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2026-03-03 34:40

水を差す仕組みとサラリーマン:山本七平『空気の研究』#3

空気が「なぜ壊れないのか」「どう壊せるのか」を、具体例と仕事感覚で一気に掘り下げる回。のぞみは高校野球経験者として、真夏の甲子園が暑さの限界を超えてもなお維持されるニュースを取り上げ、「誰も説明できないのに決まってしまう」古空気の手触りを久々に見たと語る。そこから本書後半の核心である「空気と水」へ。水差しは個人の勇気に回収されがちだが、現実に空気を動かすには“集団で水を差す”仕組みが要る——ただし、その運営には「水を差す空気」も同時に設計しなければならない、という難しさに踏み込む。

さらに終盤では、難解な一節「合理性を追求させる原動力は、非合理的な力」を咀嚼し、非合理をゼロにも絶対化にもできないというバランス感覚へ着地。のぞみはその“逃がし先”としてスポーツや演劇のような虚構の必要性を補助線として提示する。ラストは「会社員であるだけで人間として十分だと思えてしまう」空気の正体へ議論が移り、会社員という概念、普通(デフォルト)、硬いピラミッド構造が“水を差させない空気”を強化しているのではないか、という問いを残して締める。次回課題本はレヴィ=ストロース『われわれみな食人種』。


感想

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サマリー

本エピソードでは、山本七平の『空気の研究』を基に、「空気」がどのように形成され、またそれに「水を差す」ことでどのように変化しうるのかを探求する。高校野球の夏の甲子園開催決定を「フル空気」の意思決定例として挙げ、誰も理由を説明できないまま慣習が維持される状況を指摘する。個人の勇気だけでは空気に抗うことが難しく、集団で「水を差す」仕組みの必要性を説くが、その運営には「水を差す空気」自体の設計も必要となる難しさにも言及する。さらに、「合理性を追求させる原動力は非合理的な力」という難解な一節を紐解き、非合理性を完全に排除することも絶対視することもできないバランス感覚の重要性を論じる。その「逃がし先」として、スポーツや演劇といった虚構の役割も示唆される。終盤では、「会社員であるだけで人間として十分」と感じさせてしまう「会社員の空気」の正体に迫り、会社員という概念、デフォルトとしての「普通」、そして硬直したピラミッド構造が「水を差させない空気」を強化しているのではないかという問いを投げかけ、議論を締めくくる。

夏の甲子園開催に見る「フル空気」の意思決定
話がすごく個別になっちゃうんだけどさ、 マジで日本の空気っていうのを感じたニュースの話していい?
はい。 私、高校まで野球やってたんですよ。
ほいほい。 でさ、野球部なんてさ、もう空気の産物しか残ってない
その高校野球ってものがもうそういうもんなんだけどさ。 だって格狩りとかにしなきゃいけないもんね。
まあ、坊主にするとかさ。 あ、坊主か。ごめんごめん、坊主ね。
格狩りならギリいいからみたいな。 その坊主にしなきゃいけないとかもそうなんだけど。
もう夏のさ、こう、野球のグランドランクも50度とか60度とかあるわけ。 めちゃめちゃ暑いのよ。
でさ、夏の甲子園で全国大会をやるなんて無理ちゃうみたいな。
もう、こんなに集まってるし。 まず2つ論点があって、時期ずらせないのかって話と
あと開催場所を北海道にしましょうって話はもうずっとあるのよ。 北海道じゃ何してもドームとか空調でできるところでやる方が
明らかに高校生っていうね、未来ある人たちだっていいじゃないっていう。 ほんとだよ。
っていうのがあるのよ。 で、この2026年
令和7年8年と 高校野球連盟っていう人たちが
その議論したのね。 結局、夏の甲子園でやりましょうってなったらしいのよ。
え、そうなの?なんかさ、問題になってたよね。さすがにって、最近。
そう。で、その、何だろう、暑すぎるから野球9回やるんだけど7回にしましょうとか
そう聞いたことある。
そうそう、7回に短くするとか、その、苦痛がずっと苦労しかダメだったんだけど、白にしましょうとか。
