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  2. #07 思い出の書店、行きたい書店
2021-09-10 24:04

#07 思い出の書店、行きたい書店

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思い出の書店、行きたい書店のおはなし


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:00
はい、せーの。
というわけで始まりました。
本のそばには楽しいことがある思っとうに、書店員、歴25年のすずきと、
出版取引を経て、出版社営業現在、書店と出版社をつなぐ一冊取引所運営のわたなべの二人で、
書店員、出版社、出版関係、そして一般の読者の方からの素朴な疑問にお答えするポッドキャストでございます。
はい、ポッドキャスト休憩室始まりました。よろしくお願いします。
はい、早速お便りの方を。
お便りいただいております。読み上げますね。
ラジオネーム、ザビケジジョさんからいただきました。
ザビケジジョ?
ザビケっていうのはあれじゃないですか、ガンダムのジオン軍の関係者じゃないですか。
ギレンザビー。
ガンダム関係者の方ですかね。
ガンダム関係者ですね。
書店員さんからいただきました。
思い出深い書店、もうなくてもか。
と、2021年ここを見とけ書店を教えてください。
ここを見とけ先に。
ここを見とけからいきますか。
けど、去年、今年って基本いけてないんでね。
見たいなと思ってたお店さんにいけてないので、実際に目で見てるってことはできないので、逆に行きたいお店?
行きたいお店。
僕から言いますと、まずは元同僚のコバさんがオープンした名古屋のトーテムブックス。
私も行きたい。
僕はまだ行けてないので。
行けてない。
行けてる行けてない。
良いと思うというか、見に行きたい。
行きたい行きたい。
お店ですね。
あともう一つは、掛川の高木さんがオープンした多角書店。
多角書店。
行けてない。
私も行けてないんですよ。
しょうがないんだけど。
しょうがないというか、このご時世なんで。
都市部、町の中のなかなか行けない部分があるんで、あれですけど、行けてなかったかな。
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これはいつか行きたい。いつかというか近いうちにはいく感じですね。
渡辺くんありますか?
私もですね、先ほど掛川という話もありましたけど、静岡市内にも元書店員さんが自らお店を立ち上げたというひばりブックスさんというのがオープンしまして、
こちらにも足を運びたいなと思います。行けてないんですけど。
あとあれですよね。
四国の津田屋仲間店の山中さんがいるお店は、近いうちに行きたいなと思っていますけど。
そうですね。高知県です。
高知県。すごい飾り付けが。異次元の飾り付けをする。
飾り付けってレベルじゃないですけどね。
山中さん一人だけじゃなくて、スタッフもみんなお店をやりくりするのが楽しそうなお店なので、行ってみたいなと思いますけどね。
行ってみたいお店は本当にいっぱいあって、
私は今書店と出版社をつなぐみたいなキャッチコピーでウェブサービスの運営をやってるので、
使っていただいてる書店さんには実際足を運びたいなっていうのが、
本当に全国各地にそういうお店をやってる方がいらっしゃると。
あとはもちろんチェーンストアの方でも、日々売り場作りに邁進してらっしゃる方のお店は、やっぱり実際行ってみないと味わえないというか。
そういうのはあるので、ちょっとおすすめというよりは個人的に行きたいお店というのは本当にいっぱいあります。
今はちょっと動けない人もいると思うので、行きたいお店をリストアップしておいて、
いろいろ動けるようになったら、それを目的に出かけるっていうのはいいですよね。
そうですね。
思い出深い書店はいろいろあると思いますよね。ありますか、思い出深い。
思い出深い書店はやっぱり小学校のときに、タミヤのラジコンカーの本を客注で取り寄せようとしたんですけど、
入荷が待てど暮らせどなかった。
なかったみたい。
書店さん。本当に悲しい思いをしましたね、小学生自分の私は。
トラウマですか?
