1. 放課後9.2帖ラジオ
  2. #033_デパコス診断と自己開示
2024-08-21 10:21

#033_デパコス診断と自己開示

00:01
どうもお疲れ様です、いかです。この番組では、高校の国語科教諭をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことを緩くおしゃべりしていきます。
今日は、学校に行って、東京のお土産を先生方に配ったり、日常を取り戻して行っておりました。
ある国語の先生とお話をしていたんですよね。東京でこんなことをしてきたんです、みたいなことを写真見せながら話していたんです。
そしたら、その先生があらかた私の話が切りがついた時に、こんな風に話してくれたんですよね。
全然関係ないんですけど、私、先日、RMKを見た時に、あ、これは先生だって思ったんです。
RMKっていうのは、いわゆるデパコスですね。デパートっていう言葉は、もう今はあんまり使われなくなってるけど、百貨店に売ってるコスメのことですね。
ドラッグストアのものよりかはちょっと高いかなっていうのと、あと各ブランドの特徴というか雰囲気がショップとか商品パッケージとかによく現れてますね。
例えば、シャネルだったら全体に黒っぽくて華やかで強くて美しいみたいな、そんな感じを受けますし、ジルスチュアートだったら薄いピンクみたいな色の印象で、フェミニーなというか華奢で可憐なお人形みたいに可愛らしい女の子っていう感じを受けるんですよね。
百貨店のコスメフロアはブランドによって何々っぽさみたいなのが視覚的にも感じられるようになってますね。
そのブランドの目指すところが体現されているとも言えるかもしれません。
じゃあ、RMKっていうのはどんなブランドなのか。
ホームページ見てみますとこんな風に書いてました。
全ての魅力は自分を見ることから生まれる。
何に怒り、何に涙がこぼれ、何に微笑むのか。
自分を見つめてやがて知る。
誰とも似ていない私という存在よ。
RMKはあなたと共にあなたを見つめる。
別の誰かに近づけるのではなく、あなた自身の半歩先にある魅力を発見していく。
未知なる美意識を確かな洗練に。
美さの中に圧倒的な自由を。
プロフェッショナルの仕上がりはあなたの日常に。
03:00
あなたのままでまだ見ぬあなたへ。
おお、こんな感じですね。
かっこいいやんって感じですね。
私もRMKっていうブランドを知ってはいたんですよね。
大学生の時もここのリキードファンデーションが欲しくてよく調べたり、
実際にショップに行って眺めたりしてたんですよ。
でも当時全然お金なくて、高くて買えなくて。
大人になって今27歳ですけど、学校と家との往復っていうこともあって、
あんまり高いコスメ全然買ってないですね。
だからRMKは憧れのままになってたんですよね。
なんで、ショップの雰囲気とかもなんとなく知ってて、
淡いベージュというか白っぽいというか、
またシャネルとかの強い感じとはちょっと違って、
私も憧れではあるんですけど洗練されてるというか、
優しい雰囲気があると言われればそんな感じがしますね。
だからその先生にRMKみたいって言われて結構嬉しかったんですよね。
その先生はこういうふうに熱弁してくれてて、
先生の柔らかい雰囲気っていうか優しい感じというか、
それがRMK見た時にぴったりだと思ってみたいな。
大人になってこんな褒めてもらうことってあんまないじゃないですか。
仕事ぶりについてとかそういうことならまだあるかもしれませんけど、
人間的な部分というか性格的な部分というか、
そういうところを見てくれてわざわざ伝えてくれるというね。
しかも仕事以外の場面で自分のことを思い出してくれるっていう、
なんだかすごい幸せだなと思いましたね。
その先生は少しだけ年上の女性の先生なんですけど、
結構ね、自己開示をしてくれる先生で、
ネガティブなことを言う時もあるんですけど、
それは私が傷つくようなことではなくて、
こうして私が嬉しくなるようなこともよく言ってくれるんですよ。
今日すごいこれで考えたのは、
自己開示って誰にどれだけするのがいいんだろうっていうことですね。
人間関係を築く時に、
時に仕事仲間っていう、
特に仕事仲間っていう時って難しくないですか。
06:06
相手のことをもっと知りたいとか好かれたいみたいな、
近づきたい気持ちとその逆、
近づかれすぎて困る、もう少し離れたいとか遠ざかりたいっていう気持ち。
相反するこの2極が同時に存在していて、
どちらかに行きすぎると、人間関係がうまくいかなくなりますよね。
結局生徒のトラブルっていうのもこういうのが多いですけども。
私は人間関係はできるだけ滑らかにしたくて、
基本的には仲良くなりたいけど、
それはあくまで形式的にというか、
その方が仕事がうまくいくならやる、
うまくいくからそうするみたいに留まっていて、
実は近づきすぎないようにもしてるつもりなんですよね。
つまり真ん中を目指してるということなんですよね。
仕事ではその人間関係を滑らかにすること、
真ん中でいることっていうのが、
私の中で最も強いストラテジーになってるんじゃないかなと思うんですよね。
自分の意見を通すとか、自分の思い通りにするとかじゃなくて、
合意形成を取ることとか、その過程が大事だなって思うんですよね。
だから何なら自分がこうしたいみたいなこだわりっていうのも、
実はあまりなくて無欲っていうかね、
自分のことを理解してほしい、知ってほしいっていうのはあまり思わないですし、
自分のことを喋ってる時間結構苦手なんですよ。
こんなラジオしててほんまかよっていう感じだと思うんですけどね。
なんかね、時間がもったいない気がするし、
誰かの話を聞いてる方が楽でいいんですよね。
まあ楽っていう言葉が出るっていうことは、
ある意味、程よく相手に無関心なのかもしれませんけどね。
そんな感じなんですよ。
でも自己開示しないと、相手も心を開いてくれないじゃないですか。
自己開示、めっちゃ相手はして、逆の方はしないってなるとフェアじゃないですしね。
で、私のことをRMKみたいって言ってくれた先生は、
さっきも言ったように、自己開示は結構してくれていて、
だからこそ私もすごく話しやすいんですよ。
他の先生には言わないようなことも、
これは私が誰かに言っても意味ないかなとか、
仕事でこれは言わなくてもいいかなみたいなことを、
その先生には言うようになってて、
それで人間関係を良い方向に深められてるような、そんな気がするんですよね。
09:03
もちろんこの自己開示度合いっていうか、
近づいたり離れたりすることの調整の仕方は、
その人その人によって異なるんですけど、
もう少し踏み込んだ人間関係の形成もありなのかなと。
相手が嫌な思いをしないようなことだったら、
もう少し自己開示をして、一歩踏み込んで仲良くなるっていうのも、
仕事においてでもありなのかなとも思いましたし、
あとは相手の素敵だなと思ったところは、
素直に伝えたいなと思いましたね。
ということで、その先生はそういうふうに言ってくれましたので、
私がRMKにそぐうというか、似合う人間になれるかどうかは分かりませんが、
ひとまず週末にRMKのショップに行ってコスメを見てこようかなと思います。
ということで人間関係についての話でした。
コメント等もしありましたらよろしくお願いします。
では今日はこれで終わります。ありがとうございました。
10:21

コメント

スクロール