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2024-04-23 26:50

ロブ・ダン「世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち」#3

  • フォードはいかにゴム生産で大失敗したか
  • 絹糸/蚕生産は中国・ブラジルで工業化している
  • 珈琲さび病の脅威
  • さあ、家庭菜園を始めよう

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米、小麦、砂糖、トウモロコシ、豆、ジャガイモ、ヤシ油…

わたしたちは、たった12種類の作物で生きている。


人間が生きるうえで欠かすことのできない主食作物が、同時多発的な病原菌や害虫の猛威に襲われたとき、わたしたちの食卓はどうなってしまうのか。大規模なアグリビジネスがもたらした悲劇、作物破壊の危機に立ち向かう科学者の軌跡をたどりながら、いまわたしたちにできることは何か、考える。


【目次】

第1章 バナナを救え!

第2章 アイルランドのじゃがいも飢饉

第3章 病原体のパーフェクトストーム

第4章 つかの間の逃避

第5章 敵の敵は味方

第6章 チョコレートテロ

第7章 チョコレート生態系のメルトダウン

第8章 種子の採掘

第9章 包囲戦

第10章 緑の革命

第11章 ヘンリー・フォードのジャングル

第12章 野生はなぜ必要なのか

第13章 赤の女王と果てしないレース

第14章 ファウラーの箱舟

第15章 穀物、銃、砂漠化

第16章 洪水に備える

エピローグ――私たちは何をなすべきか

サマリー

ミキさんはキャッサバの情報を調査し、その多様な用途と栄養価に驚いています。また、キャッサバは病気に弱く、アフリカではキャッサバコナカイガラムシによる被害が深刻です。話は宇宙人や種子保存庫につながり、人類の未来への希望を守る場所として注目されています。バビロフの研究所はナチスの攻撃から研究を守り抜いています。タネの保存には冷凍だけでなく、ジャガイモの栽培も必要です。カカオ農園では病気のせいでブラジルのチョコレート作りができなくなりました。人間の行動が農園や国の産業を変える恐ろしさを感じています。植物の防疫は封じ込めだけではなく、根本的な対策が必要だと感じています。食糧危機に立ち向かう科学者たちは、世界の食糧問題について語り、企業の営利追求が多様性の喪失に繋がっていることを明らかにしています。

