完全食って、ロマンあると思いません?
え、なんすか、案件っすか?今回もしかして。
いや、案件ではないんですよ。
案件ではない?
ではない。
じゃあ、ロマンないって言っても大丈夫なの?
いや、ないって言わんといて欲しいんやけど。
いや、でも結構僕好きかも。
あ、ほんとですか。よかった。
そう、コンセプトが好きですね、すごい。
今回はですね、もしかしたら来るかもしれない、完全食の未来について話したいと思います。
佐島とにわの漫画760
忙しい社会人2人がいろんな漫画の魅力をワイワイ語る漫画760をお送りするのは、佐島とにわです。
聞くと新しい漫画を読みたくなる、持っている漫画を読み返したくなる、そんなトークをお届けしたいと思います。
本日のコーナーは、今日の持ち込みです。
このコーナーでは、佐島とにわのどちらかが選んだ漫画1作品について語っていきます。
語りたいポイントのために軽くネタバレはしてしまいますので、ネタバレ一切困るって人は漫画を読んでからお聞きください。
ごめんなさい、ちょっと花粉症でね、ズビズビ言ってますけれども。
お聞き苦しいですが、このままいきます。
完全食を食べて直してください。
そういうもんじゃないと思います、完全食っていうのは。
今日持ってきた作品はですね、廃墟の飯という作品でございまして。
おー、にわさんもついに廃墟モノに来たわけですね。
そういうと思ってたんだ、佐島さんはね、盛り上がってくれると思ってた。
僕嬉しいよ。
軽く紹介したいんですけど、かつて他の星まで進出していた人類が長い衰退の時代に入ってから千数百年が経った世界なんですよね。
作品の舞台。
めちゃめちゃね、進化したんやけど、結局衰退しちゃったと。
ほんで、高度な知識とか文明は忘れ去られて、
生き残った人々はある生産プラントの周りに集落を作って暮らしていたという。
なるほど、なるほど。
で、主人公はですね、危険な巨大廃墟と化したかつての文明の遺跡を巡ったりですね。
で、その中に置いてある残された遺物とかを回収しては、人里に持ってくる探索士っていう職業っていうんですかね。
あー、カギ人とかに似てるやつですね。
パッとは分からないからごめんなさいね。
いやいや、田中先生今ノリに乗ってるじゃないですか。
ジャンププラスで新連載も始まったし。
そうそう、だからといってカギ人、あ、そうねってすぐにはなかなかね。
え、でもそうやって地球なんすよね。地球ではない舞台は。
それはちょっと読んでほしいかな。
あー、そこはなんかぼんやりされてるもんね。
ちょっと読んでほしいポイントでもあるんですよ。
で、その探索士の少女遥が主人公ですと。
はいはいはい。
で、彼女はその探索士として聖旗を立てる傍らですね、あるものを探して探索を続けてるんですよね。
はいはいはい。
で、まあその探索をしながら、古代の文明から見つけたAIと出会ったり。
え、おー。
なんかロボットと出会ったり、まあ出会ったりというか戦ったり。
戦うんや。
で、追われたりしながら、まあそう進んでいくアドベンチャー漫画なんですよね。
あーいいや、いいですね、そういうの。
さじまさんがね、好きそうやなと思いまして。
めっちゃ好きやね、そういうの。
で、今回喋りたいテーマがありまして、廃墟だけじゃないロマンを感じようぜっていうテーマでございます。
ディストピアもののってこと?
