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2025-06-13 1:33:50

今もまだ幻覚の中!?大シガイチを126時間走り続けた井原知一さん

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大シガイチを126時間で完踏!過去最高記録に近付く大記録で終えられた井原知一さんに、お話を伺いました。

126時間にも及ぶ大シガイチでの大冒険を終えた井原知一さんに、完踏した翌日にインタビュー。挑戦を終えた直後の井原さんから語られる、大シガイチの振り返りや感想に注目です!ぜひお聴きください!

また、今回の内容は「100miles100times」でも後日公開予定です。ディレクターズカット版として更に現地の様子が詳しく語られる予定です。ぜひお楽しみに!

ゴールに集まった応援者とともに
ゴール直後に見事な夕焼けが待っていました
TOMOさんの挑戦を支えたサポートのダンディさん、ペーサーの大淵さん
翌日、ONDオフィスにて

大シガイチ

IBUKIで大シガイチを応援しよう!

大シガイチ https://great-trails.jp/events/shiga_ichi_2025

  • 29名がゴール
  • 33名が挑戦中!

サマリー

井原知一さんは、大シガイチで驚異的なタイムを記録した体験を振り返り、心情やレース中の出来事を語ります。特に、トレイルでの独特な感覚や自然とのコミュニケーションについての考察が印象的です。また、井原知一さんは、大シガイチの挑戦の過程や感想、さらにバークレーマラソンの厳しさについても語ります。挑戦することで、自分の限界を試す意義とその難しさに向き合う姿勢を強調しています。井原知一さんとの対談では、高島トレイルの詳細やその後の挑戦についての話が展開され、また、大淵さんの記録や準備過程についても触れられ、参加者の熱意や興奮が感じられます。インタビューでは、井原知一さんが大シガイチの経験を語り、仲間との絆やロールプレイングの楽しさを強調しました。さらに、天候の影響や音楽の選び方についても触れています。大シガイチへの挑戦を終えた井原知一さんは、鈴鹿エリアや奥IBUKIでの詳細な経験を共有し、進むにつれ感じた距離感の違いやタイムテーブルの苦労について語り、厳しい山の特徴とその魅力を伝えます。完走を目指した井原知一さんは、熊や鹿などの動物と遭遇しつつ、繊細なペース配分で挑んだことを話します。また、全体のタイムを意識しながらも、心の支えとなった出来事にも触れました。井原知一さんは、大シガイチの挑戦を通じて仲間の大切さや自分の成長を実感し、レース中のサポートや環境が自身のベストパフォーマンスを引き出し、素晴らしいタイムでゴールを迎えました。また、大自然の美しさや人々とのつながりの重要性についても語ります。

井原知一の快走
森美佐子
IBUKIステーション、桑原です。近藤です。トモです。みちゃこです。IBUKIステーションです。
近藤淳也
はい、こんにちは。またゲスト回ですけれども、タイトルコール合わせていただいてありがとうございます。
大シガイチを見事、素晴らしいタイムで完走された、井原知一さんと、そして同じ週末に終えられたみちゃこさん、来ていただきました。
桑原佑輔
ようこそです。ありがとうございます。よろしくお願いします。どうもおめでとうございます一周。
近藤淳也
一番早い人と一番遅い人。みちゃこさんそうですか今。事実上一番遅い。期間は短かったけど、スピード的には。
ということで、井原知一さんが今回のタイムが5日と6時間42分ということで、ほぼ最速タイム。過去の最速タイムと同じぐらいの。
目標125時間とおっしゃってたのが126時間ということで、ほぼ同じ計画通りという素晴らしいタイムで一周されて本当におめでとうございます。
井原知一
ありがとうございます。今どんな感じですか。さっきも収録する前にもいろいろお話しさせていただいたんですけど、不思議な感じというか、朝から梅の湯に行って入ってきたんですけども、
入ったことある人はわかると思うんですけど、噴水みたいのがあって、中が空洞になってるような噴水で、その中に顔を入れて、空洞になってるんで顔を入れて、反対側から外を見てみようって思ってしまって、
それをやったら、ずっとだから中から外、噴水の状態で雨が降ってるような感じに見えるんですよね、景色が。で、いつ止むのかなっていうことをやって、また我に戻って、何やってんだろうなとか、ちょっとしたことが気になったりとか、よくわからないです。今でも、もしかしたらこの収録中にもそういうことが出てきてしまうかもしれないですね。
近藤淳也
それは、お風呂の中で噴水の中に入ってたら、トレイルにいるような気持ちになってたってことですか?
井原知一
そうですね、外が雨降ってるんで、だから、いつ止むのかなっていう感じでしたね。
森美佐子
でも、列車は雨降らなかったんですよね。
井原知一
あと、やっぱり温泉なんで人がいるんで、ジェラシックパークじゃないですけど、人が恐竜に、恐竜って人間なんですけど、本当にみんな裸なんで、裸のこの人を、おじさんとかを観察して、こういう歩き方するんだとか、なんかこの動物を見るような、動物園で動物を見るような感覚、動きとか、
ヘアスタイルとか、なんかこう、一つ一つ特徴をずっと見てしまうような現象がありましたね。
森美佐子
どうですかね、神経が飛びきりすまされちゃったんですよね。
近藤淳也
昨日の夕方の6時ぐらいにゴールされたので、まだ一晩明けて朝っていう感じですんで、
たぶん、5日間ずっと歩き続けた、体の状態が、要はおかしいままっていうことですよね。
桑原佑輔
そうですね、おかしいですね。
昨日は寝られたんですかね。
井原知一
昨日、庵野さんで、急遽友達させてもらって、体がやっぱり痛いですね。
ただよかったのは、やっぱりトイレに何回も行って水出しはできたんで、それはよかったし、今日は昨日よりはむくんでないのかなって。
近藤淳也
そうですよね。
1日でこんなに変わるのかってぐらい。
井原知一
部屋でも面白くて、南4っていう部屋だったんですけど、下が木目帳になってるんで、
昨日はちょっともう、自分の荷物とかもなるべく動きたくないんで、置いて乱雑してる状態なんですよ。
手が届くところに置いてあるんですけど、起きて森の中に噛んだんです。部屋の中が。
森美佐子
ちょっと薄暗いし。
井原知一
これ高島トレイルの中に、でも椅子とかもカーテンとかもちゃんとあるんで、
何なんだろうな、これみたいな。そんな感じでしたね、朝は。びっくりしました。
桑原佑輔
じゃあ高島トレイルの中にいるような気持ちに。
井原知一
いるような気持ちに。
桑原佑輔
部屋の中になってたんです。
井原知一
そうです。で、ちょうど上の上が空いてるんで、ちょっとこうヘッドライトを照らすような形で、自分の荷物とかが照らされてるんで、
僕も座って、なんでこういう荷物があって、あ、でもホテルだよね。あ、終わったんだよね。っていうような、不思議な感じでしたね。
近藤淳也
いや、だいぶ生きてますね。
井原知一
今までこんなことなかったですね。
桑原佑輔
あ、そうですか。
井原知一
一回もないですね。
近藤淳也
その数々の激しいレース出られてると思いますけれど、そこまではなかったってことですか。
井原知一
なかったですね。一、二回減少を見たぐらいで、終わった後なんてそういうことはなかったんで。
近藤淳也
あ、そうですか。何なんでしょうか、違いは。
井原知一
なんか心地いいっちゃ心地いいんですけどね。
桑原佑輔
確かにさっきから聞いてると楽しんでますよね。
なんかクワクワしてる感じ。
井原知一
そうなんですよ。なんか、これどのくらい続くのかなって。
はいはい。
桑原佑輔
ちょっと楽しんじゃってますよね。
井原知一
そうですね。
近藤淳也
やっぱりそれはあれですかね、その期間の長さとか睡眠の少なさとかですか。
井原知一
だと思いますね。もう睡眠は全部でその十二、三時間ぐらいですかね。
最後まともに撮ったのがくつきのラスト60キロぐらいですかね。
そこで三時間まとめて撮って、それ以外は一時間とかあと十分、十五分とかそういう後森の中で五分とか、そういう感じだったと思うんで。
近藤淳也
だとしたら、十二時間も寝てないんじゃないですか。もっと短そうな。
井原知一
ちょっとまたダンディさんという方にサポートしてください。
桑原佑輔
計算能力もなんかあんまり当てにしない方がいいかもしれない。
井原知一
これも、これもちょっとあんまり。
今日の話僕の当てにしない方、聞いてる人。
後からね。
桑原佑輔
そうですね。
何話したか全く思い出せなかったり。
井原知一
そうですね。
森美佐子
特定性がいっぱい入ると。
近藤淳也
逆に言うとトランス状態の友さんから出てくる、どんなことが出てくるか聞くのがちょっと楽しい、楽しみっていうね。
今しか聞けないですね。
感じかもしれないですけど。
トレイルと自然の関係
近藤淳也
じゃあ見事ね、本当に素晴らしいタイムでゴールされたわけですけど、今の感想はお気持ちとかどうですか。
井原知一
安全に帰ってこれてよかったなっていう。
大自然なんで、それも結構FKT狙ってたんで、それなりのスピードでも行くし、その分リスクとかもやっぱりあると思うし。
ところどころ寒くて、もう体力が弱ってるときに、とにかくあそこのホワイトベースって、木村さんが乗ってるキャンピングカーのこと、ホワイトベースって言ったんですけど、
とにかくホワイトベースまで行かなきゃっていうようなシーンもあったりとか、ちょっと右に転んだら切れてるところもあったりとか、
いろいろと本当にもしかしたらみたいなところもあったんで、とにかく安全に帰ってこれてよかったですね。
大冒険でしたね。
近藤淳也
大冒険でしたか。
井原知一
大冒険でした。
近藤淳也
そうですか。大シガイチの大は別に偽りはないっていう。
井原知一
もうないですね。
セクション、セクションもいろんな景色もあったり、旬か秋冬じゃないですけど、シーンが変わってくんで、それをまた振り返ったときにあんなとこから来たのかとか、まだこんなにあるのかとか、ここどこだとか、
なんかやっぱり森、僕もトレイルラン好きでもう18年やってるんですけど、初めて森と喧嘩してしまったりとか。
喧嘩しちゃいました?
