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2024-09-14 16:01

エピソード84: 妊婦さんの急性虫垂炎で注意すべきポイント

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妊婦の急性虫垂炎について正しいのはどれか.
a 流早産の原因とはならない.
b 非妊時と比較して発症頻度は低い.
c 非妊時と比較して診断は容易である.
d 妊娠経過に伴い圧痛点は頭側に移動する.
e 治療は抗菌薬投与による保存療法が第一選択である.

サマリー

妊婦における急性虫垂炎の診断と治療の重要なポイントを取り上げています。妊娠中は生理的変化が見られるため、虫垂炎の診断が難しくなります。圧痛点の位置や血液検査の結果が通常と異なることに留意する必要があります。妊娠中に急性虫垂炎を発症する場合、診断が困難になることがあるため、特に注意が求められます。炎症が膜に及ぶと痛みの場所が明確になるため、早期に手術を検討することが望ましいとされています。

妊婦の急性虫垂炎の基本
どうもこんにちは、医学カタラーゼです。
今日の問題は、妊婦の急性虫垂炎について、正しいのはどれか。
A、流送産の原因とはならない。
B、非妊娠時と比較して、発症頻度は低い。
C、非妊娠時と比較して、診断は容易である。
D、妊娠経過に伴い、圧値点は高速に移動する。
E、治療は抗菌薬投与による保存療法が第一選択である。
はい、酸化ですね。
いやー難しいな、これは。
妊婦の方の急性虫垂炎。
まあちょっと、選択肢一個ずつ見ていきたいと思いますが、
まずAが流送産の原因とはならない。流って流れる。
送産は速い。
まあでも炎症が起きてるわけだからね、なんかならないとは言えない気がするんですよね。
これはちょっと一回外しで、Bは何でしょうか。
非妊娠時と比較して発症頻度は低い。
いやー別に、どうなんだろう。
低いってことは、高くなるのかもよくわからないけど、低くなる理由もよくわからないというか。
あれなんか免疫力がどうこうみたいな話なのかな。
低いのかな。ちょっと一旦保留で、Bは保留にします。Cは何でしょうか。
非妊娠時と比較して診断は容易である。
まあ容易とは、容易にはならんのじゃないかな。
だってやっぱりその胎児がいるわけだから、いろいろと難しいような気がしますけどね。
圧値点とかも変わりそうだし。Cはちょっと外すかな。Dは何でしょうか。
妊娠経過に伴い圧値点は高速に移動する。
高速なのかな。
いや、微速とか、それか外側っていうんですか、ラテラルっていうの。
なんか教えられるような気はしますけどね。
ちょっとDもちょっと違い目かな。Eは何ですか。
治療は抗菌薬投与による保存療法が第一選択。
これは、そもそも妊婦じゃなくてもこれな気がしますけどね。
妊婦に使える抗菌薬、いやあんのかな。
何かしらあるか。
何が使えるかは全然わからないが。
しかも妊婦でお腹を切るってちょっと。
今あれか。複空鏡とかでできるのか。
いやあ、どうなんだろう。
まあでもいいような気がするんだけどな。
いやあ、でも自信はないな。
ただちょっと自信はないですが、一旦Eの。
あとちょっとその、他の選択肢がいわゆる試験テクニック的にちょっと怪しいような気もするので。
無難かなという保存的治療のEのにします。
ファイナルアンサー。
正解はDです。
妊娠経過に伴い。
糖速に移動すんの?
圧縮点は糖速に移動します。
あ、そうなの?
まあ多分これ結構難しい問題だよね。
自分もこれ、これはむずいなと思ったんだけど。
糖速なんだ。
絵で見たら一発なんだけど。
一応赤ちゃんが下の方に行ってみたいな。
行って、中性がぐーっと持ち上がってくる。
っていうことか。
だから持ち上がって、普段マックバーニーの圧縮点はどこにある?
マックバーニーはへそと右の上腺、頂骨極を結んだ線を3分の1して、その3分の1の点の外側の外側の方。