あははは、鋭いですね、さじまさん鋭い。
もういろいろ鋭すぎて、鋭いんですけど、まあちょっと順番に行かせてください。
いや、廃墟だけじゃないロマンを感じようぜだけやとぼんやりしてるね、まだ。
いやいや、ぼんやりしてるんですけど、順番に行きましょ、順番にね。
あーわかりましたわかりました。
さじまさんもお気づきの通り、前提としてこの廃墟の世界を旅するというかね。
うんうんうん。
そういう世界になってるんですけど、まあセリフのないシーンとかも結構多いわけですよ。
あ、たまらんな。
そう、風景と遥かみたいなね。
あー、はいはい、薄積みの果てみたいなね。
はいはい、少し前にね話していただいた作品の。
いや、最高やな。
うん、似たところもあるんかなと。
うんうんうんうん。
なんか結構じゃあ建物メインのコマとかもあったりするんですか、それは。
あーそうね、建物というよりは風景っていう方が正しいかな。
さらに一歩引いた風景ね。
あー、そんな感じなのかな。
おー、いいじゃないですか。
さじまさん含む、荒廃した世界が好きな皆様には楽しんでいただけるんじゃないかなと。
ただ、あの廃墟とは言ってるんですけど、さっき言ったように生活圏に人はある程度います。
うんうんうんうん。
ある程度いる状態ですね。
プラントの周りにもいるし、まあちょこちょこ歩いてたら、なんだかんだいるって感じ。
まあなんだかんだそうですね。
なるほどね。
そうそうそう。
まあそういう世界なんですけど、まあ既にね、たぶん廃墟好きの皆さんは、いや廃墟ってロマンあるよなと。
そりゃそうよ。
感じておられると思うんですが、廃墟だけじゃないんです、今回この作品に含まれているロマン成分。
まあ廃墟のメッシって書いてあるんだけど。
えー、なんかあのフランスパンみたいな感じ、あの硬すぎるからドンチとしても使えるみたいな感じかと思ったけど、違うんや。
それでかっこいいですって言い出さへんやろ、僕。
いやでも、フランスパンがこれ食べって生きていけもするし、殴れもする、みたいな。
おお、すげえってなるじゃないですか。
いや、まあすごいっちゃすごいけど、なんか。
でも食べるとどんどんこう与えられるダメージが少なくなってくるから、ちょっと考えながら食べないとダメですよ、みたいな。
ちょっとなんかロマン系とは離れかけ、離れる気がするけどな。
なんやろな、あのサバイバル系。
うん、なんか実用術みたいな。
そう、取捨選択がめっちゃ大事みたいなね。
そうじゃなくて。
ロマンはある、じゃないんすね。
そうじゃないのよ。
撃つんや。
そう、銃は強力なエネルギー弾を射出するハンドガンなんですよね。
え、それコモンブレッドを撃つんじゃなくて?
いや、その通りで、ブロック状のコモンブレッドを装填して使うんです。
装填して、シュールやな、その絵面。
なので、銃の弾がコモンブレッドなんですよ。
はいはいはいはい。
それで、探索で危ない時とかは戦ったりすると。
あー、まあでもそれはそれでやっぱ、食べるものを武器にするのって、
なんか諸刃の剣な感じしますけどね、便利である一方。
ああ、これ食べたらちょっとお腹すくかもみたいに思いながら撃たないといけないわけですもんね。
それ使ったらお腹すくかもって確かにね。
それはね、確かにあるんですけれども。
まあ、ハルカのスタイルとしては、実はこのコモンブレッド銃ともう一つ自分の持ってる鳥居コンやったかな。
伸びるん?
伸びはしなかったかな。どうやったかな。
え?え、鳥居ってあの、居のごとし?
あー、鳥居棒の鳥居です。
鳥居棒の鳥居ですよね。
じゃあ何が居のままになるんですか?
そのコンについては、鳥居コンについては。
それは分からない。
それは普通に殴って戦うってこと?
あ、そうそう。殴ったりして使ってるんですけど。
なるほどね。フランスパンの可能性あるな、じゃあそれ。
いや違うよ、それは食べれへんから。
それとコモンブレッドの銃を使っていて、これですね、さらにロマンが増すですね。
実はさっき言ったドリンクタイプあるって言ったじゃないですか、コモンブレッドに。
あるんですけど、ドリンクタイプを弾として使ったマグナムタイプの銃もあるんですよ。
水鉄砲とか、水使うレーザーみたいなのあるじゃないですか。水圧めっちゃ高いやつ。
チーンって切れたりするんかなと思ったけど違うんだよ。
そこはそうじゃないな。
なるほど。
めちゃくちゃ強い銃ですね、マグナムタイプですね。
その世界ではブロックタイプを食べるのと液体状のやつを食べるのって使い分けみたいなのあるんですか?
