1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #87 ふたりの買った本 vol.7
2022-04-29 1:09:54

#87 ふたりの買った本 vol.7

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月イチ恒例の「ふたりの買った本」7回目です


ご質問・お題募集中
おたよりはこちらから

00:05
とつぜん、とつぜん。
息をついた。
本のそばには楽しいことがあるを基に、書店居抜き25年の元書店員つづきと、
出版取次7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年10ヶ月目のわたなべの2人で、
書店員、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答える、ポッドキャスト休憩室でございます。
はい、ご無沙汰しております。
ご無沙汰しております。
久々でございます。
そうですね、2週間ぐらい間が空いて、久しぶりの収録となっております。
忙しかったですか?
だいぶ忙しかったです。本当に忙しくて、ちょっとキャパオーバー気味なままですね。
それはそれは。
今を迎えております。
まあでも、頑張ってます。
僕もちょっと、いろいろ忙しいのもあったりして、やる気のスイッチを探しに旅立ってしまいまして。
やる気のスイッチを探しに行ったんですね。
やる気のスイッチを探しに行くやる気はあるんですよ。
それはなんか結構わかりますね。そういうやる気は。
あるでしょ。
ある、そうそう。
ちょっと伊豆経由名古屋行きみたいな感じで行ってきました、車で。
私はですね、集中力がどっか行っちゃうんですよ、いつも。
集中力がどっか行っちゃうんで、集中力を探しにうろうろするんですね。
で、見つかったらまたデスクに座ってやるんですけど、なんかこう、その集中力で取り組んだそばから、
これはありがたいことになるかもしれませんけれども、またメールが届くとかですね、スラックで話しかけられるとかですね。
いろいろあって、また見つかったはずの集中力がまたどっか行っちゃうんですよ。
結構集中力ってフラフラしてるよね。
フラフラしてるんですよ。だから、そこがビシッとあったときに結構ガッとはかどるんですけど、
そこのチューニングに苦労しながら、この2週間ぐらい慌ただしく。
03:06
なかなかちょっと思ったような進捗具合ではないんですけれども、とにかくやっていくしかないなと思って。
私も伊豆都会行くなー。
伊豆はね、今回あれなんですよ。東大が、南伊豆の沖に美光本島東大ってのがあるんですよ。
これが岩場の無人島。周囲2キロもねえのかな。小さい島にある東大があって。
下田の沖にあるやつですか。島。
そこにね、普段は普通行けないのよ。別に定期戦が出るわけでも。島ってほんと小さい島だから。
そこに東大があって、たまたまFacebookで東大のグループみたいなのに一応入って情報収集してたの。
別にこっちから参加してた。そしたらそこにみんなで意向ツアーみたいなの募っていて、
漁船をチャーターして、人数あればお金かかる。一人当たりの。
いわゆる割り勘していけぜみたいな。
漁船というか釣り船をチャーターして。
それで2日間行く予定。僕は2日目の明け方。
夜明け前に上陸してっていうのに参加したんだけど、その前日がやっぱり波が強かったらしくて、
昼間に上陸した人は船乗ってるときは船って空飛ぶんだって思ったらしいぐらい。
すごかったらしいですよね。
2日目はみこもと島東大は明治4年かな、確か。
なんとなくですけど下田の沖にあるなんてことは、黒船ぐらいまで遡っちゃうんじゃないですか。
ペリーが黒船で来たときに、その島はロックアイランドって言われてたよね。
島っていうか岩ってことですよね。
岩だね。そこはやっぱり、あそこは潮の流れがすごく激しくて、南床らしいのね。海の南床で。
やっぱりあのロックアイランドのどの位置を通れば安全に江戸湾まで行けるみたいなのが、ペリーの遠征地にあるらしいんだよ。
それで安全に江戸湾を進めるために東大が必要って言って、本当初期の初期、条約東大って言われる。
06:00
列強に東大作れって江戸幕府が言われて、それを飲んで計画した東大のうちの一つなのね。
当時作られて、ほぼほぼ、改修はあるんだけど、形はそのまま。現役でずっと100年以上。
すごい。しかも普通じゃ上陸できないんで、非常に貴重で。
東大ファンの皆さまが、夜中、玉丘から出る瞬間に、東区のほうで東大の明かりがパッて見えた瞬間に、みんなで、「おおー!」って。
ドヨメキが。
ドヨメキが、予選であるという。初めて。僕もそういう東大ファンの知り合いっていないので。
で、僕も途中参加っていうか、周りの人は一泊してみんなでワイをやったらしいんですけど、
僕は本当に初めてですいませんって言って、あまり会話もせずに静かに。
単独行動なのに。
集団行動苦手。
同行の市と集団行動に打って出たと。
そうなんですよ。これしか機会がないからさすがに。
自当の普段定期性も何もない場所に行くにはそういうのしかない。
バイクじゃいけないですからね。
バイクじゃいけないから。主催してきた人もすごいいい人だし、
フェイスブックのグループのイベント企画のときの細かなフォローと、
逐一状況が変化する中で待ち合わせ時間をこうしましょうとかっていうのが、
フェイスブックの中で全員に徹底して確認してやってて、すごいね。
見習いたい。別に僕、集団行動できないから見習うとしょうがない。
そんなのありました。やる気スイッチ探したんだけどそのあと、
いずれは見つからなかったんで、そのまま静岡走って、
気づいたら鳥羽まで行ってましたね。
鳥羽から名古屋まで行ってましたけど。
気づいたらね。
本当は3日間ぐらいで戻ってこうと思ったんですけど、4日間経ちましたけど。
何が気づいたらですか。
計画立てていったんでしょ。
帰りの方は1日だけ予備部を使ってしまいましたけど。
まあいいじゃないですか。
だってゴールデンウィークなんか入っちゃうよりは、
ワンテンポ早く行ったわけですね。
早めにちょっと行っちゃって、
天気もゴールデンウィークは良くないということを聞いてたので。
そうなんですよね。
そんなこともありつつ、
久々の収録ということで、
久々の収録の一発目。
買った本が、
09:00
久しぶりなんでね。
前回スペースでやったっきりなので、
一ヶ月ちょうど経ちますんで、今回は恒例の買った本について語る。
これはあくまでも読んだ本ではなくて、
面白そうと思って買った本の買った理由を語るという回でございます。
じゃあ一ヶ月丸々なんで、
結構ですね、この間伊豆名古屋に行ったときに、
本屋さんによって買った本もあったりして、
結構たまってはいるんですけど。
渡辺くんはどうですか。買いました?
