1. 組織マネジメント研究所
  2. 第473回 新しい仕組みを導入す..
2024-05-17 19:53

第473回 新しい仕組みを導入するときの実践事例!

第473回 新しい仕組みを導入するときの実践事例!

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_inoue

00:05
井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日は久々ですけども、ゲストをお招きしてやっていきたいと思いますので、ご紹介させてください。
今日はですね、ある社長に来ていただいております。
ということで、田村社長、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回ですね、とある地方のパン屋の代表取締役、田村社長にお越しいただいておるんですけれども、
地域がちょっと限定されるということで、若干隠しつつという感じになるんですが、
今回お呼びした背景がいろいろありまして、井上先生からもご解説を少しいただきたいんですけれども、
ちょっと一言いいですか。
いいですよ。
私が一番接点が最初にあったのは、田村さんからお手紙をいただいて、
私が書いた評価制度の本をもとに、
お店の評価制度を今作ってるんですっていうことを報告いただいて、
そういうのってなかなかないもんですからね。
なかなか今のときに手紙っていうのが嬉しいですよね。
そうそう。綺麗な事例するしね、田村さん。
なかなか嬉しいものがあって、すごく記憶してたんですね。
お返事も書いたりもしたんですけど、それから何年ですかね。2年、3年近くになるのかな。
2年ですか。
2年か。
この間またお手紙をいただいて、
また手紙が3つ目だろう。
実は社長になりましたっていう。
どういうこと?
これと一回お話したいなと思ってお話したら、
奮闘期みたいなのがやっぱりあるので、田村さんなりの、
人生も含めからお仕事の部分でも非常に奮闘されてきてる部分があって、
なおかつ私たちのこのポッドキャストのリスナーでもあるっていうことで、
私としては仕事をしている人たちがどんな気持ちで仕事をしていくことっていうのが大事なのかなみたいなこととか、
03:01
やっぱり組織運営っていうものになったときに気をつけるべきところってこういうところだよなっていう。
その辺を自らやってらっしゃる感じがあったので、素晴らしいなと思って。
勉強からの学びを今度は我々がさせていただこうと。
そうなので、リスナーの方にもそういうようなことをやってみると、
そういう効果があるのかっていうふうに思っていただいてもいいし、
なるほどな、そういう考え方ってあるよなといろんなところで参考にしていただければいいかなと思って。
そういうわけで改めて、田村社長よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
どうしまったら、米先生からまずこの辺ぜひ喋ってほしいとか聞きたいなみたいな切り口をちょっと投げかけていただくのがいいのかなって思います。
今社長になられてから、もしかしたら店長の時代からやってらっしゃることもあると思うんだけど、
最初にわかりやすく、田村さんご自身に深く入る前に、店長時代からお店の運営に気をつけていること、
そして社長になってから改めて感じていることとか、一生懸命気を使ってやっていること、
もしくはこんな施策入れてますみたいな、そこのところの流れっていうんですかね。
やっぱり組織をマネジメントする立場になってからここに至るまでに、田村さんが感じたこと、それから取り組んだことみたいなのを少し冒頭お話いただけると。
そうですね。まず、仕事っていうのは一人では成立しない部分があるんで、
いかにみんなの力を借りて、うちはパン屋なんですけれども、パン屋業を成立させるかっていうところが大きなところだと思っていて、
その中でいろんな従業員さんがいるわけですよね。
もちろん最初の頃は、やっぱり昔前だと私みたいに手に職をつけたいとか、パンが作れるようになりたいっていう目的の下で、
パン屋さんで働きたいっていう従業員さんがたくさんいたんですが、パン屋さんも数が増えてくればくるほど、
決して手に職をつけたいとか、パンを作りたいからパン屋に入ったっていう従業員さんではなくなってきている。
思いもそんな強くない方もいたりとか。
とりあえず消去法でパン屋に働きたいですとか、家が近いからパン屋さんに働きたいですとか、
06:05
はたまた周りの人に勧められて、この職場で働いてみていいんじゃないとか、
