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2022-12-09 31:46

#S2-13 絵本の楽しみ方について話したい

1 Mention

一番はじめてに触れた本…。

それは、絵本だったのではないでしょうか?


何度読み返しても、色あせることない絵本。

子供や大人への贈り物にしたいときに悩んでしまうことも…。


今回は、デザイナーと絵本作家の一人二役ユニット「空想繪本屋」の吉家さんをお招きして、

吉家さんの絵本に携わることになった経緯とともに、絵本の楽しみ方について、お話しています。


隔週金曜日に新エピソードを配信!



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#ホンヤスキーラジオ



00:04
こんにちは、マーチンです。
キッシーです。
ホンヤスキーラジオ始まりました。
この配信は、東京公園寺にある銭湯、小杉湯を拠点に、
本と本屋の魅力をゆるりと話していくトーク番組です。
本棚を眺めながら、一緒に話しているような、そんな雰囲気でお送りしていきます。
最近、福井の旅に行ってきたのが、最近のハイライトですね。
直近のね。楽しかったですね。
面白かったですね。
発光ツーリズムっていうのが、今、福井とか石川県とか。
そうですね。福井県の美術館を拠点としてやってるんですね。
かなと創作の森っていう美術館で展示をやっていて、
そこに発光デパートメントの大倉平樹さんが監修隊をやってらっしゃってて、面白かったですね。
前回ぐらいですかね。黒江さんの回でも少しその話出てて。
そうですね。聞いていただいて。
実際行ってみたっていう感じですけど、すごい面白い。
展示自体もすごい面白くて、
全国にある発光食品の、味噌とか醤油とかの通常の発光食品以外の発光食をひたすら集めるみたいなやつがあって。
あんなに集まってるの見たことないからね。
ないよね。本当に面白かった。
面白かったのでぜひ。
はい、そんな感じで今回お送りしていくのはこの企画。
絵本の楽しみ方について話したい。
はい、というわけで、今回の企画のために素敵なゲストの方にお越しいただいております。
デザイナーと絵本作家の一人二役ユニット、空想絵本屋のヨシエさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではヨシエさん、よろしければ自己紹介をお願いできますか。
はい、自己紹介ってかなり緊張するんですけども、空想絵本屋のヨシエと申します。
空想絵本屋っていうのは空想の絵本屋で、どこかに実店舗があるわけでもなくて、
私が勝手に誰かに頼まれたら物語を作ってそれに絵を描いて、手製本して送ったりとか、
他の作家さんから頼まれた絵本をデザインしたりとかしている架空の絵本屋という設定です。
じゃああれなんですか?依頼をしたら絵本を作ってくださるってことですか?
はい、そうですね。
去年か何かも知り合いの方がプロポーズに絵本を送りたいからっていうので依頼を受けて、
その時ちょっとコロナ禍が待った中で会話しなくて、その方も鳥取だったので電話越しにいろいろヒアリングして、
お相手の方がこういう人でとかどういう時代でって聞いてそれを物語にまとめて絵を描いて、
それを手製本って言って、どこかに発注するわけじゃなくて自分で製本して、
03:02
世界に一つだけの絵本を作って箱詰めして送るっていうのをやりました。
へー素敵。
なので自分の手を届く半径2メートルくらいのところで、物作りというか物作りを通して心通わせたらいいなっていう思いで活動しています。
素敵ですね。
イラストもいろいろ描いて、僕らの本屋スキーラジオの。
そう、初めてヨシエさんを認識したのが、本屋スキーラジオのアイコンを描いていただいた時だったんですよね。
聞いていただいて皆さんが今見えてると思うんですけども、そのアイコンを描いていたのがヨシエさんということで。
かわいい。
イラストって昔から描いてらっしゃったんですか?
イラストはここ本当に3、4年くらい行って、それまではもともと社会人になってからはシステムエンジニアだったので。
えー、そうなんですね。
JavaとPythonでプログラミングをして、でももともと美大に行きたかったなって思いがあったから社会人になってから自分で社会人向けの専門学校みたいなところに働きながら行ってデザイナーになって、徐々に徐々に絵本の道に近づいていくっていう流れなんですけど。