キャッサバの驚き
Mikiさんは、この一緒に見ている、この一緒に書いているノートのところに、キャッサバの画像を貼ってますけど、今まであまりキャッサバのことは考えたことがなかった感じ?
キャッサバの見た目がわかんなくて、キャッサバのパートが結構長かったじゃないですか。
そうですね。
まず見た目を調べて、イメージしながら読みました。
タピオカの原料ですよね、っていうことしかわかんなくて。
そうね、タピオカの原料もキャッサバを粉末にしたやつかな。
ここの本の中にも書かれてますけど、いろんなものにキャッサバが使われてますみたいなのが出てましたよね。
しかもすごい栄養、どこでも簡単に育つし、周期も早い上に栄養も取れるみたいな感じでね。
夢の食材、キャッサバ。
だけどキャッサバはかなり病気に弱いというか、ここに着いたら結構国の人死んじゃうよみたいな状態になってましたよね。
そうね。
めっちゃびっくりしました、本当に。
だからまだこのキャッサバとかジャガイモとかが生きてるってことは、少なくとも宇宙戦争を企んでる人とかは地球は標的に見せてないんだなって思います。
地球のことをダメにしようと思ったら、もうすぐ簡単な方法があるってこと?
そう、すごい簡単じゃんと思って。
これ着くだけじゃんと思って。
大丈夫、狙われてない。
っていうくらい明らかなゼウザク性って思いますね。
キャッサバの話はアフリカの中でキャッサバを標的にした害虫が出てきて、何虫害虫だっけ?
コガネ…コガネ…コナカイガラムシ?あ、違うわ。
そうですね、コナカイガラムシ。
あ、コナカイガラムシだ。キャッサバコナカイガラムシ。
…にめちゃくちゃ攻められてキャッサバがどんどんダメになって、たまたま何とかするでっていうのを思っていた元ヒッピーの研究者がいて、
キャッサバコナカイガラムシとの戦い
その人がアフリカにジャンジャがコナカイガラムシを食べる蜂をばら撒き続けるっていうのが一つドラマティックなシーンとして出てくると思うんですけど。
ありますよね。
だからこれ撒かなかったらキャッサバもうボロボロの状態で、ミンキーちゃんが去年おととし飲んだタピオカはもう全く飲めなくなったってことでしょ?
そう、全く。日本で放課後タピローとかいう会話はもうなくなって、そんなボウロシも生まれないっていう世界にしたよ。
ヒッピーのお兄ちゃん、アメリカの西海岸生まれの人ですよね。すごい救ってたって書いてたな。
ちょうど今3月末に、3月の末にミンキーさんと一緒に撮ってるんですけど、ちょうどNetflixで3体が配信になって。
え、始まったね。
全部勢いのまんま見ちゃったんですけど。
気になってた。どうですか?
いやー、小説を読んだ人間としては映像化された時にちょっとこう、そういう感じって思うことがあるわけですけど、正直1話見た時にはちょっとなんかそういうことじゃねえんだよなみたいなのはあったんですよ。
まずその舞台がロンドンなんですよ。
え?
え?みたいな。
で、主人公も、大事なとこは中国人風の人がやってるんですけど、めちゃくちゃロンドンやんけみたいな感じなので、はーと思ってたんですけど、2話3話一応行ってみるかと思って。
行ってみたらまあ、案の定ちょっと夜通し見てしまい、8話まで来なかった。
やっぱり良かったですね。
あのSFも3体の宇宙人が攻めてくるっていう話が1つコアですけど、確かに3体の人たち、何とかして趣旨にアプローチできたら早かったんですね。
そうそう3体の人たち、趣旨を囲って、なんかお前たちが良いこと聞かなかったらこの趣旨はもう全部燃やすみたいな。
確かにね。
小説を読んでた時にはすごくシンプルに見れていたんですけど、映像化されるともっと良い方法あるだろう、その3体成人にとってみたいなのは思うようにはなってしまったんですけど。
でもまあ3体って宇宙侵略だけどさ、なんかさ暴力的な感じじゃなくて一方的にさ、地球殺すぞおりゃみたいな感じじゃないっていうか、もうちょっとジワジワ系ですよね、攻撃の仕方として。
まあそうだね、実際に来るまで400年あるから400年の中でジワジワ来るっていう。
まあ400年経って暁には凄く容赦ないけど、なんか一旦ジワジワ系だから、まあ確かにタネとかじゃないのかも。
一気にやられちゃうんですかね。
