確かにね、あんまりズーラシアは記憶ないけど、上の動物園とかもさ、なんかあるじゃないですか、乗り物。モノレールみたいな乗り物あって、
あそことかもずっとね、木とかすごいたくさんありますよね。
ありますね、ありますね。やっぱこう、自然景観作んないといけないから、それなりにこう、何だろう、
木々がね、こう赤くなるような。
ズーラシア行ったらね。
林とか森もあるんでしょうね。
ズーラシア行ったら僕がいるかもしれませんって。
いません。
いませんですか?しばらく行かない?これ言ったら。そんな、そんな、でも。
なんでそんなさ、僕のプライベートに食い込んでくれるんですか。教えないから。
だって言いたくないけどって言って言ったから、どこ行ってるんだと思って。
いやだからさ、あの、ズーラシアタワーでさえ混んでるんで。
混んでそう、確かに。
めちゃめちゃ、そう、あれもう入るの大変なんですから、駐車場入れるの。
はい、ということで、今回はね、ズーラシアの名物となる動物の。
名物?
はい、世界遺産です。
はい。
はい、ということで、今回紹介する世界遺産は、
コンゴ民主共和国の自然遺産、オカピ野生動物保護区です。
はい、オカピ?
オカピです。
はい、オカピ、金谷さん、ご存知ですか?
わかりますよ。そんな詳しくは知らないけど、オカピ自体は全然知ってますよ。
見たことあります?
見たことあると思う。
はいはいはい。そうですね。どんな感じですか、オカピ。
なんかね、馬みたいな、馬ほどじゃないけど、白黒のアリクイみたいな。
アリクイ?
大きいアリクイみたいな顔してないですか?なんか国人の感じ?
はいはいはいはいはい。
違う?
確かに。よし、じゃあちょっとね、その辺説明しますよ。
違った?
はい。オカピちゃんはですね、これはもう珍獣と呼ばれてますね。珍しい。
もう本当に金谷さん言った通り、見た目がすごく珍しいんですよ。
独特な感じ。
独特ですね。
なんで、世界ではジャイアントパンダとか、あとコビとかカバと並んで、世界三大珍獣の一つと呼ばれてます。
そんなオカピちゃんなんですけど、見た目は足がね、シマウマのようなゼブラ柄、シマシマです。
見た目は馬ほどの大きさ、金谷さん言った通りですね。
で、顔ですが、残念ながらアリクイかわかんないけど、一応キリンにすごく似てると、キリンそっくりと言われてます。
アリクイの顔知らないんですか?
いや、食ってかかるね。知ってるけど、知ってますよ。
キリンなんだ、ちょっと待ってて見ときますね。
に似てると、まあ世間的には言われてます。
世間的にはね、一般的には。
ということで、本当に希少な希少な動物ということで、こちらはですね、絶滅危惧種に指定されてます。
それぐらい、やっぱり珍獣って言うぐらいですから、まあね、希少な動物なんでしょうね。
日本ではですね、上野動物園にも過去いたそうなんですけど、今ちょっと残念ながらいなくなっちゃって、
今見られるのは神奈川県のズーラシア、先ほどあげたズーラシアと、同じく神奈川県の金沢動物園の2園だけだそうですね。
中でもズーラシアが一番、なんていうかな、看板になっているというか、確かモニュメントというかエンブレムも、
なんていうんですか、そのオカピの絵だった気がします。
ズーラシアのマークが?
うん、確か。
そうなんだ。
はい。
じゃあもう目玉の動物みたいな、目玉っていうのかな。
そうですね、はい。
僕も行くたびオカピは絶対に見て帰ってます。
そうですか、元気ですか、そこのオカピは。
そこの元気、オカピは元気。
元気ですかって、何。
オカピね。
分からない、なんかさ、動物って結構、なんだろう。
確かにその動物は見れるけど、カバさんとかもずーっとこうしてるじゃないですか、じーっとして。
元気、元気、そういう意味では元気でしょ。
そういう意味では元気に見える、そうなんですね。
はい、そうですね。
ということで、このオカピなんですけど、実は人間がですね、オカピの生存を発見したのは意外と最近で、20世紀に入ってからなんですよ。
へー。
20世紀に入って、イギリスの探検家のヘンリー・ジョンストンさんという方が初めて発見して、世にこのオカピというね、奇妙な動物っていうのが。
奇妙なね、変わった動物がいるぞってね。
広まったそうですよ。
ということで、そのオカピが保護されているエリアが、このね、オカピ野生動物保護区として、今後民主共和国の世界遺産に登録されているわけですけども、エリア的に言うと、アフリカ大陸あるじゃないですか、でっかいアフリカ大陸のちょうどど真ん中あたりですね。
で、今後民主共和国の北東あたりの一帯の熱帯雨林が、このオカピちゃんたちの保護区として世界遺産に登録されています。
ちょっと、そうなんですよ、意外じゃないですか。
なんかサバンナというか、ヒョウガール系のところとかも強そうなイメージ。
全くそう思ってました。
ですよね。
本当にライオンとかいるところに。
そういうところ。
いると思ってたんですけど、熱帯雨林らしいですね。
