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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今日も行きたいと思いますが、質問の前に、最近はいかがですか?
最近ね、こんなご時世だからなのかな。
Zoomというツールが普通になったからかもしれないけど、
意外とね、地方の経営者の方が、漠然とボワッと抱えてる悩み問題?
っていうのを相談できますか?なんていうのは聞かれることがありますね。
それは今までにはない動きってことですか?
地方からとはあんまりなかったね。
井上先生のイメージ、暗い音さん地方、結構多い印象ありますね。
でも関東近郊だもんね。
そっか。そうなんですか?
一社ね、関西もありますけども。
過去見たらかなり関西だけじゃなくて。
北陸とかね。
北陸とかいろいろ。
でも本当これはね、近郊だけなんですよ。
そうなんですね。
何が言いたいかというと、
正式にコンサルで契約するほどじゃないような気もするんですけど、
こんなこと聞いてもいいんでしょうか?みたいな。
で、来る人が多くて。
聞いてると、
例えばこのフォトキャストが聞いてきましたっていうこともいるんだけど、
質問して、これってどう考えたらいいんでしょうかね、を整理したいかって人は結構いるんだなと思って。
なるほど。
ごちゃごちゃのことで。
もしそういうのがあったらね。
そういう要望もあるんだったら、
もっと軽く気軽に相談に乗れるようなことも手伝ってあげた方がいいのかな。
確かにね。
今までってセミナーとかを頻繁に定期的に東京とかでされてたんで、
そこに皆さんいらっしゃってくれてましたけど、
そういうのやってないと接点ないから、
いや、相談していいのかなみたいな。
確かに起きてるかもしれないですね。
遠慮がちに来られた方もいて。
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そこでズームは楽だよね。
確かにね。
なのが良さそうですね、そういうのって。
ズームで、そういう話だとしたらここかもしれないですね。
こんなことやってみたらどうですか、なんていう話から。
じゃあちょっと少ししばらく定期的にお話しさせてください、みたいなことも起こってるし。
もちろん有料ですけどね。
そんなことも起きてますよって。
今までの話題じゃない。
ポッドキャストの質問のほうに、
そろそろ入れてくれれば。
ポッドキャストの質問のほうに入れていかなければ、
ライセンスにつなぐようにちょっと言っておきますので。
そんな感じで気軽にということですので。
というわけでですね、
今日は早速入っていきたいと思うんですが、
今日はですね、27歳女性としか書いてないんですが、
書いてきておりますので、ちょっと読み上げたいと思いますね。
保育士です。
グループ縁でいくつかの縁を持つ会社です。
今年の初めに知能などの発達に心配なるお子さんを特別支援する縁に移動となり、
同時期にとても意欲のある部下を持つことになりました。
私はこの縁に移動になったのは2度目です。
部下の保育士は関わってみたい分野だったので、意欲に湧いていました。
しかしいざ現場に入ってみると、
与えられた役割は子どもたちの保育というよりも、
特別支援に入れようか悩むお母さんの窓口、相談役。
慣れない相談役に彼女自身も経験が足りないと思っているので悩んでいるようでした。
いろんな先生にも聞いているようですが、
マニュアルが存在せず子どもやお母さんごとに悩みが異なります。
とても意欲の高かった部下も自信をなくし、悩んでいる姿に何をしてあげるか迷っております。
どのように関わっていったらよいのでしょうか。
ひのめ先生のお考えをお聞かせください。
これ、意欲があって、
こういう発達に心配なるお子さんの保育をやりたいという意欲があるという素晴らしいことですよね。
ただその方が保育士で保育という役割ではなく、
お母さんたちの相談役みたいな役割を与えられて、
ちょっと力振るわずで悩んでいるという上司のお悩みですね。
部下が悩んでいるという上司の悩みということですよね。
例えばね、変な話ですけど、
さっき言ったように冒頭で相談の話もしたので、
例えばこういう質問が来て僕らが答えるじゃないですか。
これって個別の事象に対する相談で、
マニュアルで答えられる内容じゃないよねっていう感じってあるじゃないですか。
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だからきっとこの部下の方が、
親御さんから相談されることってそういうもんだと思うんですよ。
どう考えたらいいのかねとか。
大事なのは、発達に心配なるお子さんの保育ということについて、
ちょっと概念的なことだけど、
それってどういうことなのか。
何が大事でポイントは何なのか。
ということは整理されていないといけないかなと思います。
それにやっぱり手法として、
その問題をプロの保育士さんはこうやって解決するんですよ、
こういうふうに向き合うんですよ、
ということのセットね。
具体的な対応策っていう打ち手みたいなイメージと、
この問題はどういうところの問題で、
私たちはどういう観点でそれに対して向き合うか。
例えば、お子さんがより放っておかないで、
よりできることが多くなるような支援をするっていうテーマが、
実は保育園の中にあったりとか、
うまくいかないお子さんのために支援をする、
それから預かっているので安全な場を作るとか、
いろんなテーマがあると思うんですけど。
そのテーマは十分理解しておかないと、
相談されたときの答える、どこから答えるのかがわからないよねって話ですね。
そういった保育は難しいんだけど、
この保育園はそういう分野の保育をやっているということは、
何のためにやっているのか、
どういうことを提供しようとしているのか、
ということは知らなきゃいけないので、
この上司の方はそこをしっかりとまず教えてあげることが大事かなとは思いますね。
そこというのは?
