1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #86 本屋大賞発表を語る!ゲス..

過去回#59「本屋大賞候補作を語る!」でゲストの本間悠さんと三島政幸さんを再びお招きして、
先日(2022年4月6日)に発表された2022年本屋大賞について4人で語っています
※三島さんの『本の雑誌増刊 本屋大賞2022』掲載コメントのタイトルが途切れておりました。
 三島さんコメント掲載タイトルは葉真中顕さん『灼熱』(新潮社)でした。

本そばnote


本間悠さん @honyanohomma
佐賀に住む本好き。『小説現代』『佐賀新聞別冊FitECRU』で本の紹介を連載中。
ローカルな情報番組『かちかちPress』にコメンテーターとしても出演中です(隔週金曜日)。
八女市で本屋の店主してます 。→@unagi_books

三島政幸さん @mmmichy
啓文社西条店店長(広島県東広島市)
本名、または政宗九名義でミステリレビューや文庫解説なども執筆。
ツイッターアカウントは「まさむね」


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00:00
本のそばには楽しいことがあるをもっとうに、書店員歴25年の元書店員すずきと、
出版取り継ぎ7年出版社営業13年現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年9ヶ月目のわたなべの2人で、
書店員・出版社・一般読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
どうもよろしくお願いします。 よろしくお願いします。今日は2人ではございません。
素敵なゲストをお招きしております。 前回59回の時に本屋大将広作を語るで、いろいろ変わっていただきました。お二人を今回発表後にお呼びしまして、今度は本屋大将を
受賞後語るということで前回のメンバーと同じ方をお呼びしております。
福岡屋目のうなぎブックス店主、本間遥香さんと……と……あ、いいですか挨拶しなくて。
あ、私が言うんですか。 挨拶どうぞ。
はい、福岡の本間遥香です。よろしくお願いします。
もう一方、広島県東広島基地でいいんですか。
はい、経文社最上展店長三島雅之さんでございます。
どうも経文社三島です。よろしくお願いします。
生き物ということで調子に乗ってる三島さんですが。
今回せっかくなので、本屋大将受賞作、
同志少々、敵を撃て!あいさか、トーマさんおめでとうございますということで。
おめでとうございます。
どうですか、大将発表されて三島さん。
僕からですか。
やっぱりそうかなというのが第一印象だったんですけど、
後で話が出るかもしれないけど、やっぱり今の情勢とかを
考えてしまわざるを得ないというところで、
一応そのノミネートの時点ではまだそんな話には全然なってなかったから、
まだその時はまだそんな話は全然掠りもしなかったというかね。
こっちも気にもしてなかったけど、
2月ぐらいでその北京オリンピックやってる頃に、
どうも雲行きが怪しいぞという感じになってて。
戦争始まるんじゃないかみたいなね。
で、実際に始まってしまったのが2月の20何日という、
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そこは二次投票をする最後の追い込みの時期だったんですよね。
その前ぐらいからちょっと怪しい空気が変だぞという感じになってきてた頃だから、
どうしてもそこは考えざるを得ない。
その時の情勢を踏まえた上での投票をするかどうするかっていうところは、
それぞれの書店が考えたと思うんですよね。
その前にもうすでに二次投票をしてた人は考えてなかったかもしれないけど、
やっぱり後半とか締め切り間際に投票した人は意識せざるを得ないというところで、
やっぱりこうなったんだろうなというのが正直な感想ですけど、
他でも1位になってもならなくても、この作品がすごいのは間違いないことだし、
この作品が訴えたかということも変わらないので、
どういう結果になってても良かったと思いますけど、
こんな大賞を取ったっていうのは、今から思ったら結果的にもすごく良かったんじゃないかなとはちょっと思いますね。
本間さんは大賞を発表したときどうでした?どう思いました?
やっぱりこれかっていう感じにはなりましたけど、
私実際ね、最終日に投票してるんで、実際変えたんですよ。
本当はベスト3に入れない予定だったんですけど、
最後の最後にこれをやっぱり3位に持ってきて、
今これは順位が高ければ高いほど訴求力があるというか、
そうも考えてない。
そう考えてる人も結構周りに何人かいたんで、
そういうのも後押し、後押しって言ったら変ですけど、後押しになったのかなと思います。
なるほど。渡辺君はどうですか。
はい、私渡辺はですね、投票権を持たない1本屋さん好きとして思ったことは、
どういう立場だと。今迷ったでしょ、すごく。
やっぱり前回59回のときにお二人お越しくださっていろいろお話をお伺いした中で、
やっぱり本屋大賞というものの視点というか、一つの基準がですね、
全国書店員が選んだ一番売りたい本っていう。
で、もちろん内容が面白いから押したいっていうところは当然さることながら、
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一番売りたいっていうところで、この本が1位になったっていう。
今この時代でこの本が1位になったっていうことに何かすごく感じるところがやっぱりありました。
あとはやっぱり、またこれも後でお話し上がるとは思いますが、
受賞スピーチが本当にすごかったなと。
スピーチすごかったですね。
まあその話をしましょうか、じゃあ。
今この4人は全員ですね、本の雑誌社増刊の、
いつも毎年本屋大賞の発表のときに出る発表本屋大賞増刊っていうのが手元に、
