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近藤淳也
なんか樋口さん自身はどうだったんですか?ゴールした時のお気持ちは。
井口善晃
やっぱり嬉しかったのとホッとしたのと、
そうですね。なんかもう最後、冷え山以降は知ってる道だったのもあるし、すごい走りやすいし、
なんかあそこがすごい楽しかったというか、今までのこといろいろ思い出しながら走ってた感じでしたけど。
近藤淳也
じゃあ結構馴染みのある道に帰ってきて。
井口善晃
そうですね。もう帰ってきたっていう感じでしたね。
近藤淳也
一周振り返りながらちょっと余韻に浸るじゃないけど。
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
最後の区間を楽しんだみたいな。
井口善晃
やっと走れる道に来たっていう。
近藤淳也
そこですか。
井口善晃
はい。
近藤淳也
やっと走れる道に。
井口善晃
はい。
近藤淳也
そうですね。なかなか走りにくいところが多かったので。
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
はい。じゃあちょっと最初からね、ぜひ振り返っていただきたいんですけど、
最初は4月4日の夜に大塚からスタートして静岡に向かわれたと思うんですけど、
この辺りからちょっと振り返っていただいてもいいでしょうか。
井口善晃
金曜の夜に出発したんですけど、
仕事が普通に金曜昼間仕事して、そのまま家でご飯食べて、
で、すぐに行ったっていう感じだったんですけど。
近藤淳也
それで8時スタートなんですね。
はい。
なるほど。普通に仕事を1日して、てか1週間普通に仕事して、
井口善晃
そうです、そうです。
近藤淳也
その金曜日の夜からご飯食べてオーツコースタート。
で、そうですね。土日フルに使おうと思って。
井口善晃
ちなみにそれは寝ずに?
寝ずに。眠くなったらちょっと仮眠とってぐらいのイメージでしたけど、
できるだけ時間使おうと思って行ったんですけど、
近藤淳也
出発してすぐに体が重くて、
井口善晃
やっぱりあんまりそういう仕事終わってすぐにオールナイトってあんまりしたことはなかったんで。
近藤淳也
あんまり推奨される行為ではないですよね。
井口善晃
なんか全然走れへんなと思いながら。
近藤淳也
ちなみにえぐちさんとしては、どういう目標だったんですか?
スタートする前は、たとえば何日ぐらいで行きたいとか、目標あったんですか?
井口善晃
それはめちゃくちゃ考えが甘くて、100マイル3本やったらいけるなっていう。
近藤淳也
3回で行こうとしてた?
井口善晃
エスケープのポイントが100マイル、160ぐらいでちょうどあったので、
うまいこと言ったら3回で行けるんちゃうっていうイメージはありました。
近藤淳也
じゃあ、えぐちさんのプランとしては、週末3回使って100マイル3本やればゴールできるんじゃないかと思ったと。
そうですね。
でもちょっと待ってください。それにしたって、しんどすぎません?3週連続のマイルって。
井口善晃
しんどいですけど、時間かけていったらいけるかな。
近藤淳也
ちょっと待ってください。100マイル、たとえば金曜の夜から勤労にしてやって、
井口善晃
そもそもそのまま次の月曜日仕事するのも結構大変だと思うんですけど。
近藤淳也
でもそれはいつもやってるんで。
井口善晃
だいたいそうですね。週末レースで行ったら月曜から仕事を。
近藤淳也
マジですか?100マイルでも?
100マイルでもそうです。
2晩寝てなくても。
井口善晃
一応、日曜の夜寝れるんで。
近藤淳也
え?そうなんですか。
井口善晃
まあまあ、しんどい。しんどいのはしんどいですけど。
近藤淳也
マジですか。
じゃあ、それで1週間で回復して3週連続できるだろうって見込みが。
井口善晃
3週連続か、どっか1週開けるかぐらいでやったら。
全然甘かったんですけど。
近藤淳也
ちょっともっと戻っていいですか?いきなり。申し訳ない。
井口善晃
そもそも大シガイチにエントリーして挑戦しようとしたのはどうしてだったんでしょう?
単純に面白そうだなと思ったのと、大北も見てみたりしてたので。
ただ大北はやっぱり遠いし、山も厳しいしっていうので、思ってたのが。
近藤淳也
あそこKGRぐらいで終わりますよ。
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
距離だけ言えば。京都グレートランドの220キロでしたっけ?
井口善晃
200キロです。
近藤淳也
優勝された。
はい、200キロです。
あとちょっとね、足したら。
大北アルプスの距離。
井口善晃
僕はアルプスも一応行ったことはあるんですけど。
あれは走れない。
そういうのを見てたのもあって、面白そうだなと思って。
近いし、家から通えるし、何なら電車でも行けるし。
近藤淳也
今お住まいは?
井口善晃
京都の山品。
近藤淳也
山品。
じゃあ本当にコースのすぐ近くにお住まいってことですね。
井口善晃
なので、面白そうだし、やってみようかなっていうぐらい。
あといろんな山も行けるし、行ったことないとこも多かった。
シガイチも知ってたので、
茨城ステーションでもちょこちょこやっぱりいろんな話出てきて、
行ってみたいなとも思ってたので、それでエントリーしたという感じですね。
近藤淳也
なるほどね。
行ったことあるエリアも結構あったんですかね?
