4スタンス理論の紹介
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあということで、今日も行きたいと思いますけれども、
今日は井上先生がちょっと持ち込みを。
持ち込みっていうかね、最近とある人から教えてもらって、
本というか理論があってね。それでやってみて、
それがどんな理論かっていうと、人間の運動特性、
人々それぞれの運動特性みたいなの、動作における特性があって、
これが大きく分けると4つのタイプに分けられるよって。
これすごい理論的なほうから入られてますけど、あれですよね。
ゴルフ?
そうそうそう。
ゴルフってずっと悩んでることがあって、練習場ではうまくいくんだけど
ゴルフコース行って、今日はいいぞっていうときと、
突然あれなんか全然うまくいかなくなっちゃったみたいなのが繰り返されて、
悪いときのスコアが、変な話。良くないときのスコアが良くならない。
言ってる意味。
調子が悪いときにどのぐらいで回れるかっていうのがすごく大事なんだけど、
それが以前、ゴルフは勝ってる人がいるだろうけど、本当に100とかいっちゃうんだよね。
80代で回ることもあるんだけど、すっごい幅があって。
なんだこれってずっと言ってたら、
ある人が僕の知り合いが、これちょっと読んどいてみたらって言われて本を貸してくれて。
それがフォースタンス理論っていう。
運動特性がそれぞれあるよって。
自分に合わない理論を入れると、とんでもないこともありますよっていう。
下手すると体も痛めるよって。
これを開発した人は骨理学っていうの。骨の理学の理。
心理、骨理っていう。骨の組み合わせの特性。
どういうパーツでどういう組み合わせかはみんな決まってるんだけど、
微妙に骨と骨のつながり方とかが、人によってやっぱり違うらしいのよ。
それはたぶん生活の環境によっても違うかもしれない。
全然知らないんですけど、フォースタンス理論として今、結構注目されてるってことですか。
今ちょっとググってみたんですけど、結構出てますね。
それこそプロスリートたちもゴルフやらテニスやら野球やらと指導もされてるようですね。
自己理解とアスリート
この方はヒロトさんという方ですが、いろんなナショナルチームのトレーナーやったり、
チームとしてのトレーナーやったり、パーソナルトレーナーでやったりとかね。
ヒロト総一さんですね。
この方が提唱したんだけど。
これを取り入れてやってみたら、ゴルフが変わったって話ですか。
そのタイプごとに、このタイプだったらここでこうですよとか、
このタイプは注意することはこうですよとか、あるのよね。
僕はちょっと皆さんわからないと思うので、ググって見ていただければわかるんだけど、
A-1-2、B-1-2っていう、A-1、A-2、B-1、B-2って4つのタイプがあって。
要は4小弦に切られてるってことですね、概念上。
A、Bは体重の乗せ方みたいな重心かな。前側なのか後ろ側なのか。
1、2は内側なのか外側なのか、みたいな簡単に言うとそういう組み合わせです。
重心を前後ろと内外のどこ、ではどこに重心が置きがちかの傾向があるってことですか。
傾向がある。
そうなの?
その組み合わせによって、たとえば僕はA-2だったんだけど。
A-2ってどこですか。
前の外。
前の外ね。
たとえばその反対のB-2っていうのがあって、
A-2とB-2だとやるべきことは全く違うわけですよ。
あ、そうなんだ。
僕がずっとやってきたことは、B-2にふさわしいやり方を追い求めてきてた。
要は自分のタイプとは合わない方法を追い求めてたってことですか。そんなことあるんですか。
それこそYouTubeとかレッスンショーとかいろんなの書いてあるじゃない。
たとえば練習場でレッスンプールのレッスンを受けるとか。
でも多くの人はフォンスタンス理論とかっていうのは、レッスンプールぐらいだったら知らない人も結構いるでしょう。
多くの場合は自分が極めた感覚方法論で指導するので、その人には合ってるんだけど、
教えられた側に合ってるかどうかはわからないんだよね。
じゃあ、意外とそのレッスンの内容がA-2タイプのレッスンみたいになってることが意外とあるってことですか。
これはB-2タイプの人にはハマるみたいな。
かもしれないなと思った。
全然ある話でしょうね。もしそのタイプが4証言なら。
特にゴルフでいうとA-2とB-2は全く違うのね。恐ろしいほど違うわけ。
ちなみになんですけど、これ組織の話ではないですよね。
うん。そこからやっぱりさすがに。
一応確認です。組織の話ではまだないですよね。
そう。なんだけど、まだコースには出てないけど、
じゃあA-2の人はこうやったほうがいいですよっていうのを練習場でやってみたら、
え?なにこれ?みたいな。なんでこんなにできちゃうわけみたいな。
本当にこの自分の特性とかを知るっていかに大事かっていうのがすごく体感を持って分かって。
私結構ゴリゴリのアスリートの指導みたいなの受けたことあるんですけど。通ってたこともあって。
これ多分あれだと思いますよね。その方はどっちかというと、
A-1…今ググったんですけど、B-1かB-2よりのレッスンだっただろうなっていう感じが言われてみるとするって感じなんですけど。
自分にタイプがあるってことですか?