すごいですね。
そうなんで、イラストのテイストも実はまだ定まってなくて、2018年にヤシンカノブドウっていう絵本を日常絵本屋さんから出版してもらったんですけど。
昨年お持ちいただいて。
また全然本屋好きのイラストとは違うタッチで描いていて、どっちもiPadで描いてるんですけど。
iPadなんですね。
こっちはベタ塗りで描いたりとかテクスチャーを活かして作ってるんですけど、本屋好きのアイコンとかは線画で描いている感じになりますよね。
今、マーチンさんが手に取っていただいているのはヤシンカノブドウの前日さんになるサイトストーリーになっていて、この登場人物たちがその物語に来るまでの物語。
物語の物語を描いたもので、それを自分でワインの形に手製本してあるもので。
これは本当に私がたまに出展しているようなイベントでしか販売してないので、出会った人にしか私ができていない形になっています。
素敵。
キッシーさんが今2冊、私たちの手元にヤシンカノブドウっていう絵本があるんですけど、1冊が横長の左開きっていうんですかね、絵本で。
私が持っているのがワインボトルのフォルムをしている形ですね。
これはなかなか工場の生産などでできないので、手製本ならではなかった感じなんですけど。
すごい。これ型紙をまず裁断するところ?
はい、自分で手で裁断して、本当にクリエイターの仲間から狂っていると言われています。
いいですね。最高の本言葉じゃないですか。狂っている。
ボトルの口の部分ですね、が細いので当たり前なんだけど、ここがやっぱり折れちゃいそうですもんね。
06:06
繊細な感じになっているんですけど、手製本ならではのことがしたくて、それを作っている感じですね。
ちょっと絵本を作る始まりの物語を伺ってもいいですか?
はい、絵本を作る始まりの物語。
なぜ絵本を作ることになったのかとか。
そうですね、すごい私の一大人生になってしまうんですけど。
最初から言うと、もともと絵本が嫌いな子供はいないと思うんですけど、
私は親が漫画は買ってくれないけど、文字の本はいくらでも買ってくれるよって言いだったので、
本がたくさんあったんですね。その最初のものが絵本で、実家であったものを家に持ってきてもらっているんですけど、
例えば、すごく名作なんですけど、「今日は何の日?」っていう福音館から出ている絵本ですね。
これを撮ったりとか、小さぽしさんの地球っていう絵本だったりとか、
すごく繰り返し読んだりとかしていて、絵本が楽しかったなっていう思い出と、
あとは、幼稚園の夏休みにパリン先生に絵を描いたんですよ。
でもこの先生がすごく喜んでくれて、
卒園まで黒板の端っこに飾ってからですね、私の描いた絵を。
それが嬉しくて、自分が描いたものを誰かが喜んでもらって、
そういう風に形にしてくれるんだって思ったのが、私の中の原点というかあって、
それがちょっと絵本とリンクしていって、絵が描くのが好きな子供になり、
中学までは絵を描いて仕事したいなと思ったんですけど、
高校に入って美大に行きたいなと思ったときに、親から反対されて、
美大には行けなかったんですが、だけど絵本のことはやりたいと思ってきたから、
でも絵本って世の中にたくさんあって、
日本だけじゃないから海外のものもあるよねっていうところで、
海外の絵本を見出して、
英語はたくさん通訳とか翻訳とかできる人がいるから、
マイナーな言語だったら、もしかしたら絵本に近づけるかもしれないっていうので、
高校2年生くらいのとき探し出して、
そのときにちょうどロシアの絵本のオモキっていうのがあるんですけど、
それの美術館の展示があって、それを見に行ったんですね。
だからロシア語はいいっていうので選んで、
ロシア語を選んで進学することになりましたと。
でもいざ大学生が終わりそうになっていって、
就活の時期になって、
09:00
でも出版業界って本当に狭きもんで、
本の出版ってもっとさらに狭きもんなから、
そこには入れずに、今思えば自分の努力不足だったんですけど、
入れなくて、冷静に考えた結果、
ものづくりをしたいからっていうので、
システムエンジニアになったんですけど。
そのときは絵本の道は一旦ちょっと諦めてだけど、
そのときちょうどIT革命っていう言葉が、
今は多分きっと違うかもしれないけど、
これからどの業界にもITが進んでいくからっていうのもあって、