ちょっと小さすぎるな。
そういう変更があるけど、夏の甲子園は夏の甲子園でやるんですか?みたいな。
そこが一番ビッグイシューじゃないんですか?みたいなさ、気持ちになるわけ、やってた身としてはね。
その、ほうじたニュース記事があってさ、読んだら、その甲野田のね、事務局長っていう人がさ、
2つ質問に答えてて、まず1個は、道部球場などへの移行は、この検討はいかがですか?って聞いたらしいのよ。
そしたら、いや全くやってないってことはないです、みたいな。
で、じゃあその結果はどうだったんですか?って。いや、まあどちらがどうというところまではなくて。
っていう話の結果、真夏の甲子園のまま、やるっていうことになったらしいのよ。
なんでよ。
空気みたいな。だからこの本の最初の方にもさ、空気っていうもののこの意思決定の1つのこの、
結果みきさんが言うように、このあらゆる意思決定ってなんか空気が絡んでるんだと思うんだけどさ、もう、
フル空気のものってあるやん、この。
終わった時に誰もその理由を説明できないっていうのがこの本の中でも出てくる。
なんであの時、日本軍がここに攻撃を仕掛けたんですか?って言ったら、
いやなんででしょうね、みたいな。絶対負けるとみんな言ってたんですけど、なんかやっちゃいましたみたいな。
そのフル空気の誰も説明できないものから、まあこういう理論はあるんだけど分かんないところがありつつもジャンプしちゃいましたみたいなさ、こう。
やや空気のものまでグラデーションがあると思うんだけど。
久しぶりに見たらフル空気っていうこの、あの、高校野球の意思決定を見て、このニヤニヤしちゃったよね。
集団での「水差し」の仕組みと難しさ
それでさ、じゃあ滑らかに後半のパートの話にも行きたいんだけどさ、
それでさ、空気の研究の中の後半は空気が壊って、でも空気は水とともに存在していて、私たちは水を刺して空気を壊すことができますって話になってくるじゃん。
それでやっぱ本を読んでて思ったんだけど、まあ空気は集団で形成されますと。
空気は対抗しようと思って、それも集団でその空気に抗おうとすると空気になってしまって、空気と空気の戦いになってしまって解決しませんと。
っていう風に読めて、そのやっぱり水を刺しましょうっていう時の水っていうのが個人みたいなイメージになっちゃったわけ。
水を刺せるのって個人だけしかいないの?みたいな。
それはさ、集団で水を刺せないのかなって。
個人ってさ、水を刺すのって大変じゃん?勇気がいるじゃん、個人だと。
そうだね。
だから真夏の甲子園で野球やったら高校生は最悪死ぬんですけどって読めましょうよってさ、個人で言うの辛くない?
そうだね。
だから水が刺せないわけでしょ。なんかその集団で水を刺すってことはできないんだっけ?
なんか私今回の衆院戦見ててさ、水刺し生徒としてチーム未来の人たちとかいるじゃない?
で、あれは多分集団で水は刺してるんだと思うのよ。大きく言うと。
日本の政治ってこうですよねとかっていうのさ。
なんかこういう風に委員長を決めるのが当たり前ですとかさ。
いうところに対する水刺しだと思うんだけど、難しいのはチーム未来を運営していく時にはそれなりの空気が必要じゃん。
だから水を刺すことと水を刺す空気を作ることっていうのを両立しないと、
ミキさんが言う集団水刺しができないから、それを両立できる人はめちゃめちゃ嫌な感じするよね。
夏の更新おかしいよってXで匿名アカウントでコメントするのは誰でも多分ちょっと考えができるからさ。
でもそれって水刺してないじゃん。水滴、スポイトでピトリみたい。
空気を破壊するほどの水圧になってるか水量になってるかっていうと、
てかヤジじゃんそれって。
そうだね、それはそう。
すぐ横で関係ない立場で歩くということは私も大好きなんだけどさ。
水を刺すと戦うみたいな要素もあるじゃん。
それはそうだと思うけど、やっぱりでかい空気に対抗するにはでかい水が必要だねやっぱり。
でもそのためにはでかい水を刺した方がいいよねって空気をまず作らなきゃいけないから、
その空気を作る中でまた空気対空気の戦いが起きて、なかなかそこまで行くのが大変ってことだ。
なんじゃない?
