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  2. 2人の下半期読書振り返り #1
2022-12-13 30:13

2人の下半期読書振り返り #1

読書はいいぞ。無知を自覚させてくれる。

00:12
さあさあさあ、今日は少し早めに下半期の振り返りをしましょう。
良い、読んでよかった本っていうやつですね。
やりましょうか。
やりましょう、やりましょう。
Mikiさんは、例年と比べるとどうでしたか、この下半期の読書体験は。
例年と比べると、今までやっぱり衝動的なフィクションが好きで、
物語が尖ってるかみたいな、尖ってる物語を求めがちだったけど、
もうちょっと、頭が別のとこに行ったっていうか、
なるべく言語的じゃないところで何かをキャッチしようみたいなことに努めた下半期であった。
それはどういうモチベーションで、チャレンジに至ったんですか。
3年前から演劇のワークショップみたいな運営を始めて、
体を使って何かをコミュニケーションするの面白いなって思ってたのと、
今年のアサインした講師の方が特に、大一元校は手話で育ったっていう方でしたから、
その人のことを調べたりとか、手話ってどういうことなんだろうとか調べていくうちに、
言葉で世界を強化していくような気持ちになってたのは、
世界半分でしかないなみたいな感覚がすごい芽生えてきて、
もうちょっと言葉じゃないところで、
こんなことを見たいなみたいなことを思ったっていう感じですかね。
いい半年ですね。
良かった。
なるほど。
9月にその方のワークショップがあったので、
9月、9、10、11ってずっと特に気になっていろいろ見てたって感じですね。
そんなみきさんのおすすめ、話したいところからぜひぜひ触っていただければ。
私から?
はいどうぞ。
一応分けて、漫画編、小説編、その他編、あと本以外っていうジャンルで分けたんですけど、
何から言ったらいいかな。
1位からいきますかね、一番話したいやつから。
どうぞ。
私は下半期何を読んで面白かったかなって思った時に、
やっともう圧倒的にこれだなって思った小説がありまして、
それが小谷田夏希さんっていうことが書いたフィールダーっていう小説です。
一言で言うと、現代社会の闇全文の小説みたいな感じなんですけど、
冒頭が主人公が集英社みたいな大きい総合出版社に働く編集者なんですけど、
部門がジャンプとかノンドとかそういうやつじゃなくて、
一生スコープっていう出版社が売り上げとかじゃなくて、
ブランディングとかに出してる社会派なフリーペーパーみたいな、
ちょっと後派な問題、貧困とか児童ポルノとか、
そういうちょっと後派な問題を取り上げたものを機関で出してるみたいな、
03:00
ちょっと後派なところにいる編集者なんですけど、
その人が結構よく親しくしてる、テレビとかにもよく出てる有名な
児童問題を取り扱った専門の女の人っていうのがいて、
その人が実は児童ポルノしてたっていう噂が流れてくるところから、
物語が始まるんですよ。
なるほど。
めっちゃいい感じの快活な噂のはずだったのに、
小学校4,5年生の女の子と善なで抱き合ってた、
みたいな噂が流れるっていうところからきて、
これがどういうことなんだろうっていう、
でもそれが本当に児童ポルノしてるとは思えなくて、
どういうことなんだろうっていうのを調べ始めるっていうところが始まって、
その問題だけじゃなくて、いろんなあらゆる社会の問題っていうものが
どんどん盛り込まれてきていくっていう話なんですけど、
それがちゃんと読んで不快にさせたりとか、
ちゃんと考えなきゃな、みたいな読者に固い気持ちにさせたいわけじゃなくて、
ちゃんとエンタメ小説として、読んでよかったっていうような、
ある種のフィクションを摂取した時の爽快感を残しながら、
でもちゃんと突きつけてくるっていうような小説で、
