1. Image Cast - 技術・デザイン・制作・表現の雑談
  2. #44 人生が1000年あればいいの..
2021-08-07 39:55

#44 人生が1000年あればいいのにな

少年時代に憧れていた9000円のシャーペンと運命の再開を果たした鉄塔。買ってしまうのか、本当にそれでいいのか!?(買いました)という話、大人にとって好奇心は希少なリソース、今までの習慣に囚われず自分の心地よさを見つけること、移動手段と意思決定コスト、ベタな趣味にハマれる身軽さをいかに身につけるか、「自分の選択は間違っていなかったバイアス」との戦いなどについて話しました。

ラミー スピリット 

谷川俊太郎さん オタクな素顔 ひたすら好きな家電の話をする「詩の話より面白いなあ」 - 週刊アスキー 


00:00
おはようございます、あずまです。
鉄頭です。
イメージキャストは個人で物を作る人の集まり、イメージクラブとして活動しているあずまと鉄頭が自宅からお送りするポッドキャストです。
技術、デザイン、制作、表現などに関係のあるようなないようなトピックを中心に、毎週2人が気になったもの、発見したことをそれぞれ持ち寄っておしゃべりします。
なんか今日のしゃべり方、前とちょっと変わりました。
滑舌を良くしようと思いまして。
すごいセリフっぽい。
自分のポッドキャストを聞いてみたら、自分の滑舌の悪さに気がついて。
聞きやすさって結構直結するじゃないですか、滑舌の良さと。
そうですね。
なんでちょっと、みんなに楽しんで聞いてもらえるポッドキャストを目指して、滑舌を良くしていこうと思っています。
はい、わかりました。
安全第一で品質向上に努めて、慎重に発音していきます。
一切の間違いのない発音を目指して、安心と安全のイメージキャストにしていこうと思っております。
そうですね。
言うとりますけども。
最近なんか買いました。
なんか唐突ですね。
日々買い物はしてますが。
人間ですからね、社会に生きる。
そうですね。
なんか最近、前から文房具はちょっと好きだったんですけど。
文房具。
はい。
高校生の頃に万年筆が面白いなと思って買ったのがきっかけぐらいだったんですけど。
もうちょっと前のきっかけで言うと、勉強する時にずっと使ってるシャーペンが、よくドクターグリップとか昔流行ってたと思うんですけど。
うわ、懐かしい。
あったな、ドクターグリップとアルファゲル。
ね、アルファゲルと。
あの2つって、自分はそんなにハマらなくて、製図用のペンみたいな細めのやつを使ってたんです。
はいはいはい。
で、0.3ミリだったかな、細めのやつを使ってたんですけど、ずっと勉強するのにずっと手に持ってて、
これってすごい高いやつ買ったとしても全然いいんじゃないかみたいなことを思って、調べ始めたのがきっかけで。
で、調べると文具屋に、普通の文具屋には売ってないような文具というかペンがいろいろ、高級筆記具っていうジャンルの中にある。
この世に存在すると。
当時、広島に住んでて、そんなに高級筆記具がたくさん置いてある店って知らなかったんですけど、
百貨店とかに行くとめくるめく、世界が。
03:02
大人の世界がね、広がってるわけですよね。
迫来品っていう言い方をしていて、迫来品って言う言葉。
迫来品、南蛮からの?