出版業界でも日本業界でもITのスキルがあったら、
少しは入っていける隙があるんじゃないかっていうのを持って、
だったら新卒っていう利点を生かして、
新しいことを学んでみようっていうので、
オシャゴからジャバ語に変えて、
プログラミングをする道に行ったんですけど、
もう少し目に見える仕事をしたいなと思って、
社会人になってから社会人向けの専門学校に行って、
デザインを学んで、デザイナーになりましたと。
ウェブデザイナーになって、
意欲曲折があった後なんですけども、
東京の鳥栖大学駅の近くにある、
虹之江本屋という独立系の書店になるんですかね。
そこのオーナーの石谷さんと知り合うきっかけがあって、
それが2016年か17年かこのくらいだったんですけど、
小さい店舗なんですけど、
SNSを見てると、
すごくいろんなことを活動的にやっていて、
イベントとかもしていて、
これは人が足りないとだなっていうので、
ちょうどいろんな条件が重なって、
私自身も時間をうまくコントロールできるようになってきたので、
空いてる時間とかにお手伝いできますよって言ったら、
じゃあちょっとうちに来てくれっていうので、
スタッフとしての作業は決まったんですよね。
で、その前の話になるんですけど、
私デザイナーになるときに、
デザイン学校に通ってデザインの勉強をして、
デザイナーになったんですけど、
絵本の学校っていうのもいくつかあるんですよ、世の中には。
その中の一つで、絵本の作り方を学んで、
その時の卒業制作が、野心家の武道っていう絵本で、
少しなんか、体裁とか絵は違ったんですけど、
大元なるものを作って、
そういったところから絵本の業界に入っていって、
他のイラストレーターさんの絵本のデザインをしたりとか、
あとイベントの出展とかをして、
12:00
絵本と関わるようになっていました。
素敵。
いいですね、ずっとやりたかったことを大事にしてきて、
横道に添われた感はもしかしたら、
自身の中であるかもしれないけど、
結果的にやりたいことに繋がっている感じがしますね。
諦めが悪いだけかもしれないけど。
いやいや、ずっと浸透ってる感じもね。
魅力があるから、それだけやりたいっていうのがあったと思うんですけど、
それって何だったんですか?
何でしょうかね。
短い言葉と絵で表現されて、
子供の時に魅了されて何回も読んだっていう経験と、
あとさっき少し話した幼稚園の時の先生に送った絵、
その現体型が多分相まっていて、
誰かにとっての宝物を作りたいっていう気持ちがすごくあって、
多分それがリンクしてるんでしょうね。
子供の時って環境って限られているから、
自分のお家と例えば保育園とか幼稚園とか近所の公園とか、
限られた中でしか生活してなくて、
出会う本とか出会うものとかも限られている中で、
出会ってっていうと心の中を大きく閉めるじゃないですか。
その中でいい思い出になるような宝物を作れる仕事なのかもしれないって思うと、
すごく私にとっては魅力的に感じてたのかなって思います。
素敵。いいですね。
絵本の中身のお話も大きくなってから再度読み直した時に、
こんな話だったんだっていうのもあるけど、
昨日ちょうど友達の家に遊びに行って、
1歳8ヶ月の男の子がいるお家だったんですけれど、
そのお父さんと喋ってて、
絵本を夜寝る前とかに普段を持ってくるんです。
自分で選んで、本棚から選んで持ってくるんですよ、とことこ読んで。
そうやって自分で親に甘える時間を、
絵本を手段に自分で作れるっていうところが結構いいんだろうねみたいな話をしてて、
そういう側面も絵本にはあるんだと思って、
すごく聞いてて面白かったですね。
それの一助になる絵本って素敵だなと思って。
確かに。
そうですね。
吉井さんは絵本の思い出みたいなのあります?
そうですね。
僕も吉井さんがさっきおっしゃってたのと近いなっていうのがあったのが、
本だったら結構何でも買ってもらえるみたいなのが、
うちの祖父がそうで、もう亡くなっちゃったんですけども、
結構買ってきてくれてて、すぐ絵本とか買ってきてくれてたので、
そういったところで絵本に触れる機会は多かったなっていうのがあるなっていうのが一つですかね。
15:02
だから絵本って今なかなか僕も読まない分あるんですけど、
絵は好きだったりとか、
あと漫画読むので、漫画とか本も読むので、
そういうストーリーが好きっていうのはそういう人につながってるんだろうなって今聞きながら思ったりはしますし、