みなさんあると思うんですけど、
だいたいここにも、著者の藍坂さんの言葉が入ったりするんですけど、
あと動画もね、受賞式の動画も入ったりしてるんですけど、
まあなんかすごいですよね。
できればYouTubeにアップされている、ご本人の口から語られる動画を見ていただきたいなって思いますし、
あとは朝日新聞さんがスピーチ全文を記事として配信されていて、
これやっぱり全文読んでこそって思ったので、朝日新聞さんすごい素敵と思いました。
文字として見るのも素晴らしいんですけどもちろん、
でもあれを本当に何も見ないで、
あの舞台で一気火星に喋られていたのが、やっぱりすごく印象的でしたよね。
そうですね。
やっぱりあの場で、本屋大賞で一番注目される賞の受賞式という場で、
自分が出てきて、マスコミのカメラもいっぱいあって、
取材記者もいっぱいいて、その前で一番注目、自分にスポットが当たっている時に何を喋るかっていうことは、
すごく悩んだんだと思うんですよ、藍坂さんがね。
その上で、ああいう内容のスピーチをされたっていうのが、ものすごく、
すごい覚悟の上でというのはちょっと言い方が変かもしれませんけど、
いろんなことを自分の立場として表明して、自分が何ができるか、どういう思いでいるかっていうことを、
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かなり明確に示した。
あれは、正直本屋大賞の受賞スピーチっていうのは、だいたい感謝の念とかね。
そうですね。
お世話になった人の話とか、この作品の経緯とかっていう話になるんだけど、
その中でも、出職というか、遺職であり出職のスピーチだったと僕は思いますね。
なんか僕聞いたときに、本物の作家だなと思ったんですよ。
なんかやっぱり今の現状、社会的な問題とかをこのままのスピーチに入れ込んで、作品もそうなんですけど。
かわいそうな部分もあるじゃないですか。
本当は感謝で読んでくれた人っていうことで評価してくれたっていうことを言うべき場なんだけど、
どうしてもやっぱりこういう世界情勢と結びつけて作品を語られてしまう部分の懸念もあるだろうし、
やっぱりそれに対して説明できないっていう部分もあるんですけど、
ただやっぱり社会状況、作家が自分の作品と社会状況と、今後の自分の作品の中で、世の中でどうできるかみたいなのは語られてしまう。
だってデビュー作ですよ、これ。
すごい。ものすごいものを背負わされているような感じがしますけどね。
そうですね。
まあけど、本になったときにも早川氏は僕は相当背負わされてましたから。
乱舞いくぞみたいなね、ありましたけど。
いやほんとすごかったです。
リンク載せられれば、ノートのところに一緒に載せていただきたいと思うので、見ていただければと。
そうですね、ぜひ見ていただきたいですね。
なんかほんと変な言い方ですけど、この人本物だなって思いましたよね。
ですよね、思いましたよね。
この人本当にすごい人なんだと思って。
そうなんですかね。この言葉が出てくるってすごいなと。
あとちょっとそれとは別に、前回のときに同志少女を4人で話したときに、
直樹賞のカウンターで行くんじゃないかみたいな話したじゃないですか。
受賞できなかった場合。
まあ予想通りって言い方おかしいですけど、そういうのは。
時事ネタっていうものはありましたけど、
他の作品で受賞した国労場が、ある程度9位ですね。
ということで投票のときに、もう直樹賞をあげているしみたいな部分もあったのかなって。
前回そういう話をしてたので、それを裏付けるような順位になったかなというのは感じましたけどね。
直樹賞の選票で、これもよく話題になる話ですけど、
同志少女については、日本人作家が海外のことを書いてどうなんだみたいなのが、
12:06
ある方とある方の発言の中にあったと。
それが仮に直樹賞から落ちる理由だったんだとしたら、
この今の本屋大賞を取って、これだけ話題になって売れててっていう状況は、
何だったんだよっていう感じがちょっとするよね。
やっぱり選票を読んだ時のイラッとした気持ちとかもあるし、
直樹賞以上に社会問題に鏡として映られた作品が今屋大賞で選ばれてるってこともあるから。
これほどまで海外を舞台にして書いたことに意味のある作品というか、
ものが選ばれて、日本人がそれを考えるきっかけになってるっていうことは、
やっぱり無駄じゃないじゃないかという。
そうですね。
ということで、まだ読んでない方がいらっしゃったらぜひ読んでいただきたいと思います。
おめでとうございますとしか。
今ね、うちの娘が読んでます。
でも全然、地名とか詳しい歴史情勢の話みたいになると、
ちょっと難しいって言いつつも、やっぱりそれだけじゃないじゃないですか。
学校生活、学校生活って言ったら大変だけど、
ああいうところの読みやすさみたいなものを抜群に合わせ持っているので、
ちゃんと読めて面白いって言ってますね。
読みやすいもんね。
うん、読みやすいんだよ。
やっぱり読みやすいってのは一番ですよ、小説は。
ということで、残りと言いますか、順位2位から順位をざっと紹介しますね。
はい。
対象は同志少女を敵を打って、愛坂東真さんで早川処方ですね。
2位が、赤と青とエスキース。
あやみちこさん、PHP研究所が第2位。
第3位が、スモールワールドズ一方道さん、高団社。
第4位が、性欲浅井涼さんで新庁社。
第5位が、6人の嘘つきな大学生、朝倉明成さんですかね、門川です。
6位が、夜が明ける三木かな子さんで新庁社。
7位が、懺悔月織田雅久美さん、フタバッシャーですね。
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8位が、ガラスのトーン殺人、千恵みっ子さん、実業の日本社。
9位が、なおきを無視をした国労場、米沢ほのぶさん、門川。
10位が、星をつく町田園子さん、中央高楼新社というような順位になっております。
得票数などは、三島さん解説しますか。
なになに?