そう、なんかそんな雰囲気で置いてあるんですよね。
で、迫来品か、これ国産で、とかなんかいろいろあって、国産の方が漢字を書くときはいいんですよ、とか言ってる人とかいて。
なんか、なんか面白いなって。
迫来品って言い方やべえな。すごい世界。
迫来品何%オフとか、なんか書いてあったりするんですけど、
ただし、門ブランは別とか書いてあって。
あー、門ブランはもう一定のブランド価値があるから、落とせないんだ。
門ブランは、なんか多分そういう契約があるのかもしれないけど、安売りできないやつとかがあって、
で、それもう別格みたいな感じで置いてあって、
おー、門ブランっていうのはなんかすごい、なんだろうな。
すごいんだな。
偉い人が使うペンだなっていうくらいに思ってたんですけど。
で、その中で、今でもあれはかっこいいなと思いながら買えなかったシャーペンが当時あって、
それが最近まで、なんとなく記憶に残っているシャーペンがあったんですね。
脳裏にこびりついてたんですね。
そう。
欲しいなという思いが。
それが、ラミーのスピリットって名前のシャーペンなんですけど、
最近文具の雑誌を見ている時に、いつの間にか廃盤になったんだけど、復刻版が出たっていうことを知って、
で、その復刻版がつや消しのシルバーの細身のめっちゃ細いシャーペンなんですけど、
金属でガシッと作られていて、細身の割にはちょっと重みがあって、
なんていうか、機械の部品のようなシャフトみたいな感じのルックスなんですね。
Zさん好きそうですね。
すごい好きなんですけど、
高校生の時に見たのは、なんかツヤツヤなクロームメッキのシルバーだったと思うんですけど、
未来感を感じさせるような。
でも今見ると、復刻版の方はちょっとサンドブラストしたようなつや消しの上品なシルバーになっているんですね。
ちょっと形、形というか雰囲気は変わったけど、板金加工で金属を曲げて、
1枚をくねくね曲げて、なんていうか、うまく作ってやる工夫の塊みたいなペンなんですけど、ちょっとこれは。
1枚の板を曲げてペンを作る。
そう、外装のグリップする部分から、このペンのキャップのあたりまでと、さらにそこからクリップまでが1枚の板でできていて、
それが多分バーンと1回切り抜いたものを何度もくねくね曲げて作っているような形なんですね。
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それがなかなか合わせ目とかも精度が良くて、すごいかっこいいなと思ってたんですけど、
9000円、当時も確かそのぐらいの値段で、今。 9000円か。
高校生にはちょっと手が出せないですね。 そうなんですよね。
ペンに払うお金としては。
壊れたら買いにどうしようかとか、実用品として考えると、当時の自分にはなかなかガシガシ使えるものではないし、
そもそも小遣いで9000円、どうかな、お年玉で買うとかそういうレベルですよね。 そういうレベルになりますよね。
っていうのが、今パッと急に復刻版があるぞっていう情報があると、なんかだんだん気になってきて。
大人となった今に。 そうですね。
で、それでたまたま、たまたまというか、その何日か後に六本木に行くことがあって、六本木の文具屋には、なんかあるかもなと思って、チラッと寄ってみたらあったんです。
で、それで、でもなんか買っちゃいそうな気がして、見ないふりしてたんですよ。あるなというのがきっかけにして。
存在だけをね、チラッと。もうあれですよね、小学校の頃の憧れの女の子に同窓会でチラッとあったみたいな感じですよね。
そんな感じかもしれないですね。 もう結婚してんのかなみたいな。
で、まあ、でもちょっと、妻が他のペンとか見てたんで、それに付き合ってるって感じだったんですけど、
帰り際に一応触ってみようかなと思って、ちょっとすいません、これ見せてもらってもいいですかって言って。
まあ、持ってみたら、あ、これあれだなって、こう、なんていうか、その当時いいなと思ってた気持ちがちょっとこう蘇ってきて。
で、まあ、でもそうは言ってもね、欲しいっていうだけですな。使う、今時シャーペンってそんな使わないし。
まあ、そうですね。確かにシャーペンって、その大人になって仕事すると意外と使わないですね。
使わないですよね。ましてや、メモそのものもだいたいiPadで撮ってたりとか、紙に書くってこと自体がないとか。
出番結構少ないですね。
あっても消せることが問題になることが多い。サインするとか、そういうことだったらボールペンとかね、粘室の方がいいから、
シャーペンってまあ使わないよなと思いつつ、まあでもなんか在庫一応まあたくさんあるんだったらまあ今じゃなくてもいいかと思ったら、
いや、これが最後の一本なんですよみたいなことを言うんですね。
まあ、で、これは本当か嘘かっていうのは分かんないんですけど、
嘘の可能性はありますよね。
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そう、でもその時に本当だと思うかどうかで自分がそれが欲しいかどうかが判定できるんですよ。
多分。
謎のロジックが出てきましたけど。
本当だと思いたい。そう。で、これで別に欲しくなかったらまたまたみたいなこと思うんだけど、
そうか、じゃあ買わないとっていう気持ちになると、それは潜在的にもう欲しいってことなんですよね。
ああ、自分の心と素直に向き合った結果。
そうそうそうそう。なので、まあ結果的には買ってしまうっていうことになったんですけど。
これ、てつとーさんがこういう話するとき最終的に絶対買うから。
そうですね。
おじいさん一緒から読めてはいたんですけど。
まあそうですね、買ったものの話ですからね。
まあそうですね。
まあ、いやでもね、ちょっとこれはなんだろうな。
買っちゃったんですね。
実用品じゃなくて、こうかっこいいなっていうだけで買うのはあんまりしないようにしてるんですけど、
ちょっとこれは抗えなかったものの一つですかね。
手に入れた実感はありますか?