井口善晃
いや、もうほんまに南の方だけですね。
レイクビワのコースとブナガタケとかぐらいまでですね。
近藤淳也
ちょうど真ん中ぐらいまでは知ってるけど、
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
北半分はよくわかんない。
はいはいはい。
それはちょっと面白いですね。
井口善晃
そうですね。
その北半分がどえらいことで。
近藤淳也
順番に聞いていきましょうね。
じゃあひとまず4月4日に夜にスタートして、
近藤淳也
それは1週目で。
井口善晃
そうですね。
で、次の週に鈴鹿峠から。
で、次の週がね。
土曜日ちょっと用事があって、昼間に用事があったので。
土曜の夕方から行って。
で、日曜いっぱいかけて。
それも予定では鈴鹿を抜けようという。
近藤淳也
で、次こそはね。
井口善晃
イメージ。
近藤淳也
前回一気に行こうとしてた鈴鹿までは行こうと同日で。
井口善晃
残り80キロぐらい。
100キロはなかったと思うんですけど。
近藤淳也
1日あれば行けるでしょうという。
鈴鹿山脈はレイクビュアで五大賞と国見だけぐらいまで通られてると思いますけど。
その北は初めてっていう。
井口善晃
初めてです。全然知らないとこやったんですけど。
その日もまた大変でした。
近藤淳也
次は何があったんですかね。
井口善晃
次はですね。
近藤淳也
これちなみにその翌週なんですよね。
翌週です。
井口善晃
最初の週の近道行かれて、次の週の土曜日。
一週間休んで。
今度はちょっと距離も初めの1回目の時よりは短い想定やったので。
だいぶ食料減らしたりとか。
軽量化して行ったんですけど。
雨予報やったんですよね。
出発した時は降ってなかったんですけど。
土曜の夜出発して夜中0時ぐらいからかな。
安楽峠過ぎたあたりで雨が降ってきて。
雨が降ってくるのは分かってたんで。
ちゃんとレインもちょっと丈夫なやつ用意したりはしてたんですけど。
とにかくガスがひどくて。
道が全然わからなくて。
レースとかはマーキングはちゃんとしてるんで分かるんですけど。
夜にガスってるとこでルートファインディングするっていう。
その経験自体も初めてなんで。
こんな見えへんかって思いながら。
ずっと彷徨いながら。
近藤淳也
そうですか。
井口善晃
GPSとにらめっこしながらみたいな。
近藤淳也
暗くなったのは倉賀桂峠とかぐらいですか?
井口善晃
初日か。
土曜の夜ですね。
近藤淳也
そうか。静岡のスタートして。
井口善晃
安楽越えてから。
近藤淳也
安楽後にもう1回目の夜ですもんね。
そこで雨がもう降ってたんですね。
井口善晃
そこで降ってきて。
近藤淳也
めっちゃ序盤じゃないですか。
めっちゃ序盤で全然わからなくて。
井口善晃
体的には全然大丈夫だったんですけど。
とにかく時間がかかって。
道がわからんから走れへんっていう感じで。
すごい時間かかって。
近藤淳也
ちなみにその雨の中きりでルートファインディングは何を見ながら?
井口善晃
GPSだよりですね。
近藤淳也
それは何を見てるんですか?スマホですか?
井口善晃
ガーミン。
近藤淳也
時計。
井口善晃
時計に入れてますけどね。
時計だとなかなかわからないところが結構ずれたりとか。
画面もちっちゃいんで。
わからなくなったらスマホ出して。
ジオグラフィカーとか見て。
近藤淳也
スマホの操作はできました?
井口善晃
スマホは一応ジップロックに入れて。
なんとかグローブ抜いたら使えたっていう感じ。
寒さとかは大丈夫だったんですか?
寒さは動いてれば大丈夫でしたね。
近藤淳也
そっちは大丈夫だったんですね。風とかも。
井口善晃
風も始めの途中まではそんなに気にならなかったですね。後半はやばかったですけど。
近藤淳也
南の方はまだ大丈夫?
井口善晃
南の方はまだ全然大丈夫で。
近藤淳也
それにしても雨の鈴鹿山脈を霧の中、夜中に一人で入っていくって、ちょっと気持ちはいけるんですか?
井口善晃
お勧めはしないですよね。
近藤淳也
精神的に強いですよね。
井口善晃
あんま細かいこと気にしないというか。
近藤淳也
でもなんだかんだで、やっぱGPSあれはいけるやろっていう。
怖さとかは特に?
井口善晃
怖さそんななかったですね。それよりなんか必死であったというか。
分からんなぁと思いながら。
強いなぁ。僕雨予報で一人で鈴鹿に入れるかって言われたらちょっと無理かも。一人だと。
レイクビアで行ったことあるっていうのもあったと思いますし、南の方に関しては。
北の方は知らんかったし。
全然、なんとかなるかな。メジャーなとこやし。
近藤淳也
メジャー?