なるほどね。
それがチーム未来は経由なんだと思うよ。
同じこと言うことはさ、ヤジとして言うことは多分誰でもできるし、正論は誰でも言えるけど、
空気の形で作ってそれを持続させるエネルギーってすごいからさ。
本当にすごいね。
そうだね、チーム未来だ。解決という感じ。理解しました。
合理性と非合理性のバランス、虚構の役割
あの感じね。
だから水刺しだから批判を浴びるのももちろん当然。
だけど空気に対抗する水っていうよりかは、結局空気も水も同時に存在してお互いを成立させ合っているもので、
日本人にはどっちもなくてはなりませんって書いてあって、
めっちゃわかるし、本当に日本人の精神って感じだねって思った。
そしたら本人も空気と水、これは実に素晴らしい表現と言うにはならないって褒めてた。
もう空気ばっかりやったら、さっき言ってた理由がわかんない、戦争行っちゃう感じだし、
水刺しばっかりだったら結局個々人がバラバラに存在しているだけだから。
そうそうそうそう。
なんもできないしっていう。
なんもできないし。
へー。
すごい、なるほどなって思った。
あと最後の方にさ、
なんか一つの、難しかったんだけど、
一つの一元的合理性を徹底的に追求させている原動力が、実は最も非合理的な現象的な一つの力であり、
この力を失えば合理性の追求は消え、
この力が下体化されればやはり合理性は消えるって書いてあって、
でもこれはすごく頑張って読んだ結果、一見表向きは合理性を追求しているように見える行いも、
その原動力は非合理的な力、不安であるだとか言ったもので成り立たせている。
だから新しいことをやっているようでも、その後ろ側にはむしろ保守的な価値観や伝統がある。
うん。
あった。
うん。
これは真実だなと思いました。
そうだね。
めっちゃむずいよな、これ。
めちゃめちゃむずい。
これすごくいい、文字で読まないと、何週か噛み締めないと意味わからないけど、
世の中のいろんな、これ絶対やった方がいいやん、絶対これやめた方がいいやんっていうことって世の中にたくさんあると思うんだけど、
それがなんでそうならないのかの理由が全部ここに詰まってる感じするんだよね。
そうそうそうそう。
なしさ、もしそれを難しいと思って5回くらい読んで、
自分の言葉で言うとこういうことかな、みたいなことがわかった上で思ったのが、
でもこの空気と水が日本人の精神の原材料なんだとしたら、
じゃあ私たちはこのフレームの外側に行くことはできないっていうことですかって思って悲しくなったんだけど。
もう何、フル合理性の世界ってこと?
臨在感的把握に基づかなくても意思決定できる。
まあフル合理なのかな。
あー、なるほどね。
あー、どうだろう。
無理なんじゃない?