様々な入り口の目的がどんどん時代の変化によって変わってきているわけですよ。
やっぱりこちら側としても、昔はパンに興味があって意欲的に働けてた従業員さんたちが、
そうではない従業員さんが増えてきた時に、何を面白味とかやりがいとか、
その空間、何を目的として仕事っていうものに向き合わせればいいんだろうかっていうふうな時期は、
明らかな歴然の差として、そういう時はありましたね。
へー。パン屋業界の人材マーケットの推移って聞いたことないんで。
へーって感じですね。
あとは思ったよりも、やっぱりパン屋さんとか洋菓子屋さん、今でいうパテシエなんていう憧れの仕事として入るんですが、
結構別人の仕事として言われているんですけれども、実際入るとなると肉体労働っていうところが強いと思うんですよ。
その中で、やっぱりそのままに憧れてきた従業員さんたちが、ある年齢大体30ぐらいですかね。
それをピークに、果たしてこの肉体労働のパン屋さんで働き続けられるのかどうかっていうところに、
特に女性に関しては考える従業員さんが増えてくるんです。
そうすると、じゃあちょっとパン屋さんでは長く働くのは厳しいかなっていうような感じで退職者が増えてきたりだとか、
そういうところへながら来たので、
どうやってみんなにこの仕事の面白みとかやりがいとかっていうのを気づかせるとかできたらいいのかなっていうのは常々考えているところと、
また色々働き方も時代によって変わってきてますので、そうではなくて割り切った働き方もありではないかっていう視点も、
私の中では以前よりもそれはそれで比重は増えてきているのは事実ですね。
09:05
ですが、先生のポッドキャストなんか聞いたりしていますので、会社としてこれは絶対譲れないっていう部分は、
そういう人たちにも必ず絶対譲ってはいけない部分があって、割り切った働き方の中でも、
うちの会社はこれは絶対こういくんだよっていう柱は売れないように伝えているつもりではありますね。
はい。
井上先生いかがですか。
ちなみに、語れる範囲でいいんですけど、柱となっているものって例えばどんなことなんですか。
柱となっているものは、キーワードで言うと笑顔ですね。
いいですね。
それはお客様の笑顔であり、私たち働く者の笑顔でありますね。
はい。
どうぞ。
それなのに、じゃあ私たちは何をしたらいいのかとか、そういうふうな感じで最近は話を進めることが多いですね。
なるほどね。
結構なんか一人一人と向き合うことをされてるみたいなことをおっしゃってたけど、
はい。
具体的にどんなことをされてるっておっしゃってましたっけ。
交換日記です。
交換日記。
日報とまでは行かないんですけれども、毎日自分たちが今日何をしたかっていうのと、それに対して、
あとは目標ですかね、今日何を頑張るとか、それに対してうまくいったかとか、
先輩にアドバイスをもらったらアドバイスもらったことに対して、次はこういうふうにするとか、
おさらいのノートにして欲しいんですよね、今日やったかと。
1回考えて、明日にまた向けて、じゃあ何を頑張るっていうふうに繋げていきたいノートの目的もあるんですが、
その他にも目的がありまして、最初は1人、2人のスタッフから始めたんですよ。
最初はそういう目的で。
全員じゃなくて一部から。
全員ではなくて一部から始めたんですけれども、結構これやり始めると効果が出てきまして、
効果が出てきまして、これはもうちょっといろんなスタッフにやってもらうといいことになるのかなと思い始めて、
12:04
だんだんベテラン層にもやってみようかっていう話をして、今実際やってもらってるんですけれども、
ベテラン層にしてみれば、今更私たちこんなことするのみたいに受け取られる。
思いそう。
そうですよね。
なので、ベテラン層たちには効果日記しようかっていうところを説明するときに、
このノートは一応こういうふうにいろんなことをざっくり書いてほしいんだけれども、
今立場が社長である私と従業員であるあなたとのいろんな違いを知るノートにしたいんだっていう説明をしました。
なんか井上先生が反応しそうなキーワードですね、このあたり。
なので、何かわからないこととか不倫に落ちないことがあれば、そのノートにもちろん書いてもらっていいし、
それに対して私が私なりの立場できちんと説明もしたいと思うんだって言って、
だからそれぞれの立場でそれぞれの考えがあるのを、まず知るためのノートにしたいから、
何か気づいたこととか感じることがあったら書いてほしい。
そして同じ目指すべき会社に向かってやっていきたいもののツールにしたいんだっていうところで説明をして納得してもらって、
