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2024-09-07 42:43

心をカタラーゼ エピソード1

産業医・精神科医Drフジモトと産業医業界、精神科領域についてお話しです!

Summary

このエピソードでは、リハビリテーション病院における精神科と脳外科の重要性について議論されており、特に脳血管障害が精神症状に与える影響が強調されています。また、脳梗塞や認知症の理解を深める新たな概念「藤本キャラ」が提唱されています。産業医の役割と精神医療の必要性が広がっている中で、メンタルヘルス対策の重要性や組織における人間関係の調整についても議論されています。特にストレスチェックや職域接種が産業医の業務に与えた影響が詳しく紹介されています。医者としての役割や知識の重要性、看護師との関係性や組織のマネジメントの必要性も強調されています。また、勉強の重要性についても言及され、将来を見据えた努力が必要であることが語られています。

病院での会話
今、病院ですか?
今、病院だよ。
ぶっちゃけ、リハカの病院だから、大体やることなんて午前中で終わるし。
まして、僕ね、月曜日、金曜日だけのパートの精神回避産業医だから、それほどやることは多くないんだよね、落ち着いていれば。
今、リハカ行ってるんですか?
リハカだよ。本当にリハカ。やっぱりリハカってさ、大きく分けて整形外科と脳外科で、整形はまあね、術語の身体的なリハってわかりやすいけど、脳外科は脳梗塞、脳出血の麻痺とかのリハ?
そっちはね、やっぱり、いわゆる頭蓋内病変というか、頭の中に何らかの病変があると精神症状って絶対出るから、もう正直、脳外科領域において精神科は必須だよね。
これも全然録音とってもらっていいんだけど、そのつもりで話すけど、録音というか実際ね、ラジオとして。実際ね、脳外科と精神科の違いって
例えで言うと、脳外科は家を作る大工で、精神科は家の内装屋。内装屋ってそういうこと?
内装屋、リフォームっていうか住みやすくする居心地の方だよね。台風なり津波が来た場合、家そのものを立て直すにはやっぱり大工、脳外科は必須だし、我々には全くできない領域だから、どうしてもそういった大工仕事はやってもらわなきゃいけないんだけど、
その後のどういった生活するか、つまり人それぞれに対して、その人たちがどのようにより良く生活するかっていうようなオーダーメイドだよね。そういう意味での内装、家の家具とかそっちっていうのはやっぱり大工ではできない。ある程度はできるんだけど、やっぱり感覚的な違いっていうのがあるから。
そこは政治家必須だよね。
やっぱり脳拘束じゃないけど、そういうの起こすと、結局脳血管臨床じゃないけど、そういう系も絡んできたりとか。
脳外科と精神科の関係
はい。それはもう100パー絡むと言っていい。
なるほど。
えっと、じゃあそれ詳しく話すと、例の藤本機質、あれ読んだ?見せたっけ?
藤本機質?何だっけ?
藤本キャラ。
いや、知らない。
あれ?まだ見せてないか。なるほど、じゃあ説明するわ。脳血管障害って一言で言うと、脳の血管が詰まった脳が出血した、そのことによって
要は脳の血管によって栄養される部位が延伸していくっていうのは脳拘束だし、出血のね、血の塊によって選挙性病変によって、例えば脳が圧迫されたり、いろんな弊害が起きるわけだけど、
それはもうわかりやすい脳血管障害であって、当然そんだけ脳がぶっ壊れたら精神症状なんて100パー認めるわけですよ、はっきり言って。それは程度の差はあるけどね。
例えば、人間の中でも脳の部位によって、例えば善と良とかだったら結構そういう、脱欲性じゃないけど、いろんな性格変化とかいろいろあるじゃないですか。
それはまさに、部位に関わらず起きるんですか、そういうのって。
すごくいい質問で、真っ白なところに何か病変ができると、そういう脳外科的な地図だよね。
