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2025-07-30 23:14

【7-3】男女のすれ違いは「哲学レンズの差」が原因。「言葉の風景、哲学のレンズ⁠⁠」

今回のテーマは「読んでおきたい哲学本」


【1話目】イケハヤ:⁠⁠⁠14歳からの哲学 考えるための教科書⁠⁠⁠


【2話目】しゅうへい:⁠⁠⁠暇と退屈の倫理学⁠⁠⁠


【3話目】幸あれこ:⁠⁠⁠言葉の風景、哲学のレンズ⁠⁠⁠


【4話目】3人で楽屋トーク:3冊のつまみぐいからそれぞれが思ったこと、コメントの紹介など


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本つまラジオは、オーディオでも動画でも好きなスタイルで視聴可能。

通勤や戸外でのながら聞きには「無料ダウンロード機能」がおすすめ。

オーディオもビデオも、ギガ消費なしで外でゆったり楽しめます。


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「本つまみぐいラジオ」とは?

読書好き3人が集まって、カフェで雑談しているようなゆるいラジオ番組。


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【こんな方にオススメ】

・忙しくてなかなか本を読む時間がない

・面白い本をサクッと知りたい

・幅広いテーマの書籍と出会いたい


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【本好き3人の紹介】


・幸あれこ(司会)

こどもの頃から本が大好き。

熱を出して寝込んでいても、枕元に本を持ってきて読んでしまう努力家タイプの読書家。

ただ、読んだ本の内容はすぐ忘れる。

元フリーアナウンサーで、人気ラジオ番組のパーソナリティ経験もあり。

斜め右下からの誰も予想できないコメントを繰り出す。

極度の方向音痴で、「ほくろがある方が東」と覚えてなんとか生きている。


幸あれこのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/sachiareco⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

幸あれこのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠心をほぐすラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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・イケダハヤト(イケハヤ)

標高500mの高知の限界集落に生息するイケボ。

無類の本好きで、自身の書籍「まだ東京で消耗してるの?(幻冬舎新書)」、「武器としての書く技術(KADOKAWA)」など10冊以上出版。

ビジネス系インフルエンサーでもあり、YouTube、Xなど含めたフォロワー数は80万人を超える。

2014年に東京から高知に移住すると、ヤフーニュースで炎上。

東京で消耗はしてないが、高知の山奥で花粉症で消耗中。

音楽はマーラー、エスニック料理はビリヤニ好き。


イケハヤのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/IHayato⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

イケハヤのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠イケハヤラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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・しゅうへい(多重債務)

本よりも「本を読んでいる自分が好き」。怠け者の読書家。

インスタライブ中の「オススメ本教えてください」というコメントに、「この本すごくいいですよ」とまだ読んでない本を紹介したことがある。

この番組の収録スタジオでもある「LLACハウス」を2024年10月に瀬戸内の島に建設。

建設費8,000万円のうち6,000万円は銀行借入。

2022年に自身初の書籍となる「お金の不安ゼロ化メソッド(KADOKAWA)」を出版。

日々返済に追われ、「お金の不安しかない」と心境を吐露する。


しゅうへいのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/shupeiman⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

しゅうへいのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠1年後の自分を楽にするラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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番組の感想、つまみぐいして欲しいテーマなどのリクエストも募集中。

番組のハッシュタグは「#本つま」。

放送にいただいたコメントなどは、「楽屋トーク(4本目)」で紹介しています。

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サマリー

「言葉の風景、哲学のレンズ」は、日本の哲学者ミキ・ナユタによるエッセイで、日常の言語やコミュニケーションを哲学的に考察しています。特に「どういたしまして」や「痛い」といった言葉を通して、意味やその背後にある関係性について掘り下げています。このエピソードでは、男女間のコミュニケーションにおけるすれ違いの原因が「哲学レンズの差」であることが議論されています。特に、言葉の受け取り方や、行動の裏に隠された意図について深く掘り下げ、双方の理解を深めることの重要性が強調されています。男女のコミュニケーションのズレは、哲学のレンズの違いによって生じることが考察されており、それが日常の中でどのように影響するかが語られています。