とにかく全部やってきたな、全部問いかけてきたなっていう感じが凄まじくて、
すごく面白かった。
フィールダーっていうのも、フィールド、現場にいる人っていうことで、
だから視点が一貫して、人事とか探偵として調査しますとかじゃなくて、
人事ではないものとして、ちゃんとその現場にいる人たちの目線で
いろんな物事が描かれていて、
それがすごく痛いし、面白いっていう感じ。
良い子な感じの小説がしなくて、
とにかく今言いたいこと全部言ってきましたね、小畑さんって感じがして、
すっごい面白かった。
例えば、児童虐待とか、小児性愛とかもそうですけど、
ルッキズムとか、これ出版社で爽快読んでますけど、
ルッキズムとか、咀嚼読読とか、ネット炎上、皮脂燃料とか、
あとテッドとかもね、言ってて、
なんか結構、児童問題を扱ってる、
児童ボールの下かもって言ってる女の人とかも、
旦那さんがめちゃくちゃ猫を可愛がってるっていう夫婦で、
なんかその人はそのようじゃないし、
猫をめっちゃ可愛がるってなんかちょっとグロくない?みたいな。
ペットっていう概念なんかちょっとグロくない?みたいなこととかを思ってたりして、
だけど別に言ってなくて、みたいなことが描かれてる描写とかもあって、
最近フランスで、確か犬と猫ってペットとして飼うの禁止になったりとかね、
してて、そういうペットってどうなの?みたいな動作もちょっとあったりとかするし、
私も不思議だなって思ったけどとかもあったりして、
なんかそういうちょっと、なんだろう、
ナンチの雑談とかでは言いづらいけど、
でもこれ本当におかしくない?みたいなようなこととかもいっぱい盛り込まれてて。
うーん、今著者のこのインタビューを見ていたら、
もともとは、今最後に話してくれた、
動物に関する話を書こうと思ってたんですって書いてあるね。
06:04
ペットを飼うことに対する疑問とかを持っていて、
それを書こうと思ってたら、
同じようなおかしさって、
もっと他のところにいろいろあるなってなって、
どんどん広げていって、
なのでプロットとかあんまりなく、
どんどん描いていったらこんな感じになりました、みたいなことみたいね。
多分なんか、何かすごくかわいいでまとめることとかに違和感ある人とか、
なんでも結構今推しっていう文化じゃないですか、
すぐこれうちの推しみたいな、
なんでも推しを作って楽しむみたいな、
そういうのがちょっと嫌だなみたいな人とかは、
読んだらすごいわかる部分が多いと思う。
嫌だなと思う人がいるんだね、なるほどね。
いる。
もっと好きを大切にしてほしいみたいな意味合いだと思うんだけど、
なんかすぐ推しって言葉にまとめないでみたいな。
すごいな、なんかいろんな主義主張の人がいるんだな。
なるほど。
どんな人が読んでも面白いんですけど、
一番、やっぱり見ないふり、
普段私も社会も見ないふりしてるものをちゃんと見せてくれて、
それがしかも嫌な気持ちにさせないっていうことがすごい好きで、
そういう小説だなって思いました。
ネット炎上している少年漫画誌、同性愛差別をする社長。
なるほど。
立証者の抱える矛盾に、一体どう筋を通すのかと迫られた橘は、
意外な答えを口にすると。
複雑なことを複雑なまま伝えないから自殺や差別がなくならない、
という彼の言葉が重く響く。
確かにこれあれのモチーフだなとか、
今何、主演者の人にインタビューした?みたいなぐらい、
リアルな構想とかも出てきたりとかしますね。
なるほどね。
これなんか素敵な、このあれだね、
この書いた人のインタビューがまず超素敵だね。
なんか結構これ出た瞬間に面白いってなって、
わーって有名になったっぽくて、書評が多分いろいろ出てるはずです。
でもこれが多分読んだ瞬間から、
これ多分今年の一位だろうなって思いながら読んで、
今のところ覆らずっていう感じですね。
この人のインタビューは読んじゃうね。
何読みました?