井口善晃
メジャーでもないけど。
近藤淳也
いやーすごい。じゃあそれでちょっと霧で見えにくくても進んでいって。
井口善晃
で、御台所に着く頃にちょっと朝。
近藤淳也
明るくなってきたんですかね。
井口善晃
で、御台所でちょっと休憩して。雨はずっと降ってたんですけど。
で、そっから先が初めて行くルートだったんですけど。
そっからが雨と風がすごく出てきたというか。
近藤淳也
まあね、標高が上がりますんでね。
井口善晃
標高がそうなんですよ。
近藤淳也
あそこは風が強くなりますね。
井口善晃
あれはすごかったですね。
で、あとやっぱ雨で下が結構ぐちょぐちょになってきてて。
で、ルート自体は結構わかりやすかったんですけど。
あの、やっぱ滑るから走れなくって。
今度その、サーフェスの問題でちょっと走ったらすぐツルンと滑って、こけるみたいな。
近藤淳也
全然進ませてくれない。
そうなんですよ。
霧で走れない。ツルツルで走れない。
井口善晃
下りやのになんか全然走れへんみたいな感じで。
やっぱ全然進まなくて。
で、稜線出たら風がえらいことになってるし。
もう体傾けながら。
近藤淳也
よく降りなかったですね。その状況で。
井口善晃
でも体力的には大丈夫やったんですよね。
近藤淳也
進めてない分。
井口善晃
進めてそうなんですよ。
近藤淳也
足は全然あるっていうね。
井口善晃
そんなに足は消耗してなかったので、とりあえず前にはいけるなっていう。
近藤淳也
当然景色とかもないんですよね。
井口善晃
真っ白でしょ。
近藤淳也
せっかくの初めての鈴鹿山脈なのに。
そうなんですよ。
全然景色なくっていう。
井口善晃
全然景色ないです。真っ白。
近藤淳也
はい。
井口善晃
ずっと真っ白で風ビュービュー受けながら進んで。
あれはあれでいい練習になったなと思いながら。
近藤淳也
前向きです。
井口善晃
行ってましたけど。
でもやっぱりすごい時間がかかっちゃって。
結局日曜の夜になってしまったんで。
もうさすがにこれはあかんなと思って五層峠まで行ってそこで下に降りた。
五層峠の段階で夜の8時半ぐらいになってますんで。
近藤淳也
そうですね。
井口善晃
暗かけでちょっと迷ったんですけど。
五層までは行けるかなと思って行ったら、あそこもすごい道がまた分かりにくくなって。
マジかと思いながら。
近藤淳也
三国岳を越えると急にルートがなくなるんで。
えーと思って。
先に言っとくよっていう話ですか。
県境の十三路ぐらいは行けるって思いますよね。
三国岳前なんです。
すいません。
井口善晃
あそこまでは結構道が分かりやすかったんで。
こんな感じで行ったら五層まで行こうかなと思ったら。
近藤淳也
甘かったって。
甘かったですね。
じゃあその1回目で抜けるはずの鈴鹿山脈が2回目でも抜けきれず。
結局五層になって。
井口善晃
しかも夜遅くなって終電を逃すっていう。
近藤淳也
じゃあそれが2回目で。
井口善晃
はい。
近藤淳也
その後は。
井口善晃
3回目に彦根からまた5層まで走って。
近藤淳也
ねえこれ走り直したんですよねまた。
井口善晃
はい。
夜やったんでバスもなかったし。
まあ走るしかないし。
近藤淳也
これはまた金曜日の夜に。
井口善晃
金曜の夜。
近藤淳也
仕事終わりに彦根に向かったんですか。
井口善晃
ただその時はねちょっと学習したんで。
家で2時間くらい寝てから行きました。
学習して。
近藤淳也
2時間睡眠。
井口善晃
やっぱ2時間寝るだけでも結構違うんで。
もう眠くなったら寝ようっていうのを思って。
で5層からまた再出発して。
近藤淳也
大変ですねこのロード20キロ登るの。
井口善晃
まあでもゆっくり走ったらそんな。
近藤淳也
まあまあわかりました。
じゃあそれで5層行って。
井口善晃
見に行ったんで。
で5層から。
5層でスタートしようと思ったら電波が入らなくて。
あ、IBUKIがね。
そうスタートボタン押せなかった。
近藤淳也
そうですねちょっとこれあの大シガイチの参加者さんには是非注意点ですけど。
そうですね。
県内の間にスタート押しておいてくださいってね。
井口善晃
そうですね。
で5層出発して。
5層からは寮前までは天気が。
鈴鹿の経験があったので雨降ってないだけで。
近藤淳也
もう基準が。
井口善晃
めっちゃ行きやすいやんと思って。
近藤淳也
あそうですか。
あそこもそんな道は明瞭じゃないですけど。
井口善晃
あーでもその初めにわけわからんとこ行かされましたけど。
近藤淳也
あーなんか岩があるとこですか。
井口善晃
出てすぐのとこに。
全然ここ道かっていう。
なんか下りが。
近藤淳也
はいはい。
井口善晃
またやばいとこやなと思った。
はい。
でもその後はそんなに。
まあわかりにくいけど。
うん。
まあガスってなかったんで。
見えました。
近藤淳也
基準がちょっともう比較がおかしいですけど。
見えるし。
井口善晃
見えました。
マーキングもあったと思いますし。
全然行ける。鈴鹿と比べたら全然楽屋はあった。
で行って。
で寮前。
行って寮前からの下りがね。
ディスコードとかでも情報上がってましたけど。
近藤淳也
はい。
井口善晃
もうここかよみたいな。
近藤淳也
はい。今回ねなかなか話題になってますねあそこの区域は。
井口善晃
ありましたね。
ただあそこももう僕が行く前に通られ何人か多分池田さんとかが通ったんで。
時々やっぱ足跡が残ってるので。