得票数分析などは。
いや別に、この本屋大賞の増刊というのは、
結果だけではなくて、一時投票の結果も全部出してるんですね。
これ見ると、基本的にノミネートって一時投票のベスト10がノミネートになるから、
そこからみんなでもう一回読んで、全部読んで投票し直して決まるのがこの結果なんですけど、
一時投票で何位だったものが何位になったっていうのが、僕はいつも毎回興味があるところで、
一時投票で例えば10位ギリギリだったものが、二次投票で2位とか3位とかにあると、
これみんな読んで、すごいなって思ったんだなっていうのがわかる。
そういう観点でいくと、
今回でいうと6人のおすすけの大学生が、一時投票で8位だったのが2次で5位に上がってるとか、
赤と青とエスキースは5位が2位になってるとかね。
この辺がちょっと新たな読者を獲得したというか、
ちょっと新たな指示があったんじゃないかなという感じがしますね。
面白いですね。
一時投票から同志少女が1位だったという。
だからこれはもう全然もともと強かった作品なので、
今回の女性が、もちろんある程度の加味はあるけど、
最初から強かったというのはもうこれでわかることですよね。
はいはい。
男女比も、やっぱり戦争長説なんですけど、女性も多くて、
二次投票とかだと、これ全体の投票の構成比もあるんですけど、
男性26%で女性が66%。
女性の読者も多い。
結構書店、本屋大賞って女性読者が多いので、
ガチガチの男向けの男臭いやつとか、戦争ものとかって、
なかなかバイオレンスのものとかって難しいって言われてるんですけど、
これはやっぱり内容的にも、主人公は女性っていうのもありますけど、
やっぱり支持されてるっていうのは、ちょっとやっぱりびっくりしましたよね。
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これを紹介するときに、戦争も面白いけど、本屋大賞だと結構、
もしかすると、ノミネートはされるし候補作権もなるけど、
受賞は難しいかもな、大賞は難しいかなって若干出たときにすぐには思ったんですけど、
こうなるんですごいですよね。
ということで、10位まではこんな感じで、
毎年この発表本屋大賞という本には、
書店員のコメントがいろいろたくさん、全国の投票した書店員がコメントを載せてはいるんですが、
本間さんはいくつ載りましたか?
私はですね、今回、なんと、ひとつ載りました!
おめでとうございます。
何の本で載りましたか?
すごいこれは嬉しかったんですけど、本間大賞の「やさしい猫」でコメントが載りました。
嬉しい。
三島さんは?
私もですね、なんとひとつしか載ってないんですけど、
本間さんの「やさしい猫」が12.5点なんですけど、
僕はそれよりもちょっと点数が低いけど、10.5点の「はまない猫」で載ってます。
これぐらいは載るだろうな、ぐらいの勢いでコメントだったので、
これ載してくれないとなっていう感じはありますけど、
これだけでも載っただけでも同じかなって。
けど、ひとつずつっていうのは不甲斐ないじゃないですか。
不甲斐ないですよ。
もうね、もう…
山中さん…
ユキキ?
ユキキ…
いっぱい載ったちゅー!
全部懐中焼き、全部載っちゅーよ!
今山中さん死後霊が…
下ろしました、ちょっと下ろしました。
ほんとね、ずるいですよね、正直。
すごい載ってるんですよね。
すごい載ってる。
あのですね、山中さんが非常に人高なのは、本略部門に2作品載ってるんですよ。
だいたい本略…
載りやすいじゃん!
本略部門のほうがね、載りやすいよ、ほんと!
載りやすい!
自分が1票でも載るんですよ。
そうだね。
なので、ちょっとみんなが読んでそうな本略をコメントで寄せるよりも、
これはちょっとなかなか読んで少ないんじゃないかなっていうのを載せるというかね。
21:03
もううまいかなと思いますけど。
今日ちゃんと普通に載ってますし、山中さんはすごい…
いいコメント書いてるんですよ。
いいコメント書いてるんですよって、なにかばだよって。
なにかばっていう話ですけど、このユキキの祖国に対するコメント。
あー、はいはいはい。
めちゃくちゃいいなーと思って、私これはもうユキキすごいいいこと書いてたねーって褒めました。
まあね、どうし少女のコメントにも山中さん載ってまして、
史実につかみかかるような物語の圧倒的な力って書いてあるんですよ。
かっこいいなー。
かっこいいでしょ。
かっこいいもんなー。
もうほんと、なんで1票ずつ1票しか載ってないってかわいそうじゃないですか、お二方。
あの飯田雅人でさえ…
飯田雅人のコメント見ましたか?ギャグ戦とか書いてるんですよ、ほんとに。
ギャグ戦って標準語なんていう。
あの飯田雅人がひらがなで5文字しかポップが書けないという、あの飯田雅人が。
くそー、悔しいぜ。
やっぱ本屋大賞の特集号に載る一揆一揆みたいなのも風物詩っちゃ風物詩ですよね。
もともと編集サイドの感じからいくと、なるべく多くの人のコメントを載せたいっていうのが多分あると思うんですよね。
あとは、初めて投票した人とか、参加した人のコメントはなるべく載せてあげるとかっていうのが多分あると思うんだけど。
もちろんそうでしょうね。
あとは熱量とかね。あとはページ数の具合とか、2ページに収まる分量のものとか。
熱量はやっぱり、この本を読んでほしいっていうコメントだから。
どれも熱いですもんね。
熱いですね。
県別打ち分けみたいなのも買って、今年も秋田県がゼロということで。
秋田県はなぜいないんでしょう?
なぜなんですかね。
所詮はないってわけではないんですかね。
あるんですけどね。秋田県が1位、2位とも両方ゼロということで。
残念ね。
投票数が多いのは東京が最多で、2位が愛知県、3位が神奈川、4位が大阪で、5位が北海道なんですよ。
24:09
しかも今回投票数もかなり増えてるんですよね。
1位投票者数は昨年に比べて45所店、81人増えてて、
1位投票者数も17所店、37人って大幅に増えてるということで。
非常によく増えてるということで、年々参加数が増えてるんですけども。
もう何回目?10何回目だっけ?
