-
-
スピーカー 2
結局これはマーク・ザッカーバーグも言ってる話なんですけれども、スマホに関しては、りょうはAndroidというオープンが勝ったが、価値という観点では、クローズはAppleが勝った。
つまり、世界シェアで見てみると、台数のシェアってAndroidが7割で、iPhoneが3割なんですよね。ただ、世界の中の時価総額においていくと、GoogleよりもAppleのほうが上じゃないですか。
半分以下の台数しか持ってないにも関わらず、時価総額として評価されているのは、クローズモデルなAppleなわけですよね。ここでオープンとクローズというのを補足しておくと、結局、単純に言えばAppleというのは、自分たちでしかハードを売れないわけですよね。
それに対して、Googleというものは、スマホのOSを広くオープンに出しているので、各種メーカーが使うことができるし。さらに言えば、Googleに関しては、実はライセンスとしてハードウェアメーカーに提供してサポートをしながら最新バージョンを作るというやり方もあれば、
アンドロイドOSってオープンソースで出しているので、Googleはサポートしないけど、もう公開されているアンドロイドOSであれば、誰でも使うことが無料でできるよというものもあって。だから、実はいろんなところのカーナビだったりとか、いろんなところのテレビの裏側に入っている、ちょっとスマホっぽい動きをするので、アンドロイドがベースになってたりするっていう。
これが、もう自分のところにしか使わせませんっていうクローズモデルに対して、いろんな形で使っていいっていうオープンモデルっていうものの戦い方っていうのが、いろんなところで展開されているわけですよね。
そうですよね。古くはMacとWindowsもそうですよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
オープンAIって名前にはオープン付いてるんですけど、もう現状でいうとかなりクローズなんですよね。APIは供給するものも、APIすら停止するんじゃないかっていう噂もあったぐらいだし、
ましてや技術論文だとか、裏側にどうやってそのAIができているかみたいなことに関しては、もうChatGPTの3.5以降、ほとんど開示されなくなっていて。だからオープンAI、クローズAIじゃないかっていうふうに揶揄されるぐらい逆に言うと一興のリスクがあったわけですよね。
だとした時に逆に言えば、メタからするとAIに対してオープンモデルが勝つという世界線があるんじゃないかっていうことでやってるわけなんですよね。
だから実際にこのメタっていうのは、2023年2月に出た時点で言うと、その時のタイミングはまだ研究専用モデルだったんですね。つまり、まずは研究者の方がみんな使っていろいろやっていいですよと。
さっき言ったようにChatGPTっていうのが進化したものの、研究者が自由に扱うっていうことがなかなか難しかったのに対して、このメタ社が出したラマっていうのがもうGPU1台で動いてしまうっていう、いわゆる皆さんの家にあるパソコンでも結構な性能で動きますよと。
マニアックな話で言うと、パラメータ的に言うと67億パラメータぐらいのもので結構できるよっていうことで一気に広がって、2023年の7月、だから約半年後には次のバージョンのラマ2が出たんですけど、この時には商用利用してもいいですよという形で。
かつもう1個大事なことが、この自分たちのラマを使って他のAIをトレーニングしてもいいですよということをやっていくことにおいて、現在ハギングフェイスっていうAIにおけるGitHubというか、AIにおけるみんな作ったモデルをアップしていくところには、もう50万以上のAIモデルが出てきています。
独立系のAIモデルの8割は、このラマをベースでトレーニングしてやっているというふうに言われているぐらいなんですよね。
なるほど。じゃあFacebookはラマというオープンのモデルを作って、それをみんなが使えるようにしたので、みんながそれをもう使っていて、もうデファクトスタンダードというか、独自のものを作るとしたらもうほとんどがラマを使っているという。
スピーカー 1
ラマベースでトレーニングをしてやればという形になる。だから、このクローズ一挙に対しての最強戦略の一つが、このオープンモデルを取ることの醍醐味で開発者を味方につけるところなんですよね。
スピーカー 2
そういう形でどんどんどんどん進んでいって、ラマ4に至っては、まだ公開はされていないもののモデルの大きさも、チャットGPTを凌駕するぐらいの規模をみんなが使えるよというところまで目指して動いているというぐらい規模感でやっているんですよね。
