1. 今出川FM
  2. #61: 株式会社LayerXのあらた..
2025-09-01 51:15

#61: 株式会社LayerXのあらたまさんと #EMお悩み相談室 について話しました

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サマリー

今回のエピソードでは、株式会社LayerXのあらたまさんがゲストとして登場し、バクラク事業部や最近開催されたBed AI Dayの感想・目的について語ります。彼はプロダクト開発へのアプローチやAI技術の活用が日本経済に与える影響についても触れています。また、株式会社LayerXの新玉さんと共に、エンジニアリングマネジメントに関するお悩み相談室について考察しています。特に、お悩みを持ち込んだキャラクターたちの成長ストーリーや、具体的なアドバイスがこのエピソードにどのように盛り込まれているかが語られています。 あらたまさんがエンジニアリングマネージャーお悩み相談室について深堀りします。エンジニアとしてのキャリアやマネジメントの難しさ、チームの課題を抽出するためのフレームワークについて議論されます。さらに、EM(エンジニアリングマネージャー)としてのキャリアの選択や意義が、株式会社LayerXにおける経験を通じて深く掘り下げられています。また、EM向けの悩み相談室に関する新たな見解や今後の展望についても語られています。あらたまさんがエンジニアリングマネージャーお悩み相談室の内容や、その普遍的なマネジメントに関する知見を語ります。

株式会社LayerXの紹介
今出川FMは株式会社Helpfeelの今お届け するポッドキャストです。という
わけで、今日はガチスペシャルゲスト 会です。株式会社LayerX、あらたま
ことさんにお越しいただきました。
あらたまことさん、普段あらたまこと さんとはお呼びしませんで、あらたま
さんと呼ばせていただいております ので、どうぞよろしくお願いします。
お願いします、あらたまです。よろしくお願いします。
あらたま先生、今出川FMに出て いただけるなんてもう光栄すぎて
テンション上がりますね。
テンションでもね、こちらこそ呼んで いただきありがとうございます。
今日あれですかね、もう前後も結構 仕事で埋まっている感じですか?
基本的には、そうですね。この後、この 修学が終わったら出社しようかな
って思ってます。
なるほど、結構あれでしたっけ、LayerX さんってリモートと出社両方の
ハイブリッドでOKなんでしたっけ?
そうです、リモートって出社もOK みたいな言い方をしていて、
チームにとって一番いいスタイルを っていうので、今日はスプリントの
振り返りとかプラネーズのイベント があるので、そのために出社しよう
かなって思ってるっていう感じです。
なるほど、結構キーイベントの時は ちゃんと出社されることが多いんですね。
そうですね、チームの中で話し合って、 この日は来るようにしようみたいな
ことを言っていますが、割と緩いですね。
いいですね。
ミーティング詰まっちゃったんで、 ごめん、行けないみたいな日も
全然ありますし。
そこは柔軟に調整できるんですね。
そうですね。
ちょっとぬるっといろいろお話が 上がっちゃったんですけれども、
簡単に自己紹介と普段どんなお仕事 されているか、あの会社のドメイン
も含めて簡単にご紹介いただいても よろしいでしょうか。
はい、承知でございます。
改めまして、アラタと言います。
アラタマットインターネットでは 呼ばれることが多いです。
株式会社レイヤーXという会社で、 バクラク事業部というところの
エンジニアリングマネージャーを やっています。
EMは基本的に担当プロダクトに対して 1EMがつくっていうような形に
なっていまして、私はバクラク申請経費生産 という倫理の部分とか経費生産とか
そういったところを主に扱うプロダクト をつくるチームのマネジメントを
していますという、そんな感じになります。
ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
はい、お願いします。
プロダクトの使いやすさ
実は当社でもバクラク申請経費生産は 利用させていただいておるのですが、
ありがとうございます。
移行前のプロダクトもあるんですけれども、
もう多分散々聞き飽きたかもしれないんですけど、
バクラク死ぬほど使いやすいですよね。
いや嬉しいですね。
どんな人に言われてるかと思うんですけれども。
聞くたびに嬉しいですし、身が引き締まる思いですね。
なるほどですね。お客さんの数も多いし、 結構影響範囲もでかいですもんね。
そうなんですよね。やっぱり月末月初は 皆さん月末に経費生産出してねっていう
リマインドも受け入れの方から来ると思うんですけど、
やっぱり皆さん使っていただくボリュームゾーンというか、
なのでそのタイミングには絶対落とせないぞっていう。
なるほど。リリースサイクルをなるべく中旬にするとか そういうのってあったりするんですか?
やってますね。中旬に2回リリーススケジュールを決めて 出してっていうふうにします。
面白いですね。爆落のいいところってUIの良さというか、
全体の一気通貨の体験の良さみたいなところあると思うんですけど、
自社で使ってるからああいう作り込みができるのか、 それともユーザー研究をめちゃくちゃやってるのか、
両方かもしれないですけど、どうやって進められてるんですか?