19回じゃない?来年が20回。
え、もう19回になるの?ついこの間10周年とか言ってた気がするんだけど。
あ、それ老化ですね。
老化、老化。
昨日のことのように覚えてる。
けどすごいですね。ずっと伸び続けてるって、参加所店が。
職場が減少とかもしてるってことだよね。
鈴木さん、よく我々が静岡の掛川で多角書店さんの高木さんとか、
同じ掛川に新しくできた本とコーヒーと時々バイクさんも本屋大賞のコメントを載ってますね。
いわゆる独立系書店で、コンセプト書店というかバイク書店ではあるんですけど、
流通的には鳥継さんとの講座も開設して、そういう意味では書店なんですけど、
ここの本屋大賞にも投票されてて、お店でも本屋大賞の受作品とかもプッシュして販売されたりしている様子はちょっと拝見してたので。
あとは面白いところだと、大阪のほうでページ薬局さんというですね。
はい。
ふさこさん。
はい。商材薬局さんだけど本も売っているっていう形で。
ちょっとその流通的な虹下ろし的な、別の書店さんの別口みたいな感じで仕入れていらっしゃったりするんですけども、
本屋大賞、これだからいろいろ読んで投票、コメント書いてって形で参加されてて。
あれ載ってますよね。君の顔では泣けないで載ってますね、ページ薬局の方。
ふさこさんも載ってると思ってたやつですね。
そうですね。
僕も載ってると思ってたやつ。
僕と本間さんと僕で一時投票をかぶったのって、君の顔では泣けないのかな。
そうですよね。
ずっと載ってなかったと。
載ってなかった、おかしいな。
これ何も聞いてもいいと思うんですけど、大阪から1位は何位をあげたんですか。
優しい猫です。
はい、そうですよね。もちろん。
2次投票、2次投票。
27:00
2次投票?2次投票は私1位スモールにしました。
スモール押せましたもんね。
そうですね、スモールワールズ。
スモールワールズ。
福島さんは?
僕は同志少女を1位にしました。
2位がスモールワールズで、3位をロクウソにしましたね。
なるほど。
ロクウソはちょっと収穫だったなと思ったんで。
僕ね、残月期は結構いろんな書店さんプッシュしてるのが表に出てたから、
もうちょい行くんかなと思ったんですけど、
意外と7位というふうに落ちてたんで。
ちょっと意外。
いいかな。
秋田のどこかの書店で1週間くらいバイトして、
私は秋田から投票しようかな。
どうやって?
アルバイトになって肩書きさせて。
秋田県初の投票者。
そうそう。
本当あれなんですよね、書店員であればアルバイトでも投票できるんで。
経理担当の人でもできるんですからね。
本当に本を読んでいる人はみんな投票できるし。
あと結構知られてないのが、
本屋大賞の本は投票すれば基本優先注文書が来るっていうのも知らないところもあったりするらしい。
それは全部便利ですよね。
このためありがたいですよね。
若干今回反入のうにゅうにゅうがあったみたいですけど。
生深く言うと菅井さんに殺されるんであまり言わないですけど。
なんか大変な苦労されたみたいですよ。
解禁日とか解禁時間を分かってない書店さんが発表する前にテントを出しちゃったり。
あるからそれをなるべく回避するということで、
いろいろ考えた結果、今年はこうなりましたということがありますよね。
取り過ぎの話を聞くと、全国同時発売って恐ろしく難しいんだって。
難しいですね。
恐ろしく難しい芸当というか、今は。
できるだろうって思っちゃいますけどね。
競争品で、競争品というか発売日を解禁というか。
CDも一部そういうのがありますけどね、発売日とか。
そうですよね。
そういうふうにやってるということらしいですけどね。
今回いろいろとありましたんで。
次、翻訳小説部門。
30:04
いいんだっけ?いいんだよね。
いいですよ。
1位がですね、三重の反撃。
孫恩平さん、矢島一子さんの翻訳で、小電車ということで。
韓国文学が1位ということになっております。
25票なんで、25人の書店員が投票したってことですよね。
これは2年前かな?
アーモンドね。
翻訳部門で1位取ってる。
その同じ著者の作品なので、それを読んでた人とかが投票したんだろうなと思うけど。
今回、翻訳部門にはあまりコメントすることがないので。
あと2位が、自由研究には向かない殺人。
ホリー・ジャクソン、阿久井京子さん役の草原水利文庫。
これに熊沢書店、グランディオ、鎌田店、当時の飯田雅人氏が。
ここにギャグ戦があるのか。
ギャグ戦がある。
ヒヤヒヤしちゃうし、読みやすくて、ギャグ戦もある。おもろいって書くね。
こんなふざけたコメントありましたっけ?
ほんとだよ、ふざけてるな。
芸風だな。
芸風ですね。
芸風ですね。
これたまたまいい枠のサイズだったんでしょうね、ここが。
かもしれないですね。
3位が、倉田とおひさま、和尾石黒さん、土屋雅夫さん役の早川書房ということで。
早川書房は対象と翻訳部門3位ということを思っております。
面白いですけどね、倉田とおひさま。
この翻訳部門の得票数の少なさね。
やっぱりね。
こんなもんなんかなっていう。
確かなんですけどね。もうちょっとね、翻訳小説自体配分もなかったりとかするから、なかなかメニュー作らないですよね。
ワンチャン50個ぐらいプルーフをちゃんと作って、投票しそうな人に配れば、1位になれるかもしれないじゃないですか。
1年間で書店員が外部を読む作数ってどのくらいかって言うと、やっぱりなかなか少ないと思うので、プルーフ作戦は相当あるけどね。
作戦って言い方おかしいですけど。
倉田とおひさまはもうちょっと上行くかなと思ったらこっちだったんだと思うのはちょっとびっくりしましたけど。
33:08
翻訳部門は単純に投票者数がポイントなので、1位3点みたいなポイント制ではないので、人数多ければ勝ちなんですよね。
それでも1位が25人ですからね。
少ない。
トータルで300人以上投票者数がいるにも関わらず。
同志少女、僕はPV作ってるんで、ちょっと関わらせてもらえたし、
倉田とおひさまも想定家の方にインタビューもしてるので、ちょっといろいろと誘着が早くはしょぼうと思う。
誘着が。
誘着があるんですけど。僕はついでに投票権ないんで。
翻訳部門は意外とこんな招致があったんだみたいなのもあって、カタログ的にもやっぱり面白い。
そうですね。
1票の裾野の広さっていうか、結構面白いですよね。
本の雑誌増刊のひとつの読みどころというかですね。
翻訳部門の1票のやつのコメントとか。
1票多いからね。
1票多いですね。
ちょっと狙っていきたいですよね、来年。
山中さんの仕事にいますか?