地図、どこに障害が起きたかっていう、その地図による工事の機能障害の判断は、やっぱり画像診断である程度、どこの部位が障害されたから何が生じるっていうのもみんな知ってるわけだから、
それはもう脳外科の得意分野だよね。そういった地図によるものね。
ただし、地図には映ってない細かな病変ってあるんですよ。
これもどういうことかっていうと、これ予測考えたら当たり前の話なんだけどね。
そもそも脳血管障害っていうのは、脳の血管に脂肪等のゴミが溜まって詰まるか、脳の血管が石灰化なり、高血糖などによってボロボロになって破れるかだけの話であり、
じゃあいきなりこれが明日パーンって破れるかって、明日いきなり詰まるかっていったら、そういうわけではなくて、
台所からトイレの流しのように、徐々に詰まっていったりよっていったりするわけですよ。
それは一箇所だけではなく、体全体の血管でいるわけであって、そういった実は微小な脳梗塞が精神症状を認めるんですよ。
これは全く世間的に知られてないし、僕が提唱したものがあるので、ちょっとシロバターだとすぐ送るけど、
コチカメの両津寛吉の親父のように、酒飲み頑固親父、わがまま、涙もろい、情にもろい、突発的に怒るといった、そういった中年のおじさんっているよね。
思い出せば。
あれって、ある一定の特徴的な体型とか生活習慣を考えたら、キャラってみんな一緒じゃん。
あれって実は性格が変わったんではなくて、微小脳梗塞層による精神症状です、あれは。
その人の性格であるっていう人も、中にはいるのかもしれないけど、そういう微小脳梗塞によるパターンってこともあるってことですか。
藤本キャラの概念
微小脳梗塞による精神症状という概念が知られてないから、性格が変わったって言わざるを得ないわけで。
認知症にも、例えばアルツハイマンなり、脳梗塞認知症なり、本当の認知症になった人の中間的な、なんだっけ、マイルドコグニティブなんとかって、MCIかなんかあるでしょ。
MCI、マイルドコグニティブインペアメントかな。
そうそうそうそう。そもそも、そういった、いわゆる認知症でその中間的な概念があるのに、脳梗塞認知症の概念ってないのよ。
で、さっきも伝えたとおり、脳の血管の障害なんてさ、5年、10年、15年の経過を経てなるわけだから、途中経過が存在するんだよ。
それを、その概念そのものがないのがおかしいのよ。
へー。
で、実際、そういう人たちに気分安定薬として、デパケンとか、いわゆる抗転観薬だけど、
抗転観薬。
抗転観薬って、気分安定薬って言うんだけど、
スパイクを抑える。
ピコーンってあったら、カーンってそこだけ抑えるわけだけど、
それと同じように、感情の突出したものをパーンって抑えるから、精神から気分安定薬って言うんだけど、
そういう人たちにね、気分安定薬ちょっと入れたらね、すっごい落ち着くのよ。
だから、だいたいそういった性格の変化、精神症状で悩み苦しむのは家族だから、
そういった人が変わったのって言って、外来に家族、特に奥さんが泣いてくるわけだから、
だからそういった概念があれば、もっと早く病院に来て治療できるのにっていうので提唱したのが、
ああいった両津寛吉のお父さんみたいな、ああいうキャラを、僕は、
なんだっけな、脳血管性の全区の精神症状みたいな名前忘れたけど、
通称藤本キャラという概念を提唱してですね、一応振ったので、それまた送るわ。
おもしろいですね。
読んでみて、そっちの方が詳しいから。
あってしかるべきなんだけどね、知ってる人は知ってるけどね、世間一般で知られてないから非常に悲しいのよ、この話。
で、もしもこの概念が広まれば、例えば上司のパワハラ。
よく最近言葉に出てくるカスタマーハラスメントのカスハラ。
こういった話全部解決するんだよね、実は。
ほとんどが藤本キャラなんだもん。
そっから来てんのね。
そうそうそうそう。
まぁまぁまぁ、後で送るわ、ほんと。
それの、例えば出っ張犬ってバルプロさん?
そうだね、素晴らしい。
とりあえずでも、スパイクを抑えるっていう意味ではそういいのかも。
それって結局、例えば生活習慣を直さないとダメとかはないんですか?
