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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今日も質問が来ておりますので、ご紹介していきます。
今回もですね、立場がわからないんですが、スタッフにこの人をフォローしたいと思わせるためのコツはありませんか?
自分のことをフォローしてもらいたいという感じでいいのかな。
スタッフにこの人をフォローしたいと思わせるでしょうね。
自分のことをね、思ってほしいんですよね。
はい。
遠藤さん、どんな人をフォローしたいですか?
どんな人をフォローしたいか。
フォローしたくならん。
えー、どうなんですかね。
一つは人間性とか、その人が見てるを作り上げたいというか、何ですか、ビジョン的なものとかぐらいですか。
人間性って何でしょうね。
人間性が何か。
どんな人間性だとついていきたいかな。
何ですかね、とにかく感覚的には魅了されている状態だったらついていきたいと思いますけど。
なんかね、やっぱりかっこいい人には、かっこいい人だったらついていきたいというか、フォローしてあげたくなると思う。
なんかすごいな、この人。
それは研究所的にというよりも井上さん的な話ですか。
いや、研究所的にですね。
かっこいい人ね。
あと、フォローしたくなる時って頑張ってる人もフォローしたいんじゃないかなと思う。
あー。
汗水ならして、一生懸命やってる人。
その姿勢を見てというか。
そう。それともう一個はね、意外と頼りない人もフォローしたくなると思う。
あー、それは。
危なっかしいって言うんじゃないけど、なんかこう、大丈夫かな、やってあげなきゃいけないんじゃないかなと思うのもフォローだと思う。
この3つと共通していることは何でしょうって話になるんだよな。
ちょっと待ってください。
頑張ってる人、かっこいい人。
ちょっと頼りない人。
頼りない人。
自分がやってあげなきゃいけないかな、力を貸してあげなきゃいけないんじゃないかなって思わせる。
これですね、みなさんよく井上先生が言われます概念化能力ですよね。
この3つの共通項は何ですかと、この共通項は何でしょう。
なんだろうな。
この答えが多分研究所的にっていうことになるんですが。
ただね、ちょっと私答えたいんですけど、出てこないので時間ももたれないですし。
いやいや、出てくると思うんですよ。もう既に途中で言っているので。
ほうほう。
やっぱりどっかに向かってる人ですね。
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頑張ってる?
うん。かっこいいだと必ずそのゴールをその人はやり遂げてしまうとかね。
その遂げ方がかっこいいとか。
頑張る人はそれに向かって努力、そのプロセスがかっこいい。
頑張ってるので素敵だなと。
で、頼りない人は何とかゴールにたどり着かせてあげたくなる人。
けどその人にはゴールがある前提があるってことですね。
だからどこにもゴールがない人の頼りない人はフォローしたいっていうよりも
なんだよっていう方が強くなると思うんで。
ほう。なるほど。
例えばだけど、僕が前職でいた時に何人も何十人という上司と一緒に仕事しましたけども
やっぱりこの3つがしたとして、よし俺が汗流そうって思えたのはこの3タイプかな。
この3タイプは毎回その時によって違う。
その人は特性に近いんじゃないかなと思う。
やっぱりかっこいい人はかっこいい。
なんかすごい相談しても速決できて
なんでそんな答えが簡単に出せるんだろうっていうずっと話してると
その人には明確な基準と方針があるから
ちゃんとその瞬間に判断が効いてるのね。
そらしながらのイメージ。かっこいいリーダーってそのイメージですよね。
例えば課長これちょっと迷ってるんですけどどうしたらいいんでしょうねと
簡単だよそっち辞めろよとかね。え?っていうぐらいに速談できたりとか
やっぱりご本人が関連会社の社長をやってて
本人が社長として立派に経営したいということに向かって
いろんな努力をされて苦手なところにも行ったり
それこそ人前で話すことが苦手な人だった人が
2年経ったら結構かっこいいスピーディーができるようになったりとか
そういうのを裏の努力を見たりすると
なんとかしてあげたくなるね。
あとはやっぱり頼りない人で
一回本当この人のためには何とかやってあげたくなるっていうのがある。
これはねちょっとかっこ悪いんだけど
あそこには負けたくないんだよ俺はっていう思いでやってる。
なんとかしたいんだよ今年これをって言ってるんだけど
策が浮かんでないね。
どうにかしたいもあると。
どうにかしたいんだよ。
したいこともあると。
こういうことだけなんか分かるんだけどどうしたらいいんだろうなって言われたら
例えばこうってどうなんですかって
いいのいいのそれやろうよとかって
大丈夫?っていうぐらいの人なんだけど
結果自分がやってあげなきゃいけない。
ついていくというよりもやっぱりフォローしたくなる。
なるほど。
支えたくなるというかね。
そもそもなんですけど
このフォローをするってどういうことなんですか?