私はそういうわけで、
ちょっと仕事的に立て込んでいるところがあって、
なかなか本を買うテンションがあまりなってないということがあり、
なってない。
新刊本でいうと、どうだろう、下手すると一冊とかしか買ってなくて、
ただしあとは古本を結構集めました。
はいはいはいはい。
前回のスペースでもですね、
なんか謎に、
ハイキングに申し込んだみたいな謎のトークを展開しましたけれども、
そのハイキングが4月9日に無事、
私も単独じゃなくて初めての集団ハイキングで、
行ってきまして、
京都の北山と呼ばれる山のエリアなんですが、
やはりそういうのに行くとですね、
イニシエの北山がどんな営みだったのかとかですね、
あとはそういうハイキングのいろんな、
もう絶版になっちゃってるような本とかを、
文献でも調べたくなったりとか読みたくなってっていうので、
そういう古本に走ったと。
だから古本の話しても仕方がないので、
買った本の中で一冊だけ、
その新刊本で買ったのは、
山系文庫の梅沢忠夫町。
山を楽しむっていうですね。
この梅沢忠夫も京都の北山というエリアの方で、
その山登りをして、
あとは梅沢忠夫町って、
チベットでしたっけ?あっちのほうとか、
そういうの行ったりとか、
かなりワンダーな側面もありますけどね。
梅沢忠夫山と探検文学賞なんていうのも確かあったように記憶してますが、
その梅沢忠夫と京都の北山っていう山のエリアの、
そういったつながりみたいなのも読んでみたいなと思って買いました。
買いましたと。
知ってた。
大和渓谷のさ、
ついこの間知ったんだけど、
12:01
知ったっていうか気づいたんだけど、
大和渓谷の渓谷の渓って旧字体なんだよね。
はいはい、このKですね。三随に。
そうそうそうそう。糸って感じっぽい。
普通検査かけるとさ、違うんだよね。
パソコンとかで普段に使うような。
そうそうそうそう。
もとはちょっと違うと。
ついこの間検査かけててさ、
大和渓谷って入力してるんだけどさ、
全然新しい本が出てこなくてさ、
俺なんでなんだろうと思ったら、
出版社名、漢字が違うと思って。
パソコンだとちっちゃい文字だから気づかなくてさ。
微妙に私も気づきませんでしたね。
でしょ?パソコンって小さいから文字がポイントが。
ちょっとぐにゃっとした漢字だからさ、違いがはっきりわからなくてさ。
よくよく見たら、あ、旧字体だと思って。
こういうのって、だから。
文芸春秋みたいな。
夫って書くか糸って書くかみたいな感じの違いですよね。
そうそうそうそう。
こういうのすごいセンシティブな、完全一致をしないと引っかかってこない検索機とかだとこういうのがなんかこう。
そう。
あの。
はんもと.comのはね、ちょっとこの辺センシティブなんでね。
なるほどなるほど。
一致違い、完全一致はないと、結構この辺は難しい。
Googleさんとかだと結構優秀だからさ。
それでちょっと気づいたんだよね。
あ、旧字体だったんだ。
僕今まで全然検索とかで気にしたことなかった。
結構文芸春秋とかはわかりやすいじゃん。
あの漢字がね。
そうですね。
ああいうはっきりと違うのってさ。
全然余談なんだけどさ。
あとはですね、あんまり全国的に流通していない地図。
だから、大和高原地図とかはどこ行っても買えるじゃないですか。
うん。
だけど。
全国行ってますね。
ご当地の山学会とかそういうご当地の活動してる人たちが作った地図みたいのもあるじゃないですか、そのエリアの。
はいはいはい。
そういうのもやっぱりありまして、それを北山分水嶺を歩くとかっていうですね、そういう地図があるんですよ、2万5千分の1の地図が。
おー。
これはやっぱりその。
2万5千分の1かい。
国土地理院の宿舎は一緒なんですけども、そこに京都の北山エリアの分水嶺みたいな尾根に線が入ってたりとか、
15:02
登山ハイティングのルートとかも、これは大和高原地図みたいな時間の目安とかも入ってるのがあって、
ちょっと微妙にその大和高原地図に載ってるルートと違うルートも載ってたりとかしてこれを見てたりして、
これが北山分水嶺クラブっていうところが出している地図。
だからこういうのってなかなか手に入らない。
そうだねー。
これはロッジっていうですね、大阪と京都に店舗を持つ、あとオンラインショップもやってるそのなんですかね、
登山用品店の車席コーナーみたいなの、なんかほら、鼻と顔1本分ぐらいあるじゃないですか、よく。
あるは用品線あるよね、そういう。
そこにこの地図買いに行って、ゲットみたいな。
そんな本買うライフはこんな感じでした、この1ヶ月。
お忙しかったんですね、じゃあ。
でもフル本屋行くの楽しかったですね。
まあそうだね、本屋楽しいね。
僕は結構多いんですよ、今回。
だからちょっとね、それを聞いて、もしゴールデンウィーク余裕があれば。
そうですね、もし興味がある、参考に買って読んでもらえればと思いまして。
何冊ぐらいありますか?
忍士牢屋と…。
一応手元に14冊ぐらい。
ひたまじいですね。
じゃあザザッと言って、あいの手を入れてくれればいいと思いますよ。
お願いします。
まずですね、核旗…。
これ話してなかったっけ、核旗ゆうすけさん、狩りと漂白。
これ話してなかったっけ、前回。話してるとちょっと微妙なところだったんですけど。
あ、狩りと漂白は私も買ったけど、これは話した気がする。
話したっけ?
