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2020-10-27 14:17

「チベット旅行記」最終回:ハードボイルドな旅行をしよう。

全3回でお届け手している「チベット旅行記」回、今回で最終回です。

鎖国されている世界でも、人は食事をし、寝て、病気になる。そんな当たり前のことを改めて感じました。
旅行に行ったら現地に思いっきり溶け込んでみよう!と思わせてくれるそんな本だったなと。そういう意味で、すごい旅行記なのか...

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)  紹介者も資力もなく、ただひたすら求道の情熱に身を任せ、明治33年、日本人として最初にチベットに入国した著者による旅行記。

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00:11
ハワグチで解散と自分の同じところは全然見えてこないな。
何かあるかな?
私も変な選択肢は取れる気がする。
思いつまったらチベットに行くくらいの選択肢は取れる気がする。
マジで?
30歳。
でもこの人30歳の時に行ってんじゃない?
そうですよ。
ダメだ。
30歳でアンダーズに行ってる人がいるのと、
全然ダメじゃん。
チベットに行くの。
トラの門かチベットかで言うと、やっぱりオーディエンスだね。
今だったら北朝鮮に行ってくるみたいなことですよね。
でもそうじゃないですか。
かつそれは記録に残せるとか、良いユーチューバーになろうみたいな動きではなくて、
たぶんその理由がもっと内的なやつで、北朝鮮に行くと私も良い女になれる気がする。
天目に見えて北朝鮮に行く。
確かに。そういう風になってなきゃいけないのか。
全然ダメだわ。共通点ないかもしれない。
本の序盤で、明らかにチベット行っちゃダメだみたいな一般人が止めに来るみたいなシーンがあるじゃないですか。
あったあった。行くべきじゃない。
たぶんみーさんが、私も良い女になるために北朝鮮に行くわって。
止めそうな気がしますよね。
確かに。
同じ理由で。
うん。
でも行ったら行ったで、あるんだろうなぁ。
何でしたっけ、ネットフリックスでやってた愛の富士着?
はいはいはい。北朝鮮のね。
ああいうのをやると北朝鮮の中の人も普通に生活してるんだなっていうのがわかるじゃないですか。
うん。
そういうのめっちゃ良いなって思っちゃうよね。
面白いですよね。
結局人間だからなぁ。
確かに共通点の流度を上げてくれる作品は面白いって感じるっていうのは本当に心理ですね。
今思い返してみて、どれも自分がまだ知らないと思ってたものの共通点を細かく教えてくれる作品だなって思っちゃう。
例えば?
愛の富士着とかもそうですし。
ああなるほど。
少女漫画って基本的に私は好きじゃないんですけど、
全部人を好きになるって良いよねっていうメッセージしか感じなくて、
ただそれをいろんなパターンで言ってるだけじゃんみたいな感じだったんですけど、
面白くないな、少女漫画って思ったんですけど、
最近ハマった少女漫画はローの女の子が主人公で、
ローの女の子が大学生になって恋をするっていう少女漫画なんですけど、
そうするとこういう生活スタイルなんだとかいうのがわかって、
その子がすごい可愛く見えるっていう少女漫画があって、
私が久しぶりに少女漫画ハマったのはそういうことかって思いました。
03:02
スーパーハードボイルドグレメリポートもめっちゃ好きだったし。
確かに誰でもご飯を食べるんだよなぁ。
ご飯を食べるっていう共通点を教えてくれますよね。
そうなんですよ。論理的に言うと当たり前じゃないですか。
人間ならで飯食うよねっていう。
そうなんですけどね。
全然話が終わるんですけど、共通点の言うのが上がると、
9月の4月にワークショップをやってて、
講師の一人の人に女装ビジネスをやっている方をオファーして、
それでワークショップには男女を共に参加しているんですけど、
男性の希望者だけ女装をする、
私たちは男性が初めて女装する姿を目撃できるっていうワークショップだったんですよ。
その時に初めて女装してきた男の子たちが出てきたら、
初試は女の子っぽいんだけど、