あのね、もう鋭いところでね。
これ実は、ちょっと僕もね、持ってる症例数が少ないからあえて言わなかったんだけど。
あのね、生活習慣の悪化による精神症状を認めた場合、
これを是正したら、あえて本人も頭がスッキリして落ち着いたっていうのが一例あるのよ、実際に。
ただ一例だけじゃ何とも言えないから、今あえて言わなかったんだけど。
これは次世代の宿題になるけど。
そういった藤本キャラの生活習慣を正せば、
処方なしでも実は改善するんじゃないかなと思ってる。
だからそれは生活習慣改善による身体的、血管的な機能回復とともに精神症状も回復するだろうと僕は思ってる。
ただエビデンスがない。残念ながら。
N1じゃちょっとね。
無理だよ。
もうちょっと必要だね。
そうなんだよ。
でもそこまで藤本キャラっていう人間が、
実は病気だったってみんなに、ギアチェインじゃないけど、
世に広まったなってこと?
イメージが変わるっていうのが、実は性格の変化じゃなくて、
病気から説明できるっていうイメージシフトじゃないとしないとさ。
そもそも調べてもなりそうじゃないですか。
つまりは世間一般がその知識を持たないと治療に繋がらないって意味?
だし、あまりそれを研究しようと思う人もいないんじゃないですか。
そうなんだよ。だから一番いいのは朝の番組のちょっとした紹介で話してくれたなとか、
それぐらいの世間への拡散っていうか広めたいよね。
だからなんとか広めたいなと思うけど、やっぱ残念だからね。
気づいてる医者も知ってる医者もいないから、これ。
いや、俺自分も初めて知りました。そんなのあるんだっていう。
そうでしょ。だって教科書載ってないでしょ、こんなの。
載ってないですね。
いや、本当に脳血管臨床は血管詰まってから色々変わってくるみたいな。
そう。そうなのよ。
中経過の話でもないですね。
でしょ。そうそうそうそう。
まあ確かに精神科医とか脳血管医に言ったら、ああそういえばって絶対になるんだよ。
だからそれに気づくかどうかだけの話だからね。結局ピロリ菌だってそういう歴史じゃん。
そうですね。
あとね、アルツハイマー先生がね、アルツハイマー病という名前残したくらいだから、
藤本先生が藤本キャラという名前を世に残したんよね。ある意味生きた証としてね。
藤本、川崎病みたいな藤本病じゃね。
そうそうそうそう。
まあそれはやっぱり病気じゃないからさ、やっぱり世間一般では性格変化っていう風に捉えられる程度だから、
まあ良くも悪くもね。病気の過程の一つの状態だから、ある意味。
だからそういった意味で藤本キャラでいいのにね。病じゃなくて。
藤本商工軍とか。
そう、商工軍も考えたんだけど、まあいいわ。
あ、おめでとうございます。病前性、脳血管性、人格変化とかね、日本語だったらそんな感じかなと思ってるんだけど。
ああ、なるほど。
そうそう、まあ通称藤本キャラね。藤本キスだ、日本語で言ったら。
藤本キスね。
キス、キャラの方のキスね。
うんうんうん。
そうそうそうそう。
それでパワハラとかなくなれば面白いかもね。
ああ、そうなんだよ。だいたいみんなそうだからね。
そうそうそうそう。まあそれはそれでまた資料送るから、そっちはまた、また、なんていうの、突っ込んだ話はいつでもいいから。
でも確かに先生の時、産業医もやってるからさ、産業領域だと結構その生活習慣病とかもかかってくるじゃないですか。
うんうんうん。
それでその生活習慣悪い人がパワハラしてくれるとかすると、確かに先生がそこに目を向けるっていうのは納得するわ。
ああ、なるほど。じゃあね、それに関しても話すとね、やっぱり精神科医やってるのと産業医やってるのって全然違くて、やっぱり精神科医っていうのは一人の医者ですよ。
うんうんうん。
あくまでも個人の症状を改善し、患者がより良い生活を送るための支援するっていうのが一精神科医だけど、これが産業医になるとね、会社という組織の利益を追求するための組織の人間観の調整だよね、大きく言うと。
これは一般の産業医にはできないことなんだけど、それはどういうことかっていうと、やっぱり精神科医だからこそ人間扱えるし、だからこその先ほどの人間関係の調整っていうことになるんだけど、
結局、ちょっと愚痴迷惑と言うけど、まずはね、言いたいことだから。今の産業医業界って完全に二分化されてて、結局法令遵守、ただ法律を守るだけで、あとはもう人間もどうでもいいやっていう企業は早い話、産業医なんてどうでもいいから安く済ませたわけじゃない。
だから千葉の奥地のとあるところなんて、30分1万円で募集してますねなんていうわけのわかんない、そういった産業医の賃金もあれば、やっぱり人を大事にしたいっていう企業で、やっぱり精神科産業医ですよ、そういったスキル、技術を持ってるんであれば、
今はここで金額は言わないけど、やっぱりみんなびっくりするような金額は出してくれるよね。その借り大変だけど。
というように、安く済ませたいっていう企業と本当に人を大事にしないっていう企業で、もう差がめちゃくちゃひどい。