うーん、なんだろう。こう、まあ一つはやっぱ声をやっと手にできるようになったなっていう考え深さはちょっとあるけど、
もう一つは、なんか高校の頃の自分と変わってないんじゃないかっていう不安がちょっとよぎる。
いやでも高校の頃とその嬉しさがもし変わってないとしたら、それは絶対買ってよかったと思うんですよね。
ああ。
それは。
高校のときに本当に9000円自分で払って買ってたときの嬉しさを100と仮定して、
今、言ってある程度お金が自由に扱える状態で9000円払って買ったそのペンに対する嬉しさが100得てるんであれば。
ああ、なんだろう。でもこれちょっと別の種類かもしれないですね。なんだろう。
高校のときだったら、まあ単純に嬉しいっていうことだと思うんですけど、
今は、なんかこれをなんだろうな、10数年越しに覚えてたことが嬉しかったっていうのがあるから。
ああ、なるほど。時間の蓄積が嬉しさを発行させるというかなんていうか。
そうですね。なんか美化してしまって、美化するという時間は必要だったかもしれないけど、
まあ、物そのものというよりはそういう時間に対する考え難しさが大きくて。
ああ、それもあるのか。
だから買うことに対する喜び自体はそんなになんていうか、まあ相対的にお金の価値が下がっているので、
買った嬉しさ自体は正直そこまではないかもしれないですね。
だからこれが中古だったとしても、ただでもらったんだとしても、まあそんなに印象は変わらなかったかもしれない。
12:01
ああ、でもそれはまあいい買い物ですね。
うん、確かに。いやー、でもなんかこう、なんか大人になると、なんだろう、物を手に入れるっていうことが、
なんていうんですかね、高校生ぐらいの時に自分が欲しくて買えなかった物を大人になってから手に入れるっていうことに対して、
なんていうか、若干こう、それでいいのかっていう気持ちというか。
そうなんですよね。
なんかわかります?これ。
わかります、わかります。
なんかね、手に入れられなかったその当時の憧れをなんとかこう取り返して取り戻そうとしているみたいな。
そう、それはそれで、なんていうか、恥ずかしいじゃないけど、こう、なんですかね。
なんですかね、こんな大人でいいのかっていう。
うーん、まあ自分の思う理想で言うと、現時点でいい物がたくさん出てきていて、それ、いい物に対して素直にいいと思って飛びつけたらいいと思うけど、なんか買い越し味的なものが邪魔を。
はいはいはいはい。
買い越し味ではないけど、どうしても思い出補正だったりとか、その当時いいとされていたものから自分の頭がアップデートされてなくて、今現時点ではこれがいいよっていうことを受け入れ、なんていうか、知れていないというのはどうしても、まあありますよね。
ペン買っていい話になるかと思いきや、ちょっとこうネガティブな印象もあるんですが。
本当に良かったのかっていう気持ちもありつつ、でもなんかこうやっぱりこう、なんていうんですかね、高校生とか大学生とかの時って、そういう物に対する好奇心とかもそうですけど、趣味とか、なんかそういう物って、もうほっといても、こういろんな方向に伸びていくというか。
あー、そうですね。
音楽にせよ、ゲームにせよ、映画にせよ、なんかもう好奇心をほっておくままに、こう広げることができるけど、徐々にこう大人になって使える時間にも限りがあって、なんだろう、なんていうんですかね、そのほっといたら枯れてしまうものになってくるというか。
あー、わかる。
ある程度こちらで、こうちゃんと水をやって、日の当たるところに置いてあげて、ずっとずっと空気を入れ替えてあげてみたいな、世話をしてある方向に導いてあげないと。