トラウマですね。その後、取り継ぎ会社に入社することになり、入荷がなかったことも、なるほどこれは入荷がないなと。
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でもね、アカデンじゃねえな、短冊、品切れとかスタンプが押された短冊ぐらいはその店戻ってきたんじゃないかなと思って、今となっては。
確かに。
そのぐらいはあったかもしれないなとは思うんですけど。
本当毎日、まだですか、まだですかって毎日お店通ってましたからね。
そういうのってずっと覚えてるよね。
ずっと覚えてます。
わかるわ。
そういう思い出深いのとか、そういう意味じゃないのは承知しつつ、思い出すとそういうこととか。
あとは地元、私埼玉の川口というところで、川口といえばっていう書店さんがあったんですけれども、そこが閉店というかちょっとそういう、
生産するような形の終わり方になってしまって、ずいぶん前ですよ、ずいぶん前の話なんですけども、その後にそこの書店が入ってたビルが安楽亭に変わったっていうのがやっぱその思い出。
トラフマというかですね。
焼肉屋に変わった。
焼肉屋に変わったっていう。
業態変更かな。
そういうのとかもありますし。
あとは私の場合だとやっぱり新進道中久喜店なんですよね。
ありがとうございます。
初めて行った後に私ブログを書いてましてですね、それで最初行った日が2010年の7月。
2010年。今何年?21年だ今。
11年前だよ。
11年前。
で、なんかそのお店をお伺いして、なんかやっぱ感じるところがあったのか、ブログに、
栃木県小山市の新進道中久喜本店さんにお伺いしましたっていうエントリーをですね、会社のブログに書いていた。
なんか写真とかもいろいろ、当時使ってた携帯で、写メで撮ってたようなクオリティの写真がいっぱい出てきましたけども。
いやいやなんかすごい当時の自分の感激が。
その時は釣りのフェアをやってて。
僕の私物ですね、それ多分。
釣りとかね、やってましたね。
まあいろいろと。ありがとうございます。
どうですか、鈴木さんのほうが、思い出深い。
子供の頃の話になると結構戸惑うかなるけど、
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僕が幼稚園から小学校で305年生まで住んでた町の近所には本屋がなかったんですよ。
自転車で3、40分行ってようやく駅前に一軒小さな書店があるぐらいで、
普段の生活の中ではなかなか小学校2年生とか3年生になってもさ、学外だから行けないんですよ。
まあ行かないですよね。
5年生から6年生に上がるときに引っ越して、
その栃木大山市の駅前に住んでるんですよね。
そのときに家からすぐ歩いて2分ぐらい先に、
お店自体は小さいんですけど書店があって、まあ入り浸りましたね。
土曜日とか日曜日は学校休みの日とか朝から行って、
でもう顔なじみになって、近くに当時駅前に、
まあ今はなくなってしまいましたけど伊東洋華堂っていうのがあるんで、
そこの1階のフードコートに、ポッポでしたっけ?
ポッポですね。
そこにたこ焼きを売ってるんですよ。
あのポッポの粉物はおいしいですね。
日曜日になると、小さい10坪程度のお店なんで、
お店の店主が1人なんですよね。
たこ焼き買ってきてって言われて、お昼ご飯。
僕の分も出すからっつって、
その店主の分と僕の分を僕が使いっぱしさせられて、
買いに行かされて、帰ってきて、
別にお出しに来るわけじゃないですけど、たこ焼きはご馳走になりつつ、
食べ終わるとレジの中にキャタツーを出して、
そこで漫画ずっと読ませてもらってたんで。
なので小学校6年生から中1、中3ぐらいまでは、
ずっとその書店使ってましたね。
だからまさか今、その人が僕が書店をやってるとか、
その後会ってないんで全然。
なくなってしまったんで。
高校とか行ったときには。
だから会ってはいないんですけど。
そういうのが、自分の書店の初めの出会いってそういうところですね。
あと最近になって思い出深いのは、
一つは北海道ツーリングに寄った書店って結構覚えていて、
一軒は中しべつだったかしべつの熊沢書店。
山川の歴史散歩の本を北海道のやつが欲しくて、
北海道ツーリング所にそれを見たくて、
探し回ってようやく見つけたのが、