そうですね。基本的に私たちもドッグフーディングを兼ねて、
自社で使ってるっていうのはもちろんあるんですけど、
そこが大きいっていうよりは、どれだけユーザーさんの業務に寄り添えるかっていうところをすごく大事に作っているっていうのは、
やっぱり胸を張って、これは自分たちが出してる価値ですって言えるところの一つかなっていうふうに思っていますね。
もともとの業務フローをそっくりそのまま再現させるっていうのではなくて、
複数社ヒアリングをして共通する業務フローを抜き出して、
何のためにその業務フローになっているんだっけっていうところまで考察した上で、
もしかしてこことここをつないだらショートカットできるんじゃね?みたいなひらめきを大事にしながら、
それをPDMもやるし、エンジニアもやるしっていうのが、うちのプロダクト立ち上げのスタイルだったりするので、
同じように最近、爆楽近代っていうのが出まして。
あ、出ましたね。あれもなんかTwitter見てるとすごいですよね。Xですね。
近代が使いやすいでツイートされることってないじゃないですか。
そうですよね。なんか近代って普通みたいに思われがちなドメインだと思うんですけど、
そこの思わずツイートしちゃうぐらい使いやすいってことですもんね。
ですね。私もびっくりしました。その近代の立ち上げのほうには関わってなかったので、
実際にプライベータリリースみたいなタイミングで初めて触ったんですけど、
びっくりしましたね。使いやすすぎて。
マネージャーとしてはメンバーの残業時間とか気になるわけじゃないですか。
なりますね。
なんですけど、打刻してくれないと今月やばいのかどうかっていうのが月中にはわからないんですよね。
なのでそもそも打刻の確率が上がるようなインターフェースにしてるっていうのはもちろんあるんですけど、
今この調子で働いていったら月末残業何時間ぐらいになりそうかって見込みとかも出してくれるんですよ。
見込み予測出してくれるんですか。
そう、それはすごくありがたくて。
それめちゃくちゃ賢いですね。
ありがちなのが月末に勤怠調整みたいなフルフレックスだと特に置きがちですもんね。
そうですね。フレックス間で何時間働いても最終的に辻褄が合えばいいっていうスタイルだと思うんですけど、
そうならないように、例えば毎日10時間働いてた人がどこでどういうふうに調整すれば、
働きすぎないようにできるのかみたいなところを見ながら、
お互いにメンバー自身にもそれが見えますし、自分のマネージャーにもそれが見えるので、
それをどうしようかっていう話をしながらプランを立てることができるので、
そういう風にすごく助かってます。
いいですね。結構実際にユーザーの使い方に沿ってプロダクト開発されてるのが強いポイントなんですね。
Bed AI Dayの意義
そうですね。これが私たちダクトをする人、承認する人だけじゃなくて、
それを集計する立場であるとこのロームの方にもすごく寄り添った作りになっていたりするので、
そういったところからも使いやすさっていうのを感じていただきやすいかなって思ってます。
素晴らしいですね。結構今UI UX的なところをちょっと深掘りしちゃったんですけど、
あとAXさんと言えばもうAIど真ん中ってイメージも結構強いんですけれども。
AIど真ん中やらせていただいて。
先日のBed AI Dayっていうイベント開催されてたと思うんですけれども、
司会を新玉さんがやられてたんでしたっけ。
やりました。やりました。
実際、新玉さん視線でのBed AI Dayの感想っていうのはいかがなんですか。
Bed AI Dayというのは、8月の1日に行われたAXの初めての単独イベントと言いますか。
初めてでしたっけ。めちゃくちゃ意外ですね。
なんか企業規模的にも結構カンファレンスやってそうなイメージもあったけど、
言われてみればそっか、初開催なんですね。
そうですね。かねてよりやりたいねみたいな話をしていたんですけど、
なんかあんまり大きくやるのもちょっと違うかなみたいなことを社内でいろいろ話した結果、
今回はLightに実写にイベントスペースがあるので、そこに収まる数のゲストを呼び、
さらにオンラインで中継配信して、いろんな人にAIを一緒に考える日っていうのを提供したいねっていうので、
設けられたイベントっていうのがBed AI Dayなんですけど。
さっとLightに開催とおっしゃりつつ、もう1,000人くらいでしたっけ。
1,900人くらいですね。
2,000人超えたんでしたっけ。
ありがたいことに見ていただけて。
たまたまYouTubePBS行ったじゃなくて、普通に事前登録で2,000人くらい行ってますよね。
確か。
駆け込みで直前のタイミングですごく応募してくださる方が増えたので、
私たちもこんなにたくさんの方に注目していただけると思ってなかった部分もあるので、
いやー嬉しいねっていう感じでしたね。
すごいですよね。
あなたまさん的に面白かったセッションどれでしたか。
全部面白いともちろん思うんですけれども。
そうですね。
私たちの取り組みをお話しするっていうのももちろんやらせてもらったんですけど、
それだけに留まらない、自分たちの事例を伝えていくことで、
これを聞いてくださった、見てくださった皆さんに、
自社だったらこういうことできるかもしれないとか、
私たちが日本全体の景気を良くしていく、
日本全体の全ての経済活動をデジタル化するっていうのが私たちがやりたいこと、ミッションなので、
そこを加速していくためにAIってすごく大事なキーパーツになると思っていて、
それを私たちだけが独占するのではなくて、
みんなでAIをどう活用していけば今後日本の生産性をもっと上げられるかであったり、
日本から世界を変えていくっていうことができるのかみたいなことを、
一緒に考えるきっかけにしたいっていうことを冒頭で松本が
Keynoteみたいなのをやったんですけど、その時に話していまして、
それはすごく私たちが社会に対するスタンスを示してるなと思って、
そこが印象的でしたね。
いや素敵ですね。ワイマツさんの登壇、Keynoteもそうですけれども、
レイアイクスさんってかなりいろんな方がいろんな場所で登壇をされてるじゃないですか。
発信量が。
発信量すごいですよね。
なんかエグくて、7月120件超えたみたいな話。
120件超えてるんですか。
やばくないですか。
すごい。え、従業員数って今何名ぐらいでしたっけレイアイクスさんって。
400人ぐらいですかね。