いや、いい表現ですね。
なんていうか、そのまま、こう何の趣味もない悲しい音になってしまうのではないかという恐怖がありますね。
そうなんですよ、まさに。いやー、だから高校とか大学ぐらいまでは結構趣味がなんかどんどん増えて困るぐらいの感じではあったけど。
追い茂るジャングルではな感じですよね。
なんかその茂ったジャングルの真ん中辺だけで今こう暮らしてるかもしれないっていう。
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ヒゲボボになってね。
そうそうそうそう。
小屋建てて真ん中に。
ここがエンジャーみたいな。
ここがエンジャー。
音楽もなんか知らないジャンルを挑戦しようとかあんま思わないし、なんだろうな。
でも知らないジャンルを聞こうとは思うけど、それが逆に言うとその水をあげる行為だったり空気を入れ替えるっていうのが、
いやちょっともしかしたらいいかもしれないから聞いてみようっていう、そういうよっこいしょっていうのがあるんですよね。
そうですね。自然に高校生だったらやれてたことが、意図的にさて若い人の音楽でも聞いてみようかねって感じで。
そうそうそう。夜遊びとか聞いてね。
どうしてもちょっとみんなそうなんじゃないかとは思うけど、例に漏れず自分もそうだなと思うところがちょっとなんだろう、
まだ抗える。
まだね。
まだまだだと思うんですけど、まあ切なさをちょっと感じますよね。
ただね、なんかこっちが本当として受け入れた方がいいのかもなっていう気がしていて、
その若いというか18歳とかの頃のやつは好奇心についても何て言うのか、チュートリアルというか、
どんだけダメージくらっても死なないモードで、最初のこういうふうに操作するんだよっていうチュートリアルとしてあって、
もう20とか30歳とかを過ぎた段階になると、もうそっちからが本番というか、自分の好奇心とか、
なんだろう、自分の中のいい部分というか、何かを求める気持ちを殺さないように、
ちゃんとコントロールしていかないといけないっていう。
なるほど。
そういうゲームなんじゃないかなというふうに思い始めて気がしますね。
でも確かに、30、40ぐらいになっても続いてるっていう人は本物だったりするかもしれない。
本物って、そういう人が本物というより、その人にとってその趣味が本物って言った方がいいのかな。
それが空気を吸うようにできているという。
でも、なんかそういうことじゃなければ枯れてしまって、昔はやってたんだけどなっていうことになってしまう。
なんかそういう想像がつき始めてくるっていう感じがしますね。
そうですね。大丈夫かな。なんか、前もこんな話したかもしれないけど、老人ホーム、我々が老人ホームに入る頃には、プレステ1が置いてあるはずだと思うんですよ、老人ホームに。
ありそう。
そう、まあ2もあるかもしれないけど、自分は1の世代だったので、まあまあ細かいか。
えっと、なんだろうな。でも、自分はその時にプレステ10か、なんかわかんないけど、を遊んでいたいですよ。
18:06
わかるわかるわかる。確かにその、なんだろう、世代によってドハマりするものみたいなものは、もうほっときゃそこにはまるみたいなものはあって。
多分ね、僕が思うに、僕が老人ホームに入った頃には、なんか、あの、フジファブリックの若者のすべてをかけとけば、とりあえず老人は喜ぶみたいな空気がありそうで、それにこう抗いたいんですよね。
腹が痛いですね。で、しかも、なんだったら、若者のすべてもプレステも楽しみながらも。
