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2023-04-07 16:04

第415回 上司が「何を求められているのか」教えてくれません・・・

第415回 上司が「何を求められているのか」教えてくれません・・・

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast/inoue/q

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、 延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を わかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。 井上健一郎の組織マネジメント研究所
井上先生、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
ということで、今週も行きたいと思いますが。
はい。
早速、いいですか。
いいです。
今日は珍しい気がしますね。
ウェブデザイナーの方からお質問いただきましたね。
なんとなく勝手な、私のあってそうもない感覚でいうと、
ウェブデザイナーの方って、組織に悩むっていう質問、 来たことあんまりないなっていう印象があるので。
なるほどね。
そんな中ですけど、いただきましたので、 早速紹介させてください。
井上先生、遠藤さん、こんにちは。 初めて質問させていただきます。
私は今、ウェブデザイナーとして働いております。
新しい職場に転職をして、1年が担当としています。
右も左もわからない職場でもがきながら、 やっと勝手がわかってきて、
仕事にも集中できるようになってきました。
そんな中ではありますが、 上司と全くうまくいっていません。
何が悪いのか、何を求められているのかがわからず、 質問をしますが、気づくだろうの一言で一層され続け、
人事にも相談して、マネジメントする立場、 管理職であるはずなのに取り合ってもらえない事実を伝えました。
人事の方は真剣に話は聞いてくれるものの、 あまり根本解決を考えていないように見えており、
上司と話し合いができる場を設けて終わりました。
自分の能力や観点が足りないことは 重々承知していますが、
なぜ理由を伝えてもらえないのかわかりません。
伝えているつもりなのかもしれませんが、 私が理解できていません。
そして、人事の方の入った話し合い以降、 やたらとプライベートを聞いてきたり、
話しかけたそうな雰囲気を出してきて、 気にしようとしてくれているのかもしれませんが、
私にとってはその行為にまたイライラして、 私の中でどんどんと溝が深まればばかりです。
社長のことはとても信頼しているので、 この職場でもう少し頑張っていきたいなと思っているのですが、
チーム内環境は良くなくて悩んでおります。
何か私が見るべきポイント、 上司へのアプローチ方法などで、
アドバイスがあれば教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。
はい。
少し前提的に言うと、
こういう問題って、より正しく理解したいなと思うと、
やっぱり上司の方がどう感じたのか、
どう思っているのかがわからないと、
03:02
片方だけのお話だとつかみにくいところはあるんです。
そうですよね。
なぜそれを言うかというと、
上司の人はどう感じてるかっていうことを、
ある意味この方と一緒に推察してみましょうっていうのが 大事かなと思っていて。
はいはいはい。
そのためのヒントとなるのが、
人事の方が間を取りもって話し合いの場を作ってくれたと。
解決できなかったと。
ここでのことは何が話されたのか。
この方が今質問している理由とかそういうものを ちゃんと教えてほしいということを言ったにもかかわらず、
教えてくれない相変わらずなのかどうか。
おそらくそうなんだとしたら、なぜ言わないか。
上司が。
2つ考えられるのは、
それを考えることが仕事だよって言いたいのかもしれない。
なるほど。
気づくだろうって言ってる。
裏に、この人にある良い方の考えがあるとしたら、
良い悪いはないのかな。
やっぱり育成しようという考えがもとにもしあるとしたら、
そういうことを考えること自体が、この仕事の大事なポイントなんじゃないの?って思っているかもしれない。
自らそこに気づくということが大事だというメッセージが、
実はこの上司の方の背景にはかもしれない。
もう一個は、単純にこの上司の方もよくわからない。
両極で言うとね。
よくわからないというのは、そもそも人を育てるとか、
部下が聞いてきていることについてわからない。
なるほどね。部下の方の質問の意図だったり背景だったり。
よくわからない。
ちょっとダメな上司ボーイックかな。
真逆すぎて、どっちかって超大事ですね。
でもさっき言ったように、理由とかを教えてほしいんですよっていう場があったにも関わらず、
ないとしたら、今わかる事実は、それは言えてもらえないということだよね。
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じゃあどうするかって話になる。
あくまでも上司に理由は何ですかって聞いていっても、
これは疲れるだけだよねって話になる。
自分で探しに行くしかないよねって話になる。
わからないなっていうことがあるとしたら、
今リモートとか多いから横に同僚がいないかもしれないんだけど、
もしいるとしたら、逆に同僚に相談するって手がある。
どう思う?
同じような仕事をしている横の人に、
これってどう思う?ここちょっとわからなくて迷ってるんだけどって言ったときに、
同僚だと意外とぽそっと、こうなんじゃないとかって言ってくれたりするんだよね。
上司・部下という関係でよりも、ある意味フラットなところで、
職場にも慣れてきたっていうのであれば、
誰か他にもやってる人がいるだろうから、
これってどう思います?ってぽそっと相談したほうがいいよね。
上下でそれを解決しようとしないほうがいいかもしれない。
今井上先生がおっしゃってくださってるのは、
仕事を進める上で、今でいうと上司に確認したり聞いて教えてもらおうと思ってることが返ってこない。
それを仕事を進める上で得るためには、
上司じゃなくて横とか同僚に聞いたらっていう。
自分でも考えながらね。こう思うんだけどどう?とか。
もう一個、上司に聞く聞き方としては、
こういうふうに思ってるんですけど正しいですかねって聞く。