じゃあもうあれですね、4人に1人以上が登壇してるぐらいの月に。
何かしらの発信量。
すごいですね。やっぱりそこもあれですか、知見の共有とか日本全体を盛り上げるとか、
そういうところも含めて考えておられるから、そういう筋になってくるんですかね。
それももちろんあるんですけど、やっぱり発信を持つ力みたいなところも結構私たち信じてる部分があって、
これは面白いのが、エンジニアは割とそういう発信していくとか、
カーファレンスに出るとか、そういった文化あると思うんですけど、
それだけじゃなくて、PDMデザイナーもそうですし、
ビジネスのセールスのメンバーとかも積極的に発信をしてくれるんですね。
そうなんですね。結構企業文化としてあるぞ。
もちろん採用したいっていう。
採用は大事ですし。
結構そこの発信とか知見の共有っていう意味で、
いよいよ今日メインディッシュのほうに入れればと思うんですけれども、
お悩み相談室の誕生
商鋭社から7月7日に発売されたエンジニアリングマネージャーお悩み相談室という、
これは新玉先生のついに初の誕生という理解であってますか。
はい、そうでございます。
おめでとうございます。これ読ませていただきました。
うれしい。
すごいですね、この本。
ちょっとぶっちゃけ本読んだときに、
これちょっと時間がつらかったみたいな本も世の中にはあるじゃないですか。
逆に何か知見探そうとかあるんですけど、
これ始めにから終わりにまで全部内容ツメツメですよね。
あれ読んで思ったんですけど。
そうですね。今週の250ページも読ませていただきました。
すごいですよね。
これちょっと視聴者さんの中でも読んでない人いないと思いますけど、
改めてお伝えすると、まずお悩み相談室というたてつけなんですよね。
なのでお悩みが持ち込まれますと、
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんというキャラクターが登場して、
彼らがこんなことで困ってますっていうのがいいんですよね。
それが一問一答なのかなって最初思ってたんですけれども、
お悩みに対してものすごい量のアドバイスが流れてるじゃないですか。
そうなんですね。一問一答にするとちょっとあっさりしちゃうんで。
これすごいですよね。
それ読んだ上でアドバイスの部分が、
ハウツーとかフレームワークとか考え方とか、
何なら偉人の名言とかも含めて、
ツメに詰め込まれてるという感想を抱いたんですね。
パッと一回読むじゃないですか。
じっくり読んでもいいんですけれども、
読んだ後に多分本棚にずっと入れっぱなしにしておいて、
マックスでも1年に1回ぐらい読み返すと、
1年前は実はあんまり気づいてなかったんだけど、
この今の課題言及されてたわっていうのを改めて気づけるみたいな、
そういうボリューム感ありますよね。
ありがとうございます。
なんでこれ結構、
他の本の名前出すのあんまりあれかもしれないんですけれども、
白木大地さんとかエンジニアリング組織論員の招待とかって、
めちゃくちゃいろんなことが書いてあるじゃないですか。
キャラクターの成長物語
この本も絶対本棚に置いといて、
またたまに読み返したほうがいいんだと思うんですけど、
新玉先生のエンジニアリングマネージャーのお悩み相談室、
完全にその手の所蔵しておくべき本っていう印象を受けたんですけど、
書くのめちゃくちゃ大変じゃないですか。
もちろん書く中で大変なことはたくさんあったんですけど、
一貫して自分が伝えたいこととか、
こういう内容を盛り込みたいなと思っていたことっていうのを、
スピンでブレずに書き進めるんです。
どちらかというと、
求められる文量を満たせないかもしれないみたいな話とか、
最後の方で急遽2章突っ込んだりしてるので、
5章と6章でしたっけ?
パート4と5か。
パート4と5ではなく、お悩みを追加して。
お悩みを追加したんですね。
1の最後のパート2の最後のやつ、
直前にうわーって書いて、うわーって書いて。
全然気づかなかったですね。
あと面白いのが、
一問一答で適当なキャラクターの人が出てくるんじゃなくて、
実はABCDさんそれぞれの成長ストーリーになっていても、
ちょっと面白いですよね。
そうなんですよ。
それをちょっと意識して書いていて、
気になったところからつまみを見せていただくようなユースケースにも対応しているし、
頭から読んでいただくと、
Aさんとか本当に立派になってて、
Aさんのシチュエーションを追いかけている。
Aさんの引き上がりとか。
前回はこうで、先日のお悩み相談の後とか、
しかもそのシチュエーションがめっちゃあるわーっていうやつなんですよね。
これ私も一応マネージャー10年くらいやってるんですけど、
全然事業うまくいかない時とか、逆にガッて広がった時とかあったんですよ。
割と実はあんまり交流得意なタイプではないので、
特にマネジメント系の交流会あんまり出たことなかったんですね。
この本読んだ時に、このシチュエーション結構みんなあるんだ。
あと急に経営方針変わってつらいとかあるよなーみたいな。
めっちゃ感動したんですよね。
嬉しいです。
やっぱりこの本を組み立てるきっかけは、
私がやっているEMゆるミートアップっていうイメージだったり、
そこでつながった仲間たちとのディスカッションだったり、
交流だったりの中でいろんなヒントをもらって、
ここに落としていったっていうのがあると思います。
悩みとその解決策
EMゆるミートアップめちゃくちゃ大事ですね、そうすると。
でしょ?そうなんですよ。
参加資格とかはあるんですか、EMゆるミートアップは。
EMっていうものに興味があるよっていう人だったら、
基本的には誰でも来てほしいっていうふうに思っていて、
なんですがメインのターゲットは、
エンジニアリングマネジメントを実践している方のためのコミュニティっていうのがあるので、
そこだけご理解いただければどんな方にも来てほしいなっていうふうに思ってますし、
将来EMになりたいなって思ってるんだけど、
EMの人たちが実際にどういう課題を抱えて、
今何に取り組んでいるのかっていうのの解像度を上げたくてきましたっていうふうに
言ってくださる方もいたりするので、参加者の中には。
そういう学びの循環する場っていうんですかね、
作れてるっていうのはすごく嬉しいなって思います。
いいですね。じゃあ結構EM今やってますとか、
あとEMという職種に限らずVPUEとかも含めて困ってる人とか、
あとはもう興味ある人も参加しちゃってOKなんですね。
