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「看護師が元気だったら、みんなげんきになる。」
2026-01-05 08:04

「看護師が元気だったら、みんなげんきになる。」


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こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。看護師と漢方と私、6回目の配信です。
はい、今日は、看護師が元気だったら、みんな元気になるというお話をしたいと思います。
人をケアする仕事をして思うことは、人をケアするには、まず自分のことをケアできとかなあかんなあということです。
そんな分かってるわってね、矢地が飛んできそうですけど、看護師って、人にエネルギーを使うことは得意だと思うんですけど、自分にエネルギーを使うのは、ちょっと下手くそな人が多い気がするんですよ。
というより、人にエネルギーを使いすぎてしまう、そんな仕事なんかもしれないです。
苦しさとかしんどさって目に見えへんもんやし、人と比べることができへんじゃないですか。
でも看護師の仕事って、この人は私以上に大変なものを背負ってはる、みたいな、めっちゃ大阪弁ですけど、そういう患者さんたちと日々出会いますよね。
しかも、その人には何が必要かっていうのが、知識と経験で分かってしまうっていうね、それが看護師っていう人たちなんかなあって思うんです。
病気の人とか怪我をしている人を前にして、その人を優先にして助けるって、これってある意味本能みたいなものなんかもしれないです。
だからこそ、あえて思うんですよね。
今、看護師が学ぶべきことの一つは、自分を大切にすることとか、自分をケアすることやったり、自分を癒すことちゃうかなって。
自分の体や心を後回しにした結果、自分自身が壊れてしまったら元も子もないじゃないですか。
もうみんな分かってはると思うんですけど。
でもやっぱそれ、ほんまに忘れたらあかんし、そうあるべきやなって思います。
元気でいるからこそ、あなたの世界があって、あなたが元気でいること自体が、それが周りを助けてるっていう事実。
それは利己主義とかいう話じゃないし、人を大切にしてないっていうことでもないし。
自分のことも人のことも、社会もケアするってそういうことに繋がっていく話やと思うんです。
現場が回らへんとか、私がいないと周りが困るとか、働かへんかったら生きていけへんし、みたいな。
そういう気持ちめっちゃ自分も持ってましたけど。
でもそういう気持ちの奥にある問題を解決するためにも、まずは自分を大切にすること。
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少しずつでも変わっていけたらいいなって思ってます。
そういうこと言ってる私が、自分を大切にするということが、ほんまに全然分かってなかった人間やっていうことなんですけど。
セルフケアが大事って、そういうことはずっと言えてきたんです。
でもそれをほんまに自覚したのは、あることがあったからなんですけどね。
ちょっとそのお話をします。
当時、私は訪問看護ステーションで働いてて、ALSの患者さんの人工呼吸器をつけるかどうかの意思決定支援に関わっていたんですね。
それで、その時の私の対応が正直良くなかった。
そして、最終的にそのケースから担当を外されたわけなんですけど、
そのことを情けないというか、患者さんやご家族にも申し訳ないという気持ちはもちろんあるし、何やら恥ずかしいし、
でもどうしたらよかったのかって分からへんみたいな。
自分の中に答えがないような感じでね。
その後、意思決定支援をちゃんと学びたいなと思って、他施設の訪問看護ステーションに研修に行かせてもらったんです。
訪問看護師なら一度は行くような研修だと思います。
私の場合、これまたスパルタやったんですけど。
スパルタって言っていいのか分からないですけど。
研修中なんですけど、その管理者さんからこう聞かれたんです。
あなたは看護師としてどうありたいのって。
私は迷わずこう答えました。
その人らしい人生を送れるようにお手伝いしたいですって。
そしたら、その管理者さんはこう言ったんです。
違う、私が聞いてるのはあなたがどうなりたいのかよっていうことでね。
何度も何度もそう言われたんです。
自分は答えてるのにどういうことやろみたいな。
私がどうなりたいみたいな。
頭真っ白で。
この一見で気づいたわけなんですよね。
私は自分の人生をどう生きたいかとか考えたことなかったんやって。
人の人生のことはめっちゃ考えてきたのに、
自分がどうしたいかは後回しにしてきたっていうね。
それを看護とか人のためとかいう言葉で自分を作ってきたんやって思うんです。
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人をケアするためにはまず自分がどうありたいのかってね。
自分を尊重するってどういうことかとか。
自分を信頼するってどういうことかとか。
もう一度見つめ直すことになって、
自分の心のこと、体のこと、生き方のことを改めて考え直すことになったんです。
そうする中で今の医療の現場、
医療者自身が思っている以上に過酷な状況にあることも客観的にも見えてきました。
忙しさも人手不足も残業も慢性疲労も睡眠不足も当たり前の毎日の中で、
みんなやってるから、患者さんが待ってるから、
そうやって毎日こなしていってる人たくさんいると思うんですけど、
今ある場所から日々のマイナーチェンジっていうのを続けていきませんかっていうのを思いますね。
まずは自分を優先させることを自分に許していくこと、
それをするための安全な方法なんかもこういった配信を通してお伝えできたらいいなと思ってます。
医療者の常識って世間の非常識かもしれないですしね。
それに医療人も一生活者やから、医療ってほんまに大事なもんやと思うんです。
だからこそ、それを支えている人たちが元気でいられることが何より大切やと思っている。
今日はそんなお話でした。では、お元気で。またね。
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