場作り入門セミナーの開催
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますけれどもね、今回は2回にわたってオンラインセミナーをね、
ポッドキャストのリスナーの皆様の限定でね、今回やらせていただいたんですけれども。
タイトルがね、組織マネジメントのコアキル、場作り入門セミナーということで、2日間30名30名でちょっと今回限定的にちょっとスタートしたところ。
満員御礼でね。
そうですよね、嬉しいですね。
両日とも埋まってしまいまして、またやらなきゃいけないなという感じしますけど。
はい。
せっかくなので、かなりね、いろんなアンケートのお声もいただいたり、井上先生としても双方向としてね、いろんな気づきがあったりと。
はい。
そしてどんな話したのかというようなこともあるので、ちょっと今日はそのあたりについてお話しいただきたいななんて思ってるんですが。
はいはいはい。
どうでしたか、そもそも、久々にやってみまして。
やっぱり2回やりましたけど、正直ね、若干内容は2回目変えたりもしたんですね。
何を理想したかという説明をしてるかというと、やっぱり久々にやってみて、
あ、そうだ、セミナーで話し手としてやるべきことってこうだったなっていうのが、
1回目がダメだったっていうんじゃなくて、1回目で再確認したみたいな感覚があって。
なるほど。
ちょっとね、1回目のほうには皆さんに情報が肩だったんだよね。
少し多すぎちゃったから、少し皆さんも取るべきところとか、
自身の中での相続ける話のテーマみたいなのかなっていうのを焦点合わせるのに、
少し時間かかっちゃったんじゃないかなと思っております。
ただやってみて、セミナーってやっぱりいいなっていうのと、正直な話ね、やっぱりやりたいなって思うのと、
あとは、アンケートなんかをありがたくいただいたときに、
伝えたいことと伝わり方みたいなことが、
それぞれの環境によってもちろん伝わる内容が違うっていうのは当然だと思うので、
この辺が良かったですって言ってくれた方たちも、どうしてそれが良かったかっていうのが、
やっぱり実際に仕事をされている現場との現状とのつながりみたいなのを持って、
自分たちがこういう背景があるんで、ここがこう感じましたみたいな、
そういう感想が多かったのがとてもありがたかったですね。
私としてはやっぱり現場、理論でしか話はしてないけど、
やっぱり現場で実際に抱えているいろんな課題・テーマに対して、
どれだけ有効に機能するかなっていうのが一番気になるとこなので、
そんなような少し感想もいただいたのでありがたかったなというのが、私の感想ですね。
やってみないとわからない中で大変井上先生と励まされたんじゃないかなと思うんですけどね。
そしてちょうどサロンもスタートしたばっかりということもあって、
場と会議の違い
かなりいろんな双方向の情報が飛び交っている状況ではあると思いますが、
今回の場作り入門セミナー、1時間弱のセミナーの内容としてお話しくださったので、
なかなかギュッとまとめるのも厳しいと思うんですけども、
せっかくなんでギュッとダイジェストとは言っても挑戦してみたいなと思うのが、
場とは何かっていう話を今日はここで少し皆様に共有できたらなと思って、
アンケートも場ってそっかっていう気づきがすごく多かったみたいで。
通常こう話の中で、そういう場があってっていう場っていう言葉はたくさん使うんですけれども、
ここで言う場っていうのは、引用もさせてもらいましたけどね。
インターネットの方が言ってらっしゃる、
人々の間の情報的な相互作用と心理的な相互作用のための入れ物なんだよっていう言い方をしていて、
それ、情報的相互作用と心理的相互作用の2つの相互作用で何が生まれるかっていうのがすごく大事で、
それを受けて私は、当日場とは何かが生み出される場所なんです。
何かっていうのは別に新しいアイデアとかそういうことだけではなくて、
新たなる関係性みたいなのが生み出されたり、高いエネルギーが生み出されたりとかね、
共通認識ができたりとか、とにかく何かがそこから生まれるんだよっていうこと、
それができるところが場といいますよっていう提起をしたんですね。
なるほど。わかりやすかったのが、場と会議っていうものの違いっていう形でお伝えくださったので、
そうか、会議もそういう意味で言うと場と混同しちゃってたんですが、
ここで言う場っていうのは会議とは違うっていう話がすごくわかりやすかったんですけどね。