桑原佑輔
喧嘩しましたね。高島トレイルとは仲良くなれなくて。
何がそんなに。
井原知一
本当に。
桑原佑輔
何がそんなに嫌だったんですか。
気になりますね。
井原知一
走ってるときはやっぱり、最初こう一周するときに、その一番最初のペースの佐藤くんと話したのは、森は僕たちの会話を聞いてるからと。
で、この森、この木一つにしろ、土にしろ、我々が言ってくることは全部聞かれてるからだねっていう話をして、だからもう糸電話でつながってるようなもんなんですよ、滋賀一周。
近藤淳也
滋賀一周が。
井原知一
森、木から木にこう。
あいつこんなこと言ってたよ、あいつこんなこと言ってたよって。高島トレイルまで、僕が世の公園にいても高島トレイルの木はもう一瞬で僕がそういうことを言ってたっていうことが理解されちゃうんで。
だからまずそっから自分を正さなきゃいけないっていう。
やましい気持ちは何一つないような状態にするっていうのはすごく心がけてて。
それで何の話してましたっけ。
すみません、すみません。
高島トレイルの森と喧嘩しちゃったっていう。
喧嘩して、それで僕の心の中では高島トレイル名みたいな、どうせあと2キロって言うけど、アップダウンまた10個くらいあって、最後急な下りでやらされるんでしょみたいな。
だけど10個どころか20個じゃんみたいな。もうほんといい加減にしろよみたいな感じで、心の中で気づかれないようにちょっと駆け口みたいなのを僕は高島トレイルに言ってるシーンがあった時とかはやっぱり聞いてるんで。
近藤淳也
その時に僕のストック折られちゃったんですよね。
井原知一
パキッて折られた。あんま折れることないんですよ。それをパキッて折られて。
多分何か刺してパキッじゃなくてパキッて折れたんですよ。うわ怖っと思って。すみませんっつって。すみませんでしたみたいな。
僕が悪かったですみたいな。
桑原佑輔
とにかくあの今もうほんとにあの時ちーちゃんが最後イチゴ谷に向かって行った時にもうとにかくもうちーちゃんについてってもうすみませんもうとにかく一回ホワイトベース帰らせてください。
井原知一
もう何も何も言いませんので。みたいなそんなシーンありましたね。
近藤淳也
そうですか。じゃあまあ向こうも声聞いてるしお互いにすごい通信してるというか通じ合ってるっていう。
井原知一
僕は通信できないんですけどあっちは完全に見抜いてるって感じはしましたね。
近藤淳也
まあでも森は結構会話してるって言いますもんね。
井原知一
そうなんですね。
近藤淳也
ブナの木がたまに要は鳥に実を食べ尽くされると子孫が残せないんで不定期にめちゃくちゃたくさん実をつける年があるんですよ。
毎年同じ量だけつけてたら全部食べられるじゃないですか。いつもこれぐらい出してくれるのねって鳥が食べ続けたら実が落ちないんで。
ある時だけなんか食べきれないぐらいの大量の実をつける年があるらしいんですよ。
でもそれは同時にやらないと意味ないじゃないですか。一本だけでやってても仕方ないんで全員でタイミング合わせなきゃいけないんですし。
なんかその周期性があると読めるからなんか不定期らしいんですよ。
その不定期のタイミングがなんと本州全体であってるらしいんですよ。
井原知一
こわっ。
桑原佑輔
だから本当に喋ってるんですよ奴らは。
近藤淳也
後ろの木、切られてる。あれも木ですからね。これも全部切られてる。
だからそれと何で繋がってるか謎なんですって。なぜどうやってタイミング合わせてるかは結構本当に分かってないらしいですよ。
井原知一
せーのじゃないですか。
声ですか?
せーのでじゃないですか。
近藤淳也
結構みんなで喋ってるみたいなんで、人間のインターネットとか浅いですよねまだ。
最近数十年しか通信してないですけど向こうはもう多分何十万年とか何百万年とか多分昔からやってるけどみたいな。みんなで繋がっていってね。
井原知一
すごいですね。苔の世界もなんかすごい。
あーらしいですね。
世界一でかい苔とかすごい。
近藤淳也
あーありますよね。
井原知一
すごいですね。
森美佐子
しがいちゃんの話から。
近藤淳也
そんなにでも生き物っぽくこう、なんか割とこうちゃんと認めてるってことは、この前の池田さんの抱きつく話とかも結構共感された。
井原知一
そうですね、もう走る前からIBUKIステーションは聞かせてもらって、
想像できるものと言ってみないと分からないものとか、言ってみてあ、このことだったんだっていうシーンがたくさんあって、それはなんか面白かったですね。
近藤淳也
あー本当ですか。
はい。
井原知一
どういうのがありました?
いや、まあブナの話もありましたし、なんかこうちょっとしたことで、あ、ここのことを言ってたんだなと、ここ大変だよっていうのとかも、シャドウとかそういうサーフェイスでも全然分からないで行ったんで、
あ、でもこれは確かに危ないなとか、木が林道で木が横に生えてて、ちょっと進みづらいので、またまた。
近藤淳也
じゅんこさんが言ってたやつ。
桑原佑輔
そうそう。
近藤淳也
またまた。
井原知一
またまたって思いながら、これめっちゃ通りづらいからね。
森美佐子
言われてた通りだね。
井原知一
ささ、狩山も確かにあの、あ、通りづらいなと思って、最初こう、あの自分のストックを縦みたいにしてタタタタタタって言ってたんですけど、それだとやっぱり跳ね返されちゃうんで、
そのうち、ストックをちょっと、あの、なんて言うんですかね、こう前、こう縦じゃなくて下に捌くようにして、行くと今度このストックの紐が今度ガッて引っかかっちゃうんで、最後はあの新幹線スタイルって僕の顔からこう。
顔が。
顔からこう。
顔なんですね。
最初は顔。
桑原佑輔
ストックじゃなくて顔で突っ込んでいく。
井原知一
ちょっと薄めにして。
っていうのが一番僕は、ギャブから。
桑原佑輔
意外とこう丸い顔が。
井原知一
そうですね。
桑原佑輔
一番良かったですね。
一番良かったですね。
井原知一
っていうのとか、なんか。
いろいろとそういうシーンも、あ、これ、なんかどうやったらあそこをうまく切り抜けられるかなとか。
近藤淳也
高橋さんはね、ちっちゃくなればなれほどいい。
とにかく、獣の高さになればいいんだって言ってましたよね。
井原知一
あ、僕も下の新幹線スタイル。
あ、下の新幹線ね。
あと、ギャブとかが左左右右になってたら、こうスッスッスッスッって。
近藤淳也
あー、ちょっとボクシングみたいな。
井原知一
そう、ボクみたいな感じで行ったりとか、なんかありましたね。
はい。面白かったですね。
近藤淳也
はい。
大シガイチの挑戦
近藤淳也
じゃあちょっとあの、ともさんのその大シガイチの挑戦、ちょっと振り返っていただきたいんですけど、
一回ちょっとその、挑戦するの決めるところぐらいから、なんか何でやろうと思ったかっていう。
そうですね。
井原知一
あの、前から挑戦してるバークレーマラソンっていうのがありまして、
で、今年もコースがさらに難しくなって、参集できずに帰ってきたという感じでした。
それで、あのもう初めてもう、バークレーってもうこれでもう、僕6回目の挑戦なんですけど、
毎回こう終わる度に、翌日悔しい気持ちになって、じゃあもう来年またやるぞっていうことだったんですけど、
今年はあまりにも難しくて、そういう気にもなれずに、しばらくに3週間ぐらい、もうちょっと厳しいかなっていうふうに思っていて、
で、あの、まあトムズビットの合宿とかがあったりして、みんなとこう話したり、一緒に練習したり、一緒に釜の飯とか食べて、
そしたら次第にこう、ふつうふつう悔しいっていう気持ちが出てきて、で、もう一回挑戦する、しようと。
うん。
でも、まあ挑戦するにしても、やっぱり、さらに自分が足りないものとかあったとしたら、それを克服して埋めていって、
完走できるっていうことだとは思ってるんで、そこで、えーと、今までやったことないことをやってみようと。
で、なんか大シガイチ、大シガイチって、いろいろと、まあ知り合いも出るし、ちょっとずつ聞こえ始めて、
あ、これかなっていう。
へー。
うん。やっぱ距離もそうですし、時間もそうですし、あの、まあ累積も、距離も、自分が今までやったことないところだったんで、
まずそこが、には、自分がやったことないことなので、たくさんこう、自分が足りないものが埋め尽くされてんじゃないかなと。
うん。
同じことをやってても、結局は、そこにもあるかもしれないんですけど、たくさんはないんじゃないかなということで、まず大シガイチっていう。
挑戦の難しさと準備
近藤淳也
なるほど。
井原知一
はい。
近藤淳也
まああの、今回のね、バークレーは、たぶんその、コースがだいぶ厳しくなったと思うんで、
ともさんのせいというか、そもそも完走できる人も誰もいなかった。
そうですね。
桑原佑輔
わけですし、その、全部を自分のせいとするわけでも、じゃなくてもいいのかなと感じなんですけど。
井原知一
はい。
近藤淳也
そこやっぱ解釈としては、何かが足りないっていう解釈をされてる。
井原知一
そうですね。
あのまあ、バークレーって毎年毎年難しくなっていって、コースも変わるので、二度と同じバークレーっていうのはないんですよね。
あの、完走者が出なくても、ちょっと本の数を減らしたり、減らすことはない、増やしたりとか、距離を伸ばしたり、累積を伸ばしたりするんで、
でも、バークレーってその本当にこう、完走できるかできないかぐらいのところに線引きがあるんで、
まあどんどんどんどんやっぱりプレイヤーもうまくなるし、
あの、誰かが失敗して、そこから学んでまたこう、なってくんで、
だから、難しくなったっていうことは、そうあるべき、でいてほしいなとは僕は思いますね。
仮に僕がそれを完走できなかったとしても、
いつかもっとすごい人が現れたら、それは人間のスーパースウィートみたいな人が出てきたら、
完走してほしいなとは思ってますね。
僕のために簡単にしてほしくないとは思います。
こう、もう1908、あの、もう30年前からもう、その時に一番難しいものをみんな挑戦して、
それでももう1%の人が、ごくわずかですけど完走して、
99%がやっぱり辛い思いしたりとかしてるんで、
僕はそっちの99%側に今入ってるんじゃないかなと思うんですけど、
まあそれによって自分もこう、次何やろうかな、次何やろうかなっていう、
本当に自分の肥やしみたいになってるんで、それを、いいですね。
近藤淳也
じゃあ、その完走者が出なかったとしても難易度は下げてほしくない。
桑原佑輔
そうです。
近藤淳也
それよりも自分を高めて追いついていこうという。
それにしても今まではすぐに、来年こそ絶対っていうふうに思われたのが、
今年はすぐに思えなかったっていうのは何が違ったんでしょう?
井原知一
あんまりにも難しくて、去年完走者が5名いたんですね。
で、トップの人が58時間45とか、1時間15分残し。
で、2位以降に関しては30分残し。
で、最後は3分っていう。
ジャスミンパレスが90秒前にゴールしたんですけど、
あの難しいコースで90秒って、
今年のコースはさらに1周あたり2キロ増えて、
1周750増えたんですね。
それは僕が走った後にストラバとかで、
自分が通ったルートをどこでミスしたかってわかるんで、
だいたい距離にして、来年のコースより1周あたり、
そのくらい増えてるんですね。
そうすると、全体的に15キロ増えてて、
累積も3000近く、3500ぐらい上がってるんで、
1時間しか猶予がほぼない中で、
15キロの3000って、それも高島トレイルみたいな、
想像してもらうと。
何回か出てくるな、高島トレイル。
桑原佑輔
相当棒半端。
井原知一
やられましたからね。
でも今はもういい友達になってると思う。
次は仲良くできそうですからね。
なんで、やっぱり相当難しくなってるなっていう感じはしましたね。
じゃあちょっと差がありすぎて、
近藤淳也
ちょっとすぐにやる気になれなかった。
着たくされたみたいなところがあったんですね。
井原知一
そうですね、あったと思うんですね。
桑原佑輔
その中で周りの方が大シガイチされててっていうのは、
近藤淳也
大淵さんとかも先に、
挑戦されて結構いい。
井原知一
あとみちゃこさんも、コーチングさせてもらってるんですけど、
大シガイチ、あとえりかさんもそうですし、
あいさんも。
3名女性の。
じゃあトムズピットのメンバーが、
近藤淳也
3人ぐらい今回挑戦されてる。
その方々にはどういうアドバイスをされてたんですか?
