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中川和美
50キロでトップの選手が8時間超えぐらい。
近藤淳也
8時間半ぐらいでしたね。
中川和美
結構やっぱりしんどい、時間かかるレースなんだなと思った。
近藤淳也
トップ選手が8時間半50キロっていうのはね、相当ハードなコースなんだろうなという感じがしますよね。
中川和美
ね、なんか、どなたに聞いてもやっぱり急な上りと急な下りとって言いますしね、
みなさん泥だらけに、泥だらけというかお尻もちついたりとかして、結構転んだりとかされてたのかなっていう感じの選手が多かったような印象ですね。
近藤淳也
かぶらきさんはワンコそばみたいだって言ってましたね。
食べても食べても次のワンが出てくるっていう。
中川和美
そうですね。行けども行けども同じ景色っていう感じなんですかね。
もう疲弊してましたね、帰ってきたときかぶらきさん。
近藤淳也
出し切ったっていう顔してかぶらきさん帰ってきてましたけど。
中川和美
感じでしたけどね。
近藤淳也
そこがやっぱり厳しいんだなっていう印象だったっていうことですかね。
他なんか印象的だったことありますか。
中川和美
他ですか。他はですね、工房トレイルカテゴリーがですね、K-KとD-Kの2つありまして、
受付も2つあったので、受付会場が近藤さんと私とで、2つに分かれて受付をされたじゃないですか。
私はK-Kの受付を行ったんですけども、近藤さんはD-Kで受付をされてましたが、
工房トレイル特有ですか。
近藤淳也
そうですね。
中川和美
あれはすごかったですね。
近藤淳也
そうなんですよね。
元々そもそもこの大会は工房大使さん、空海が高野さんを探すために辿った道のりをトレイルにして、
ここでトレラン大会をしようっていうコンセプトで、吉野の里から昔の文献に残ってるらしくて、
空海が南に1日、西に2日行った場所に高野さんの地を見つけたというところで、そこで高野さんを開いたということが文献に残っており、
じゃあその道をね、1回探してトレイルにしようという、その活動の末に生まれた大会ということで、
そもそもが1200年前の歴史ある工房大使のお忍でというか、そういうところから始まってるっていうのもありますが、
スタート地点とかゴール地点がね、やっぱり歴史のあるご寺院を使っていて、
中川和美
空海にゆかりのあるところですよね。
近藤淳也
スタート地点が、
それは泥川ですね。
中川和美
失礼しました。
K2Kのスタートが金布仙寺さん。
近藤淳也
これは吉野のね、一番大きな。
中川和美
座王堂というところで受付。
で、その後にこちらの金布仙寺さんのほうでお経を唱えていただき、
夕座御行という。
近藤淳也
夕座御行というのは、
中川和美
夕方のお勤めのことなんですかね。
近藤淳也
はい、ですかね。
中川和美
っていうのを、先週みなさん全員がですね、お堂の中に入って、
みんなお経をみなさんで聴くという、
夕方のお勤めをみんなで聴くという、
すごいこう、
近藤淳也
そうなんですよ。本気のやつでしたね。
中川和美
こんなことあるみたいな。
近藤淳也
本気のやつなんですよね。
はい。
そして、さっき言いかけていたD2K、
泥川から高野山に向かうちょっと短いカテゴリー。
ちょっと短いと言いながらも非常にハードなコースなんですが、
その泥川っていうのは天川村という、
また吉野から少し住んだところにある村ですけれども、
この泥川温泉の中にある、
仙流寺さんですね。
仙流寺さんというお寺で、
仙流寺さんが五間行を念仏を唱えながら、
お堂の中で燃やすんですよ。
中川和美
そうですね。
炎がすごい立ち上がっているところに寄附だというか、
近藤淳也
そうですね。
こうくべながらどんどん、
御経を唱えていくんですね。
御経を唱えていくという、そういうお勤めなんですけど、
事前の情報でそういうものがあったりとか、
そのあと水行、水行があるんで、
ご希望の方は申し込んでくださいという案内があって、
そういうのもあるんだぐらいの感じで、
ひとまず受付終わって様子を見に行こうかと思って行ったんですが、
まず五間行の、やっぱりね、
お堂の中で、僕初めてお堂の中でやっている様子を見たんですけど、
こんなでっかい火焚いていいの?っていう感じですし、
なんていうんですかね、ホラ街もなるんですけど、
ちょっとなんていうか、静かなお経の御経じゃなくて、
火もあるし、ホラ街もあるしで、
なんか若干トランス気味っていうか、
中川和美
荒々しい感じですか?
近藤淳也
なんかうわーってこう、
そうですね、なんかトランスっぽい感じありませんでした?
中川和美
いやー私はね、そこには行ってないので、
近藤淳也
そうですけど、もう一個の方も全員で合奏みたいな感じだったじゃないですか。
中川和美
そうですね、お坊さん、僧侶の方が、
何人?1、2、3、4、5、5名ぐらいで、
で、みなさんでお経を唱えたりとか、
なんていうんですか、
お礼の仕方が独特でしたよね。
で、屈伸運動みたいな感じで、
御礼をされているのとか、
今までにない体験でした。
近藤淳也
そうなんですよね、はい。
中川和美
ちなみになんですけど、すいません、トランスってどういうことですか?
近藤淳也
トランスって何て言うんですか、
トランス状態って言うじゃないですか、よく。
興奮状態みたいですか?