採用されやすい位置やね。
ですよね。
ここをちゃんと書いていかないといけないよ、本間さん。
私ね、今ね、すごいこの結果を受けて、今、外文を5冊ほど購入しました。
もう来年対策。
もう来年対策で、これを絶対に投票しようと思う。
かなり分厚くて二段組のあんまり読んでる人が少なすぎるやつを読んで。
上下官とかのやつもね。
だってそうでしょ。
祖国ってそうじゃない?
祖国、そうですよね。
たしか上下官で7000円くらいするんじゃない?
もう高くね。買おうと思ったけどさすがに7000円で3500円ですもんね。
高いと思って、ちょっとなーと思って。
僕今日サハリンはね、途中で止まってるんですよね。
あー、サハリン党。
サハリン党を投票してるのが双葉図書の萩原くんじゃないか。
すごいなー、これ広島の。
僕独占だったらこれ登場してましたよ、サハリン党は。
すごいですよ、だって止まれない読書がここにあるっていう。
そういう感じでサハリン党のコメントが締められてますけど。
すいません、俺止まっちゃいました。
鈴木さん止まっちゃいましたよね。
36:03
途中半分まで。
けどあれですよ、これはやっぱりサハリン党で、ちょっと近未来のディストピア小説なんで。
ゴールデンカムイ、僕今読んでますけど、熱言とか本間さん読むと。
え、ちょっと面白い。
でももう、これは今年の本じゃないって。
もう来年。
もう来年投票しても意味ないってね。
本間さんそれね、来年の発掘本で狙うんだよ。
発掘本で、そうだそうだ。
ゴールデンカムイが終わった今だからこそ、あえて進めたい私はという。
ゴールデンカムイと熱言と、もうサハリン推しは絶対本間さんに全部行きます。
サハリン推し。
サハリン推しはもう全部行きます。
サハリン担当。
マミヤ林蔵とかの本とか出たらもう通報したらいいじゃないですか。
冒険書店みたいになっちゃう。
翻訳はこういう感じになってますね。
発掘本、受賞式でのコメントもすごい良かった。
素晴らしかったですね。
吉村明の派遣、新潮文庫。
これ見つけたら、吉村明の派遣来たかと思って。
面白かった。
これ全然知らなくて、このストーリーとか聞いて、なんかすごい面白そうじゃないかと思った。
篠丸御要遣っていう、やっぱり似たようなモチーフの吉村明の方もあって、
これも御要遣が騎士に打ち上げられてナンパして、
それは基本的に村の人たちが恵みとして罪に分けるみたいな。
篠丸の御要遣はその後、犯人探しとか、武行署が来て捜査するとか、かなりヒステリチックなんですけど、
これはちょっと別の意味での人間ドラマだったりする。
渋いのが一応発掘できたなと思って。
これ発掘本でどうやって決まるんですか。
これはたぶん実行委員会の皆さんが発掘本の投票の内容を読んで、
これが一番発掘に面白そうかなっていうのを選ぶんじゃないですかね。
熱意?
熱意とかだと思いますよ。実行委員会の会議で決まるみたいな感じですよ。
そういうのも含めて本間さん次回発掘本で。
熱いもの勝ちだね。
だって今年僕何がショックだったってね、発掘本って必ず載ると思ってたんだよ。
投票者のほうに載ってない?
39:01
投票者のほうに載ってない。
なんか変な本勧めたんじゃない?
変な本じゃないよ。
熱意が足りなかった。
熱意が足りなかったのかな。
熱意が足りなかったの?
何だったんですか、ちなみに。
僕は自分のノートにも書いたんだけど、
僕は発掘部門でレンジョー・ミキヒコばっかり紹介するんですよ。
レンジョー・ミキヒコの方。
ゲームに飽きられてるんじゃない?
またレンジョー・ミキヒコ。
またレンジョー・ミキヒコ。
そうかもしれないな。
「敗北への凱旋」っていう作品があるんですけど、
綾辻さんと有栖沢さんが大絶賛して、
米沢さんもこれは参りましたと言わしめた作品なんですけど、
なかなか日の目を見ないことが多いレンジョー・ミキヒコ作品。
レンジョー・ミキヒコってすごく作家としてすごい人だってもうみんなよく知ってて、
見せてくれる人としてもすごいってわかってるけど、
なぜか文庫で出てもあまり売れなくて、
知らない間に品切れになってて、
違うところから文庫になるとかね、
いうことが非常に多い作家さんでね、
ちょっと不遇な作家さんなんですよ。
もう亡くなられてる方はあれだけど。
だからちょっと日の目を見てもいいんじゃないかなと思って、
わりと断るごとにレンジョーばっかり取り上げるんですけど。
そろそろ飽きられたかもしれない。
そういう投票の仕方も面白いですよ。
なんかこの破線を見るに、
やっぱりちょっと今に通ずる要素みたいな、
この伝染病とか、
ちょっとタイムリーも含みつつの重症だから、
そういうところですよ、ちょっと足りないのは。
そうかな。
まあ今年はかなりその辺は意識されたかもしれないですよね。
だって去年の発掘本って三浦純だからね。
あ、そうか。
三浦さんは仕事がなくなっちゃったっていうところにかけてでした。
お店が休みになっちゃってっていうところにかけたんですよ。
なるほどな。
去年三浦純さんが受賞式に出てきて、
超発掘本として発掘されました。
三浦になった気持ちですみたいなスピーチがすごく好きだったんだけど。
面白かったですよね、その発掘本の色々な。
結構日の魔女が死んだとかも、
こういうのも、もしかすると、
一周回って知らない若い人とかもいるじゃないですか。
まあそうですよね。
42:03
なんでもありなんかなっていう。
なんでもありなんじゃないですか。新庄のほうも入ってるじゃん。
もう一度プロ野球選手になるとか。
でもこれは本当にジジネタというか、そういうところも。
そうね。
上がってるけど。
高倉店の高木さんも、青春を山にかけて、