主演者の文芸ステーションっていうところに乗っている、
観光記念インタビューってやつだね。
自分たちが快不快の感覚や優勢学的思想に基づいて、
命の選別をしているということは、
誰しもができれば認めたくないことだと思うんです。
09:02
確かにそうだね。
全く知らなかったな。
後半が、編集者の人が自分のバランスを取るためのアクションの一つとして、
ソーシャルゲームにハマって、
ソーシャルゲームの中で活躍するみたいな描写も、
すごい後半が結構そこが目になってくるんですけど、
ゲームやる人が読んでもめちゃくちゃ面白いとこ。
私が全く一度もやったことがないから、
こういう感じなんだって読んだんですけど、
やる人が読んだらすごいリアルなことになっているらしい。
金銭に触れる部分が多分あるんだろうね。
自分の感覚としてね。
ネットワードになってるから言えないけど、
そこで事件が起きたりとかした時の、
その事件の内容とかにも、
ハッてなるような。
何かしらのメッセージ性はみきさんは感じたりしたわけ?
何か一個一個が、
これ無くなったらいいなみたいなことはあったりするわけ?
なんかね、タイトルのフィールダーっていうのが、
現場目線みたいなこと言ったけど、
あなたもフィールダーですよねみたいな感じなのよ。
っていうメッセージを感じた。
この今起きてることは全部、
人事として捉えられてる話じゃないだろうみたいな。
まあそうだね。
目線を共感に感じた。
そうだよね。
そうなんだよな。
全然違う話になっちゃうかもしれないけど、
社会問題調査みたいなやつをレポートで見てて、
国際調査なんだけど、
大きい問題になればなるほど、
アメリカとかフランスとか他の国に比べて、
日本人って行政が解決してくださいとか、
会社が解決してくださいみたいなやつがめちゃくちゃ多いっていう。
つまり個人の責任ではなくて、
あるいは私の責任ではなくて、
国の責任ですとか、
社会の責任ですとか、
そういうぼやっとした人たちが変わらなければいけませんみたいな。
ふうに思うのが優位に多いんですよ。
日本だけ?
日本だけ。
もちろん全世界の全国調べたわけではないから、
日本よりもっとそれが多い国はあるかもしれないけど、
少なくともその調査に乗っていた、
8から10くらいの国の中では日本がトップに多い。
フィールダーが少ない国なのかもしれないね。
みんな当事者なんだけどね。
なんなんだろうね。
今までそれでなんとかなってきたみたいな、
平和な時代が長かったのかな。
うーん、なんだろうね。
まあ、社会主義と言われる国ですから、日本も。
いい位置ですね。
これはすごい面白かったです。
なんか撮ると思う、ショーズ確実に。
それか映画化、映画化難しいかな。
でもなんかすると思います。
12:00
こういうの映画化した時ってスポンサー付きづらそうだね。
私たぶん絶対抜け落ちるものが多すぎる気がする。
まあね、難しいよね。
映像と時間のこの制約っていうのはね。
でもめっちゃ面白かったです。
朝鮮、この小枝さんの意気込みがすごいっていうか。
ぜひ年末にでも読んでみてくださいませ。
ね。
素敵な本ですな。
なんかいろんな書評の人がやっぱり書評の観点が、
多分ご自身の書評をするレビューアー自身の観点も
混ざっているのはミキさんが言ってた
いろんなものがこう全部盛りみたいなところがあるからなんだろうなっていうのは
あると思うんですな。
面白い。
嫌かにゲーマーだろうみたいな書店の人とか言いましたね。
まあ、そしゃげの部分が刺さるわけだね。
刺さってるんだなと思ったりとか。
あとペットの部分が刺さってる人とかペット買ってるなとか。
なるほどな。
ではでは、交代制でやっていきますか。
そうしますか。そうしましょうか。
なんだろう、私1位を選べるんだよな。
全然なんでもいいです。どういう感じで選びました?
つけている読書メモみたいなやつが、読書メモとか読書記録みたいなのがあって
その中で下記に読んでこれ良かったなっていうのをバララッと出してきて
今のなんだろう、私の中の良い本の定義は
いろんな物事とのつながりのボリュームが多いもの
さっきのみきさんの社会テーマにいろんなつながってるもそうだし
自分の考えていることとか思想とかと近いものに
近いものっていうかつながりが多いものか
あれにはこう書いてあったけどこれにはこっちなんだとか
こうやって勉強したけどこういうふうなことがあるんだみたいな
そういうのが多いところが多ければ多いほど良いっていうのがあると
しもきで特に意識してたこととかはありますか?