なんか静かなお経じゃなくて、
ちょっと激しいじゃないですか、
火をたくとか、音も大きいし、
大きかったです。
なんかちょっと精って言うより、
銅っていうか、みたいなのがあって、
ちょっと迫力があったんで、
ありますね。
ちょっとびっくりしたし、
その後の水行も、
中川和美
水行ね。
近藤淳也
めちゃくちゃ冷たかったらしくて、
中川和美
そうみたいですね。
近藤淳也
滝行とかいろいろありますけど、水に入るやつ。
結構、選手の中で希望者を募って、
希望者はそれを体験できたんですけども、
割と男性女性合わせて、
2、30人ぐらいかな。
中川和美
そうですね。
近藤淳也
印象的にはちょっと多めなイメージですかね。
30人ぐらいの選手が希望を出されていて、
中川和美
結構な方が、量やられたんですよ。
中川和美
でもあれですよね、参加者さん60数名でしたね、確かね。
そうですよね。
近藤淳也
うちの半数の方が、
中川和美
半分ぐらいの方は多分やられてたと思うんですけど、
近藤淳也
お水に入られてたんですね。
やることとしては、水の中に入って、
そこは境内に湖が湧いてるんですよね。
だから湧き水なんで、年間を通じて非常に冷たい水が湧いていて、
その池の中に入って、
中川和美
全員がまずちゃんと小族に着替えるんですよ、ちゃんと。
着替えてらっしゃいましたね。
近藤淳也
で、その上で池の中に入って、
全員がちゃんと身体を水の中につけて、
正座で、
座らないと始まらないんですよ、全員が。
中川和美
そうなんですか。
だから一人がちょっと、
近藤淳也
まだ入れませんみたいな感じだと、
全員が待たなきゃいけないっていう感じで、
まず全員が座るのを待って、
お経が始まるんですけど、
般若心経とか、他もあったのかな、
般若心経ですかね、を唱えてるんですけど、
その間は絶対動かないでくださいって言われて、
もし無理そうだったら、お経が始まる前に出てくださいみたいな案内があって、
で、座ってお経が始まっちゃったら動いちゃダメって言われてるんですけど、
その間は出ちゃダメなんですよ。
で、最初男性の組から入ったんですけど、
男性陣の中にはガタガタガタガタ震えてる方がいて、
中川和美
水の中ですか。
近藤淳也
もう本当に寒そうに震えてる方が何人かいらっしゃって、
いや、これマジで、マジで、
中川和美
ガチのやつ。
近藤淳也
ガチで大変そうやし、
で、皆さん出てきたら足の感覚がなくなりそうやったみたいなことを言ってて、
いや、これ本当に業なんだなっていう。
中川和美
本当ですか、修行の。
近藤淳也
ちょっとした観光体験みたいな、もちろん体験を普段からそういうのされてるんだと思うんですけど、
そんな見くびるとやばい感じのやつで、
で、それを女性の方々が次、見くび目で後ろ回っていて、要素を見ていて、
どんな寒いんやろって、ちょっとこう皆さんね。
中川和美
怖がってましたね。
近藤淳也
不安そうになっていて、大丈夫かなみたいな感じで話されてたんですけど、
女性の強いこと強いこと、誰も震えてないし、
中川和美
ね、言ってましたね。
近藤淳也
すごいなんか平静というか、非常に落ち着いた。
まあ男性の方もね、たぶん慣れてる方とかもいらっしゃると思うので、落ち着いた方もいらっしゃいましたけど、
女性の方はね、本当落ち着いてた。
で、皆さんすごい手を合わせて、
神妙にこう、水業を行ってやられたんですね。
そのゴマ業もすごい迫力もあったし、なんかすごかったですし、
その水業も非常に本格的なというか、やつで。
中川和美
そうなんですよ。全てがね、本格的でした。
近藤淳也
そうなんですよ。で、これ別に取ってつけたようなものではなく、
本当にね、その千年以上前から、たぶん修行される方とかが皆さんやられてることで、
非常に歴史のある、そして精神性があるというか、
ちゃんとそこに教えがあって意味のある、
ちゃんと仏教の教えというのを、
ちゃんと教えのあるものじゃないですか。
単純に冷たい水体験みたいなもんじゃなくて、
そこに精神性を伴っていて、
要するに下脱を目指すというかね、
いろんな欲とか穢れたものを業によって払って、
悟りを目指すという、
その仏教の行いを本気で体験できるみたいなところが非常にね、
衝撃を受けたというか、
トレランレースでここまでの体験ができるのを見たことがなかったので、
びっくりしました。
これはすごいなっていうのと、もちろん吉野とか高谷さんとか、
本当にね、1000年以上そういうことを本当にやっている、
日本の中でも歴史のあるエリアで、
中川和美
世界遺産ですしね。
近藤淳也
そうですね、その世界遺産の中で体験しながら、
一晩ね、宿泊がセットになってるんですよね。
中川和美
宿に泊まるというのが、
全泊するっていうのがレースについてるんですね。
近藤淳也
だからその吉野かドル川で必ず大会が用意してくださる、
宿に泊まるっていうのがレースの一部になっていて、
その宿泊費も込みで参加費を払って参加するような形なんですけど、
その聖地というかで夜を過ごすっていうのはまた良かったですよね。
中川和美
良かったですね。
慶通県のお経を読んでいただいた後に、
説法をされた僧侶の、
多分一番偉い僧侶の方がおっしゃってましたけど、
僧侶の修行はお昼から始まって、
一晩、夜を通して朝を迎えて、
お昼に終わるっていうふうにおっしゃってましたもんね。
それを選手の方々も体験してほしくて、
その土地に一晩過ごしていただくっていうことも言ってらっしゃったんですよね。
近藤淳也
そうですよね。
吉野でちゃんとそういう行をやって、
その後ちゃんと吉野で泊まるっていうのもセットで体験することで、
本当の修行の体験ができるっていうことで、
僕たちもゆうざごんぎょを体験した後で、
吉野の宿で泊まって、
次の日、レースを迎えるっていう体験で来て、
その宿の近くもよかったんですよね。
中川和美
よかったですね。
近藤淳也
めっちゃ静かでしたね。
中川和美
静かでした。
騒音がない、無音の部屋でしたね。
近藤淳也
そうですね。そしてその前日の本当に結構、
僕は梯子したので、両方の行を体験させてもらったので、
余計若干こう…
悟りをかけることができましたから。
中川和美
いい朝を迎えられましたね。
近藤淳也
なんかちょっとそういう、人味違う。
中川和美
違いましたね。
近藤淳也
深みというか。
中川和美
今まで、たぶん結構いろんなレースに携わることが、
IBUKIを使っていただいたりとか、地震が出たレースでとかっていうのもあるんですけど、
初めてでした。こんなになんか、なんていうんですかね、
衝撃を受けたレースは、もうびっくりでした。
近藤淳也
だからちょっと、ほんと普段のトレーラーレースとはまた違う体験ができるんで、
ぜひ、日本人としてね、1回ぐらいはって思いました、ほんとに。
ぜひ来ていただければっていう気がしたんで、おすすめの大会ですね。
中川和美
おすすめの大会ですね。
IBUKI、IBUKIを押しますみたいな。IBUKIが押します、この大会。
そうですね。
はい。
近藤淳也
っていう大会だったんですけど、
今日レースが終わりまして、ちょっといろんな方にね、お話を伺えているんで、
ちょっとそれをつなげて聞いていただければと思います。
まず大会のね、実行委員会から、今回の大会を運営に当たられている、
奈良県の奥山道地域活力推進課の津田様、津田課長さんですね。
そして今回のこのコースのコースディレクターをされている、これはトレールランナーの横山さん。
初回からというか、立ち上げからずっと関わられているということで、
昔の話とかも聞いています。
そしてですね、この大会の一番最初の言い出しっぺといいますか、
その立ち上げに携わられた元奈良県の福田さんのお話も聞いています。
そしてその後、上位選手のインタビューですね。
K-2Kを優勝された川田直樹さんですね。
これは四国から来られていたということですね。
中川和美
そうですね。香川県から。しかも香川県が工房大使陣なんですよね。
近藤淳也
これも全通知の大会からのという話で、工房大使のつながりへということで、
それもぜひ聞いていただきたいですし。
そして、D-2Kの優勝。
中川和美
篠原亮さんですね。
近藤淳也
篠原亮選手。篠原選手は20歳と。
中川和美
若い。
近藤淳也
ということで、非常に若い選手だったんですけれども、お話聞けています。
中川和美
それから女性でK-2Kで優勝された柴田智美さん。
近藤淳也
柴田さんですね。
そして柴田さんのお話を伺っている途中に、ゴールをされたお友達の奥田さん。
中川和美
そうですね。四位、奥田智美さんですね。
近藤淳也
のお二人のお話。
中川和美
伺っていますね。
近藤淳也
という皆さんのお話を伺えていますので、ちょっと順番に聞いていただければと思います。
どうですか、柴田さん。
はい。
攻防トレイル。
中川和美
いやー、なんか出てみたいなって思いました。
近藤淳也
そうですか。
はい。
リアルに。
中川和美
リアルに。
おー、出ます?