だよね。
普段、妊娠とか何も関係なしに、普通の中性になったらそこが痛いんだよね。
だけど、妊娠の時は移動するから、上に、右上の方に移動するから、まず中水炎かわかんないんですよ。
診断も難しくなるんですよ。
かつ、妊婦の生理的変化の中で、発血球数は妊婦さんはどうなる?上がるか下がるか?それともステインか?
なんだっけ?
どうなったかな?ヘモグロビンは下がるっていうのは。
ヘモグロビンは下がるよね。水の成分が多くなって、ボリュームは増えるんだけど、血圧は下がるんだけど、ヘモグロビンも下がる。
発血球はどう?上がるんじゃないですか?
発血球は上がるんですよ。不思議とは上がるとされてて、詳細はわかってないらしいんだけど、一応妊婦さんって免疫力はどうなってる?
上がってる?
免疫力は下がるんですよ。
異物が体にあるから。
異物って何の異物?
赤ちゃん。
赤ちゃんの半分の遺伝子量はお母さんともう半分はお父さんだから、ある意味異物じゃん。免疫力は一般的に下がってる。
自分考えたのは、血から出ないように発血球が血管の中に溜まってるから、
そういう上がりで?
俺はそこで結びつけた。無理やり。本当かどうかは知らないけど、無理やりそうすると、一石二鳥で覚えられるなって思って。
その上がり方って、高中級か何かが組織に行けなくて増えるみたいな?
それはコルチゾルと一緒。そういう考え方かなって思って。
とりあえず、無理やりこじつけて。
本当かどうかは知らないけど、それだと辻褄が合うなって思って、とりあえずそうしてる。自分の中では。
なんだけど、発血球が上がると。妊娠、生理的変化の流れで。妊娠中は発血球が上がる。
でも、感染症があるときって、発血球はどうなる?
増える。
増えるよね。だから、妊娠の時の中水炎になると、
激症化じゃないけど、激しい反応が起こる。
それもあるかもしれないけど、中水炎か普通の変化なのか、見極めやすくなる。それとも見極めにくくなる。
見極めにくいのか。マスクされちゃうというか。
普通の人は発血球は5000から9000くらい。
で、そこから上がれば、感染症あるんだろうなとか、
発血病とか考えられるかもしれないけど、とりあえずなんかあるなってすぐわかるけど、
妊婦さんの場合は、発血球数は?
上がってるから。
から?
これは炎症が起きてるのか、中水炎なのか、通常なのか。
わかんないっていうので、診断は選択肢のCの、
選択肢の非妊娠児と比較して、診断は難しくなる。
治療の選択肢
容易じゃなくて難しくなる。
っていうのも一つ言えることで。
で、圧縮点は押し上げられて上に移動する。
じゃあ、第一選択は手術?
手術。オペしてあげる。
薬使えないか。
使いにくいか。
そうだね。それもあるし、取っちゃった方が確実ちゃ確実よね。
そうよね。
中水いらないしね。一応、今のところいらないってされてる。
そうされてる。便利。
で、発症頻度はそんなに対して、非妊娠児と差はないと。
で、僧竜山とかは、さっき比叡さんが言った通り、むしろ上がるんじゃないか。
ただ今回のポイントは、赤ちゃんがいるために母体の生理変化を考えると、
中水炎になると診断が難しくなるっていうポイントさえ覚えておけば、
圧痛点が移動したり、発血指数がすでに上がってるから、
中水炎か普通の妊娠なのか分かんない。っていう変化を覚えてればいいかなっていう。
要はそこを覚えておけば、
わかりました。
頭の片隅に、とりあえず妊娠の時の中水炎が難しいんだっていう感じですね。
ありがとうございます。
ちょっと話に逸れるんだけど、
はい。
中水炎の痛みの、今は中水炎の一般的な痛みの正常について話したいんだけど、
はい。
この間俺ちょっとひらめいたんですよ。ちょっと紹介したくて。
はい。
中水炎の最初の痛みってどういう感じで来る?患者さんって。
どう訴えるの?
え?最初?
うん。
最初は何だっけ?
発症だっけ?直後じゃないけど。
急性虫垂炎の診断の難しさ