だから本当に幸運があるところで。
イメージさ、タンザニアとかのさ、ヒョウガもあるしサバンナもあるみたいな、すごい差の激しいところの厳しそうなところに居そうだった。
居そうですよね。
居そうだった。
実はもうじめじめな場所にいるそうですよ。
じゃあ冬はさ、動物園の方が寒いのかな、やっぱ。
寒い感じ。
今後自体はやっぱ、赤道にめっちゃ近いから、暑いんじゃないですかね。
ほら、動物園にいる子たちはさ、この時期は寒いよって感じなのかな。
一応ね、ずっと外じゃなくて、屋内もあるんで。
ガラス張りになってて、そのガラスの中で見ることもできるんで。
なんていうかな、一応温度帳管理はすごくされてると思うし。
何かオカピの研究か何かもずらしちゃって、すごくあれなんですよ、やってて。
なんで結構何か、そのオカピに関する詳細な情報をキャッチできる場所でもあるそうですね。
という、アフリカ大陸の熱帯雨林に住んでいるオカピちゃんなんですけど。
意外でした。
レンジャーが厳しく取り締まっているんですよ、このあたりって保護区なんで。
なので、動物たちの密漁もそうだし、金の違法採掘とか、
そういったものも厳しく取り締まっていたってこともあって、
密漁者たちにとっては本当に宿敵というか、
目の上の炭鉱物的な相手だったんですよね。
ということもあって、この事件は密漁者によるレンジャーへの報復行為として起きたと言われています。
なので、本当に亡くなったまま、そのままで倒れていて、
怪我がとられている痕跡がなかったりとか、
するんですよ。
これが本当に、完全に巻き込まれているだけじゃないですか。
本当ですよね。人間感だけじゃないっていう。
そうなんですよ。
報復によってこういった事例があるっていうのが、
僕が行った時に、こういうこともあるんだっていうのは、ちょっと衝撃的だったんで。
確かに。
よく聞くじゃないですか、生活が困窮していてとか、高値で買う人がいるからとか、
なんとか生き延びるために、食べていくためにっていう話は聞くんですけど、
報復行為っていうのもあるんだっていうのは、ちょっと。
巻き添いになっちゃうとね。
諸行無常というか。
先にちょっと、今の状況だけお伝えしますと、
オカピを守るための、オカピ保護プロジェクトっていうプロジェクトがあるんですよ。
その中に基金とかもあって、全世界から救援金を募って、
施設の復旧とか、復興っていうのをずっとやっている状態ではあるんですけど、
皆さん想像がつくように、ここにいるのはオカピだけじゃないので、
貴重な動物たちがいっぱいいて、それぞれが密漁者たちとか、
人間による被害の危機と隣り合わせになっているという状況は変わっていなくて、
残念ながら効果的な案も、まだ見出せていないというか、あるんで、
そういった危機と動物が隣り合わせに生きているという状況をですね、
今回ちょっとご紹介できればなと思って持ってきました。
というお話だったんですが、どうでしょうか、かねさん。
重たい話になっちゃった。
昨日ね、この収録してる前日ね、ちょうどジュラシックパークの新たなる支配者を見てたんですよ。
僕結構好きですね。
人間界に恐竜が放たれちゃって、どうやって共存していくのかみたいなのがテーマになってるけれども、
防衛から共存に変わってるんですよね。
そこでもやっぱり、珍しい恐竜さんたちが密漁されちゃって、
密漁してる側っていうのは、どうしてもこう、普通の正しいやり方の仕事だったら、
家族を守れないから、みんなそういうことをするとかってね、
ちょこっとだけ、そういう会話が一瞬だけ出てきたりもしてたんですけど、
そうそう、まさにこう、そういう内容だったから、
どの世界でもやっぱりね、珍しい動物とかっていうのは、
人間の売り物にされちゃったりとかもしますけれども、
そういう人間界の争いごとに巻き込まれてしまって、
絶滅危惧種の動物たちはまたやられてしまうっていうケースもね、
いっぱいありますしね。
ちょっとこのケースは、本当にただただオカピちゃんがかわいそうって思った。
ただ、ひも解いていくと、密用してる人も、さっき話があった通り、
やらざるを得ない困窮してる人たちも当然いるわけで、
だからといって関係ない動物を報復するのは、100%絶対に理解はできないんですけど、
でもひも解いていくと、何だろうな、事情ってやっぱあるんだなっていうのは、
ちょっと感じちゃうかなと思って。
何も感じずにやってる人もいるのかもしれないけれども、
本当はこんなことやりたくないよ、でもやらないといけないから
やってるよの人もいるんですよね、きっと。
そうっすね、そうっすよね、確かに。
だから、すごく理解に努めることがすごく大事なのかなってちょっと思って。
そうですね、その子がどうしてこういうことをやってるのか、ですよね。
そうっすね。
それを無視して批判しちゃうのも、しかも安全な場所で。
なんか、最近クマめっちゃ出るじゃないですか。
出ますね。関東とかもね、すごいことなってるし。