近藤淳也
えー。
中川和美
じゃあまた前日はIBUKIでお仕事して、当日はレースして、なるべく早くゴールして回収手伝うみたいな。
いやもう存分にね、レースをその時は味わってもらえたらと思いますけど。
ちょっと検討させていただきたいなって思う。とっても魅力のある。
日本人なら、先ほども言いましたけど、日本人なら一度はゴマ魚とかね、水餃とか、夕方のお勤めとか、
なんかああいうのに触れるべきなんではないかなと思いました。
近藤淳也
はい。というね、面白い大会なので。
中川和美
面白い大会です。
近藤淳也
皆さんのお話を聞いていただければと思います。
はい。
どうぞ。
はい、それでは工房トレイル、今度は大会の運営の方々に来ていただきました。
まず大会の事故委員会の事務局の奈良県奥山と地域活力推進課の課長津田様にお越しいただいています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そしてこの大会のコースディレクターの横山さん。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっとこの大会の事を伺っていければと思うんですけれども、まず10回目ですよね、今回ね。
はい。
おめでとうございます。
いいえ、ちょうど節目の年ということで開催を迎えることができました。
この記念すべき大会でIBUKIも導入いただいてありがとうございます。
そうですね。
今回10回目で初めてコースディレクターの横山さんからご紹介いただいて、
IBUKIさんのシステムの方を導入させていただくことになりました。
はい、ありがとうございます。
ちょっとこの広報トレイル、IBUKIとしては伺うのは初めてなので、まずどんな大会かというのを教えていただいてもよろしいでしょうか。
いきなり基本的なところからですけど。
いやいや、ちょっと私自身が今回井戸になって初めて関わる大会となったので、なかなかこれまでのご苦労というか先人の方々が気づいてこられたというところを語るにはですね、
まだまだ経験もなくて厳しいところがあるんですけども、何かフォローしていただくようなところがありますから。
実際に広報大使さんが歩かれた道をそのまま辿って、普通の大会でしたら大会のためにコースを作るんですけども、これは広報大使さんが実際に歩いた道をそのままコースにしているので、
レースというよりは昔の歴史をたどるようなレースなんだか、トレイルなんですけど、最後にお参りしてゴールなので。
吉野から広報大使さんに向かって、昔広報大使さんが広報大使さんを探す旅をされたその道をここだろうということでコースにしてできているという、そういう大会ですもんね。
西に1日、南に1日、南に1日、西に2日と。
2日歩いて広報大使さんにたどり着いたという記録があるというところですよね。
それは何年前?1000年以上前ですよね。
そうですか。
1200年ぐらい前のことですよね。
本当に歩いたのかなって毎回感じるんですけど、急にコースで駆使で。
あの険しい道を、しかもまだ道があったかどうかも怪しいようなところを空海が歩いたというところでしょうけど、
それが10年目を迎えて、ここまでの10年間の歩みとかっていうのはどういう感じだったんでしょうか。
ざっくり申し上げますと、今も話題になってましたように、その道を探すところからスタートして、2年ほどかけてですかね、もっとですか2,3年だったんですね。
その有識者の方、お偉い先生にも入っていただいてですね。
歴史的な方とか。
コースを設定するところからスタートして、そこから順調に回を重ねてきたんですけども、ご存知の通りコロナ禍で、
間2年休止させていただいて、復活して今回節目の10回目と。
ずっとこのコースを最初から、まず見つけるところから始まって、ずっとこのコースを使いながら10回続けてきているという感じですね。
コロナがあった前の間は、このままやれないで終わってしまうのかなと、正直思ってました。もう開催できないのかなと。
確かに。
結構1年に1回しかコースに入ることが基本的にないじゃないですか。
だからやっぱり倒木があったり、道がちょっと荒れてっていうのがあったりするんですけども、
なんとなくその去年開催した、前回開催した雰囲気をたどりながら、毎年毎年職員もそうなんですけども、
直前にはコースディレクターの岡村さんに実際もう一度走っていただいてチェックしていただいて、
で当日今日を迎えたというところです。
なるほど。じゃあ普段そんなに人が通るトレイルじゃない?