うん。
確かにそうね。
あとあれかな、タネはなんて言うんですか、地球人の心情とかどうでもいいからさっさと絶滅させたいみたいなタイプには有効だけど、なんか私たちがそのタネの重要性がむしろ分かってないじゃないですか、タネみたいなどうぞどうぞみたいになってるじゃないですか。
まあホームセンターに、ホームセンター行った時の入り口の横にたくさん並んでるなみたいなイメージしかな、我々のレベルだとあまりないですよね。
想像できないじゃないですか、そのタネがないことのヤバさが。だからなんかビビらせるみたいな力がないから。
サイレントに侵略したい人にオススメのやり方です。
タネをちょっとずつなんかやっていくってやつ?
確かに。
いや別に一気にでもいいけど、なんかそのタネがないことに気づくのって、もうほとんど1年後とかじゃないですか。
宇宙人と趣旨貯蔵庫
まあそうね、気がついたらタネからちょっと違う目が出始めるみたいなやつ。
3体も最初の方は、漁師加速機との結果が全然理論値と一致しないみたいな。
そうそう、一緒にならない。
なんか全然違う話になっちゃうかもしれないですけど、この本の中に出てくるそのタネの貯蔵庫あるじゃないですか。
はいはいはい。
アイスランド?どっかにある。
アイスランド。あ、違う、ノル…スウェーデンとかじゃなかった?
スウェーデンでしたっけ?なんかもう雪で埋まった場所みたいな。
ここにあるこのスバーバル趣旨貯蔵庫っていう、スバーバル…
ノルウェーと北極天の間に浮かぶ離島。
はあ、ノルウェー、ノルウェーなんだ。
そう、だからどこの国の領土かわかんないけど、ノルウェーと北極天の間に浮かぶ離島。
うーん、このスバーバル世界趣旨貯蔵庫っていうのが中に出てて、世界中からいろんな作物のタネをとにかく集めて保存しているっていう場所がありますと。
やー、だからここをつかれたら人類やばいよ。
もうここをやられたら終わり。
人類が例えば最後の一人になっちゃったとて、頑張ってここにたどり着いて、そのタネを植えればなんかできるかもしれないっていう望みをかけて、このスバーバル趣旨貯蔵庫っていうところに貯めてるっていう話だったんですけど。
これビジュアル超かっこよくないですか?なんか見ました?
見ました。
なんか美術館ですって言われても、なんかこう疑わないのと、あとなんかこう海に向かってレールみたいなのがドーンと出てるみたいなビジュアルになってるんですけど。
はいはいはい。
宇宙船の基地みたいになってて、超かっこいいなみたいな。
確かに。
夢のある組織、スバーバル、スバーバル世界趣旨貯蔵庫。
スバーバル。
ただなんか趣旨貯蔵庫ってなんか各国にあるんですね。
あ、そうなんだ。
専門家はやっぱりちゃんとわかってるんですね、その趣旨報道の。
だから日本にもあるし、なんかツイッターでググってたらウクライナの趣旨貯蔵庫がウクライナ戦争で燃やされちゃったっていう記事があった。
あ、へーそうなんだ。
ウクライナにもあったんだ。
いろんな国に多分ある。
へー。
あ、日本にもあるんだ。
そう、しかも日本の貯蔵庫もちょっとかっこよかったですよ。
ね、日本のやつは茨城県筑波市にあって、ちょっと5年くらい前の記事ですけど、その時点で22万点の趣旨を保存していて世界5位の基盤。
うん、って書いてありますね。
はーかっこいい。
一応なんか冗長化はされてるものの。
もし宇宙地球をサイレントに攻略するんだったら、そういう日本とかかですよね、まずは。
まあそうね。
なんか地震とかのせいにして、失われて。
潰していく?
一人だけ気づくんですよね。おかしいみたいな。最近植物の病気も増えてるし、災害とかのようにして実は手保存庫が減ってってる。
はー、ありそう。
そういうSFありそうですよね。
ありそう、へー、いやなるほど。
このスバルバルのお話はすげーなんかロマンがありましたね。この本初めて読んだ時に私知った気がするんですよね。趣旨貯蔵庫っていうのがあるんだと思って。
うんうん。
びっくりしたんだよな。
めっちゃかっこいいですよね。
なんかこの話の一個前ぐらいが、ロシアかな?ロシアのサンクトペデルブルーク、ロシアのバビロフっていう研究者とその人が作ったタネの研究所のお話が出てくると思うんですけど、