私がちょっと言葉から離れてみようとか思ったりしたような
これあったって言った方がいい流れな気がするんだけど全然ないな
あったって言いたいけど全然ただただ読んでたな
そうね、今直近読んだからっていうのもあるけど
このすごい物理学講義っていう
ちょっと前ね、すごい売れた本だと思うんですよ
カルロ・ロベッディっていうイタリア人の物理学者が書いた本なんですけど
日本では何が一番売れたの?
世界的には時間は存在しないがめっちゃ売れたのかな
日本語訳されてる本だと大きくは4冊ぐらい多分あって
15:07
このすごい物理学講義っていうのと
あと今言った時間は存在しないっていうやつと
カルロ・ロベッディの科学とは何かみたいなやつと
あと世界は関係でできているっていうのが4冊あって
世界は関係でできているっていうのは
すっげーふわっとした本かなと思いきや
ゴリゴリの物理学の本なんだけど
そうなんだ
ゴリゴリの物理学の本
哲学の本じゃないのね
量子力学をやっていくと
仏教の思想というか考え方に行き着くみたいな
よくあったりするんですよ
そういう対話の本とかもあったりするんだけど
カルロ・ロベッディさんってイタリア人の研究者なのね
イタリア人の顔をしてらっしゃる
ちょっとイケメンじゃん
イケメン中華
ザ・イタリアのイケオジみたいな
ザ・イタリアのイケオジなんだけど
ゴリゴリの物理学者で
ループ量子重力理論っていう
何を言ってるか全然わかんないんだけど
アインシュタインが出てきた後に
その後によくあるひも理論とか
名前だけは聞いたことあるじゃない
ひも理論じゃなくて
ひもじゃなくてループだみたいな
和なんだみたいな話があるんだって
それの研究をしてる人なんだけど
このすごい物理学講義は
とても私の中で
いろんなそうなんですかっていうのがあった
ほんで例えば
時間は連続じゃないっていうことがあってですね
時間は連続じゃない
すっごい昔のというか
なんて言ったらいいのかな
普通に人間が生きているとさ
空間とか時間っていうのって
存在している気がするじゃない
ないんだっていうわけ
時間とか空間なんて
そんなものはなくて
時空間っていうものがまず存在してるんじゃないか
っていう話が
アインシュタインが言ったことですと
時間と空間ってのは不可分ですと
つまりミキさんが今部屋の中にいて
その中に自分自身がいるとか
机があるとかパソコンがあると思ってるでしょ
うん
なんだけど
そういうのは世界のあり方じゃないんだっていうわけ
確かに時間だけがあるとか空間だけがあるって
どういうことってなるね
そう
それはつまり漁師の場があるっていうことになるらしいんだけど
18:03
時空間の一個先かな
が漁師場っていう考え方なんだけど
時間と空間が
すっげえ説明難しいな
独立に存在していないっていうことを
アインシュタインの説明を通じて考えると
ミキさんが今いる地点があるでしょ
その地点から
全く同じ時間
あと火星っていうのが存在するかどうかっていうのを考えましょう
っていう試行実験をしますと
そうするとミキさんが今東京で生きているこの一瞬っていうのと
同じ一瞬が火星だと15分ぐらいあるんだって
つまり過去でも未来でもない一瞬っていう空間が
火星には15分分あると
つまり時間っていう一軸が
同じ空間にわたって広がってるんじゃなくて
その
なんて言ったらいいのかな
距離が遠くなるに従って今っていうのが拡張されるっていう
それって今のミキさんと私の間にもあるわけじゃない
だから全く同じ時間を生きてる人はいないんだなっていう
同じ空間を共有してます私たちみたいなことを言う人っているじゃない
それって一人もいないんだっていう
シンプルな驚きが1位
なんかそれってさ
距離が遠いことを示唆できないから時間で表すみたいな
学問上の机上の話じゃなくて実際にあるってことなの
そう
ちょっとそこも理解できてないかもしれない
そうもう学問上そうしましょうじゃなくて
そうなのよ
ミキさんと私は全く同じ時間を共通
共通化しているわけではなくて
単純に脳が時間っていう軸でこの世界を切り取ってあげることによって
単純にスムーズになってるっていうだけっていう話らしいんですよ
え?全然理解できなかった