中しべつの熊沢書店の山川出版上美の歴史散歩で。
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わざわざそこまで行って買いましたね。
そういうのとかあったりとか。
あとつい最近2年ぐらい前に行った、
輪っか内のクラーク書店。
クラーク書店さん。
多分日本の西北展にあるのが輪っか内というのだと思うんですけど。
そこはやっぱり西北展っていう立地上ですね。
非常になんか感慨深いものが。
いやいやもう感慨深いですよね。
ありますよね。
そこはやっぱりなんか思い出。
思い出って別に何か特別な出会いとかあったわけじゃないんですけど、
なんかいいなと思いましたね、思い出と。
やっぱりゴールデンカムイとかも売れるんですかね。
売れるんじゃないかなって。
どうなんだろうね、地元の人とかに。
輪っか内の商店街ってシャッター通りになってるんだけど、
もう今はね、結構駅前通りとか。
ただ結構表示がねロシア語だったりとかしてね、
すごい場所柄を感じますよね。
そういうのを言うと本屋さんはキリがないけど。
この間山形とか東北秋田とか、
いろいろ車で釣りを山の中ずっといたんですけど、
そういうときも本屋なかなか行けなかったですけどね。
持ち歩いてたんで。
まあ都市部とかに行けるようになったらね、
ちょっともっと堂々と本屋さんに行ったりとかしたいですけどね。
そうですね。
いやーでもなんかそういう、やっぱり自分の、
なんていうんですかね、自分史の中にですね、
思い出深い書店っていうのはポツポツポツとやっぱあるもんですね。
なんか別に昔から本屋は好きだったわけではない。
好きだったっていう自覚はなくて、
振り返ればそういえば自分の本屋のスタートってそういうところだなって、
後で気づくみたいなのがよくありますよね。
そうですよね。
やっぱり歳を重ねていくごとに、
お店の、足を運べるお店の規模感っていうのもやっぱり変わってきて、
初めて大型書店。
さっきの話、私の話で言うと、客中がなかなか入ってこない書店っていうのは、
近所の、もう歩いていける書店で、
地元の焼肉屋になっちゃった、廃業しちゃった書店っていうのは、
ビルを建てたぐらいなんで、一時期はいい商売してたんでしょうけども、
やっぱそこ行くと何でもあるって感覚なんですよね。
だけど川口からそうやって、また、
例えば池袋とか行くと、リブロとかがあるわけですよ。
そうですね。
15:00
で、なかなか池袋なんていうのもね、怖くてなかなか怖い場所だったんで、
中学生ぐらいの時はなかなか行けるもんでもないんですけども、
バックトゥーザフューチャー2かなんかを見に、池袋のシネマサンシャインに行ったついでに、
池袋も当時やっぱ書店がいろいろあったので、
なんかもうすっごい難しそうな本とかたくさんあったりとか。
リブロはね、数よったよね。
とかまあまあそういうのも思い出ですね。
圧倒される感じっていうか。
僕が小学校のときから行った、たくあき川に行ったお店も今、串カツの中になってますけどね。
いやー、なんか切ないですね。
結構その人その人によって、本屋の思い出なんですけど、
だんだん距離が離れていきますよね。
やっぱり近くに本屋がなくなっていって、遠くなっていくんですよね。
まあね、車で移動しないとなかなか本屋に行けなくなってる。
昔は本当に小学校中学校は、歩いてだと1軒2軒あって、
自転車だと3、4軒あったから、結構本を探し回ったりとかできたんですけどね。
そんな大きいお店がたくさんあったわけじゃなくて、
小さなお店さんがたくさん本屋があったんですけどね。
そうですね、だから生活圏もそういう状況ですし、さっきの池袋とかでもかつては、
新江戸書店さんとか、今だと松陽とかがある、
あそこのあたりのすごく駅前のいい場所にあったのも記憶してますけど、
都心部でもちょっと淘汰が進んでる感じがあるというのはありますし、
その一方で、いずれコロナが落ち着いたら各地の誰かに会いに行きたいみたいな、
そういう個人で本屋を始めようという方も増えてきてるという、面白い状況も楽しみな状況もありますので。
独立系とか個人でやり始めた書店さん多いんですけど、
高木さんの多角書店はね、今日かな、フェイスブックなんか見てて、黒本置いてるんですよ。
黒本?