そうそう。すごいな。とりあえずそれかけときゃ、みんな、あの、老人はエモいエモい言い出すからって言って、かけられるから、それにも乗るんだけど、でも、その時の楽しみを取りに行きたいというか、なんかそういう気持ちはありますね。
それはもう後半のそれは、もう割とこう、意思の問題というか。 そうですね。 前半はもうそういう性質かもしれないけど、後半はなんかその人の本人のコントロールできる意思とか努力の問題かもしれない。
そうですね。なんか、でも実際それができている年寄りとかを見ると、なんかいいなっていう感じ、うらやましい、かっこいいという感じがするかな。 あー、ありますね。タフネスだよなーと思いますね。
そのいいなと思う、その老人、老人っていうのかな、として谷川俊太郎さん。 老人弱りって。 老人。まあ自分はこういう大人になりたいなっていう人だな。の谷川俊太郎さんが、スマホは機能がありすぎて、なんかあんまり好きじゃないっていうコメントをしていて、で、iPod touchを使ってたらしいんですね。
これ何年か前の話なんですけど、で、それって、スマホは好きじゃないって言って柄系を使うんだったらわかるんですけど、普通の、まあちょっとなかなか乗れないんだなーって。で、そこでiPod touchに行くっていうのは。
そこに収まるんだっていう。 そう、なんか若い人がスマホはあんまり好きじゃないって言ってiPod touchに行く人は確かにいたし。 僕もそうでした。
あーわかるわかる。すごいわかる。 2年ぐらいiPod touchで過ごしてましたね。
まあ自分も何だろう、スマホが出る直前ぐらいに、携帯電話のメールとかwebの機能全部切って、ただ電話しかできない携帯の契約に変えた時期とかありました。
で、携帯電話なんだから電話ができればいいじゃんって言って、電話だけにして、でもノートパソコンは持ち歩くっていう。で、そういうのと通じるものを谷川俊太郎さんに感じて、多分スマホも触ったんですよね、きっと。
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多分そうですね。今まで使っていたものにしがみつくのではなくて、今まで使っていたものとこれから出てくるものをちゃんと体験して、その上で自分にとってどこが一番心地いいかっていうところを見つけ出すっていうか。
そうですね。あれは、それはなかなかできることじゃないぞと思って。あとトベラとか確か使ってたかな。
心地よさって絶対その過去の今までの体験によるものが大きいじゃないですか。だからその新しく出てきたものを計算に入れた上での心地よさを自分でこう作るというか、なんていうかってすごいですよね。
すごいですね。ほっといたらもう本当に10年間同じ何かを端末なりを使うっていうことがありえちゃうので、そうじゃなくてちゃんと抗えるっていう、抗うっていうのもなんか違うけど。
なんか更新し続けるという感じですかね。
そうですね。更新したいですねって思いつつ、なんだろう。だからちょっとこうシャーペンを買った時にそういう不安はよぎってはいたけど。
更新できてないんじゃないかっていう。
だから自転車とかも好きだったんですけど、ちょっとロードバイクではなくて折りたたみ自転車ばっかりやってたので、逆にロードバイクを今から買って乗ろうかなとか、なんかそんなことを逆に思い始めましたね。またぶつよくなんですけど。
まあでもその逆に逆にっていう風なのを重ねていける方がなんか更新できてる感じはしますね。
まあね何もしないよりは、最近になって始めた趣味ってあります?