結構本読んでいく中で、実際お悩み相談というフォーマットを取ってるじゃないですか。
EMユルミートアップのコンパスページを拝見すると、
割とその登壇が多いのかなという印象があったんですけれども、
これってお悩み相談コーナーみたいなものがイベントに組み込まれているのか、
それとも登壇を起点に質疑応答コーナーがあったのかでいくと、
どういうフォーマットになってるんですか。
確かにお悩み相談っていうドンピシャのフォーマットで開催したことは多分1回しかなくて、
その1回っていうのは先輩EMに駆け出しEMがいろいろぶつけるコーナーみたいな、
パネルディスカッション的な感じでやらせてもらったんですね。
これはコニファーさんにぶつかり合い相手として来ていただいて、
そこにスマートバンクの三谷さんとリボットの黒澤さんをお呼びしてやってみるっていうのをやったんですね。
すごく強くて面白かったです。
私たちもすごく学びがありましたし、
具体のお悩みを出してそこに答えてもらう。
どうしてもマネジメントってなかなかパブリックにできないことが多かった気がします。
そうなんですよ。それが一番びっくりしたところで、
マネジメント本出されるときもそうなんですけども、
こういう相談ありましたとか、こういう問題が起きましたみたいな話って、
実はマネージャー業務やればやるほどあんまり表に出せない話とかもあったりするじゃないですか。
最初これどうやってマネージャーとして深いところまでディープダイブするんだろうと思ったんですけど、
お悩み相談っていうフォーマットを取ることによって、
これは新玉さんがまず直面した問題とは言ってないんですよね。
要するに過去経験した可能性はあるけれども、
そのもののズバリではないんですね。
あくまで回答者側が新玉さんということで、
その分偉い具体的なエピソードと言いますか、
割と生々しいですね。
私一番これよく書けたなって思ったのが、
お悩み相談09なんですけど、
メンバーに全く協会はできないんですが、
マネージャー失格ですかってお悩みになったんですね。
人間なんで、実際そういうところあるじゃないですか。
これは先生とかでも、教師とかでもそうだと思うんですけども、
一方でメンバーに共感できないですみたいなところをパブリックで言うのって、
ちょっと気まずそうというか、あるじゃないですか。
それに対して回答を書かれているのも素晴らしいなと思いましたし、
一方でやっぱり新玉さんもそういうシチュエーションってあるにはありますよね、おそらく。
全部100パーではないですよね。
はい、違う人間なので、
そういうところに面白さを感じるのか、
みたいに思うことは全然ありませんし、
これは明確に入れようと思ったきっかけを覚えていて、
それこそEMUミートアップの場で結構聞くんですよ。
そうなんですね。
EMUになってみた、ワンワンしてみた、
でもそのワンワンの相手のことが全然わかんない。
その人に共感できる気がしない。
だから何を言ってあげたらいいかわかんないんですよね。
特定の方だけじゃなくて、何名かから聞いたんですよね。
そのEMやってみてどうですかみたいなことを、
こちらから溝抜けた時にされて帰ってくるみたいなのが、
1回だけじゃなくて何回かあったので、
これは結構いろんな人悩んでるのかもしれないみたいに思ったっていうのが、
心の中に残っていて、今回本を書きますってなった時に、
これは絶対題材に入れようっていうふうに思い出して入れたっていう。
これめちゃくちゃ大事ですね。
これ多分みんな言えずにもやもやしてる人めちゃくちゃ多いと思うんですよね。
本当に理解してあげられてないんじゃないかみたいなのは、
やっぱり感じる方多いと思いますし。
なんというか、ある程度キャリアを重ねると、
ある種の割り切りというか諦めというか、
ここから先踏み込んでもしょうがないよねみたいなことって見えてくるじゃないですか。
なんですけど、そのラインが、
自分の今ラインが見えてくるまでが結構難しいよねっていうふうになっていて、
その時に少しでも辛みを和らげるではないんですけど、
こういう捉え方をすれば、
もう少しポジティブに向き合うことができるかもしれないって思ってもらえるような
コンテンツを目指してお便りをしたためにしたっていう。
素晴らしいですね。
これ結構課題も悩みポイントみんな抱えてるもの多いと思うんですけども、
一方で解決策としてのフレームワークだったりも、
正直私知らないこともたくさん書いてあったんですよね。
本当ですか?嬉しい。
一番キャッチで衝撃受けたのが、
これちょっとあんまり音声メディアで言うのよくないかもしれないですけど、
振り返りフレームワークで、
ゾウ死んだ魚オートフレームワークっていうのがあるじゃないですか。
これこんなにキャッチーな言い回しなのに、
全然知らなかったなと思っていて。
面白いですよね。
これ面白いですね。
会議室のゾウっていうのは聞いたことあったんですよね。
つまり会議室の中にゾウがいますと、
どう考えても大問題なのにみんな話題にしないっていうものがある。
これは結構いろんなステーションで聞くことはあったんですけど、
死んだ魚とオートっていう表現がすごいキャッチーだなと思った。
お悩み相談室の始まり
死んだ魚は放置すると腐って悪臭を放すようなもの。
オートは面と向かって言いにくい不満やモヤモヤっていうのを、
エンジニアリングマネージャーのお悩み相談室の中で初めて知ったんですけども、
こういうキャッチーなフレームワーク、
どこで調べてくると言いますか。
課題があってこういうことなんだになるのか、
それともフレームワークをどんどん調べていく中で、
こういうのを今度使おうってなるのか。
どういう引き出しの増やし方を原田さんはされてるんですか。
これは半分偶然みたいな感じなんですけど、
アジャイルコミュニティに、アジャイルスクラム会議と呼ばれるように、
カンファレンスだったりコミュニティだったりに、
少しお邪魔する機会が増えて、
彼らはすごく振り返りの引き出しをたくさん持っているんですよね。
いろんなフレームワークをチームの状況に当てはめて、
今日はこれ、あれをやってみようみたいに出し分けながら、
チームの学びを加速させていくっていうことを、
特にスクラムマスターの方がやることが多いですよっていうことを教えてもらって、
なるほどなるほどと。
その時にいろいろ見ていった中で、
ゾウ死んだ魚オートっていうのが面白いっていう話を聞きまして、
それもストックしてたんですよね。
なるほど。
そしたら、ちょうど去年にチームの構成要素がガラッと変わって、