本の紹介と哲学的視点
本つまみぐいラジオ。この番組は、本を読まなくても、本のおいしいところだけを一口サイズで耳からつまみぐいできちゃうラジオです。
今回のテーマは、「読んでおきたい哲学本」ということで、今回は私、幸あれこが持ってまいりました、この一冊。
高談社さんから出ている、「言葉の風景、哲学のレンズ」っていう本でね、これ、言語とかコミュニケーションを専門とする日本の哲学者、ミキ・ナユタさんという方が書かれたエッセイ本なんですよ。
日常の言葉だったり、出来事とかを、その哲学のレンズを通して見直してみるっていうコンセプトの本でね。
大丈夫ですか?
なんか、声かけてもらえますか?
大丈夫ですか?
おー。
なんか、声かけてもらえますか?
大丈夫ですか?
そうですか。
難しいな。難しいですね。
これね、ちょっと哲学者はまたちょっと違ったご意見というか、違うことを考えるんですよ。こういう目の前の人が痛いって言った時に。
急すぎてちょっとわかる。
これに関してはまた後ほどご紹介するんですけど、著者が言語専門の哲学者でいらっしゃるから、日常のちょっとした瞬間を斜めの角度から見せてくれるような内容になってて。
もしかしたら、この本を通して、ちょっと答えはこれですって何か問いかけして答えはこれですよっていうような本ではないけれども、いつも自分たちが見てる風景とは違う風景が見えてくるレンズが手に入るかもしれないっていう。
面白いメガネでそれが面白いですね。
ちょっと私は私でね、このメガネでしか見えない景色があるんですけど。
この穴とこの穴から見させていただいてるんですけど。
今回は読んでおきたい哲学本ということで、この本から3つのポイントを厳選して紹介させていただきます。
映画を通した言語行為の考察
まず1つ目がね、哲学的に読み解くどういたしましてっていう言葉なんですけど、これちょっとある特定のシーンがありまして、スパイダーマンの映画ってご覧になったことありますか?
何本か見た気がする。
何本か見たことある。スパイダーマンの映画で、そのスパイダーマン。
ちょっと待ってくださいね。スパイダーマンって何?カニになったらしい。
スパイダーマンが、ちょっとスパイダーマンのポーズをさせていただきますけど、アイアンマンっていうね、また別のヒーローがいるんですけど。
それはこれなんですね。
アイアンマンは鉄なんですけどね。その敵にやられそうになっているアイアンマンを、そのスパイダーマンが助けるシーンがあるんですよ。
大丈夫?つって。
大丈夫ですか?アイアンマンがね、助けてもらいました。
でもそのスパイダーマンは助けてくれてありがとうとか、そんな一言を一切も言ってないのに、そのバッってスパイダーマンが助けた後ね、どういたしましてって言うんですよ。
アイアンマンはありがとうなんか言ってないのに、勝手に助けてどういたしましてって言うっていうシーンがありまして。
ここからこの著者がね、ちょっと考察をいろいろされてるんですけど、これってあなた今から感謝するよねっていうその感情の押し売りみたいな現象が起きてるのではないかと。
この本ではこれを言語行為として扱われてるんですけど、言語行為っていうのは言葉を使って何かをするっていう、ざっくり言うとこういったものになるんですけど。
たとえばね、トイレの張り紙できれいにご利用いただきまして誠にありがとうございますっていうのあるじゃないですか。
あれもまだ何もしてないのにきれいに使ってねみたいなのを促してきてますよね。
だから言葉による先回りとしての機能があるのではないかっていう分析をされてるんですよ。
それから映画の中ではね、スパイダーマンとアイアンマンって実はギスギスしたちょっと仲悪いみたいな関係性ではあるんですよ。
だけどそんな関係性の中でスパイダーマンがアイアンマンを助けてるわけですね。
どういたしましてっていうことで、アイアンマンも感謝にふさわしいリアクションっていうのを迫られてる感じで。
自分助けられてるもんだからツンツンもなんかしにくいというか。
だからこそどういたしましてって言うだけで、関係性を変えようとする力さえあるっていうことなんですよ。
ここって、令和いいっていう一言でもよかったはずなんですよね。
