00:02
ちょっと激しいな。
本のそばには楽しいことがあるをもっとうに、書店引力25年の元書店いすづきと、
出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在、書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年、10ヶ月目のわたなべの2人です。
書店、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
はい、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
ちょっとね、オタマトーンの調子が非常にいいわけですけども。
ノリノリでしたね。
ノリノリ、ノリノリですね。
やっぱりめいわ電機さん、すごい良いの作ってくださったなって思いますね。
ナイススクイーンです。
はい、めいわ電機さんはですね、私たちがオタマトーンを愛用してるんですが、
実は、つくばで初の大規模展覧会をやると、
5月3日からなんで、もう直前ですか。
わかんないですけども。
5月3日から5月22日まで、つくば美術館で開催ということで、
オタマトーンを私たちが愛用している。
オタマトーンがですね、なんと世界売り上げ100万個いってると。
ワールドワイドな商売ですからね。
めいわ電機さんは別に電気屋さんじゃないんで、こっちはアートユニットですからね。
これ、ナンセンスファクトリー店in つくばっていう形になっておりますね。
どうでしょうか、つくばさん登山のついでに言ってみて。
ついでにって言っちゃいけないですね。
ついでにって言っちゃいけないけどね。
そんな感じで、そういう話で転がり込んできたニュースですけど。
5月14日には吉竹鑫介さんとめいわ電機さんのトークショーなどもあるみたいですね。
吉竹さんの発想も面白いですからね。
面白いからね。
このトークイベントめちゃめちゃいいんじゃないですか。
落合陽一さんとも5月15日にめいわ電機さんのトークイベントもあるということでございます。
めいわ電機さんから別に何も提供が持ってないんですけど。
何にも、はい。
ということで、また完全に。
そんな中ですね、こちら本そばにですね、
以前ご質問いただいたラジオネームかなむやさんからですね、
お便りをまたいただきましてですね。
ちょっと読み上げさせていただきたいんですけども。
鈴木さん渡辺さん、先日は質問かっこセルフレジのことにお答えいただきありがとうございました。
03:02
はい、どういたしまして。
本そば第85回で切手の料金不足分のことを話をされていて、
そんなことがあったんだと思っていたら、
なんと私の手元に料金不足の風書が届きました。
やっぱりだ。
お、当たったと。宝くじが当たったかのような感覚でしたと。
当たってないです。当たってないです。
不足分は喜んで納めさせていただきました。
すみません、ありがとうございます。
お手伝いおかけしました、本当に。
2枚目のステッカーも届きましたと。
本当にありがとうございました。
いやーすごい、こちらこそ。
はい、これからも放送を楽しみにしていますというお便りをいただきました。
ありがとうございます。
金梅さん本当にもうありがとうございます。
本当にね、不足分と言いますか、62円切って起きてしまって。
で、慌てずにですね、改めて2枚目というか、当時ないこともあると思うので、
郵便局ドメのまま行方不明になったりするところもあると思うので、切って貼り直して。
差出人のところに本そばとしか書かなかったというですね。
ちょっとお詫びの一筆も入れつつですね、再度送らせていただきましたので。
ぜひですね、本そばステッカーもらったよっていうことはね、
ぜひTwitterとかで詰めてほしいです。
そうですね。
もし差し支えなかったら、貼った場所の写真なんかもTwitterに添えていただいて。
Twitterとかでね、本そばについて検索、エゴサーチすると坂本そばさんばっかり出てくるので。
坂本そばさんは本当に良いお店みたいな、本当にツイートがね、
必ず誰かしらツイートしているというですね。
本そば自体は結構アナリティクスを見ると聞かれてるはずなんですけど、
なかなかSNSで呟いてくれた方いらっしゃらなくてね、
不満に思っている人たちばっかりしかいないんじゃないかというのもありまして。
あと、本そばは実は業界にも認められつつあるということで。
そうなんですか?
実は本の学校さん。
NPO本の学校さんですね。
諸天院の教育、業界の普及、
いろいろ勉強会などを主催している本の学校さんのですね、
実は我々、第一回講師になるという。
諸天神教育講座っていう、2022年の春講座がですね、
全部で5つぐらいですかね、組まれているんですが、
そのうちの大講座ということで、トップバッターに我々はですね、
本そばポッドキャスト、出張版ということで、
06:03
諸天院の悩みと疑問に答える90分というですね、講座というかですね。
いや、大丈夫なんですか?
いや、大丈夫はないと思うんですよね、これはね。
大丈夫はない?
大丈夫はないと思うんですよ。
これは何を公開されているのか、
すごい、いいんですか、我々はこの業界の教育する講座に一番バッドとして。
大丈夫はないとか言いつつ、ありがたいお話をいただいて、
お引き受けしている時点でですね、もうなんか、
ルビコン川を渡ったようになって。
そうですね、鞘は投げられてしまった。
鞘は投げられてしまったっていう感じがありましてですね。
渡辺くんはビビってますよね。
いやもう本当、心押して本当に。
受講生の皆さまにですね、時間が無駄だったなって思われないようにですね、
本当に頑張りたいと思います。
僕はいつも通りでいいんじゃないかって言うけど、
渡辺くんも結構、やっぱり堪能しておきたいっていう。
さすがに、この90分のうちでハイキングに申し込んだとかそういう話はできないと思うんですよ。
できないです。
まあそういうことで、続けてるといいことなのか悪いことなのか、
すごい光栄なことで、お役に立ちそうだなと、
役に立ちそうだなこいつらっていうことで、
そろりそろりとですね、活動の領域が、
そろりそろりと広がっている放送でございます。
書店の方でもちょっと興味がある方は、ちょっと有料なのがあるんですけどね。
そうですね、この講座一コマでチケットが1100円。
なんとですね、学生料金というのが設定されておりまして、
はい、学生さんは半額ですね、550円ということで。
他にも講座がございますので、NPO本の学校で検索していただいて、
書店陣教育講座、書店陣じゃなくても出版関係者、あるいはその学生さんでも聞けるというオープンな講座になっておりますので、
オンラインなのでね、Zoom配信だと思いますが。
ちょっと知り合いも何名か、講師としてね、登壇する知り合いの。
真面目にね。
そっちをね、聞きに行きたいなと思ってます。
そんな感じで、本蕎麦は今年もいろいろと活動の場が広がっていったらいいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
09:03
よろしくお願いいたします。
さあ今回本蕎麦もですね、第88回目ということで。
数えてなかった、そんな言った?
