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2024-04-16 26:50

ロブ・ダン「世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち」#2

  • 危機に陥るキャッサバとそれを救うヒッピー研究者
  • 北欧にあるかっこいい種子保管庫
  • 政治対立からカカオ農園の破壊へ
  • 検疫の意味
  • 指摘されている、農業を企業任せにする危険性

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米、小麦、砂糖、トウモロコシ、豆、ジャガイモ、ヤシ油…わたしたちは、たった12種類の作物で生きている。


人間が生きるうえで欠かすことのできない主食作物が、同時多発的な病原菌や害虫の猛威に襲われたとき、わたしたちの食卓はどうなってしまうのか。大規模なアグリビジネスがもたらした悲劇、作物破壊の危機に立ち向かう科学者の軌跡をたどりながら、いまわたしたちにできることは何か、考える。


【目次】

第1章 バナナを救え!

第2章 アイルランドのじゃがいも飢饉

第3章 病原体のパーフェクトストーム

第4章 つかの間の逃避

第5章 敵の敵は味方

第6章 チョコレートテロ

第7章 チョコレート生態系のメルトダウン

第8章 種子の採掘

第9章 包囲戦

第10章 緑の革命

第11章 ヘンリー・フォードのジャングル

第12章 野生はなぜ必要なのか

第13章 赤の女王と果てしないレース

第14章 ファウラーの箱舟

第15章 穀物、銃、砂漠化

第16章 洪水に備える

エピローグ――私たちは何をなすべきか


00:11
Mikiさんは、この一緒に見ている、この一緒に書いているノートのところに、キャッサバの画像を貼ってますけど、今まであまりキャッサバのことは考えたことがなかった感じ?
キャッサバの見た目がわかんなくて、キャッサバのパートが結構長かったじゃないですか。
そうですね。
まず見た目を調べて、イメージしながら読みました。
タピオカの原料ですよね、っていうことしかわかんなくて。
そうね、タピオカの原料もキャッサバを粉末にしたやつかな。
ここの本の中にも書かれてますけど、いろんなものにキャッサバが使われてますみたいなのが出てましたよね。
しかもすごい栄養、どこでも簡単に育つし、周期も早い上に栄養も取れるみたいな感じでね。
夢の食材、キャッサバ。
だけどキャッサバはかなり病気に弱いというか、ここに着いたら結構国の人が死んじゃうよみたいな状態になってましたよね。
そうね。
めっちゃびっくりしました、本当に。
だからまだこのキャッサバとかジャガイモとかが生きてるってことは、少なくとも宇宙戦争を企んでる人とかは地球は標的に見せてないんだなって思います。
地球のことをダメにしようと思ったら、ものすごく簡単な方法があるってこと?
すごい簡単じゃんと思って、これ着くだけじゃんと思って。
大丈夫、狙われてない。
っていうくらい明らかな贅沢性って思いますね。
キャッサバの話はアフリカの中でキャッサバを標的にした害虫が出てきて、何虫害虫だっけ?
コガネ…コガネ…コナカイガラムシ?あ、違うわ。
そうですね、コナカイガラムシ。
あ、コナカイガラムシだ。キャッサバコナカイガラムシ。
コナカイガラムシにめちゃくちゃ攻められてキャッサバがどんどんダメになって、たまたま何とかするでっていうのを思っていた元ヒッピーの研究者がいて、
その人がアフリカにじゃんじゃがコナカイガラムシを食べる蜂をばらまき続けるっていうのが一つドラマティックなシーンとして出てくると思うんですけど。
ありますよね。
で、巻かなかったらキャッサバがもうボロボロの状態で、ミキシャンが去年おととし飲んだタピオカはもう全く飲めなくなったってことですよね。
そう、全く。日本で放課後タピローとかいう会話はもうなくなって、そんなボウロシも生まれないっていう世界にしたよ。
ヒッピーのお兄ちゃん、アメリカの西海岸生まれの人ですよね、がすごい救ってたって書いてたな。
03:00
ちょうど今、3月末にミキシャンと一緒に撮ってるんですけど、ちょうどネットフリックスで3体が配信になって。
え、始まったね。
始まった私、全部勢いのまんま見ちゃったんですけど。
