00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて いつだって 切られて 切られて イリカミネ
中国大使館侵入事件の概要
三菱電機 この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。
月曜日は元RKB開設委員長で福岡女子大学副理事長の飯田和郎さんです。
飯田さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
さて、今日は先週発生した事件、東京の中国の大使館に日本人の男が侵入した事件を取り上げるということですけれども、
これが日中間の外交にどう影響を及ぼすのかということですね。
一言で言いますと、中国政府は怒ったフリをしながら北総演でると思います。
一方の日本政府は、この侵入した男に対して多分こう思ってますよね。
何やってんだよ、いらんことしやがってと。そんな思いじゃないかと思いますね。
表現はともかくとして、中国にとっては得点だと思います。
事件をまずは振り返ってみましょう。
24日午前9時ごろ、東京港区の中国大使館に男が侵入し、大使館関係者に取り押さえられました。
大使館側から連絡を受けた警視庁は、この男を建造物侵入の容疑で逮捕しました。
中国大使館関係者に怪我はありませんでした。
大使館や領事館という財管公館の敷地というのは、原則として違い封建が認められております。
いわばそこはもう外国とも言えるわけですよね。
その大使館に今回侵入、そして乱入したということですよね。
東京の中国大使館は、東京のど真ん中にあるんですよね。
六本木ヒルズのすぐ近くで。
いわば東京の超一等地なんですよ。
私も取材や大使館員との面談で何度も中に入ったんですけど、
本当に首都とは思えないぐらい静けさに包まれていますね。
そして侵入した男は自衛隊員だったんですよね。
警視庁公安部によると、男は宮崎県海老野市にある陸上自衛隊海老野駐屯地に勤務する23歳の三刀陸尉。
公安部は容疑者が単独で侵入事件を起こしたとみています。
さらに問題なのが、この容疑者が刃渡りおよそ18センチの刃物を持って侵入したということですね。
調べに対し容疑者は中国大使館の兵を乗り越え、
侵入した理由について中国に強硬な発言を控えてほしかった。
また、大使に自分の意見を伝え、それが受け入れられなかった場合、
自決して相手を驚かせようとしたという趣旨のことを話しているということです。
この強硬発言とは、台湾有事に関する高市総理の答弁に反発する大使を含む中国サイドの一連の発言なんですよね。
田端さんどうですか。こんなふうに考えられませんか。
事件の詳細と容疑者の動機
つまりですね、日本と中国は今緊張関係にあります。
そして外国である大使館に侵入した先は、まさに中国の在外公館だったということなんですね。
しかも刃物を持ちさんしてた。
台湾有事の際に集団的自衛権の行使となれば、
アメリカ軍と共に行動するのは自衛隊なんですよ。
大使館に侵入したのが自衛隊を構成する自衛官なんですよね。
さらに言うとですね、この自衛官が持ち込んだ刃物で自決しようとしたならば、
これまさにかつて旧日本軍人が少なからず用いたやり方。
中国からすると、そう映るだろうし、そんなロジックを持ち出すんじゃないかと私は思いますね。
中国側の反応とウィーン条約
これで中国は反日キャンペーンを強めているわけですよね。
中国外務省のスポークスマンの発言を紹介したいと思います。
今回の事件は、大使館職員の安全を著しく脅かし、
大使館の平穏を乱し、大使館の尊厳を傷つけた。
日本がウィーン条約に基づく義務を真摯に履行していないことを示している。
ウィーン条約というのは、外交関係に関する基本的な多国間の条約なんですよ。
今回の事件でいうと、日本は中国大使館や大使館員の利益を保護することを定めているんですけど、この条約でですね。
田場さんも見たことあると思うんですけど、RKBに近い福岡市中央区寿行浜には、中国と韓国の相同時間がありますよね。
敷地の外側は、警察官が24時間体制で警備に当たっているのを見たことあるでしょう。
これもウィーン条約に絡むことなんですよね。
ただですね、日本はウィーン条約を守ってないじゃないかって言った中国も、かつてこんなことがありました。
2005年、2010年、それに2012年に、中国各地で反日デモの嵐が吹き荒れました。
時の小泉総理の靖国神社参拝、また沖縄県尖閣諸島の国有化に中国市民が起こって、