大好き。僕の財務省までは行かない。財務省って言ってたらいいな。
発掘本ってノンフィクションもあるやから。
そういうノンジャンル、海外ものでもあるし。
これは僕、高校生のときに、
英語があまりにも落ちこぼれすぎて、授業聞いても何もわかんなくなっちゃって、
文庫本ばっかり読んでたんですよ。机の下で片手で。
新庄文庫ですよね。
新庄文庫とか。
そのとき僕、影山多明にハマってて、今回は遠い海から帰宅っていうのをあげて。
これ映画化したやつなんですけど、
本当は影山多明さんってもっとなんか、
ちょっと冒険小説っぽい。
高校からの脱出とかね。
あれとか僕めちゃめちゃ好きで、
時和書房の書店員さん。
あ、宇田川さんね。
宇田川さんもそれが好きだっていうときに、
ちょっとだけ宇田川さんに近づけた気がして嬉しかった記憶が。
近づけた気がして。
0.5ミリぐらい近づけた気がして。
だけど、この発掘本ってそういうまさに、
自分の中の金銭に触れるようなものが、
そこに熱いコメントを寄せてくださる、
また書店員さんがいるっていうこの嬉しさみたいなのが。
自由度高いから余計に熱意が出やすいよね。
そうですね。
そうですよね。
めちゃめちゃ面白いなと思って。
いいですよね。
特にこの派遣に関しては、
受賞式発表会のときのスピーチ。
未来屋書店宇品店の河野博子さん。
広島の方なんですね。
広島の宇品の。
この方のスピーチが、
出版営業を必ず見たほうがいいんじゃないかって思って。
私もそもそもそういうふうにTwitterに書きましたもん。
はい。
すごい。
なんか経歴知りたいですよね。
書店員の前何かやったのかなって。
営業だったのかな。
ほんとすごかった。
45:00
この本をそもそも、
自分の店の疫病フェアみたいなところで、
まず紹介して、
この本には春夏秋冬の移り変わりが描かれているから、
春夏秋冬いつでも行けるし、
今流行りの嫌密みたいなところに持っていくこともできるし、
怖いっていう方で売ることもできるし、
いろんな売り方の提案をされたじゃないですか。
あれがすごい。
ああいうことを営業さんから聞きたい私は。
でも既に実績もあるんですみたいな。
そうそう。
でも私だけの力ではもうどうしようもないんですよ。
一緒にどうですかみたいな。
しかも売り場を展開されるときに何か必要だったら、
私が用意しますまで言ってたから。
すごい。
これはだから出版営業絶対見たほうがいいです。
僕はもう出版営業じゃなくなってしまったんですけども。
ちょっと血がたぎりましたね、やっぱりね。
僕はああいうの言えないぐだぐだになっちゃうんで。
余計なこと言っちゃうからね。
そうですそうです。
断線に断線をかかる。
元コウヨン受賞式のスピーチとかそういったところで、
しかも本について語ってるからみんなその辺すごいですよね。
本当に。
発掘本でもまた、
津田屋仲間まてん、山中由紀さんがまた、
冗談。
本の上半分ぐらいほとんどそう、載ってるという。
これちょっと長すぎですね。
本にだってお勧め性があります。
これね、斬月記の小田雅君に。
その辺狙ってきてんのかな。
狙った。たぶん絶対狙ったね。
やらしいな。
叱高だな。
ということで、この発表本屋大賞増刊号は、
お店さんで結構本屋大賞コーナーと一緒に並んでるところが多いんですよね。
この本もね。
そうですね。
これも一冊をともに、
本屋大賞の見列作も含めて読んでいただけると。
面白いですね。
私毎年言ってるけど、
本屋大賞の増刊を隅から隅まで読むことが本屋大賞だっていうのが僕の持論なので、
本当に一人、さっきも何回も言ったけど、一人しか投票してない作品でも、
その人の熱い思いがあるわけだから、
そういうのを感じることによって、
48:01
これ面白そうだから読んでみようっていう出会いがあるかもしれないし、
そこから次に繋がるかもしれないからね。
それはもうぜひ、本屋大賞は大賞だけの賞ではないということは、
ずっと言っておきたいと思いますね。
なんかもうまとまっちゃってますけど。
まとまりましたね。
終わり?
ちょっといろいろ聞きたいことあるんですけど。
あと本屋大賞の投票大賞の本っていうのは、
毎年12月1日から翌年の11月30日までの1年間にかけての日本の小説ということで、
もうすでに始まっている次の本屋大賞と。
2023はどうなるのかと。
1月1日から発売になっている本は全て小説は大賞になっているということで、
いくつかもうすでにこれいいなと思った本はありますか?
大間さんありますか?
私はこれから発売になるんですけれども、
4月20日発売の爆弾を推していきたいですね。
多分絶対入るんじゃないかなと思ってます。
爆弾。
爆弾社から発売されます郷勝博さんの新刊です。
ミステリーでもあり。
4月20日。
確かそう。
1,800円本体、税込み1,980円。
四六変形型416ページ。
これ長いけど結構すぐ読めちゃうんですよ。
本当に面白くて。
エンターテイメントですか?
ミステリーでもあり、社会派でもあり、いろいろな問題が盛り込まれていて、
群蔵劇でもあり、警察者でもあり、謎解きあり、みたいな。
いろんなものを持ってますね。
どれかは引っかかるだろうという感じの本です。
小説現代で一挙掲載があって、
その時に私と本間さんと木の国枝丸森さん、座談会をやってるんですよね。
僕が写真撮った…
そうそう。
3人中2人が鈴木さんの写真を使った。
僕の撮ったポートレートで。
だんだん雑誌に載ってる書店員の写真が僕が撮った写真になってるんですよ。
写真集を出してから書店員の…
いいじゃないですか。
三島さん、何かありました?