使い分けとは言われてないんですけど、ドリンクタイプはなかなか貴重で手に入らないらしくて。
なるほどね。
食べ方としては飲むか食べるかの違いなんですけど、武器としての使い方としてはドリンクタイプの方が強い力が出るみたいなのがあるみたいですね。
まあ貴重やからより強い武器になると。
バイオっぽくなってきたな。マグナムの弾確かに手に入らへんもんな、なかなか。
バイオハザードね。
ゲームのね、バイオハザードね。
みたいなですね、コモンプレットというものが存在しております。
かっこいいじゃないですか。
かっこいいな。だいぶ完全色以上の完全色やな。
あーイギリスみたいになってるんや、じゃあ。
ちょっと待って、それはさ、僕どう受け止めたらいいかわからへんけど大丈夫な。
あのイギリス人の人が、これN1ですけどね。
イギリス人の人から聞いたんすけど、
いや食事って食えりゃいいからって言ってた。
って言ってる人がいたってことやね。
って言ってる人が、そうそう。
アメリカに僕が留学した時にイギリスの留学生もいたんすけど、
めちゃくちゃいじられてて、イギリス飯まずいからなみたいな。
よくまあ言いますわね。
そうそうそう。
で、なんかすげえ結構真顔で、いや飯って食えたらいいからって言っててみんなが結構凍りつくっていう。
それはさ、もういじられすぎてさ、キレてるのはないの?
いや僕からしたらどんぐりの生クラブやなと思いながら聞いてたから。
やばい、今の発言が一番やばいやろ。やばいから。
もうなんか形容しづらいそのヤバさを。
いやでもなんか日本が食にあふれすぎてるんすよきっと。
まあもちろんね。
それは。
食文化という意味ではたくさんありますよね。
食文化がすごいなんかね、いいから。
そうですね。
そういう感じ、そういう感じやと思ってますイギリスは。
何人かから聞いたことあるもんな。
ああそうなんや。
まあ皮肉でね。
まあまあ確かにそれはあるでしょうね。
よくいじられるしね。
そうそうそうそう。
まあみたいな感じでですね、味という概念は知らないんです。ほとんどの人が。
そっか、まあ衰退し始めて千年なのか。
そう千数百年みたいな。
千数百年。
まあ失われもするか、確かに。
でさっき言ったそのレアなココア味とかチーズ味は、まあたぶん限られた人しか食べたことがなくて、ほとんどの人が知らないから、他の味というものがね、存在すること知らないと。
なるほどなるほど。
でこのコモンブレットがですね、成分も謎に包まれていまして。
うわー。
あの最初のあらすじで説明したんですけど、ある生産プラントの周りでみんな暮らしてると言ったじゃないですか。
うん。
このコモンブレットはですね、完全無人プラントで生産され続けているんですね。
はいはいはいはい。
それをみんな食べていると。
なんかそういう系でいろいろあんねんな、ディストピア。
あるんや。
いろんなパターンがある。
あるんや。
ある。
はいはいはい。
解像度高いからね、京澤寺本さん。
ちょっとなんかそれ、大体の作品でネタバレになるからあんま言わへんけど。
あーそれやめとこやめとこ。
そうそうそうそう。
いやあるあるね。
いろんなパターンがあるよね。
うんうんうん。
ほんでですね、この世界では、そもそもコモンブレット以外を食べることは罪とされています。
え?