うーん、なんか無理そうな気するなあ。
無理そうな気がする。
いや、ここで多分言っていることって、目的として達成したいことは一定の合理性を持つでしょうと、あらゆるときに。
一元的合理性っていうのは、例えば脱炭素は素晴らしいとかさ、お金を稼ぐのはいいかなとか。
非合変動やめよう。
一元的合理性ってことを追求するために、それを追求させるためには非合理的なエネルギー。
ミシさんが書いてある不安とか、もっと豊かになりたいみたいな、もっと金稼ぎたいって100億持ってる人が思ってるとかさ。
非合理な力がないと追求ってことができないし、同時にその理由、100億持ってる人がもっと稼ぎたいっていうことをみんなが思うようになってしまうと、当然その原動力の部分とか不安を絶対に力として使うと、不安が絶対死しちゃうから合理性っていうものが消失しちゃうっていう。
だから、この非合理な部分の使い方、適量でいこうねみたいな。
なくしてもあかんし、振るでもあかんし、バランスムズいよなっていうことなんやと思うね。
なんていうのさ、例えば、そう分かる、私はかなりそこが分かるんだけど、でも、じゃあ一生戦争って無くならないみたいな。
幸せになりたいから戦争やめようよみたいな論理は永遠に成立しないってことだよね。
そうじゃない?だから分かんないけど、戦争じゃないさ、戦争じゃないこの非合理に逃がすしかないんじゃないの。
だから私、スポーツとか好きなのよすごく。多分オリンピックとかさ、ミシさんが好きな演劇とかもさ、生命維持には別に関係ないじゃん。
けどあの虚構を取っ払っちゃった時にさ、もうちょっと逃げ道の無くなりそうな何かがありそうな気がするわけ。
戦争の数増えちゃうとかさ、飯の取り合いが増えちゃうとかさ、家でみんな怒る人が増えるとかさ。
ぶつかりおじさん増えるみたいなね。
だから違う虚構に逃がすっていうかさ、非合理な違うところに逃がしてあげるっていうのは言うのしかないんちゃうかなとか、今のミシさんの話聞いてて思うけどね。
ゼロには済むのはむずいんちゃう?
確かに野々美さんのほどほどに行こうねーは、とてもそうだなって思った。合理性を突き詰めれば突き詰めるほど不安もでかくなってっちゃうからね。
だからやっぱあれかもね。請求書は紙ぐらいがちょうどいいってことだね。
なんで紙なんですか?って言えるぐらい。
言えるぐらいがちょうどいいってことなのかなって。
そうかもね。そうかもね。
「会社員の空気」の正体と構造
そうすればタクシーで横沢夏子が困らないもんね。タクシー待ってると横沢夏子は請求書で困ってるって出てくるじゃん。
あれ見たくないじゃん。だから今すごい理解したかも。
自分の横沢夏子でタクシー広告で理解したの?
違うだからあんなもの見たくないじゃん。タクシーに座ってるときになんで強制的にCM見させられなきゃいけないんだよって不快に、結局周り回って私の不快につながってるじゃん。合理性を突き詰める結果。
だからやっぱり請求書、紙ってなんで紙なんだよって言いながら、経理の人にすいませんって言うぐらいがちょうどよかったかもしれない。
今本当に理解したってこと。自分の経験として今腹を打ちさせた。
一周タクシーの中に一回乗り込んで今降りてこられた。
最後に一緒に考えたいというか、ここに結びつくのかわからないんだけど、会社員の空気というものを、空気の研究をヒントに考えられないかって思ってて。
とりあえず思ってたんだけど、会社員辞めて独立したときに、すごい人間としてダメっていうか空っぽな感じがして、このままじゃダメだみたいな気持ちに急になったんだけど、
裏を返すと会社員ってだけで、あなたはもう立派です、十分ですみたいな反抗をしてもらって、もうそのままでも大丈夫ですんでみたいな安心感みたいな枠組み?あなたはこれ収まってますみたいな。
人間としてもう十分ですって思わせてくれたなって思ったの。会社員であるっていうことが。
だから会社員というだけで人間として十分って思えるのってなんでだろうなっていうことを考えたいなって思ってて。
それを自分の経験から思って、会社は従業員を削除するじゃない、安い労働力で使って、その代わり社会保険とか払って、だから会社は労働力として社員を平坦に削除する代わりに人間として十分だよっていう安心感を与えて、そこのトレードに納得できる人が会社員をやるんだっていう理解をしたの。
これ言ってることはわかる?