そうなんだ
脳が埋めてくれてるだけ
プラス時間っていうのも考えた時に
時間は連続じゃないっていう話があって
大丈夫かなこれポッドキャストにして意味があるのかちょっとよくわかんないけど
何て言うんだろう
私大学院の時に経済学をやっていると
いかに関数が連続であるかっていうことを仮定するのってめっちゃ大事なのね
人が同じ合理性を持った存在かどうかみたいなこと
例えば人の功用を測る関数だったり生産っていうのの関数だったり
いろんな数式が出てくるんだけど
その数式が連続であるとするとできることってめっちゃ増えるのよ
微分も積分もできるし
ただそれが離散っていっててんてんてんてんてん
21:01
途中飛んでるみたいな状態になると
それって微分ができなくなっちゃうから
全くいろんなものが解けなくなるんだけど
時間っていうのは時間も空間も連続じゃなくて
微分ができない離散的な存在ですっていう話が出てくるんですよ
10のマイナス32乗以上細かく切っていくと
その時間っていうのがなくなっちゃうんだって
もうわかんなくなってるね
10のマイナス32乗以上細かく切ったら時間がなくなっちゃうっていうのは
人にとってはなくなったと同じぐらいになってしまうということだって
なくなってはいないのではとか思っちゃったけど
なくなって残念ながらいるんですよ
いって人間の頭が勝手に補正してあると思っているだけ
つまり間を勝手に人間の頭が認知ができないから
認識で埋めているだけっていうのがあって
かつ無限っていうのもないっていうわけ
だからそれを読んでそれが真理なんだと思うと
あらゆるところで無限とか連続とかいう単語を使う人に対して
すごくはぁって思うようになったっていう
で今のみきさんみたいに何て言うんだろう
何て言ったらいいのかな
人間にとってこうだからいいじゃないっていうスタンスの人に会ったとするじゃない
うん
になった瞬間になんかいろんなことに絶望するっていう
なるほど
そうかみたいな
風になった本ですね
なんか世界の見え方が変わったって読んだと
多分物理学の人からしたら常識のことがたくさん書いてあるんだと思うんだけど
すごくいい本
私この本自体は物理学講義って名前がついてるんだけど
イタリアの文学賞かなんかを取ってるんだよね
文章としてすごく美しい
だから読んでても全くストレスがない
細かい理論がわかんないとか
これなんだっけこれみたいな話はもちろんあるんだけど
本当にあれだね文章が美しいですね
だからこの人の本は本当に
普通の物理学では考えられないぐらい売れるんだと思うけど
めちゃくちゃ良かったですね
私のような物理学でシミュレーションとか学問だからシミュレーションしなきゃいけないから
でも稼ぐので行くことできないから
そういう時間を巻き戻したりとかすることで距離を移動したことにしてると思ってたから
違ったんだって思いました
この人の言葉をそのまま引用すると
時間とは自物の微視的な物理学
細かい物理学っていうのを無視することで生じる現象であって
時間とは私たちが持っていない情報で
時間とは私たちの無知であるっていう言い方が出てくるんだけどすごくその通り
24:05
人間はアホなので時間が認知できるっていう
私みたいな結構序盤でつま抜きそうな人でも読んで大丈夫な本ですかね
全然楽しいと思う
この人の科学に対する向き合い方のスタンスってすごく素敵
科学ってのは世界の見え方であると
それは常にアップデートされていくものであって
なので単純な数学っていうのが科学でもないし
未来を予測するための何かっていうのが技術とか科学というわけでは全くない
なので世界のイメージとか世界について考えるための概念的な手段っていうのが
科学から出てくるものだから
まず何よりも見方を提示するものじゃないといけないよねっていうのはすごくフェアだし
ある種優しい科学の提示の仕方だなっていう風に思うですね
これかな
のぞみさんに紹介されなかったら多分読まない本
良い本良い本だったと思う
この本も紹介
これ私が続きで2冊目言っちゃうけど
この本が引かれてたのがその1個上の
シリコンバレー最重要思想家ナバル・ラビカントっていう
このなんかすげーうさんくさそうなタイトルじゃない?