そんな言ってるんですよ、本蕎麦も。
すごいなー。
今回もそのいただいたご質問に張り切ってお答えしていきたいなと思っております。
ありがとうございます。
はい、それではラジオネームから読み上げさせていただきます。
ラジオネーム、AMA味覚演習さんからいただきました。
これは味覚演習、なんかユーハ味覚棟的なラジオネームですね。
鈴木さん渡辺さん、いつも本蕎麦のオープニングとエンディングは、
キング・クリムゾンの21st Centuryなんとかマンの最後の時代でかっこいいなみたいな。
ジャン、ジャン、ジャン、ジャジャジャーンって。
21st Century is so loud.
なんかそんなキング・クリムゾンのあんなやつですよ。
最後みたいにかっこいいなって。
キング・クリムゾンの宮殿、僕アルバム持ってましたから。
あー、僕ね、アルバム持ってないな、キング・クリムゾン。
昔ビジマシステム、大人の学校だったっけ、お笑いの学校だったかで、
ビジマシステムの一人の人が顔面芸をしながら、この曲流れてたのをよく覚えてます。
あー、ビジマシステムさん懐かしいですね。
まあ、そんな話はいいんですけど。
まあいいですね。
その最後みたいでかっこいいなと思いながら楽しく拝聴しておりますということでありがとうございます。
本日はお二人に、本と映画についてのお考えを伺いたく質問をお送りしました。
鈴木さんは批評もされているなど、
映画に造形が深いですし、渡辺さんはなんだかマニアックな映画がお好きそうに見えますので、
お二人の好きな映画ベスト3、さらには好きな映画本、映画本の楽しみ方、映画本の反則法や書店での売り方、いかに映画本を売るか等についてぜひお聞かせください。よろしくお願いいたします。
結構多岐に渡る質問ですね、映画として。
そうですね、本と映画についてのお考え、ベスト3、映画本、どうですか、映画といえば鈴木さんみたいなところもありますので、鈴木さんの方からぜひぜひ。
ベスト3って言うとちょっと難しいんですけど、やっぱりそのいろいろ、3本じゃ絶対に足らないというか、10本でも足らないぐらいいろんな映画を進めたいんで。
12:06
鈴木さんいきなり話の故障ですけれども、年間あるいは月間でもいいんですが、映画ってどのくらい見てますか。
どのくらいって数えたことあんまないんですけど、映画館だけで、ちょっとここ2年ぐらいコロナが入っててほとんど見られてないので、月間20本ぐらい見れば映画館でいいのかなと思うんですけど、
再生機だと結構100本ぐらい、一番僕20代の昔頃から狂ったように映画を見たときがあって、なんかねブログとかをやってたんです。ブログって当時ホームページだったんだけど。
あのジオシティーズとかありましたよね、無料のホームページ。
なんかそのホームページメーカーだっけなんだっけ、ホームページビューカーとかでホームページ作って。
日本IBMのですね。
ビューカーで作って、ホームページで遊んでたときに、やっぱり自分が一番好きなもので映画の感想をホームページで作ったことがあって、そうすると20代なんてこじ出せてるから、人よりも映画を見なきゃいけないみたいなそういうのがあって。
当時シネコンができたばっかりで、まだ僕の住んでる都知事県のシネコンはなかったんですけど、群馬の伊勢崎にですね、ムービックスが当時初めて北関東でオープンして、
もうことあるごとに車で2時間走らせて伊勢崎まで行って、1日3、4本見てましたね。
それをずっと繰り返したりしてたんで、異様に見てましたけど。
当時スカパーで、カミングスンTVっていう延々と予告編だけを流すばっかりで、家に帰ったらその番組をずっと流してたっていう、映画好きな日があって、そのときはもうちょっと空腹で見てましたけど。
最近はちょっとだんだんやっぱりエリゴ飲みするようになって、変な映画を見たりはしますけど、本数はかつあると思うんだよね。
DVDは見て、やっぱり見逃した映画とか見ると異様な数になってますけど。
ありますけど。普通には見てますけど。
まあそんな感じなんで、おすすめする映画とかは、名作とかね、オールタイムベストがきっともうキリがなくなっちゃうと思うんですけど。
今年に入って面白かった映画は……。
聞こえます?
高田愛衣の歌。
あんまり聞こえなかった。
高田愛衣の歌。高田愛衣の歌は、なんか涙したっていう声をちょこっと聞きますね。
15:07
あれはちょっとね、やっぱ……。
そうですね。すごく心の金銭に触れる、金みたいで。
障害のある人を持っている家族の話だけど、
耳が聞こえない?手話でやりとりするんだけど、
そういうのって成人に描いたりとか、かわいそうな描き方をするけどさ、普通に。
そういうんじゃなくて、やっぱり家族として普通に葛藤もあるし、下品だったりするし、そしてモネーターも多いんだけど。
なんかそういうね、気持ちいい映画だよね。健やかで。
で、一人だけ家族の通訳としてやってる娘、女性の成長話でもあり、
いろいろといい映画でした、あれは。
おすすめですね、もし今見る。
たぶん劇場でやってるとこもあると思うんで、最近でおすすめ。
あとは、ベルファストっていう北アイルランドの60年代に舞台にした、
俳優のケネス・ブラナーって人の子供時代の反自伝的な映画なんだけど、
そこもまたすごいいい映画でね。
子供の頃、68年ぐらい見て、アイルランドってカソリックとプロテスタントで、
イギリス側が入職したプロテスタント系の住民。
当初からアイルランドにいたカソリックとの対立。
そういった中での背景がありつつの、子供時代っていう映画もあって、
これもまたすごいよくて。
この2本は映画としておすすめしたいですね。
最近だとこの2本は外せないかな。
よかったですね。
いろんなことやったらね、長い歴代の中で映画を勧められるとなんでもあるんだけど、
そのぐらいは最近ではいいですね。
という、最近の映画事情です。
映画も1970年代生まれぐらいだと、ちょうどレンタルビデオ店とかができ始めたりとか。
18:13
90年代がそうだね。
やっぱりちょうど70年代までの、アメリカン・ニューシネマが終わり、
80年代に入るとSFXっていわれるSF映画やアクション映画が主流になってくるね。
ヨドガー・ナガール先生曰く、ジェットコースター・ムービーになっちゃってつまらないみたいなことちょっと1回あったんだけど。
僕らの小学生時代はその先代で映画の鮮明を受けてるので、
インディー・ジョーンズとか、ヒルバーグのエンターテインメント系の映画とか、アクション映画とか、
ホラー映画もそうだし。ホラー映画ブームであったんで。
ちょっとね、やっぱり当時の子供心の思い出に対して映画引きずってる部分もあるよね。70年代生まれて。
だから、小学生ぐらいの時に団地に住んでる友達の家遊びに行ったら、
お父さんが自動車修理工場とかで働いてるのかな?