と同時に、学生も若い者も手頃な稼げるアルバイト感覚で産業医って思ってるけど、やっぱり企業もそれなりのところだから、ただなんとなく来るアルバイトの産業医じゃどうかっていうのもあるし、
あと、あっせん業者ではね、これもちょっと歴史はまた次回にするけど、ちょっと今気分じゃないから、真面目なこと話そうと思うから。
産業医業界の変化
そういったあっせん業者の絡みもあって、今どんどん価格競争に陥って、産業医の給与もどんどん安くなってるし、だからそういった法令遵守だけの給与はそっちに飛びつくし、
単純にアルバイトが欲しい若い産業医もそっちに飛びつくし、残念ながら需要と供給が成り立っちゃって、どんどんどんどん産業医のレベルは下がってるという印象を受ける。
でもここから真面目な話をすると、さっきも伝えた通り、やっぱりもう今の世の中、本当に真剣にあるんだったら産業医は精神科医じゃ無理だね。
それはなんでなんですか?前も聞いたと思うんだけど、まあもちろん精神疾患を抱える人が世の中多いから、もちろんそれは企業にも多いだろうし、それは確かに見分ける必要あるのかもしれないけど、
だからといって、他の科の先生はダメなんですか?
いいよ。まず産業医業界がもう変わったイベントっていうのは2つあって、1つはストレスチェックの開始ね。もう1つは職域接種ね。
やっぱりストレスチェックが始まったことによって、産業医やっぱり精神科医の方がいいっていう流れはできた。それはどうしてかというと、やっぱり政府がストレスチェックをやるっていうことは、それだけメンタルヘルス対策を行いなさいっていう企業への命令だから。
やっぱりそういった企業側の需要に応えられるっていうのだったら、当然専門の精神科医になるし、だからそこで1回流しの産業医、名前だけ化して何もしない産業医とか、あと一般診療科の産業医、1回淘汰されたよね。
で、ちょっと精神科医が出てきた。そこの波に乗ったっていうのはちょっと僕は正直ラッキーだった。
と同時に職域接種はね、あれぶっちゃけなんとかスリードット組があそこで1台トップに組みにしちゃったっていうか、それは世間の認知度も含めて。
だからどこの企業も産業医っていったらあそこになっちゃうんだ、最近。職域接種やってたからみたいな。だからそこで大手は他の競合相手と比較してどうするかというと、金額詐欺はいいだけだから、契約取るよ。
泥沼化してるんだけど、その2つのイベントがあって。そういった意味で、まず1回目で精神科産業医が出てきたっていうのと、2回目で一番最初に言った任局科っていうのがあるわけだけど。
じゃあその任局科の本当に真面目な企業の方法どうかっていうと、まず今言ってくれた通り、個人をどうするかっていうのと組織をどうするかっていう問題があるのね。
個人に関して言うと、実際にいざ注意深く関わってみると、メンタル問題だね。いろんな悩み抱えたり働かないなどの、そういった個人という意味でのメンタル対策の必要性を企業は感じるようになってきた。
どうしてかっていうと、やっぱりメンタル不調だっていうので給食とか辞めたりってなると、離職率とか休んだ分だけ仕事が回らないとか、メンタル対策イコール個人を扱わないとそれだけ利益も落ちるんだっていうのがだんだん企業が気づいてきたのね。
そういった意味で個人を大事にするっていう意味でも、相談役としての精神会っていうのもあるし。精神会っていうのは個人を見てきたわけだけど、個人の感情を見てるわけだけど、さっきのとおり。
ただ、これが産業医として慣れてくると、個人見れるんだったら集団も見れるのよ。人間の集まりだから。育ってくると組織も見えてきて、産業医の職場人士って言ってもやっぱり人を見てたら、この会社は生き生きしてるのか病んでるのか忙しいのかってわかるし。
で、そういった組織を運営するイコールはっきり言って人間関係だから、そういった人間関係の調整も行うようになっちゃうのね、仕事の依頼として。
例えば簡単に言うと、どんな調整するんですか?医者にできる領域なんですか?全然医学だとそんな勉強しないから。
これが精神科医ならではのところなんだけど、まず精神科医は人を見るわけだから、当然症状と同時にその人のキャラクター、パーソナリティ、人格も見るわけですよ。
で、例えば本当に仕事しないとか、人間関係に問題があるって面談したときに、この人は本当に擁護するべきなのか、つまりこの人は味方に尽きるべきなのか、こっちが本当に悪いのかっていう判断はやっぱりできるんですよ、我々。
そういった助言もできるし、それを踏まえた上でどういうふうに仕事をさせたらいいとか、どう仕事を与えたらいいとか。
で、昨今言われるのは、上司が部下の扱いでないのよ。
つまりは部下の扱い方を知らない上司がいたり、当然その反対で、どう仕事を行ったらいいか分からない部下たちに言うわけよ、人間関係のコーチが難しいとかね。
だからそういった領域にも、僕らは広がってる。
で、さらにもっと言うとね。
最近知った言葉なんだけどね、リストレス…リストレス…リテンションだ!リテンションマネージメントだ!