わかるよ、わかるわかる。
そういうふうに私は考えてたんだけど、最近それに対してその溝をさしてくる人がいて、そうやって自分の担当してる業務とか所属してる業界の事情だけ通じて、それで人間として十分って思えるのはなんでなの?
そのせいで、例えば衆議院選挙で自民党が発祥しちゃったりとか、誰も望んでない増税とか起きたりとかしてて、それは今自分が世の中でどういう世の中にいてどういう状況かっていうことを理解してないから、そういう変な選挙になっちゃったりとかするわけで、
じゃあなんで会社員の人ってそこそこいいポジションの人とかであろうと、そういう会社員っていうだけでもう俺は世の中をわかってるみたいな顔をするの?って聞かれたの?
うーん、なるほど、はい。
ちょっとわかる?これ今論理的に変なこと言ったよね?
うーん、ニュアンスしかあれだけど。
あ、で、時系列として質問が先なのね。
なんで世のそれなりのいい会社やそれなりのポジションに就いてる人たちが社会というものを考えるときに、自分の業界の動向とかだけしか把握してないから、ないにもかかわらず俺は世の中のことをめっちゃわかってるみたいな顔をすんの?なんで?って聞かれたの。
で、その時に私が思ったのは、でも確かに会社員って会社員っていうだけだなって思う人間として十分ですって反抗されてる感覚があるから、
わざわざ仕事に関係ない社会情勢とかを調べて、自分が今どういう座標の軸にいるのかってことを考えた方がいいって思わない空気にいるよなって。
うーん、なるほど。
つまり自分は十分であるっていう空気に包まれていると思った。
はいはいはいはい。
それってさ、なんでだと思う?
で、私も会社員の時はめっちゃ思ってた。そういう風に。別に仕事だけやってれば十分って。
うーん。
思っちゃってて、別にそれ正しいとは思わないよ。
だからずっとその空気のまま、中華管理職になる45歳とかがいてもおかしくないって普通に思う。
てか自分だったらそう思ってただろうなって思うから、それで全然世の中のことを知らない?
なんか、俺の45歳とかになっちゃうのってなんでなんだろうって。
あー、なんでなんだろうね。
私はあまり会社員だった時普通だと思ったことが、十分とか思ったこともあんまりなかったからちょっと頑張って追体験すると。
そうかそうか。
だからまず一個は、会社員っていうそのサラリーマンが典型的な日本の英語ですというのと同じようにさ、
会社員っていう概念の方が空気って言葉より日本っぽいとまず思うわけ。
うん、そうそう。会社員ってわかる。
会社員っていう概念の発明がまず天才じゃんと思うのよ。
だから最初に会社員って言った人、すごいめっちゃクリエイティブだなと思うのね。
多分これ会社員っていう概念にしたのがまず一個の発明で、
もう一個の発明は会社員が普通であるっていう発明が多分二つ目にあって、
これだからデフォルトの設定の話がもう一個あると思うのよ。
括り方の話が一個目、で二個目の話はデフォルト設定の話があって、
でこのデフォルトっていう時に、三つ目のデフォルトの中に構造というものを持ってきて、
会社員っていうものに構造で括った時にすっごい厳密なピラミッドがあるじゃない。
平社員がいて、主任がいて、係長がいてみたいなピラミッドになっていくと、
普通なデフォルトの構造の中で上に行くっていうことになるじゃない。
これがさ、例えば劇団員っていうのがいて、もちろんプロデューサーとか演出家が偉いみたいなのがあるとはいえ、
じゃあ照明の人とカメラの人どっちがいいとかってないじゃない。
ちょっと緩いじゃん構造が。
だから構造が硬い概念をデフォルトにしたのが大発明なんじゃない。
経営者からしたら世の中のこととか気にせず一生懸命働いてくれた方がいいもんね。
その方が特に第二次産業とかやるときにはさ、
工場労働者がたくさんいてとかなると最高の何かなんだと思うよ。