51:00
僕ね、いくつかあるんですけど、
個人的に推したいのは、僕、岩井啓也さんを来年までメイトさせたいなと思ってて、
2月に中古から流血の山っていうのが出たんだけど、
本日終焉してから聖者のポエトリーというのが出て、
これなかなかすごい作品ですよ。
なんかポエトリー評判良さそうですね。
僕、小説丸に書こうとしたら、実は他の人が予約入れてますって言われて、
すごいじゃないですか。
別の作品にせざるを得なかったんですけど。
岩井啓也さん。
岩井啓也さん。
聖者のポエトリーはもう発売になってますよね。
発売になってます。
1,700円、終焉したから。
これね、すごいパワーがある。
愛知なんですか?
読んでないよ。
読んでないの?
読んでないよ。
そうなの?
そうなんだ。
これすごい面白い。
内容的には?
短編集で、
登場人物がいろんなことがあるんだけど、
必ずその詩というか、ポエムな詩ね。
詩に感化されて、それで自分からを破っていくみたいな感じの話なんですけど、
この詩の絡み方とかね、
ここでこの詩を読むのかみたいな話とかね、
すごく面白いです。
だから岩井啓也さんはいずれ本屋大賞のステージに入ってくる人じゃないかなと思ってるのと、
もう一人言っていいです?
いいでしょ。
早見一雅さんの、
8月の母。
8月の母っていう。
大雅さんカードセンターで今。
そう、あれはね、来ると思う。
これは来る。
8月の母ね。
8月の母という、これは松江。
八母と呼んでください。
四国の松山で実際にあった事件を元に書いてる話なんですけど、
まあすごいですよ。
門川。
なんかそれこそ杉江さんがものすごく推していて、
別に杉江さんの会社の本ではないのに、杉江さんがパネルを書いた。
あ、そうそう。
パネルを手作りされて。
そうなの?
そう。
なんかあれなんだよね。
パッと本当に僕チラッと見た時に、
僕的に八カメのセミだと思って。
あ、違う。
ちょっと似てる。
母の話で話してね。
これはちょっとね、読んだ時のね、
54:00
ちょっと、
インパクトはちょっと忘れられないから。
さらに梶政さんってもう本屋大賞取られているのでは?
取られてないです。
取られてない?
あ、そうなの?
店長がバカすぎてが一回ノビネートして、
それは9位か何かな。
え、イノセント・デイズとか?
あ、全然入ってない。
あ、そうなんだ。
イノセント・デイズは、
あれいきなり文庫とかじゃないよね。
いきなり文庫じゃない。
知らないよね。
でもあれ文庫になって、
確か新井美枝さんあたりがプッシュしだしてから
これが出たっていう。
あ、そうなんだ。
珍しく私単行本で読んだりさせたんですけども。
早見さんの。
早見さんこれ書き切った時、
体調大丈夫だったんだろうかっていうぐらい。
没入感がすごかったですよね。
8月の母もね、そんな感じよ。
これよく書いたなって感じの。
あ、そう。
潜り方がすごい作家さんだなっていう。
私も説明するとき出版社さんから
本間さんイノセント・デイズ好きですかって言われた。
私ああいう本大好きなんで
大好きですって言ったら
イノセント・デイズよりすごいのが出ましたって言われて。
すごい営業ストークだなあ。
すごいなそれは。
あれより重いですね。
イノセント・デイズだなあ。
なるほどね。
楽しみすぎる。
いやーなんか、
追いたいですよねやっぱりね。
結構なんか本屋大賞で
私もだから
全職見しましたって
基本的には本屋大賞には関わらないジャンルの本なので。
少しちょっとこう自分
同じ業界でありながら
若干畑の違う感じの印象があったんですけど。
今回私も本そばというこの場で
本屋大賞の結構そういう面白い話とか
そういう
お二人からも伺えて
なんか結構その本当
今から始まってる
今から追っかけていくとより楽しめる感じがするっていうか
野球とかプロレスとかサッカーとかも全部そうじゃないですか。
文脈でストーリーで追っていくと
なんかその
シーズンが始まる前のキャンプの時からの
追って出るとより
シーズン始まってからも楽しめたりとか。
今話しに行くと大変なことになってますけどね。
今日なんか
今日って言っていいのかな。
今日勝ったときになんか優勝したような
感じがするんですよ。
まだ2勝目だよね。
2勝目だけど。
だから
本当に2023年が今からすごく楽しみだし
ちょっともしかしたらその時
今日も最近話に出たけど
ある種の時代性っていうか
2023年の
57:00
最終的に投票とか
作品が選ばれたりしてるときの
日本や世界の状況とかどうなってるのかな
なんていうのもちょっと
考えると。
今後さ
コロナの話とかもかなり出てくるんじゃない?
もっと世代として
取り上げられる小説も出てくると思うし
今回の
藍坂さんの
同志とかの
作品が受賞した後
結構
書店員の人たちも
投票するときの内容とか
かなり社会的なものにも
ちょっとつながってるものがあるかとか
そういうのも
少し考えるのかな
というのは
あります。売りたいのと同時にさ。
あとね
例えばツイッターとか
いろんなものをチェックしていくと
定期的にね
ある一つの作品で
わーっと盛り上がってるっていうのを感じることが
多分ある。
これは
プルーフをたくさんの人に
配って読んでもらって
感想がわーっと上がる。出てる頃に
またみんながわーっと感想を言い始める
っていうようなことがあったりすると
これは
狙ってるのかな
みたいな感じの
読みができるから
そういうのもね
ちょっと感じ取ることが
多分できると思うので
なんとなく予想というのは
あれですけど
こういうのがこの作品は
本屋大将絡んでくる
作品になるのかなーみたいなのが
多分読めてくると思います。
そういうのをね
本屋大将とかのことも
流れとして
感じながら本を読む
と面白いですよね
そうですね
読んでるときはやっぱりその作品と向き合うわけで
ちょっとそういうきっかけはね
そういうあれでもやっぱり
刺さる作品に出会える可能性
絶対増えると思うし
うーん
なるほど
もう1時間経ってしまいましたけど
じゃあ
おまとめでどうですか
本間さん
宣伝とか含めて
なんか食べてますけど
本当ですね
ちょっと懺悔をさせていただいて
よろしいですか
懺悔、はい
ちょっと私ですね
今回の本屋大将の
二次投票の
投票が本当最終日の
ギリギリのギリギリになっちゃったんですけど
でその前にですね
スペースやって
スペースやりながら
ガブガブ飲んでたんですよね
そしたら
記憶のない状態で投票したんですけど
記憶のない状態
1:00:00
そしたらですね
なんと
1位2位3位投票してて
2位と3位は
ちゃんとコメントを書いてるんですけど
1位の肝心の
1位の投票のコメントが
最高でした
しか書いてないんですよね
ひどい、そりゃ乗らんわ
いやもう本当に
これは私乗らんわって
今回すごい反省して
いいかだよ
最高でしたって
どんだけ語彙力ないんだ
っていう話ですよね
逆転は全然批判できない
3位に関しては
400文字ギリギリ書いてるのに
1位に関して
最高でしたしか書いてない
本当に申し訳ないことをしたので
心を入れ替えてですね
次回は
しっかり投票に臨みたいというのと
外文をちゃんと読んでいきたい
ということを
三島さんは?