井原知一
いやー今考えるとちょっと、的外れだったかな。
想像がやっぱりやったことないことなんで、
桑原佑輔
タイムテーブル作るにしても、
井原知一
鈴鹿セブンのあそこら辺の進み方とか、
高島トレイルとか、もちろんタイムテーブル作るときって
だいたいこう20%ぐらい下がってとか作ってくんですよ。
やっぱ体力って落ちるんで。
でもやっぱりサーフェイスとか、
そういうのがあって、
そこら辺も含めてなんか、
セクションセクションでタイムテーブルとかも、
ちゃんとしっかりやんなきゃいけないかったと思うし、
あとみちゃこさんの場合は、毎週通勤スタイルなんで。
通勤スタイルね。
週末にもう全力で、
全力で、
全力で、
週末に全力を注ぐわけですよ、2日間。
金曜日の夜から行って、
ちょこっと寝てとか寝ないでそのまま行くんですよね。
そうすると木曜日とかには絶対準備とかもしなきゃいけないし、
買い出ししなきゃいけないし、
終わった頃には月曜日からまた仕事があって、
中で僕はもう月曜日とか火曜日水曜日は、
リカバリーランクをちょっとね、
入れたほうがいい、ちょっと体を動かしたほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、
でもこれだけの負荷やってたら、
全部レストにしてもいいぐらいなんじゃないかなということで、
1回ミーティングしてね、
森美佐子
最初はジョグが必ず入ってたんですけど、
ちょっと無理ですって話をしたら、
無しにしていいよって言ってくれるかなと思ったら、
じゃあ走れたら走りましょうの選択肢を与えられたんですよ。
もう選択肢与えられたら、ちょっとレストのほうに行っちゃいますよね。
近藤淳也
そっか、じゃあ普段のトレーニングメニューは全部友さんに管理してもらっていて、
桑原佑輔
大シガイチに通うことも踏まえて、
近藤淳也
組んでもらう中で。
森美佐子
でももう5月はもう完全に無視してましたよね。
他者の挑戦と成長
森美佐子
あと行くところもその週に変わっちゃうので、
お天気とかいろいろ考えると。
そうすると最初に提出してた自分の計画と、
友さんから言われてたのと、
どんどんちょっと変わっていくっていう感じがあったので。
井原知一
ここ行くって言ったら、
実はいたら違う場所になるんだけど。
近藤淳也
ちなみにみちゃこさんはね、
東京から週末ごとに通われてっていうスタイルで見事完走されましたけど、
桑原佑輔
結局何回通われたんですか。
森美佐子
ちょっと昨日の夜、夜のような数えたら、
延べ日数は20日だったんですけど、
7回通いました。
散財しました。
近藤淳也
いくらぐらい、ちなみに。
森美佐子
でも20万ぐらいは限りできません。
だって往復だけで3万ぐらいかかるじゃないですか。
近藤淳也
新幹線で通われたんですよね。
往復3万ぐらいで、新幹線でだけでじゃあ20万。
森美佐子
で、何回か宿泊したりもしたので、
もう考えたくないですよね。
桑原佑輔
でも海外レース1本ぐらい。
森美佐子
そうですね、1本行ってたかな。
近藤淳也
で、3ヶ月楽しめたって思います。
森美佐子
そうですね。
桑原佑輔
1週間で終わるんでね、海外レース1本。
井原知一
こんどさん誰かにも言ってませんでしたっけ。
海外レースで。
近藤淳也
そうですね、前回のエピソード。
桑原佑輔
そうですね、3ヶ月で20万楽しめたら安いんじゃないですか。
井原知一
そうですね。
近藤淳也
じゃあ、ともさんのアドバイスは参考になりましたか。
森美佐子
ともさんのアドバイスというか、逆になんか。
井原知一
僕はアドバイスもらってました。
桑原佑輔
そうなんですか。
森美佐子
アドバイスというか、行ったことあるのは、
私の方が回数が多かったので、レークビアとかでも走ってるし。
なんかそういう話をしましたよね。
学校だからきっとこのぐらいかかります。
じゃあそうしましょうかみたいな、そんな感じでした。
近藤淳也
なるほどね。
どうです、教え子のみちゃこさん、感想ちゃんとされたっていう。
井原知一
嬉しいですね。
近藤淳也
されるとは思ってました?
井原知一
もちろんですね。
たくましく帰ってきましたね。
フィジカルだけじゃなくて、やっぱり精神面も含めて、すごいなって。
やっぱり自分もあの中入って、ここ通ったのかっていう、いろいろ想像しましたね。
特に自分の教え子なんで。
で、合宿とかも一緒に走るじゃないですか。
だからそういう姿も見てるんで、
ここ行ったんだなとか、ここだったんだなとか、
これどういう気持ちになったのかなとか、そういう感じでしたね。
桑原佑輔
みちゃこさんがこの坂下りながら、どんな気持ちだったんだろうかって思いながら通っていった。
近藤淳也
まあでもそういう普段一緒に活動されている方々が挑戦されてっていうのは、
いろいろそうやって思えるのがまたいいですよね。
井原知一
本当に、この大シガイチ完走する人、一撃じゃなくても、
通勤でも何の際でもとにかくあんな中に入って無事に帰ってこれたっていうことがすごいと思います。
全員すごいと思います。
近藤淳也
そうですか。
せっかくバークレーとかは、もっと道なき道とか、
棘があったりとか、だいぶもっと険しいと思うんですけど、
そういうのに比べたら全然道がある方だと思うんですけど。
井原知一
そうですね。
なんかプレイスタイルが違うというか、
宝探しとちょっと違うのかなっていう感じはしますね。
森美佐子
私は私で走りながら、
トモさんだったらここ簡単に行くんだろうなとか、
ここ間違いないで行くんだろうなとか、
どういう感じで行くのかなとか、
このもう本当に落ちそうな下りとかも、
ささささって行くのかなとか、
なんかいろいろ、逆に私はトモさんがどうやって走るんだろうっていうのを聞いてみたいなって思いながら、
あそこどうやって走りましたって後から聞きたいなって思いながら、
走ってました。
桑原佑輔
でもそうやってこう厳しいとこに行くと、
近藤淳也
お互いのこと思うっていうのがいいですね。
森美佐子
そうですね。
みんなだったらどうするかなっていうのが、
やっぱり具体的にトモさんこれから走るっていうのを知ってたので、
トモさんだったらきっとここなんてことないなかったりなんだろうなとか、
桑原佑輔
まっすぐ行っちゃうのかなとか。
森美佐子
そうそうそう。
すごい想像しながら走ってました。
それがちょっと面白かったです。
だから楽しみになりました。
ゴールしたらそういう話ができたらいいなと思ってて。
近藤淳也
ちなみにそれ一番思ったのどこですか?
森美佐子
高島トレイル。
桑原佑輔
よく出てくるな。
高島トレイルの探求
森美佐子
奥IBUKIから高島トレイルですね、やっぱり。
奥IBUKIの笹刈山のあたりもそうだし、
あと高島トレイルのいちご谷に降りてくるところとか。
井原知一
大地、高島さんって誰なんですか?
高島兄弟じゃないですよね。
ずっと思ってたのに誰ですか、高島さんって。
桑原佑輔
人ですか、あれ。
地名なんですか、あれ。
町の名前っていうのが高島氏なんです。
井原知一
そうなんですね。
桑原佑輔
それが誰かって言われたらちょっと地名ですね。
井原知一
地名、人じゃないですね。
桑原佑輔
昔はくつき村と牧野町と、
近藤淳也
真ん中が高島氏だったのかな。
桑原佑輔
ちょっと分かんないですけど、3つぐらいくっついて、
近藤淳也
今高島氏になっているんですけど、
その語源はちょっとよく分かんないですね。
井原知一
ずっと気になってましたね。
高島って誰なんだろう。
森美佐子
平トレイルに入ってもまた高島トレイル。
井原知一
平比叡くつきからスキー場じゃないですか、
キャンプ行くじゃないですか。
森美佐子
群長岳の方に。
井原知一
平比叡っていう気持ちなのに、
高島トレイルの表記式があって、
近藤淳也
終わりました?