でかつ制度設計のコストも減らせるじゃん。
いろんな人に対応しなくていいからね。
日本の厳選聴取みたいなやつってザ会社ベースのやつじゃない。
だからそれが…
ていうことなのかもね。十分、十分ね。
だからみんな普通好きじゃん。
普通の中で優れてるのが好きじゃん。
そう。
そういうものの漢字をうまく使ってるのが会社員。
会社員っていうワードを一個発明すると、
でかつそれを普通で構造があるものに仕立てると、
一気にそれが全部普通で優れたものっていうのがビャーって一気に社会に誕生するから。
お前がやってること一日ずっと会議やってるだけだから、
俺と同じやんけって思ったりすることあるわけ。
めっちゃデカい会社のジョームでとか言ってるけど、
メール書いて会議やってるだけだから、
コンサルタントと何が違うんすかみたいな。
それでもし選挙行ってないんだとしたら、
お前の方が悪い市民だと思う。
そうだね。
私はやっぱり良き市民でありたいっていう規範意識があるからさ。
そこをデフォルトを作るね。
会社員の空気は、会社員ってめっちゃ普通だよねって空気ってことだよね。
普通でありたいよねって空気ってことだね。
会社員になるのがデフォルトだよねっていう。
変じゃないよねっていうことなんじゃない?
それで、そうすると疑問がもう少し細かくて、
だから会社員でいたな、会社の仕事だけしてればいいってなるのは何でだろうって。
もちろん本当にできる人はさ、もっと視野広いよ。
だけどさ、結構本当に自分の業界のことだけの人とかもいるじゃん。
うん。
例えば人間性ゴミで家族のこともめちゃめちゃわっちゃわっちゃしてるけど、
仕事だけできてたら、社会の中でその人役目を果たしてるよねっていうふうに周りの人が見るのは何でだろうってこと?
そうそう。そういう空気があると思うんだけど。
へー。
ないってかさ、それを確認する術がなくない?
会社員が「十分」と感じる空気の背景
ない。
それって確認しなくてもいい空気があるじゃん。
確認しなくてもいい空気がある。
で、実際、これは経験したことなんだけど、そういう中華管理職ばっかりいる研修みたいなのに混ざった時に、
みんなが本当に何も知らなかった。
選挙の話とかしても、今社会どうなってる知らなかったし、今アメリカ大変なことになってる知らないみたいな。
うーん。
払う時にショックを受けたっていうのがある。
すごいね。その会社の経営者超優秀なんじゃない?
会社員のリポート全部会社に振り込まれて。
6社くらいいるんだけど、普通に上昇してるよ、全部。
マジか。すごいのかもね。
それは本当にだから、会社の組織としての水のささせなさがすごいんじゃない?
そうそう、だからそれが空気っていうところから読み解けないだろうかっていうか、そうさせてしまう空気。
でもそれは空気の保持力なんじゃない?
わからんけど、空気っていうのが自然に醸成される空気ってものもあるから、
この人がある種の人工空気っていうのを山本七平さんは研究対象にしましょうって走り出してるわけじゃん。
水をささせない空気ね。
そう、だから会社っていうものをやる時にスタートアップとかもそうだし、日本の会社もそうなんだと思うけど、
多分一神教の世界にある会社だったらこうはいかないと思うわけ。
けど日本みたいにあらゆるものに神がいて、いろんな概念が許されてとかなると、
なんかわからんけど、創業者イコール神みたいなのがあるじゃん。
優れた人どこのか神みたいな。とか会社という概念自体が守るべき何かみたいな。
倒産させてはならぬみたいなのがあるじゃない?意味わかんないけど。
会社が神になっちゃうのか。
概念、あるいは会社自体じゃなくてもこのチームとかさ、
この1ヶ月間はこれがもう最重要だ。お客さんを神様にする会社ですから。
だからそのあれじゃない?
お客さんを神様にしてるからかもね。
だから空気作りと水させなさがめちゃくちゃ上手いんじゃない?