そうですね。大天井から先はほとんど通らないです。
そうなんですか。じゃあこの大会が通してるんで道が維持できてるっていう。
そうですね。だんだん最初に比べたら道っぽくなってきて。
本当ですか。
中川和美
最初は本当にもう、どこ行けばいいかわからないような感じが本当にそういうところだったんですけども。
近藤淳也
今はもう道になってようやく。
そうですか。じゃあ本当に工房さんのトレイルをこの大会が維持しているっていう。文字通りそういう形なんですね。
近藤淳也
そこの声がけがあって、いろいろな町とかお寺とか和歌山県も巻き込んでレースができて。
高野町さんですね。
昨日から参加させていただいてますけど、本当に一番本堂の、
吉野もそうですし、ここ今ゴール地点も。
ありえない世界遺産の前ですから。
本堂の階段を登ってゴールというか、こんな場所でゴールするのかってちょっと驚いたんですけど、
全面協力というのは、これはすんなりといくものなんですかね。
私も当時は言いなかったのがよくわからないところなんですけども、
やはりその福野さんが金仏縁寺さんに、
あるいは吉野町さんが地元の市町村に声をかけてですね、
それを受けてくださった、今後藤さんっていうのがあってというふうに聞いております。
やっぱり金仏縁寺さんのおかげの部分が大きいと思います。
金仏縁寺さんからお声が聞いた。
金仏縁寺さんは県の働きに対してわかったけども、
今後藤さんの方はどうなるかわからないじゃないですか。
そういう状況をお伝えしたところ、金仏縁寺さんがお受けになるんだったらみたいなところで、
っていうようなことも聞いたことがあるので、
両社寺すごいなと。
かつては総兵を立てて争っていた吉野と福野さんという歴史も昔はあったかと思うんですけども、
今はそうやってお買い上げいただいて。
というふうに聞いておりますけども、
ちょっと当時食べ去ったわけじゃないんで、審議の程はちょっと定かないところはあるんですけど、
そういうふうに聞いております。
どうですか横浜さん、こんな本当にお寺の真ん中からスタートして、
お寺の真ん中にゴールするっていう、
しかも名だたる世界遺産というのはなかなか珍しいと思うんですけど、
珍しいというか国内ではほぼないと思うんですけど、
これだけ壮大な場所でやれるのは本当にだから、
このような環境でこのコースディレクターというかトレーラーニング自体に携われるのは本当に貴重な体験で、
毎年ありがたいなというだけです。
本当にちょっと僕も来てそこはびっくりしたっていうのと、
昨日の受付の後にどの側では水漁をされたりとか、
吉野の方でも本堂の中で、
漁をしていただくってあれも珍しいというか、
ああいう体験もね。
ここはもう最初からですか。
最初からです。
中川和美
そこはちゃんとしっかりやろうという。
近藤淳也
そうですね。だけどそれも最初我々も体験しました。
ツアーですね。個人的にも。
だから水漁とかも全部。
単なるレースというのではなくて、最初に横山さんからお話しあったようにですね、
歴史を感じていただく。
最後のゴールも象徴的なんですけども、
大東さんの方にお賽銭を入れて最後フィニッシュというところにも現れているんじゃないでしょうか。
そうですよね。
なかなか他にないレースだなと。
トレーランニングをやっている方、1回でもいいので走っていただきたいなと。
そうですよね。
別のことを感じることができると思うんですけど。
私たち日本人として、そもそもこういう体験を1回ぐらいしてもいいんじゃないかという気持ちになりましたね。
あとトレーランナーの方でもいろんな悩みを抱えている方が実際いらっしゃって、
この大会に来て、レースではなくてこれからのこととか考えながら走られる方も稀にいらっしゃって、
悩みなぐって、これからのこととか嫌なこととか思い起こして、
いろんなことを次頑張ろうという方もいらっしゃって、
ちょっと違うレースの趣向向きかなとは思っています。
近藤淳也
確かにそういうふうに言ってもらえると嬉しいです。
昨日の行の時も般若心経とかを唱えられているランナーさんが結構いらっしゃって、
まずその空でいらっしゃる方がこんなにいらっしゃるということも、
普通のトレーランレースの感覚からすると、別のイベントに来たような感覚がちょっとあって、
多分そういう信仰心とか、何か心に秘めたものがあられて参加されている方もいらっしゃるんじゃないかってすごい感じましたね、確かに。
そういう意味でもすごいユニークな大会で。
コースはどうですか?コースエレクター。
いや、コースは正直申しましても、アップダウンがお姉さんなので、
壁みたいな上りもあったり下りもちょっと激下りで、本当に真っ直ぐ作っているんですよ。
だからもうきついですね。
ずっと尾根に上がったらもう尾根をとにかく小屋さんまでずっと走り切るという感じですもんね。
中川和美
コースチェック行くんですけど、ちょっといろんなノコギリ途中持ったりとかいろんなもの持っているので、
近藤淳也
足も今パンパンで正直。
今回の戦闘の選手のゴールタイムがだいたい8時間半ぐらいということで、
55キロのレースでトップ選手が8時間半というのはなかなかないタイムかなと思うんですけど、
ずっと山って感じなんですかね。
ずっと山ですね。
途中ほんの少しで林道はございますけど、山ですね基本的に。
アップダウンです。
しかもそれが結構なアップダウンですね。
修行ですね。
修行ですね。
確かに。
本当にそうでしょうね。
じゃあそんな大会が10回今戦闘選手もゴールしまして、
これから選手を迎えていくところですけど。
そうですね。
今回の印象とかはあります?10回いつもと。
私が今回初めてだったもので、とにかくちょっと天候が危ぶまれたので、
本当に無事開催できて大きな事故もなく、
そこにはIBUKIさんのシステムも貢献していただいたと思いますので、
また来年以降に今回の経験を生かしてですね、
また回数の方、開催回数の方を増やしていけたらと思っております。
なるほど。
例えば聞き忘れたんですけど、
IBUKIを導入いただいたきっかけっていうのはどういうきっかけだったんですか?
それはもう横山コーディネーターのご紹介で。
ありがとうございます。
すみません、もうこれだったら選手の管理確実にできるので、
安心感があるのでお勧めさせていただきました。
ありがとうございます。
9回会議を重ねてきたんですけども、
チェックポイントで職員も素人なもので、
健康が悪かったり目視でメモをしてもうまくいかなかったり、
何よりもロストのところがですね、
いざいうときにはGPSで一応拾えさえすればですね、
居場所が分かるっていう。
うん、頼りにできるじゃないですか。
そういう意味でも参加する方、こちら迎える側も相当プレッシャーというか、
精神的にはストレスなくできたと。
ちょっとね、まだこれから何があるか分からないんで。
レースだからね、いろいろとあるので。
今後ね、ちょっと暗くなる時間とかが待ってますんで、
まだ気は抜けないかなと思いますけど。
許さないんですけど、
少なくともこの時間に至るまでは導入させていただいて、
よかったというふうに思っております。
中川和美
嬉しいですね。
近藤淳也
私からはそうですね、
アプリで同じ画面をみんなが同じ時間に共有できるのが一番いいです。
そうですか。
やっぱり皆さんが同じことを共有できるのは。
そうですね。
ちょっとどうしても地形上、地勢上と申しますか、
やっぱりどうしても一部電波の拾いにくいところであったり、
あるいは手元のスマートフォンが電波の届きにくいところであったりですね、
ちょっとそこいうところはもっと通信確保を良くする努力というのをですね、
考えていければなと。
ちょっとそれは僕たちも頑張ります。
一緒に。
そうですね。
ちょっと衛星の通信とかも出てきてるので、
今後数年でもしかするとっていうところもあるかもしれませんし、
その辺はいつも最新技術は導入していきたいと思います。
頼りにしております。
トレイルランナーの方が安心してレースに挑まれるところではやっぱり必要なツールだと思いますので、
ぜひ技術開発といいますか、命にもかかわるので、
ぜひ頑張っていただきたいと思います。
頑張ります。
横山さんは今回の大会をご覧になられて、
印象的だったこととか。
印象的?