私それが一番最初に読んだ時には記憶に残っていたシーンで、めちゃくちゃいいじゃんこのロシア人と思いながら読み終えた記憶がありますね。
あのあれですよね、職員たちが親人にしながら趣旨保存庫を守ったみたいな。
そうそう、そのロシア。
ロシア、そのロシアですよ。
そうなんです。
バビロフの研究所
このバビロフっていう人は、その趣旨貯蔵庫じゃないですけど、とにかくいろんなところ旅行ってタネを貯めて持ち帰っていろんなものを保存しておくっていうことをめちゃくちゃ頑張ってやっていた学者さん。
で、その人の意思を継いだ研究所がロシアの都市にあったんですけど、そのナチスが攻めてきたときにその趣旨庫、趣旨のこの研究所の周りを包囲して、
奪おうとするんですけど、何とかしてこれを守り抜くっていうのを全部ロックして、研究者が何人か中に立てこもるっていう、何ヶ月も立てこもるっていうシーンが出てきますよね。
そんで最後、戦争とかもどんどん過酷になってて、食料不足になって、職員自身もすごい食料不足な状態だったけれども、趣旨保存庫を守り抜いたっていう話があったし、
努力が半端ないなって思ったのが、趣旨保存するってなったときに、タネを冷凍保存しておくだけじゃダメで、ジャガイモとか定期的に植え替えなきゃいけない、それが一番の保存方法だって。
だから職員たちは定期的にジャガイモを植え替えて、それが保存でしたっていう。栽培じゃねえかって、保存っていうより栽培じゃねえかっていうようなことをずっとやってました。
そうね。ジャガイモのタネ芋のレベルだと、そのまま冷凍しちゃうと死んじゃうから、芽が出なくなっちゃうから、植え替えて、取れたものを保存して、
次の年ももう一回やって、また植え替えて、っていうのをやっていくと。
なんだけど、その研究者の中の人たちは、最後、種子とかタネ芋に手を付けずにみんな餓死していくっていう。最後のこの亡くなり方含めて、みんな人生かけて、本当にリアルに人生かけてみんなタネと作物を守っていくっていう人たちのお話。
途中で誘惑に負けないように、出身地方校に二人一組、二人以上で入ることが許可されましたとか書いてあって、そういうディティールもあるから楽しく読めましたよね。
そうね。そりゃ一人で行ったら食うよな。
絶対食うわと思って。
二人で行っても食うもん。
いや、うん。
ねえ、そうだよな。
文章でも、もしかしたら1個や2個食べたかもしれないけど誰も怒らないだろうとか書いてありましたよね。
絶対怒んないよ。
絶対怒んないよ。
ねえ、ロシアの話は超いい話だったっすね。
カカオ農園とチョコレート作り
私はカカオの話がすごい面白かったです。
チョコレートのやつ?
チョコレート農園の話。
チョコレート農園の話っていうよりかは、
ブラジルのカカオ農園がミスって言ったようなのがあったじゃないですか。
カカオの病気が流行って、流行ったんだけど、
ブラジルの巨大農園なんかは、
低木が壁になってるとか、気候的な状況とかがいろいろあって、
普通にしてたら病気はあんま変わんない状態でしたと。
だけど、何がどうなったか分かんないけど、やっぱりついに病気がやってきてしまって、
一度病気が来たらもうカカオ、
この病原菌をなくすためには値段修正するしかないって農園全部割り当てにして、
つぶれちゃいましたってさ、
なのでもう今ブラジルはチョコレート作ってないんです、
みたいなことが書かれてて、
確かに今カカオといえば、
分かるなとかかって思ってたな。
後々分かったことだけあって、
ある男が、
俺がブラジルのコーヒー農園に病原菌を撒いたと告白する男がいた。
その人が言うことには、病原菌の付いた継ぎ木を、
わざと儲かっているコーヒー農園を儲からせたくなくて、
継ぎ木するっていうことをやって、
そしたらすっごいともかかって、コーヒー農園がつぶれちゃいました。
怖っ!
怖って言うか、
一人の手で農園とか国の産業をさ、
構造を変えられるんだっていうのが、
生物平気すぎるでしょって思って、
結構面白かったです。
怖いなーっていうか。
みきさん、最初の宇宙人のくだりからですけど、
結構壊したい欲求が借り立てられてるんですか?
なんていうか、この現代において、
セキュリティーっていうような、ある程度確保されてるもんだって思ってるわけですよ。