通常の会議っていうのはやっぱりそれぞれ役割を持って出席しているので、
立場と役割みたいなのを背景に、その席に座っているので、
やっぱり発言って言っても、その責任範囲の中の発言が中心。
関係ないことに横から口出すわけにいかないよみたいなエネルギーがあるけど、
場っていうのは逆で立場を超えて、感じたものがあったらどんどんどんどんアウトプットされているのが一番いい状況。
会議っていうのはどうしても結論付けるというか、決めるというか、
みんなわかったな、これだぞっていうふうに収束していくっていうエネルギーが強いんですけども、
場っていうのは収束よりもその前の段階の拡散していろんな意見が出たり、
それってどういうこと?って掘り下げたりとか、そういったほうが大事なんですね。
収束は逆に言うと、今言う場の中で、改めて違うところで収束を迎えるってこともあってもいいぐらい。
なるほどな。場では開放的なほうにして、終わった後に別で会議として収束させるぐらいのことをしてもいいぐらいと。
そういうことです。でもその前段階が大事。
なんでかって言うと、それはお互いがどういうことを考えているかという意味とか意図とか、
そういうものを出し合ってやることと、
お互いが持っている情報をくまなくできるだけ出して、
その情報から物事を考えていくことが大事なので、
そういった意味では答えを導くための議論をするというよりも、よく言う対話。
それぞれが持っているものを安心してその場に出せて対話をしていくというようなことが、
場のエネルギーの中心でしょうね。
そのためには、みんなが考えていることを引き出すことが必要なので、
会議とは違ってファシリテーターという存在が重要だし、
ファシリテーションの中では大事な作業は、問いかける、問いを作るということが大事ですよね。
今のあたりのお話を聞いても感じますけど、やっぱり会議と場というものの違いがあって、
向かう方向の目的がそもそも違ってとかいうことを共有化されていないと、
心理的安全性も含めて非常に怖い場になっちゃいますよね。
そう。やっぱりアンケートの中でも感じたし、
情報の重要性とダイアログ
とはいえ日常業務で毎日忙しく一個一個の案件を処理しながら進んでいるぞっていうスピード感の中で、
そんな悠長な時間作れないですよみたいなこともあると思うんですよね。
基本ね、日常の仕事は収束ですからね。
そう。収束しないといけないのでね。
なんだけども、収束で出した結論がより良いものでなければ当たらなくなっちゃってるんですよね、世の中が。
だからということは、やっぱり人が持ってるエネルギー、情報、知恵みたいなものが、
いかに有機的に相互作用するかっていうのが大事なので、
そうすると、やっぱり変な話、仕事の業務時間の中なんだけど、
あえて今日はこの午後はずっと日常業務から離れて、缶詰になって話すぞぐらいの設計をしていかなきゃいけなくなる。
非日常としての別の空間、場というのを作らないとそれが起きないということですね。
これはもうデザインしていかなきゃいけないんですね。
あえて意図的に、自然発生的に場が盛り上がるっていう時代でもなくなってきちゃった。
例えばリモートワークなんかしてる人にとってはそれだし、ジョブ型の仕事をしてる人なんかもそうだし。
でもそういう人たちが持っている情報とか感覚とか感性とかっていうのは非常に重要なので、
そういうことを混ぜ合わせる場所っていうのは、
意図的に作っていかなきゃいけなくなってるよねっていうことを一番言いたかったんですよね。
そこがまず前提となってお話が展開してくださったので、
実際にそういう時にどういうファシリテーションをするのか、その時にどういうテクニック的なこともかなり紹介があったので、
非常にお腹いっぱいだったので、あれだけで得られない場合にはぜひサロンとかも活用した方がいいなっていうのは聞きながら感じましたけど、
いやでもやってみないといけないですしね。これ理論だけでやっても、バッツのあくまでも実践なんですもんね。
はい。だから私が当日やっぱりブレス取ってやってみた方がいいですよとか、案外101もそういうための作業としてはいいんですよというようなことも言いました。
定期的な情報交換から始めましょうなんてことも言いました。
そういうことをやってる方もいると思うんですけど、やっぱり場が大事なのは活発なアウトプットがあるかどうかだね。
まあ一般論で言えば盛り上がってることが大事ですね。
わかりやすいですね。
ワイガヤで。だから収集がついてない状態ぐらいのほうが本当はいい。
どっちが悪くないの?