記憶ではそんな感じの。お友達の家遊びに行ったら、そのお父さんがポリスアカデミーとか、
あとは、ジャッキー・チェーンとか。ジャッキー・チェーンね。
ああいうやつとかがすごい好きで、そういうビデオとかが、
あとはゴールデン洋画劇場みたいなやつを録画したやつとか、
ホームビデオで、いろいろそういうの友達の家に行くといろいろあるから、ポリスアカデミーなんかも、
いつどの回見たって絶対面白いですからね。小学生ぐらいの時に。
もう何度も見たね。けど、あれなんだよね、あれさ。
すごい露骨な下ネタがあるんだよ。テレビでやってたからね。
本当に。今じゃ絶対に放送できないようなこととか。
なんかそういうのが、
まあちょっとその映画ってとこがずれちゃうかもしれないけど、やっぱりビデオで見るみたいな感じ。
そうだね、ビデオもちょうど普及した時だから。
あとは、ちょっと映画とも違うんだけど、ドラマシリーズみたいな、例えばナイトライダーとか、
冒険野郎マクガイバーとか、めっちゃ好きだったんですけど、今もなんか。
特攻野郎Aチームとかね。
そうそうそう、特攻野郎Aチームとか、そうですよ。
テーテテーテー、テッテーテーとかですね。
21:01
まああとは、そうですよ、メルギーブソンのマッドマックスとか、まあそれは映画ですけれども。
まあええ、それそうね。
なんかまあいろいろそういうところから、ダーティー・ハリーとかですね。
なんか映画にはかなり当時は、今みたいに24時間テレビやってるわけじゃなくて、結構2時ぐらいにテレビ放送終わってたんだよね。
昔は深夜ってほとんど番組って変な番組しかなくて、音楽番組だとか、海外、ベストヒットUSAだとか、ちょっと海外の音楽情報流したりとか。
まあだいたい11PMよとかよりももっと後の時間帯ですよ。
あとはもう映画しかやってないんだよね。
確かにやってた。
昔は映画しかやってなくて、もう夜中とか、特に14、15、16時の時代って夜中起きてるじゃん、休みの日とか。
そういう映画しかやってないんだよね。
その映画をまた見るんだけど、途中から見たりするからさ、なんか面白かったんだけど、タイトルわかんないのね。
テレビ番組なんて別に普段持ってないんでさ、わかんないからさ、テレビ何やってるか。
何の映画かわからないまま覚えてたりとか、あとサルの惑星とか何度見てんだよってぐらいやってたりしてるし、そういう身近な映画があったんだよね、昔はね。
そういう時代は過ごしてたから。
今だとね、ネットフリックスとかもあるし、見たいタイミングでそういうのをディグって見たりとかも。
今は映画がすごい身近に見られて、いつでも見られて引き出せるようになっちゃってるから、逆に自分で選択してみようっていう風な部分があって、
なんかやっぱり本と一緒で、全く予想だにしないところから映画が現れるってことがあんまりなくて。
それはやっぱりやり好みしちゃってるから。
そうですね。
そういうのはありますよね。
だからそういうホームビデオ深夜とか、テレビでやってる映画みたいなところから、衛星放送とかCSとかを含めて多チャンネル化、プラスレンタルビデオ展からツタヤ的なDVDに移行する流れの中で。
割とでもレンタルビデオ屋とかにも、ある意味定期的に行く流れとかもあって。
一度借りたら返しなきゃいけないから、返しに行ったらまた借りるみたいな。
そういうことになりますよね。
リンで遠鑑のループがビデオレンタルがあって。
24:00
今ね、僕はツタヤの月額借り放題に入ってて。
旧作借りると返却期限なしで借りられるわけ。
すごいでしょ。
これ原稿書くときとかに結構重宝するんだよ、資料借りるときに。
確かにそういう意味ではいいですね。
映画関係の記事とかの依頼とかあって、
やっぱりそのときに古い映画見たいとか関連作品とか見るんで、
そのときにビデオレンタルってすごい重宝してて。
やっぱり配信でアーカイブってなかなか見つからなくて、
見たい映画が届かないんで。
月額だったら制限で借りられるんで。
よく重宝しますけどね。
質問としては、好きな映画本。
好きな映画本、映画本の楽しみ方、映画本の反則法や書店での売り方。
なるほどね。
みたいなところも。
映画にまつわる本のあれこれみたいなところで言うと。
僕はね、いろいろ問題があってなくなりましたけど、
映画秘宝は20代中頃から30代、ついこの間ぐらいまで。
一回休館しますってなった時点ぐらいまで、
本当にずっと読んでて、編集の方とも仲良かったりしてたんで、
楽しみ方とかまだ教わったりもしましたけど、
ちょっと最近はね、いろいろゴタゴタ回って距離が大きくなりましたけど、
ただ今でも中でもライターで書かれている柳下喜一郎さんとかは、
たまに仕事にお手伝いさせていただいて、イベントやらせていただいて、
お付き合いもあったりしますけど。
映画秘宝はよく読んでましたね、やっぱり。
映画の楽しみ方でこんなの結構自由なんだと思いましたから。
教えてくれたのが映画秘宝なんです。
その後はやっぱり僕20代結構越されて、
ミニシアター系とか、当時ウォン・カーワイの。
ウォン・カーワイ、はい。恋する惑星?
恋する惑星とか、天使の涙とか、
西尾たけしが世の中に出てきた。
当時それを紹介してた配給会社、名前忘れちゃった。
結構そこから出してる出版系のウォン・カーワイ系の本もすごいいい本があって、
想定もおしゃれでね、写真が多くて。
27:01
クリスタファー・ドイルの、当時の撮影監督のクリスタファー・ドイルの、
非常にセンチメンタルだけどリビットな写真が見られてて、
20代頃はかなりあの辺はちょっと変わりましたね、ミニシアター系はね。
なんとですね、今私も恋する惑星は結構好きだったものですから、
ちょっとね、手元でググってみたらですね、
恋する惑星など5本、ウォン・カーワイ監督作の4Kレストア版が全国で公開。
これ2022年4月1日のウェブ記事映画なたりの、
4Kレストア版が8月19日より一挙公開されると。
恋する惑星、天使の涙、ブエノスワイルス、
おー。
2本、ちょっと読めない。
天使の涙じゃない?
火曜?