あでも食べる概念はあるっちゃあるんや。
なんかね、一部の人がなんか昔食べてたんじゃないかとかいう話をしてたり。
あーいいですね。
そのディストピアでしかもちゃんと監視社会になってる感じね。
そうそうそう。
素晴らしいな。
で、これをその罪としているのがまあ教会というものが存在しまして。
おーここでも出てくる教会。
教会が出る。
いろんなところで出てくるな。
取り締まってるんです。
やべー。
あのコモンブレットは神が人間に与えし唯一無二の食べ物やと。
おーおーおー。
ワインとパンがね、神の血肉であると。
それ以外を食すことは罪であると経典に書いてありますと。
経典に書いてるんや。
神への冒涜やと他のものを食べようとすることは。
はいはいはいはいはい。
まあみたいなね、まあ管理された社会なわけです。
なるほどね。
であの、まあ人々は結構な人がまあ別にコモンブレットしかないし、そういうもんだろみたいな世界ではあるんですけど。
うーん、まあだって食べてたら生きていけるわけですもんね。
そうそうそう。
その中でちょっとこう他の食べ物が、みたいな人が言ってるのがちょろちょろいるって感じですね。
はいはいはいはい。
でここがね、なかなか境界厳しいのが、コモンブレットをアレンジして食べることも許されないんです。
まあ、あんまりカロリーメイトはアレンジして食おうと思ったことないけどな。
あのー、まあちょこちょこね、この世界で隠れてされてるのが、炙って食べるっていうのをね。
それもアレンジに入るんですか?
これアレンジに入るみたいで。
やば、生コモンブレットじゃないとあかんねんやん。
そうそうそう、そのまま食べるっていう。
うわー、え、それって、あ、いやこれ炙るつもりなかったんすけど、なんか火の近く置いてたらちょっと焦げちゃったんすよね?ではダメなんや、もう。
ダーメでしょうね。
なるほど。
まあでもなんか厳密に絶対にダメってわけじゃないらしいんですけど、まあでも基本的にはそのまま食べなさいと。
なるほど、なんかそのコモンブレッド以外のものを食べるなっていうのは、きっとなんか昔にいろいろあったからその、経典っていう形でルール付けしたんやなって感じするけど、アレンジダメはなんか後の人が後付けした感じする。
なんか、新生化するために捨てるみたいな感じです。
そうそうそうそう、なんか理由なくやってる感じするな。
いやでもどうなんやろね、なんか栄養素とかって炙ったりすると壊れたりするのもある。
あーなるほどね、はい。
そういうのもあんのかな。
あるんかもしれないっすね。
かもしんないっすよね、もしかしたら。
でもこのなんか炙って食べるの禁止とか見てたら、なんか昔テレビ番組でなんか1ヶ月○○だけ生活みたいなあったじゃないですか。
あーあったな、1ヶ月100円生活みたいなね。
そうそう、1ヶ月100円生活は安すぎるやろ。
100円なんか1000円とか1万円とか。
1万円や、100円は無理やろ。
いやなんかもやしを買ってきてとか。
とかあのなんかパン屋さんとかに行って切れ端もらいに行くとか。
いやもうそんなんお金なくていいや、そもそも。
そもそもそうやな。それはそうやな。
そうそう、その1万円生活もあったけど、例えばせんべいだけ生活とか、確かあったんですよ。
あったかも。
そうそうそうそう。
で今ので思い出したけど、1ヶ月100円生活に鶏買ってたわ確か。
あの。
毎日卵は手に入るんですよね。
あったね。
良い子の浜口さんがね、鶏買ってたね。
懐かしい。