近藤淳也
あーそうですか。
井口善晃
あここかと思いながら。
近藤淳也
間違ってないんだなみたいな。
井口善晃
ルートはそうですね。目印があったので。
やっぱ足跡があるだけで全然なんか気持ちが違うなと思いながら。
やっぱルートがねわからないっていうのはすごく不安なんで。
マーキングがあってもねその道が合ってるかどうかもわからないんで。
まあそうですよね。
あーもうこれゆったはたとこやなと思いながら寮前降りて。
朝にサメ貝の方に。
近藤淳也
そうですね朝の6時半ぐらいにサメ貝につかれてますね。
井口善晃
そうですね。そこから長い道路を走って。
でもちょうどあそこコンビニがあるとこやったので。
あのコンビニを有効に使えたのがちょっと嬉しかったですけど。
コンビニでご飯食べたりしながら。
で行って、国見峠を登って。
近藤淳也
労働はだるくなかったですか。
井口善晃
労働だるいっすよ。
近藤淳也
今回は30キロくらい。
井口善晃
面白くなかったですね。
近藤淳也
長いですしね。
井口善晃
そこをもうずっとだからポッドキャスト聞きながら行ってました。
近藤淳也
あーそうですか。
井口善晃
はい。もうしんどいとこはポッドキャストに頼るので。
近藤淳也
はい。なるほど。
井口善晃
で国見峠の手前で大志が一人であって。
近藤淳也
あーそうですか。
井口善晃
はい。ちょっと話したりしながら。
で国見峠からまた一人になって。
そっから奥IBUKIのやばい区間。
近藤淳也
やばかったですかここ。
井口善晃
やばかったですね。
やっぱり前半は笹のとことか結構茂ってて。
道が分かりにくいし笹掻き分けながらここが噂の笹刈山かーと。
近藤淳也
そうですね。井口さん初めて奥IBUKI入りましたもんね。
そうですね。
井口善晃
このエリアをね。
近藤淳也
はい。
井口善晃
で、もちろん誰もいないし。
近藤淳也
結構笹伸びてるんです?
井口善晃
笹伸び…元が分かんないですけど。
近藤淳也
はいはい。
井口善晃
もう笹掻き分けないといけない感じ。
まあでも道はありましたね。
要は足元は。
近藤淳也
足元はそうだよ。
井口善晃
道を生えてないけど。
近藤淳也
はい。
両側からこう追いかぶされてる感じ。
そうですね。はい。
井口善晃
なのでずっと笹を掻き分けながら。
はいはい。
こんなとこ道作ったんかーと。
すごいなーと思って。
近藤淳也
めっちゃ長いでしょあの笹。
めっちゃ長いですよね。
井口善晃
背より長いですよね。
近藤淳也
全然、はい。
背丈より長いやつを切ったんですよ。
井口善晃
ここまで草刈り機を持って行ったっていうことですよね。
それがすごいな。こんなとこに。
近藤淳也
遠かったんですよ。
国見から往復するだけでも。
井口善晃
国見から行かれたんですか。
近藤淳也
はい。片道何時間か。
井口善晃
やばいですよね。
近藤淳也
しかも一回で終わらなくて、あの密林みたいな笹を刈るのに何回か、2,3回かかったんですよ。
その笹刈り山の周辺だけでも。
もちろんその行くまでも何回か整備してますけど。
井口善晃
すげーなーと思って。
近藤淳也
北側、北側からは奥湯武器式場から入ってピストンして。
南からは国見からピストンして、ずっと北から南から攻め続けたんですけど。
井口善晃
最後笹刈り山だけ残って、このラスボス倒すだけで3日かかったっていう。
あれは尊敬しましたね。
すげーなーと思って。こんなとこまで来たんやと思って、整備で。
近藤淳也
でもそんだけ追いかぶさってるとなると、ちょっとまた刈りに行かないといけないですね。
でもまたみんなが通ったら道がしっかり。
横から来てるやつは人が減る理由がないじゃないですか。
井口善晃
下は踏み固めれば次のやつがあんまり入ってこないと思いますけど。
笹刈り山を刈り分けるのも楽しい。
あそこだけなんでね。
笹刈り山の区間はそんなに長くなかったんですね。
じゃあ南斜面とかのあたりぐらい?
そうですね。あとちょっと手前から笹刈り山がありましたけど。
近藤淳也
じゃあ笹刈り山と仲良くなってください。
井口善晃
そうですね。そういうとこやと思ったら。
夏にあれをもっとしげるかどうかわかんないですけど。
近藤淳也
虫でもそんなにいなかったね。あれ虫とかすごいやるなと思って。
2022年大会のときは開けるぐらいには勝ってあったんで。
3年であれぐらい伸びるって感じですね。
井口善晃
笹刈り山を越えたあたりから雪が出てきて。
そこまではなかったんですか?
そこまではそんなになかった。ちょこちょこはありましたけど。
道にはなかった気がしますね。
そこを越えたぐらいから結構がっつり雪が。
雪の上を歩かなあかんところが結構出てきて。
でもそこらへん、下りが多かったんで雪も。
なんかお尻で滑ったりしながら結構楽しみながら。
近藤淳也
そうですか。笹刈り早いみたいな感じですか?
井口善晃
めっちゃ早かったっすね。
いいっすね雪。
もうスーッと行けるんで。足も使わへん。
近藤淳也
じゃあむしろ雪の方が早いっていう。
早いんじゃないですかね。
なるほど。それでどんどん進んでいって。
井口善晃
こんな感じでスキー場を越えて。
スキー場を越えてからがすごい長かったっていう感じですね。
そこらへんからほんまに道がわかりにくくなって。
そうですね。
踏み跡もほとんどないし。
マーキングは噂のピンクさんの。
この辺もずっとついてるんですか?