で、そのときに野口さん。
野口健。
野口健さんの本はちょっと買わなかったみたいな話を私した気がするんですよ。
今読むとしんどくなりそうな気がしたから買わなかったみたいな。
そうそう。これね、実はレビューを書いて。
まだ読んでなかった、私。
これがダベンチーウェブで多分公開されると思うんですけど。
これね、また面白かったですよ。
核旗ゆうすけ…。これ感想になっちゃうんだけど。
核旗ゆうすけさんの書く冒険行って、
今回は漂白の旅というか、漂白なのね。
犬と犬一匹と徒歩で、また極北のグリーンランドの北部をうろうろするっていうものの、
目的地なく漂白っていうか、漂白ね。
っていう核旗ゆうすけさんの旅の新しいテーマとしてのものなんだけど、
それをチャレンジした本の体験記なんだけど。
18:04
例えば目的地まで行くときに、目的地に行くことが目的になって、
それまでの途中にあるものとかに関して、
目に入らなくなったりとかっていうことってよく言うじゃない?
こうやって普段普通にカーナビで目的地設定したらさ、
あとは延々と、万全と車を運転して、周り気にせずに目的地着くまで行っちゃうのと同じような、
ああ、同じあるあるっていう感じあるじゃん。
その途中のことがあんまりね、もう。
頭に入らない。
あと逆に目的を持たない旅も結構やってんのね。
釣りとかで東北で車で行くと、基本東北に北に行ったら、
本当にどこどこに行くって目的を決めてなくて行くから、
近場にこの川は天気いいからそっちの川に行って釣りしようとか、
あともうちょっと天気を見て北の方の下北半島に天気良さそうだし、
じゃあ明日下北半島で釣りするから今のうちにちょっと北の方に向かってようとか、
本当にそのときそのときの状況によって。
現地判断みたいなね。
現地判断で行ってほしいんだけど。
そのときに、この本は角畑祐輔さんが、旅について、漂泊について覚醒する話だよね。
土地と人間との関わり合いっていうのを築く。
この本を通じて、角畑祐輔さんのひらめきみたいな。
そう、ひらめき。
ものの見え方がわりと180度変わる旅なのよ、今回の漂泊は。
それを覚醒するんだけど、それって中でやっぱり狩りをするわけじゃん。
狩りで土地の良さっていうのは、狩るための動物たちがいるかいないかっていうのが、
土地の良いと良い土地の基準になってくるのに気づくのね、角畑さんが。
それまでは旅として目的地に行ってるときの風景だとか、
自然だとかそういうものに対しての良い土地だと思ってたのが、
やっぱり生き物と狩りをしてそこで生きるってことに対して、
そういう可能性がある土地を良い土地だって思うようになるってことに気づくのよ。
そういうのがあって、いろんなことも含めて覚醒する話なんだけど、
よく考えると、僕も釣りのときに、魚が釣れる川はすごい良い川なのよ。
けどどんなに美しくても、魚が釣れなくて生物的なものが一切感覚のない、
21:03
水だけが流れてる川って一切良い川ではないのね、僕の見方からすると。
それもやっぱり、僕が釣りを始めてからそういう見え方がするのに気づいて、
釣りをすることによって川の見え方が変わったので。
かくはさんも極奥という極地での旅ってことで気づいたことが、
わかるわかる、あるあるっていうのはあるんだけど、
それで思ったのが、やっぱりかくはさんの面白さは、
すごい僕たちの住んでる日常とかけ離れた場所で探検、冒険してるんだけど、
感じてることは、僕らの日常で考えてることと意外と近いんだよね。
だからやっぱりその辺が面白さなんだろうなと思って読んでて。
日常に切り替えても、その感覚っていうのが延長線上に感じることができるから、
よくあるあると思うんで。
ほんとね、これ面白かったですよ。
犬と食料を奪われたりするとことかね。超面白いのよ。
前半は結構意気揚々ですけど、後半はやっぱり食料と旅の工程とかの話になってて、
食い物の話ばっかりになってくるのが、またかくはた節が出てきたなと思って。
面白かったですよ、ほんとに。
やっぱりね、外れないね、かくはたの。
読んだほうがいい、これを。
コンビニない、しばらくコンビニがないところに足を踏み入れるときとかも、
ちょっと今ちょっと補給しとこうかとか考えるじゃないですか。
考えるね。
途端にやっぱり感覚変わりますよね。
とりあえずどこ行っても自販機あるだろうみたいな世界観とはまた違うっていうか。
要するに自動販売機と全く違うけど、
狩りで食べるものが獲れる確率が高い土地にいると、
その分長く安心して行動できるっていうことにもつながってくるかもしれない。
そうそうそうそう。やっぱり食料を手に入れるってことは、それだけ旅をする時間も延長できるってことじゃん。
そういうのも含めて、やっぱり土地と人間との関わり合いっていうのは、
場所として、風景として体験するのとは全く違うことなんだなっていうことを、
いろんな体験を通して角渡さんが覚醒していく話なんで、面白いよね。
ちょっとサバイバル、登山的な要素も若干こうありつつ。
だからね、僕は結構、
服部文章さんは嫉妬してんじゃないかっていう。
俺の言ってたのと結局。
そう。
俺が先に狩りやったのに、みたいな。
ではあるけどね。
ではあるけど、まあ面白いですね。
面白そう。ちょっとこれ読もう。買ってあるからすぐ読めますからね。
そう、読んでください。
次が幕末社会という岩波新書。
24:06
角渡さんの狩りと漂泊は、衆営者が行ってますね。
次が幕末社会というのが岩波新書から出ている。
幕末を総合的に、当時の社会を総合的に解説、描いた新書でございます。
質問があります。
何でしょう。
岩波新書ということは、岩波書店さんの本は返品ができないという。
となりますとですね、どこのお店にも幅広く置いてあるという感じではないと思うんです。
なるほど。
これはどちらで買いましたか。
これは僕の地元の書店で買いました。
もうあれですか?注文して取り寄せたとかじゃなくて。