もともといたベテランが別のチームに行くことになって、
残された私たちはどうしよう、不安だみたいな状況になっていたのを見て、
これはもしかしたら不安だって言えないっていうことが、
チームにとって良くないかもなって思った時に、
ゾウ死んだ魚オートのことを思い出して、
やってみたいなと思って。
なんですけど、自分もトローする側にもありたので、
ファシリテーションを外部の方にお願いしたんですよ。
実際にやってみてもらってすごく良かったので、
やってみて良かったですよみたいなブログは出したりしてたんですけど、
チームのメンバーにお願いして。
その体験が良かったっていうのもあって、
これは本書に盛り込んだら面白いかなって思って、
入れましたっていう感じです。
新玉さんのキャリア
すごいですね。
結構走りを外部にお願いするみたいな感じで、
マネージャーが全部やり切るというよりは、
やり切るんだけども、
適宜外部に出すっていうこともあるんですね、逆に言うと。
そうですね。
マネージャーって何とかする人なので、
別に自分が全部手を動かす必要はなくて、
リソースって言ったらあれですけど、
それを外から調達してくることとか、
内部で演出することとか、
自分ができないことっていうのはもちろん人間なのであるし、
そのときのマネジメントに必要とされているケーパービリティと
自分のケーパービリティが合わないってことも全然あるんですよね。
なので自分が合うように拡張していくっていうのももちろん必要なんですけど、
どうしたってタイムラインが合わないみたいなことも全然あるので、
そういったときに外部の力を適切に借りられるかどうか、
できません、助けてくださいが言えるかどうかみたいなのは、
EMにとってすごく必要なこと。
おそらくこれはCTOV病院にとっても必要なことなんじゃないかなっていうのは、
自分自身が前職でCTOをやっていたので思うところですね。
ちょっとその話も実は伺いたいなと思ってました。
ちょうどいいボールを投げていただいて嬉しいなという気持ちなんですけれども、
このエンジニングマネージャーお悩み相談室の本の始めに読むと、
あの日の自分たちというようなニュアンスのことが書かれていると思うんですね。
まず自分もあの日かもしれないしと思いつつも、
これ実は新玉先生のあの日っていう話もあるのかなと思ってまして、
新玉先生のキャリア拝見すると、もともと音大卒業後にエンジニアとしてDNAさんでキャリアをスタートされて、
その後エキスパートと言いますか、リードエンジニア的な立場がずっと過ぎていたというお話がどこかで拝見したんですけれども、
キャリアの系列としてはリードだったところを、
ケークJPさんに入社されたタイミングで、やはりマネジメント未経験でCTOになったっていうのがあったんですね。
結構キャッチーだなと思っていて、当時入社したタイミングでエンジニアって何名ぐらいいらっしゃったんですか。
少なかったんですけど、業務学の方含めて3人だったかな。
そうするとまずマネジメント対象のエンジニアさんがいて、
かつ事業としては一旦まずコロナ禍で一気に打ちかかってというタイミングに入社されてますよね。
そうなってくると結構マネジメント未経験で入るっていう苦労がありそうだなと勝手に想像したんですけども、
しかもある種学科さん的に既存メンバーいる中で入ってくるじゃないですか。
この本って結構新玉さんのあの日ですと、CTO就任の日の想定なのか、
他の日も含めてなのかでいくと、新玉さんにとってのあの日っていつぐらいの話なんですか。
それ言うとあの日いっぱいあって、この本社の名前自体がゆうくじ系列状になっていて、
EMに成り立てのタイミングが分かりません。何かをやった方がいいのは分かるけど、何をやったらいいのかが分からないという状態から、
なんとなく乗りこなせるようになったけど、まだ求められているものからは距離があるように感じるっていう、
そういう風に流れていく流れを書いてみたんですけど、そのスナップショットっていうんですかね、
一生一生切り取った時に私もこういうことがありましたっていうのを結構思い出しながら書いていたっていうような感じになります。
もうちょっと遡って自分のキャリアをお話しすると、CTO候補として転職する前は確かにメンバーではあったんですけど、
チームがチームとして機能するっていうのはどういうことなんだろう。
1たす1を2じゃなくて3とか10とか100にしていくためには、自分たちはどういう働きかけをしていくといいんだろうみたいなことを結構考えるタイミングっていうのがあったんですね。
メンバーのレイヤーでありながら、3的に言うと自分がうまくマネージャーにマネージされるにはどうしたらいいんだろう。
その姿勢がめちゃくちゃ大事ですね。
ちゃんと認めてもらう。
自分自身が成果を出したから褒めてよって、受け身してって言ってもらって、
それが事業だったり会社だったりどういうインパクトを与えたのかっていうのを自分なりに翻訳してそれをマネージャーに伝えるっていうのは、
成果を出したメンバー側がやらなきゃいけないんだなみたいなのをおぼるめながらも感じることができたので、
それを自分自身も実践しつつ、増幅させられるような役回り立ち回りっていうのをマネージャーに期待したいんですよねみたいな話をマネージャーとして言って、
そこでマネージメントっていうのに結構興味が出ていたタイミングだったんですね。
なんですけど、その時いた会社でミドルマネージャーからどんどん上っていくっていうキャリアパスを考えるのか、
それとも他の会社でそういうのをやってみるのかっていうのをフラットに考えたときに、
ちょうどその時一緒に働いていた元同僚がテキストに行って、
企業としてどうかっていうふうに言ってもらったので、
人生一度だしなと思って、思い切ってチャレンジしてみたっていうのが経緯になりました。
落下さん的に入って大変だったよねっていうのは実際あるんですけど、
組織の課題と解決策
実際いろいろあったんですけど、
そもそもエンジニア組織、開発組織としての形がない状態から始まるというのがスタートだったので、
その時はマーケティームの開発がくっついてて、
すごい構成ですね。
社内住宅みたいになっていた。
こういうキャンペーンを打ちたいので、こういうLPを作ってください。
はい、わかりました。
逆に言うと、その状態でCTOを、候補者を入れるという判断をCEOがしているということは、
開発組織に対する課題感は経営陣にはあったってことなんですか?