ありましたね。ただあったりなかったりとか。
外れてるのかわからないですけど。
ちょっと間空くところはありましたけど。
でもマーキングがあるだけで安心感は全然。
近藤淳也
人が来てるんだなみたいなね。
そうですね。
鳥越、違う、品又峠か。
品又峠から鳥越峠までの間がね。
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
特に行く理由があんまり皆さん。
シガイチする人以外あんまり歩く理由がないんで。
そうなんですよね。
井口善晃
長棒もないし。
近藤淳也
めっちゃ長いですしね。
井口善晃
めっちゃ長いです。
水場も全然なかったし。
井口善晃
一応その山っぷとかああいうので情報を見て、
まぁ行けることはないかなっていう。
ラッセルとかになるとちょっとね、やめようかなと思うんですけど。
そこまでの雪じゃなさそうだったので。
KGRとかでもね、雪山の中行ったりしてたので。
全然雪質違ったんで。
また別物でしたけど。
近藤淳也
ね、固まってるでしょ。
井口善晃
だからそうですね、やっぱアイゼン使いながら。
アイゼン当てたらいけるかっていう。
近藤淳也
なるほど。
甘いんですよ考えが。
性格的にあれですか?
その第1週からとにかく行きたくなるっていうか。
もうスタートしたらスタートしたいっていう。
井口善晃
そうですね。
近藤淳也
スタートの合図が鳴ったらいかないと。
雑。結局理由そこですよね。
始まったんで行きましたって。
井口善晃
それだけ。
近藤淳也
それだけです。
井口善晃
始まりましたみたいな。
そうですね。
近藤淳也
なるほど。
井口善晃
休みがあったらいくみたいな。
でもご無事でね、ちゃんと発送も受けられて。
そっから横山だっけ。
もうだいぶ雪が。
横山の方が雪多かったんだよね。
そうですか。
近藤淳也
横山登る頃に朝になった感じですかね。
井口善晃
そうですね、朝多かったんで。
近藤淳也
日曜日だから3日目の朝。
よく行ってるなと思ってましたよ。
だって雪にも残ってて、このエリアまだ誰も入ってなかったんで。
大シガイチが始まって、というか今シーズン初めて多分、
その通しで誰かが歩くっていう、
イグチさんが先頭だったと思うんで見てたんですけど。
夜になってもまだかなくそ行って、
まだ行くのかって、3日目やけどもうみたいな。
井口善晃
でもあそこ降りれないっていうか、駅まで行けないじゃないですか。
近藤淳也
金井原から遠いですからね。
井口善晃
そうなんですよ。
菅波から、あ、じゃあ、金井原、
あそこから降りてまた来るってなると。
一応僕的にはじめにルールというか、
ルールというか自分の中で公共交通機関だけで行こうっていうのが思ってたので。
エスケープするとこもだいぶ限られてたので、
まあ時間もあったし。
まだ日曜の朝やし、まあ行けるでしょう。
近藤淳也
で3日目に横山岳。
はい、登って行って。
ここも雪がじゃあ。
井口善晃
ここも雪、はい。
結構雪深かった。
ここの方が多分上の方はもうずっと雪の中を進んで行く感じ。
近藤淳也
頂上のね写真を送っていただいてましたけど、
なんかもう1m以上こう小屋の横に積もって、
めっちゃ積もってましたね。
あの上を歩いて行ったって感じだった。
そうですね、はい。
井口善晃
でもまあ固まってるんで、
そんな雪の量は多いですけど、
近藤淳也
全然歩ける感じでした。
井口善晃
あ、そうですか。
近藤淳也
やっぱなんかいろいろ基準がもうだんだんおかしくなってきましたね。
西の尾根に降りるとこは大丈夫でした?
あそこ、なんかきつかったと思うんですけどあんま覚えてない。
もう覚えてない。
井口善晃
なんかね、なんかきつかったような気がするんですけど、
たぶんやっぱそのしんどい記憶がどんどん抜け落ちていくのか、
なんか後からねディスコードで結構いろいろ言って貼る、
なんかきつかったみたいなコメントがあったりして、
あ、そういやきつかったような気がするなと思いながら。
近藤淳也
標高差が結構あるんでね、なかなか降りれないし、
まあ登りだと長いんですけどあそこ。
あとちょっと急なとこありますね最後。
井口善晃
あ、なんかそう、あった気がするんですけど。
近藤淳也
覚えてない?
井口善晃
あんま覚えてない。
近藤淳也
わかりました。
井口善晃
たぶん3日目になるともう意識もたぶんあんま発揮してないんじゃないかなと思うんですけど。
もう変えることしか考えてなかった。
とりあえず標高下げることしか考えてなかったような。
なるほどね。
近藤淳也
水を1回汲みに行って七頭がたけにさらに入ってるんですかね、これを。
そうですね、はい。
あの湧き水知ってたんですね。
井口善晃
湧き水はあの情報はあげて、水場は一応ホームページで出してくれてあるとこは全部チェックしてたんで、
せっかくやしなんか行こうかなと思って水汲みに行って、
そうですね、七頭がたけでしたね。
そこ行って、あそこも結構真上りがきつかったんですけど、
それよりもその七頭がたけ越えてからの林道宿にここもすごい荒れてて、
はい。
えーと思って。
近藤淳也
荒れてるっていうのは今度は草ですか。
井口善晃
今度はね。
近藤淳也
木?
