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2024-06-07 16:45

第476回 自分で思考したアイデアなのに「選択」が出来ません・・・

第476回 自分で思考したアイデアなのに「選択」が出来ません・・・

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが。
はい。
どうですか?質問いっちゃっていいですか?
いいです。って言いながらね、最近ちょっと私、中枢院で入院してたんですよ。
そうなんですよ。こっちから言うわけにいかないなと思うんだから、大変心配しておりましたが。
いやいやいや、なんかね、1週間ほど入院してましたけど。
要はあれですよね、盲腸ですか?
盲腸、盲腸という、一般的には盲腸というやつですね。
急に?
急に。
じゃあ急性ですね。
うん。で、なんだかよく分かんなくて、お腹全体が痛くて言ったら、盲腸だってことで。
あれってよく、右下が痛くなるって言うけど、全然そんなことないんですか?
あのね、全体が最初痛くなるのよ。
へえ。
で、食診してもらっていたら、右下に来たら激痛がしたの。
激痛なんだ。
最初だっておへその下とかが痛いんですとかって言ってたの。
痛いっていうのは何?腹痛に近い痛さなんですか?
そうそうそう。腹痛に近い痛さ。
あんまり生々しい話すぎると耳から入るんで、皆さんお腹痛くなりそうだから。
ちょっと言っておきますか。
大学の附属病院に行きましたけどもね。
この4月なんでね、新しい研修生が研修員がすごく多くて。
いろいろ言い方あれですが、被験者になって注射とか失敗されちゃったりするんですよね。
注射するときも、行きまーす!みたいな。
怖いよね、こっちも。
まあでもね、しょうがないよね。
やっぱりああいう風になって病院に入るとね、
医療に携わってくれてる人たちのありがたみっていうのがすごくわかるなと思って。
だから研修員がこの後、日本の医療を支えるように頑張るためには、
血管の一本傷つけてもいいやみたいな。
貢献しようじゃないかと。
そんな気持ちになりましたね。
次回でもどこかのタイミングでね。
久々に、ということは1、2週間、現場一瞬離れて、
今もう空気してお話できるので、大元気なんですよね。
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こうやって打ち合わせとかでこういうのはいいんですけど、
外に出てとか、ちょっと動きが重いとまだ無理、ちょっと難しいです。
そうなんだ。
ことによってね、いろいろ振り返る機会もあったんだろうと思いますんでね。
次の話もどこかでしましょうかね。
そんな井上先生に質問ありますので、ちょっと紹介をさせてください。
今日は36歳の方からの質問です。
すごいシンプルな質問でして。
問題を解決しようとして、なかなか解決策が見つからずに、
思考が空回りしていると感じています。
解決策が思い浮かんでも、どれを選ぶべきか確信が持てません。
以上です。
なるほど。
人事、組織マネジメントというか、仕事上の相談に近いんですかね。
そうでしょうね。やっぱり問題解決ってね、とても大事なとこなので。
問題解決力ってどう構成されているかみたいなことはあると思うんですけど、
理想と現状のギャップが問題ですよとかってよく言ってますけど、
まずすごく大事なのは、自分たちがというか自分がでもいいんですけど、
この課題、このタスクはでもいいや、この仕事はでもいい。
どこに向かうべきかっていうことはちゃんとイメージしておかないと、
問題解決の方向性が定まらなくなってしまう。
例えばお客さんからクレームが来ました。
これは我々はお客さまに対してはこういう姿勢で言いましょうっていうことがないと、
例えばこわだかにクレームを言う人と、こわだかではなくて、
丁寧に口が説明するのがわかってもらえる方の対応と違っちゃったりするのよね。
でも本来私たちは、その顧客に対しては信用を築くことをベースに考えていきましょうっていうことであれば、
どんなときにもこれをきっかけに関係をより深めようという発想をプラスすると思うんだよね。
クレーム対応であってもね。
これは一つの例なんですけど。
自分たちはこの仕事はどういう方向に向かってやっていくのかってイメージは、
ちょっと抽象度の高い話ですが、持っていてほしいなと思います。
これがベース。
で、じゃないと問題の解決というのが、起こった事象を収めるということだけにいっちゃう可能性がある。
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いわゆるよく言う、ひけしだけでしょ。
起こったことをもぐらたたきみたいに潰しているだけになっちゃう可能性がある。
対処両方。ひけし。もぐらたたき。
ポンポン解決に至ってない。
この問題が、そのためには2つ方向があって、
この問題は何によって発生したのかっていう、ある種原因をちゃんと突き詰める方向性と、
こういう問題が起きないというよりも、こういう問題ではなく、
もっと良いようになるためには、どんな状態がいいのかっていう理想の姿みたいな。
この両方があると、どこのギャップなのかなっていうのがよりイメージしやすくなると思うんで。
だからやっぱり現状起こってしまったことはなぜ起こってるんだろうっていうことは、
ちゃんと特にマシントラブルみたいな物的な問題だったら、
より原因追及の度合いを強めないと解決策に結びつかないかなと。
ただそのなんとなくふわっとした人対人の問題とか、
施策が正しいかどうかみたいなこととか、
売上がうまく伸びないとかっていう漠然とした問題感ってなると、
原因追及だけだとどうしても近視眼的になりやすいっていうかね。
なので原因究明は大事なんだけど、ちょっとふわっとしたような問題であればあるほど、
これは問題なんだけど、本来はどうあるべきかをもっとしっかりと定めない。
そうあるためにはどうしたらいいかっていうほうが、
この原因がおそらく原因なのでこの原因を潰そうではなくて、
どうありたいんだとしたらそのためには今何が不足してるのっていう方向に行ったほうが、
より建設的な問題解決の道が見やすい。
この原因を見つけてそれを潰していくっていう問題解決と、