そうですね。
これからどんどん拡大していくことを考えた時に、
ちょうどコロナでPCの利用者も増えたっていうタイミングで、
やっぱり技術的な理由で押し留めされちゃっているものもあるし、
もっといろんな体験をお客さんに届けていきたいけど、
それをやりきれていないみたいなところもあって、
そこをうまく組織化することで加速化させていこうというのが課題感としてあって、
それを何とかしてくださいっていうのが最初の大きな問題でしたね。
なので、この開発組織って言うと、
エンジニアだけじゃなくて、デザイナーも含まれるので、
そこで5章に、パート5に書きましたけど、デザイナーのマネジメントね。
ありますね。別の職種の人をマネジメントするんですが、どうしたらいいでしょうみたいな。
そういうのもあるよなっていう。
私の経験なんですよ。
なるほど。
じゃあこれ、ちょっと質問として気になっていたのが、
A、B、C、Dさんそれぞれのあまりにもソリとして完成されているので、
これAさんは誰で、Bさんは誰でってモデルいたんじゃないかなと思って聞きたかったんですけど、
これはどちらかというと、実は新玉さんを4分割したみたいな感じなんですか。
いやー、でもどうかな。
そういうのってようですね。
職種の人を乗り込めながらやったっていうわけでは実はなくて、
全然違う人が入れ込み立ち去り出てきてお悩み相談するみたいなのも、
本としてまとまりないなっていうふうに思ったときに、
自分が乗り込みたい要素っていうのは、
お悩みとアドバイスのご対応っていう形で書き出していたんですけど、
どう並べていこうかっていうふうに考えたときに、
3人とか4人とかキャラクターがいて、
その人に相談してもらった方が連続性が出ていいかなっていうふうに思って、
4人据えましたっていう感じですと。
なので、お悩みとアドバイスが最初にあって、
キャラクターが出てきて、
キャラクターが動いてくれたことによってまたお悩みとアドバイスが出てきてっていう、
そういう感じで内容を増やしていったっていう。
これは面白いですよね。
要するにありがちな構成としては、
例えばひたすら知識が網羅されてる本とか、
逆に一問一答形式の200問ぐらい質問ありますみたいな本とかも結構構成としてあると思うんですけど、
一対一対でまず質問と回答が構成されてる上で、
実はサイズストーリーみたいなものが展開されていくっていうんじゃないですか。
そこが面白さもいいなって思っていて、
これ漫画家とかの予定ないんですか、ちなみに。
今のところ聞いてないですね。
じゃあちょっと重範重ねていただいて、
お任せしていくしかないですね。
重範で間に漫画パートが挟まれていく。
漫画パートが挟まるとか、完全漫画家とかそういうのもありそうですよね。
すいません、ちょっと冗談は去っておき、
そうするとKQJPさんのCTOされた後に、
そこでいろんなマネジメントの試行錯誤もありつつも、
今レイアXさんがEMとして入社されてるじゃないですか、
エンジニアマネジャーとして入社されていて、
最近そういう話も結構聞くかなと思うんですけども、
EMとしてのキャリア選択
CTOからEMっていう、ある職位を落としてるといえば落としてるじゃないですか、
一方でレイアXさんってCTO経験者がいっぱい、
CTOになったりEMになったりで入社されてるイメージもあるんですけれども、
わざわざその中で、次もCTOではなくて、
次EMにしようみたいなところのマインドっていうんですかね、
どういった考えがあって、かといってプレイヤーでもないじゃないですか、
っていうところがどういう背景でそういう意思決定をされたのかなっていうのが、
ちょっと興味あるんですけども、この辺り聞いて下さい。
相場を苦労しまして、自分自身の認知をどう捉えるかみたいなところが、
すごく難しかったなっていうのはありますと、
その提出活動をしていたときに、このままCTO、VPOEのポジションで探すのか、
それともEMまで広げるのか、プレイヤーに戻るのかみたいな、
その三択で考えたときに、最初はCTO、VPOEで探してたんですよ、
なんですけど、シード機のスタートアップで、
組織の立ち上げをやって下さいみたいなオファーがあったり、
プロダクトのゼロエッジング部分にやって下さいってオファーがあったり、
っていうのを結構いただいて、
これはもうやったからいいかなみたいな。
確かに、開発組織はまさに立ち上げされてたんですかね。
そうですね、やったので。
プロダクトのゼロエッジは面白いなとは思ったんですけど、
結構幕地というか、共同創業ではないですけど、
そういう経営陣との相性がすごく大事みたいなのは、
これまでのキャリアでいろいろ学んできた部分ではあるので、
それはそれでちょっと大変だなって思っていたときに、
自分がその意思決定のキャップになるというか、
どんつきになるというか、
っていうのがやりたかったわけではないなっていうことに気づいて、
先ほどもちらっとお話ししたんですけど、
1x1が20になって10とか100になっていくような環境を作り続けることによって、
事業成長に貢献したいみたいなのが自分がやりたいことだなっていうふうに、
その転職活動を重ねていく中で気づけて、
だったらポジションにこだわる必要ないかなんですけど、
チームに働きかける、組織に働きかけるっていうことをやっていきたいので、
マネジメントっていう職位が今の自分には合ってるんじゃないかっていうふうに思って、
EMのポジションで改めて探し始めたっていうような本に変遷がありましたね。
LayerXに選ばれた理由
じゃあかなり自分のやりたいことに向き合った結果、
EMでかつ新規立ち上げではないっていうところになったっていう感じなんですね。