でもそれがこの会社がめっちゃ上手いとかじゃなくて、
結構あらゆる大企業であるから、
なんかそれは何でだろうっていうこと。
どういう空気なんだろうなって思った。
みんなそれを秘伝の種として継いできてるんじゃないの?
のぞみさんは外資だからわかんないかもしれないけど、
私は野村統計に行った時めちゃくちゃ自分の会社のことだけ頑張ってればいいっていう感じだったけどね。
言われないよ。
ていうかたぶんちゃんと出世してる人はちゃんと視野広いよ。
だけどなんか私はそれでいいって思っちゃってた。
全然、お客さんどこ行くとそういう人しかいないからさ。
そういう人しかいないからそういう人がたくさん多いから。
その空気あるよなーって。
究極言うと会社員というだけで人間として十分とかはわかんないけど、
長野の実家に帰ってさ、農家の人とかいるとするとさ、
彼らは別にアメリカの政治とかに関心ないわけ。
究極言うといいお米を作れて、
それだけ粛々とやっていればいいですみたいな人めっちゃいるのよ。
それはそれで一つの人生だと思うからさ。
それと会社員でいれば十分だっていう観点で、
俺そんなに差がないと思うのよ。
マイルドヤンキーとかと同じなのに、
それがひっかかるのが、私は社会のことわかってますって顔するわけ。
なるほどね。
それはたぶん人として十分だっていう空気があるから言えるわけ。
確かに農家の人は私なんてわかんないからねっていうことだよね。
そこが会社員の空気ってものがあるなって思うわけ。
それはやっぱり発明なのかもね。
普通のあって構造があって、
私はその上の方にいる人だって思っていると、
一層そうなるんじゃないか。
そうだからたぶん南宮さんのおばあさんの農家とか、
板橋のマイルドヤンキーと同じ状況なのに、
センミーデスみたいな感じになるのが何でかなっていう。
なるほどね。
ちょうど今年の頭に読んでた、
スタンファードとかで教授やってる中国人の人の、
1年間のまとめみたいなすっげー長いブログがあってさ、
読んでたんだけど、
シリコンバレーと中国共産党は同じだっていう、
チャプターがあるの。
読んでても面白いんだけど、
このカルトの漢字があって、
俺たちは優れてるっていう漢字があって、
すごく内向きに機能してるっていう。
信じている宗教が違うだけで、
動いているダイナミズムは全く同じだっていうのが出てくるんだけどさ。
会社員の人たちの、
そのレベルの察知のあるけど、
そういうもんなんだなとなんか思った。
同じかなと思って。
だとしたらまだシリコンバレーはそれでもさ、
いいプロダクトとかがたまには生まれてるわけじゃん。
うん。
会社員だって誇りを持った結果、
その会社からいいプロダクトが生まれてるんだったらね。
何も言うことはないからね。
まぁまぁまぁ。
いや、日本のGDPをもらうよみたいな感じだけど、
そういう意味では。
いや、彼らが本当10%下がると思う。
小学生の時2位だったんだけどみたいな。
今何位だよみたいな。
本当にもっと減っていいところを止めてくれてるのかもしれないよ、
彼らが頑張って。
本当は。
あ、でもなんかちょっと理解したわ。
でも、だから空気というのが一つでヒントかもしれないけど。
うん。
いや、そういう人、その状況に追い遂げている空気というのはすごいよね。
「水を差す側」になりたいという願望と水差し屋
誰のどういう発明なんだろうね。
だとしたらさ、水をさせ側になりたいなって思うんだけどね。
うん。
自分のためにも。
うん。
自分に水をさせるという意味でも。
どうしたら水をさせるのかなって思うけどね。
うん。
へー、なるほどな。
私の仕事はなくなそうだな。
などめさんは水させる自覚あり?