向かうべき方向はどこなのか、そのためには何をすべきかっていう問題解決と、
大きく言うと2方向あるってことだよね。
そうなったときに同じ現象を見ても問題の測定が変わるってことですか。
変わる。できれば両方やってほしい。
両方のアルプロージから出てくる何となくこんな課題感かな、
我々が解決すべき課題ってこの辺りかなって出てきたときに、
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そこからいよいよ収束選択していくんだけど、
そのときにはやっぱり物事とか事象みたいなことの問題解決では、
若干原因究明から導き出す問題解決のほうが適切な場合も多いよと。
ただ、何となく起こっちゃうんだよね、こういうことが。
若干漠然としたときか。
そういった問題に関しては、本来どうやったらいいのっていう方向に行ったほうが、
解決策が導きやすい。
おそらくそういう場合って原因追求しても原因がわかんないから起こってるんだよ。
なるほどね。原因が明確な事象として現れた問題。
誰が見ても100人と100人問題だよねって、ミスとかに近いんですかね。
トラブルとか失敗とか。
っていうのは原因追求によってのアプローチがまず大前提あって。
そうではなく、最近雰囲気悪いとか、
なんかこのままだと気な臭い感じがするとかわかんないですが、
可視化しきれない、数値化しきれない、でもバクとした
不安とかいろんな表現でできるような問題意識観みたいなやつにおいては、
じゃあ、だとするんだったらこのチームがどうあるべきなのか。
ある理想の姿は何なのかっていうところから見たときのギャップとしてまず見ていく。
そういう感じですね。
難しいですね、改めてこのテーマ。
いや難しいですよ。
頭ちぎれそうな回ですね、これ。
はい。だから何が言いたいかっていうと、原因を掘り下げるって掘り下げるっていう思考と、
理想とか目的とかどこに行くべきかみたいなのを見るっていうことって、
ある意味では軸は違うところにあるので、これを両方見るってことが全体観。
なので全体に意識を向けるってことが問題解決においては、
まず一丁目一番みたいなところがあってね。
その全体観っていうのは本来どうあるべきなのかっていう自分たちの方向性と、
これは何によって起こっているのかっていう因果を追求するみたいな。
その両方のアプローチがないと全体は見えない。
でもこの全体観という問題意識をチームというかメンバーとかで、
共有社員とかでしていこうとすると、前回の話であった共通の目的目標みたいなものが
ある程度キーワードでもあったり、言葉として共有化されていないと認識しようがないですよね。
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10人いたら10人、俺はそうも思わないみたいな。
だからやっぱり仕事によってはね、我々が最も大事にしなきゃいけないのは確実性なんだとかね。
再現性なんだっていう仕事ももちろんあるでしょう。
でも創造性だっていうところもあるでしょう。
この再現性と創造性の価値観が、両方普通はあるんだけど、極端な例としてね、
うちは再現性だ、うちは創造性だって言った瞬間に、解決の方向もまた違ってきちゃうじゃないですか。
そうですね。
っていうようなことで、どこに向かうのか我々はベースにあって、
この問題はじゃあなぜ起こるのかってことはまた大事だって、両方うまく言えないけど。
具体的に一つの問題があるとね、もうちょっと詳しくは言えるかもしれない。
そうですね。概念上の話としてはそういうことになってくるのか。
でもなんとなく整理できてきましたけど、問題の特定の2つのアプローチと側面として、
なぜこれが起きたのかという原因追求型と、理想の姿とのギャップにおいてのそうなっていない事実ということが問題である。
じゃあそれがなぜなのかはまず別の話ですよね。
次の段階に入るっていう話なんで。
難しいですね。でもこの辺ってやっぱり問題解決を、今回の質問は解決策が思うんでもどれを選ぶべきかが見えないっていう前に、
これは明らかに法のようにこうだから問題なんだっていうのが腹落ちしてないと解決策選べない。
解決策を選ぶときにはもう1個の視点が必要で、3つ4つ浮かんだときにやっぱり平たくそれぞれのメリット・デメリットはちゃんと見る。
どうしても選べないっていうときってデメリットに目が行っちゃうんだよね。
デメリットに行くから決定ができない。
でも着目すべきことはメリット。
そのメリットが私たちがどこに向かおうとしてるかに合ってるかどうかが大事。
だからそこが何のメリットを重んじてやるか、そしてそれを選んだ結果デメリット効果も出てしまって失敗したなってあっても、
それを僕は恐れるべきではないと思う。
自分たちが向かおうとしてる方向性とか自分たちの目的とかっていうことからすると、
これを選んだほうがそこに近づいてるよねっていうような策を選ぶほうが良くて、
でもそうやると意外とこんなことも起こっちゃうしねっていうことは、
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そのときにはある意味目をつむるぐらいに勇気を持たないと選べない。
なるほどですね。
つまりこの方の問い合わせの中の、この方がやっぱりいろんなことが視野に入るから、
ある意味あれもこれもになってるから起こってることなんだよね。
解決策が見つからないのも、見つかったとしても選べないのも、あれもこれもって視野に入ってるから、
ときに右のほうの世界が見えてくるときに左のほうの世界が見えて、後ろの気配も気になるみたいな。
違うんだよお前。あなたが行くときは真ん前なんだよっていうところに集約しないと出てこないね。
なるほどですね。これを踏まえた上で、ぜひもう少し具体的な質問ありましたら教えていただけると一緒に考えられるかなという感じもしますんでね。
今日はあえての概念論ということでやってみましたけれども、ぜひまた加えて質問ありましたらぜひぜひお待ちしております。
ということでみなさん終わりましょう。ありがとうございました。
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