これは、毎週末新聞買いに行くじゃないですか。
コンビニで新聞買って、その足で本屋さんに行くんだよ、いつもね。
注射所を止めて、まず書評欄をバーッと見て、新聞の4市。
とりあえず土曜日は。朝日、毎日、三景、東京。
面白そうなほうをまずチェックして、それから本屋さんに入るんだけど、
この幕末社会は確か、どこの新聞か忘れましたけど、
あ、面白そうと思って書評欄見て、
そこは岩波文庫を普通に新刊に置いてあるんで、そこで買いました。
新刊の事前の部数とかつけて、ちゃんとお店の方も取ってらっしゃったんですね。
うんじゃないですか。
すごいすごい。
だから結構岩波新書は必ずあるから、間違いないから予約もせずに。
いいっすね。
でしょ。
自ら動き出す百姓、自己主張を始める若者。
新たな生き方を模索する女性に光を当て、その社会像を総合的に描くという幕末論なんですけど、
もちろんまだ買って読んでないので、一応面白そうだなと思って。
まなざしが面白そうですね。
最近幕末のものを特に読んでなかったんで、ちょっと復習も兼ねて読んでみようかなと思って。
買いました。
あと一つ。
屈辱の数学誌、大和警告社です。
屈辱の数学誌なのに、大和警告社さん。
大和警告社びっくりしたよ。僕もタイトル全然出版社見てなくて、
何だろうこれと思ってタイトルを見て、
いろんな企業とかを含めて、数学への誤解とか、数学をなめたために失敗したこととか。
27:04
そういった世界史というか、数学史をまとめてる本なんだけど。
それで、山警だと思って。
大和警告社はこんな工学書というか、ちょっとサイエンス系の本。
しかも翻訳だからね。
森田正男さん推薦してますよ。
僕まだそんなの全然読んでないんで、本屋さんでタッチ読みしたときに、前書きが面白くて。
1995年にペプシの会社のペプシコが、ペプシポイントを貯めると、景品と交換するキャンペーンをやったんだってさ。
75ポイントでTシャツ、175ポイントでサングラス、1450ポイントでレザージャケットがもらえるんだってさ。
そういうキャンペーンをやって、3つ揃えて身に着けると、Tシャツにサングラスにレザージャケットだと、かなりトップガールのトラックルスみたいな。
当時の90年代とかね。
CMやったんだってさ。
ペプシってCMって、かなりふざけたCMが多いんだけど、
そこでジェット戦闘機のハリアーという垂直離着陸。
イギリスのですね、ハリアー。
あれ90年代とか80年代に最新鋭の戦闘機で有名になったんだけど。
Vトール機ですね。
垂直離着陸ですね、ハリアー。
それをCMだと700万ポイント集めれば、ペプシポイントをハリアーがもらえるっていう。
なんかあった気がする。
そう、そういうジョークをCMでやったんだって、ペプシが。
で、やったら実際にそれを700万ポイント集めて、ペプシに送ったやつがいたらしくて。
で、実は700万ポイントって、70万ドルで集められるのよ。
で、ハリアーって1機いくらすると思ったら、2000万ドルするわけね。
つまり、70万ドルでペプシ買ってポイント貯めたら、2000万ドルの戦闘機が手に入るってことを言っちゃってるわけ、CMで。
で、これは完全にCMを作った人が、70万ポイントっていう数字に対してあまりにもなめた。
特に深く考えずに、多いっていうだけで出してしまったために、こういうふざけた人が出てきて。
30:01
しかも、これはジョークだからあげられないやつだけど、訴えられたらしいんだよね、アメリカから。
で、そこの裁判官が、このコマーシャルがなんで面白いか説明してほしいんだよね。
その際に、ジョークの面白さを真面目にポイントを送った人に説明したっていう。
この前書きからすごい面白くて。
本当の前書きだけで、この本はそういうテイストなんだと思うじゃない。
数字とか数学に関する図形とか、そういったものに対して、数学をなめたためにとんでもない建築ミスをしたり、というのが書いてあるという本で。
やっぱり成功単位でも失敗なのが、ベラボにやっぱり歴史というのが面白いというのがありますよね。
というものがあります。
で、同じ失敗本で、サンマーク出版の世界滅亡国家誌というのがありまして。
また面白そうですね、それも。
これも同じ失敗物で、国が滅びたときの理由がかなりとこほほな感じの国を集めたやつで、
単純にモンゴルをなめすぎたために滅びたホラズムという国があって。
ホラズム、はい。
これは単純に、フビライ・ハーンが来たときに、フビライ・ハーンが結構寛容だったの、そのときになぜかね。
それは布の貿易をしたかったらしい。
遊牧民なんでテントっていうのは、ゲルとかつくときに布が必要じゃない。
だから布の貿易をしたためにホラズムに対して寛容に接したらしいんだよね。
けどなんかホラズムの国王が非常になめっちゃって、
やったらいけないことばっかりやってしまったらしいんだよね。
で、結局攻め滅ぼされたとか、調子に乗っちゃって、ホラズムの国王が。
あと国の折りたちも面白くて。
川の領域を国境にしようって線を引いたら、川が二股に分かれてる川だったらしくて。
いわゆるその間にある土地がどっちの国のものでもなくなっちゃって、で独立したっていう。
33:05
そういう国の折りたちもあって。
結局その後大した国ではなかったので、吸収されちゃって滅びちゃうんだけど。
そういうのがあってね、本当にみんなとこほな詐欺を働いたりとか、
あと逆にヨーロッパの国の人がどっかの国の国王にこの土地をあげるって言われて独立したんだけど、
全然投資もしてくれないんで、そのまま滅びちゃったとか。
まあなんかいろいろ面白いものがあって、いいですね。
あと最近だとユーゴスラビアとかなくなっちゃったけど、石の花でやったりとか。
東ドイツ、ドイツ民主共和国。
なくなっちゃったということになりますね。
消滅したというかね。
これもなんかね、けっこうね、勘違いで東西が統一されたらしいんだよね。
え、東西ドイツ?