井口善晃
木も、あれ誰も通ってへんのちゃうかなと思って。
近藤淳也
あそこもあんま通ってないです。
井口善晃
通ってないですよね、あれ。
なんかもう木も倒れてるし、生えてきてるし、草もぼうぼうやし、
なんか斜めに木が生えてくるんですよね、あそこ。
近藤淳也
そうですね、雪が多いんで。
井口善晃
雪のせいでね。
なんでその林道の上に斜めに木が生えてきてて、
なんかどこ通ったらいいのっていうようなとこが結構あったりして、
また林道やのに走れへん。
井口善晃
この北のエリアはどうでした?
近藤淳也
北のエリアは、そんな印象に残ってない。
はい、でもわかりますよ。穏やかですしね。
井口善晃
かといって別に走りやすいわけではないんですけど、
まあそこそこ行けるんです。そこそこしんどい。
近藤淳也
まあ標高も低いんでね、ここ。
井口善晃
そうですね。雪もないし。
近藤淳也
ちょっとつなぎ区間的なところもあるかもですね。
井口善晃
まあのんびり行ってた感じですね。
そんな感じで国高のところまで行って、高島トレイルに入ったっていう感じですね。
そこから高島トレイルがすごい初め良くて、
めちゃくちゃ天気も良かったし、
めっちゃ景色良かったんですよ。
近藤淳也
良かったですね。
井口善晃
やっと大シガイチ初めて、やっとすごい良い景色が見れて。
近藤淳也
あれ、その暑かった奥IBUKIとかは見えてなかったんですか?
井口善晃
奥IBUKIはもう山しか見えない。
近藤淳也
ああ、そういうこと。天気はいいけど、周りが山しかないってことですか?
井口善晃
山しかないから、ずっと同じ山がずっと見えた。
街も何にも見えへん、琵琶湖も見えへんぐらいの感じ。
近藤淳也
カナクソも何も見えなかったですか?
井口善晃
カナクソは夜やったんで、遠くにちょろっと明かりと琵琶湖らしき黒いものが見えました。
近藤淳也
はいはいはい、そっか。
じゃあここで初めて琵琶湖とかが見えて。
井口善晃
すごい景色良くて、しかも走りやすいトレイルもしっかりしてて、
高島トレイルすげえいいなあと思って、気持ちいいなあと思って。
こんな山がこんなとこにあんやなあって、そう思って走ってたんですけど。
でも途中でちょっとやっぱり行きにくいというか、ちょっとわかりにくいところもあったりはしたんですけど、
そこらへんまで行くと、やっぱり鈴鹿とか奥IBUKIを越えてきたっていうのがあって、
全然これぐらい行けるわみたいな。
そもそも道標とかもあって、踏まれてますしね。
近藤淳也
踏まれてる時点でめっちゃいい道みたいになりますよね。
井口善晃
これぐらい全然、多分あっちから行ってたらまた異常違うかなと思うんですけど、
近藤淳也
やっぱり奥IBUKIを越えたのは大きかったですね。
あれに比べたらみたいな。
井口善晃
そんな感じでずっと行ってて、ある程度走れるところもあったりして、
一回靴っ気のところでロードに降りて、Cの字のところに行ったら、
あそこが長かったっすね。
あれは長かったな。あれが土曜の夕方から入ったんですよね。
あそこも道も分かりにくかったのと、結構あそこも進まない。
近藤淳也
駒形けぐらいから夜になってるんですかね。
井口善晃
夜になるとやっぱりどんどん道が分かりにくくなって、
なかなか進まなくて、結構眠気も来たりして、
やっぱさすがに眠かったんで途中、紙取って、
1時間ぐらい紙取ったんですけど、それでもまだ眠くて、
眠いなりにも進んでたんですけど、
尾乳峠のところでベンチがあったんで、
ちょうどええわと思ってそこでまた30分40分寝て、
近藤淳也
そっから行ったけどやっぱりまだ眠いみたいな、なかなか眠気が取れなくて。
井口さんの点がめっちゃ密度高いですね。
井口善晃
3分の点が全然進んでない感じ。
立ちながら寝たりとか。
近藤淳也
してるんですかね。
井口善晃
すごいなんか眠気とずっと戦ってる感じで、
もう1回、3回寝たんですよ結局。
で3回目でやっとすっきりして、
その時に、それこそ大見エキプメントさんのBBがすごい役立ったというか、
あれ、なんかもうほんまに設営とかいらないじゃないですか。
どんな感じなんですか。
僕が、あそこは樹林帯なんで、そもそも風もそんなに吹かないので、
尾乳峠に入ったらもう、
カバンからあれバーって出して広げて、潜り込んで、
近藤淳也
防寒着は着ますけど、それだけで寝るみたいな。
井口善晃
じゃあその上に引っ張ったりとかもせず、
近藤淳也
ただ寝袋のようにバンって出して入って、
で閉じて寝るだけ。
井口善晃
早いですねそれは。
近藤淳也
じゃあ1分とかぐらいで寝ちゃえるみたいな。
いいじゃないですか。
井口善晃
帯ベックなんで、結構通気性がいいですかね。
そんな苦しくもないし。
近藤淳也
じゃあ一応ジップは全部閉めて、
井口善晃
じゃあ虫とかも入らないし。
近藤淳也
結構良さそう。
あれは良かったですね。
井口善晃
いいですね。
あれを3回使って。
近藤淳也
服着るぐらいの感じですね。
井口善晃
そうですね。やっぱり寒くはなるので、防寒着は必要ですけど、
寒さだけしっかりすれば。
こういう低山とかでも、多分風が強いところは厳しいかなと思いますけど、
すごい使いやすかったですね。
大シガイチのために開発されたんじゃないかという。
すごいですね。大見ですしね。
そうですね。
低山ではすごい使いやすいなと思いました。
近藤淳也
ちょうど良い商品提供ね。大見さんから提供いただいて。
井口善晃
ありがたかったですね。
近藤淳也
帰って月曜働いて、月曜の夜にスタート。
そうです。
じゃあ言ったら翌日じゃないですか。
井口善晃
翌日です。
近藤淳也
それは大丈夫なんですか、体。
井口善晃
それは大丈夫でしたね。
やっぱりね、ペースがそんなに速くない。
走れないんで、そんなにダメージはね、
レースの時みたいなダメージはない。
逆にレースの時にいかにリミッターを外しているか