中川和美
そうですね。
近藤淳也
あります。
中川和美
特に10回とかだから特別とかないです。
近藤淳也
いつもと同じ感じでやっぱりいい緊張感といい感動を味わって、
いつもと同じような気持ちで今も迎えてるんですけど。
なるほどね。
はい。
分かりました。
壊れたみたいですけど、今後参加を検討されている方によかったら一言ずついただけますか。
そしたら私の方から、今話で出てきましたように、
単なるレースというのではなくて、奈良県の奥山と南の方、奈良県の南の方の大会になるんですけども、
空海が歩いた道ということで、歴史も感じていただきながら、そして豊かな自然を感じていただきながら楽しんでいただけるトレーニングレースとなっておりますので、
一人でも多くの方に参加いただきたいです。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
私からも言葉に伝わらない感動があるので、
ぜひ一度でもいいので皆さんに走っていただきたいと思っております。
はい。
分かりました。
どうもレース中のお忙しい中、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは工房トレイルの立ち上げに関わられたというか、立ち上げられた福野ひろわきさんに来ていただきました。
中川和美
ありがとうございます。
近藤淳也
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今回はどういう立場で大会に関わられているんですかね。
中川和美
もともと奈良県庁の職員時代にたまたまこの話をいただいて、
工房大使さんが吉野から南へ1日、そこから西へ2日で小屋さんを見つけたという記事を残しているということから、
その道があるらしいから始まって、そのプロジェクトを。
近藤淳也
それは福野さんが知っていたことじゃなくて、どこから聞かれたんですか。
中川和美
金武宣治の当時修行長だった方から連絡があって、
小屋さんが、工房大使さんがその道を調べかけていると。
近藤淳也
じゃあ金武宣治さんからお話があったという。
中川和美
それを聞いたので、それ面白いなという話から、ちょっと実行委員会を作って探そうというところから始まりまして。
近藤淳也
当時は奈良県の職員をされていたんですね。
中川和美
ちょうど14年か5年前ですね。
近藤淳也
結構前ですね。
中川和美
その道をずっと探しながら。
でも探していたら面白くないので、探しながらイベントをしようと思って、
最初は歩くとか思っていたんですけど、あまりにも厳しかったので、
一部見つけただけだったんですけど、
こんなん無理だなと思っているときにたまたまトレイルラーニングというものを知りまして、
これはええんちゃうかと。
これからまたその当時だから、そんなにトレイルラーニングがまだまだ。
UTMFの1回目がまだやっていなかったかなという時代ですね。
近藤淳也
徳野さんは元々トレイルラーニングが詳しかったんですか。
中川和美
全く知らなくて。
そのブレスとしては勝手に神戸大師の道という名前をつけたので、
神戸大師の道で名前をつけたものの、
この裏付けを取ることと同時に広報をするのにあたって、
できたら新しいターゲットというか、
中川和美
で、沿線市町村の若い奴も入れようとか。
もちろん県の人間も入れる。
近藤淳也
で、みんなで歩く。
中川和美
みんなで歩いたんですね。
みんな歩いてきて、奥の井に入場させていただいたんですよ。
へえ。
近藤淳也
それはもう気持ちよかったです。
本当に工房さんの歩かれた体験を追体験しながら。
中川和美
みなさんでね。
僕らは3日で行ったんですよ。
まさかそれを工房トレイルになって。
まあ今日はトップ8時間半でしたけど。
こういう1日のエベネできるとは思ってなかったけど。
でもトレイルランニングのしってよかったですね、本当に。
近藤淳也
ああそうですか。
確かに1日で走れるっていうことだからまた一つ成り立ってる部分があるかもしれないですね。
中川和美
時間も暗く明るい。
まあ8時までかかるけども、1時で終わるからちょうどいいかなという。
距離は短いけど、まあまあ厳しい大会になるという状況ですよね。
近藤淳也
なるほどね。
いやあ、なかなか初めて参加させてもらいましたけど。
中川和美
ありがとうございます。
近藤淳也
すごい本当にちゃんとお寺の真ん中を通るような形でちょっとびっくりしてるんですけど。
中川和美
ゴールの点とお寺さん建ててくれてるからね。
ええんかいな思いながら。
これ僕らが建てに行ったら多分許可得るからね。
近藤淳也
そうですよね。お寺さんが自発的に建ててるという。
中川和美
自分のところの事業として捉えてくれてあるので。
近藤淳也
そうなんですね。
中川和美
これはありがたいです。
近藤淳也
本当全面的なバックアップというか。
でもお苦労も冴えたと思うんですけど、第1回が実現して評価というかとしてはどうだったんですかね、初めて見て。
中川和美
いや、やっぱり僕思うんですけど道には意味ないと思わないと思うんですよ。
この道は大きな意味があるんで。
近藤淳也
そうですね。
中川和美
だから日本の黎明期に郷保大志さんという人がいて、その人が吉野で道を辿って見つけたというその歴史上の真実をね、追体験できるみたいなところがあるんで。
やっぱりこういう意味ある道ってなかなかないと思う。
こういうのはすごい大事にしていきたいし、たまたまどちらも世界遺産。
近藤淳也
はい。
中川和美
世界遺産から世界遺産へという旅があるしね。
近藤淳也
そうですよね。
中川和美
主言本宗金武宣治さんと、もちろん神言、もちろん本山小屋さんの根本大統にゴールできるという。
だからこの大河はゴールで拝まなあかんという、宗派に関わらず手合わせてくださいというルールになっているんで。
それもやっぱりすごい大事にしているところ。
ただ走るのではなく、意味あるという感じてほしいなと思っています。
近藤淳也
そうですね。
その件の中では、これはもうすごい良いことだからどんどん続けていこうみたいなことになっていったんですか?
中川和美
当時そうでもなかったけどね。
何やってんねん。
近藤淳也
どういう位置づけだったんですか?