なんだろう。自転車の話で言うと、僕自転車全然乗ってなかったんですよ、ここ数年。ずっと。歩いて駅まで行って、で会社に行くみたいな感じだったんですけど。
で引っ越して、自転車がないと駅まで行くのもちょっとしんどいぐらいの距離なんですよね。15分ぐらいの微妙に。なんで自転車買って、ママチャリですけど、それによって行動範囲めっちゃ広がって、
それはなんかすごい自分にとっては、なんていうかいい経験というか、なんで今までこうしてなかったんだろうっていう感じがあっていいですね。
自転車と徒歩だと3倍ぐらいの速度差はあるだろうから、3倍違うと面積で言うと9倍ぐらいあるはずなんですね。
そうなんですよね。 9倍ってすごいですよね。
それは確かに結構すごい。可能性、選択肢が9倍に広がるってことだから、移動手段って大事だなって思いました。
確かに。そうなると今度は車っていう話も出てくるんですかね。
24:04
いや、まあそうなりますね。
いや、車僕持ってないし、なんなら免許もうっかり執行で失ってしまったので、免許は持ってたから乗ったことはあるんですけど、そんなに乗ったりして楽しめる、楽しむような時期を経ずに執行している人なんですよ。
だから車の楽しさが分かってなくて。
僕もでもそうかもしれないですね。本当に必要に迫られて乗ってたって感じなんで、親の階級で大学生ぐらいの時に。
同じような感じかな。2,3回どっか行ったかな。まあでもそのぐらいか。
運転の喜びみたいなの一切感じてないんですけど。
恐怖心は分かる。
恐怖心しかない。
今でもたまに人を引き殺す夢とかちょっと見る時があって。
そう、加害の側に回るっていうのが怖いですよね。
そう、そのリスクは怖いですよね。
車、まあ事故ってへこんでとか、敗者になってとか大したリスクじゃないけど、死ぬとか死なれるとか。
結構自分のうっかりで人が死ぬみたいなのが本当に起こりそうで怖いんですよね。
たまに立体駐車場でうっかり行き過ぎて、車ごと5階の高さから落ちたみたいな話とか。
なんかニュースでそういうのが入ってくるとどうしようちょっと、
ああ、これで自分もやりそうだなっていうのが。アクセルとブレーキを踏み間違えてとか。
踏み間違えずにずっと運転する方が難しくないっていう。
いや、そうですよ。確率でやるよっていう。
人間は機械じゃないから確率的に間違えうることは絶対いつかは間違うから。
そうなんですよね。
それでたまたま死ななかっただけだから、今やってる人は。
そこに身を晒す怖さがありますね。
ありますね。
で、あるんだけれども楽しそうであることも、それはそれで、なんだろう、
そういう、こういうのもままでいいのかなっていうのはちょっとだけ思う時があって。
自転車までだったらね、そんなに死ぬとか死なないとか。
自分が死ぬとかはちょっと怖いけど、自転車で人を引き殺すことは多分そうそうないから。
まあでも歩いてるおばあちゃんとか気づかずに跳ねるとかはありそうですけど。
まあそうですね。
でも、まあ、あの、車のディスクの大きさと比べると、まあ小さいって意味では割と気持ちよくなれる。
扱いいける範囲というか。
そうですね。
車ね、いやー、林さんが免許取り始めたんでしたっけ、確か。
27:02
あ、デイリーポータルZの。
そう、デイリーポータルの林さん。
ああ、そうなんですか。
だからそういう話を聞いて、あ、そうなんだとか思って。
やっぱ更新し続けてる人だったら、そういう逆にみたいな時期がいつか来るというか。
そうですよね。
多分、我々も水が一滴一滴溜まっていくみたいなのをちゃんとやっていれば、あるタイミングで逆に車買おうみたいなタイミングが来るのかもしれない。
そうですね。
で、まあ、持ってみると絶対楽しいんだろうな。
今のところはなんかタクシーでいいかなって思っちゃってる自分はいます。
そうですね。
時々のために使うんだったらタクシーの方が総合的に見てお得だろうっていう。
そうなんですよね。
でもなんか実際でもできないだろうなっていうことがあって、
例えばちょっと今日時間あるから、見えてる送電線の端っこまで車で行ってみようかって時にタクシーは多分使わないですよね。
とか、2年前くらいかな、ダムを見に行ったんですけど、
で、ダム見に行った先で駅から遠いからそっからタクシーで行ったんですね。
そしたら帰りのタクシーが全然ないんですよ。
で、電話しても捕まらなくて、捕まらないというか、そもそも行けませんみたいな感じのところが多くて、
でも一個見つかって、いや行けなくはないけどちょっと30分とか待ってもらってもいいですかって言われて、
で、30分待つから来てくださいって言って、それで来てもらって、それでようやくタクシー乗って駅まで行って、駅からまたこう長いんですけど、電車で。
で、その時にタクシーだからってどこでも行けるわけじゃないなっていう。
そんなことが2回あったんですよね。
で、変皮なところにタクシーで行くと買いで積むぞっていうのが結構、変皮なところ行かなければいいんですけど、
でもその可能性が閉じられるというか、 そこですよね。
その意思決定に対するコストが跳ね上がってしまうっていう。 そうなんですよ。
で、まあ1人だったら結構折り畳み自転車で、電車プラスそっから自転車で走るとかは、まあよくあったんですけど、
なかなかそれも、なんていうか、よっぽどやる気がないとできないんで。
車っていうのはありかもなという。
まあその話を聞いて思うのは、鉄頭さんそろそろ買うなっていうことですね、車。
そうですかね。やばいな。 もうちょっと消しかけてみようかな。
いや、買わないぞ。買わないぞ。
僕鉄頭さんにそそのかして買い物させるのが結構好きなんで。
30:00
確かに。え、そそのかしてたの?