よくいろんな映画とかでも令和いいとかかっこよく出てくると思うんですけど、
著者としては、どういたしましてっていうのは相手が感謝してないのにありがたがってくれる前提でグイグイくる感じ。
相手の反応は全く関係ない。
そういうのは関係なく距離を縮めてくる感じ。
これをワンちゃんにもたとえてらっしゃって、令和いいっていうのはちょっと一匹狼系だよね。
どういたしましてっていうのはどっちかっていうと、尻尾振ってる千和はみたいだよねっていう考察もなさっていて。
これはだからこうなんですよっていう話ではないんだけど、どういたしましてっていう言葉一つとってもこれだけいろんな角度から見ることができますよっていうのを学ばせていただいたんですよね。
なるほど、そういういろんな多視点になるってことですね。
千和 そう、視点多いよねみたいな。
ちなみにアイアンマンの必殺技って何なんですか?
千和 飛ぶっていう言葉一つあったなと思います。
真っ直ぐ飛ぶ。
必殺技は真っ直ぐだね。
マーベルは結構好きなんですけど、ぼんやりしちゃって今思い出せないんですけど、確か真っ直ぐ飛んでらっしゃったイメージはある。
それはどうやって敵倒すんですか?
千和 出発っていう時に、敵がいるって聞いた瞬間に空に高く舞い上がる。
真っ直ぐしか飛べなかった。敵がそこにいないと何の意味もない。
千和 真っ直ぐ。だからUFOキャッチャーと一緒ですよね。途中で伏せてすれば。
弱そう。
そんな助けられるわ。
千和 でもアイアンマンが一番好きです私。
真っ直ぐ生きてるみたいな感じ?
千和 なんかかっこいいんですよ。
好きなのに必殺技全然覚えてない。
千和 覚えてないんですけど、ワイルドなんですよ。アイアンマンは。
千和 ぜひスパイダーマンとアイアンマン見てみてください。
いろいろガチャガチャって出てきて、なんかシュポシュポーンってあったと思いますけどね。
千和 鉄でできてる感じですね。
そのまんまや。
共感の重要性と痛みの認識
千和 じゃあ二つ目のポイント参りましょう。
千和 痛いっていう言葉を今度は哲学的思考で読み解いていくんですけど、さっきね、ちょっと冒頭でも痛いって申し上げたんですが、
ある授業で生徒がお腹が痛いですって言った時に哲学の先生が、それ本当に信頼できる痛みなの?根拠はあるのか?っていうところを取り上げてらっしゃるんです。
それ本当の痛みですか?っていう問いかける。
千和 この問いっていうのが実はスタンリー・カベルっていう哲学者の知ることと認めることは違うっていう、このテーマにつながってくるんですよ。知ることと認めることは違う。
ちょっと鼻の横がかゆいんですけど。
どうぞ。
千和 カベルが言ってるのは、痛いという言葉は知識の証明じゃないってことなんです。
例えばね、誰かにお腹が痛いんだよねって言われた時、それ本当の痛み、それ本当の本当に痛いって思ってる?とかじゃなくて、どっちかっていうと求められてるのは、大丈夫?
さっきね、お二人とも大丈夫?っていう共感を示してくれたんですけど、大丈夫?保健室行った方がいいんじゃない?とかっていう言葉の方が求められてるわけですよ。
千和 つまり、痛いという言葉はただの知識とかじゃなくて、状態報告ではなくて、ちょっと助けて?っていうお願いとか共感のサインかもしれないねっていう、ああ確かにって思ったんですよ。
その共感として受け取ってくれる、池原さんとか周平氏そうだったけど、そっちの方がもちろん関係性はうまくいくし、そっちの方がモテますよね。
本当に痛いって思ってる?とか言われたら、今そんなこと考えられませんけどってなるじゃないですか。
こういう言葉って日常いろいろあるんじゃないかなって思ったんですよ。
たとえばね、女の、なんでもないっていう言葉。
なんかどうしたの?なんかあるんじゃない?なんでもない。これどう思われますか?
僕は共感性ないタイミングで。 茉莉 いや、そう言っても大丈夫って言ってくれたしな。
いや、さっきね、大丈夫って言ったら、周平氏が先に言ったから、そういうタイミング。 茉莉 そっちだったんですか。
僕だと多分、どこが?とかなんで?とか。
茉莉 ああ、理由とか。ちょっと哲学者っぽいかもしれない。 共感性がないから、なんで痛いの?って。
何が痛いんだ? 茉莉 急に何かあったの?みたいな。