お、もう見た。気になってた。どうですか?
いやー、小説を読んだ人間としては映像化された時にちょっとこう、そういう感じって思うことがあるわけですけど。
正直、1話見た時にはちょっとなんかそういうことじゃねえんだよなみたいなのはあったんですよ。
まず、舞台がロンドンなんですよ。
え?
え?みたいな。
で、主人公も大事なとこは中国人風の人がやってるんですけど、めちゃくちゃロンドンやんけみたいな感じなので、はーと思ってたんですけど、2話3話一応行ってみるかと思って。
行ってみたらまあ、案の定ちょっと夜通し見てしまい、8話まで来なかった。
やっぱ良かったですね。
あのSFも3体の宇宙人が攻めてくるっていう話が1つコアですけど、確かに3体の人たち、何とかして趣旨にアプローチできたら早かったんですね。
そうそう3体の人たち、趣旨を囲って、なんかお前たちが良いこと聞かなかったらこの趣旨はもう全部燃やすみたいな。
確かにね。
小説を読んでた時にはすごくシンプルに見れていたんですけど、映像化されるともっと良い方法あるだろう、その3体成人にとってみたいなのは思うようにはなってしまったんですけど。
でも3体って宇宙侵略だけど、なんかさ暴力的な感じじゃなくて一方的にさ、地球殺すぞおりゃみたいな感じじゃないっていうか、もうちょっとジワジワ系ですよね、攻撃の仕方として。
まあそうだね、実際に来るまで400年あるから400年の中でジワジワ来るっていう。
400年経って暁には凄く容赦ないけど、一旦ジワジワ系だから、確かにタネとかじゃないのかも。
一気にやられちゃうんですかね。
うん。
確かにそうね。
あとあれかな、タネは地球人の心情とかどうでもいいからさっさと絶滅させたいみたいなタイプには有効だけど、私たちがタネの重要性がむしろ分かってないじゃないですか、タネみたいなどうぞどうぞってなってるじゃないですか。
ホームセンターにホームセンター行った時の入り口の横に沢山並んでるなみたいなイメージしかな。我々のレベルだとあまりないですよね。
06:05
想像できないじゃないですか、そのタネがないことのヤバさが。だからなんかビビらせるみたいな力がないから。
サイレントに侵略したい人にオススメのやり方です。
タネをちょっとずつ何回やっていくってやつ?
確かに。
いや別に一気にでもいいけど、そのタネがないことに気づくのって、もうほとんど1年後とかじゃないですか。
まあそうね。気がついたらタネからちょっと違う目が出始めるみたいなやつ。
3体も最初の方は、量子加速器の結果が全然理論値と一致しないみたいな。
そうそう、一緒にならない。
なんか全然違う話になっちゃうかもしれないですけど、この本の中に出てくるタネの貯蔵庫あるじゃないですか。
はいはいはい。
アイスランド?どっかにある?
アイスランド?あ、違う、スウェーデンのところじゃない?
スウェーデンでしたっけ?なんかもう雪で埋まった場所みたいな。
ここにあるこのスバーバル趣旨貯蔵庫っていう、スバーバル?
ノルウェーと北極天の間に浮かぶ離島。
はあ、ノルウェー、ノルウェーなんだ。
そう、だからどこの国の領土かわかんないけど、ノルウェーと北極天の間に浮かぶ離島。
このスバーバル世界趣旨貯蔵庫っていうのが中に出てて、世界中からいろんな作物のタネをとにかく集めて保存しているって場所がありますと。
やばい、だからここつかれたら人類やばいよ。
もうここをやられたら終わり。
人類が最後の一人になっちゃったとて、頑張ってここにたどり着いて、そのタネを植えれば何かできるかもしれないっていう望みをかけて、このスバーバル趣旨貯蔵庫っていうところに貯めてるっていう話だったんですけど。
これビジュアル超かっこよくないですか?なんか見ました?
見ました。
美術館ですって言われても疑わないのと、あと海に向かってレールみたいなのがドーンと出てるみたいなビジュアルになってるんですけど、宇宙船の基地みたいになってて超かっこいいなみたいな。
夢のある組織、スバーバル、スバーバル世界趣旨貯蔵庫。
スバーバル。
ただなんか趣旨貯蔵庫って各国にあるんですね。
あ、そうなんだ。
専門家はやっぱり多分わかってるんですね、その趣旨報道の。
だから日本にもあるし、ツイッターでググってたらウクライナの趣旨貯蔵庫がウクライナ戦争で燃やされちゃったっていう記事があった。
09:03
あ、へーそうなんだ。ウクライナにもあったんだ。
いろんな国に多分ある。