全然表情とか追いついてないっていうか、
表情は混乱してるんだけど、
でもスカートとか履いてるからちょっと歩き方とか変わっちゃうみたいな、
自白な感じと、可愛い可愛いってドキドキしてる感じがすごい新鮮で、
男の子でも可愛いって言われてこういう感じになるんだとか、
女の子らしく振る舞ってしまう部分ってあるよねみたいな、
心ってそういえば性別なかったじゃんみたいな、
人間だったじゃん私たち、男も女も、
みたいなことを思えるワークショップだったんですよね。
あのワークショップが面白かったな、そういうところにあったのかなって改めて思いました。
女装をするっていうのは、何をすると女装をしたというのか?
今回の定義は、
ジェンダーとかセクシャリティーとかは無視して、
戸籍状男で生まれた人が女装多いとして女をしたら女装っていう、
なるほど。
最近読んですごい面白いなと思ったのが、
日本語にはないんですけど、
フランス語とかドイツ語って男性名詞、女性名詞とかあるじゃないですか、
うんうん。
橋、ブリッジの橋あるじゃないですか、
あれが確かドイツ語だと男性名詞でフランス語だと女性名詞なんですね。
へー。
その前提で同じ橋を、
全く同じ橋の画像をフランス人と同時に見せると、
表現するのが男性名詞の方もドイツ語は力強いとか、
女性名詞で読んでいるフランスとかの方が柔らかな曲線だと言うんですね。
へー。
単語に、単語としては意味はただ橋っていうわけで、
男性名詞、女性名詞ってカテゴリーが分かれてるわけなんですよ。
06:02
それについて表現する仕方が変わるっていうのがめっちゃ面白いなと思って、
例えば同じシャツが日本だとスカートって大体女性が割合としては上がるじゃないですか。
ケルトの人たちだとスカート男性も普通に履きますみたいなのもあったときに、
スカートっていうものをどういう風に表現するか全然違いそうだなと思って。
確かにね。
男性名詞、女性名詞っていう感覚が日本人には薄い、日本語には薄いと思って、
そんなに一番びっくりしたんですよね。
でもこの女装のワークショップは、女装の世界を教えることが面白いっていうよりかは、
男女っていうか心に性別なんてないっていうか、
人間の共通点みたいなものを教えてくれるところが面白かったんだと思いました。
なるほど。
旅行に行ったらやっぱり現地の川口英会さんって行ったとき何着てたのかな?服。
でもいつもそうのチベット服着てるみたいなのが書いてありました。
現地に馴染む服着てるってことですよね。
チベットとかあの辺が仏教がすごい馴染みが多いから僧侶の服装も結果として馴染んでるって感じなのかなとは思いますけど。
僧侶の服装をしてたんですよね。
服装の効果ってめちゃくちゃあるなと思ったんですよね。
海木さんって行った先によって服装を変えたりするんですか?
旅行先でその土地に合わせた服装を。
沖縄行ったらあるわけ。
あんまり考えてなかったかも。
普通に自分がしたいリゾートっぽい服とか。
リゾート行ったらそうだけど、普通に現地旅してるときは普通に歩きやすい服装。
海木屋さんで買ったTシャツとか着てるみたいな。
そんな溶け込もうって意識でもなかったです。
一気に話しょぼくしていいですか?
どうぞどうぞ。
ちょっと高いホテル行くと
全然気持ちよくないのにバスローブ着ちゃう現象ないですか?
私それなくてパジャマ持ち込むんですよ。
プロだ。
だってバスローブそんな快適です。
全然快適じゃないんですよ。
全然快適じゃないんですけど、
ちょっといいホテル泊まったときのバスローブあるじゃん感ってあるじゃないですか。
確かに空間に馴染みますよね。
オットバンのあるソファーがある部屋には、
バスローブは着たくなるよねみたいに着ちゃうんですよ。
一気に話をしょぼくして。
その場に馴染みたいってことですよね。
その場で浮いていたくない。
機能性は0なんですよ。
絶対パジャマの方がいいんですよ。
私はそれを旅の中では無視しちゃうタイプです。
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パジャマ持ち込む人ですね。
パジャマ持ち込むし、旅行中も。
あんまり日本っぽい格好をしていると、
狙われやすいから汚い格好をしておくくらいの人が好きなんですよ。