フォローするっていうのはやっぱり基本線は
フォロワーシップの基本は僕は支えるだと思います。
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支えるなんですね。
その上の人間を。
上でも下でもいいんだけど
上下じゃいけないですね。
そのプロダクスでもいいから。
中心となって動かしていって
方向を決めてこっちだってやってるのは中心にいる人だけど
そうではなくて
そこに行くんだとしたら
分かりました私のところではこれをやりますよってやったりとか
それをさっき言った
じゃあどうしたらいいかを一緒に考えるとか
そういうサポート的なスタンスを発揮する
っていうのがフォロワーシップかなと思います。
よくフォロワーシップと対になりリーダーシップって言いますけど
フォロワーシップが支える?
リーダーシップはある意味では引っ張る
巻き込みながらある方向に向かって
引っ張るっていう言葉よりも
なんとなく英語のドローするっていう方が分かりやすい
ドローって集団を率いる
フランス革命の時の絵があるじゃないですか
自由の女神像
なんかああいう感じ
旗持って戦闘立てて
ドローして
あのイメージ
リーダーシップ
けどさっきおっしゃってた
フォローしたいと思う対象が頼りない人
ちょっと頼りないけど旗持てる感じ
どっかに向かおうとしてるんだし
なんとかしようとしてるんだから
よしわかった
あなたが戦闘を切るには脚力がないなら
僕は先に戦闘を切りますから一緒に行きましょう
何でもいい
何をどこに向かうかをちゃんとしっかりとして
その向かっている方向
方針に対して
妥当性とか
ワクワク感とかっていうのを覚えたら
フォロワーシップの目は出ると思う
そこには何が言いたいかというと
上の人というかついていくべき
相手の対象者のテクニカルなスキルとか
そういうものの優劣ではないということだと思う
この質問は悪い質問という意味ではないですけど
フォローしたいと思わせるための
コツっていうところがちょっとずれちゃってる
ってことですかね今のは
でもコツでしょ
コツと言ってもいい
コツと言ってもいいですね
コツというか
芯
中心の芯
芯となるのが芯ですね
草冠に心の芯
芯となるものは向かう方向
どこへ行くのっていうことと
その向かう方向に対して
自分をどういうふうにしているか
とにかくそこに向かうんだという
意思を固めていること
そこに向き合っていること
向き合っているけど
できるかできないかではない
向き合っているかどうかですね
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それのおごり高ぶりではなく
さらにある意味の謙虚さを持って
グッと向き合っていれば
みんなフォローしてあげたくなるんじゃないか
それ言われると
単純明快にシンプルで
非常に分かりやすい
フォローされるための
3つの特徴でしたけど
意外と難しいですよね
向き合えているかどうかって
結構自分の問題じゃないですか
うまくやらせてやろうとか
こいつらにフォローさせてやろうとして
やれるものでもないという
言葉誤解を恐れず言えば
そのことに対してバカになるってこと
いいことですね
そうですよね確かに
テクニックじゃないよっていう
これ一番難しい教えですよね
テクニック論って変な話
明日からできますし
テクニックじゃないんだよな
やっぱりフォローしたい
お茶にごす人には
フォローしたくなくなるのよ
まあいいからさみたいなの
適当な感じに動けるし
何が言いたいのか何がやりたいのか
分かんない人をフォローする気には
あまりならなかったな
なるほどね
でも皆さんね
人間のこの社会で生きてたら
その経験はどっかしらでしてるでしょうから
腑に落ちると思いますけど
逆にどんなに理不尽なほど
きついこと言われても
はっきりそこに向かっている人であれば
しょうがないなと思う
この質問をされている
フォローするためのコツという回答としては
まさにという感じでしたけど
この質問をされるような方に対して
アドバイスというか
コンサルじゃないですけど
言うとしたらどういうふうに言うんですか
向き合いですか
バカになる絵ですか
そう
それこそで
自分との向き合いなんでね
なるほどね
自分と向き合って
自分の中にある
内なる言葉が見つかっていなければ
難しいからな
難しいんだ
ストレートにね
人がパッと集まってきた人たちが
フォローしてあげたくなるような
人格訂正をしたいというのであれば
そこから
ただもしフォローしたいと思う
違う意味であるとすれば
ゴール設定を
みんなで設定したゴール設定であれば
共感性はある
合意性はあるので
それに対してどうしようかって
そこに一生懸命になっていれば
ゴールの意味が分かる
お互いに分かるので
今言ったような自分との向き合いが多少
弱かったにしても
団体として向き合おうとしていれば
なるほど
明確な組織としての目標とか
5人で作った会社で
みんなが同じ思いを持っていたら
なんとか
人間はフォローしようという
気持ちになれると思う
それは良いところですよね
なかなか
自分に向き合った
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こっちの方向だ
みたいなの言われても
そろそろ出てくるものでもないですし
でも
どこかではそれを持っていた方がいいですよね
ビジョン的なやつですよね
結局
ここの質問に関しては
そこに尽きるということで
自分がかっこいいか
頑張っているか
頼りないけど
アクセクしながら前に進もうとしているか
自分はどうかなと
考えてみてもらえれば
そういうきっかけにしていただいて
今回は聞いていただきたいですね
非常に抽象的ではありましたが
素敵で面白かったと思います
立ち止まって振り向いて
自分を向き合っていただきたいですね
本日もありがとうございました
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