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スピーカー 1
そのコンテンツを見に行きたい、コンテンツを書いたいっていう人が集まるっていうものを、いい戦略としてAIでアップデートするっていう、
これ買い手があれば売り手が集まってっていう相互ネットワークエフェクトですよね。
相互ネットワークエフェクトをAIでアップデートしようという発想はすごくいいし、
特にその相互ネットワークエフェクトにおいては、買い手が売り手を呼んで売り手が買い手を呼ぶっていう中で、
スピーカー 2
どっちから回した方がいいっていう話をしましたよね。
スピーカー 1
ハードサイドである、集まるのが難しい方から集まるような構造を作ると、
他は集めにくいから、その相互ネットワークエフェクトが回しやすいよねっていうことを言っていて、
この場合は書き手と見る方でいうと、書き手の方が圧倒的に集まりにくかった、今までは。
だから書き手から回すことが正着ですよね。
なので回してたわけなんですけど、AIが生まれることによって書き手というボトルネックが解消されて、
書き手が過剰供給されるようになったわけじゃないですか。
スピーカー 2
そうか。つまりハードでなくなったってことですね。
スピーカー 1
その通り。これが定石のアップデートの仕方なわけです。
つまり何かっていうと、むしろ読み手がハードサイドになったってこと。
スピーカー 2
そういうことか。たくさん書き手が現れることによって、大量のコンテンツが増えてしまい、
逆に読む人を集める方が大変な時代になったっていう変化があるわけですね。
スピーカー 1
さらにここにおける読み手はどういう読み手が大事かっていうと、
これも書き手と読み手っていうものをきちんと回すときに、
実はみんななんとなく買い手がいたら売り手が来て、売り手が来たら買い手が来るよっていうふうに、
ぼんやり考えてたのを解像度を上げることによって、
ガファムの一角に上がったAmazonという会社がいましたね。
スピーカー 2
Amazonという会社は買い手と売り手の間に何がないとダメだって言ってましたっけ。
スピーカー 1
買い手と売り手の間に体験?
そう、体験の手前。たくさんあってもしょうがないから、
セレクション価値がないとダメですよねっていう話をしてたわけですよ。
スピーカー 2
はいはい、ありました。
スピーカー 1
つまり何かっていうと、買い手が売り手を読んで売り手が買い手を読むためには、
買い手にとって選べるような状態になっているっていうセレクション価値がなければ、
買い手にとっての価値にならないですよねっていう話をしてるわけですよ、業績の中で。
だとしたら、結局この生成AIにおけるお絵かきサイトにおいて大事なことは、
スピーカー 1
書き手を生成AIで増やすことよりも、セレクション価値を上げることだったりとか、
その読み手がいるから優秀な書き手が、選ばれた書き手がそこに集まりたいって思うことなわけですよ。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
っていうふうに要素分解をする。
ネットワークエフェクトとは買い手と売り手のマッチングであり、ハードサイトから回すことが常識だよね。
さらに言えば、買い手と売り手の循環が回るためには単に集めるだけではなくて、
あえてセレクション価値っていうふうに、買い手にとってのセレクトされたものとしてないと機能しない。
ここまで常識が分かっていると、じゃあAIでアップデートすべきところはどこですか?
スピーカー 2
いや、面白い。つまり、投稿ではないよねってなると、
書き手がAIになった時に価値が出るところ、ハードなところは、見る人とかセレクションのところだよね。
例えばその2つのうちどちらかをうまく集めるようなサービスを作りましょうみたいな発想になって、
例えば、アイデアベースだと美術評論家みたいな人が100人いて、
AIのいい絵に対して評論をしてくれるってなると、自分のも見てほしいって人がたくさん集まってくるし、
読み手もそこの評論家の101人目になりたいみたいになるかもしれないから、
そういう戦略を取らないと正しいネットワーク効果は生まれないですよね。
じゃあ試してみましょうみたいな、そういう流れになる感じですかね。
スピーカー 1
おめでとう。成長したよ。
スピーカー 2
これめっちゃ面白いですね、なるほど。
スピーカー 1
だから大事なことは定石っていうものをちゃんと分解して理解しておくことによって、
その状況が変化すれば、状況の変化に合わせたどこを改革すべきかってところがわかるわけですよ。
さらに言えば、さっきので言えば絵のアップする人じゃなくて、
今言われたように見てくれる人の方がハードサイドになるんだから、
どういう見てくれる人を集めればいいものが集まるようによりなっていくかっていう観点もあるし、
あともう一つはセレクション価値とAIってむちゃくちゃ相性いいですよね。
じゃあセレクション価値における今度AIの生成AIのゲームチェンジを考えた方がいいわけです。
だとしたら今度は生成AIの価値でセレクション価値に関係しそうなところを分解すればいいわけです。
スピーカー 2
生成AIの価値でセレクション価値に関係しそうなところ。
スピーカー 1
これは適当にチャットGPTにセレクション価値が生成AIによって劇的に変化することを20個上げてくださいとか言えば上げてくれるわけですよ。