すごいわかったんですね。
近藤淳也
ダメージを後で残すような追い込み方をしているっていう。
井口善晃
そうですね。
時間は長いですけど、そんなに体のダメージは大きくなかったので。
近藤淳也
そうか、僕これ最後一撃っていうか一発で行ったのかと思ってましたけど、
井口善晃
1回ここで仕事してるんですね、月曜日の日に。
月曜日平日だったので。
近藤淳也
いや、むちゃくちゃやな。
それでじゃあ月曜の夜の8時ぐらいからまたくっつきからスタートして、
で最後の区間っていう。
井口善晃
でももうそこまで来たら距離も。
確かに。
近藤淳也
なんかもう今までの話聞いてたら、ここまで来たらって感じしてきました。
井口善晃
もうこれは行けるかなっていうのは思って。
で、月曜の夜出発して、
そうですね、それが昨日一昨日か。
その夜もでも結構ガスってて。
近藤淳也
そうなんですね。平山の中で夜にずっと住んでたって感じですね。
井口善晃
そうですね。
結構船畑までガスがひどくって、
結構わかりにくいとこが多くて、なかなか道が見えなくて、
ちょっと時間かかりましたけど、
まあでもまあまあ道はあるので。
近藤淳也
じゃあ今回は道はあるので。
道があるだけまして。
今回は景色ここもなしですか?
せっかくの蓬莱山とか。
井口善晃
えーとね、蓬莱山はなかったですね。真っ白でした。
近藤淳也
あ、その夜景も見えず。
井口善晃
夜景、たまに見える感じですね。
近藤淳也
そうですか。
井口善晃
そうですね、蓬莱山真っ白で、内見もまだガスってて、
あの内見、そうですね、内見はガスってましたね。
内見越えたあたりでちょっと晴れてきて、
で、ゴンゲ山で綺麗な朝日が見えたんです。
近藤淳也
あー、そこは見えたんですね。
井口善晃
あそこはすごい良かったですね。
近藤淳也
じゃあ一応そこでエアコン見下ろせて。
井口善晃
そうですね。でもあそこまで来たらもうね、行くだけというか。
近藤淳也
ゴールも見えたぞ。
井口善晃
もう見えましたし、道もしっかりしてるし、
まあちょっとね、下りきついとこあったりはしますけど、
近藤淳也
それもまあまあ今まで行ったとこと、もう基本そこか。
普通にあのくっつきからひらひらトレイル全部1回で行くっていうだけでも、
普通に考えたらめっちゃ長いですけどね。
あーそうですね。
もうなんかウィーニングランみたいになってますね。
井口善晃
そこはもう全然、長いのは長いですけど、一晩なんで。
でも戻る木まで行ったらもうちょっと帰ってきた感があるというか。
まあよく知ってるところなので。
あとは行くだけっていう感じで。
で比叡行って、
でそうですね、もう比叡山からはすごいハイカーさん、
ちょうど休日だったのもあって、
なんだこれはっていう。
近藤淳也
人がいるぞみたいな。
井口善晃
人がうじゃうじゃ。
ここは山なのか街なのかみたいな。
すごいなんか変な違和感。
今まで普通やった景色がすごいなんか変な感じがして。
近藤淳也
山に登山者がいるのは普通のはずなんですけど、
シガイチの北の方回ってくると山に人がいるなんてみたいな。
なんでこんなに人が歩いてるんだみたいなね。
井口善晃
すごいなんか、
すごいもういつも以上に挨拶しながら。
近藤淳也
本当ですか。やっぱ嬉しい。
井口善晃
嬉しかったし、やっぱ安心感がありますね。
近藤淳也
そうですよね。帰ってきたなっていう。
いいじゃないですか。観客みたいな感じですね。
井口善晃
一周を祝福してくれるみたいな。
じゃあそれで大門寺ですかね。
近藤淳也
大門寺も人多かったですね。
休日だとそうでしょうね。
うじゃうじゃ。山頂とかにもいっぱい人いて、
井口善晃
すげえなあと思って。
あんまり僕、休日に
ああいう人がいっぱいいるとこ行かないんで、
走りにくいので、
なんかすごい新鮮でした。
大門寺を越えたらもうウィーニングなんですね。
走りやすいし、
整備されたトレイルっていいなあと思いながら、
こんな走れるんやーっていう感じで、
結構そこをしっかり走って。
近藤淳也
早かったですよ。もうすぐゴールって言ってみんな見守ってたんですけど、
どんどん進むからめっちゃ早いやんと思って見てました。
井口善晃
もう嬉しくて。
近藤淳也
本当に走ってたんですね。
井口善晃
走ってましたね、そこは。
こんな走れる道があるなんてっていう。
そして、昨日ですね、4月29日の1時半ぐらいに大津港に見事一周と。
近藤淳也
ということで、一応ですね、市街的なタイム、
スタートした日からゴールした日までだと、
24日と17時間24分と。
井口善晃
長いっすね。
近藤淳也
という記録でございます。
ありがとうございます。
井口善晃
おめでとうございます。
近藤淳也
どうですかこの記録は。
井口善晃
一応、スタートするときに4月中にゴールしたいなっていうのは思ったので、
ちょうど思った。
途中は全然思ったようには言ってないですけど、
最終的には長尻があったかなと。
近藤淳也
確かにね。
月末納品間に合ったり。
井口善晃
そうですね、なんとか。
これでゴールデンウィークずっと家族と過ごせるなと。
近藤淳也
そうですね。
なんか1ヶ月で一周ってことは3ヶ月でみたいな書き込み今日はありましたけど。
井口善晃
それもね。
いやー。
だいぶこの1ヶ月でヨメポを使い果たしてしまったので、
まずポイントをためるところから。
近藤淳也
まず家族サービス。
そうですね。
ご家族と一緒にゴールデンウィーク過ごせるために頑張ったんだって言われたら、
ちょっといい気持ち、いいですよね。
井口善晃
そうですね。
ちょっとまた応援とかには行きたいなと。
そうですか。
見に行きたいなと思いますけど。
いいですね。
近藤淳也
それ心強いですよね。
一応4月内というのは達成できたってことですけど、
最初に思ってたのと比べてちょっと違ったとかありますか?