僕もその祖父の影響を受けたのか、
いとこ、いとこじゃない、
めいとか多いがいるんですけど、
とりあえず絵本を買っていこうというので、
それでコミュニケーション取ろうというのを今したりしてますね。
絵本の選び方とかすごい悩んでるよね。
いやそう、すごい難しいんですよね。
めいが5人いまして、
多いね。
めいが5人いまして、
小学校、高学年から今、
0歳児ぐらいまでいたときに、
この年齢に合わせて絵本を買いたいというとき、
すごい難しいなみたいな、
自分に子供がいないので、
その子たちが今どんなタイミングなんだろうって、
想像しても自分の体験しかないからちょっと分かんなくなってきちゃって、
結構その読める子だったら自分の好きだった、
結構名作的なものを買ったりするんですけど、
ちっちゃくなるほどよく分かんないなとかあったりするんで。
何歳のときにこういう感じの絵本おすすめみたいなのあります?
それは結構書店さんとかの方がもしかしたら詳しいかもしれないんですけど、
何歳のときにこれがおすすめ?
今送るって話で言うと、
何歳だからこの絵本じゃなきゃとかっていうのは、
特に絵本って裏側に対象年齢書いてあると思うんですけど、
全然それ無視したっていいと思うんですよね。
だいたいの本はルビッルビっていうフリーガナフってあるし、
絵本はそのままだけど子供は成長するので、
ちょっとこれ難しいかもしれないって内容でも、
その子が成長したら興味を持つかもしれないし、
とっといけば他の子もしかしたら気に入るかもしれないので、
この子にはこれは難しいかもしれないからやめとこうとかじゃなくて、
送りたいものを送ってしまえばいいと思うんですよね。
その中ではそう思ってしまいます。
なんかすごい安心を。
これまだ早いなってやめとこうって確かに結構重かったんで、
すごく安心しましたよ。
これまた年末なので、おそらく気を引きたくて買って帰るんだと思うので。
クリスマスも近いから。
確かにクリスマスね。
クリスマスってイメージ的に絵本とかも送りやすい時期。
大人でも送ったりみたいなのもありだなみたいなタイミングだったりするなと思うんですけど、
クリスマスに送る、例えば大人が大人に送るいい絵本とかあったりしますか?
大人が大人に送るいい絵本。
18:00
そうですね。
世の中にはいろんな本があるんですけど、
布の絵本とかもあって、白押しだったりとか、きれいな想定の絵本とかもたくさんあるんですよね。
結構おすすめなのが、アノニマスタジオさんの
ゴミの木とか雪の女王とかっていう、
表紙が布字なんだけど白押しがあったりとか、
プレゼントにもとても素敵な絵本かなって思いますね。
いいですね。想定がちょっと凝ってるのとか。
くるみ割り人形とかもあるのかな。
だからクリスマスとかにもおすすめで、
飾っておくのも楽しいので、
早めに送ったりとかしても、
部屋の中に飾るのもクリスマス気分が上がっていいんじゃないかなとか。
いいですね。
友達に本棚をクリスマスになると、
クリスマスの絵本を面にして飾るから、
季節をそれで感じるようにしてるって言ってる友達がいて、
それいいなって思ったので、
すごくやりやすい方で、
雰囲気を変える。
使いやすいかなって思いましたね。
クリスマスに本を送るのって素敵ですね。
お酒が好きな人がいたら、
さっきの野心家のブドウのワインが出てくる絵本なんですけど、
それ以外にもハラペコメガネさんが書いてる乾杯酔っ払いとかも、
すごく面白い本なので、
お酒が好きな人がいたらおすすめかもしれないです。
いいですね。
そういう生活に寄せた絵本とかもあるしね。
面白い。
ここだと今銭湯で。
パンダ銭湯とか。
ちょうど小杉さんで本を去年とかから出してもらってたから、
そのイメージで去年はパンダ銭湯をメインに出したりもして、
いろんなきっかけの絵本もあるし、
結構探すの楽しい。
楽しいよね。
私、吉崎鑫介さんの本が好きで、
暑かったら脱げばいい。
脱ぐ系のやつ可愛くない?
もう脱げない。
もう脱げないって可愛すぎて、
足しかないほとんど。
あれとかもすごく見てて可愛くて、
時々バラバラめくっちゃいますね。
本屋好きラジオ。
絵本ってどうやって作ってるんですか?
あの、私インスタグラマーの方で、
育児のインスタグラマーの方結構見てるの好きなんですよ。
で、イラスト描いてる方で横峰さやかさんって方がいて、
その方がですね、息子さんと娘さんがいるんですけど、