井原知一
聞いてないんだけど、みたいな。
終わりましたよね、みたいな。
森美佐子
高島トレイルとお別れしたのに。
井原知一
勘弁してよ、みたいな。
桑原佑輔
えーって。
で、途中からひらひらだったら、
おい、勝った?って思って。
まだ続くの?って思って、
勘弁してくださいよって思って。
井原知一
すごい、ともさんがこんな高島に。
桑原佑輔
やられてるの面白い。
なんかあれですか、破節音みたいな感じの
近藤淳也
誰かの名前だと思ってたんですか。
井原知一
いや、もうとにかく何なんだろうな。
森美佐子
高島というものが何者なのかみたいな。
桑原佑輔
よくわかんない。
井原知一
いやー、高島トレイルのあれは怖かったですね。
桑原佑輔
また出てきたんだよね。
井原知一
あれやめたほうがいいと思いますけどね。
なんで、くつき以降、
あれ置かないほうがいいと思いますけどね。
桑原佑輔
なんでそのくつきの後にあったんだろう。
近藤淳也
そんなのありましたか。
井原知一
ありますあります。
森美佐子
だけど、くつきの道の駅の裏側の
河川敷のところに、
なんか高島トレイルっていう標識があるので、
私はもうちょっと続いてるのかとは思ってました。
で、途中から平、きれいに変わるのかなと思ってたんで、
私はなんとも思わなかったんですけど。
あれですよね、ともさんはちょうど
そこが一番疲労が来るタイミングで
高島トレイルに入っちゃったから、
そんななっちゃったけど、
たぶん高島トレイル単品で行ったら
もっと全然楽しめてるとは思うので。
大淵さんの挑戦
桑原佑輔
逆回りで行くとかね、行ったらたぶん
近藤淳也
すごいまた違う印象だと思うので。
井原知一
近づいたら嫌いじゃないんで、
あのあれ系は。
だからタイミングがちょっと
高島さんと仲良くするタイミングが悪かったと思いますね。
桑原佑輔
あ、そうですか。
近藤淳也
でも結構高島トレイルの後半で
僕ちょうどご一緒させていただきましたけど、
結構軽快に歩いてて。
井原知一
あの時やっぱりこの先フワッと
人に会うと良かったですね。
近藤淳也
じゃああの後が結構あれですか。
井原知一
そうですね。
ちょっとやっぱ足使いすぎちゃったっていうのがありました。
近藤淳也
あ、そうですか。
いやー。
桑原佑輔
はい、まだちょっとあの参戦前の話でしたけど。
近藤淳也
ちなみにその大淵さんがね、結構いいタイムで、
それこそ同じダンディさんのサポートを受けて、
7日と18時間で一周されてましたけど、
そちらはどういう風にご覧になられてましたか。
井原知一
そうですね。
やっぱどういったところを走るのか。
なんか距離と累積だけじゃこう、
想像できない。
距離と累積だったらね、ゆっくりめなのかなってなるけど、
あそこに今度あのサーフェイスとかが来たりすると、
ああ、そうなんだなっていう。
やっぱ時間かかるんだなっていう。
はい。
みちゃこさんも部分的にこう、回ってる時に、
高島トレイルはこんだけかかる。
え、そんなにかかるの?っていう風に思うぐらいのタイムだったんですけど、
やっぱりかかるんだなとか。
近藤淳也
じゃあその大淵さんでもこんなにかかるんだなっていうので、
ちょっとなんかどんな道なんだろうみたいな感じで行ったっていう。
井原知一
そうですね。
あとは福井くんが出した記録もあったんで、
そこと照らし合わせて、
じゃあ自分だったらどこら辺の位置に行けるのかなっていうのは、
はい。
想像してましたけどね。
なるほどね。
近藤淳也
はい。
エントリーのコメントが、
まず自分にはまだ足りるものがあるっていう、
この出だし。
井原知一
はい。
桑原佑輔
これは宮本武蔵。
井原知一
五輪の書で。
はい。
メインクエストで。
はい。
近藤淳也
やられてた。
はい。
で、目標が125時間以内の感想を目指しますっていう風に最初書かれていましたけど、
これはじゃあそういう辺りから算出されたっていう感じだったんですかね。
井原知一
もうやりたいっていう。
もうどんなサーフェイスラウドだろうと、
どんな何が来ようとやるんだっていうその意気込みだったので、
もしかしたら蓋開けてしまったら嘘だったかもしれないし、
でもとにかく誰かがやっぱり福井くんができたってことは、
僕にはもうできないことはないんじゃないかなっていう、
もうそういう気持ちでした。
はい。
近藤淳也
その福井さんはまあ124時間だったわけですけど、
あえてその125と書かれたのは、
なんかそこをあんまり意識してなかったですかね。
井原知一
そうですね。
やっぱりFKTなんで記録は抜きたいなっていう気持ち。
まあ全く同じコースではないので、
一概に比べられないんですけど、
ほぼ90%ぐらい一緒ですかね。
近藤淳也
そうですね。
井原知一
その中で同じぐらいのタイムというのを、
近藤淳也
という意味でちょっとキリがいいとこで125。
じゃあ一応やっぱり最速を目指して、
井原知一
それぐらい設定されたということですかね。
近藤淳也
そうですね。
他に本番に向かうまでにどんな準備されていったんですか。
井原知一
結構予定が詰まってたんで、
1週間前に100枚目も78本目を終えたりとかしてたんで、
とにかくそれ終わってからもうレストして、
あとやっぱりIBUKIでもやっぱり聞いてると、
みんな準備が90%ぐらいってたんで、
そこら辺の準備とかですね、
ギアウェア食べるものの選択とか、
新たにやってみたい補給とか、
あとはダンディさんとの調整だったり、
近藤淳也
はいそこら辺ですね。
なるほど。
今回6月の3日にスタートということで、
この時期っていうのはどうやって決めたんですかね。
ちょっと皆さんに後というか、
桑原佑輔
シーン打ち、登場って感じで、
井原知一
最後に本命現れたって感じでしたけど、
もうここしかなかったんですよね。
そうですか。
もうあさってにはもうコーチングのミーティングも詰まってるし、
井原知一
スタートする前日はTDTって僕がやってる、
買って100マイルのバンケットがあって、
TDT200もあったんで、
もうここにすっぽり入れるしかなかったなっていうことだったので、
もうここで。
で、もともとはオクシナの50K走る予定だったんですけど、
それもちょっとどうしてもこっちやりたいということで、
RDの山田くんにもちょっとこういう理由で、
準備とスタート
井原知一
足りぬものがあるんで行ってくるって言ったら、
じゃあ行ってきてくださいみたいな。
桑原佑輔
足りぬものがあるので行ってくる。
近藤淳也
かっこいいな本当に。
井原知一
で、ダンディさんにサポートしてもらえないかなって言ったんですけど、
うっかりダンディさんがオクシナの100入ってんのを、
ちょっと忘れて言っちゃったんですよね。
で、ダンディさんはここ以外だって言ってて、
そういえばオクシナの入ってたなって悪いこと言っちゃったなって。
僕がお願いすることに対してダンディさんってほとんど断らないんですよね。
で、ちょっと待ってください調整しますって言って、
行けますってなって。
近藤淳也
ダンディさん自身がエントリーしてたってことですか?
井原知一
そうなんですオクシナの100。
で、ちょっとその10分後に調整しますんでって言って、
桑原佑輔
こっちの方が面白そうだからこっち行きます。
じゃあ自分のレースっていうかエントリーも蹴ってきてくれたんですか?
近藤淳也
蹴ってきてくれたんですよ。
なんかあの高島トレイルで、また高島トレイルですけど、
小川でマイク回しててダンディさんもちょっとお話聞かせてくださいって言ったら、
もう僕はいいですとか言ってて、
すごいあれだけやられてるのにお話。
桑原佑輔
ともさん聞いてください。
近藤淳也
すごい方だなと思って。
井原知一
いやもう本当に自分のために全神経全全全てを捧げてくれるっていう、
見た目とはまたちょっとハートの熱い男だったんですよ。
見た目とはね。
見た目はね怪しいですよね。
毛になんかこう紐付けに。
森美佐子
なんかね、アクセサリーして。
井原知一
おしゃれな。
おしゃれな。
ふくらはぎに老人っていう建物。
近藤淳也
老人って書いてますもんね。
森美佐子
アウトローって最近言ってますよ。
桑原佑輔
アウトロー。
近藤淳也
なるほど。
じゃあそうやって準備されていって、
桑原佑輔
あとそのペーサーの方も結構ね、
近藤淳也
大淵さんが一回一周された後に来られてますけど、
その辺もわりと序盤最初から決まってたんですか?
井原知一
いや決まってなかったんですよね。
そうですか。
トモスビットを僕が5日間走るってことはお休みになるんで、
少しやっぱり一緒に走るセクションとかも、
なんかこうコーチングできればいいかななんてちょっと
安易に思ってたんですけど、
それでトモスビットのディスコードチャンネルっていうのがあって、
そこで走るけどどうですかみたいのは流したんですよね。
もちろん平日さんで、
ミチャコさんだけですかね。
最後のセクション。
そうですね。
一緒に走るって言ったの。
それぐらいですかね。
ペーサーっていうのは、
トモスビット以外には特には言わなかったというか、
で僕が走るっていうおそらく噂から、
僕も僕も私もっていうのが出てきたという感じですね。
ちーちゃんももう本当に急遽、
なんかどうしても行きたい。
ダンディさんと一緒でもうこっちの方が面白そう、
何かあるかもしれないっていう気持ちで来てくれたっていうのは
昨日ダンディさんから聞きました。
仕事を一週間分ババーって終わらせて、
もうこっち来ちゃえば後はもう何とかなるということで来たっていうのを聞いて、
あ、そうだったなって。
そうですか。
近藤淳也
総吹さんは何かじゃあこっちの方がってことは何か予定があったってことですか。
井原知一
お仕事があったと思うんですね、通常通り。
ただまあそれを早く終わらせて、
こっちに時間を作ってくれた。
こっち来ればわかんないです。
私にも何かトモさんを助けることもできるし、
また今後の自分のルートラリーにもつながる何かがあるのかもしれない。
だから行ってみようっていう、
近藤淳也
それが何かよくわからないけどっていうことで来たっていう風に聞いてました。
結構な距離一緒に走られてましたよね。
井原知一
そうですね。
何キロぐらい?
近藤淳也
100キロぐらいは走ってました。
じゃあ一周すでにしてたのに、また4分の1周ぐらいしちゃった。
森美佐子
しかも結構きついところを一緒に行かれてましたよね。
近藤淳也
結構夜とかも行かれてましたし。
井原知一
結構夜一緒に走ってくれたっていうのが大きかったですね。
近藤淳也
しかも道を知ってるっていうのが安心感がありますよね。
井原知一
心強かったですね。
近藤淳也
そうですね。
じゃあまあそんな感じで、6月3日スタート迎えられて、
どうでしょう、その序盤からどんな感じだったんでしょうか。
井原知一
そうですね、やっぱりワクワクしましたね。
スタートして最初の2キロぐらいに、
帰ってくる所と行く所の分岐の所に一つの木があるんですけど、
そこ行った時にペイさんの、最初からペイさんやぶくんがついてくれた時に、
これここ来た時にどう思うんですかね、みたいな。
いう会話をしましたね。
それは行ってみないと分からないから、
ちょっとそれすごく楽しみにしてましたね。
帰ってくる時にどう思うのかなっていう。
大シガイチの経験
井原知一
すごい。
でもそういう話もしながら、やっぱり先ほど言ったように、
森は聞いてるから調子に乗るなという会話をして、
あとは序盤でまだまだテンションが高いんで、
Spotifyのドラゴンクエストのプレイリストを書きまくって。
桑原佑輔
冒険ですね。
やっぱりRPG。
やっぱりRPGなんかな。
近藤淳也
大シガイチ。
井原知一
すごい良かったですね。
近藤淳也
そうなんですか。
勇者の気持ち。
井原知一
勇者の気持ちで。
桑原佑輔
2日目には飽きちゃいましたけどね。
井原知一
でもやっぱり、リアルロールプレイングでしたね。
もう途中からペイさんがついてくれたりとか、
途中お墓になっちゃった、
看護犬みたいになってしまった。
桑原佑輔
どういうこと?
井原知一
ちょっと体力がなくなってしまって、
ついて来れなかった方もいたり、
ちょっと調子が悪くてとかいうのもあったし。
仲間が調子が悪くてというのもあったし。
で、また復活してとか、
ちーちゃんに関しては全部来るわけじゃないんですけど、
途中からまた出くわして、
で、今度ホワイトベースに行くと、
木村さんが魔法使って僕を。
桑原佑輔
あ、そうか。
森美佐子
ヒゲルギーを戻してくれて。
桑原佑輔
あのヒゲのおじさんは魔法使いですか?
森美佐子
似合う。
桑原佑輔
似合うな。
井原知一
で、ホワイトベース戻ると、
僕の動作一つ分かってるんで、
すぐザックを下ろしてくれて、
ストックはもう同じ場所に置いて、
中入ってください。
僕洋服を脱いで、
で、そのままホワイトベースの中はベッド二つになってるんで、
片側はギアウェア、
もう片方は僕が専用で寝る場所になってるんで、
そこで寝たら、
もう空気の流れのように、
二人が僕の足をマッサージし始めて、
そこには僕の食べ物があって、
僕はもう食べてる間に足とかマッサージしてもらって、
で、ホワイトボードにタイムテーブルも書いてあって、
そこで次の距離も累積もどのくらいかかるんだ、
だから補給がどのくらい必要なんだっていうのは、
僕が頭の中で考えられるようにディテールを教えてくれて、
それで持ってくものとかも選び始めて、
本当にもう無駄ひとつない流れという感じでした。
近藤淳也
すごいですね。
ホワイトベースっていうのは、
レンタカーなんですか?