へー。
あ、日本にもあるんだ。
そう、しかも日本の貯蔵庫もちょっとかっこよかったですよ。
ね、日本のやつは茨城県筑波市にあって、ちょっと5年くらい前の記事ですけどその時点で22万点の趣旨を保存していて世界5位の規模。
うん、って書いてありますね。
はーかっこいい。
一応冗長化はされてるものの。
もし宇宙地球をサイレントに攻略するんだったら日本とかからですよね、まずは。
まあそうね。
地震とかのせいにして失われて。
つぶしていく?
一人だけ気づくんですよね、おかしいみたいな。
最近植物の病気も増えてるし、災害とかについて実は趣旨保存庫が減ってってる。
はー、ありそう。
そういうSFありそうですよね。
ありそう。
へー、いやなるほど。
このスバルバルのお話はすげーなんかロマンがありましたね。
この本初めて読んだ時に私知った気がするんですよね、趣旨貯蔵庫っていうのがあるんだと思って。
うんうん。
びっくりしたんだよな。
めっちゃかっこいいですよね。
なんかこの話の一個前ぐらいが、ロシアかな、ロシアのサンクトペデルブルグ、ロシアのバビロフっていう研究者とその人が作った種の研究所のお話が出てくると思うんですけど、
私それが一番最初に読んだ時には記憶に残っていたシーンでめちゃくちゃいいじゃん、このロシア人と思いながら読み終えた記憶がありますね。
あのあれですよね、職員たちが親人にしながら趣旨保存庫を守ったみたいな。
あ、そうそう、そのロシア。
ロシア、そのロシアですよ。
そうなんですよ。
そのバビロフっていう人は、その趣旨貯蔵庫じゃないですけど、とにかくいろんなところ旅行って種を貯めて持ち帰っていろんなものを保存しておくっていうことをめちゃくちゃ頑張ってやっていた学者さん。
で、その人の意思を継いだ研究所がロシアの都市にあったんですけど、
ナチスが攻めてきたときにその趣旨庫、この研究所の周りを包囲して奪おうとするんですけど、何トン貸してこれを守り抜くっていうのを全部ロックして研究者が何人か中に立てこもるっていう、何ヶ月も立てこもるっていうシーンが出てきますよね。
12:21
そんで最後、戦争とかもどんどん過酷になってて食糧不足になって、職員自身もすごい食糧不足な状態だったけれども、趣旨保存庫を守り抜いたっていう話があったし。
努力が半端ないなって思ったのが、趣旨保存するってなったときに、種を冷凍保存しておくだけじゃダメで、ジャガイモとか定期的に植え替えなきゃいけない。
それが一番の保存の方法だって。職員たちは定期的にジャガイモを植え替えて、それが保存でしたっていう。
栽培じゃねえかって、保存っていうより栽培じゃねえかっていうようなことをずっとやってましたと。
そうね。ジャガイモの種芋のレベルだと、そのまま冷凍しちゃうと死んじゃうから、芽が出なくなっちゃうから、植え替えて、取れたものを保存して、次の年ももう一回やって、保存して、っていうのをやっていくと。
なんだけど、研究者の中の人たちはみんな、最後、種子とか種芋に手を付けずにみんな餓死していくっていう。最後のこの亡くなり方含めて。
みんな人生かけて、ほんとリアルに人生かけてみんな種と作物を守っていくっていう人たちのお話。
途中で誘惑に負けないように、出身地の同校に二人一組、二人以上で入ることが許可されましたとか書いてあって、そういうディティールもあるから楽しく読めましたよね。
そうね。そりゃ一人で行ったら食うよな。
絶対食うわと思って。
二人で行っても食うもん。
いや、うん。
ねえ、そうだよな。
文章でも、もしかしたら1個や2個食べたかもしれないけど、誰も怒らないだろうとか書いてありましたよね。
絶対怒んないよ。
絶対怒んないよ。
ねえ、ロシアの話は超いい話だったっすね。
私はカカオの話がすごい面白かったです。
チョコレートのやつ?
チョコレート農園の話。
チョコレート農園の話っていうよりかは、ブラジルのカカオ農園がミスって言ったやつだったじゃないですか。
カカオの病気が流行って、流行ったんだけど、
ブラジルの巨大農園は、低木が壁になってるとか、気候的な状況とかがいろいろあって、
15:02
普通にしてたら病気はあんま変わんない状態でしたと。
だけど、何がどうなったかわかんないけど、やっぱりついに病気がやってきてしまって、
一度病原菌が来たら、カカオは病原菌をなくすためには値段を修正するしかないと。
農園を全部割り当てにして、つぶれちゃいました。