スピーカー 2
そうなった時に、これはニューヨーク大学のスコット・ギャラウェーっていう方がまとめた数字なんですけれども、じゃあ各現状を持ってるデータの量っていうのをトークンっていう、AIに使うトークンサイズで見たときに、Googleを1とした時に、じゃあやっぱりXの投稿ですね。
あれとかも結局、もうXはAPIどんどん開放しない路線になってるわけですから、イーロン・マスク様はもうXの投稿でAIゴリゴリできるのは、俺たちクロックだぜみたいな形になってるわけなんですけど、実はGoogleの検索の量よりもですね、Xの投稿のほうが圧倒的にリアルタイムにどんどんデータ出てくるから、データ量として見ると、実はGoogleのサーチよりもXの投稿のほうが1.5倍データ出てくる。
1.5倍データ量あるんですよ。っていうのを基準に見たときに、Facebook社が、Facebook、Instagram、WhatsAppとかにされてるメッセージの量とか、投稿の量ってGoogleのデータ量の何倍あるんですかっていうと、もう10倍あるんですね。
スピーカー 1
へー、なるほどだ。
スピーカー 2
逆に言うと、Googleがサーチできるものって、言い方悪いですけど、メタのAIもXのAIもサーチできるわけじゃないですか。ってことを考えると、やっぱり自分たちでしかできないクローズなデータ量っていうのが、AIの操作別化につながるわけですね。
スピーカー 1
なるほどだな。Facebookめちゃくちゃいろんなデータ持ってるから、超強いっていうことだし、逆にちょっと脱線しますが、Googleとかもね、GmailとかGoogle Calendarとか、Office系抑えてるし、Microsoftも抑えてるが、オープンAIって考えてみたら、ほとんどないんですね。
スピーカー 2
まだないんですよ。
だから、この辺は人数があればね、AI編をやるにはまだちょっとデータの量があるんですけど、平気だからこそ、今サムアルトマンは必死になって、プロダクトとしてみんなが人生のデータを預けるような場所になりたいみたいなことの発言をした日、
アイフォンのデザイナーの方を2兆円で買収して、新しいプロダクトを作っていくよみたいなことを言ってるわけですね。
スピーカー 1
9800億かな。
失礼失礼。
9000億かな。
スピーカー 2
1兆円ぐらいですね。
スピーカー 1
そうですね。ジョナサン・アイブさんの愛用という会社を。
スピーカー 2
デザイナー集団をね、1兆円近くで買収するわけですからね。
スピーカー 1
そうですね。まだプロダクトも出てないのにね。すさまじいことですよね。
スピーカー 2
逆に言えば、それはもうサムアルトマンがAIそのもので技術差が出る時代がもう終年しているので、ユーザーが喜んでデータを預ける場所というものになっていかなきゃいけない。
もっと言うと、世の中にオープンでストックされるデータではなくて、クローズとしてここにやっぱり預けていくっていうストックデータよりもフローデータ、フローデータよりもライブデータ。
正確に言うと、行動起点になるような、自分は今から何するよみたいなデータっていうものを預ける場所っていうのが、そのAIにおける重要な差別化になってくる。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そういった点で考えた時に、もちろんGoogleカレンダーとかGoogleマップとか、行動起点になるアプリはあるものの、その人の思考性だったり、その人の誰と遊ぶのみたいなこととかのデータっていうのは、やっぱりFacebookメタ社が圧倒的にデータをリードしてるんですよね。
最初の話になるわけですけど、そういうポジションがあるから、むしろ一興を作らないことが、メタ社からすると最上の戦略になるから、もう年間1兆円ぐらいの投資をしたり。
また、今、メタ社も20兆円ぐらいかけた、もうAIのインフラ作るぞみたいなことを、今回の決算でも発表してるんですけれども、っていうぐらいの投資希望をかけてでも、一興の体制を作らないようにオープンにみんなに力を与えれば、結果的にデータを持ってる僕たちの優位性は確保されるっていうところの上な戦略になる。
スピーカー 1
そうですよね。やっぱりこれでオープンAIだけが圧倒的に性能がいいとかになると、どんなにデータを持っていたとしても、やっぱり性能で負けちゃうのでオープンAI行っちゃうが、どこも性能あんま変わんないねってなった瞬間にデータ量勝負になるので、圧倒的に有利だし、オープンAIなんかは圧倒的に不利なんですね。