毎回でも使うっていうのは、
桑原佑輔
同じところで借りて、
そうです。
だいぶもう使いこなしてるんですよね。
もう自分で設計したんじゃないかくらいの感じで使いこなされてたんだけど。
井原知一
一ヶ月間借りっぱで、
ただ途中メンテナンスとか出さなきゃいけないんで、
使わないときはレンタカー屋さんに持って行って置いておいて、
使うときになったらまた出動っていうような感じだったらしいですね。
近藤淳也
ガンダムですか、ホワイトベース。
井原知一
そうですね。
もうガンダムみたいなもんですね。
見た目はちょっとリーゼントみたいな。
これリスナーの人よく聞いたらちょっとよくわからないですけど、
車を横から見るとリーゼントの車に見えますよね。
桑原佑輔
多分ハイエースですね。
ハイエースの上にベッドになる場所があって、
頭の上に出てるから、あれがリーゼント。
大丈夫ですか、ずっと幻覚見てる感じ。
井原知一
魚で言ったらナポレオンみたいな。
森美佐子
ナポレオンの意思みたいな。
井原知一
そうそうそう。
桑原佑輔
トモさん、例えがお上手ですよね。
近藤淳也
そうですか。
いつもトモズセオリーのときも、
例えられる、例えが楽しいなっていう。
お好きなんですかね、いろんなものに例える。
井原知一
あんま考えないです。
近藤淳也
そうですか、意識されてないんですか。
井原知一
してないですね。
近藤淳也
いつも例えてますよね、何でも。
井原知一
僕が子供のように物事を説明してもらわないと、
わからないんですよ、僕は。
なので、皆さんは子供だとは思ってないですけど、
僕が説明するときには、分かりやすく説明するように、
のが癖なのかもしれないです。
僕がそうされると、分かりやすいんでっていうことです。
桑原佑輔
何かに例えるのは、いつも考えてるんですか、
近藤淳也
これはあれだなっていう、
連想ゲームみたいなことをしてる。
井原知一
思いつきですかね。
思いつきですね、そのときの。
近藤淳也
はいはい、思いつくんですね。
これリーゼントだって。
桑原佑輔
これリーゼント。
井原知一
そうですね。
森美佐子
言われてみると、あれリーゼントにしか見えなくなりますから。
近藤淳也
確かに、そうかもですね。
最初は雨が、多分初日降ってたと思うんですけど、
順調に入っていったんですかね。
井原知一
後半、晴れる。
本当僕、1週間とか2週間前から天気が出始めるんで、
すごいチェックしてて、
ダウン、ダウン、ダウン、ダウン、ダウン、
冷めます、冷めます、みたいな。
そうしたらうまく初日、
最初2日間ぐらい雨だったのが変わってきて、
1日目だけだったんですよね。
あとはもう、暑い。
暑いほうがいいなっていう。
近藤淳也
暑いほうがいいんですか。
井原知一
泥だらけになってやっぱり急な斜面行くんだったら、
近藤淳也
雨よりはっていう。
井原知一
まあそっちのほうが安全かなって。
あとは水不足になるっていうのは、
それまた危険なんですけど、
でも晴れのほうが絶対いいなと思って、
天気予報見たとき俺ついてるわっていうのは、
まず思いましたね。
桑原佑輔
いやもう結構ね、梅雨も近づいてきて、
近藤淳也
6月ってちょっと天気心配だったんですけど、
桑原佑輔
本当に最初だけ雨予報で、
近藤淳也
あとね、なんかバッと。
森美佐子
そう、見事な。
桑原佑輔
見事にこうなんかある予報並んだんで、
近藤淳也
いやともさん持ってるなと思って見てたんですけど。
井原知一
本当に、なんか、なんか、
今回、今回が挑戦するべき日なんだよって、
言われてるような気がして、
ならなかったですね。
森美佐子
きっとは喧嘩しちゃったけど。
井原知一
今日は喧嘩。
桑原佑輔
でも和解したんですよね。
井原知一
そうですね。
それもドラクエでやっぱ天気も、
天気っていう見方もあって、
やっぱりロールプレイングで、
僕が一つプレイヤーで行くんですけど、
やっぱこうみんなでこう進んでいくっていう感じは、
もう本当にそういう感じはしましたね。
最初はやぶくんが世野公園まで、
しがらぎ駅までですね。
高見の予定が結構いい感じに進んでたんで、
しがらぎまで行ってくれて、
しがらぎから、
あのさっき、
鈴坂7のあそこら辺の途中の、
えーと、
武兵。
一人でしたね。
夜のセクションも多くて、
鈴鹿は結構大変っていう。
昼も多いし、
聞いてたんで、
池田さんの回とかで、
小説とかそういうのをオーディブルで、
一回ストックした方がいいっていう話もあったんで、
僕もあの、
桑原佑輔
いきなり三宅さんが笑い始めた。
井原知一
それで、
僕も音楽好きなんで、
音楽いつも聞いてる、
お気に入りのやつとかあって、
で、
木村さんにもいい本とかも紹介してもらって、
それも入れたし、
で、こういう小説系で何かいいのないですかって言ったら、
村上春樹。
で、僕は村上春樹さんの本とか、
全く聞いたことも、
読んだこともない。
そうなんですか。
名前は知ってます。
近藤俊彦とか、
マッチとか、
桑原佑輔
そういうような、
近藤淳也
有名人として名前は知ってるけど。
井原知一
近藤正彦ですけど。
桑原佑輔
田原俊彦。
森美佐子
田原俊彦と一緒になっちゃったなって思う。
井原知一
それで、
鈴鹿入った時に、
暗いし、
ちょっと楽しみにしておこうかなって
撮っといたんですよね。
村上春樹さんの。
どういう話かわからないですけど。
それで、
寂しくなってきたし、
ここだって聞こうと思ったら、
まず、
0.9倍速になったんですよ。
僕、それ後々知ったんですけど。
0.9倍速で、
パッてスタートしたら、
目の前に、
近藤淳也
首のない男が、
井原知一
こちらを見て、
怖っ!とか思って、
すぐ消して、
なんだこれ?とか思って、
桑原佑輔
なんなの?とか思って、
井原知一
間違った?みたいな。
近藤淳也
そんな小説ありますか?
桑原佑輔
目の前に首のない男?
近藤淳也
騎士団なんとかっていうのがありました。
騎士団長殺しか。
井原知一
そんな冒頭でしたっけ?
怖くて、
気持ち悪い!とか思って、
すぐ消して、
桑原佑輔
音楽のプレイリストにしたっていう。
井原知一
で、明るくなってから、
ちょっと聞き始めたっていう。
感じだったんですよね。
どんな話なの?
結局聞き終わらなかったんですよね。
仲間との絆
井原知一
上と下あったんですけど、
なんかこう、
ペースが合わなかった。
桑原佑輔
そこも仲良くなれなかったんですか?
井原知一
で、後ろ気になるんですよ。
なんかいるんじゃないかなっていう。
そういう。
だから、怖い系の
ああいう話はちょっと、
桑原佑輔
一人の時は。
近藤淳也
いや、騎士団長殺しは怖くないですよ。
怖くないですか?
井原知一
え、怖かったですか?
最初の。
えっと、
ヒゲ。
刺さなきゃいけないですよね。
私を、騎士団のところ。
私を、今、
殺さないと、
誰かを助けられないんだ。
みたいな、そんなシーンとかあって。
そこは別に怖くない。
そこまで行くと怖くないんですけど、
最初は、なんか、
どういうミステリーになるのかなっていう。
近藤淳也
はい。
なるほど。
井原知一
夜の区間には合わなかったですね。
森美佐子
誰もいないね。
真っ暗な夜に。
いかにも出てきそうな森の中で。
井原知一
横田の池田さんが言ってた、
なんだっけな、なんか、
箱根駅伝とかあれを、
そっち系の、
あれの方がもしかしたら良かったかもしれないですね。
桑原佑輔
ちょっと間違っちゃいましたね。
近藤淳也
完全懲悪系が気持ちいいって言ってましたよね。
井原知一
池田さんね。
なんでこの話になったんでしたっけ?
いやいや。
最初のセクション。
鈴鹿セブン入る前に、
そんなことがあって。
一箇所だけちょっと、
三国岳とかあそこら辺ですかね。
もう、
虎ロープの向こう側を行かなきゃいけない
っていうところが一箇所あって、
そこだけがちょっと、
崩れてたせいもあって、
ちょっと分かりづらかった以外は、
そこは特に問題なかったし、
昼も、
塩対策してたんで、
ロングソックスに塩をいっぱい、
ホワイトベースで塗っておくんですよ。
靴下に塩を塗るんですね。
近藤淳也
はい、そうです。
塩対応って言ってました。
井原知一
塩対応。
お菓子でもありますよね。
桑原佑輔
ラスクっていう。
森美佐子
あれは砂糖じゃないですか。
近藤淳也
砂糖だけど、あのぐらい塗っちゃう。
桑原佑輔
もう粒が見えるぐらい塗る。
近藤淳也
塩対応って昼に対して塩対応って。
井原知一
そうです。
足、靴、全部塩が、
ほんとに見えるぐらい、
真っ白い状態にしといて。
効くんですか?
効きました。
タイムラグが出るんですね。
昼が嫌だな、嫌だなって。
この人塩ついてる、嫌だなって。
だけど塩がないと、
酢が上がってくるんで。
彼ら早いんで。
その塩ついてると、
タイムラグがあって、
桑原佑輔
嫌な予感するなって思ったら、
ペッペッペッってできるんで。
近藤淳也
なめくじみたいにキューってなって、
死んじゃうとかじゃないってことですか?
井原知一
またかければ、
死にますけど、
走ってると取れちゃうんで。
取れたところからまた、
彼ら上がってきちゃうんで。
ただそのタイムラグがあるせいで、
やっぱり、
近藤淳也
あんまり噛まれなかったですね。
そうですか。
森美佐子
塩。
塩対応っていう商品作れば。
近藤淳也
単なる塩でしょ。
森美佐子
塩がソックスに付きやすいとか、
桑原佑輔
リエーターに付きやすい塩とか。
井原知一
塩が付きやすいソックス。
漬物石とか、
漬物みたいなソックスがあればいいんじゃないかなって。
塩味みたいな。
音楽と天候の影響
桑原佑輔
なるほどね。
井原知一
ずっと染み渡ってる。
だけど、
汗かいても、
痛くもないし、
っていうのがあればいいんじゃないかなって思いましたね。
近藤淳也
そうですか。
一般的なんですか?
井原知一
思いついたんですか?
以前にやっぱりヒルがいっぱいいるとこ行ったときに、
すごい嫌な思いして、
いろいろ市販のスプレーとか
いっぱいあるんですけど、結局は
近藤淳也
塩が一番いいっていう。
井原知一
だから僕はもう常にウエストベルトにずっと
ジップロックに塩入れてます。
常に塩が一番。
近藤淳也
そうですか。お清めっていうかね。
そんな感じもしますもんね。
桑原佑輔
なるほど。
近藤淳也
鈴鹿は全然大丈夫でした?