一応渡航禁止の措置を緩和して、冷戦が行きどけっぽくなってたじゃん。
情報公開だとか、グラスの措置だとかあってさ、ゴルバジオが。
そのときに渡航禁止措置の緩和をアナウンスしたときに、
いつ実施されるのかっていうのを聞かれたらしいんだよね。
そのときに答えたギュンター・シャボフスキーという人がですね、
特にわからないまま、ただちにって言っちゃったらしいんだよね。
言っちゃったもんだから、東ドイツの人はみんな壁に殺到したっていう。
なし屑的になんかも。
で、シタージって秘密警察だったよね。東ドイツの。
秘密警察はもうその後は言っちゃったもんだから、
指示を隠蔽するために西側の手術隊を買いに走ったらしいんだよね。
っていうようなジョークみたいな話とかあったりとか。
なんか面白かったですよ、だから。
結構たくさんあって、サンマークさんだけにレイアウトもすごく読みやすいし。
読みやすそうですね、サンマークさんが聞いただけで。
そうそうそう。これはね、同じ屈辱史としては面白かったです。
こんなのが面白かったですね。
で、あと、
日本のゲームセンター誌っていう福村出版から出ている。
36:04
福村出版さん?
そう。
出ているこれね、論文なんだよね。緊急論文なんで。
専門書の出版社さんですもんね。
そうそう。日本のゲームセンター誌ってめっちゃ面白そうだなと思って買ったのに、これね4600円ですもんね。
専門書ですからね。
専門だから。
で、やっぱりゲームセンターの、
過去に僕結構好きで、ゲーム産業誌とかいろいろ買って読んでるんだけど、
ゲームセンターに特化して、いろんなゲームマシンとか、
ゲームセンターだけじゃなくて、遊園地の屋上だとか、
駄菓子屋とかのところまでもちゃんと網羅してるものなんで、
ちょっと史上的に面白いかなと思って買ったんですけど。
内容的には書き方が論文なんで、ちょっと堅苦しいんで、
内容的に娯楽性には欠けるんだけどね。
ただやっぱりゲームセンターの老いたちから、
やっぱりいろいろと、
賭博とか、ゲームセンターのちょっとした暗さだとか、
イメージの悪さだとか、
あとブームに乗って格闘ゲームブームとかさ。
スト2とかね。
スト2とか。
っていうようなこととか、いろいろ書いてあって、
なかなか面白かったですね。
スペースインベーダーとかから、
テーブルタイプの筐体。
そうそうそうそう。
ああいうのがカフェバーみたいなところにあったりとか、
駄菓子、幼稚園ぐらいのときに、
そういうとこなんか、
何家族かって言ったような記憶があるんですけど、
やっぱりそういうので、パックマンとかね、当時は。
リグザグとか。
パックマンね、リグザグ、ギャラガとかね。
ギャラガとか、そう。
3個ね。
あった記憶あるし。
だからなんかそういう、
ゲームセンターも昔テーブルタイプで、
いわゆる喫茶店に置かれてやってたみたいな。
この間だって名古屋でさ、
トーテンブックスの小賀さんと、
トーテンブックスに行って、
夜1時間ぐらいかな、
喫茶店おいしいところがあるんで行ったら、
座ったテーブルがさ、ゲーム機のテーブルでさ。
そういうことですよね。
そうですよね。
昔の喫茶店は結構そういうのがあったからね。
39:02
ガラスのテーブルでさ。
あったあった。
そういうのがあって、
ちょっとね、やっぱり、
万人にはお勧めできない本なんだけど。
ちょっと内容的にもそんな娯楽性の高い、
文章ではないので。
こういうのでもね、ちゃんとこう、
なんかちゃんと振り返った書物があるっていうのは豊かさですね。
やっぱりね。
豊かさですね。
文化ですよね、こういうのが。
文化ですね。
ゲームセンターにも文化的な側面があるわけですから。
ゲームセンターはやっぱり今特に、
ほとんどゲームセンターの意味合いが変わって、
テレビゲームとかビデオゲームをやる場所がなくなってきてるじゃん、今ゲームセンターって。
アミューズメントパークじゃん。
そういう呼び方になってるけどさ。
なんかショッピングモールとかに入ってる。
そうそうそうそう。
あと映画館の前にあったりとかして、
時間と別にコインゲームがあったりとかするぐらいじゃね。
そういうのは。
プリクラが出始めた頃とかも私思いっきりね、
大学生とかだったんで、
懐かしいな、これちょっと読んでみたくなっちゃったな。
高いぞ。
高い高い。
なんかそんな感じがありました。
あとこの間高木さんの多角書店に行ったときに、
かけがわの。
ちょうど列横に並んでた本で、
グラフィック社から出ている、
ソビエトアジアの建築物という、
ソ連時代の中央アジアを巡る記録という本なんですね。
それグラフィック社さん。
絶対いい本決まってるんじゃないですか、それ。
そう、これ全編カラーで、
カザフスタンとか中央アジアの、
当時ソ連の国だったそのところに建てられた、
ソ連的建築物を記録した本で。
素晴らしいな。
これはちょっとね、もう言葉で説明できないんでね。
ちょっとね、どっか書店行ってみたらね、
かなりズキュンと打たれるものがあるぐらい、
いいんですよ。
いいでしょうね、それは。
いいんですよ。
高木さんこれさ、買ったときにさ、
かけがわで買う人いないと思ったけど、
鈴木さんが買ってくれたって言ってたんですけど。
レジオコにわざと置いたんじゃないかと思って。
これちょっと僕ポイントだと思うんですけど、
グラフィック社さんの本って、
意外とそこまで高くなかったりするっていうか、
全然買えちゃう値段なんですよね。
びっくりしたでしょ、この本もさ、
写真集フルカラーで2000円ですよ。
素晴らしい。
税込み2200円じゃないですか。
そう、安いと思って。
42:00
ちょっと今説明を読むと、
かつてソビエト連邦公正共和国であったカザフスタン、
キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、
1950年代からソ連崩壊に至るまで、
数々のモラリズム建築がこの地に建造されました。
本書はイギリス人写真家のロベルト・コンテと
ステファノ・ペレゴが中央アジアを横断し、
写真に収めてきたソ連時代の建築遺産の記録です。
素晴らしい。
タゲさん、わざと俺が目つくの置いてあるんじゃないかって思った。
この辺りの中央アジアの、
さっきもウズベキスタン、カザフスタンとかありましたけど、
ソビエト時代はやっぱり、
鉄のカーテンじゃないですけども、
あんまりイメージの湧く地域じゃなかったと思うんですけど、
やっぱりこの辺りって、
日本サッカーがワールドカップを目指す一連の流れの中で、
そうだね。組み合わせに入ってるからね。
ウズベキスタンとか、戦いに行くわけじゃないですか。
そこでのやっぱり、
独特のアジア系の、
さっきのホラズムじゃないですけど、
昔、平原地帯をいろいろ動き回ってたような人たちの末裔もいれば、