いやほんとよ中身薄っぺらそう
でしょ
このナバルっていう人私ずっとツイッターでフォローしてて
なんかねすごい独特の独特の人なんですよ
シリコンバレーって名前がついてる通りスタートアップ界隈の人なんだけど
この人がよく読んでいる本っていうのの中に1冊に紹介されたのがこのすごい物理学講義っていう本
だったから読んだ
時間私が読んだ時間の経過
順序って意味合いで言うとこのナバル・ラビカントっていう人の本を読んで
その下のすごい物理学講義っていうのを読んだっていう
インド生まれ幼い頃に移民としたアメリカに渡る
初めての仕事は15歳
違法ケータリング会社のケータワークの荷台に乗ってインド料理をデリバリーしていた
生きるのに必死だった方なんですね
そうね
こういう人のエネルギーがアメリカの源泉ですよね
初期のウーバーやツイッターに投資するなど善権の目を備えていて
成功論人生の場はツイッターやポッドキャストでも人気を博しているそうです
何も持たないどん底から腕一つでシリコンバレー屈指の事業創出者に登り詰めた
例えばどんなビジネスが有名なんですか
ナバルが有名になったのは投資家としてさっき言ってくれたみたいに
ツイッターとかウーバーに投資をしてたっていう投資家としてすごく有名ですね
27:00
自分で何やってたんだっけな
自分のスタートアップでボリボリっていう感じよりかは
ある程度稼いだお金でちっちゃく投資をして一気に儲けた投資家っていうスタンスの方が
私はよく存じ上げてる人ですね
ナバルってこの人?このアイコンの人ね?
よく見るでしょナバル
よく見るっていうか多分フォローしてる
この人ね
結構楽しいですよ
本自体もなんかいろんな人との対話だったり
なんか発信したやつをゴロゴロっと混ぜ合わせた本
確かなんかもともとこの本
この原著のアルモラックオブナバルラビカントっていうのは
PDFとかで無料配布されてたと思うんだよね確か英語で
それを日本語訳した本なんだけど
発言録みたいなのがうわーっとまとまっていて
こうやったら稼げますみたいなそういう話あったのかな?
あったのかもしれないしなかったのかもしれないけど
いろんなことの原理原則っぽいものがたくさん書かれていて
物理学からの学びだったり宗教もそうだし倫理学みたいなこともそうだし
ビジネスもそうだし
そういう意味ではすごく考える素材としていい本だった感じですね
なるほど
いわゆる本質本ってやつですよね
そうだね数学科学哲学の偉人たちの本を読もう
現代人とニュースを無視しようっていうのが出てきますね
すごくいいです
DIE WITH ZEROっていう去年売れたエンジニアの本があったと思うんだけど
ゼロの状態でお金も時間も使い切って死にましょうっていう
売れた本があると思うんだけどそれと同じような
結局みんな死ぬんだからさーみたいな
この地球も結局ゼロになるんだからさーみたいな
そういうことのために何かやるって
基本的に無駄だっていう前提で始めた方がいいよみたいなスタンスだね
君も無駄私も無駄みたいなやっていることも基本的には全部無駄
火星に行くのも無駄なぜなら宇宙もなくなるからみたいな
でもそれは別に悲観的にそうだとか
それだから何もしないようにしようとかっていうよりかも
真実としてそうだからさーみたいな
そういうもんなんですよっていうやつだね
全然興味出たわ
いい本ですよとっても
苦手なというか心は別にいいやっていうのは
別にいくらでも捨てていいと思うんだけど
頑張って物事を考えようとする人っていうのは
刺さる部分がありそうな本でしたね
30:02
って感じかな
ありがとうございます
30:13

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