茉莉 分析し始めるイメージ。 なんでだろう?っていうのが先に出る。
なるほど、なるほど。 茉莉 じゃあ、周平氏は、私、なんでもないって言ったらどう思う?
結構、有子さんご飯食べてる時に、僕がこう食べててパッと見たら、やってるんですよ。
女性の食事に関する遺伝的な問題
で、大丈夫って言ったら、なんでもないってよく言いました。 何が痛いんだよ、怖いな。
茉莉 食べ物をよく落とすんですよ。で、いつも食事のここがあって、この上で食べればここに落ちるじゃないですか、最悪。
なのに、こうやって食べるんですよ。だから、ここに落ちていって、服が汚れて、いつもお湯で醤油などと。で、僕が聞いたら、なんでもないって。
茉莉 そういうことを言ってほしくて言ったわけではないんだけど、これは私のせいというよりは、もう本当、代々受け継がれている遺伝っていう。
母もそうだし、おばあちゃんもっていう。 みんなこぼすんですか? 茉莉 みんなこぼす。どうしようもないDNAで。
よく聞けば聞くほど、家計的に何かあるんじゃないですか。おばあちゃんのバナナの話?
茉莉 それは関係なさすぎて。 ちょっと、お願いバナナ。
茉莉 それは関係ないんですけど、思春期の時に、私、母となんか反抗してたんでしょうね。反抗期があって、やっぱり。
母にもう夜ご飯抜きって言われた日があったんですよ。でもめっちゃお腹すくけど、もう家族がいない部屋で一人ぽつんと夜過ごしてて、
お腹すいたなぁ、でも今日夜ご飯抜きっていうのは、食べたいとも言えないしなって言ったら、祖母がトコトコトコって家族が離れて、私のとこに来てくれて、
あれ子ちゃん、バナナ食べんねって。バナナ持ってきてくれたんですよ。ほんと優しいなって、心から思って。
祖母、こんな、いつも厳しい祖母なんですけど、こういう時はやっぱり私の味方でいてくれるんだって思ったんだけど、祖母が、半分はおばあちゃんが食べるけん半分食べんねって言ってくれて、
なんで半分、こんなにお腹が空いてる気持ちいい孫に対して、なんで半分目の前で食べられるんだろうなって思った出来事があったんですけど、
おばあちゃん、ほんとバナナが大好きなんですよ。だから、やっぱり食べたくなったんでしょうね。
鉄格レンズで言うとね、バナナ食べんね、食べたらっていうのも、私も食べたいからねっていうことだった。
ケイトの哲学と奪うことの意味
これ、後日談があって、大人になった今、あれ子が振り返るとですね、これってもしかして優しさだったんじゃないかなっていう見方もあって。
ただその強欲ね、祖母の、やっぱり食べたい、ただただ私もバナナ食べたいという欲だけじゃなくて、後で母にバレた時に祖母も一緒に食べたっていう言い訳を作ってくれたのではないか。
たぶん90%ただ食べたかったんですけど、それもあったんじゃないかなって今では思って。
繋がれたじゃないですか。
ちょまど すごいじゃない。そうそうそういう話もありました。
はい、じゃあ3つ目のポイントは最後いきますけれども、鉄格的に読み解く、給料日だねっていう言葉。これについてちょっと考察がありまして、
ロールプレインゲームのね、フォールアウト4っていうのがあるんですよ。ちょっと私知りかねたんですけども、これね、ケイトっていうキャラクターが出てくるんですよね。
ここのゲームの中で。で、ゲームの中でケイトっていう人が敵からお金を奪った後に給料日だねっていうシーンがあるそうなんですね。
でもさ、これよくよく考えて、いや給料じゃなくてただ強奪じゃんって、ただ奪っただけじゃんってツッコミたくなるはずなんですよ。
割と多くの人が。でもここが実は深くて、その著者が考察されているのは、人生の見え方とか人間理解のヒントがここにあるはずだって思われたんですね。
もしかしたらそのケイトにとって、奪うことイコール稼ぐことだったかもしれないよねって話なんですよ。
もしかしたらその感覚はね、ちょっとずれてるなって思われるかもしれないけど、彼女にはそれがリアルな報酬感覚だったかもしれなくって、普通給料イコール働いた対価みたいなイメージを持っていらっしゃる方が多いと思うんですけど
彼女にとってはやっと手に入れたご褒美みたいなイメージだったかもしれなくて。つまり、これ大事です。今日持って帰ってください。変な例えというのはその人の人生フィルターの現れだっていう見方
