フラストレーションもあれば、腹立つこともあれば、悲しむことも起きがちなんでね。
遠藤さんが今すごくいいことを言ってくれました。
そのズレです。
ズレっていうものに対してどう向き合うかってことが大事になってくるんだろうなと。
その後に気づかれてるからのご質問だと思いますが、
一旦今日のあたりはこの辺で終わりたいと思いますけれども、
これを踏まえてまた。
そうですね。もうちょっと違うんでこんなこと聞きたいよってことなんですかね。
ぶつかったズレの話とか具体的にあれば、
それこそ井上先生の真骨頂でますので、
聞いていただきたいなと思っております。
ということで終わりましょう。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上健一郎への質問を受け付けております。
ウェブ検索で井上健一郎と入力し、
あからクリエイト株式会社のオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料メルマガや無料動画も配信中です。
ぜひ遊びに来てくださいね。