そう。
もし私がA-1タイプだったら、あってないかもしれないってことですか?
そうそうそうそう。
マジですか?
うん。
だからやっぱり、例えば突然調子を崩しちゃうようなアスリートっているじゃない。
そういうときって指導者が変わったりしてる傾向ってある。
だからそれは合わない指導に変わってる。
そうなの?あ、そうですか。上司が変わったらなんかちょっといきなり仕事のパフォーマンスが。
だからやっぱりそれぞれの特性とか、特性っていうのはある意味強みだよね。言い換えると。
それを知らないとひどい目に遭うんだなって。
ゴルフを通して感じたってことですね。
そう。
自分の特性をこんなに間違って認識してたのかというショックが。
そう。
なるほどね。そこに繋がるんですね。
それじゃあ飛ばないだろうと思ってたことなんだもん。やったほうがいいことは。
真逆なんだ。
うん。僕にとっては真逆だ。
へえ。
こんなに違うんだっていう。
え、それって番組を無理くり仕立てあげようとしてる考えが嫌ですけど。
でもどうなんですかね。井上先生としては、その話をしたかったというよりも、
自己理解の重要性
それだけ自分を知るということが大事って話のメタファーで今持ってきたわけですよね。
そう。いろんな診断みたいなのがあって、ネット上なんかで無料でできる診断っていうのは、やっぱりそれはそんなに奥が深くないから、
何かしらでちゃんとして診断を受けるような、診断というか特性を知るっていうのはすごく大事かなと思いますね。
何特性を知るのが組織マネジメント上いいのかって言われてますけど。
仕事上で言えば、一つは当たり前のことだけど、自分のモチベーションの在りかみたいなの。
モチベーションの源泉。
そう。それは、この担当してる仕事上どれだろうっていうことではなくて、
自分ってどういうことが一番求めてるんだろうかとか。
例えばだけど、仕事自体っていうのもあると思うのね。
こんな感じの仕事がいいとか、それこそ人と一緒にやる仕事がいいとか。
一人で対象に向き合うほうがいいとかもあるだろうし、
例えば仕事の仕方みたいなところで、めちゃめちゃ理論立てで考えることが好きだとか。
逆に言えば、とにかく行動することによって広めていきたいんだみたいな。
そんなようなことも含めて。
もうちょっと細かく言えばね、仕事の仕方っていうんで言うと、
仕事の信条みたいなのにつながるかもしれない。
何を大事にするか。価値観ベースの。
はいはいはい。それも含めて、自分の特性。
うん。
その仕事自体、仕事のやり方において自分はどんなことを求めてるのかとか。
あとは仕事と関係性で成り立つので、
関わりの中で自分はどういうことが大事だと思うかとか。
そうですね。どんな関わりを仕事として主体していきたいのかの特性もそうか。
でもそれだったら何ができるできないの。能力的なものも当然ですよね。
例えばこの仕事ってこうするんだぞ、こうしちゃいけないんだぞっていうふうに抑えられると、
さっき言ってた、私で言うA2なのにB2っぽいことをやってたっていう。
真逆じゃん!みたいな。飛ばないよそれって。
一発で飛ぶ!みたいな。
飛ぶっていうか、安定するというかね。
なんだこんなにしっかりできるんだ、みたいなね。
はいはいはい。でも確かにね、言い悪いじゃなくて、相性のいい人と一緒にね、
社長が交代して相性良かったら、いきなり強く変わるもんね。
だからよくある、上司変わって変わっちゃうっていうね。
いい方向にも悪い方向にも。
だからこれは部下である自分たちも、自分の特性を知っておくことは大事だし、
可能であれば、上司が自分たちの部下の一人一人の特性をわかってあげるっているかどうかで変わっていく。
上の人間としてはそこですよね。
まあでもね、本当にこの…
オフスタンス理論。どれほどに衝撃だったんですか。
いやいや、本当にすごい衝撃だった。
相当衝撃だったんですね、これ。
だって下手すればね、20年返せ!みたいな。
20年これでやってたんだぞ!というのがひっくり返ったんですか。
そう。
いやー面白い話ですね。
逆方向の知識を入れすぎて自分がおかしくなってたっていうね。
なんか何かから目覚めたような話ですね。
でも何回も言うけどね、自分がどんなタイプであり、
どんなことを頑張るポイントにすればいいのかっていうのがね、
わかるのかどうかわからないのかは大きな差だなっていうのはつくづく感じた次第なので、
今日話をさせてもらいました。
いうことですね。
改めて何ですか。
人というのは自分をどれだけ知るかが改めて大事だなと。
そう自分のね、いろんな意味で自分のパフォーマンスを最大限に発揮するポイントがあるはずなのよね、全員。
それが何かをやっぱり掴んでいくことが大事かなと思います。
ということでね、今日は井上圭一郎のゴルフから学ぶ組織マネジメント学ということで終わりたいと思いますが、
改めて今年も変化の年になるでしょうし、自分を知るということを一緒に学んでいきたいなと思います。
特性とパフォーマンス
ということで終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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