火曜年課。
火曜年課、あと2046。
キムタクが出てたやつ。
はいはいはいはい。
これはやばいですね。
8月19日から。
今年の話ですよ、これ。
ええ。
うわー、シネマート新宿グラウンドシネマ三社インターチカワシネマスティックが全国で順次公開。
特に恋する惑星とね、天使の涙、クランベリーズの曲も使ったりして、
なんか新しかったんだよね。
クランベリーズ。
いやー、僕はどっちかっていうと、レンタルビデオ屋とか行ってもCDよく借りてる方だったんで、
はいはいはい。
映画は絶対鈴木さんの方が断然見てると思うんですけど、
それでもミーハーなんで恋する惑星とか見ちゃうわけですよ。
はいはいはい。
たまらなくいいじゃないですか。
あの、もう、なんか思春期な自分にはこれはやばかったですね。
あとグランドマスターもオンカーワンはカンフー映画作ってるけどね。
なんかね、やっぱりちょっといいね。
いいですねー。
なんかその辺は20代とかちょうど、ちょうど流行ってきてね、その香港映画。
漢風アクション映画のジャッキー・チェンから、だんだんノワール、香港ノワールって言われる。
はい。ジョン・ウー。
ジョン・ウーの、ちょっとそういう、クライムアクション系に漢風から逆に銃撃戦に移行して、
で、結構香港映画その後にオンカーワンでオシャレにいくという。
そう。
かなり新しいものがたくさんありました、あの頃は。
アジア系映画は当時それで、子供の頃は香港映画とかはかなりね、
30:01
あと中国映画、台湾映画あたりは結構目にしてたんで、見てましたね。
まあでも映画というのも、そういうメジャーどころの映画の産地というかですね、
もちろんアメリカ・ハリウッドなんか当然そうなわけですけども、
やっぱりなんかこう、海外の映画の賞とか受賞するやつって、たまにそういうマイナーな作品とかも、
監督とかもポッと光が当たることとかもあるじゃないですか。
あるね。
なんだけどイラン映画とかそういうのとかもそうだし。
そうだね。
そのあと私も当然こういう話をしといて全く疎いんで、作品の一つも出てこないわけですけれども。
はいはい。
でも、なんかね、そういう工業収入とかそういう何ていうんですかね、母のものとはまた別の良さみたいなのも映画って多分あると思っていて。
やっぱりハリウッドのアメリカの映画とは別に、やっぱりヨーロッパの映画もあり、
そうすると今度はヨーロッパでも、フランスとか英国とかで西側じゃなくて東欧圏の映画だったり、
あとはやっぱりトルコだとか、トルコからアジア系中東系のイランとかの映画もあるし、
本当世界の映画ってあるんだけど、特にインドなんかはね。
インドもそうですよね。
最近日本ではなかなかそういう海外のいろんな国の映画が全国的に広がることはないんで。
うん。もったいないっちゃある。もったいないけどね。
そうですねー。
例えばマレーシア映画とかで、そういうのとかも、
ちょっとすみません、私も全く疎いんですけれども、やっぱりあるみたいで、
兄弟の先生のほうかな、マレーシア映画の本とかも。
私が一冊取引所でやってるから、いろんな本の登録とかがあるわけですけども、
同じ京都のA名企画編集さんという出版社であって、
そちらがマレーシア映画の映画監督のイヤスミン・アフマドっていう方がいらっしゃる。
その方の本とかを出したりとか、マレーシア映画の母って呼ばれてる方らしいんですけども、
33:03
映画本みたいなものがあって、映画監督の作品も、映画館でよくやってるやつもあれば、
あるいはDVDすぐ借りられるのもあれば、
なかなかそういう手に入る、見ることがなかなか難しいやつとかもあると思うんですけど、
ちゃんとそういうマイナーなところにも、映画本っていうところだと、
あるいは映画雑誌のちょっとしたちっちゃい記事でも、そういうのってやっぱり、
活字だと幅広く、部数が少ない本でも、より面にしやすいところもあると思っていまして、
今だとそこがまたネットとかで調べると、配信で見ることができたりとか、
あるいは通販なんかもね、今すごく昔と違って手に入れようと思ったら、
Aメイ企画編集さんも、DVDを自社のサイトから販売してたりとか、
安民監督のやつとかを、そういう営みってすごいなって思っていて。
そうね、活字じゃないと、なかなか映画だけだと商業的にね、
日本にローカライズして映画にするっていうのがかかるからね。
どうしてもやっぱり鈴木さんも、千葉の書店時代に配給会社に関わって、
自分も上映作品とかね、撮ってきたりとかしてたと思うんで、
そういうので、本当に商業的に成功する映画って、やっぱ本当に、
ある意味それだけで結構すごいっていうか、大体うまくいかないっていう活動となってるんですかね。
だってさ、日本で配給されてるってことはさ、それぐらい買い付けして評価が、
本当に芸術的なものやお客さんが入るような映画はみんな配給してるわけだから、
そうするとまず馴染みがないアイディアの映画とかって、
なかなか広く多くの人に見てもらうっていうのは難しいよね。
あとまあ、同じ日本の作品でももちろんちょっとドキュメンタリー的な作品とかだと、
そんなシネコンで上映されるやつなんてほんと稀だと思うし。
でもそれぞれの映画でその周辺で関わってたりとか、
映画が見られるように努力してる人たちってやっぱりいるわけじゃないですか。
そうだね。
メジャーどころですごい華やかな産業に見えますけれども、
ありともっと映画ってベタっていうか、撮る人とかも。
だってこの間のカメラは、カメラを止めるなでしたっけ。
はい、カメラを止めるな。
あれなんかもう、いわゆる低予算のインディーズっぽい作品なわけじゃないですか。
36:00
今の時代あれだよ、フランスでリメイクされてるからね。
そうそう。
本に置き換えるとミリオンセラーみたいな、そういうのとかがいつでも可能性がありつつも、
でも映画も産業として捉えた時にいろいろやっぱり多層的ですよね、そういう。
まあね、総技術だからね、映画ってね。
いろんな人が関わってるからさ。
切り口として本に活用するといろんな作品論だったり、映画人論だったり、いろいろあるから、
伝え方はいろいろたくさんあるよね。
まず映画館がさ、そんないろんな国のことやってくれないからさ、それもあるよね。
結構ミニシアターっぽいところもずっと続くとは限らないみたいなね、やっぱり存続。
結構厳しいからね。
またコロナなんかもあったわけで。
でも本当そういうのって、別の地方に住む、例えば広島に住んでる書店員さん、江藤さんが、