本当、毎日ペースで何人亡くなったっていうのがニュースに出てますけど、
よく見るのが、クマを駆除というかしたときに、やっぱ大なり小なり批判の声も届くと、
役場の方たちが、かわいそうだっていうか、いいのかしらね。
悪気があって出てきてるわけじゃないのに、むやみに殺すのはおかしいっていうのがあって、
その説明というか兼ね合いが難しいっていうニュースをすごく見る機会があるんですけど、
そのニュースに関連して、声を上げる方って首都圏にお住まいの方らしいですね。
役場の方が調べると。
そういう事実だけが報道されてたんですけど、
なったときに、安全圏にいる自分たちが機場の情報だけで、
片方だけを一緒くたに追い詰めるのって、ちょっと危険なのかなって思って。
事実ってわかんないじゃないですか。
こうだと思ったことが、実は片方だけの見方かもしれないっていうか。
確かにね。
ちょっとオカピの話かな。
でもさ、日本にもそういう生き物としての問題もいろいろあるしさ。
駆除するってことは殺すってことですからね。そういうのもあるし。
確かにそれもそうだと思うんですよね。
意義があって出てきてるわけじゃなくて、生活してるだけなのに、
それが人間のエリアに入ってしまったっていう。
で、駆除されたっていう。確かにそうだよなって思うんですけど。
でもその場にいないから、それがどういう状況なのかっていうのを、
僕は理解できてないから、
それをワンサイドで語るのもちょっと危険なのかな。
それをしかもSNSとかでポンと発信すると、全世界に広まるわけじゃないですか。
確かに。そうですね。
前回のエルサレムとすごく似てる話なんですけど、
自分の中でファクトを落とし込んで、解像度を上げる。
いろんな立場に理解を寄せるっていうのが、すごく僕らにとって重要なのかなって。
特に世界産検定とか、その筋のプロっていうか有識者じゃないですか。
っていう方たちは、できればそうあってほしいななんて僕はちょっと思ったりしてて。
多面的に見られる。
視野を引き上げられる人たちが増えたらいいなって思ってるんで。
ちょっとそれを今回の世界産を通して考えたりしました。
なるほどね。難しいですよね。今とかもね。
私は地元が小さい頃、学生時代は北海道で過ごした期間がすごく多かったんで、
クマが出たとかになっても、じゃあ今日は集団外行しようって言って、
みんなで学校、みんなでザーってなって帰ったりとかもした経験はありますけど。
そうか、そうですよね。
でもなんか、そういう経験をした身からすると、
分かんない。今はちょっと昔とは全然状況が違う。山もご飯がないから、
街に降りてくるしかない生き物たちがすごくたくさんいるしとかね、全然状況が違うけれども、
確かにね、それで駆除されるっていうのはちょっとかわいそうかなとか、
やっぱ出てきちゃったものはもう仕方ないから、みんなで気をつけて帰ろうっていうのが、
自分の中での、今まで育ってきた環境での最善策だったから、
ちょっとニュースを見てて苦しくなっちゃう瞬間とかもあるし、
北海道とかシレトコなんて観光客が多いから、みんな餌をあげるから、
それで人間との距離がすごい近いって思う。
そう、とかね、そういうのもいろいろあるけれども、
でもなんか地元に帰って、なんかみんなすごいクマが出て、
いろいろ殺したりみたいなニュースも見てみたいな、そういう話をして、
親にした時に、でも実際にその場所にいたら本当に怖いしとか、
駆除するしかないよ、みたいな風に言われた時に、ちょっとハッとしたというか、
出てきちゃって仕方ないとかの話ではないのかなとかって考えさせられたりとかね、
私の地元はすごく大きな鹿もたくさんいたりとかして。
なんかニュース見て、身内全員がクマで亡くなっちゃったっていうのを見た時に、
すっごい畳まれなくなっちゃって、一人だけ残されちゃったみたいな、
おじいちゃんが話してて、自分の奥さんもお母さんも全部クマにやられて、
自分一人残されて、できることだったら追っていきたいけど、
それができなくてやるせないっていうことを言ってて、
うわーっていうのはちょっと思っちゃいましたね。
確かにね。でも目の前に来たら戦うしかないし、自分が勝つしかないって思うしね。
とかね、いろいろやっぱりその人の状況にならないとわからないこともすごくあるし、
なかなか遠くから、これはこうした方がいいよとかってね、
言っちゃいけないっていうのもね、気づかされましたね。
そういう家族との会話を通して。
家族との会話いいですね。考えしやできて。
SNSにポンってやるよりも全然健全な気がするの。
家族に対してどう思うって。
実際にそこの場所にいる人たちと会話してるから、
なんでそんなことするの?みたいな、鹿とか特にね。
そんな攻撃的じゃないじゃんとかって言ったりするけど、
じゃああなたがこっちに来て生活してたら、実際同じように思うよとかって言われて、
そっかーって感じだったかな。
ありがとうございます。
ありがとうございます。