なので、今ブラジルはチョコレートを作ってないんです。
確かに今カカオと言えば、分かるなとかって思ってたな。
後々分かったことだけど、
ある男が、俺がブラジルのコーヒー農園に病原菌をまいたと告白する男がいた。
その人が言うことには、病原菌のついた継ぎ木を、
わざと、儲かってるコーヒー農園を儲からせたくなくて、継ぎ木するってことをやって、
そしたらすっごい糸も硬いコーヒー農園がつぶれちゃいました。
一人の手で農園とか国の産業の構造を変えられるんだっていうのが、
生物平気すぎるでしょって思って、結構面白かったです。
怖いなーっていうか。
ミキさん、最初の宇宙人のくだりからですけど、
壊したい欲求が借り立てられてるんですか?
この現代において、セキュリティってある程度確保されてるもんだって思ってるわけですよ。
そんなところに抜け穴が?みたいなのがすごい怖いんですよ。
このカカオ農園の人たちは巨大産業を持ってるから、
政治集団みたいな一部になってて、っていう話でしたよね。
対抗する組織の人なのか、何なのかが5人組ぐらいで、
メキシコか、もうちょっと北の方かなんかから、
ちょっと違った金を持ってるやつを持ってきてガツッとやったら、
もう全部ダメになっちゃいましたっていう。
今までミキさん、空港で検疫ってあるじゃないですか。
帰ってくるとき。
あれで何かやったことあります?
ない、引っかかったことないです。
検疫っていうのがそういう病原体の一応ゲートになってるってことなんですよね、多分。
今となってはね。
今となっては。
でもリクロは?
リクロもやってんちゃいます?
我々あんまりリクロで国境を越えることないから、あんまりイメージないですけど。
今となったよね。
でも病原菌の繁殖力恐ろしいから、すっごい包んで、
ちょっとずつ50回とか避けて運んだら、最終的には一応潰せますよ。
いや、かもしんないですよね。
しかもこのブラジルのやつも別に200年前とかじゃなくて、確か50年くらい前ですよね。
18:04
それが怖い、男の告白って2000年代でしたからね。
あの時やったのは実は私ですみたいな。
そうですね、リクロどうすんでしょうね、そういう時ね。
あとなんかすっごい臭いものとかと混ぜて運んだら大丈夫とかしてもいいそうじゃないですか?
確かにね。
我々でいうとその生物兵器みたいな、例えば人間を殺しちゃう炭素菌とかそういうのは何とかしてよとか思っちゃいますけど。
例えばなんか日本のイネをめちゃくちゃダメにしちゃう。
コシヒカリ専門で攻められる病原体とかっていうのが持ち込まれてるかどうかとかって、どうやってわかるのかな?
それが植物の恐ろしいところですよね。
育ってる途中にはわかんなくて、いつも病気って今年もよく実ったぞ、明日には刈るか?
明日になったら急にダメになるみたいな感じなんですよね、植物兵器って。
そうね。
動物圏域植物防疫。
確かにね、でもやってる人はやってる。
我々は一般の通路で行ってるから見ないだけなのかな?
植物とか食品とか輸送していい人って特別な登録みたいなのありますよね。
そういう輸入していいですみたいな。
確かに見てても、この果物野菜の持ち込み禁止みたいなやつはめちゃめちゃ書いてある。
世界中、リンゴ、柑橘類は基本的にダメっぽい。
サツマイモもダメなんだって、ハワイグアから。
でもその対策って脆弱性に対する根本対策じゃないっていうか、単純に封じ込め対策をしてるだけじゃないですか。
そうだね。
一回持ち込まれたら終わるっていうのが超恐怖って思いますけど。
これもちょっと違った話になっちゃいますけど、先々週ぐらいに東京に行ったときに、
おすすめされた本が反脆弱性?10年ぐらい前に。
反脆弱性?
そう、反脆弱性っていう、ブラックスワンとかを書いてたタレブっていう緊急車兼トレーダーみたいな人がいて、
その人が反脆弱性、脆弱であるっていうことにアンティをつけて。
アンティ。
反脆弱性って本を書いてるんだけど、一緒に読んじゃったんですよ、このバナー、世界からバナーがなくなる前と。
すごい良い組み合わせですね。
21:00
そうそう、めちゃくちゃ良い組み合わせだなと思っていて、脆弱でないっていうことと、
例えば、固いこととか堅牢であることっていうのはイコールではないと。
その、何て言ったらいいんだろう。
反脆弱性を持ってるっていう、脆くないっていうのは、変化がある前提でそれに対応ができるっていうのが、