立ち上げも…
新規立ち上げではないのか、ご平和ありますかね。
そうですね、何て言うんでしょう、
ないない尽くしから始めるスタートではなくてっていうのがいてあったかなって思いました。
その中でレイヤーXさんを選ばれたポイントってどういったところにあったんですか。
いろいろあるんですけど、期待がすごい大きかったんですよね。
右見ても左見ても課題しかないっていう状態で、
これを解けるだけのケーパービリティを持つ人も当時は少なかったですし、
人的リソースみたいな意味でも全然足りてなかったし、
これを一緒にやりたいんだよっていう寄せてもらった期待がすごく大きかったっていうところと、
何か意思決定をしないと物事って前に進まないと思うんですけど、
意思決定のためにはある種の議論が必要だったりして、
っていう時の議論のスタートラインっていうのがすごく遠くから始められる。
それだけ答えに早くたどり着けてフィードバックを得られて、
次のアクションにつなげられるっていう、
そのサイクルを爆速で回していけるみたいな実感を先行だったり、
その過程で感じられて、それが決め手になったような感じです。
じゃあ結構先行の過程で知れば知るほどどんどんレイアエクスっていう仕事だったんですね。
エンジニアリングマネージャーお悩み相談室
ですね。私も秋山さんももともとレイアエクスの仕事っていうような松本さんとは。
すいません、前松さんとは大変お世話になりまして、ご迷惑もいろいろありましたが。
学生時代に一緒の会社をやっていたみたいなものがあって。
私と秋山さんも知り合ってだいぶ長いですもんね。
そうなんですよね。
多分冒頭に言うべきだったかもしれないですけども。
もう10年ぐらいになるんですかね。もっとか。
もう経ちました、経ちました。
確かに。
なんですけど、そこは理由の一つにしてもいいけど、決め手にはしたくないなと思って。
なんせ前松さんはCTOなので、
私は爆楽事業部っていうところで爆楽という事業の価値を上げるっていうことが
一緒になってくるってなった時に、
前松さんがいるからっていうのが理由になっちゃうとねじれちゃうので、
ここにいる人たちとだったら、
一緒にいいものを作っていけるって思えるかどうかっていうことを重視していたので、
きっかけにはなりましたし、理由の一つではもちろんありますけど、
決め手にはしないようにしようっていうふうに思ってたっていう。
じゃあ結構上下左右の同僚だったり仲間たちだったりを見て入賞決められたっていうのがでかいですね。
あと事業の前。
なるほど。
いいですね。実際私も冒頭でしゃべっちゃいましたけど、爆楽さん事業めちゃくちゃ扱いやすいですしね。
ありがたい。
素敵ですよね。
そんな中でエンジニアリングマネージャーの意味相談室の話をまだまだ聞きたかったんですけど、
実はお時間がだいぶ迫ってきてるので、
あと3、4問ぐらいにとどめたいと思うんですけれども、
多分1問では収まらない、もうちょっとだけ聞きたいんですけど、
この本実際私読んだ時にさっき本棚に所蔵して定期的に読んだ方がいいと思ったっていうお伝えしたんですけど、
逆に新玉先生から今のキャリアのお話もそうですけども、
いろんな各ステージにおいて読む本かなと思うんですけど、
どういうふうに読者の方に読んでほしいかとか、
どう使ってほしい本かとかそういったことがあればちょっと聞いてみたいんですがいかがですか。
ありがとうございます。
いくつかあって気になるところからつまみを見せていただいてもみたいなことをさっき言ったかなと思うんですけど、
そういう使い方っていうのがまず一つありますと、
やっぱり言い間と一口によっても置かれている状況だったりその人ができることだったりによって、
やらなきゃいけないこととかやれることって変わってくるので、
できるだけいろんなフェーズの言い間の方に手に取ってもらえるようにっていうのはすごく意識して作った本ではあるので、
気になるところから読んでもらえたらなっていうのが一つの使い方ですと。
これから委任になりますっていう方がもちろん入門書みたいなのはすごくたくさん出てるんですよね、
エンジニアリングマネージャーの仕事もそうですし、
エンジニアのためのマネジメント入門だったりもすごく体系的にまとまっていて、
めちゃめちゃいい本なのでぜひ手に取ってほしいと思うんですけど、
理論から入る方が頭に入る人と、実践から入る方が頭に入る人っているじゃないですか。
私は実践側ですね。
私も完全にそうなんです。
そうですね。
そういった方のために、まずとりあえずこれを手に取ってもらって、
何かもうちょっと深掘りしたいのとか、さらに発展してここを深めていきたいなって思ったときに、
次のステップとしてそういった理論立てられた本を読みに行くっていう、
あとすごく意識していたのは、
EMってもちろんエンジニアリングっていうのが頭につく上で、
多少特殊なロールではあるんですけど、
それ以上にマネージャーっていう、マネジメントの歴史ってすごく長いので、
既に体系化された知識とかはたくさんありますし、
それこそドラッガーとか。
なので、そういった名著と呼ばれるようなものだったり、
そこからむさらに足を広げて、
例えば発達心理学とか、
そういった方向に手を伸ばしていってもらうための、
最初のドアになるような本みたいなのを結構意識して書いてましたね。
なるほど。
マネージャーとしてのゲートウェイとしても果たされる本っていう感じですかね。
結構終わりにのところを読むと、
分かるとできるの架け橋を目指してたとか、
実践から生み出された知見の力を強く信じてるとか、
そういったことも書かれていて、