そうですね
来年こそは
もっと乗るように頑張りたいなと
あと
毎年ね
僕隅から隅まで読むんですけど
投票者が
誰が何を投票しているか
ずっと見るんですけど
今回悲しいことにね
うちの書店チェーンの
人たちがね
全く乗ってないんですよ
そうなんだ
三島さんだけ
もしかしたら広島県特命というのが
何人かいるから
その中にいるかもしれないし
投票したけど乗ってないというのが
あり得るので
その中にいるかもしれないけど
それにしてはね
ちょっとみんな
熱量を持ってほしいなというのが
個人的に
昔ね
三島さんがね
まだご存命だった時に
これは必ず
全店舗
誰か投票しろと
そうすることによって
注文書とかね
さっき話に出たけど
優先注文書とかもらえるんだから
それを利用しないといけないんだから
必ず誰かは投票しなさいということで
言ってた頃って
かなり投票者があって
コメントも結構載ってたんですけど
もうその頃のね
思いはもう薄れてしまって
私しかコメントが載ってないというのは
ちょっと僕は個人的には
自分の会社が不甲斐ないなと
思ってた
なるほど
結構Twitterとかでも本屋大賞投票したいけど
店長にダメらしくなったとか
じゃあそういうことじゃなくていいみたいな
お店とかがあって
1:03:00
いろいろ方針とかもあるんだろうけど
本屋大賞に対する
思いがやっぱりそれぞれ
違うからそれは全然
しょうがないことだし
どうしようもあるんだろうけど
それにしてもね
僕は一番
本当は嫌なのは
全く投票とか全然興味がないくせに
本屋大賞の展開とかね
ことで
代々的にやって
同志少女コンテンツ売れてます
やるのは
それをちょっと筋違いなんじゃないの
っていう
思ったりするので
もちろんそれはダメじゃないんですよ
乗っかるのが全然アリだし
本屋大賞はそういうのを止めないので
そうですね
全然アリなんだけど
でも
やっぱり参加した方が絶対
こういうものには
意義があるんじゃないかなという
ちょっと愚痴めいたことというか
言っておきたいと思います
単純に楽しいよね参加した方が
楽しいでしょ
内側人の方が楽しい
投票することによって
自分が投票したものがないようになったのか
そういうことは絶対楽しいはずだから
僕も現役時代は別に
逆に本編じゃなくて
ずっと翻訳部門ばっかり登場したので
翻訳ばっかり読んでたんで
それはコメントが乗りやすいからですか
いや違うよ
翻訳好きだからだよ
最近は
ずっと翻訳ばっかり読んでたんで
そっちのほうばっかり
投票したのはありますけど
文芸担当でもなかったので
現役時代は
文芸担当が
逆に翻訳大賞のほうは
熱烈に投票したので
僕は電帳で
逆にそっちのほうは
僕が支えてるよりは
いいかなと思ってたんで
僕は翻訳部門とかのほうやってましたけどね
でも実際大変ですけどね
福岡なんか
時給で考えたら
最低賃金870円なんで
2時間働いたところで
本買えないですよ
高いしね今
目が上がるし
本の値段も上がってるらしいから
本は高いし
10冊も買って読むっていうのは
確かにちょっと
国度はあるけど
大変なイベントだなと思うんですけど
でもそのために
ネットギャリーというサービスもあったりするわけだからね
秋田県の書店さんが
どこか投票していただいて
全国
杉谷さんが営業に行くしかないですね
そうですね
秋田県の書店に
まず本の雑誌の営業行って
1:06:02
雑誌も送るようになって
注文書をそうすると送れるから
全国の本屋がない県なんてないはずなんで
そこで働いてるお店で
書店員で本読まない人なんていないんで
どうだったんだろう
県別の人数
昔ありましたよね
昔は県別で
会って
10年くらい前まで会ったと思うんですけど
茨城県空白会を
会いましたけど
そこまではさすがに
今はなかったんですよね
私は佐賀ずっと一人だったんですよ
私だけなんだって思ってたんで
でも今年は誰かいたと思うんですよね
私が福岡からになっちゃったから
福岡
そうですよね
もしかしたら佐賀ゼロになってるかもしれない
でも秋田だけゼロなんだから
誰かが投票したってことですね
会いに行きたいと思った
ということで
できれば後で
土田中書店員3人とのコラボも
どっかでやれれば
いいですよ
私たちは喋ることに飢えてるんで
本蕎麦と
山本飯
そうです
ポッドキャストもなんと始めたんです
一応
ライバルということで
今日は本当にありがとうございました
ありがとうございました
本山大将だけに限らず
今後もいろんな
特集とかでまた三島さんも本間さんも
聞いていただければ
よろしくお願いいたします
またしゅぼれが
しゅぼれは呼んでないですけど
それでは
ありがとうございました
ありがとうございました
さよなら
さよなら
本間さんが
中東っぽい
さよなら
01:08:51

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