中川和美
でもまさかこれができると思ってなかったんですよ。
近藤淳也
逆に。
本当に両方のお寺がすごい協力してくれたことも、周年であったことも、タイミングが良かったというか。
中川和美
ただ評価されたかどうかは分からんけど、でもみんな喜んでくれてるから地元。
地元もちょうど桜の時期が終わって、吉野の場合は終わって、ちょっとお宿が空いてくる時期があって、
近藤淳也
そこに120以上の方が、泊まることを条件にしている。
宿泊キャパでしかしないという大会なので。
中川和美
ただたくさん読んだらええとも思ってないんで。
近藤淳也
今の店員は吉野でちゃんと泊まれるだけの人数にしている。
中川和美
吉野と泊まれるキャパである。
近藤淳也
そうでないと、夜を体感してもらって、朝からスタートしてもらうというのが良いんじゃないかなと。
それで今年10周年という、10回記念ですね。
10回記念大会ということで、10回続いてますけど、福野さんは何回目ぐらいまで担当されていたんですか。
5年かな。
中川和美
5年。
5年ですね。
僕が辞める年がコロナの年だったので、そこから2回飛んで、また5回。
今後ろ7年は後輩たちがやってくれているという感じなんですけど。
近藤淳也
じゃあ後輩の方が引き継がれて、新しい体制に変わっていって運営されていると思うんですけど、今はどういう立場で囲われているんですか。
中川和美
立場は別にないんだけど、まあまあ来ているという感じなんですけど。
近藤淳也
応援にずっと来られているという。
中川和美
はい、そんな感じです。
近藤淳也
どういうふうに今の運営は見られていますか。
中川和美
いやいや、すごいですよ、だんだん。
近藤淳也
今回指木さんも入って、昔これ手でやってましたから全部。
皆さんのゴール時間とかですか。
中川和美
全部手で。
距離も地図で測ってましたから。
近藤淳也
そうですか。
中川和美
昔なかったでしょ、そういう。
近藤淳也
そうですね、10年以上前になかなか。
中川和美
15年ぐらい前、最初はそうで、みんなが時計に連動するポーラーとかあったじゃないですか。
あれでみんなが時計はみ出して、福野さん距離違うよとか。
累積方向間違ってるよみたいな。
で、山アップになって、辞める手前で。
山アップ出て、山アップさん出て。
あれでみんなが、おかしいとか言い出して。
で、今回指木さん入れたから。
今回正確な数字出るから。
まあいろいろ違った展開がまた生まれるんじゃないかなと思いますけど。
なるほどね。
近藤淳也
ありがとうございます。
いやいやいや。
なんか今の運営は見ててどう思われます。
中川和美
いやいやもう、すごいスムーズになっているし、さすがやなと思うし。
近藤淳也
ああそうですか。
中川和美
まあ若い子たちが頑張ってね、やってくれてありがたいです。
近藤淳也
今の体制も奈良県が主体になって、各市町村。
中川和美
各県選市町村の方に協力いただいて。
近藤淳也
協力して、お寺の協力もあって、という形の体制ってことですよね。
近藤淳也
福野さんご自身は今後の活動とかは。
中川和美
みんなに走っていられてるけどどうしようかなみたいな。
近藤淳也
でもやっぱりもっと、一回はやらないといけないと思ってるんですよ。
中川和美
まだ一回もやっていなくて。
コースも分かってるから有利だと思うけど、トレーニングはしてないといけないしね。
近藤淳也
今は何をされているんですか。
中川和美
今は平川翔二という会社に一応在籍していて、
そういういろんなホテルとかレストランとかの方を大体メインで
アドバイスとかそういうのを提案したり。
近藤淳也
そういうお仕事をされてるんですね。
中川和美
行政案件も指定管理案件とか取りに行ったりもやってるし。
そういうこともやってますけどね。
近藤淳也
そういうお仕事なんですね。なるほど。分かりました。
本当に素晴らしい体験を作られて、今になっているかもしれないですけども、
歴史学期で本当に良かったですし、大会の発展をまた祈ってますので。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
長い歴史を教えていただいてありがとうございました。
中川和美
ありがとうございました。
近藤淳也
K-2Kで見事優勝された川田選手に来ていただきました。
どうもおめでとうございます。
ありがとうございます。
独走でしたね。
中川和美
ちょっと後ろは自分分かってないんで、独走なんですね。
近藤淳也
そうですね。
だいぶまだ後ろの選手、一個前のエイドにもまだつかれていないということで、
ちょっと差を開けてゴールだったかなと思うんですけども。
申し訳ないです。
中川和美
エイドの準備が一人のためにだいぶ早くずれてます。
近藤淳也
謝る必要は何もないと思うんですけども。
どうでしたか、今日のレースは。
中川和美
最後から二つ目のエイドまでは割と余力がありまして、
近藤淳也
今回のレースは結構楽に帰れるかなと思ってたんですけど、
そこからが一気にダメージが来て、そこから地獄のようになりました。
そうですか。かなり会長に飛ばされているようには見えましたけど、
そこは疲れですか?
そうですね。足に来ましたね。
足に来た。そうですか。
やっぱり休止が続いていたのが蓄積したのだと思います。
なるほど。このコースは初めてですか?
初めてです。
どうでした、コース。
ちょっと舐めてましたね、やっぱり。
距離が50数キロというコースで、優勝のタイムが8時間半ということで、
タイムを見るだけでもかなり過酷さを物語っていると思うんですけど、
実際どんなコースなんですかね。
中川和美
そうですね。噂通り急との連続で登って下って登って下ってで、
ピークもあるんですけど、ピーク詐欺というか、
近藤淳也
ここまだ終わりじゃなかったんやっていう登りが続く感じで。
基本坂が急で、ずっと登って下ってみたいなコースが続くっていう。
そうですね。どんどん心が折られる感じの。
逆に良いところとかはありますか。
中川和美
工房大使様がやっぱりこのコースを過去に開拓したというか、
走ったということで、自分のためじゃなくて、
民を救うためにこういう過酷なことを自分に貸して頑張ったっていうのは、
不思議な感覚というか、尊敬に値するなと思って走りながら思ってました。
近藤淳也
そこはもともとそういう歴史はお詳しかったんですか。
中川和美
いや、ここの会場に来て、かむらぎさんの話とかみんなの話聞いたりして、
そんなすごい歴史を感じられるコースなんやなと実感しました。
近藤淳也
なるほど。じゃあ大会に参加してみて、
この今回の道のことを色々知って興味を与えたっていう感じなんですかね。
景色とかはどうでした。
中川和美
景色はすいません。ちょっともう頑張りすぎちゃってて、
あんまり見てないです。
近藤淳也
そんなに開けたりする場所は。
あったとは思うんですけど、そこまですいません。見れてないです。
でも歴史を感じながらって。