でもなんかありました。確かに1ヶ月これだけ食えみたいな。
そうそうそう。
で、なんか途中で飽きてきてちょっと食べ方を工夫するために。
あったあったあった。
1回せんべいを粉々にして水で寝るみたいなの確かあったと思うんやけど。
あったあったあった。
そんなん思い出すけど、そんなんもう禁止ですと。
そうか。
なんか教会の過激なやつは、もうなんか他の食べ物を食べたいみたいなこと言ってたら、もはや命さえ奪おうとしてきます。
許せんのってなんで。
そうそう。お前は罪人だって。
やばいなあ、それなんかあの経典の元の意味をわからずになんか凶暴化していった感じの人たちですね。
まあ過激派なやつも。
過激派なんですねそれはね。
いつの世にもいますよね。
そうですね。
まあそんなこんなな管理社会なわけです。ディストピアなんですよ。
いいじゃないですか。
で僕今まで、さじまさんが結構ディストピア好きみたいなの言ってる中で、
ディストピアにロマンっていうのあんまり感じたことがあんまりなかったんですよね。
でもなんかこう、なんかこうグルメを通じてですね。
なんかそう夢を追い求めて栄えた社会がまた滅びに向かっていく儚さみたいなのを、
ちょっとコモンブレットが僕に教えてくれたというかね。
いやーめちゃくちゃいいっすね。
まあ確かにね、職にフォーカスするってなかなか確かに珍しいかもしれないですもんね。
なんかね、こう人々の行動が制限されてるっていうのは確かに今まで見てきたけど。
職に対して制限がかかってるっていうのは確かにあんまり見たことないかも僕も。
まあそんなめちゃくちゃ読んだり見たりしてるわけじゃないですよね。
なるほど、そこで二羽さんは気づいたわけですね。
そうですね。
儚さとか制限されてる中でもなんかたくましく生きる人たちとかね。
そうそうそうそう。
あーいいじゃない、いいじゃない。
いやでもここまで聞くと、逆にカロリーメイトってどういうアレンジあるんやろうってちょっと調べたくなってくるけどな。
クックパッドとかで。
クックパッドであるかはわからんけど、インターネットの海にはありそうでは。それはあると思う。
なんかやったあかんって言われるからこそ、ちょっと見に行きたくなる感じはあるな。
ちょっとそれはまたやろうよ、後ほど。
そう、そやね。だから今までさ、アレンジしようって考えたことなかったから、そもそも。
違う、アレンジせんで食べれるからいいねん、もともとはね。
まあそうやね、そうやねんけど、アレンジしてはいけない世界があるって聞くと、なるほどそっか、アレンジしてもいいんや。アレンジするっていう選択肢もあるんやってちょっと今芽生え始めた。
そうやね、確かに。
好奇心が。
限られた環境に置かれることでひらめくわけですよね。
そうそうそうそう。現代ではアレンジする必要多分ないんやけど。
いやアレンジしたくないから食べてるやん、多分あれはね。
そうかそうか確かにね、料理したくないからサッと、サッと食べたいからアレを食べてるわけですもんね。
そうそう、だからこのディストピアが矛盾を生み出してくるというかね。
いや素晴らしいな、ちょっと後で調べてみよう。
そのレシピをね。
レシピ調べてみますちょっと後で。
わかりました。
で最後ですよ、最後が新たな料理を求めるロマン。
え、クックパッドでってこと?
違うって、違うの。
アレンジをじゃなくて。
アレンジじゃないんですよ。
違うの?
もっと抗います。
おー別のもの食べれる?
別のものを探す、はい。
探しに行く?