息子さんが想像で作ったお話を絵本にしてたんですね。
21:06
で、それが無印で販売してる絵本用の真っ白なノートっていうんですかね。
あって、それに手書きで書いてたりとかしてて、
そういう作り方はイメージが湧くんですけれど、
吉井さんが作ってる絵本の作り方というか、
どんなプロセスで。
そうですね。
なんか通常だと、例えば出版社さんが版元でいて、
それと外注でデザイナーさんがいて、
で、イラストレーターさんがいて、文章作家さんがいて、
別々だったりとかするんですよね。
イラストも書かれるし、文も書くっていう人もいらっしゃるんですけど、
それぞれ版元がいて、デザイナーがいて、
大元の絵本を書く人がいて、
バラバラで作っていて、
で、その原画、絵を描いたりとかしたものを、
例えばアナログの絵だったらスキャンをして、
文字を置いたりとかするのがデザイナーなんですけど、
あとはデジタルの人はデータを送って、
まとめるのがデザイナーです。
で、それを印刷会社さんに送って、
それから製本会社さんに行って、
っていう形なんですけど。
結構文教な感じですね。
そうですね。
ちょうど裏側にある奥付けによく書いてあると思うんですけど、
例えば、写真家のブドウだと、
印刷と製本は品の印刷さんになってもらっているんですけど、
印刷と製本が一緒になっているところもあれば、
製本だけ他のところっていうところもあったりします。
それぞれ。
印刷と製本は結構大きな工場とかでやったりしているので、
文教しているところが多いんじゃないかなと。
よしえさんの場合は手製本だから、
自分で絵も描くし、
ストーリーも考えて、
レイアウトも自分でやるし、
紙も自分で買ってきて印刷するんですか?
手製本のものに関しては、
自分で発注して、
単価が高くなっちゃうんだけど、
そういう風にしたりするものもあれば、
印刷だけ、
例えばグラフィックとか、
印刷の意思サイトで発注できるように
印刷してもらって、
それを自分でカットして、
製本するっていうパターンもあります。
でも、そんなに製本にこだわらなければ、
本当に自分がデータを送るだけで、
印刷製本までやってくれる、
個人向けのサービスも今増えてきていて、
ここに3年で増えてきていて、
ちょっと前までは、
iPadとか触ってる人が少なかったけど、
増えてきたりとか、
ジンとかも作ってる人が増えてきたから、
特に本屋さんに置かれる本を作るっていうのを
24:04
目指すわけではなければ、
いかようにも本は作れるというか、
自分で他のサービスを使って、
印刷製本をしちゃって、
それを自分で納品管理して、
意思サイトで販売することもできるし、
そういう本のイベントとかで販売することもできるし、
種類がどんどん多種多様になってきてるなって、
ここに3年ですごく思います。
面白い。
もともとこのラジオ自体が、
本作ってみたいっていうのが始まっているんですね。
作るものとして自然を想像してたんですけど、
本もできるんだって今思っちゃった。
すっごい身近にいたみたいな。
どこの場所で売るかによって、
多分変わってきていて、
例えば書店さんとかの大きな卸とかに、
大きな流通網にお願いするとすると、
書店と出版会社の間に卸の会社が、
卸の会社があるんですよね。
さらに倉庫があって、たくさん在庫があるから、
倉庫の会社があって、そこと連携して、
いろいろ作ったものが書店さんに並んで、
読者の方に行くんですけど、
そうなるとやっぱり本が痛みやすい。
本ってやっぱり痛みやすいじゃないですか。
だから野心家のブドウは結構こだわって、
このPPをつけなくてニス塗りにしてるんですけど、
痛みやすかったりとか、
さっき手製本で見せたワインボトル型のやつは、
まずこの形では絶対壊れてしまうので、
トラックとかに乗せられないじゃないですか。
卸では絶対断られちゃうと思うので、
難しかったりとかします。
だからどの形の本を作りたくという形式で、
どういうところに置いてもらいたくて、
っていうのがはたまってくると、
手段がいろいろ決まってくるかなって思います。
別にこの書店さんとか大きな、
大YouTubeに出したいとかじゃなければ、
別に自分で手に届く範囲で、
いろんなことができるかなって思っています。
おもしろいね。
なんかすごい、人があるか本があるかしかないけど、
もっといろいろ幅がありそうで、
そういう作るのは楽しそうだよね。