鈴鹿はなかなか進まないっていう話も
あったっていうことでしたけど。
井原知一
そうですね。あそこら辺から
距離感がやっぱり
タイムテーブルの工夫
井原知一
アルプスみたいな距離感だなっていう。
高尾みたいな里山から
アルプス行ったときに
20キロでしょっていう。
こんなもんでしょっていうところが
やっぱ想像以上の倍、
3倍とか
かかったんで、
もうラスト2キロとか
めちゃくちゃ下手したら1時間とかも
かかっちゃったりもするんで、
そこら辺からちょっと距離感と
時間が、これ僕作った
タイムテーブルかなりタイトなんだな
っていうふうに思ってましたね。
近藤淳也
じゃあ最初はスペック見たら
これぐらいできると思ったけど
やっぱり進まないなっていう。
井原知一
最初はスタートしてから
世野公園までは僕が得意としている
里山エリアなんで、
だからタイムテーブルよりは
本当にゆっくり行っても貯金できる
ぐらいだったんですけど、そこら辺からも
鈴川あたりからも
ずっと貯金どころか
自分のタイムテーブルより
かかったんで、なんで
常に常に追ってるっていう
かけむしゃって
僕は呼んでたんですけど
サブ20の
タイムテーブルと25の
タイムテーブルがあって
とにかく
今回タイムテーブルの中には
休憩は全部で
20時間ぐらい
とにかく入れといたんですね。
そこで休憩するっていうわけじゃなくて
それをあくまでも
指標として
休むんだっていう
指標として適当なところに入れてたんですけど
やっぱり僕より
多い時だったら
5時間前にかけむしゃさんが
参考しちゃうんで
5時間先にいて
僕は追ってる形で
かけむしゃさんが次の
ところで
15分休憩になってるんで
そうすると僕がピッタリ追いついて
で僕が
15分とか30分に
睡眠時間にすれば
またその5時間が
30分3になるっていうような
そんな展開がずっと
近藤淳也
続いてたんですよね。
かけむしゃさんとのやりとりっていうのは
桑原佑輔
序盤からずっとやってたんですかね。
井原知一
途中、そうですね。
途中もう
かけむしゃさんを意識し始めて
要はバーチャルな
近藤淳也
レースだったんですよ。
井原知一
誰も人はいないんですけど
あと福井くんの記録も
僕の中ではバーチャルだったんで
そこをどうするか
っていうのをやってましたね。
見えない存在と。
近藤淳也
かけむしゃって呼び始めたのはいつぐらいだったんですか。
井原知一
いつぐらいですかね。
鈴川ってぐらいからじゃないですかね。かけむしゃ。
僕はダニーさんも
ちーちゃんもかけむしゃって分かってる前提で
話したんで
トモさんかけむしゃって何ですかって
っていう話になってました。
そっから説明しなきゃいけないみたいな。
それも説明してなかったよねみたいな。
桑原佑輔
いきなりかけむしゃかって言い始めたんですね。
トモさんが。
井原知一
何ですかって聞かれたんです。
で、あとそっから
トモ睡眠時間と一般
山の特徴と魅力
森美佐子
地球時間
近藤淳也
地球時間とトモ時間っていうのが
井原知一
地球時間とトモ時間。何ですかそれは。
トモ時間の場合は2倍
30分僕が寝たら
地球時間でいう60分
寝れるっていう
設定にしておいて
自分の脳を騙さなきゃいけない
っていうか
30分僕が寝たら
地球上だと60分なんで
トモ時間で1時間だったら2時間寝れた
っていう風に
言い聞かせるっていう
その
それをやらないとやっぱかけむしゃさんに
桑原佑輔
じゃあ30分しか寝てないけど
トモさんは1時間寝たよ
っていう風に
井原知一
言ってもらって
30分いくってさ
何時間寝ましたってさ
1時間トモさん寝ましたみたいな
桑原佑輔
嘘でも言ってもらう
とにかく十分寝てるよって思い込ましてくれって
井原知一
あれすごい良かったですね。
過酷やな。
なんか
バカみたいなことなんですけど
すごくそれが
2時間寝ました
っていうそれだけで
そうなんだって
1時間だと思うんだけど
自分が決めたくせに
相手はもう
近藤淳也
僕のところを信じてくれる
井原知一
それは良かったですね。
近藤淳也
なるほど。
かけむしゃさんとのタイム気にしながら
睡眠ちょっと削りながら
桑原佑輔
行く
近藤淳也
道自体は別にそんな危険とか
なかったですか?
想定外のこととかは
井原知一
山の中で。
山はね
危険と隣り合わせなんで
急なとことかもあります。
ナビゲーションもそんなに
手元の時計とか
気にしてれば
多少ずれるところもあるんですけど
最初は
大シガイチ慣れしてないんで
3歳取りに行くときの
一面になってないんで
大シガイチ面になってないんで
例えが
ここ行くんだなとか
これ下ろさせるんだな
っていう感覚が
自分の概念とちょっと違ったんで
それが何回か打ち込んでいくと
ここねっていう
もうあそこ
オネチェーンし始めるから
ちょっと左側に
左側に曲がるはずだから
ラインをなるべくダイレクトラインで
寄せといて
回ってきましたみたいな
こっちのオネだよね
ちょっとGPSがずれたとしても
いや大シガイチで
ここ下ろすなんて絶対やらないな
と思って
また見るとやっぱそうだよね
2つオネが
ちょっと同じ角度で
曲がる
オネが2つあって
Y字に分岐していくところも
僕は手前側の方に
GPSがなってるから手前に行くんですけど
突然
左の方にバンって上がったんで
で僕もその
右に行ってオネ沿い行くんですけど
GPSがペペペっているんで
え?ここの
オネの横行かせるなんて
今までなかったよねみたいな
でもう一回見返すと
ちょっと地図を拡大
手元の時計を拡大していくと
こっちのやつに乗っていくからつって
ちょっとも上がったりとか
そういうやっぱり
あとリボンの付け方とか
そこら辺もなんかこう
セクションごとによって色も
違うもの
ピンクさんのものもあったりとか
あとは黄色に赤とか
色々白もあったと思うんですけど
そのセクションごとで
特徴があるんですよ
面白かったですよね
近藤淳也
じゃあ途中からシガイチ名になって
桑原佑輔
そうですね
近藤淳也
なんなんだろうっていうのが
井原知一
だんだんわかるようになってきた
桑原佑輔
その特徴
近藤淳也
端的に言うとどういう感じですか
井原知一
厳しいコース
あとはもう
ラスト2キロで
やっぱりアップダウンがかなり
あったりするのが結構特徴で
2キロだと思って2キロで行くと
えらい目に会うのに
全然終わらせてくれないんで
森美佐子
だいたい最後終わる直前の
急降下
井原知一
急降下
桑原佑輔
特徴的
森美佐子
下り方が
最後の最後でこれ降りないといけないんだ
井原知一
怖いよみたいな
特徴的だった
桑原佑輔
一般的なね
近藤淳也
登山道があれば使えますけど
桑原佑輔
一周ルートを優先するために
近藤淳也
無理やり降りるみたいなところがね
森美佐子
ちょこちょこある
林道とちょっとしたトレイルがあったら
絶対林道通さないじゃないですか
だから林道が続いたら間違ってるなって
判断基準
こんな楽なところ通してくれるはずないって
すごい時計とにらめっこしながら
走ります
井原知一
ロードとか
ワープゾーンじゃんこれ
本当に
桑原佑輔
いいんですか
ありがとうございますみたいな
井原知一
逆にサメ貝の30キロなんて
ラッキーだと思いました
30キロも
ワープさせてくれるんで
桑原佑輔
進むわ
ロードつまんないみたいな
森美佐子
なかったですね
足元気にしなくていいのがね
井原知一
本当に全然違う
影武者さんにもだいぶ詰められた
唯一詰められました
近藤淳也
総力的に
井原知一
ラッキーって感じ
近藤淳也
なるほど
それで鈴鹿も越えて
桑原佑輔
北に行くほどどんどん
近藤淳也
道が不明瞭になると思うんですけど
そういうのも全然大丈夫でした
井原知一
まず
あれですよね
鈴鹿終わって
国見峠から
近藤淳也
奥IBUKI
井原知一
そうですね
まずは国見峠
終わって千里浴びました
次の峠まで
結構また
時間がかかったんで
笹谷部も
僕は
大変なんだ
って分かってるんで
そこは新幹線スタイルで
楽しめたんですけど
でもその先が
かなりアップダウンが多くて
そこら辺の特徴が
垣間見れた
出てきたなと
こういう風にするんだね
森美佐子
って感じでした
井原知一
出てきたなって
そういう性格ねって
近藤淳也
誰のこと
桑原佑輔
山のこと言ってるんですか
井原知一
奥IBUKIさん
奥IBUKIさんは
こういう感じなんだね
分かったよ
ちょっとねじっこいタイプなんだね
みたいな
最後に
もうないよねって
思っちゃうと
桑原佑輔
また来るんで
井原知一
絶対裏返されるんで
そう思うことも思わず
桑原佑輔
なくそう
井原知一
このままホワイトベースには
森美佐子
戻してくれないんですよね
井原知一
戻せない戻せない
近藤淳也
ねじっこいタイプだなって
井原知一
あとあの
アップダウンがありすぎて
近藤淳也
時計に表示されないんです
井原知一
時計が大雑把なんで
そこら辺ちょっとなんか
残念ですよね
近藤淳也
もっと細かく出ると
森美佐子
東方線にも出ないですもんね
ちょっとしたアップダウンがね
桑原佑輔
ほぼ同じ標高ね
ずっと重曹するだけでしょ
近藤淳也
みたいに見えるけど
井原知一
行ってみたら全然違う
なんかうまいこと
あれもあるといいのか
今回は今回で
試練ということで
それをやってみないと
近藤淳也
心境にもなれないんで
そのあとは
かなくそとか
横山とか
井原知一
ちょっと景色のある山に行きますけど
鈴鹿では
野口くんがペーサーしてくれて
その時に
この先はなくそがあるって
桑原佑輔
言って
井原知一
珍しいねって
言った会話があって
いやいやトムさんかなくそです
えなんでかなくそ面白い名前だねっていうのは
お話した
思いがありますね
はなくそだけど
桑原佑輔
はなくそじゃなくて
井原知一
かなくそでもちょっと変わってます
あとなんか
高島の方に行くと
大谷とか
新庄来て
桑原佑輔
プロ野球シリーズ
森美佐子
大谷新庄
その隣の山が寒風山みたいな
寒風でいいんですかね
近藤淳也
寒い風
森美佐子
大谷寒風
近藤淳也
みんなそんな想像してる
井原知一
おくんIBUKIが
動物との遭遇と挑戦
井原知一
そうですね
そこらへんも
夜とか来てくれて
結構大変なセクション
おそらく本人も分かってたんで
そこを引っ張ってくれて
体張ってくれたな
っていう感じでしたね
近藤淳也
大変なところに来てくれるっていうのは
井原知一
熱いですよね
あとどっかでやっぱり
獣臭が
しましたねあれがかなくそでしたっけ
桑原佑輔
かなくそは実際
その2日後くらいに
近藤淳也
熊に襲われて
起きていて
怪我された方がいらっしゃったんで
ほんとあの辺はよく出るんですけど
井原知一
突然違う匂いでしたね
明らかにこれ違うなっていう
桑原佑輔
さっきと違うなっていう感じでしたね
井原知一
今回熊とかは会いましたか
ペース管理の重要性
井原知一
会わなかったですね
鹿はいっぱいいましたね
あんな風に走りたいな
って思いました
どどどどどどって
どうなってんだろ
足首細くて
腎筋が結構ついてるから
そういうことなのかな
って思ってましたね
あれだったらどのくらいのタイムで
完走しちゃうのかな
とかって思いましたね
近藤淳也
意外と持久力がないかもしれない
井原知一
そうですよね瞬発力
ボーントゥーランニングでも
確かにみんな一番持久力
近藤淳也
っていう
大隔膜を自由に動かせるのは
人間だけだって書いてましたよね
ボーントゥーランニング
体の歩数と
ずらせない
井原知一
なるほど
動物は一足しかないってことですか
近藤淳也
じゃなかったですか
ボーントゥーランニング
さっき森とはいろいろ
桑原佑輔
おしゃべりされてましたけど
井原知一
生き物系はおしゃべりとかは
しなかった
森美佐子
ですね
井原知一
カエル多くなかったですか