最初は内臓痛だから、場所がはっきりしないみたいな。
場所がはっきりしなくて、まあ心株あたりみたいな。
なんかお腹痛い。
うんうんうん。
で?
で、その後体制痛になって、右下マクバーニーとかランツの点が痛いですと。
その変化って何で起こってるの?
なんか炎症が腹膜に波及してみたいな。
そうだよね。
うん。
まあちょっと無理やり全然覚えなくてもいいんだけど、
はい。
これ歯の痛みも一緒なんですよ。
ほう。
歯の痛み、最初虫歯があって、
うん。
例えば、あんまり深くない虫歯で、歯の中の歯髄だけに影響を及ぼすような歯の痛みの場合って、
どこが痛いか分かんないんですよ。
ああ、なんとなく痛い。
なんとなく痛くて、先生ここが痛いんですよって言うんだけど、
え?どこ?みたいな。
ここら辺ここら辺みたいに言って、なかなか分かんないんですよ。
でもその歯の痛み、虫歯の侵略が歯の根っこの先の方の歯根膜まで行くと、
先生この歯が痛いっすってなるんですよ。
ああ。
もう特定できちゃう。
耐性痛になると。
そう。
あれ要はもう歯根膜も膜だから、
はいはい。神経がある。
神経があるんですよ。
それが腹膜の膜と一緒で。
どこが分かんない状態のときは、
何がどこの神経にあるんですか?
脂髄の中にも神経走ってるんですよ。
その神経は、
脂髄までは行ってるんですか?
脂髄までは行ってるんです。
本当にそこまでも痛いときは痛くはないのか?そもそも。
痛くはない。
虫歯でも痛くなくて無症状ってことよね?
あの人もいる。
ただ脂髄まで、
虫歯の菌がちょっかい出してると、
症状が出てるってことはそういうことなの?
そうそうそう。
痛くなると、
最初は脂髄の中での炎症だったら痛いんだけど、
どこか分からない。
特定しづらいっていう。
えー。
俺最近気づいたの、それ。
これ一緒じゃんと思って。
確かに歯根膜も膜だから、
人間って膜に炎症が泳ぐと、
痛みが分かりやすくなるんだっていう、
なんかこう、
アハ体験じゃないけど。
おもろい。
ちょっとなんかまあ、
多分普通は、
その医療系の人って多分、
お腹の痛いとこから始まって勉強するんだろうけど、
自分はちょっと逆だったから、
細かい歯の方から、
なってこう、
最初全然ピンとこなかったんだけど、
人間って膜に炎症を呼ぶと、
場所が分かりやすくなるんだっていう、
なんか、
へーっていう。
ちょっと紹介したかったっていう。
なるほど。
なんかまあ、
本当にその、
医学生の人とか、
お医者さんとか別に、
覚える必要ないじゃん歯の痛み。
別に覚える必要ないけど、
まあアハ体験でもある。
一緒なんだっていうのもあるし、
まあでも子供の、
子供できたりするとさ、
虫歯になるかもしれないじゃん。
子供って。
最初になお、
お父さんお母さん、
ここは痛いんだよねって言って、
まだ分かんない間は、
その間に歯医者行った方がいいんですよ。
ああ、その、まだ。
まだ浅いうちに。
うんうんうん。
虫歯がまだ深くいってないように。
ここが痛いとか言い出したら、
逆にやべえみたいな。
ああもうやばい、
これもう神経の治療だみたいな。
ってなっちゃうから、
まあ日常生活の中にも、
使える知識じゃないけど、
まあまあまあいいかなと、
ちょっと紹介したかったっていう。
素晴らしい。
まあとりあえず、
覚えなきゃいけないのは、
中枢炎。
妊娠中の中枢炎は、
まあ診断が難しいと。
はい。
で、膜に炎症が及ぶは、
痛みの場所が分かりやすくなると。
でまあ手術が第一選択と。
手術の重要性
そう。
はい。
要は、要はっていうポイントはそこです。
分かりました。
はい。
っていう感じです。
はい。
じゃあ今日はこんなところで。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
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