川口会講師っていう人ですね。
そうかも。
そこに共通点があったかも。
自分の着たい服を着て過ごせる。
思い切って飛び出すっていう。
現地に好きな服装する。
アンダーズでバスローブ着ちゃうかもしれない。
着るでしょ。
30だし。
記念日着るでしょ。
不思議な感覚を思い出した。
だんだん流土の記載が細かくなってくるとかもなくて、
ずっと最初から細かくしたりしてるじゃないですか。
ずっとメモを取ってたんだなって。
メモを取る大切さはすごい感じた。
ありがとうなメモを取っておいてくれて。
大量にあるという民族資料とか植物評価によって、
大量のメモを取っておいてくれて。
大量にあるという民族資料とか植物評価がある。
東北大学、大学院、文学研究科のところも。
何があるんだろう。
すごいよな。
時々荷物を奪われたり盗まれたりしてるのにこんなに書けるのすごい。
話さなかったんだろうな、日記。
6年もいたら普通に書いてる日記でもそこそこの分量があるじゃないですか。
うんうん。
こんだけ細かく書くとなったら何冊、40冊ぐらい書きました。
いやー、早っすねー。
でもなんか面白かった。
面白かったし、今だからこそちょっと退屈する部分もあるけど、
それでもまだキラリとする部分もどっちもあって面白かった。
しかし、行きたくはならない旅行。
そうそう、行きたくは、もうこんなんもうやだって。
行きたくはならない。
ちょっとね、ハッピーなやつありますからね。
行きたいですか?これ読んで、いやー、チベット行きたーって思いました?
全然思わないけど、行った先で話しかけてみようとは思うかもしれない。いろんな人に。
うんうん。自分の好きな国に行った時にってことですね。
あー、そうですそうです。旅行先で、この人がいろんなご縁で結局、よくわかんない大事な経歴があったりする。
大人大臣の家に住み込まれたりするじゃないですか。
大倉大臣の妻を直してあげて、大臣と仲良くなってその家に住み込むっていうドラマのような展開とか実現しちゃってる。
そういうことがやりたいっていうよりかは、旅行に行った先とかでできることを淡々とやると良いご縁がやっぱり求まりますよねっていうこと?
12:00
あんまり計画した日常を遂行しようとせずに、現地に溶け込もうとするっていう姿勢は面白いんだなっていうのは確かにわかりますね。
そうですね。私パッケージの旅行はすっげー苦手なんですよ。
うん。私も苦手です。
午前中美術館に行って、ランチは有名な店で行って、午後はここのショッピングセンターでなんかしますみたいな。
超苦手なんですけど。
とはいえ、プランニングしてしまう気持ちもあったりして、初日にはここに行きたいなーとか、2日目はここに行きたいなーみたいな。
計画を立ててこなすっていう、仕事よりも精度高い計画を立てていったりすることがたまにあったりするので。
結構ゆるゆるっとやるのは、もしかしたら良いかもしれませんね。
もし、現地の人と話すとか、現地の人じゃなくても周りの人と話をするっていう、めっちゃやりたいなーって気持ちになった旅行でしたね。
うん。無事帰ってこれてよかったよ、ほんと。
いや、ほんとね。
なかった。
6年帰って、多分鎖国してるから手紙とかも届かないわけじゃないですか。
うん。多分ずっとしたためてたのかな。
6年して突然、温死不通だったやつ帰ってきたらびっくりしますよね。
うん。もう死んだかなって思ってますよ。
ね。ほんとね。良かったよー。帰ってきてこんな良い感じの本を書いてくれて。
不思議な人だなー、確かに。なんか不思議なお坊さんなんでしょうね、きっと。
でしょうね。この人最後、お坊さん辞めてんすよね、確か。
え、そうなの?
1921年に勧続してるって書いてるからあるじゃないですか。
お坊さん辞めてんすよ。
あ、そうなんだ。何したんだろう、その人。
その理由については別の書籍に書いてますって書いてます。
なるほど。
なんかやっぱり、色々迷いがあるんだろうな。
そういう人なんですね。
でもまあ、素敵ですね。
面白かった。でものぞみさんに勧められなかったら、多分一生読まない本だったと思うんで。
ありがとうございます。
14:17

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