変化を通じてもっと良い状態になれるっていうのが反脆弱性を持っているっていうことなんだけど、
その変化が来るとダメになっちゃう。
変化には確かに一定強い、この瀬戸際とかでバンバン弾き返せるんだけど、いざ来たら弱いっていうのは、それは反脆弱であるっていうことではないみたいな。
脆弱で、だからそれですよ、食糧、世界の食糧、その状態ですよね。
だから献役でもう来ちゃったら、もうやられて終わりみたいなことですからね。
もしくは誰かが新しい病気期を作っちゃったりとか。
終わり。
そうねー。
あの、この動物、動植物献役探知犬っていう犬がいるんですって。
たまに歩いてますよね。
マジっすか?そんなにいるんだ。
旅行で。
見たことない。
たまにも。
犬種はビーグルらしいですよ。
ビーグルたまーにいる。
しかもなんか、献役中みたいな服着た人と一緒に歩いてる気がする。
あー、ほんとそうだ。そうですそうです。今なんかパンフレット見てるんですけど。
このビーグルの一日超かわいい。
めっちゃかわいい。朝9時にお食事してる。かわいい。
かわいい。
全国140犬の献役探知犬がいて、禁止品の見つけた実績で言うと43%はこのワンちゃんが見つけてるらしいです。
えー、大活躍じゃん。
大活躍ですよ。自己申告とか、ちょっとすみませんって言って見つけたのが残り57%で、半分弱ぐらいワンちゃんがワンワンって言ってるから。
たぶん見えてないけど見つけたってことですよね。
そうそうそう。そういうことなんでしょうね。へー。
ビーグル君が守ってくれてるわけですよ。まあその、脆弱ですけど。
でもなるよりはめっちゃいいでしょう。
ありがたいですよ、ビーグル。
本の話に戻りますけど、一つの企業が利益を優先することの何が悪いっていうか、それらそれ研究は研究だろうみたいな。
24:00
非営利企業は非営利企業としてやりたいことをやればいいし、営利企業は営利をとことん追求したらいいだろうって思ってたんですけど、
確実にビジネス界においてはなんかそれが結構ダメっていうか危ないところまでやりきっちゃったんだなって思いました。
もうみんながおいしく食べれって安定させられておいしいっていうものを安定供給するために、
まあもうめっちゃ同じものばっか作るようになって、なんかそれが結構世界の農作物のバランスみたいなものにまで影響するように。
生産経営の一部にもコミュニティしてますっていう、確実にビジネス企業は。
ビジネス的な選択がそういうふうに考えたことなかったなーって思いました。
一番最初のバナナの話もそうですけど、その企業としてやるんだったら基本的に単一品種で、
かつその単一のものがおいしくて、なんていうか手軽に、かつたくさん摂れるみたいなのがいいわけじゃないですか。
なのでそれを2つも3つもたくさんやる必要はないから、
どんどんまとめていくっていうのがバナナでも、さっきみーさんが言ってたカカオとかでも、
基本的に同じものをドーンと作るっていうことをしたがると。
それがその作物の多様性っていうのがどんどん失われていっている要因なんだよねみたいな話がこの中にも出てきますよね。
しかも言語とかだったら鮮度とかないからさ、もしかしたら話は減っちゃうかもしれないけど、
ラテン語みたいに保存できたりとかさ、映像で記録残したりとかできるけど、
食料ってそういうことがなかなかできない部分もあるとか、
リアルタイムで生態系を更新しながらその営利企業が営みをするって感じだから、
全然論点違うんだなーっていうのは想像してなかった部分で面白かった。
言語だったらみんなが英語しか喋らないようになったとしたら、
悪いところってミキシさんが言うところで文化的な何かが失われちゃうとか、
そういうのってあるような気がするんですけど、
作物の方で言うと、じゃあ世界中でキャッサバ一種類になりましたってなったら、
害虫に一発やられたらもう収穫ゼロになっちゃうから、
もう普通にお腹が空きますみたいなことですからね。
知りますと人はっていう。
リアル悲劇ですからね。
たとえば異色住で考えるときに住むものだったら、
木が使えなかったとしても石が使えるとか、
いろんな代替素材とかあるけど、
食料ってその代替性でないっていうか、
今のところ蛍光摂取しか栄養保護できないっていう。
26:50

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