寸大。
寸大の、はいはいはい。
高木さんのとこ、赤本も置いてるじゃないですか。
置いてますよ。
いわゆる個人商店で、角参をあんだけ山に積むのは今時の書店ではほぼないんですよ、普通。
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それは流通上の理由で、結構奇跡に近いことですよね。
そう、奇跡に近い。
角参って、僕の前働いてたお店もそうなんですけど、
ハカキとかでね、うちのお店で買った参考書で大学に同学しましたとか手紙でくるわけですよ。
やっぱり小学校は、中学校、高校って学校のテキストとか参考書を買いに通い続けてるから、
そういった本の思い出みたいなのは、地元の学生とかにとってはすごい強いんですよね、本屋って。
たしかに。
高木さんわかってんな、さすがだなと思いましたね。
だからね、受験勉強って苦しい部分もあるじゃないですか、本当に合格できるかなとか、
苦しみの中でね、そういう思い出、本屋に行って手に取って、それで勉強してと。
人生の一大イベントどころじゃないですからね。
そうなんですよ。かなり真剣に何かを考えなきゃいけない時期に立ち寄る場所として本屋って。
そうですよね。
そこを大切にしてるっていうのはすごいなと思う。
すごいですよね。
あれを見てね、ああそうだよなと思って。
僕も参考書担当とか学産担当になったことあるからわかるけど、
毎年毎年生徒が変わっていくし、一学年一学年上がっていくけど、一応参考書を買いに来てくれるし、
ついでに本もコミック買ったり雑誌買ったりしてくれる。
日頃の日曜の場所になっていたんだなってわかるよね。
そうですね。
いやー、学産。僕も高校の時に落ちこぼれだったんですけど、大宮からスクールバスで通ってたんですけれども、
大宮にアルシェっていうすごい、大宮の西口にビルが。
はい、大宮アルシェ。
アルシェが建った頃に高校生だったんですよ、私。
で、そこの地下に池田書店大宮店っていう熊澤書店さんのお店が入りまして、
あそこを高校学産も扱ってたんですよ。
はいはいはい。
で、よくそこで参考書買って、買って満足するタイプなんで、私。
参考書ばっかり増えていく状況になったんですけど、
その後、1年暴露振って大学入って就職して、最初の配属になった部署が熊澤書店さんの担当させていただいてる部署で、
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で、私、大宮も埼玉県の担当になったので、そこのお店も担当になったんですよ。
なんかそれは感慨深かったですね。
そうねー。
なんかこういう感じで繋がることってあるんだと思って。
だって高校の時とか駅で、書店で、バックトゥーザフューチャーをテントで流してて、
そこで学校帰り2時間ずっと立って、バックトゥーザフューチャーを見て、
俺、その数年後そのお店で働いてますからね。
バックトゥーザフューチャーじゃなかったら、2時間経たなかったかもしれないですね。
2時間経たなかったかもしれないね。
そう、ほんとそういうのはね、まさかここで働いてるとはっていうのはよくありますよね。
ありますねー。
やっぱりそういうね、縁みたいなのは感じますよね、やっぱり。
そうですよね。
そうそうそう、2021年ここだけは行っとけっていうか、
ここだけは行きたいみたいなお店はやっぱり行っとかねばっていう気持ちが強いですね。
もしおすすめするんだったら、まず自分のところの一番近い書店に行ってほしいなっていうのはありますよね。
そうですね。まずはそこからですよね。
そうそうそう、そういうのはありますね。
今日思い出ということでちょっと若い頃の話とかが多かったんですけど、
将来から見た自分だって今が若いっていうことも言えるわけで、
今から本屋に行って今からまたなんか始まっちゃうことだって当然あるわけですからね。
もちろんあるよね、そういうことはね。
何が起こってもおかしくないですからね。
私が琵琶湖一周サイクリングとか始めちゃうかもしれないわけでしょ、だって。
そうそう本当に。
いろいろやりたいことが増えてくると思うから。
やりたいことが増えてきますから、このとき本屋さんっていうのはすごく支えになってくれる存在であることは間違いないんで。
もうあっという間に20分過ぎてしまいましたけど、
ちょっと移動できるようになったらですね、
まずは一番近いところの書店から行ってほしいなと思っております。
きれいに済まったんじゃないでしょうかね。
一時はどうなることかと思いましたが、
ということでラジオネームザビ家次女さん、こんな感じですがいかがでしたでしょうか。
またご質問お待ちしておりますので、どうもありがとうございました。
さようならー。
24:04

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