ベテラン層たちにはノートは書いてもらっています。
ちなみにベテラン層じゃない方々にはそういう目的では言ってないんですか?
わりと新人の子たちに対しては、まず私の目的としては、結局毎日の積み重ねなので、
まず習慣化してほしいんですよね。
言葉の魔術師ですね。変な意味じゃなく、詐欺的な意味ではなく、相手のことをすごい考えた上で言葉を紡ぐなっていう。
もうその時点でさっきから感動してるんですけど。
今日のやつを必ず次の日に活かしてほしいので、
ちゃんと1日を完結して反省して、次の日どうしようかっていう積み重ねを増やしていってほしいんですよ。
なので、新しい子たちのノートを見ると、
だいたい何々今日目標です。できました。に対して、仮に私がよくできました。
花丸をつける頻度が増えてくるとするんですよ。
15:01
すると、今度またちょっとその目標がおろそかになって、一旦ちょっとおろそかになって、またその目標にして、
その目標がまた達成すると、できましたってなるんですけれども。
ずっとできましたが、習慣化してほしいんですよ。
これそうですね。
そうですよね。そうすると私の中でも、花丸でよくできましたっていうコメントが、いつしかじゃあ続けようねっていうコメントに変わってきていた自分に気づきます。
そこで褒められて満足したではなくて、そうじゃなくて、それ続けようね、続けようね。
それが習慣化になってほしいのが、新人層とか若手層でやってます。
今のお話の中でね。
田村さんは社長さんだけども、お店という単位でやってらっしゃるから、
例えば100人、200人の規模の社長さんからすると、それはうちじゃ無理だなみたいなのがあるかもしれないんですけど、非常に大事なやり方があってね。
一つは、遠藤さんも今おっしゃってたけど、やっぱり全部事の向き合いをしてるんですよね。
つまり、明日から交換日記をやりますというツール・ルールの徹底じゃなくて、
まずこの人たちにこういうことをやるといいんじゃないかから始まって、効果が出てきて、
ああ、じゃあベテランの人にもやってもらおうかなって言ったときに、
今度ベテランの人がそれを馬鹿らしくてやれないよって思うかもしれないから、
逆に言うとベテランの人に違う目的を伝える。
本当にすべて事というものとの向き合いをベースにしようとしてるから、できる施策の打ち方。
だからやっぱりね、いろんな施策ってあるんですけどね。
どこかでやってみて、手応えを感じて広げていくっていうことは非常に大事な一つ。
それと中堅ベテラン、いろんな人がいる中で、それぞれの状況・状態に合わせて目的を設定してあげる。
本当にこの二つはすごく大事なことで、何気なくやってらっしゃるけどすごいなと思いますよね。
すごいですよね。本当に。
解説していただいて改めてさらにすごいなと思いましたけど、本当にそう感じますね。
交換日記をやろうと思ったときも、たぶんその二人やろうとしてた人たちの状況を見て、
これをなんとかする方法はないだろうかという考え方から出てきているので、
18:03
どこかで交換日記みたいなのをやるといいですよって考えたわけじゃないんで。
書籍読んでね、ノウハウのようにやってしまいがちですからね。
私がよく言う、子っていうものをいかに着目するかっていうことの大事さを見守ってやってらっしゃる方だなと思いますけどね。
そういったエピソード、もうひとつぐらい聞きたいなって感じはしますけど、何か井上先生投げかけはありますか。
歌作ってますもんね。
歌は作りました。
ちょっとこれ歌はあれですかね、相当また盛り上がりそうな感じがするので、これ歌というキーワードが出ましたので、次回もう一回やりましょう。
そうですね。
ぜひぜひ。
はい、社内で歌を作った。
はい。
はてなぜか、何の目的なのか、それは何なのか、大変気になるところですが。
はい。
次回ね、その講演も含めて教えていただきたいなと思っておりますので、
引き続きまた来週も田村社長にお越しいただいてやっていきたいと思います。
今日のところ一旦終わりましょう。
井上先生、田村社長ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上圭一郎への質問を受け付けております。
ウェブ検索で井上圭一郎と入力し、あからクリエイト株式会社のオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
またオフィシャルウェブサイトでは無料メルマガや無料動画も配信中です。
ぜひ遊びに来てくださいね。
19:53

コメント

スクロール