ごめん、もう一回、もう一回。
リテンションマネージメント。
どういうことかっていうと、要は早い話、今いる人材をいかにより良く働いてもらって、離職率を下げて元気いっぱいに働いてもらうかっていう概念なのね。
それってさっきの通り、人間をどう扱うかっていう話なんですよ。
産業医の多様な役割
で、それは概念の話なんだけど、精神科医は何が問題かっていうのを見抜けるんですよ。人を見れるから。
となると精神科産業医は、組織に何が問題かっていうのを指摘できるのね。
へー。
で、こっからなんだけど、一般の話をするけど、一般の精神科治療っていうのは、まず患者さんがいて入院してもらう。
ごめん、もう一回言う。
一般の精神科治療は、まず患者さんが外来に来る、症状を見極めて死に難名をある程度つける。
で、入院してもらい、治療の指示を出すのが医者の仕事だよね。
で、その指示に従って治療を進めるのが看護師の仕事だ。
で、ある程度症状が落ち着いてきたら、生活療法を行うための、もしくは心理療法を行うためのカウンセラー、臨床心理師、作業療法師がいるわけなんだけど。
というように、精神科治療っていうのは、そういった医者看護師コミュニカルな流れがあるわけなんだけど、実はこの考えって企業にも当てはめられるんだよ。
つまりは、さっき言ったとおり、精神科産業医が、精神科産業医が企業にどのような問題があるかっていうのを指摘して、もちろん僕らは治療を解決するのはできるんだけど、やっぱりコミュニカルが他にいたらすごい便利だよね。
実際そういった場合、必要に応じてカウンセリングを進めたりするわけだし、先ほどのとおり、リテンションマネジメント、そういった概念も扱ってくれる人がいいなとは思ってるよ。
実際、同じ病院と作業療法士が起業して、そういうことをやってるやつもいる。というように、精神科治療の流れを企業の中に入れると、やっぱり得なのは目に見えてるよね。
ただ利益追い求めるだけではなくて。長期的に見たら人材資源っていうのを確保になるから、という意味で、本気で産業医にそういった仕事を求める企業はそうやって言ってくれるし、
僕もそうやって自分の仕事を勉強して、企業がより良くなるようにいろんな技術を提供している状況でございます。
先生も言ってたけど、今の世代の子たちは楽に産業をやりたいって思って、バイト感覚でできるんじゃないかって言ってやりたいと思ってる人多いけど、
やっぱりそういういろんなことを考えると、組織を見たり、個人見たり、いろいろちゃんとやろうと思うと、産業医で楽に稼ごうってやっぱできないですよね。そう考えると。
不可能じゃないよね。だからそういった適当な会社の案件を数いっぱい持っていれば当然、そういう内に儲けられるわけだし、だいたいそういう企業って適当だからウェブで済んじゃうから、ほとんど家から出ないで産業医業務やっている、産業医がいるっていうのを知ってるし。
できないわけではないけど。
できないわけではないけど、でもやっぱりそういった案件をどこから持ってくるかっていうのも問題あるからね。それはまた次にするよ。そういう黒い話は。
今日はちょっと真面目な話の気分だから。
やっぱり病院にいるからちょっと真面目モードになってるからさ。
そうそうそうそう。
やっぱり僕の使い方は先進化産業の使い方を知ってる企業であればあるほどやっぱりもう話さないよね。
そうなると最近は新人の新入生の教育講義やったりとかいろいろやってますよ。
ああ、そっか。年度始めというか。
そうそうそうそう。
やっぱりね、職種によっていろんな文化、良くも悪くも文化風習ってあるから。
例えば、がてん系だったら中華食いすぎとか。
いろいろあるんだよ。
中華って何?中華料理食いすぎ?