ずれた例え方をされてる人がいたとしたら、それ違くない?っていうよりは、そう見える人生だったんだねとか、そう見える世界で生きてきたんだねって思うっていうのも一つじゃないでしょうかっていう話で、ちょっとここで問いかけたいんですよ。
男女のコミュニケーションのズレ
私は過去に海賊王の例えをしたことがある。どの海だったかも覚えておりません。でも海賊王の例えの時に、この人はそう見える世界で生きてきたんだねって思う見方があるとまたちょっと違った世界が見えてくるのかなって思ったり
まあ要するによくある職業の例えとして、あれ子さんは海賊王を出されたわけですね。世界的に人気の職業という。そうです。それを例えとして出してきたのを僕らが受け止められなかった。職業じゃねえだろうと。まあまあまあそうそうそうそう。でも私はそれを職業として見える人生を生きてきた。
どんなシーシーなのよ。どんな幼少期を過ごしたんですか。海賊王はお父さんの海賊王だった。やってるわけでもなかった。よくそのメディアのお仕事でイベントで子供向けのイベントの司会もされてたわけじゃないですか。何々お姉さんみたいな。みんな将来何になりたいって言った時に人気の職業がみんな海賊王って言ってたってことですよね。
だから日本で仕事してきたけどやっぱりワールドワイルドに考えた時には違ってくるだろうっていう。予測を立てたわけですね。予測を立てた上でだったんですけどっていう。そうそうこういうのも反映されてるから、もし日常でなんかちょっと自分が見てるところとずれた例えをしてるなって思った時は、もしかしたらそういうレンズも装着しておくとまたさらに広がるかもしれないよって。
結局今あれが頑張ってレンズつけたけどなんだか今わかんなかった。余計わかんなくなった。難しい。あ、そうか。でもわかんない。人間はわかんないもんですよね。そうそうそう。わかんない。無理があるって思います。
そうだね。だから僕らが普通にこう受け取ってる言葉も、自分はその言葉をそのまま受け取ってるけど、違う受け取り方をしてたり、違う意図で言ってる可能性もあるってことだよね。逆に返せばね。
でも多いのかなって思うんですよ。誰かが何かね、いや私はラーメンが食べたいって言ってたとしても、もしかしたらその人の意図はラーメンを本当は食べたくないかもしれないっていう。なんか実はあるかもしれないじゃないですか。本当は食べたくないのに食べたいって言ってる状況とか文脈とかあるかもしれないし、そういうところにね、思いを馳せた。ちょっと頭がいいお話になっちゃったけど
頭がいい。それもたぶんアレコさんなりの言葉ですね。こういうのが頭がいいっていう。そういう生き方をしてきたんだなって思いますね。ちょっと哲学的な思考をしちゃってますけれどもっていう。独特のレンズで、すごいレンズとか、どんな生き方をしてきたのかすごい知ってた。他人に対して興味を持ってて、なんかいいですよね。そうですよね。他人に対して興味を持ててるかなと。
そうですね。一緒に生きてて、なんかもういつもお前たち不思議だなっていう瞬間は多いんですけどね。それはたぶんお互いかもしれない。たぶん一々になったときは困るんですよね。どっちのレンズがより中央値なのかってわからないじゃないですか。でも3人いると、いやそれおかしいでしょってなるんですよね。でも私からすると4人いたら違ったんじゃないかなって思う。
より劣勢だと思いますよ。ほとんどのケースで劣勢だと思うんですけど。
そうなんですかね。
この番組で言うとあれこさんのレンズがあるから成り立ってるなとは思いますね。これなしではもうちょっともう。
でも3社3用のレンズな気がするけどね。
もちろんそれはあるけど、極端に変形されてるレンズだから。
そうですか。
そう。面白いです。
魚眼レンズ的な感じで見させていただいてますけど、この哲学本で何か気づかれたことあったらいいなと思って、これからこういう言葉ちょっと多角的な視点で見てみようとかね、もし手に入れられたら。
いわゆる男女間のコミュニケーションとかすごく役に立つって言うとあれですけど。