ロシアとかヨーロッパ系の人もいて、
シロロシア系の人たちもいたりとか。
独特の写真なんかも相当面白いんじゃないですか。
建物がね、本当になんだろう。
中銀カプセルタワーだっけ。
この間壊された、あの人の建築物ですね。
黒柿省の。
そんな感じだよね。ゴテゴテしてさ。
あといって直線で構成されて、
その中にちょっとした曲線も混じりつつ、
独特な東欧とかいうか、
共産圏の建築物に近いっていう。
ちょっと西側にはあまりない、独特の雰囲気だよね。
写真に人物が写ってたやつがまたいいよね。
本当にこれ面白かったですよ。面白かったというかパート見ただけですけど。
もう衝動買い。
高く書店でレジ横にあったからっていう。
そうなんだよ。
買った理由ですね、これ。
そう、レジ横で。高木さんと喋ってる間に右側にチラッチラって俺が気になってて。
なんだこれって思って、グラフィック面白そうだなと思って。
45:00
絶対なんか、わざと僕が明日君が置いてくれたんだなと思いつつ。
面白かったですね。
あともうひとつは、
グラフィックノベルでテグの夜ソウルの夜っていう、
オン・アラムさんのコロカラさんが出てる。
コロカラさんは以前グラフィックノベルだと、
韓国の民主化運動のソウルなんだっけあれは。
本の雰囲気はわかるんですけど、大判のやつ。
コロカラさんは結構ね。
赤羽の出版社ですね、コロカラさんは。
そう、フッテンですね、フッテン。ソウル・オファー・ストリート。
これもすごいよくて、韓国民主化運動の絵描いたコミックで、グラフィックノベルで。
これもすごいよかったんだけど、テグの夜、ソウルの夜、コロカラさんから勧められて。
東天ロックスで。なんか勧めていくようになって。
それはこれいいですよとかって言われて。
それは知ってたんだけど、グラフィックノベル読みの人たちも評価高くて。
近所でこれ売ってるとこなくて。
気になってた人がいたんだけど、小賀さんが勧められて、
あ、ちょうどこれ読みたかったんだよねって思って買ったんですよ。
小賀さんのお勧めって買っちゃいますよね。
なんかね、コミックほんと強いんで、小賀さん。
私も採算本そばでも、ベルリン上の空推しの渡辺さんっていうのがあると思うんですけど、
教えてもらったきっかけは小賀さんがお勧めしてくれたっていう。
割とほんと初期の頃ですね。
なんかね、やっぱり小賀さんのお勧めの本はね。
素晴らしい。これいい感じじゃないですか、この本も。
でしょ?
特に韓国文学もね、結構女性作家の人の女性文学的には多いんで、
コミックも結構その流れで、テクノヨーソルフのよりもそういう話になってるらしいんで。
面白そうなんで。買いました。
ちょっと文学的よりだともういくつか。
白水舎Xリブリスの人類対自然という、ダイアン・クックという人が書いた小説短編集があるんですけど、
なんかこれはね、ちょっとやっぱり一話ぐらいしか読んでないんだけど、
すごいシュールなディストピア小説群って感じで。
短編集なんですね、これ。
短編集だね。
本当に男3人がレジャーで釣りに行った後、巨大な湖で遭難しちゃって、
48:06
延々と昔話とか。
一人、二人は仲いいんだけど、主人公の自分だけがちょっとのっけものにされてるんじゃねえかみたいな。
そういう微妙な関係性で3人が、そうなるとボートに乗ってるって話で。
で、いろいろやりとりされる話とかね。
ディストピアって世界観っていうわけじゃないですけど、
結構危機的な状況になる中での人間の明かされる内面みたいな感じですごいね。
ちょっと本屋さんでぺらぺらめくりながら読んでたら、
あ、いいな。最近久々に海外の音楽読んでないなと思って。
面白そうと思って買いました。
1話しか読んでないですけど。
あともう一つが、新潮クレストブックスのパオロコニッティのフォンターネ、山小屋の生活という。
これも海外文学で。
これはもう完全にアレですよ。
人生をつくれた男が、アルプス山の子で山小屋に籠って、自分を見つけるという。
この人類史上何度も書かれたような内容の本なんですけど。
別に読んでないんで、たぶんそんなベタベタじゃないと思うんだけど。
これはちょっと山小屋生活のアウトドア系小説としてチェックしたのかなと思って。
小説はもう一つは、県竜の短編集宇宙の春というSFですね。
県竜は3タイの作者、リュウジキンの作品を紹介したという、
かなり中華SF系の国内ブームを牽引した人なので、
県竜の作品はね、初めて読んだときにびっくりしたもんね。
それまで中華SFって日本にそんなに紹介されてなくて、
本当に読んだときに、特にアメリカとかの中心のSF小説とは、
51:07
完全な姿勢感が違うんだよね。
詩に関するアジア的姿勢感なので、本当にびっくりするぐらいの衝撃で。
「泣ける」とかも言われてたんだけど、県竜のSF小説。
まあ泣けるんだけど、紙の動物園ね。短編集紙の動物園とかで。
本当に映画化にもなったアークっていうのも、
短編としては秀逸なんだけど、やっぱり時間とかの概念とか、
アジア的輪廻転生感みたいな、そういうものとかも感じて。
もしSFを読みたいんだったら、県竜の作品から読むのが一番いいかもしれない。
アークなんかは特に、僕映画読んで見てないんだけど、すごいよね。
シンギュラリティっていう、人間がデジタルと融合して、
寿命というものから解き放たれたときにどういうふうに感じるかってさ、
時間の概念がなくなるっていう描き方するわけよ。
寿命がないわけだから。
時間っていうものは必要なくなるわけね。
そうですよね。
だから10分だろうが100万年だろうが、同じなんだよ、その人と言っては。
時間関係ないから。それを文章で描いてるから。
映画はどんな話になってるかわからないけど、そういう話なんだよね。
本当そういう面白さがあるんで。
県竜はね、読んだことない人がいればぜひおすすめしたいですね。
県竜さんのことを調べてみたんですけども、
渡辺裕一さんと生まれた年が一緒ってことが判明しました。
1976年生まれ、渡辺裕一さんと。
同じ年ですか。
ということは山本モナーとか千代大会とも一緒ってことになりますね。
あとはラッパーのクレバーさんとも一緒ってことになります。
山本モナー久々に来ましたよ。
久々でしょ。
それはいいんですけど、県竜さんってすごい方ですね。
中華人民共和国の蘭州に生まれ、8歳のとき両親とともにアメリカ合衆国に渡り、
最後はカリフォルニア州で育って、そこから云々云々書いておりますが、
ハーバード大学に入学し法理教専門に学び、ロースクールを出て法務博士号を取得し、
卒業後は弁護士、コンピュータープログラマー、中国語通訳の翻訳者として働きながら文筆活動を行っていきたいと。
54:04
英語圏の人でもあるので。
英語圏の人でもあるわけですね。
だから中国語で書かれたSFを英訳して、英語圏の人たちにも紹介していけるという。
3体とかそういうの?