たまにぴょんぴょん
森美佐子
小さいカエルは
池のところに泡がいっぱい
井原知一
ぶら下がってて
森美佐子
そろそろ生まれるのかな
トモさんが通る頃全部カエルになってたら
やだなとか思いながら
井原知一
通ったんですけど
あっちのスズカの方が
いっぱいいたような気がします
ジメジメしたところ
あとなんかでっかいなみくじ
みたいなのが木を触るとぬるってして
ぬなれみたいな
どこのくだいだっけ
いちご谷最後くだいのときに
なんかすごいとこ
木が倒木するところ
一瞬行ってまた林道に
上がるところがあったんですけど
ここ行くのみたいなところで
触ったら
ちーちゃんがキャー
なんか触っちゃったみたいな
でっかいなみくじいたみたいな
近藤淳也
マジで
井原知一
そんなのが気についてたの
なんか10センチくらいのなみくじ
なんじゃないかなっていう
近藤淳也
そんな感じ
井原知一
それはちょっと叫ぶかもヒエルじゃなくて
ヒエルじゃないですね
あとはヘビもいましたし
ヘビは熱い日中に
ササササっていうのがいました
ササのところが痛いとか
近藤淳也
クマは見ないですね
そうか
桑原佑輔
池田さんは鳥の言葉がわかるみたいでしたけど
井原知一
鳥さんとは
会話
井原知一
応援には聞こえましたね
会話はできないです
応援には
嬉しかったのはビアーバレー
ちょっと動物じゃないですけど
ビアーバレーの下田で上がっていくときに
井原知一
のど自慢の
森美佐子
コンコンコンコンみたいな
オブジェがいっぱいあって
その中に筒の垂れ下がってるやつで
井原知一
音楽奏でられるやつ
あれを奏してくれる人がいたんですよ
僕のためじゃないと思います
ただ練習だと思うし
なんとなくやってみたい
って思ってやったと思うんですけど
登っているときに
あれを奏してくれて
あれがすごい嬉しかった
ちょっと辛い時期だったんで
なんか嬉しかったですね
あっちはたぶん
桑原佑輔
気持ち悪いおじさんが
井原知一
ぜんはりいながら
上がってくるなと思うんですけど
嬉しかったですね
じゃあまあそうやって後半に入っていって
でもなんかその
近藤淳也
高島トレイルでお会いしたときも
数時間影武者さんと数時間去って
桑原佑輔
言ってたから
近藤淳也
鈴鹿で数時間去っておっしゃいますけど
井原知一
結局ずっと
桑原佑輔
数時間遅れで
その後はだから遅れなかったってことですかね
近藤淳也
全然別に遅れなかったってことですよね
井原知一
逆に言うと
一つずつ開くんですよね
キロ20分とかキロ15分とか
やっぱり20キロで
4時間かかるとか
全部それが頭に入ってて
ガーミンさんが
教えてくれるんで今の
セグメントは
16分36秒でした
その度にやっぱり
行かなきゃいけないタイムセッティングがあるんで
1キロごとで
よっしゃって1キロの勝負だったんですよ
よっしゃ
上回っちゃったっていう
白黒ゲームじゃないですけど
よっしゃよっしゃって
それがとにかくモチベーションでやってましたね
桑原佑輔
じゃあもう1キロごとのタイムで
近藤淳也
勝ち負けというか
それより早いか遅いか
井原知一
いつも
忙しいですね
近藤淳也
結構忙しいですね
桑原佑輔
でもそんなの
近藤淳也
上りと下りで全然違うじゃないですか
井原知一
平均的な
要はもう
そんなにタイムの誤差って
潰れない限りないんで
3分とか
2分とか1分なんで
もう本当にオセロみたいな感じで
勝ち星がいっぱいあった方が
断然
勝ってるという
細かく統計見たら
意外と白
多かったけど1分しか変わんないね
っていうのがあると思うんですけど
でもその白が多い方が
絶対的に
上回るんで
とにかく白
よしよし白
近藤淳也
そんな感じで
桑原佑輔
それ1キロごとに
井原知一
すごいな
自分の行く
このシャドーだったり行けるペースとか
ここのシャドーだったら15分とか
20分とかだいたい体に染み付いてるんで
行けるなっていうのは
後半なんか
とにかく耐えろ耐えろ耐えろ
攻めの姿勢はなかったですね
攻めることは一回もなかったですね
そういう感じなんですね
最後の
あの
くっつきですね
いちご堂に降りて
後藤さんと会って
最後南だけ登る
手前のあそこで
今回はミスとしたら
近藤淳也
あそこで寝ておけばよかったですね
井原知一
あそこで
あのまま行っちゃったら
南だけでもう
ラリフにかかっちゃった
桑原佑輔
ついにまた
近藤淳也
ドラクエ出てきた
井原知一
もうカフェインピルとかそういうのじゃ
もう効かないような
超絶最大の
ラリフが来ちゃって
効率悪くなっちゃって
早くこっから出ないといけないっていう
で出なきゃいけない
一緒に一回寝ようって言って
二人でちょっと寝ようって言って
二回ぐらい寝て
それで
なんとか脱出して
下りもやっぱ寝てないんで
足もむくんでるし
とにかく
普通だったら
ラスト1キロすぐ行けるもの
かなり時間食っちゃったんで
くっつきで寝て
その時に
ホワイトボードにタイムテーブル書いてあるんですけど
1個
飛ばして考えたんですよね
1時間半ぐらい
抜けてるんですよね
残りあと17時間あれば
行けるっていうのを
1個抜かしてたんですよね
その時多分もう頭がもう
朦朧してるし
ダンデさんも
ちーちゃんも疲れてるし
僕が3時間寝るって言って
よし3時間寝ましょうっていうことが
そもそも3時間寝たら
もうFKT寝られないよね
っていうタイムだったんですよね
気づいてないんですよ
おそらくダンデさんもちーちゃんも気づいてないんですよ
3時間寝ます
起きてよし元気になった
復活した
体動くじゃんってなって
もう1回頭の中で
17時間でしょ
3時間寝たから14時間
で68キロ
で14時間
やったことあるよね
できるはずだよね
1発目のところ少し
影武者さんと
ぴったりほぼぴったりぐらいになったんで
ちょっと
追い込み量かけていこうかなと思って
セグメントが
そのくっつきから次の
もどろき
までは30キロやったんですけど
1時間短縮して
8時間45
7時間45
近藤淳也
道走ってましたもんね
井原知一
よしじゃあここで勝負すれば
影武者さんの心をそこで覆ろうと思ったんですよ
よっしゃ
FKT
125から今度124になるんで
よし124見えてきたなと思って
で次もどろきに
行く手前で
ちーちゃんとみちゃこさんが
逆走してくれて
ちーちゃんに狙い行くからって言って
行けるよねって言って
行けますって言って
それでみちゃこさんに回ってで
下っている途中にもっかい頭の中で
戦勝って言ってもどろきでしょ
で次は上の
比叡山
そして病院のところで
ゴール
俺あと2セクション
しか
3と4時間
で考えて
えでもどういうこと3つあるって
どういうことみたいな
えって思って携帯見て
そのタイムテープシャメ知ったんで
桑原佑輔
もう1個あるじゃんみたいな
井原知一
そこで気づいたのよ
うわこれ超ギリギリじゃんみたいな
それも
1セグメントこのもどろきどころか
比叡山も病院も
大門寺も
これ全部勝たなきゃいけないじゃんみたいな
で最初の
もどろきまでかなりいい
1時間削ったんで
結構補給が
追いつかなくて
ダーンって下がっちゃったんですよね
であの上りで
ちょっと弱気の自分が出てきて
あのもう
厳しいかなっていう感じは
あったんですけど
とにかくとはいえ
もう
負け試合かもしれないんですけど
とにかくもう1ミリ対りとも
僕は妥協してないで
いってたんでだからまあ
これはこれでしょうがないかなっていう
負けでは負けで気持ちいい負けかなって
でも最後までとりあえず
食らいついて
まあこのまあ
125福井くんの
記録あと僕120っていう
5日切りっていうのが1つ
あったんでこれはもう間に合わないにしろ
でも僕が
この年に出す
この初めてのコースですよね
何かしらこの
大試合して変わってきてると思うんで
唯一のFKT
また次誰かが挑戦するとしたら
その人のために
仕切りを上げる
走りをしたいという風に思って
とにかくそれで
1回も妥協せずに
ゴールまで行くんだっていうので走ってましたね
心の支えと結果
近藤淳也
なるほどね
結局でも
125時間に対して
1時間40分差ってことで
だからそんなに
変わらなかったんですよね
1個なかったはずが
かなり参ったって感じですね
井原知一
大門寺は
あそこのセグメントは
相当頑張って
FKTは負けたけど
ここのセグメントだけは
誰にも負けない
という気持ちで走って
1時間32分44秒
大門寺から
桑原佑輔
京都からゴールまで
1時間半で行ったってことですね
めちゃくちゃ速い
井原知一
なので
そこでもう本当に
出し切れたんで
大シガイチの準備と挑戦
井原知一
二羽さんも来てくれて
ここから
実は復活する
っていう伝説があるんですよ
って話をしてくれたんですよ
以前に走った
IBUKIのYouTubeも
しりすべりしてるのも見てましたし
その後に驚いてから確かすごい復活して
ペースを置いてっちゃうくらい元気になった
っていうのを知ってて
改めてこの病院に下る
京都市外の
市内に下るときに
そういう話をしてくれたんですよね
私こういう風な
セカンドウィンドウ履いたみたいな
またまたって
思ってたんですけど
でもやっぱりそれがあって
とにかく
そこから
僕がコーチングしてる前田君もペースしてくれて
FKT無理だけど
とりあえずここのセグメントだけは
食い下がらないで
引っ張ってくれた
徐々に徐々にペースも上がってきて
本当に
走れるんだって
400も走ってきて
こんなに走れるんだ
さっきまで足痛いって言ってたの
嘘だったの
とにかく自分の
頑張ってください
あと途中で大文字でも
応援してくれた人もいたり
逆走してくれる人もいたり
それでとにかく無我夢中で走って
すごい経験でしたね
最後も
大塚王とかも見えてくるんですけど
前田君がここでともさん写真撮りますか
大丈夫
記憶だけで
今度前田君が
またこの景色見てね
みたいなそんな話をして
下っていって
最後にその分岐となる
5日前に
見たあの木がすぐ分かったんですよ
桑原佑輔
これだって
井原知一
分かったんですか
ありがとうだけでしたね
2日間もいろいろ教えてくださって
ありがとうございます
っていう
5日前の自分
ちっちゃく見えるって訳じゃないんですけど
何も知らなかった
今の僕にしてみたら
知らなかったと思うんで
それをやっぱり辛い思いもしたりとか
楽しい思いもしたりとか
仲間の大切さも
知ったりとか
いろんなことを得て
最後ありがとうございました
っていうことで
タッチして
街の中に出て
ゴールっていうようなそんな感じでしたね
最後ね早すぎて
近藤淳也
ゴール見に来た人たちが
桑原佑輔
間に合わないっていう
近藤淳也
みんな焦っちゃって
ゴールに間に合った人たちもいましたが
ゴールしてからもパラパラと
森美佐子
人が来て
桑原佑輔
トモさんもういるみたいな
感じになってて
だいぶ早かったですよ
全力で行きましたね
井原知一
じゃあそういう感じで
ありがとうございました
近藤淳也
じゃあそういう感じで
素晴らしい記録で
一生得られて
桑原佑輔
お聞きしていると
レース中のサポート
近藤淳也
影武者さんからビハインドっていうのはありますけど
桑原佑輔
大崩れがあんまない
近藤淳也
感じですかね
足が痛すぎて
ペースが落ちて動かなくなったとか
そういうのがあんまりなかった
井原知一
そうですね
レースじゃないんですけど
僕の中のベストパフォーマンスだったと
過去の
19本目の100マイルの
桑原佑輔
一応100マイルの1本に
井原知一
カウントされる
本当にうまく
体もはまったし
所々で助けてもらったり
したし
常に
僕が4時間とか3時間で帰ってくるのに
毎回
料理が出てて
それを買い出しに行かなきゃいけなくて
桑原佑輔
そうか
井原知一
言って3,4時間ですもんね
その時に
トモさん次何食べたい?汁系?ご飯系?