それを作り出すのはどうしたらいいんだろうかっていうと、
やっぱりリーダーの方たちに考えてほしいのは、皆さんがファシリテーターとしてその場をうまく対話ができるような設計をしていかなきゃいけないねっていうことで。
ここの辺は少しね、ここまで来るとファシリテーターの立場にいるリーダーの方たちの特性もあったり、
仕事の業務の特性もあったりするので、
こうやればいいんですよって全員に当てはまるようなやり方があるわけでは実はないんですよね。
その辺は何回も言って申し訳ないけど、サロンなんかで話も深めていきたいし、
個別に質問があればどんどんどんどん、そんなこと言うけどってポトキャストにも質問くれればいいですしね。
そういう具体的なところは、よりここの事象をお伝えいただいたほうが、
その場合はこうですねっていう話がしやすいので、どんどん遠慮なくお伝えいただければいいかなと思うんですね。
バー作り明治になってほしいというメッセージもセミナーの中で言ってくださっていたのが非常に印象的でしたけども。
具体的な質問とセミナーの予定
ちょっと時間も近づいてきたんで、すみません。
バーってさっきほどさらっと定義をおっしゃられておりましたけど、もう一度お伺いしてもいいですか。
人々の情報的相互作用と心理的相互作用のための入れ物っていうのが、
イタミさんという方が提唱している定義なんですね。
入れ物なんですね。
やっぱり入れ物をちゃんと別途、ちゃんと作ってデザインしていかないといけないっていうのがこの辺にありそうですね。
この方もそれはどんな本で言ってるかというと、バノロニとマネジメントっていう本で言われてるんですね。
なんか井上先生とか書いたのかっていうぐらいの。
この辺はね、私もこのバっていうものを、この20年ぐらい前かな。
一生懸命これが大事だと思って、バの活動に参加したりしたときに売れた本でね。
以来ずっと私の中に定義として持ってるもので、
私なりにはそこから最終的にバから何かが生み出されるものなんだということを付け加えてるという感じですかね。
ということでですね、今回はセミナーのギュッとダイジェストということで皆様に少しでもお伝えできればというふうに思ってお話しくださいましたが、
ぜひこれは受けて、もうちょっと具体的に質問を聞いてみたいみたいなものがありましたらお寄せいただけたらと思っております。
井上先生はあれですか、しばらくは今のところはセミナーの予定はなし。
具体的には決めてないですけど、気持ち的にはやろうって思ってますけど。
いやそうですよね。ぜひね、たぶん参加できなかった方がいらっしゃるようですので、逆にあのポッドキャスターの方でこんなタイトルでセミナーやってほしいみたいなのがありましたらね、いただけたら井上先生にお渡ししますので、そちらもね参考に皆さんで引きずり出すというぐらいの感じでお声掛けいただけたらなと思います。
ということで終わりましょう。井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。番組では井上健一郎への質問を受け付けております。
ウェブ検索で井上健一郎と入力し、あからクリエイト株式会社のオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。