そうかも。何か女性がしんどいなって言った時は、それ本当のしんどさとか、何を持って何が理由でとか言うよりはやっぱり大丈夫っていうちょっとした一言だったりが欲しかったりするのかもしれないし。
僕だったら何でって言うわ。
男性的かもしれないですね。意外に論理的で。
何がしんどいのみたいな。
だから女性からすると多分そういう時は感情じゃなくて、男性はそっちを欲するとかね、あるかもしれない。
理由を教えてくれたらその理由に対応するんだけどなみたいな。
理由を聞くんだけど。
面白いです。
大体そこで何かズレが発生する。
よくありますよね。男性はとにかく解決したい。問題を解決できる自分でありたいみたいな。
資料採集から食料を取ってくる解決策として存在してたから。
それを多分この現代で言うと、何を解決すればいいんだいって聞かれてるっていう感じなんだろうね。
それは求めてない。
コミュニケーションのズレ
人によっては、ただ話聞いてほしかっただけなのにとか。
それ言われるわ。
しょうがないんだよね。難しいんだよね。
いけはさんちゃんはわりとそこをわかりやすいかもしれないですね。コミュニケーションのズレとか。
僕はあまり共感性がもともと欠けてるタイプだからね。難しいんだよ。
共感してほしいというメッセージをそもそも受信できない構造をしてるみたいな。
そういう共感需要帯みたいなのが極端にない?
極端にない。ないタイプなんで。
そこはじゃあ奥様がね、多分またそういうのを踏まえてコミュニケーションを取ってらっしゃることもあるかもしれない。
味が合わせてますね。
面白いです。
今日は朝起きて草刈りしてるじゃないですか。
今日暑かったわ、虫に刺されたわって言って奥さんが、それ本当に虫なの?って言われたらどう思います?
虫かどうかわかんないよね。
確かにそう言われてくると虫じゃねえ何かに。
いや、まじであの毒草とかあるからさ。
確かに他の何か、なんか変な種とかが飛んできて被れたのかなみたいな。
逆にそれはわかってもらえなくて悲しいともなるんですよ。
そうじゃなくて。
そうだねってなっちゃうから。
確かにサトコかもしれないし、毒虫以外の何かがあってもおかしく見えちゃいます。
石が飛んできてなんか晴れたとか。
それはあり得る。
そこ掘り下げちゃう。
白いな。
今そう思うよね。
そうか。
だから本当に池谷さんなのでも、その視点。
逆に言うと池谷さんのその見方のレンズはこうなんだっていうのを多分奥さんはそれなりに。
持ってらっしゃるかもしれない。
面白いねこれね。
そういうこのレンズっていう見方で見るっていう、哲学のレンズって見方がなんか面白いですね。
これはなんかその哲学ってちょっと遠い話っていうか遠い世界の話だったり、なんか哲学者のすごい偉人のあれなんでしょっていうイメージもあるけど、実は日常のちょっとした瞬間に取り入れられるレンズなんですよっていうことがすごくわかる。
すごくエッセイだからこそ読みやすいし、この著者自身が実はトランスジェンダーの方で、そういったことにも言及されている。
いろんな学びになる本なのよかったら手に入れて読んでみてください。
ということでこの本でもね、今まで紹介してきた本でもいいので、何かあなたなりの、実はうちの家族ではこういったコミュニケーションのズレがあったりだとか、こういうレンズ自分にあるかもしれないとかいろんな広げ方でよかったらコメント欄とかSNSとかでも投稿していただけたら嬉しいです。
書籍の紹介
ハッシュタグは本、妻。
なんだ今の。書いたの?書道で今。本を書いたんですか?
私出かけ時自分のこと応援するんですよね。
頭に出てこない時応援しがちってね。
そして普通に本だし。そんな難しくない。
という漢字。そして妻というひらがな。本妻というハッシュタグね。よかったらどしどしコメントやリクエストなども送っていただけたら幸いです。
ということでじゃあ次回はこの3社3用の本についてね、ベラベラドラドラ喋っていきたいと思いますので。
なんでしょうね。
出てこないですね。
これも魚眼レンズということで。
次回もお楽しみに。
毎回オチが違っててすごいな。
不思議ですね。
なんでドラドラって。
ベラベラが濁音が続いちゃったんでしょ。
23:14

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