これ面白い映画だよって教えてくれたやつとかが、今度京都で来月やるからじゃあ見に行かなきゃみたいなのとかがあったりとかで、
結構そういう映画も口コミみたいなものが見に行くきっかけとか、めちゃめちゃなるから。
結構鈴木さんが面白いって言った映画ももちろん見たいんですけど、鈴木さんがめちゃめちゃつまんなかったっていう映画のほうが、
レビュー的には結構面白かったりするわけじゃないですか。
なんかね、ノートでね、映画のレビュー書いてるんですけど、一番ビュー数が多いのが全部けなした映画ばっかりなんですよ。
だからそのね、本っていうか活字とその映画の関係性っていうのが面白いもので、そのブンブンでしょと。
まあなんかまあ、楽しいじゃ楽しいよね。
本の話に戻すと、映画の本で面白い本ってなんか、ほら三島さんなんか出してませんでしたっけ。
いや、私実は営業として関わらせていただいたものとしては、まず小枝裕和監督の映画を撮りながら考えたこと。
ちょっと分厚い本なんですけども。
映画だから、2016年のやつなので。
海よりもまだ深くっていう小枝さんの海町ダイレの次の作品ですかね。
39:07
その辺りまでの全作品を振り返った本になっていて。
なんかやっぱ小枝監督のことをより知りたいと思ったら、すごく読まれてる本になります。
多分今も全然普通にロングで売れてる感じっていうか。
断るごとに、やっぱ小枝監督に光が当たるタイミングで、やっぱりそれをまた売るチャンスみたいなのが出てくるっていう。
この本に関してはそういう感じになっている。
同じ2016年にこっちの本が先だったんですけど、
壮田和弘監督っていう観察映画っていう手法で。
かき交場っていう観察映画が2016年公開のやつぐらいのタイミングで観察する男っていう本も、
西島社出してまして。
映画を一本撮るときに監督が考えることっていうことで。
まあその壮田監督の著書ということで、これも営業としても関わらせていただいて。
ねえ、なんか結構仕事で映画も出してるよね。
そうですね、ご縁あって。
やっぱりどうなんすかね。
壮田監督とかだと壮田監督の手法、小枝監督の手法というか、
そういうのって、そういうのを学んでる学生さんとかって当然やっぱりいるわけで、
そういう方にはぜひ読んでほしいし、できれば学生さんなんでお金いっぱいあるわけじゃないと思うんですけど、
買ってほしいなっていうのもあるし、
あとは両方の本でも言えることなんですけど、映画監督、監督言ったら映画じゃないですけど野村監督とか落合監督とかもそうですけど、
映画監督だよ。
私が何を言いたいかっていうと、
ある種、自分も出版営業だったわけですけども、
自分の仕事に引きつけて読んだときにすごいヒントがいっぱいもらえるんですよ、この映画監督の本って。
なるほどね。
ビジネス書っぽく読めるってことです、何が言いたいかっていうと。
はいはいはいはい。
これ野村さんの本でも同じようなこと言えません?
野球論ではあるんだけど、ある種のマネジメント論みたいに読めたりとか。
特に監督、集団を動かす仕事とかね。
発想アイディアのヒントみたいなのもあるし、マネジメントっていうか、小枝組みたいなのを束ねるとか。
あとはそういう、やっぱり次の作品を世に出すために撮らなきゃいけない努力みたいなのもあるわけじゃないですか。
はいはいはい。
みたいな、いろんな要素があって、その総打監督のやつとかも。
撮り続けるっていうときに必要な、本当は撮るだけ撮りたいみたいなタイプだと思うんですけど、
42:05
やっぱりそこはそういうわけにもいかないみたいなところもあったりとかする。
そうだね。
そういうのも垣間見えたりとかっていうと。
実はその映画ファン以外にも余地があるわけですよ、その読まれる余地みたいなものが。
はいはいはい。
だからすごいトリッキーで、ほとんどの提案は受け入れてもらえなかったんですけど、ビジネス書担当者のところに行って、
こっちの方で置きませんかみたいな。
これって、例えばその筋トレの本がビジネス書で売れた時代とかもあったじゃないですか。
あったね。
うん。
みたいなことで。
あった。
僕がそういう視点で。
そう、映画とか芸術書のところに置いてもらうのは当然なんですけど、
いかにそこから文芸書とか実用書かビジネスかわかんないで、いかに他の領域にはみ出るかみたいなのを常に考えてました。
で、そういうの面白がってくれる方とコラボして、じゃあなんかパネルつけてこういうコピーで作ってみますとか、
なんかそんなようなのをやっていた記憶がありますね。
どこまで刺さったかわかんないけど。
なんかそんな感じですね。
おー。
あとは映画の原作本みたいな感じで映画本に関わる方っていうのも多分いらっしゃると思うんですよ。
そうだね。
もちろんもちろん。
これって、これはあるあるなんですけど、映画がヒットしたから原作が売れるかはわからない問題。
うん。
で、別に映画化したからその本が売れるかっていうのはまた別物だけどリンクしてるところもある。
そのさじ加減問題みたいなのがあって、これはどっちかっていうと出版社はどうしても前のめりになるわけですけれども、帯を新しくしましたとか、
いろんなことを当然やる中で書店員さんの方が冷静っていうか。
はいはい。
売れたらまた注文するし、どっちに売れるかわかんないうちからそんなに大きくやる必要があるのかっていうところは結構書店員さん冷静に見てるんだなっていうのはそんな感じですね。
そうだね。
それは売れるか売れないか見てるからね。しょうがないよね。
はい。
そんな映画本、仕事で関わった体験があるなと。
おー。
はい。
はい。真面目に話しちゃった。
なおごめん。
だから映画本ってやっぱり芸術書コーナーとかに行って売ってるものなんですけど、
なんかそうじゃない普遍性みたいなものがある気がして。
映画が持つそのものの普遍性に近いようなものが映画本にもあるのかなーなんて思ってますけどね。
はいはいはい。
なんかね、僕は結構本屋さん行くと必ず映画本のコーナーがあるかどうかチェックして、
必ず見るんですよ。
45:01
もう映画ファンのムーブですね。
もう確実にそうなんでね。
欲しそうな映画本ないかなと思って、
なんか探して、あったら買う。
結構高いんだよね、映画の本ってけど。
いや、いい値段しますよね結構ね。
いい値段はするのやっぱり。
市場性だったり、映画ファンはやっぱりね、
いろんなところのネタも仕込みたいし、どうしても買ってしまうものがありますよね。
僕の面白かった本とか言ったほうがいいですか?