そうだよ、ラーメンに餃子チャーハンつけてさ、5年も経っちゃ10キロ20キロ普通に太るとかさ。
で、IT企業系はやっぱり病む人多いよね。
え、なんでですか?
ああ、なるほど。
IT企業系はね、あんまり悪口は言いたくないけど、黒い話は今は走るけど、
やっぱり人間関係得意な人は少ないよね。
かつ、パソコンにずっと向かってパソコンで仕事する業種だからさ。
だから、病む人多いよね。
傾向としてね。
大変な業種だよ、IT関係も。
そうなんですね。
うーん。
そうそうそうそう。
まあ、だからそうだね。真面目な話、精神科産業でいうとそんなところかな?
面白いですね。藤本機質、リテンションマネジメントとか。
そうだね。
まあ、だから、何て言ったらいいかな。
医学にこだわらないっていうのが産業員の役目かな。
もちろん絶対必要だけどね、それを手広くね。
だってこの間も、ギランバレー症候群の相談を受けたりとかさ。
ギランバレー、えー。
ああ、懐かしいってことか。
ああ、懐かしい。
だからね、産業員あるんだったら、専門は精神科でいいとしても、
他の内科とかの全てを手広く知ってないといけないから。
だってさ、え、それ知らない?
なんていう医者を雇ってる企業、嫌でしょ。
そうですね。
ねえ、やっぱり知らないからね。嘘でもいいからね。
ああ、はいはいはいはい、あれねって言いつつ、こっそり後で調べりゃいいんだから。
まあまあまあ。
だから、何の診療かで、どの辺の分野の病気かってわかってるぐらいでまずはいい。
この、なんていうの、あれだよね。棚を、どの棚に入ってるか覚えておけばいいってことですよね。
そういうこと、そういうこと、そういうこと。まさにいい表現。
その病気は、ああ、たぶん神経科だからそっちかとかさ。
そうそうそうそうそうそう。そうなの。
勉強、勉強難しいとそこが大変なんですよ、最初。棚を作るのが。
そうだね。だから教科書を一読するっていうのは大事なんだよ、簡単なのでいいから。
ああ、確かにね。
だから今なんてね、あの見える化シリーズなんていい教科書あるわけだからさ。
病気が見える、すごい。
ああ、それか。うん、そうそうそうそう。
昔はSTEPしかなかったからね。
ああ。
しかもSTEPシリーズね、小児科とか下科は使えなかったからね、全然。
わかりにくいんですか?