この保育園は家族の心配のあるような。
そういうことをやるというのは、どういうことを目指してやっているのか。
どんなことを親御さんも含めて提供しようとしているのか。
サービスとしてね。
サービスという言い方はあまり好きではないけど、こういう場合のね。
我々の提供価値、存在価値は何ですよってことが、
もうしっかりと理解しないと、
相談に乗ってきたときにもうふわふわしちゃうと思う。
こういうことが起きてるんですけど、どうしたらいいですかの心配。
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親御さんはそういう直接的なことを言ってくると思うので。
例えば、怪我しちゃうんですとかね。
うまくいかないんですとか。
親元から離して保育園に預けると、
本人が気持ちがふさぐんじゃないかと。
具体的な質問があると思うんですよ。
でもそれに対して、一個一個起きている事象に対してどうしたらいいかということを
答えることは実は難しくて。
それによって起こっていることで、
例えば、親御さんとしてもそれは心配ですよねと。
かつ、親御さんもそのために取られる時間が多くて、
お疲れじゃないですか、みたいなね。
そういう親御さんを助けるっていう使命感を持っている保育園であれば、
そうやって答えられるじゃない。
だったら一回お預けになって、
ご自分の時間も大切にされたらどうですか、みたいな指導もできるわけじゃない。
指導というかアドバイスもできるわけじゃない。
ちなみにうちはこうやってますよって次の話に入っていくんだろうけど、
これはマニュアルというよりも、いろんな現場の先生方とかにね、
ちゃんと聞くことも大事だし。
それこそこの上司の方が、我々はこういう場面でこういうことを気をつけてるよとか。
保育の世界って絶対あると思うんだよね。
その園なりのポリシーみたいなのが。
そこがまずね、徹底することが大事だっていうのが一個目ね。
そっちですか。
まずね。
結構あれですね、上位概念のところで。
そう、まず上位概念。
あとは細かいことで言うと、
質問を受けて経験がないから答えられないでしょっていうことなんだけど、
マニュアルがあれば答えられると思ってるかもしれないんだけど、
私が直接関わってる会社さんじゃないんですが、ある情報でこの話を聞いたんですが、
新入社員にマニュアルを作らせるっていう会社があるんですよ。
新入社員にマニュアルを作らせる。
製造会社なんだけど。
それは何かっていうと、
マニュアルはわからないことを解決するのがマニュアルなので、
わからないっていうことが大事。
なるほど。
わかってる人がこうやって手順を説明するよりも、
基本的な流れはいいよね。
工程みたいな流れはいいと思うんだけど、手順みたいなのはいいんだけど、
こういうときにはこうするなんていうのは、
わからないからこそ知りたいわけで。
だから面白い発想だなと思ったんだけど、
わからないことをたくさん重ねて、
それの解決策をいろんな人に聞いたり相談したりして、
そこに入れていくっていう作り方をさせてるんだって。
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なるほど。
その本人のマニュアルだよね。
だから既存の一定のマニュアルというよりも、
そういうふうにわからないことを解決するというプロセスを
マニュアルを作るっていうやり方で教えてる。
なるほどですね。
だからマニュアルがないっていうならば、
この人にじゃあ親御さんから来る質問とか、
あなた自身がわからないことを全部出して、
それの一個一個をどうしたらいいかをみんなと話そう。
それは確かに具体的には明確に見えてくる感じがしますね。
そうするとたまるでしょ、知恵が。
本人も、この人の意欲があるのは、
こういうお子さんとこんな接し方をしてみたいとか、
こういうことをやってあげたいとか思ってると思うので、
それをぶつければいいと思うよね。
なるほど。
こういう時こういうふうにやりたいんですけど、
これって気をつけなきゃいけないところってありますか?とかね。
そういうことを知識の上だけど、
自分でためていくとめちゃめちゃ財産になる。
我々は何を提供してるんだという概念があって、
いろんな自分がわからなかったことから知識が増えていく、
具体的な知識。
この二つが結びつくと、たぶん親御さんの相談ごとは、
解決してあげようはできなくても、
相談には乗ってあげられる。
なるほど。
相手の気持ちになることができるし。
これはかなりあれですね。
この方にまず行動としてやらせてあげられることもできますし、
上司の方にとっては自分たちの保育園というものが、
保育園ですかね。
保育園というものがグループとして何を目指しているのか、
みたいなことはやらなきゃいけないしという、
お互いにやるアプローチとして非常に明確ですね。
やっぱりやりたい保育だったのは何なのかを聞いてあげればいいし、
そういうことがやりたいんだったら、
現場として私そういうことをやりたいんだけど、
みなさんどうされてますかっていうことから、
また新たな気づきがあるかもしれないし、
親御さんと接することができたら、
次のステップとして、
やっぱりどうしても実際にお子さんの世話をさせてくださいと、
そっちの保育をさせてくださいということを言ったときに、
今の経験がさっき言ったようなことをやっておくと、
めちゃくちゃ生きるよね。
そうですよね。
なるほど。めちゃめちゃ明快ですね。
でもいきなりなかなか大変な、
非常に社会的な意義も意味もある、
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非常に責任の大きいお仕事を担われてるんですよね、きっとね。
さっき僕途中で言ったけど、
こういう保育園の存在っていうのは、
親御さんの辛労とかね、
そういうものを少しでも和らげてあげる、
時間的解放してあげるとか、
っていうことができるので、
それだけでも大変な意義だから、
そのことだけでも親御さんと話すことだって、
切り口としてはいいと思うよね。
そういったものも含めたマニュアルですよね。
実はその親御さんをどう、
ある種カウンセリングに近かったりする要素もあると思うので、
という問題があるとか。
園長先生に聞きに行くことだってあるようなレベルがあると思う。
そうですね。
というわけでね、ぜひ一度この方にやってもらうということもそうですけど、
たぶん一緒に作っていくということなんでしょうね。
支援してあげながら。
だから分からないことが大事なんだよっていうことをまず言ってあげる。
ぜひちょっとトライしていただいて、
また何かありましたらご質問お待ちしております。
というわけで井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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