クソ水さしじゃない。
クソ水さし。
空気の矛盾を突きまくる仕事。
水さし屋として。
そう、水さし屋。
水さし屋、水さし屋。
だからさ、クラッシャーと水さし屋って違うじゃん。
うん。
私、クラッシャーっぽくなっちゃうよね、空気汚いから。
あー、なるほどね、なるほどね。
そうだね、ちょっとそこは一線があるかもしれないね。
すごく太い一線があるよね。
結局、空気は消えないから別のものに入れ替わるだけなんだよね、水さしてもね。
そう、空気自体はね。
そうそう、だから空気があることがおかしいっていう指摘はたぶん全く今なくなっちゃう。
そうなのよ、そうそうそうそう。
だけど空気汚くないと、なんでここに空気あるんですかって言っちゃうのよ。
うん、そうなんだよね。
この空気の方が良くないですかって言えないと水さす意味がなかなか持ちづらいっていうのはあるかもしれないけどね。
難しいよね。
難しい、とっても難しいね。
次回の課題本とレヴィ=ストロース
そうだね、でもそういうことだわ、すごい、さすが。
良かった、良い読書体験になったようで。
良いコンサルタントとはいい情報であるっていうメールマーカーのニュースレッダー書くのどうですか。
あー、良いね、情報ね。
そうね、常路な、いいな。
でも常路より私もっとなんか、もっと一点でビャーっていってるイメージだから放水車みたいなイメージだけどね。
良いコンサルタントとは良質なホースである。
なんかちょっとその、インゴっぽいからな。
え?
良いホース。
海外でなんか変な変なインゴになってそうだからちょっと気を付けろ。
え、あとなんかさ、ちょっとこれ話してる途中になんかドドミさん次の本のタイトルが思い浮かんだのに忘れちゃったよ。
なんだっけ。
いいよ。
正しい水のさし方みたいな本どうですかっていう、仕事ができる人の水なしさしの基本みたいな。
あー、どっかやってくれるかな、でもそうだね。
自流が向けば。
そうだよな。
で、序文は、ただ良いコンサルタントとは良い常路であるっていう序文書いて。
シャジに私の名前入れてください。
このタイトルとも、副題の決定においてはっつって。
渡木美希のご助力により。
インスピレーションのおかげで本書の風で進みましたって言って。
深く感謝しますっつって。
はいって言ってお願いします。インジェーとかいらないんで、シャジだけお願いします。
この2月から真剣に自分の書いたものとかはクラウドコードの中に置いて、使えるエージェントにしようかなと思ってるから、そのタイトルと何か概要だけでやってみてどんなものが仕上がるか。
もしかしたら。
そうだそうだ。
クラウドコード君がガリガリ書いてくれるかもしれない。
うん。
はい、じゃあそんなクラッシャーの私と水さし屋ののぞみさんでやってみたいということが。
何ような。
明らかになりました。
いやいや、み、みきさんは粋の人という感じですね。
いやでも、そうね。たまには水もさしてる。クラッシュした結果水をさしたことになったこともあるはずです。
結果が大事。結果が大事。
はい。
じゃあ、ありがとうございました。次はリビストロースだよね。
リビストロースの、わたし、われわれみな職人賞券。
カニバルっていう。
あ、カニバル。
われらみんなカニバル。リビストロース追想集を。
読んでみましょう。のぞみさんぐらいしか一緒で読んでくれなさそうなので。
このリビストロースも、そのさっき言った国際文化学部っていうところのやつでめちゃめちゃやったわ、リビストロース。
へー。
だから私も学部でめっちゃ読んだんだけども、全部忘れたっていうか、むずくて多分かなり初期で挫折した記憶。
そうだね。
野生の思考と悲しき熱帯をうっすら読んで。
野生の思考読んだ、野生の思考読んだ。
ねえ。
でも、二人なら頑張れる。
私はパーソナル自分みたいな感じで、人と約束しないと読めないので。
ぜひお願いします。
じゃあ、次はリビストロースでお願いいたします。
はいよー。
はーい、ではではお疲れ様でした。
お疲れ様でした。じゃあねー。
34:40

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