いくつか教えてもらえれば。
あのね、別にたくさんはないんだけど、
ちょっとこれは映画好きの人には読んでほしいっていうのは、
あのね、本当めちゃくちゃ面白かったのは、
奥山和義っていう映画のプロデューサーが基地でやってる、
目白って本があるのね、文芸春秋家で。
これはね、僕らの世代はたぶん相当来るよ。
当時の奥山和義って、かなりいたんじって言われてて、
松竹でしたよね。
松竹にいた人で、
松竹って当時はトラさんとか、
いわゆる喜劇を毎年同じように作ってた会社で、
冒険をつながった超保守的な配給会社なんだっけ、
製作会社なんだっけ、映画会社なんだけど、
その中で奥山和義だけは結構五人って映画とか、
乱暴とか、
ちょっととんがった映画、
かなり作家性の高い、面白い映画を作ろうって言って、
映画の中で引っ掛け回した人なんだけど、
北野武史作品で謎の庭の存在感が、奥山和義がでっかく出てきて、
そうそうそうそう。
あれが謎だったんですよね。
まあそれぐらいやっぱりちょっと、
映画制作について、
その人の語りを笠川大志さんが聞いて、
いさつの方で、これが本当に面白くて、
当時の映画制作の、
特に方画の、
リアルな言葉、
拝見した人たちとの言葉だし、
やっぱりあと映画の作り方の、
まあ奥山和義さんはやっぱりアメリカの映画とか見学したりとか、
撮影現場とか見学して、
比較みたいなもので、
やっぱり印象に残ってんのは、
映画を作ってるときに、
アメリカのヒートって映画、
アルパチーノとロバート・ミッドとかで、
非常に街中の長い銃撃戦が有名な映画があるんですけど、
それの街中の銃撃士の有名なところを撮影するシーンを見学してんだけど、
奥山さんがね。
48:00
やっぱりその街中全体が映画を作るのに協力してるんだってさ。
自分たちが協力してその映画が作られて、
自分たちがまた映画を見たくなるっていう文化的な背景が、
アメリカはすごい強くて、
ファンが映画を見てくれてるから、
私たちはいい映画を作るみたいなのが、
アメリカの映画の全体的な哲学というか、
披露というかさ。
なんだけど、日本っていかに、
騙してもいいからその映画に来てもらうように引き抜けるかみたいな考え方があるんですか。
はい。
だから恋愛映画じゃないように恋愛映画的な横形を作ったりとか、
そういうふうになんとかねじ込んで、
見ない客を映画館に呼び込もうっていうような戦略なんだってさ。
その対比がやっぱりすごく今も続いてると思うし。
まあそうっすよね。
映画に関する観客の厳しい目と期待と、
アメリカって自分たちの、
アメリカの国の映画産業って、
国作じゃないな、国としての誇りみたいなのがあるんだってさ。
学校で映画の専門の学校があったりとか、
映画を作ることに対しての文化的な、社会的な地位もあるし、
やっぱりすごい誇りがあるから。
それとはちょっと日本って違うじゃない。
やっぱり映画館って一つの職業の一部分であって、
多分ちょっとクリエイティブなんだけど、
やっぱりちょっと普通の仕事とは違うような感じ。
その辺がやっぱり本当に差が感じて、
そういうのはね、日本映画史の中での、
そういう現場でずっとやってた人たちの、
しかも特に主流派から外れた人の目線から見た、
保守的な映画業界みたいなのに語ってるので、
奥山和志の目標が本当に面白かったんですよ、映画本で。
見方が変わった。
あともう一つはね、
Young Adult USAっていうDU Booksが出ている、
長谷川町藤さんと山崎和夫さんの協調の本があるんだけど、
これはアメリカの青春映画を解説してる本なのね。
これってやっぱり、日本の青春ドラマとかは、
その空気感とかってわかるじゃん。
みんな体験してるから。
まあそうですよね、だからスケバーンとかね。
スケバーンはわからないけど。
まあけど、スクールカーストだとかさ、
そういうのがあるけど、アメリカのスクールカーストはもっときついんだけど、
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それってやっぱりわかんないんで。
グリーとか見てもなんかね、アレっすよね。
そうだね、グリーとかああいうのを見るために、
一番重要な本がこの本で。
やっぱり青春、特に学生、学園ドラマ系のドラマ、
映画もそうなんだけど、
そこでのティーンの心理状態とか精神状態とかを解説してる本なんで、
これは別にドラマだけじゃなくて、
今後のアメリカの青春映画とかっていうのを見るたびに、
すごくいいテキストになってて、
歴史的なものも、
ジョン・ヒュージュっていう人がだいたい、
そういう名人芸なんだけど、監督としてね。
そういうのから始まってどんどん開発してる。
これはね、めちゃくちゃサブテキストって、
映画を楽しむためのテキストですごいいい本ですね。
Young Adult USAは。
あとはもう、芸術新聞社から出ている、
アメリカ映画100というシリーズが、
60年代からゼロ年代まで出てて、
俺はね、アメリカ映画を知るには、
このシリーズは絶対にマストだと思うね。
これはすごいいい本だよ。
僕はこれは全部買いましたけど。
60年代からアメリカニューシネマ行って、
90年代、2000年入って、
っていう時代のアメリカの映画と、
アメリカの社会史っていうのが直結してるんだよっていうのはよくわかる。
映画本なんで、
映画だけ単体で見るような映画評論じゃなくて、
やっぱりその社会と密接につながってる映画って写真鏡なんで、
これがまじまじとわかるシリーズだね。
あと最近だと、作品社のアメリカ映画史再構築という、
超分厚い本があって。
作品社さん。
これさ、6300円すんだけど。
きたー。
これはやっぱり映画史、アメリカの映画史を通しで評論してる本で、
これ完全にちょっと、
たまに映画見ますって人には絶対進められない。
もう本当に映画の方を評論として知りたいなって人には読んでほしいんですけど、
これはちょっと体調としてはすごい良いですね。
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本当僕、映画本結構買い集めてるんで、
言い出したきりがないですけど。
あとは、カンゼンさんのミナゴロシ映画通信というのが、
こないだも出ましたけど。
こないだ出ましたね。
山下貴一郎さんが、本当に地方映画とか、
ダメダメな日本映画とか意味不明な日本映画をちゃんとしっかり見てですね、
レビューしてくれてるっていう、
瞳悟空になってるというすごい本なんですけど、
これは日本映画の現在地を知るためにも一番毎年見るといい、読むといい本ですね。
本当にこれ一冊読めれば、今の日本の映画界の最底辺がわかるんでいいですね。
リアルタイムで、現在進行形の本としては。
まあそんな感じですかね、映画本だとね。
おすすめの本は。