これなんでこうなんですかって理由を直接聞こうとするんではなくて、
自分はこう捉えてるんですけどっていうのを言うと、
一つのそれに対してイエスとかノーとかっていうものができるわけじゃない。
それを対象に話すということでいえば、何も言わないってことはないと。
違うよって言うんだったら、どこが違うんでしょうねって聞けば具体的になっていくから。
これは井上先生に教えていただきたいんですけど、
立場とかその方の求められてるものとか、
いろいろ役割とかにもよると思うんですけど、
上司の方にこれどうすればいいですかねって聞くのって、
ある意味思考定識じゃないですか。
まあね。
丸とどうすればいいですかねって言うのを、
立場の方は別に求めるかもしれないんですけど、
この辺り、今のお話まさに自分はこう考えてるんですけどどう思いますかねって話って、
丸投げしてない話だなと思ったので、
09:01
この辺りの井上先生の見解を教えていただきたい。
会話のためには、より具体的な対象がないと語りが深まらないよね。
ふわふわした話だけしてるとね。
だからふわふわした話だとふわっと終わる可能性はあるので、
より自分の仕事をきちっと終わらせたいって思っていたら、
やっぱり自分でわからないことはなぜわからないのかっていうことと、
やっぱり今、遠藤さんが言うように、
自分の思考を一回回して仮説を作っとかないと話が進まないっていうことと、
もう一個は自分のためにならない。
自分のためにもならない。
自分の成長につながらない。
やっぱりこの方はウェブデザイナーという仕事をされてるっていうと、
やっぱりある意味で思考の仕事じゃない。
そうですね。
だからよりそうだと思うのよね。
だから具体的な意見、アイディアっていうのを材料にしてキャッチボールするって言ったらいいの。
ほうがいいみたいな。
場合によってはすごく概念的な、
たとえばこのクライアントはこういうことを求めてるように思うんですよねっていうすごい概念の世界。
綺麗に見えたいっておっしゃってるけど、実は綺麗が大切な気がしないんですよねみたいな。
もっとインパクトなんじゃないかと思うんですけどっていうようなことも、
これ概念だけど、こういう話もしてみてもいいんだよね。
自分の中で自分自身でキャッチボールしてるようなことをポーンと表に出して、
誰かとそれをキャッチボールするっていうの。
壁打ちして私はよく言うけど。
発展していくんじゃないかなと思う。
ここまで話して、全体像としての井上先生の整理を教えていただきたいなと思うんですけど、
この方の本質的な質問からでしかないんですが、
抱えている課題というか問題というのはどこなのかな。
上司と人間関係がうまくいってないって話なのか、またまたそうじゃなくて、このあたりは。
今、人間関係がうまくいってないっていう領域に入りつつあるんでね。
なぜかというと、横に立って話したがってるとか、プライベート聞いてくるって。
これはある種人事からも言われたんだろうし、もっと距離を縮めてくださいみたいなね。
話ちゃんとしてくださいよっていうことから来てる行為だと思うの。
一つあるのはそれが鬱陶しいかもしれないが、
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一つ考えられるのは、上司はこの人に対して何か放棄するって言ったらいいのかな。
っていうことではない。
やっぱりなんとかしなきゃいけないかなと思ってると思う。
上司として自分はなんとかしなきゃいけないことはあるんだろうなっていうことは感じてると思うので。
っていうことは、人間関係が悪くなって溝が深まりそうだとしても、
ちょっと一旦自分から溝の向こう側に、相手側に立って話してみないと距離が埋まらない。
嫌な行為かもしれないけど、上司はちょっと向こうから歩み寄ろうとしてる行為が見える。
なので、この人がより良い仕事をこの会社でしていくためには、
上司との関係の質を悪くしてもしょうがないから。
さっき言った理由とかそういうことを教えてくれないって。
なんでかっていうことを教えてくれないとしたら、
それを教えてもらう手法を考えるのも一つなんだけど、
教えてないと言葉にしてないということは、言葉を引き出すことができるのが関係性なので、
そのためにはこちらから、相手が意見を言いたくなるような材料をぶつけないとだめだよねって。
なるほど。
そういうこと。
それを作るために、ボソボソボソって一人ごとで仮説作ってる段階だったら、
上司に行くんじゃなくて同僚と話してみてもいいんじゃない?っていう。
思考の行ったり来たりをしてるときは、横の人に、
どうなんだろうね。これこうだと思うしこうだと思うけどどう思います?なんて聞いたっていいと思う。
自分で固まってきたら、今度は上司にこう思うんですけどどうですかね。
っていうふうになっていくと、それは向こうだって話さないわけないと思うんだよね。
とちょっと思います。
というわけですね。
まさに関係性の問題に入っていこうとしているちょうどところなので、
相手が言うのはどんな感じですか。
はい、入っていこうよというところなんですかね。
そう。一回ね、相手に代わってほしいとこの人思ってるんだけど、
一旦この関係性をもし良くするとしたら、自分に何ができるかなっていう。
そういうのを自分に向けてみたらどうかなと。
なるほど。相手を変えることはできませんからね。
そうなんだよね。
でもそういうことですね。
関係性ということに踏み込もうとしてるだろうというふうに見て取れるので、
そういう意味で言うと、この関係性に入っていくんだとするポイントは、
上司に変わってという前に、それをするために自分が変えられるところがあるとしたら、
どこなのかというとこを一回視点として合わせてみて、
そういうときの観点として同僚とかと話してみたりとかいうのが、
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一つ大きなヒントとかあるかもしれないですよね。
そんなことじゃないんですよっていうのがあったら、
ぜひ追加の質問をいただいたほうがいい。
具体的に上司にもこう言われたとかね、
上司側とのやり取りの中の話をいただけると、
井上先生も立体的にイメージできると思いますので、
ぜひお寄せいただけたらと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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