昨日の受付の後の本堂での、蛇王堂の中での行事なんかも参加されましたかね。
しました。
すごい大袈裟な初日でっていう感じでしたけど、
こういうのも珍しくないですか。
中川和美
初めてでびっくりしました。
近藤淳也
あんなにお坊さんがいっぱい念仏を唱えられると。
お坊さんがいっぱい。
川田さんはどちらからご参加ですか。
中川和美
四国の香川県から。
近藤淳也
香川県から。ちょっと自己紹介をしていただいてもいいですか。
中川和美
自分はトレイルラーニングしていて、会社員でやってます。
7人委員ですかね。
近藤淳也
トレイルラーニングは普段何年くらいされているとか、どういう大会でやってるんですかね。
中川和美
レースで初めて3年目くらいなんですよ。
近藤淳也
3年目。そうですか。もともと陸上とかされてたんですか。
中川和美
自転車競技をずっとそれまでやってまして。
近藤淳也
それで転校。コロナとかそういう影響もあって、別のことをやろうと思って転校して。
すぐドハマリして。山が楽しすぎて。
本当ですか。ロードですか。
中川和美
ロードバイク。ロードバイクやってました。
近藤淳也
両方やってるというよりは転校っていう感じですか。
転校ですね。完全に。
ドハマリして。
ドハマリで。
それは何でだったんですか。
中川和美
コロナ禍で自転車ってトレイルラーニングも一緒ではあるんですけど、
自転車って特に集団で人と集まって練習するんですけど、
コロナ禍でそれがちょっとやりにくくなったっていうのもありまして、
じゃあ一人で楽しめることって何やろうって思って、
山って人おらんから多分家出ても誰も見られんしいいよなと思って行ってみたらドハマリです。
近藤淳也
ドハマリ。面白くなってこっちメインになっちゃったっていう。
じゃあこれからもっとどんどん出ていこうとされてるんですかね。
そうですね。いろんなレース出てみたいと思ってます。
距離とかは。
中川和美
距離はあんまり長いのは今のところ考えてなくて、
ショートをメインでと思ってます。
近藤淳也
優勝はされたことはあったんですか。
中川和美
そうですね。先月沖縄のレースで優勝しました。
近藤淳也
今回参加されたのも別の大会で優勝されたからなんですかね。
そうですね。
それが四国の。
自分の地元香川県である禅通寺五角山空海トレイルっていうレースがありまして、
そこは神戸大師空海様が子供の頃に修行されてた山を巡るレースなんですけど、
中川和美
そこで優勝してこちらに来ることになりました。
近藤淳也
そうですよね。だからそちらも空海ゆかりのレースで優勝されて、
優勝されたのでこちらに招待されて神戸大師五角山空海トレイルも優勝されたという。
中川和美
楽しめたんで。
近藤淳也
楽しかったですか。
楽しかったです。
良かったです。
今後、これからのトレラン活動はどんなご予定ですか。
今後はまたフルに向けて走ろうかなと思ってるんで、
トレランはちょっと控えてって感じです。
中川和美
早くないですか。
近藤淳也
そうなんですよね。
近くの高尾山とか東京のは練習で、
夏はやっぱ暑いんで、
そういったところを走りながら、
やっぱり皆さん下り早いんで、
上手い方は。
やっぱり下り練習しないとなっていうのは感じましたね。
トレイル出るんだったら、
何回かこけましたし。
いやいや、すごいですね。
そうですね。
ぜひ古村さんも頑張っていただいて、
トレランでの活躍で、
あと理学療法士になられるのも頑張ってください。
ありがとうございます。
D2Kで優勝された篠原里央さんでした。
どうもありがとうございました。
中川和美
ありがとうございました。
近藤淳也
高峰トレイルK2Kで、
女性部門見事優勝された柴田智美さんに来ていただきました。
どうもおめでとうございます。
ありがとうございます。
中川和美
いかがでしたか。
1時間半の登りがめちゃくちゃきつくて、
近藤淳也
そこが一番心が折れそうになったんですけど。
中川和美
最初ですか。
そうです。
2つ目のエイドまでの30キロ手前ぐらいですかね。
近藤淳也
が、きつかったです。
そうですか。
それでも見事、
タイムとしては10時間45分で、
まだ後ろの方は帰られて来てない感じで、
差をつけての優勝ですけども、
今のお気持ちはいかがでしょうか。
そうですね。
中川和美
ちょっと後ろの方が、
途中抜かしていった男性の方から、
10分ぐらい後ろに来てるよっていうのを聞いて、
ちょっとまたスイッチが入って、
近藤淳也
最後頑張れたなと思います。
じゃあちょっと途中からそういう順位も意識して、
中川和美
優勝は目指してっていう感じだったんですかね。
エイドとかで今のところ1位だよっていうのを教えて、
エイドエイドで教えてくれたので、
ちょっとこのまま最後までいきたいっていう思いは結構あります。
近藤淳也
そうですか。せっかくならね。
守っていきたいっていうふうに思われたんですよね。
結構優勝とかはよくされてるんですか。
中川和美
私はこれがトレランが2つ目のレースで、
なので総合優勝みたいなの初めて。
近藤淳也
おめでとうございます。
中川和美
ありがとうございます。
近藤淳也
すごいトレランやり始めて、
2回目の大会で見事優勝。
いつ頃から始められたんですか。
中川和美
トレランのこのシューズを買ったのが去年の12月で。
近藤淳也
今5月なんじゃ。
半年前にトレランシューズ買って。
中川和美
レースは2つ目。
近藤淳也
1個目は何だったんですか。
OSJ新城の32キロが初戦でした。
なんか激しめのレース多いですね。
前回のレースよりもだIBUKIつかったなと。
中川和美
そうですか。
両方結構アップダウン。
近藤淳也
大会ばっかで見ますけど。
集中してそうなってるという感じで。
Aランでそうしてるんですか。
中川和美
誘っていただいて、
まだあんまりトレランのレース詳しく知らないので、
出てるのが毎回そういう激レースになってるという。
世の中にもう少し走りやすいのもありますからね。
近藤淳也
そうですね。
中川和美
トレランこれだとだいぶこの先続けるの厳しいなと思いながら走ってたんで。
新城で思われたんですね。
今回も。
近藤淳也
そうですか。
トレラン始めたきっかけって何だったんですか。
今日一緒に走ってる時に、
中川和美
タイにいらっしゃって、
そこに旅行に行った時に一緒にタイの山を走らせてもらったのが始まり。
海外で初めて体験したんですか。
なんていう方ですか。
奥田智子さん。
近藤淳也
奥田智子さん。
今走られてるんですね。
そうです。
が、タイに住んでらっしゃった時に。
お仕事でタイに行ってた時に、私は旅行で一緒に走らせてもらいました。
中川和美
その時は全然トレランを走れたもんじゃなかったんですけど、
近藤淳也
いつの間にか一緒に練習もさせて、
中川和美
その後日本に帰ってきたんで、一緒に練習させてもらって。
じゃあ最近は一緒に練習しながらトレランし始めて、
近藤淳也
でもね、2回目でこの成績が上がってきて、
もともと何かされてたんですか。