井口善晃
それはもう全然違うというか、
やっぱりどうしても山に行くときって距離と累積標高とコースタイム見て、
だいたいこんなもんかなとかで計算していくんですけど、
それが全然通用しなかったなというのは思って。
今まで行ってた山って、やっぱりなんだかんだで道がしっかりある山ばっかりだったので、
道がないとこんなに違うんだなって思いましたし。
逆に言うと、今まで行ってた山ってすごい整備してくれてる人がいて、
ああいう自分たちが走れてたんだなっていうのはすごく感じましたし。
あとは、でもやっぱりそういう山深いところとか行くと、
すごく自然の中に入っている感じはすごいして、
自分と向き合う時間も長いし、すごく自然を感じるというか、
これが本物の自然なんやなというのはすごく感じましたね。
ほんまに山に入るっていうか、
職場とかでも週末何してんのって聞かれて、
ちょっと山に入るんですよとかって言ったら、山って登るんじゃないのって言われて、
確かに山…でも、この大市街って山に登るっていうより入るやなって思いますね。
近藤淳也
山に入るね。
山登りっていう言葉から想起するものとはだいぶ違いますよね。
井口善晃
たぶん一般的にはね、山に行くっていうと山に登るっていうことなんでしょうけど、
すごい山に週末ずっと入ってたなっていうのはそう思って、
まさしく山に入って、すごい自然の中に入る人の手のあまり入ってないところを。
こういうことなんだなっていうのはすごく感じましたし、
怖さもすごくあったし、
しんどいこともいっぱいあったんですけど、
近藤淳也
でもなんかすごい、自分の中では山の勉強がすごいできたなって思いましたね。
そうですね、何か過酷な状況もね。
たぶん人によってはね、わざわざ雨の夜に行かなかったりとか、雪がもう溶けてきたりとかしてると思うんで、
イグジさんほど過酷じゃない状況だけで一周する方もいるかもしれないですけど、
それだけのことを体験されるとまた経験値が増えたっていうのは。
井口善晃
そうですね、その山力というか、そういう力はすごくついたなと思います。
近藤淳也
そうですよね。
どうですか、この挑戦は何かに残りそうですか、イグジさんの中で何か。
井口善晃
いや、残る…何か…でもそういうやっぱり自分が今後も山には行き続けると思うので、
その中でやっぱりいろんな対応できる力がすごいついたなと思いますし、
近藤淳也
本当にその山を舐めたらあかんってわかってはいたんですけど、それをすごい感じさせられたというか、
井口善晃
それは良かったなと思いますね。
近藤淳也
なるほどね。
他にね、今まだ挑戦中の方がたくさんいらっしゃって、今回63人エントリーされたんで、
井口善晃
残り、森田さんも覚えられてる、61人がこれからだったり挑戦中だったりするんですけど、何かコメントあります?
そうですね、あんまり自分のプランを参考にしないでほしいですけど。
近藤淳也
真似するなと。
井口善晃
でもそうですね、大事なのはすごい…ディスコードでも書いてたかなと思うんですけど、
自分の力をちゃんと理解するっていうのはすごく大事だなと今回感じて、
僕もちょっと今までいろんなレースとか出てきてちょっと過信してた部分があったなっていうのはすごく思ったし、
やっぱり山に入ると上手いこといかないっていうか思ったようにいかないこともいっぱいあるし、
その中で対応していくっていうのがすごく大事だなっていうのを感じたんですけど、
でも逆に言うと、そうやって自分の、ちゃんと客観視して自分の力を理解して、
その中でどうやっていくかっていう準備をしっかりしていけばいけると思うし、
無理したら絶対ダメだと思うので、たぶん時にはそうやって撤退したりとかっていうところも出てくるとは思うんですけど、
ただ、いけないような挑戦ではないっていうのはすごく思ってますし、
そういう小さい一歩一歩積み重ねるとやっぱりとんでもないことができるっていうのはすごく感じますし、