3体とかですね。
なんかね、そういう感じですごい。
あと5冊ぐらい。
まだ5冊ある?
あるよ。
行きましょう行きましょう。
原書房です。
原書房さん出た。
あ、これはと思った。世界の美しい灯台。
これ見た瞬間に、灯台の本出る。
久々に出るなと思って。
これは買うぞ俺はと思って、はもと見たらまた原書房ですよ。
またやってくれる原書房と。
てことはやっぱり4,000円ぐらいいっちゃってるわけですね。
いってますね。3,800円ぐらいですね。
これはもう本当に世界の灯台の写真と解説になってるんで、多くは語りませんけど、
お店で見かけたらめくっていただいて、灯台のこの美しさと、
なんかこう、ひたむきさを感じていただければなと思いますよ。
鶴木さん、灯台のひたむきさっていうのがなんかよくわからないんですけども、
客中で取り寄せたんですか、これは。
これはね、お店で売ってたんです。
売ってたんですか。
すごいでしょ。
鶴木さんレベル高いお店、ご近所にあるんですね。
そう。僕もね、一応本屋クラブというところで、登録店の在庫を調べるわけですよ。
鳥継のみっぱんさんがやっているオンライン書店ですね。
で、在庫がなければ本屋クラブで頼んでそこのお店で受け取るんですけど。
店頭受け取りにして、注文すると。
で、これあったんですよ。入ってると思って。
すごいですね。
だから普通に買いましたよ、そのお店で。
なかったら注文するくらいの勢いではあったのに。
そうそう、もちろん。
売ってたんだ、すごいな。
すごいでしょ。
あともう一つが、和歌山木水。
和歌山木水、はい。
田畑書店。
あー、田畑書店さん。
田畑書店さん、いいね。
そうなんですよ。
で、なぜ僕が和歌山木水を買ったかというと、
さっきの冒頭の話になるんですが、
美子本島東大はですね、実は和歌山木水が大正時代に
57:05
大正時代の友人が、実はその美子本島東大の東大森をやっていて、
そこに会いに行ったんですよ、和歌山木水が。
それの一連の出来事を書いた本が、
島三大というタイトルで、
この樹木とその葉に載ってるんですね。
で、美子本島東大が見える、
恵比寿島というところに和歌山木水のこの、
歌も歌も載っているんだけど、
その友人についてね。
何年かぶりにその友人に、わざわざ美子本島東大、
さっき僕は船で渡ったと同じように、
和歌山木水も船で渡ってるんだよね。
物資を補給する船に便乗して。
友人に会ったはいいんだけど、奥さんもいて、
なんかちょっと気まずくて。
で、乗ってきた船の人たちが、
荷物を下ろし終わらせたんで戻りますときに、
じゃあ私も、つって和歌山木水が、
なんか気まずいんで行こうと思ったら、
友人に、お前ふざけんなって殴られて。
殴られて、久々に会ったのにすぐ帰るとは何事だって怒られて。
で、次船来るのが1週間後なんだけど、
もうしょうがないかって、1週間ずっと島にいて。
で、カニがたくさん獲れて、カニを餌に釣りをしてたって話があるんだけど。
それが載ってるのね、この本に。
というわけで買ったんですけど。
そういうエピソードがある美子本島東大でした。
いいですね、和歌山木水。
和歌山木水ってちょっと情けないところがいいよね。
みなかみきこうっていう本が岩波文庫からあった気がして、
それ買った気がするんですけど、まさにあのあたりですよ。
沼田とか、丸沼やら、島温泉とか、大塩温泉とか、あっちの。
なるほどね。
旅ですよ。
温泉好きだからね、和歌山木水はね。
じゃあ行きますよ。
門川ソフィア文庫。これ高倉庶長に買ったんですけど。
鎌倉堂と執権法上130年史。
今流行ってますね。
めちゃくちゃ面白いですよね。
めちゃくちゃ面白いですよ、あのドラマ。
そうみたいで。
僕も平堅物語くらいわかるんだけど、
法上の執権とかあの辺もやっとしてるから、
せっかくだからちょっと勉強がってたら読もうかなと思って見つけたんで。
読んでないですけど、まさに。
微妙なんだよね。
ちょっと知らないことは知らないままドラマで楽しみたいってのなんじゃない?