楽しむ方は一緒に話してしまいましたけど。
こんな感じで資料にするか、テキストとして読むか、
あと証言として読むかみたいな。
漢字は楽しむ方ですね。
反則方法はね、なかなか映画を別に書店で流すことってできないからね。
そうですね。
配給会社が許してくれて、上映会ができたりしたのとは別なんですけど。
ちょっとそういう面倒なんですよね。
調整。
そう。だから興行じゃなければ許可取って、
ちゃんと言うじゃなければね、お金も払うけど、
こういうふうになっちゃうといろいろ大変なんで。許可取らなきゃいけないから。
というのはありますけど、上映会をやるか。
僕だったらやりますけどね。配給会社頼んで。
で、トークイベントやり、一緒に本も紹介するというような感じですね。
場所によっても来る人来ない人いますけど、
映画って映画を見るだけじゃなくてトークイベントがあると結構ファンが来てくるので。
いやそうですよね。
それこそ舞台挨拶じゃないですけど、やっぱりそういう。
じゃあせっかくだからここのタイミングで行こうとかね。
僕も千葉のときに映画館では、ノア・バンバックっていうフランシス派とか映画撮ってる監督がいるんですけど、
それがちょうど僕、千葉で映画シアター運営したときのコケラ落としがその映画作品で、
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絶対それをやりたいなと思って。
それの解説に、さっき実はYoung Adult USAの長谷川真人さんと山崎真徳さんを呼んで、
解説してもらったんですよ。
っていうことでやりました。
そういうことやったり、あとはインド映画の解説してもらったりとか、
そういうトークイベントやったりとか。
映画に関して僕のほうでいろいろフェアやったりとかしましたけど。
そういうことは、排球と繋がりが結構できたりすることではありましたけどね。
書店だけだと結構ね、映画は見たことない人ほとんどだと思うので、
難しいでしょ。メジャー映画ってほとんど本になってないでしょ。
ノベライズぐらいでさ。
そうですね。漫画が原作とかドラマとかもそうですけども。
いろいろね、日本のやつは。
映画本ってさ、例えば評論集だとその映画を見た人以外は読まないからさ。
そうすると完全に対象がどんどんどんどん絞れてくるから、
なかなか見てほしいときに映画を見られないとさ、
本は絶対買われないからさ。
その売り方っていうのは難しいよね。
書店での売り方はどういうふうにお客さんに伝えてほしいみたいな感じを、
ちゃんと書店さんにやってもらわなきゃいけないので。
書店だったら多分そういったお客さんに対して、
書店員がしっかり映画を見てる人じゃないとわからないし、
いい映画だったからこれを進めたいみたいなのはあると思うし。
あとはもう他の部屋に便乗できるような店まで、
映画を置いてもらうとかしかないみたいなね。
そうですね。
そういえば周辺領域の一部分としてっていうこともあるし、
その周辺領域じゃなくて、
映画本そのものを軸にするのか、
他の軸の中にそれが引っかかってくるのかとか、
どっちもあったりもしますし。
あとはどうですかね。
結構ね、映画本って書店員の好き嫌いっていうか、
映画ファンの書店員だったら気にするけど。
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そうそう、そういうのってどの棚見てもなんかあるじゃないかと。
将棋が好きな書店員さんいるなっていう棚と、
そうじゃないのってなんとなくわかるじゃないですか。
やっぱりその単体で映画コーナーがある書店は、
それなりに映画に興味のある人は多分管理してるなと思うけど、
映画本コーナーがないのにサブ株みたいな、
メディアとか芸能みたいなところに一緒に申し訳ない程度に刺さったりするとかあるじゃん。
売り場としては。
だからそういうのはやっぱりお店の力の入れ方とか知識によっても、
映画本ってほんと変わってくるんで。
そうですよね。そこがありますね。
評論なんてさ、社会論と映画結びつけられたりするとさ、
いやよっぽど好きな人じゃないとなかなか本をまず書店で置かないよね。
そう。だからそういう繋がりみたいなものが見通せる方が扱わないと、やっぱりこう難しい。
難しいねー。
これだからたまに、なんかその監督的なあれもそうだし、
なんとか映画みたいな文明もそうです。
例えば去年ぐらいでしたっけなんかちょっと、ユリイカだったと記憶してるんですが、
台湾映画特集号みたいなのとかが。
ユリイカは台湾特集とか韓国映画特集とかよくやってるね。
ユリイカさんそういうのやるじゃないですか。
やる。
だからそういうところにひも付けられたりするチャンスとかが、
雰囲気を雑誌とかムックとかで出るとか、
そういうのをちゃんと拾える、書店さん側が拾う場合もあるし、
出版社側が拾ったりとかしてそれを広げていくみたいなのもあるかもしれないけど。
東京が特に映画だと、台湾なんか多分空輪中少年殺人事件とかリバイバルやってさ、
また台湾映画がちょっと特集組んだりとか雑誌出してさ、
そこにいろんな台湾の映画、アジア映画が入ってくるみたいな感じが、
やっぱり周辺のムーヴによって持ってく感じがセオリーじゃない。
韓国映画なんかも当然そうじゃない。
そうですね。
韓国でも一時期の韓国のノワール系とかアクション映画とかから、
だんだん八鳥とかそういうかなりセンシティブな感情を扱った映画とかが出てきて、
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それでやっぱりユリカが特集したりとかして、
エンターテイメントからちょっと文芸的な作品まで広がってくるっていうのがあって、
やっぱりそういうときに特集があるから、
いろんなジャンル映画ではない各国の映画って、
そこになんとか吐き込めば映画ってそういう置き方ができるんだよね。
そうなんですよね。
ハリウッド映画とどうしても単発で、
ほぼ映画館でも上映期間ってあるから、日本でも映画がよくされるので、
映画コーナーには普通に置いておくっていうのはあるけど、
なかなか都内の単館系でしかやらなくて、
それを全国の書店で置こうと思っても、
よほどのことがない限り結構難しいよね。
だから一緒のこと、その映画館、上映館そのもので、
やっぱり本も売ってたりするじゃないですか。
そうそうそう。だからそうなんだよね。
タクシー運転手って映画見たときにさ、
やっぱりその映画館で、
当時の公衆事件を書いた本とか売ってて、
買っちゃったもんね。
本屋さんに行く用品をそこで売ってたら、パンで作ったり。
だからうまく文脈が、
整う流れがうまく作れると、
やっぱ買うっていうふうになるんですけどね。
そこが唐突すぎたりするとちょっと難しいんですよね。