中国にある日本の大使館や総領事館、さらには日系企業のオフィスへ投石。
日本の大使が乗った公用車まで襲撃するってことがありました。
その時で覚えてますかね、中国政府はこれら破壊行為に対してこんなことを言ってたんですよ。
大衆の欺瞞は理解できる。擁護するような発言もあったんですよね。
ですから、ウィーン条約を持ち出しても中国もあったよね、と私なんか思っちゃうんですけどね。
話を今回の侵入事件に戻すんですけど、中国のスポークスマンはこんなふうにも日本を非難してますね。
今回の事件は日本国内における極右思想とその勢力の蔓延、そして新型軍国主義が勢いを増すことを改めて示した。
歴史や台湾といった中国と日本の関係における革新的な問題に関する日本政府の誤った政策が根深い悪影響を及ぼしていることを露呈した。
「ぶつかり族」と中国の宣伝活動
今出た言葉で新型軍国主義ってありましたね。
これ一言で言うと高市政権のもと憲法改正や防衛力の増強の動きを指すんですよね。
これ中国が単一外交戦略で最近よく使うキーワードなんですよ。
さっきスポークスマンは日本政府の誤った政策と言いましたけど、
つまり今回の中国大使館への不法侵入は、自衛官個人の考えによる犯行じゃなくて、
日本政府の方針と無関係じゃないとまで言い切ってるんですよね。
ここが大きな問題だと思いますね。
ただ、日本の木原官房長官は、
法を遵守すべき自衛官が建造物侵入の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾だと述べてますよね。
はい、誠に遺憾だと言ってますね。
だけど中国外務省のスポークスマンはこういうふうに突き放してるんですよ。
誠に遺憾では全く不十分だと跳ねつけてますね。
冒頭で言った通り、中国に日本攻撃の材料を与えただけが、
今回の侵入事件なんですよ。
ちょっと話が変わるんですけど、
中国大使館が最近使う言葉で、
「ぶつかり族」っていう言葉は知ってますか?
わからない。ぶつかり族ってのは?
今月初め、3月の初めに中国大使館が、
日本国内に滞在する中国人に注意を呼びかけたんですけど、
そのメッセージの中にこのぶつかり族って言葉があるんですよね。
日本において意図的なぶつかり行為が多発しています。
ぶつかり族は東京の池袋、渋谷、大阪の新西橋、道頓堀などの人混みで、
外国人観光客らを狙ってすれ違いざまに、
意図的に肘打ちや体当たりをし、素早く逃走しています。
ネットで調べたらすぐ動画が出てくるんですけど、
たまたま撮影された動画が今拡散されています。
中国大使館が言うように、その行為が意図的なのか、
たまたま雑踏でぶつかったのか偶然なのかわかりませんけど、
確かなことは中国政府がこのところを続けている、
日本は危険な国だ、渡航を控えるべきだ、
という宣伝活動の一環として使われているんですよ、この動画が。
だからこの動画にある、つまり中国大使館のいうぶつかり族が日本にいて、
日本ではぶつかり行為が起きている。
こんな主張に沿うものになっているんですよね。
事件の帰結と取るべき対応
いい材料に使われている部分もあるのかなと思ってしまいますが、
ただ今回の自衛官による中国大使館の不法侵入というのは、
ぶつかり族以上に日本の安全性を損なう行為でもありますよね。
はい。だから冒頭に言ったように、中国に利するものであって、
日本にマイナスになっているんですよ。
事件そのものは本当に呆れる犯罪だと思います。
繰り返しますけど、同時に中国の宣伝活動を裏付ける結果を招いてしまった、
相手を利する行為だと言いますよね。
以前にも紹介したんですけど、
ある国、今回の場合は中国ですけど、
その付き合いがこじれたときに、
私たちはどうすべきかということなんですよね。
まずは過激な行動を起こさない。
冷静に対処することが重要だと思います。
そのことが結局、日本という国、
我々日本人の尊厳を守ることになるわけですよ。
相手側に、我々に対する攻撃材料を与えないこと。
改めてそのことを考えたいと思いますね。
井田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は元RKB開設委員長で、福岡女子大学副理事長の井田和夫さんでした。
数学教師芸人の高田先生だよー。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
算数が不安なあなたを算数ファンに変えるポッドキャスト番組です。
アップル、スポティファイ、アマゾン、ラジコなど各種音声プラットフォームで配信中。
4649よろしくー!