もともとはボート競技、コグボートを2年前くらいまでやってて。
中川和美
上半身じゃないですか。
あれは結構しっかり。
近藤淳也
ああそうか、こう足でグイって足を伸ばしたりしながら。
水の中に入れてその足で蹴って後ろに進んでいくっていう。
じゃあ結構下半身使うんですか。
意外と。
中川和美
じゃあそれが一応地足にはなっているみたいな。
近藤淳也
もしかしたらそうと、どっかには生きているんだと思って。
じゃあそれは結構長くボートされていて。
中川和美
大学から社会人でも5年続けたので、
近藤淳也
9年くらい、8年、9年くらいやってます。
中川和美
結構されてますね。
で、今もされてるんですか。
今はもう辞めて、そこから始めて、
近藤淳也
じゃあボートからトレラに転身されたみたいな。
中川和美
はい。
そうですか。どうですトレランは。
近藤淳也
でも結構、距離はだいぶあるんですけど、
山がいろいろ変わっていくので、
中川和美
距離より見ると結構あるんですけど、
飽きずに楽しめる。
やっぱり走っていて気持ちいいのが一番。
そうですか。まだ向いてるんでしょうね。
確かに。
楽しそうに。
いやではない。
ゴールもすごい楽しそうに。
近藤淳也
充実感感じましたけど。
中川和美
そうですか。
で、今回その工房トレラ。
近藤淳也
じゃあ、
中川和美
じゃあ、
近藤淳也
じゃあ、
じゃあ、
中川和美
じゃあ、
近藤淳也
じゃあ、
じゃあ、
じゃあ、
じゃあ、
で、今回その工房トレラ。
中川和美
この大会に出られたのはどうしてだったんですかね。
途田さんと一緒に始めた方が、
Facebookから中で見つけて、
羽柄さんのレースも結構いろいろ出られてて、
近藤淳也
それでSNSかなんかで紹介されていたんで出ようっていう、
中川和美
そういうきっかけで。
近藤淳也
あぁ、そうですか。
中川和美
どうですかこの大会。
近藤淳也
でも思ってなしかすごいなーと。
中川和美
そんなに、それなんです、いっぱい出てるわけじゃないんですけど。
近藤淳也
前日のあの、宿の方とかもそうですし、
途中の営業で、結構あの、柿の葉寿司とか、
なんか楽しみが、きついんですけど、楽しみがあって、よかったなと。
ちょっとね、なんか旅行に来てる感じっていうか、
宿のね、おもてなすとか、お寺の何か行事っていうか、あったりとか。
そうですね、昨日も初めて、そういうのに参加させてもらって。
ちょっとね、そういう観光旅行的な要素も、この大会はありますよね。
そうですね。
たぶん、名古屋にいるので、あんまりこう、奈良系も修学旅行ぶりぐらい。
じゃあ、そういう、柿の高野山観光みたいなのもできた感じですかね。
はい、両方、スタートとここと。
そうですか。
今日のレース展開とかは、ずっと一人ですか、女子の中では。
中川和美
女子の中だと一人だったんですけど、ちょうど同じぐらいのペースで走られてる男性がいて、
もうだいぶ助けられました。
近藤淳也
一緒に励まし合いながら。
はい、本当にもう。
なるほどね。
ありがたかったです。
他なんか、ちょっと印象に残ったこととかありますか。
どうだろう、そうですね。
中川和美
なんかあの、施設エイドが結構、あの、結構用心用心にあって。
近藤淳也
はい、なんか地元の方がね、トレーラーの好きな方とかが出されてるみたいですね。
中川和美
レモンの蜂蜜漬けとか、一番こう、しみるものをいただきながら、
近藤淳也
結構テンションはそこで上がって、なんとか最後まで来れたなっていうのは。
じゃあそれが結構体に染みたっていう。
本当に、はい。
はい、わかりました。
なんかどうです、今後はトレーラーをさらにやっていく感じですか。
中川和美
そうですね、トレーラーは何個かまた、あの、エントリーしてるのがあるので。
近藤淳也
本当ですか、次は何が。
中川和美
次は、愛知にいるので、なんかダンドートレイルっていうのが2週間後に。
近藤淳也
結構すぐ、出まくってますね。
中川和美
そうですね、なんかみんなに誘われたのに、出てみたいと思ったら結構。
近藤淳也
いろいろ出て、ダンドートレイル。
ダンドートレイル。
はいはい、出られて。他も決まってるんですか。
中川和美
あとは、野沢温泉トレイルでした。7月の中旬くらいの。
あとは、川エントリーしてます。
近藤淳也
すごい、毎月のように。
もうそんな感じになっちゃってます。
すごいですね、どうですか、続きそうですか。
中川和美
でも、続けたいですね。ゴールするとやっぱり、またどこの面白そうなのがあるかなって。
探してしまうね、多分まだ出ると。
近藤淳也
じゃあ、どんどんね。距離とかも狙ってる距離とかあるんですか。
私、今日のが、新城も32Kだったので、今日のが自分の中では、マラソンもフルしかしたことないので最長距離だったんですけど。
結構70キロとかトレイラーが多いイメージなので、そのくらいを今年中にクリアしたいなって思って。
すごいですね、70キロ。その先は?
中川和美
その先は、この100マイルとか走られてる方、周りにいるんですけど、3倍って今のところは想像がつかないというか、これの3倍かみたいな感じで。
でも、憧れはあります。
近藤淳也
憧れる、じゃああれですね。
中川和美
本当ですか、時間の問題ですか。
近藤淳也
数年内に感想できましたって言ってる気がしますね。ねえ、かずみんさん。
えー。
55キロ、2回目のトレイラーで、55キロ優勝されましたけど、
中川和美
おめでとうございます。
近藤淳也
今のところ100マイルは全く想像つかないって言ってます。
中川和美
これの3倍と思うとちょっと。
いやいや、100マイルの方がゆっくりのんびり楽しめるので、おすすめですよ。
でもね、今は考えられなくても来年あたり、いやーちょっとロング行こうかなって言ってると思います。
本当ですか。
いやーもう本当、あの富士百のボランティアをやったんですけど。
今年ですか。
どこでされてたんですか。
富士吉田のうどん。
うどんね、はいはい、最後のアイドルですね。
いやーすごいなーと思って。
もうボロ雑巾みたいな選手たちが来るところですよね。
夜だったので、寒いし、ブルブル震えながら。
近藤淳也
でも本当すごいなーと思う。
中川和美
やってみようって思わないですか。
近藤淳也
何年後だと思います?富士の吉田のうどん食べてると。
中川和美
逆になる、立場逆ですか。
一応来年は多分、来年100キロくらいのレースに出て、再来年でですね。
近藤淳也
予言出ました。
中川和美
ちょっと、再来年くらいにそういえば言われたなーって。
近藤淳也
僕たちきっとゴール地点の近くに、今年も居たんですけど。
居ると思うんで、その時はついに来ましたよって言ってください。
中川和美
分かりました、2年前の予言が。
その前でもいい、来年でもいいですけど。
近藤淳也
今年中に70キロってさっきおっしゃってたんで。
中川和美
何の大会ですか。
抽選があるんですけど、まだ当たってないんですけど。
会とかを出られたら、ITJ。
ITJ、私も毎年出てます。