映画本はね、昔からやっぱり、
結構映画自体がかなり地域差のあるものなんだよね。
映画って昔からそうで、地域格差があって、
やっぱり地方と都市部、特に東京と地方って、
確実に見られる作品が違ってきちゃってて、
俺は一回、映画からフィルムからデジタル化になったときに、
これでその差は解消されるのかとばっかり思ってたら、
これがまたね、
結局お金の問題で、
デジタルだからいろんな映画館って、
フィルムの原動とか複製とか必要なくなるから、
と思ったら実は、複製する予算が今まで払ってたものを払わなくなった分の、
お金っていうのを回収するために、
やっぱりお客さんが入るところにしか配給できなくて、
結局都市部のところしか映画ができないみたいな問題になってたりとかして、
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ちょっと詳しく説明すると長くなるんだけど、
そういうのがあって、結局やっぱりデジタル化されても、
地方の映画館と東京の映画館では格差が広がってる作品が。
そんな走行しているうちに、
映画館よりも先にディズニーは廃止になっちゃったりとかさ、
今後やっぱりそういうふうに単管系の映画は、
東京は映画館で、地方は配信でみたいな、
地方限定じゃなくて、配信と劇場と、
国立の作品だって東京では劇場交換したりするけど、
そういうふうには加速してほしいなと僕は思ってないけど、個人的に。
じゃないといつまでたっても、東京にいるときにしか見られない映画っていうのが増えすぎちゃって、
あんまりそういうときにリアルタイムに、
みんなが同時期に楽しめるっていう感覚は、やっぱりいまだに映画ってなくて、
それはちょっとなんなんだろうっていうのがあるよね。
そのときに広がれば本も全国でも売りやすいし、
別に都知事権で200本売れるわけないんだけどさ、
とにかく2人、そういう映画ファンがいれば買ってくれるだろうけどさ。
それでも地方でもそういう本が多くて理由はあるんだけどさ。
そうですね。
なかなかだから書店でやっぱり置くとなる場合は、
まず映画の好きな人とか、詳しい書店より探して、
そこに置いてもらうような形じゃないと。
難しいよね。
メジャー映画だったらさ、メジャー映画の本だったらフックが広いしさ、大きいからさ、
いろいろな置く方もお客さんがそういうの知ってるだろうなと思っておくけどさ、
例えばイラン映画の本とかさ、出されて置こうと思ってもさ、
なかなか等度つかないって難しいよね。
あとはじゃあ、図書館さんですか。
今や図書館さんで仕入れてくれればなんとか息がつながるみたいな感じでしょう?って。
出版社の立場からするとね、そういう物は馬鹿にならないですよね。
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それでなんとか意義ある映画の評論本だとか。
そういうのが観光する目処が立つのであれば。
僕個人的に評論ってすごく重要だと思ってて、
やっぱり映画って、SNSとか僕は結構細かくチェックしてるんだけど、映画ファンの人とかと。
やっぱりそこでの、今現時点で評論とか批評っていうものがすごく誤解されてて、
悪口だと思われてるんだよね。
SNSとかの中での批評っていうものが、ただ悪いところを言ってるみたいな感じは短いんで、そういうふうに思われるんだけど。
あとは批評に普段からメインすることが今この時代になくなっちゃってて。
本物の批評ってどういうものなのかわからないのは、映画の評価に対して、
面白かった、泣けたとかさ、そういうふうなツイッターの文字数制限の中での感想が一番わかりやすいので。
そうすると、よかったけどこういう部分はちょっと物足りなかったとかっていうだけでも批判になっちゃうみたいな話もあってるから。
映画を批評することによって、逆にやっぱりそれは次の映画の文化とかに対して次良くなるみたいな感じになるか。
それがないとどんどんやっぱりアメリカも含めて、いい作品を作る国にはならないと思うんで。
ほうが会は結構今、監督のあれこれでね。
僕は前一回言いましたけど、日本の映画一回潰れたほうがいいんじゃないかっていうのを毎回思ってて。
新しい人たちで作り上げたほうが絶対にいいと思ってて。
作り方にしろ、撮影環境にしろ。
あまりにも配給も含めて、非常に少ない世界でやってるので、
本当その辺はちょっと一回潰れたほうがいいんじゃないかと思うけどね。
映画を描いてるという形があるわけじゃないんだけど。
結局内部から何とか事情作用で変えればいいんだけど、
過去日本のそういう歴史上で中から自分たちで事情されたことはないので、
やっぱり外圧で何かならないといけないかなって思うけど。
1:12:00
結構ハリウッドで、アメリカで映画を学んだ監督が日本で映画を撮った作品とかさ、
結構いい映画を撮ってるんだけど、続かないんだよね、その監督も。
次にまた来らなかったりするからさ、そういうのもあるんだろうなと思うけど。
そんな取り留めもない感じになってしまいましたけども。
そうですね。
映画については24時間ぐらい喋れますけど、
そうすると私の体が戻らないので。
じゃあ私はこの後、ロストイントランスレーションでも見てみて。
なぜ?
僕はノートで、映画の処方箋という記事を書いてまして、
あなたの悩みに聞く映画50本を紹介してます、私。
本当に一人が寂しいときとか、
お隣さんと仲が悪いときとか、
眠れないときとかに合わせてですね、映画を紹介しております。
ちなみにロストイントランスレーションもその中にもしかしたら処方箋?
ありますよ。
どんな感じなんですか?
一人が飽きてきたときには、ロストイントランスレーションを見てほしいと。
部屋で一人生活をすることに慣れていくと、
自由であることの高揚感と自由自信が芽生えたようでレベルアップ感が感じられますが、
その反面、人とのコミュニケーションの必要性が薄れてきてしまいます。
気づかぬうちに孤独感に積もられていくので、早めに本作の服を落としてもらってください。
紹介、私はしております。
なるほどですね。
いろいろやってんですね、鈴木さんも。
やってますね。
リンク貼っておくんでよかったら見てください。
ぜひぜひ。
こういうのが映画を見る一つのきっかけになるのも素晴らしいですし。
ちょっとした気分でこんな映画見たいなと思った時に、この処方箋を見ていただけるのは。
きっかけづくりが大事だよねっていうことで、雑にまとめさせていただきます。
はい、ありがとうございます。
ラジオネームAMA味覚演習様、ご質問ありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあキングクリムゾンの曲で最後。
明和電機でオタマゾーンでお別れしたいと思います。
さようなら。
さようなら。