いや、それは買うってことじゃないですかって。
あ、そそのかされてたのか。
それはやっぱ買った方がいいってことじゃないですかねって。
いやー、なんか確かに、そうだったらそうしようかなって思う気がちな気がする。
ってことはやっぱり車をそろそろ買うってことじゃないですか?
いやー、でもなー、結局人殺し問題が発生するじゃないですか。
ああまあ、そうですね。殺人、その場合僕が、鉄頭さんが人を引いた場合、僕もそこに対して一定の責任感を感じないといけなくなっちゃうんで。
そうですね。ちょっともう、全体責任ってことですね。
僕があの時そそのかして車を買わせさえしなければって。
めちゃ遠い責任ですけど。
いやー、でもね、まあ車は置いといて、自転車は楽しいよね。自転車に戻そうとする。
すごい結論に。
なんか昔は自転車はまあこのぐらいの値段だとか思ってたのが、最近調べてみるとすごい値段が下がってて、
ロードバイクとかでも意外と6万とか7万でも手に入っちゃうんですよね。
だからなんかこう趣味として、ベタなものにハマることに対する恥ずかしさというか、僕の中では。
その範疇に入ってるんですよね、自転車が。だからなんかあるあるみたいな感じで。
なんていうんですかね、ああはいはい、君もその趣味にはまり始めるのねみたいな感じに言ってる自分が自分の中に一匹いて。
なるほどなるほど。
そいつをどう説得するかっていう話ですよ。
確かに。まあでもその辺は昔よりも越えやすくなってるんじゃないですか。
ああそれはそうかもしれない。
昔だったら結構そこに対して結構自分のアイデンティティーみたいなものも絡んでくる話だけど、
今はまあそうは言っても乗っかれば乗っかったり楽しいんだろうなっていうのが、昔よりはなんていうか客観視できる。
そうなのかもしれないですね。
その例えば定年退職した後で蕎麦うちにはまるお父さんみたいな、めっちゃベタな光景ですけど、
でもそのお父さんの中にもいやいやいや言うて蕎麦うちてみたいな、ベタすぎるでしょっていう思いがその50代半ばぐらいからあったけど、
それをこう乗り越えた結果蕎麦うちにたどり着いたんだとしたら、それはもう拍手喝采を送るしかない。
まあ実際やったら楽しいんだろうなっていう気もするしね。
なんだろう、まあでもハマっちゃうような人はもう最初からそういう潮目ささっていうのかな。
ないのかな。
意外となんだろうあるかないかは意外とないかもしれないですね。
でも蕎麦うちってそんなベタでしたっけ?
33:00
どうなんだろうここ最近なのかな、ここ5年ぐらいなのかなもしかしたらその蕎麦うちイコール定年退職の後の男性がハマりがちな趣味みたいな。
そうなんだ。
そうか、それでいうと結構ベタなこといっぱいやってるから自分はもう今更感はあるかな。
もういっぺんその線を越えてるからあとは自由みたいな。
そうっちゃそうなのかも。
僕はそのこういう自分に対する自意識の声をまだ無視できないっていうか、そういう意味ではまだ幼いのかもしれないですね。
だんだんその身軽になっていくような感じはありますね、そう考えると年を減るにつれて。
身軽にならざるを得ないというか。
まあどうでもよくなってくるっていうか。
徐々にこうどうでもどうでもよくなってくるってこともないけど、なんかこう素直っていうか。
そう、素直になれる。
それはちょっとある気がしますね。
あとは、まあ高校生中学生ぐらいに始めた趣味だとそういうブロックがあんまりかかってない状態で始まってたりする。
っていうパターンはあるかもしれないですね。
ありそう。
いやー、なんか60歳とかになってなんか全てがどうでもよくなってしまうんだろうなっていう感覚はあって、その時には。
そこで最後に残ってるベタなやつって何なんでしょうね。
何なんだろうな。
まだその感覚的にそんなにベタになりたくないなっていう気持ちはあるけど。
でもなんかアニメ見ない時期があったけど、それは自分の中ではベタなことを拒否していた時期だったかもしれない。
ドラえもんとクリオンしんちゃんは見ないぞみたいな時期があったな。
それいつですか?