わかりにくいよ、あの2つは。
あと麻酔科もなかったしな。
あったけど、なんか読んだ?なんか。
うーん。
まあ本当、教科書いっぱい読んでくれ、今のうちに。
なるほどね。でも結構、今結構なんか、教科書もたまには読むけど、
うん。
結構、まあ今いろんなその、なんていうんですか、まあ動画講座だったり。
ああ、いろいろあるよね。
本当に今めっちゃ全然進化してる。
あの俺の、僕もその私学部の時の勉強の方法と、今でも全然違う。
もうiPadは当たり前だし。
まじか。
うん。
iPadないとまず、まずついていけない。
あ、そう。
iPadでアプリで勉強したりとか、問題集も全部アプリだし。
だよなあ。
教科書もそれこそもうアプリに入ってる、中に。
だよね、言ってたもんね、それは。
まあだけど、やっぱりこう、なんていうかなあ。
それだったら棚の構築って難しいよね。
うーん。
いや、ごめん、僕の経験だけど、結局僕の棚の作り方って、教科書という本というものが棚だったから。
はい。
うん、だから形に残ってるから、どこに何が書いてあるさえ覚えてれば、もうすぐ教科書開けばいいだけだったから。
あ、だけど先生、お前なんかその看護師さんとかにも教えるときに。
うん。
その、まあ自分で説明するのも大事だけど、あ、ここに書いてあるよってボンって渡すとか。
渡すとか。
そういうのも大事だって言ってて、まあ確かにそうだなと思って。
うーん、そうそうそうそう。
医者の役割と知識の重要性
やっぱり同じ職場で働く人たちへの教育って言ったらちょっと上から目線で嫌だけど、
うん。
やっぱりそういった情報の共有っていうのは知識の共有が大事だからね。
うん。
うーん。
それはあるよね。
あるよね。
うん、それもやっぱり医者として、これも言い方悪いけど、病院組織のヒエラルキーの上に立つわけだから、それはもう義務だよね。
いやそうですよね。
うん。だから本当にもう知識は武器だからね。
いやほんとそうですよね。
うん。
それは結構ね、なんか私学部と医学部でちょっと違う、まあもちろん私学部の間も知識すげえ必要だけど、
うんうんうんうん。
やっぱ下官以上、歯は、歯医者は結構手を動かさなきゃいけなくて、
うんうんうんうんうん。
その技術のアップデートが大変ですけど、そのまあいわゆるいろんな技を覚えるっていうのが歯医者は大変ですけど、
うんうんうんうん。
医者は結構その知識のアップデート大変だなって思いましたね。
そうだねー。あのー、知識のアップデートもそうなんだけど、やっぱり今までの話のまとめにもなるけど、さっきの通りヒエラルキーのトップに立つ以上、
人という組織のチームのリーダーだから、
うん。
そのリーダーとしての素質も必要だからね。
うーん。
うーん、いやそうなんだよ。これが厄介なんだよ。結局看護師をどう動かすかっていう仕事が話にもなってくるから。
はい。
うーん。あのー、ほんとねー、いやちょっと、うーん、まあちょっと軽くにするか。
あのー、やっぱりねー、看護師も見てるよ、医者は。
まあそうですよね。
うーん、だからそれによってね、あのー、動きやすい動きにくいって出てくるから、やっぱり、やっぱりというよりもね、
僕、それこそ先進科の国立病院にいる時に、まず僕の中で思ったのは、
医者は技術ではなく、キャラでどうにでもなるっていうのが僕の結論です。多分言ったと思うけど。
うん。
そう、だからそういった意味での今までの話もそうだけど、組織のマネジメント力っていうのが医者とには必要とされますということだね。
勉強の重要性と将来への備え
なるほどね。
大変だよ。大変だよ、ほんとに。
まあ、これからね、あのー、頑張ってほしいし、まだまだ勉強してもらいたいですね。
いやー、勉強も大変ですわ。
いやー、しょうがないよー。やっぱりね、未来を生きるための貯金だからね、これは。
そうですね。
ほんとに、ほんとに。やればやるだけ将来楽だから。
それはもう身をもって体験したんで、もう絶対的に言えます。勉強したら後が楽です。
先生もね、長いからね。
長いけど、うん。長いけど勉強したからな。
俺も長いから、言うて俺も長いから先生。
そういう、まあいろんな意味で。
人生の8割以上学生実用。
いやいやいや、そんなもん、そんなもん、そんなもん、いいんだよ。いいんだよ。これからどんどん割合減ってくから。
早く医者になりたいっす。
そうだね。待ってるわ。
と、まあこんな感じでどう?あれもうなかなか面白いの作れそうか?
うん、もう40分くらい話しますよ。大丈夫ですか、時間。
とりあえず今日一区切りこんな感じだな。
了解っす。じゃあまた暇な時に。
言って言って。
次、はい。
これで良ければ全然楽にいくらでもできるわ。
了解っす。なんか自分も今CBT前で。
結構そのまあ、自分で勉強してっていう期間だから。
結構時間空いてるんですよ。
あ、わかった。じゃあすごい時また連絡してよ。またネタ考えて。
勉強の合間に色々聞きたいっす。
いいよ。これくらい時間がちょうどいいからな、感覚的にも。
了解っす。
OK、じゃあまた連絡してくれ。
はい。
OK、はいよー。
はい、じゃあお疲れ様です。
はい、はい。
42:43

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