そんなところに抜け穴が?みたいなのがすごい怖いんですよ。
あー、そうね。
このカカオ農園の人たちは、巨大産業を持ってるから、
政治集団みたいな一部になってて、
っていう話でしたよね。
あー、そうですね。
対抗する組織の人なのか、何なのかが5人組ぐらいで、
メキシコか、もうちょっと北の方かなんかから、
ちょっと違った菌を持ってるやつを持ってきて、
ガツッとやったらもう全部ダメになっちゃいましたっていう。
今までみきさん、空港で検疫ってあるじゃないですか。
はいはいはい。
帰ってくる時。
はい。
あれでなんかやったことあります?
ない、引っかかったことないです。
多分検疫っていうのが、そういう病原体の一応ゲートになってるってことなんですよね、多分。
あー、今となってはね。
今となっては。
でもリクロは?
リクロもやってんちゃいます?
我々、あんまりリクロで国境を越えることないから、
あんまりイメージないですけど。
そっか、今となったよね。
でも病原菌の繁殖力恐ろしいからすっごい包んで、
ちょっとずつ50回とか避けて運んだら、
最終的には一農園潰せますよ。
いや、かもしんないですよね。
しかもこのブラジルのやつもあれですよね、別に200年前とかじゃなくて、
確かなんか50年くらい前ですよね。
50?そうなの?それが怖い、確かに。
男の告白って2000年代でしたからね。
ね、なんかあの時やったのは実は私ですみたいな。
私だったみたい。
そうですね、リクロどうするんでしょうね、そういう時ね。
あとなんかすっごい臭いものとかと混ぜて運んだら大丈夫とかしてもいいそうじゃないですか。
確かにね。
我々でいうと生物兵器みたいな、
例えば人間を殺しちゃう炭素菌とかそういうのは何とかしてよとか思っちゃいますけど、
例えばなんか日本の稲をめちゃくちゃダメにしちゃう、
腰光専門で攻められる病原体とかっていうのは持ち込まれてるかどうかとかって、
どうやってわかるのかな。
それがなんか植物の恐ろしいところですよね。
なんかその育ってる途中にはわかんなくて、
いつも病気って、
あ、よしよし今年もよく実ったぞ、
明日には刈るか?のその明日になったら急にダメになるみたいな感じなんですよね、植物兵器って。
そうね。
動物圏域、植物防疫。
確かにね。
でもやってる人は、
我々は一般のこの通路で行ってるから見ないだけなのかな。
でもなんか植物とか食品とかを輸送していい人って、
その特別な登録みたいなのありますよね。
そういう輸入していいですみたいな。
確かに見てても、
この果物野菜の持ち込み禁止みたいなやつはめちゃめちゃ書いてある。
とにかく、
世界中、
リンゴ、柑橘類は基本的にダメっぽい。
サツマイモもダメなんだって、ハワイグアーとか。
でもなんかそれって、その対策って、
なんか脆弱性に対する根本対策じゃないっていうか、
単純に封じ込め対策をしてるだけじゃないですか。
だから一回持ち込めたら終わるっていうのが、
なんか超恐怖って思いますけど。
そうね。
これもなんかちょっと違った話になっちゃいますけど、
先々週ぐらいに東京に行ったときに、
なんかおすすめされた本が、
反脆弱性?10年ぐらい前に。
反脆弱性?
そう、反脆弱性っていう、
ブラックスワンとかを書いてたタレブっていう、
何て言うんだっけ、
その人が、
反脆弱性、脆弱であるっていうことに
アンティーをつけて。
アンティー。
そうそう、反脆弱性っていう本を書いてるんだけど、
一緒に読んじゃったんですよ、
このバーナー、世界からバーナーになるまでと。
すごい良い組み合わせですね。
そうそう、めちゃくちゃ良い組み合わせだなと思っていて、
その脆弱でないっていうことと、
脆弱でないってことと、
脆弱でないってことと、
脆弱でないってことと、
脆弱でないってことと、
その脆弱でないっていうことと、
その例えば、
堅いこととか堅牢であることっていうのは
イコールではないと。
何て言ったらいいんだろう、
反脆弱性を持ってるっていう、
脆くないっていうのは、
なんか変化がある前提で、
それに対応ができるっていうのが、
なんだかその変化を通じてもっと良い状態になれるっていうのが、
反脆弱性を持っているっていう。