1:00:04
なんか、あの登場人物とかとその関わりみたいなのがすごくわかりにくいじゃないですか。
そうだね。
馴染みがあんまなかったはずなんですよ。
今回それがすごく魅力的に描かれてるドラマだよね。
面白いね。
人間を結構複雑に描いてるよね。
悪者は悪者じゃなくてさ。
シチュエーションシチュエーションとか相手の関係性によってやっぱり人間って、
悪にもなるし善にもなるじゃん。
その辺はやっぱりすごい厚みのある脚本だな。
さすが三谷幸喜だなと思うんですよ。
今までのよりとものイメージだから、
よしつねのイメージも若干サイコパスっぽい感じになったりとか。
あとやっぱり当時の京都っていう都に対しての関東とか万動武者的な、
当時の関東地方の田舎もの感。
やっぱり都のマナーとか、
作法だとか、
政治的な駆け引きだとかっていうのが、
けんけんカクカクやってる人たちと、
純粋に力と、
武士の義みたいなものだけに対立する万動武者との対比も面白いし。
まあまあそういうことで色々変えましたね。
いいですね。
あと、今日買ってきたやつで、
これ読んでないんですけど、請求者会議と遊ぶ。
東山会議ですか?
違います。会議現象の会だね。
会議現象の会ですね。
会談の会。会議と遊ぶ。
これは高齢術とかこっくりさんとか、都市伝説とか、
そういう会談が、結局怖いんだけどみんな楽しんでるよねっていう。
なんで会談ってあんな楽しいんだろうね、怖いのに。
っていうようなものを文化的・社会的に考察してる本で、
まあまあ読んでないんでまだこれからなんですけど。
これ、執筆者が多い感じからするとやっぱりちょっと学術的な要素があるかも。
まあそうだね、請求者さんはやっぱりそういうのは多いですね。
これどうですか、請求者さんのホームページに立ち寄ってきたんですけれども。
ほんと大好物で、こういう。
想定の絵がこれ。
怖いでしょ。
これ、目が合っちゃいますね。
これね、ちょっと今日発売なんでね。
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すごい、これ面白そう。
じゃあ最後。
はい。
もう時間はもう1時間経ってるから。
今もうすぐ読み終わるけど、ほんとこれね、面白いんだけど。
日経ナショナルジオグラフィック社の。
発売は日経BPマーケティングだね。
カーで解き明かす近代の世界という。
エリカ・エンゲル・ハウプさんの本ですね。
関谷冬香さん役。
これナショナルジオグラフィックのブログで、
気持ち悪い科学的なことを。
人間が死んだときに血液が流れるのはなぜなのかみたいな。
普通は死んだら出ないのに。
死んだら全部活動停止するわけじゃなくて、徐々に死んでいくから、
微生物もその中でいろんなことが起こってるんだよとか。
死にまつわること。
死んだ人間がペットに食べられるみたいな。
そういうのが実際にあるんだってさ。
大半が犬に食われるんだってさ。
今までに知られざるそういうことが書いてあって。
プールは実はすごいおしっこが混ざってるんだよっていう。
知りたくないよね。
プールのおしっこと塩素が混ざり合うと、実は化学兵器になるっていう。
本当にすごいブログの記事を本にしてるんです。
本当に短いんだけど面白くてみんな。
この書写もね、子供の頃に司会が不法に廃棄した、いわゆる廃車さんのね、
産廃を漁って、患者の歯型が出てくるじゃん。
あれを並べて楽しんでたっていう人で。
まさにセンス・オブ・ワンダーが生んだ本なんだけど。
本当に面白くてね、これね。
1920世紀前半くらいにドールハウスがあるじゃん。
ドールハウスがありますね。
ドールハウスで成功なミニチュアで、事件現場、殺害現場を再現してる女性がいて、
その人は化学捜査というか、母と言われてる人で、女性の方で。
フランシス・グレイスナー・リーという人なんだけど、
その人は未だにミニチュアで作った殺害現場は、法医学の訓練に使われてるらしいんだよね。
1:06:08
ミニチュアの指紋とかさ、DNA操作とかできないんだけど、
その殺害現場を見て、銃を撃たれて死んでる人がここに倒れてる場合は、
どういうふうに銃弾があってとか、全部成功に作られてるんだって。
なんか現場検証みたいなのをするときに、サンプルみたいになるわけですね、ドールハウスが。
今はスミソニア博物館に展示されてるのかな。展示はされてないのか保管されてないのか。
まあ未公開だなって。
この本にも、初者がそれで訓練するシーンがあるんだけど、
けどね、答えは明かせられないんだって。訓練使うから。
たぶんYouTubeで調べると、ドールハウスを作った女性の映画があるの。
なので結構調べてみると面白いと思うんですけど、この本はね、ほんと面白い。
タイトルもう一回言ってもらっていいですか。
科学で解き明かす禁断の世界。
科学で解き明かす禁断の世界。
これはね、かなりいいですよ、おすすめ。
これもね、実は僕近々レビュー書きますけど面白かったんで。
これも翻訳もんですけど、ちょっと掘り出しもんですね。
以上、買った本でございました。
割とお店で見かけて買ったタイプが多かったですか。
そう、ほとんどそうだね。
まあ、情報紙で買いに行ったって感じだね。見つけたものがあるけど。
客中で頼んだのもいくつか……あ、けど今回はあんまないな。
基本ないね。
ねえ、なんか。
今見つけたね、全部ね。
やっぱり本屋に行くもんですね。
行くもんだよね。やっぱり行くと面白いものがあるからさ。
読むのは別として。
読むのはね、また別としてでしょ。
あとで行く。
そうか。
そうですよ。
今日あんまり面白いこと言えなかったのは、本屋に行けてないからだな、私は。
まあネタはたくさんあるからね。
そう、もう一つ買ったのはね、水彩、自然を描くっていう水彩の本も買いました。
そうそう、鈴木さん、水彩もいい。
ほら、夜中にやってるから収録もあんまお声がかかんないなと思ったら水彩も描いてたんだよ。
そうね、まあそれもあるかな。やる気スイッチを探してたからね。
水彩を描きながらね。
1:09:02
まあそんな感じで、いい感じにまた5月をまた本を読みながら楽しんでいただければ。
当時ゴールデンウィークね。
そうですね。
どこかから選んでいただければ、参考にしていただければ幸いですね。
はい。
はい。
皆さんも本屋に行きましょうということで。
行きましょう、はい。
ちょっと天気もね、ゴールデンウィークお機嫌なまれっぽいんで。
どうせどこ行っても混んでますから。
まあそうだね。
家でゆっくり読書ってのはいいかもしれないですね。
いいかもしれないですね。
それでは、さようなら。
さようなら。
01:09:54

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