作れるって知っただけで幅広がるね。
自由度が今すごく広がった感じがして、おもしろい。
あともう一つだけ話し通すと、
私今年ISBNを取ったんですけど、
ISBNっていうのは、
この管理コードなんですけど、
ちょうど余白者さんから出てる、
一人出版人も作っているということ。
宮子さんの講座に、
ちょっと前の青山ブックセンターでやってる講座を受けて、
27:01
それを学びながら、
自分で取得してみたんですけど、
まだそれで出版はしないんですけど、
一応取得はしていて、
いつでも出版できるよっていう状態になってはいるんですけど、
このコードがあると何がいいかっていうと、
どこでも本の管理ができるから、
日本だけじゃなくて海外にも持っていくことができる。
自分で。
ブローニアチルデンズブックフェアっていうのがあって、
1年に1回ある、
自動書の絵本の日本一としては、
世界最大級の日本一が、
イタリアのブローニアであるんですね。
毎年3月の終わりか4月の頭くらいにあって、
私は2016年からコロナが始まる前まで、
毎年行ってたんですね。
主にそこの目的としては、
絵本の翻訳判決、売買するのが目的なんですけど、
そのブックフェアと並接して、
イラストレーター展っていうのがあって、
そこで毎年コンペティションがあって、
その関係もあって、
そこに応募したイラストレーターさんとかも、
入ることができるんですよ。
一般の観客は入れないけど、
出版社さんだったりとか、翻訳家だったりとか、
翻訳判決売買するエージェントさんだったりとか、
イラストレーターさんは入れるようなブックフェアになっていて、
そこでたまたまであった出版社さんが、
イタリアで出版社さん以外にも本屋さんもやっていて、
それを見てもらった時に、
この本屋さんで置いてもらうことができたんですよね。
ここにコードがあるから。
ここにコードがないと管理ができないから、
タイトルだけだと管理できないけど、
このISBNコードがあると、世界でもユニークで、
どこどこの国のどこどこの出版社さんの何という本だっていうのが、
この番号で1になるから、管理ができるんですよね。
唯一のコードになるんですね。
話が長くなりましたけど、
ISBNがコードがあることによって、
この絵本はイタリアでも何十冊か置いてもらって、
販売してもらっていて、そうなんですよ。
日東絵本屋っていう絵本屋は、
小さい絵本屋で出版社ではあるんですけど、
そういった海外とかにも絵本を売ったりとかできたんですよね。
それもきっと個人にも応用できて、
ISBNコードを持っていたら、
世界でも販売してもらえることができるので、
そういった可能性もあるなと思って今妄想をしているところです。
すごい夢が広がる。
最近海外の方もだいぶ広がってきて、
海外の方も日本にいらしてくださっている方も多いので、
また増えそうですね。
というわけでヨシエさんとお話ししてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
以上、絵本の楽しみ方を知りたいのコーナーでした。
30:00
本屋好きラジオ。
はい、というわけでエンディングになります。
ヨシエさんいかがでしたか?お話ししてみて。
こんなにも話が螺旋してしまうんだなというふうに実感しました。
全然全然。
全然芯があって大丈夫ですね。
全然ブレてないですね。
ブレてないブレてない。
なんならずっとブレてない。
幼稚園からブレてる。
全然ブレてない。
すげえなっていうね。
大変失礼しました。
いえいえいえ、とんでもないです。
岸井どうでした?
いやもう本当に、これこそ好きをずっと思いながらいくっていうのはすごいなっていうのは単純に思ったのと、
あとなんかその、そこをやっぱ軸にしてるから、いろんなものの選択が最終的に生きてるっていうのがすごく伝わってきて、
なんかいい話聞いたなっていうのが僕の正直な感想ですかね。
岸井さんどうでした?
私はね、今物を作って売ってみたいと思ってるんですよ。
だからその物を作って売るっていう物の中の一つに絵本が入ったっていうのを今日のお話にかかって思いましたね。
いやすっごい面白い。楽しいですね。ありがとうございます。
はい、それでは本屋スキーラジオ、お相手はマーティンと、岸井と、ヨシエでした。
あー、絵本読みたーい。
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