そうそうそう。
主人公ハルカがですね、あるものを探して旅をしているって言ってたんですけど、それは食べ物なんですよ。
おー。
そもそも前提として僕やっぱ、なんか食べたことないもの、食べたことない食べ物を追い求めるっていうのにやっぱすごいロマンを感じるんですよね。
あー虜みたいなね。
そう、まさにそうそうそう。
はいはいはいはい。
なんかこう、自分の食べたことないワクワクするもの、あるか分からへんけど追い求めるみたいなのって。
あー。
すげー夢があるなと思って。
うんうん。
それこそフグとかもそうじゃないですか。
そうですね、確かに。
なんか追い求めて、たどり着いた人が毒でバタバタ倒れていって、今やっと食べれるようになったけど、それもやっぱ一つのロマンだと思ってるんですけど。
はい。
それが前提としてあるんですけど、はるかがですね、追い求めているのがカレーなんですよね。
カレーか。
カレーなんです。
カレーか。
カレーなんですよ、ここで。
いやー結構いっぱい揃えなあかんなーって思った今。
いや、そうやね、そうやね。
ね。
おー。
いやなんか、なんやろ、米とかやったらまだギリいけそうな感じしますけど。
うんうんうんうん。
カレーってむずそうやな確かに。
カレーなんですよ。
だってもうほぼ資源ないわけでしょ、この世界って。
まあなんかその遺跡の中で探していったら、なんかあったりなかったりみたいな感じみたいですね。
育てなあかんやつ多いもんな。
うんうんうん。
野菜系とかさ。
まあ野菜なくていいんやと別にいいけど。
まあ、まあまあまあ、そう、そうやけどね。
あ、え、ちょっと待ってカレーってカレーライス?
えーと一応カレーライス、追い求めてるのはカレーライスかな。
ライス?
うん。
あー、まあじゃあ米もいるわけですもんね。
そうなるよね。
いやなんかあのルーにとりあえずコモンブレッドつけて食べるだけでいいんやったらまだいけそうやなって一瞬思ったけど。
あー。
いやでもさじまさんやっぱ解像度高いなあ。
それは解像度高い。
これ別にディストピアに対する解像度ではない気するけど。
いやでもなんかこう、限られた環境でどうにかするっていうの解像度高い。
どう幸せを、小さい幸せを積み重ねるかみたいなね。
高いわそれは。
そういうとこから始めるかも僕は。
そうか。
でそうさじまさん言ったようになんか割と結構な材料が必要でハードル高そうじゃないですか。
高そう高そう。
でもまたそれもロマンかなと。
まあ確かにね。
追い求めるにはね。
うーん。
1個見つけて終わりじゃないのがいいっすね。
あーあーあー。
確かに確かに。冒険って感じするもんな。
そうそうそうそう。
ドラゴンボール1個やったら面白くないもんね。
まあそそらそうやな。
そうそうそうそう。
で実ははるかですね、昔に1回だけカレーを食べた記憶があるらしいんですよ。
え?
なぜか。
異京都やん。異端者やん。
異端者。
異端者。
まあそもそもはるかそのコモンブレッド以外追い求めてる時点でも既に異端者なんですけど。
まあ確かに。
ごめん今体制側に立っちゃった僕は。
取り締まり始めた。
おーすいごめん。
でカレー食べたことあるらしくて。
へー。
でまあそれもあってどこかに探せばカレーがあるんじゃないかと信じて探し続けてるんですよね。
うんうんうんうんうん。
まあその姿にもロマンを既に感じていますし。
うんうんうん。
で僕カレーっていう食べ物ってさじまさんさっき言った材料が多いっていう点ともう1点思ったところがあって。
うん。
人によって解釈がかなり分かれる食べ物やなと思ったんですよ。
まあ確かにね。
まあそもそも国によってもなんかカレーが違うじゃないですか。
まあまあその日本やったとしても日本のカレーライスとインドカレーと。
そうそうそうそうそうそう。
ちゃいますもんねそもそも。
全然ちゃうし。
カレーの種類も色々あるじゃないですか。
うんうんうん。
それこそビーフカレーなのかキーマカレーなのかみたいな。
っていうのがなんか人によって解釈が分かれるカレーを追い求めてるっていうのがなんかすげえ若干こう夢物語っぽさがやっぱりあって。
あー確かにね。
着地するのはどのカレーなのみたいなね。
確かに確かに確かに。
このディストピア世界で実現可能なカレーもなんか限られそうな感じしますもんね。
うんうんうんうんうん。
牛とかいないわけでしょ。
牛はいなさそうやったかな。なんか変な乗り物に乗ってたことはあるんだけど。
変な乗り物に乗ってたことはある?