ことなんだけど、
その変化が来ると、
ダメになっちゃう。
食糧危機に立ち向かう科学者たち
変化には確かに一定強い、
瀬戸際とかでバンバン弾き返せるんだけど、
いざ来たら弱いっていうのは、
それは反脆弱であるってことではないみたいな。
脆弱で、
食糧、世界の食糧、
その状態ですよね。
だから献劇で来ちゃったら、
もうやられて終わりみたいなことですからね。
もしくは誰かが、
新しい病気を作っちゃったりとか。
終わり。
そうね。
動植物検疫探知犬っていう犬がいるんですって。
たまに歩いてますよね。
マジっすか。
そんなんいるんだ。
見たことない。
たまにいます。
犬種はビーグルらしいですよ。
ビーグルたまにいる。
しかもなんか検疫中みたいな服着た人と一緒に歩いてる気がする。
ほんとそうだ。
今パンフレット見てるんですけど。
ビーグルの一日超かわいい。
めっちゃかわいい。朝9時にお食事してる。かわいい。
かわいい。
全国140件の検疫探知犬がいて、
禁止品の見つけた実績で言うと43%はこのワンちゃんが見つけてるらしいです。
大活躍じゃん。
大活躍ですよ。自己申告とか、ちょっとすみませんって言って見つけたのが残り57%で、
半分弱ぐらいワンちゃんがワンワンって言ってるから。
見えてないけど見つけたってことですよね。
そうそうそう。そういうことなんでしょうね。
ビーグル君が守ってくれてるわけですよ。脆弱ですけど。
でもなるよりはめっちゃいいでしょ。
ありがたいですよビーグル。
本の話に戻りますけど、
一つの企業が利益を優先することの何が悪いっていうか、
それは研究は研究だろうみたいな。
非営利企業は非営利企業としてよりやりこたえればいいし、
営利企業は営利をとことん追求したらいいだろうって思ってたんですけど、
アフリリビジネス界においては、
それが結構ダメっていうか危ないところまでやりきっちゃったんだなって思いました。
みんながおいしく食べれって安定させられておいしいっていうものを安定供給するために、
めっちゃ同じものばっか作るようになって、
それが結構世界の農作物のバランスみたいなものにまで影響するように、
生産経営の一部にコミュニケーションしてますっていうアフリリビジネス企業。
ビジネス的な選択がそういう風に考えたことなかったなって思いました。
一番最初のバナナの話もそうですけど、
企業としてやるんだったら基本的に単一品種で、
かつその単一のものがおいしくて、
手軽に、かつたくさん取れるみたいなのがいいわけじゃないですか。
なのでそれを2つも3つもたくさんやる必要はないから、
どんどんまとめていくっていうのがバナナでも、
さっきみりーさんが言ってたカカオとかでも、
基本的に同じものをどーんと作るっていうことを従うと、
それがその作物の多様性っていうのがどんどん失われていっている要因なんだよねみたいな話がこの中にも出てきますよね。
しかも言語とかだったら鮮度とかないからさ、
企業の営利追求と多様性の喪失
もしかしたらわしゃわしゃ減っちゃうかもしれないけど、
ラテン語みたいに保存できたりとか映像で記録残したりとかできるけど、
食料ってそういうことがなかなかできない部分もあるとか、
リアルタイムで生態系を更新しながら、
その営利企業が営みをするって感じだから、
全然論点違うんだなっていうのは想像していなかった部分で面白かったです。
そうなんですよね。
言語だったらみんなが英語しか喋らないようになったとしたら、
悪いところってミキシさんが言うと文化的な何かが失われちゃうとか、
そういうのってあるよね、気がするんですけど、
作物の方で言うと、世界中でキャッサバ一種類になりましたってなったら、
害虫に一発でやられたらもう収穫ゼロになっちゃうから、
普通にお腹が空きますみたいな、
知りますと人はっていう。
リアル悲劇ですからね。
たとえば異色獣で考えるときに住むものだったら、
木が使えなかったとしても石が使えるとか、
いろんな代替素材とかあるけど、
食料ってその代替性全然ないっていうか、
今のところ蛍光摂取しか栄養できないっていう。
そうね。
26:50

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