これは小学校の頃だったけど。
小学校でも結局あるんだ。
そこで抗ってたんだ。
ダメだ。
ダメだな。
でも僕も小学校でみんな見てたけど、学校へ行こうは絶対見ないぞって思ってましたね。
学校へ行こう、確かに。あとあれ、笑う犬とか。
それは僕、意図して見ないようにしてました。
なんか見なかったな。
意識して。見てたまるかと思ってました。
何なんだろう?
何なんだろう?
何なんだろうと思いつつ、その時の自分に対しては、合ってるよって言いたい気持ちもあります。
そうだぞって思ってるところがまだ。
でも自分も見てないから、ちょっとでも今は判断できないかもな。
良かったかどうかも分かんない。
でも、いいんじゃない?くらいしか思わんからね。
36:03
君はそれでいいんじゃない?っていうね。
人生が1000年あればいいのにな。
1000年あってなおかつ、100年間しか生きないんだけど、10人分同時に進めて1000年分生きたい。
並列でね、回してね。
それやりたいな。並列で100年を10個やって、それぞれいいタイミングのやつを、取捨選別。
何だろう?こう、感覚だけ共有されていて、記憶とか、その技能とか、そういうのは共有できないんだけど、
なんか感覚というか、この生きててどうなのかみたいなのだけ、やんわり繋がってる。
生きた、生の実感だけが引き継がれる感じというか、それぞれの10通りの。
自分の選択は間違っていなかったバイアスがあると思うから、
実は間違ってたっていうことを積極的に受け入れたいというのがなんかあって。
さっきの話もそうだったかもしれないけど、なんか、何だろうな。
例えば、いや、これ買ってよかったと思ったら、これを今まで買わなくて損したっていうのと、
同時に評価しないといけないというか。
そうですよね。受け入れないといけないですよね。それを買ってよかったということと同時に、
買わなくて損したっていう時間を生産するっていうことですよね。
そうですね。
その損の額がでかくなればでかくなるほど、受け入れづらくなってくるじゃないですか。
そうなんですよね。でもそれをある程度、それでも見るっていうことをしていった方がなんかいいような気がする。
いいような気はする。
まあ、本当はどうでもいいというものでしかできないかもしれないけど、何だろうな。
例えば、エレベーターのボタンを行き先かよ先に押して閉じるボタンを後に押した方が早いっていう。
そういうやつ。
はいはいはい。
で、それは今までそれをしなかったことによって0.5秒かけ何万回も損しているとか思うかもしれない。何万もないかな。
まあでも別にいいじゃんって思うからそう思えるというか。
確かに。損してるなーって思ってそれで終わりにできるからこそ受け入れられる。
3日コストがあまりにデカくなりすぎると受け入れられない。
そうなんですよね。でもそこをごまかしても、無意識の中で気づいちゃってる気がするんですよね。
39:01
そうですね。自分に嘘をつき続けることになるというか。
そう。だからまあ、爽やかに生きたいですね。生きるために。
結論そこですよね。爽やかに軽やかに生きられればどれだけいいでしょうっていうことですね。
そうですね。
こんなとこにしておきますか。
そうですね。
はい。
イメージキャストでは皆さんの感想をモチベーションにして配信を継続しています。
感想要望は#イメージキャストをつけてツイート。質問はイメージクラブのアカウントの質問箱またはキャスト@image.clubまでお寄せください。
それではまた来週。さようなら。
さようなら。
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ご視聴ありがとうございます!
39:55

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