どういう生物なのかちょっと把握できなかったかな。
あーまあビーフポークチキンとかめちゃくちゃむずそうじゃない。
うんうん確かにね。
ねえ。
人肉かそしたら。
いやーそれに至るかどうか分かんないんですけど。
いや分からんけどね。
しかもカレーってこう現代の僕らからするとなんかやっぱ自分家のカレーが一番いいみたいなこと言うじゃないですか。
あ僕ちょっとこれお父さんお母さんに申し訳ないけど毎回泣きながら食べてた僕は。
どういうことすいませんごめんなさいどういう意味で。
辛くて。
僕あの僕なんかこれ一回言ったことあるかもしれんけどその家で出してくれるカレーがその辛くて僕めちゃくちゃ辛いの苦手なんですよ。
久島さんそう辛いの苦手ですね。
辛いのめちゃくちゃ苦手あってあのちょい辛もダメ。
うんうんうん。
やったけど親が多分こう慣れさせようとして。
えー。
まあ中辛と甘口のやつ混ぜたやつとかを。
なるほど。
そう食わしてくれたんですけどでも毎回辛くてめちゃくちゃなんかもう半泣きで食べてて。
その幼稚園小学校ぐらいね。
そうなんや。
僕多分日本人の中で多分最もカレーにあんまり良い思い出がない人のうちの一人やと思う。
お父さんお母さん結構ハードな修行をさせてたわけだ。
そうそうそうそう。
だからあの小学校の時いっちゃん最初に食べた給食カレーなんですけど。
はいはいはいはい。
みんなめっちゃカレーやーってなってた時あーなんかハードな組織に来たなと思う。
軍隊とかちゃうねん。
俺はここで果たして生き残っていけるんだろうかと思った。
でも食べてどうでしたそれ覚えある?
いやなんか食べへんかった気がする。
食べへんかった嘘だろ。
食べへんかった気がする。
そう一番最初の給食残すってかなりの悪やん。
しかもその後あのデザートでコーヒーゼリー出てきて。
はいはいはい。
コーヒーも無理やったから当時。
なるほどね。
食べてうわーってなった。
全然良い思い出が出てこーへんカレー。
全然良い思い出しかないで。
カレーに出てこーへんなー。
ほんま30歳になってから食べ始めたんですよ。
確かに田島さんと20代の時一緒にご飯食べてましたけど
辛いカレーに当たったら
くっそこれ辛いやんけって書いてきれてる思い出しかないもん。
そう、そうやね。
あのなんか辛くないですよって言われて出されたやつが辛い時めっちゃきれてた。いつも。
まあ人によって辛さのハードル違うからね。
いやそうそうそう。これ全然何の話してたか覚えてないけど。
家庭によって違うって話。
そうそう自分家のカレーの話よ。
そうなんか自分家のカレーが一番良いってちょっとほんまに申し訳ないけど両親には。
思ってない。
それはそれはなんかやっぱり両親のねお父さんお母さんにはやっぱ責任はあるわ。そりゃね。
いや俺ここでここで責めたくないよ。
いや責めてないけど。
責任あるって言ってるから責めてるやんそれ。
いや違う。
責めるの感じ知ってる?
いやだ。
責任の席やで。
いやそうないけどなんかさじまさんが悪かったわけではないと思うんだそれは。
まあまあまあ。
タイミング悪かったんちゃうかなでも。
今食わせてくれたら多分ああやっぱお母さんの味が一番やなって思うで多分。
いやそうなんやけど。
辛いの苦手って言ってる息子に辛いの食わせてるの結構強めの修行やなと思って。
いやそれだって泳がれへんって言う子にじゃあ泳ごっかって言うのと一緒やん。
いや違うよ。
これの方法学ぼっかと一緒やん。
泳ごっかって言ってる子に教えずにちょっと浅めのプールに突っ込むぐらいのあれよ多分。