そこで決めるんで
そこで
下山して
コンビニとかスーパー行って買って
それを用意してある
状態があるっていうのも
含めて
寝れないですよね
近藤淳也
ハンディさんも寝てないですよね
寝てないと思います
プラス1時間くらい寝てるかなって聞いたら
あのトモさん
桑原佑輔
プラス1時間
井原知一
たった1時間だけ
僕に料理出してくれて
次何食べたいっていうところから
今度
林道を
車のパンク1つしちゃうと
僕がもう
っていう話なんで
かなり集中して
事前に
みちゃこさんとか
アイちゃんとか
オフィスさんとかサポートで林道上がった時も
事前に岩とか
どけといたらしいんですよね
次走りやすいように
桑原佑輔
車から降りて
他の人のサポートした時に
次トモさんの時に
井原知一
パンクしないように岩をどけたっていう
すごい
すごい
そこまで全部事前にやってくれてたっていうことだったんで
近藤淳也
実際の本大会の時とかも何台も
パンクで
一時離脱ってのがあったんで
それは意味があると思います
実際ディレイがたくさんあるんで
森美佐子
パンクしそうな鋭い岩なんですよね
桑原佑輔
落ちてきた
すごい切れた岩が
近藤淳也
たまに落ちててあれはサイドとかに来ると
修理財でも直らないんで
僕も1回やったんですけど
大会の時に
サイド切っちゃって
みんながプレ大会というか
寝てる間にどうにか
サイズ合ってないタイヤでもいいからって
無理やり買ってつけて
次の日にマニアンスしたことがありましたけど
本当にあるんで
さすがですね
森美佐子
しかもあんな大きなでっかい
乗り上げたら絶対アウトじゃないですか
近藤淳也
そうですよね
井原知一
サポートとかが
全てが歯車のように
天気も含めて
全部あって
帰ってこれたんだなっていう
僕1人だけの
FKTじゃないし
サポートしてくれた人
みんなのFKTなんで
それはもう本当に
僕1人じゃなしで得なかったこと
近藤淳也
今の友さんとしては
本当にベストパフォーマンスが
ゴールと自分の成長
井原知一
出せたんじゃないかなと思いますね
近藤淳也
満足の結果
だったっていうことですかね
楽しかったですね
桑原佑輔
お聞きできただけでも
近藤淳也
こっちもなんか嬉しいというか
出し切られたっていうこと自体が
すごい満足感のあることだと思うんで
本当に見事な
タイムでおめでとうございます
すごかったと思います
正式大会が2022年に行われて
あの時は公式の
井原知一
エイドとかも全部揃っていて
桑原佑輔
だけどその時の
近藤淳也
優勝された福井さんと
ほぼ同じタイムだし
イーノさんとか小野さんとか
よりも上回るような
今回タイムを出されているので
本当に素晴らしいタイムだと思います
井原知一
楽しみ方はいろいろと
これは本当にあるので
人それぞれどれがいいっていうのは
ないんですけど
僕は今一選手として
このFKTスタイル
どんだけ早く返ってくれるのかっていうのが
楽しさでもあって
それを調整するにあたって
やっぱり福井さんとかの
記録があって
やっぱりそれがモチベーションなんで
レース中も
これをワーマンだワーマンだみたいな
いわきな時で
天気も
見返ってくれて
いつやのイメージしかないでしょみたいな
そういった気持ちもあるし
だから僕の記録が
今後新しいコースの
FKTとして
また挑戦する人がいて
その人の
モチベーションになったら
嬉しいかなと
思いますね
近藤淳也
トモさん結構アメリカの100枚レースに
かなり通われてますけど
FKTのカルチャーって
多分アメリカも結構あって
スコット・ジュレックさんの
本が出てたりとか色々あると思うんですけど
その辺へのそもそものご興味とか
はあったんですかね
あんまりされてはないですよね今まで
井原知一
そうですね最近やっぱり
楽しさが
レースだけじゃなくて
FKTみたいのもやっぱり楽しいので
やることが
あるというか
パズルが難しくなったというような
感じはするんですよ
長いと
それがまた面白さだなって
思うし
あとやっぱりFKTの良さっていうのは
なんかこう
今回も
挑戦するにあたって福井君にも
メッセージ入れて記録狙いに行くからね
近藤淳也
そういうやり取りしてるんですね
井原知一
に言った時に
じゃあ俺ちょっと約束できないけど
応援しに
行けたら行きますみたいな
本当に来たりとか
近藤淳也
来られてましたもんね
井原知一
なんかこう1対1も争うんじゃなくて
もう狙うんだったら
行ってくれぐらいの気持ちで来てくれて
だからこそが
自分もまた誰かが挑戦した時は
辛いとこペースは
あげたいと思いますし
その人の盾となって
その人が記録を作ることで
またより一層
日本のFKTの歴史だったり
タイムだったり
レベルだったり
全てこう
コミュニティの人間関係だったり
そういうのが押し上げられれば
すごい良いものになるんじゃないかなとは思ってますね
近藤淳也
なるほどね
今回庭香里さんも応援で来られてましたし
なんかそのかつてFKTやった人との
繋がりというか
桑原佑輔
常にいつもその方意識しながら
近藤淳也
住んでいったりもあるでしょうし
そうやって本当にこう
一緒に来てくれて応援に来たりとか
その繋がりが生まれるというのはまたちょっと
面白いですよね
井原知一
面白いですね
近藤淳也
はい
桑原佑輔
なんか来たことないですか
そうですね
近藤淳也
福井さんとは現場でどういった話とか
されてたのかなって気になったんですけど
井原知一
ブナガタキから降りてくる時に
その時に
追っててくれたみたいで
それで来てくれたんですよね
はい
ちょっと最後の1キロぐらい
の手前で
少し
話す機会があって
ちょうど僕その時眠くて
寝なきゃいけないと
いう風に思ってて
でそれも
福井君に話してたら
寝ないとダメですよみたいな
寝すぎますから
じゃあ寝ようって言った時に
ちょっとどういう
ペーサーをどこまでしてくれるかどうか
そもそもやってくれるのか
やってくれないのかっていうのも
分からないんですけど
あんまり会話も
組み込んだ話とかせずに
あの
僕はもうすぐホワイトベース入って
寝て起きたらもういなかったんで
そこにちょっと申し訳ないなとは
森美佐子
思って
本当に
井原知一
結構ね
2時間くらいかけて
多分会話できたのは5分くらいだと思うんですけど
そのために
来てくれたって
熱い
って思いましたね
近藤淳也
なるほど
みちゃこさんは大丈夫ですか
森美佐子
昨日いっぱい来てた
桑原佑輔
一緒にね宿にも泊まって
近藤淳也
はい
僕ちょっと最後聞きたいですけど
何か足りないものがある
何かあるかもってね
おっしゃられて挑戦したと思うんですけど
井原知一
何か見つかりましたか
まあいっぱいありすぎて
足りないものだらけでしたね
まあ足りないものだらけなんで
それは一つ一つ
もう一回ちょっと頭整理して
書いていってメモしていって
そこはそこで練習しなきゃいけないな
と思ったんですけど逆に足りてるものが
いっぱいあって
それが仲間だったり
それが仲間だったりする
俺はすごいこういうのは足りてるんだなっていう
足りてるものを探しに行ったわけじゃないんですけど
大シガイチの体験
井原知一
行ってみたら
足りてるものがたくさんあったなっていう
すごく嬉しかったですね
大自然をこう
過酷なことをこう
チャレンジして
それを共感して
朝とかこう
夜ツライセクション終わって
朝日とか見た時に
信じられないくらい綺麗な
シーンとかあるんですよ
それをやってない人に言っても
多分わからないと思うんですよね
やったことある人に言うと
そうそうそうだよね
あそこの景色すごかったよねとか
そういうことを
共通
共有できるのは
本当に幸せなことだなっていう
ふうには思いましたね
近藤淳也
じゃあ
井原知一
人のつながりが結構
そこが大きかったですね
テクノロジーも
IBUKIでやるっていうのが
別々の行動なんだけど
森美佐子
チーム感があって
一体感ができてましたよね
みんな応援し始めて
お互いを
井原知一
ディスコードで
この時代で
この技術で
確か近藤さんも前回のIBUKIで
話したと思うんですけど
ちょうどいいタイミングだった
テクノロジーって
早すぎて
売れなかったにもついてきない
時代がついてきない
時代がちょうどあったっていう
本当に
それで今楽しめたのかな
と思いましたね
ついてると安全っていうのもあるし
これがね
50年前だったら戦争じゃないですか
こんなことやってらんないんですよね
近藤淳也
そうですね
井原知一
50年後って言ったらわからない
わからないですね
マンモスとか
恐竜を追って
殺してた時代の人もいて
恐竜と人間は
桑原佑輔
多分共存してないです
井原知一
宇宙から言ったら
まさにこれって
ピンポイントもいいところですね
ピンポイント本当に
針の穴どころか
すごいところでみんな生まれて
こういうことをやらさせてもらってる
っていうのは本当に
奇跡ですね
未来への期待
近藤淳也
いろんなものが合わさって
今年以降の挑戦が
井原知一
あったっていう
はい
近藤淳也
じゃあ
また今後の
トモさんの活動にも
期待してます
何か今回の挑戦がまた繋がっていったりとか
他の方にも繋がっていくと
いいなと思いますので
井原知一
過酷なことをやるとトランス状態になれる
この先
まだねこの中では
お風呂で話したもん
特に何も見えてない
もしかしたらもう
禁断症状が薄れてきてるから
普通の自分に戻っている感じが
さっきお風呂の時ヤバかったですね
森美佐子
お風呂でゴーニャオ
井原知一
いやー
近藤淳也
じゃあ一回ゆっくり休んでいただいて
ぜひまた
次に向かってください
今日はありがとうございました
伊原ともかつさんとあとみちゃこさんでした
ありがとうございました
01:33:50

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