今おっしゃっていただいたところが書かれてたなと思った一方で、
本書の内容を読み水とした、
たくさんの知見が世に出ていく未来を期待したいみたいなことが書かれてたと思うんですけども、
結構この本を沿うと起点として、
さらにマネージメント的な話題がどんどん広がっていくことも、
あたま先生としては期待されてたりもするんですか。
そうなんですよ。
このお悩みに対するアドバイスって、
あくまでも今の私のスナップショットでしかないんですよね。
私が持てるものを想像して書いたらこうなりましたけど、
もちろん私が治めていない領域っていうのもまだまだたくさんありますし、
そこに対してはもっともっとみんなの力を借りたいというふうに思っていて、
このお悩みの形式って結構よくて、
わかる、あるあるってなった後に、
自分は普段こうやっててみたいなことを、
この本を置いておいて、
飲み会の場に置いてみんなに読んでもらったりとかしたんですけど、
CPUを書く意味が、
自分の場合はこういうふうにやっててみたいなのをいきなり語りますように。
自分で多分マネージャーやったことある人ほど、
うわーってなるもんだと思います。
で、その喋りたくなっちゃうみたいなものを見た瞬間に、
やりたかったことができたら嬉しいと思って。
なるほど。
飲み会に置いておくっていう使い方もあるんですね。
ありましたね、空発的にできましたけど。
いいですね。
なのでそういった感じで、
お悩みに対して自分は何からアドバイスするかなとか、
自分はこういうふうにやってきたよみたいなことを、
論じやすい形式になっているなというふうに思っているので、
例えば来年EMConfというコンファレンスをまたやるつもりでいるので、
その場のプロポーザーとして出していただいてもいいですし、
イベントで登壇いただいてもいいですし、
ブログを書いていただいてもいいですし、
ポートキャストでこうやって発信いただいてもいいですし、
いろんなネタに使ってもらえるんじゃないかなっていうのを期待したいっていうのがあります。
なるほど、ありがとうございます。
エンジニアマネージャーお悩み相談室というタイトルなんですけれども、
今回書き切れなかったこととか、
あるいはツーが出たらこれ書きますみたいな話ってあったりしますか?
そうですね。
一旦は書き切った感じですかね。
意外とまだ引き出した大量にある感じなんですね。
それこそさっき秋山さんに言ってもらった他さん方の就任、
書けなかったんですね。
パラシュート人事でマネージャーになったんですけどね。
あれも悩んででしたね。
めちゃくちゃいますよね世の中に。
ありがとうございます。
マネジメントの普遍性
これは単純に漏れちゃった。
なるほど。
あとは私が経験したことのないマネジメント業界の話も、
仕入れられ次第どんどん書きたいなって思ってますし、
あとは事業目標を達成するための、
よりドラスティックな意思決定をどうやっていくかとか、
そういったところについては今回あまり盛り込めなかったので、
もちろん事業目標を達成するためにあなたという役割があるんですよ、
みたいなことは書いたんですけど、
そこのより具体のヒリヒリする感じのことをあまり盛り込めてないので、
そういうのもやっていきたいなとか。
いいですね。
ヒリヒリした状況なんてまさに新玉先生のディープなところがだんだん出てきて、
ちょっと2早く出てほしいですね。
いや、書けるかな。
気長にお待ちください。
ファンとして待望の2をお待ちしておりますので、よろしくお願いします。
こんなこんなで、実はこの番組30分番組なんですけど、
がっつり時間を無視してねぼりはほり聞いてしまいまして、
最後に新玉先生から聞いていただいてる方に一言。
普段エンジニアの方が聞いていただいてると思うんですけども、
一方で実は生物の方とか全然違う職種の方も聞いていただいてたりするんですね。
なので、もしよろしければ視聴者の方に一言、メッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
エンジニアリングマネージャーお悩み相談室と銘打ってはいるんですが、
エンジニアと関わらないで生きていくのって、
テック企業の方々だと難しいかなというふうに思っていまして、
エンジニアリングマネージャーっていうレンズを通して書かれている世界ではあるんですけど、
いろんな職種の方に読んでいただいても気づきがあるかなというふうに思って書いています。
もちろん先ほどもお話ししたように、
マネジメントっていうところでくくれば、
エンジニアもセールスも関係ないというふうに私は思っていて、
なので出てくる例こそエンジニアリングが多いですけど、
書いてある内容自体は割と普遍的なものを取り扱ったかなというふうに思っているので、
どんな方に読んでいただいても何かしらの発見を持って帰っていただけるのかなというふうに思っております。
ので、ぜひお手に取って見ていただいて、
何かちょっと違うなと思ったらメール借りしていただいてという感じですね。
ぜひ読んでみていただけると嬉しいなと思います。
エピソードの締めくくり
はい、ありがとうございます。
というわけで本日はガチスペシャルゲスト株式会社でAX、
あらたまさんにお越しいただきました。
あらたま先生、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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ではまた次回もお楽しみに。バイバイ。
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