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どうも、お久しぶりです。よざっちです。さあ今日は、2022年の8月9日、火曜日。ただいまの時刻は23時25分、夜の11時25分でございます。
えー、お久しぶりです。はい。前回から多分、1ヶ月ぐらい経ったのかな。だいぶ間が空いたんですけど、
その間ね、お仕事とかいろいろと、あとプライベートとかバタバタしたりしてですね、なかなかこう、いつもこう、夜録音するとなると、もうクタクタになって、いつもね、寝落ちしちゃうんで、
あー、今日も撮れなかったっていう日が続いて、こんなに間が空いちゃったわけなんですけれども、なんかね、今週ちょっと落ち着いて、
なんならお仕事も調査ぐらいで、実際に納期があるお仕事っていうのが、まあ今週ないので、まあ今週はちょっとゆとりができたなーってところで、
いまこうやってポッドキャストを録音してるんですけれども、実はいま僕、香川にいまして、あのー、彼女のところにですね、遊びに来ているんですけれども、
あのね、香川でね、ずーっと行きたかった本屋があって、そこにね、この間行ってきたんですよ。だから今日はちょっとそのお話をしたいんですけれども、
高松市内、まああの河原町っていう駅があるんですけど、そこからね、ちょっと書店街の中を行ったところにあるね、
ナタ書っていう本屋があるんですよ。ひらがなのなに、カタカナのた、そして書く、書店の書でナタ書っていう本屋さんがあるんですけど、
この本屋さんすごく変わっていて、予約制の本屋なんですよ。普通なんかこう書店とかで、まあフラッと行けるもんじゃないですか。
そこはでも、事前に店主の方のTwitterでDMを送るとか、もしくはお電話をして、いついつ行きたいですって予約をして行くっていう本屋さんなんですね。
これだけでもちょっと面白いじゃないですか。で、こう予約制ってなると、どんだけ敷居が高いんだと。
来る人を選ぶ会員制のような、そういう、一つお店に入る、行くためのフィルターというかハードルがあるわけじゃないですか。
だから格式高い、ちょっととっつきづらいお店なのかなと思ったら、そういうことはなくて、TwitterとかFacebookとかに書かれてるんですけど、
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なんで予約制なんですかって言ったら、お客さんが来ないからですって書いてあって。だから店主の方は別でいろいろと、
選書のお仕事とか、あとは本を書いたりもなさってるのかな、いろいろイベントの運営とか、いろいろ手広くやってる。
その中で書店が一つの活動としてあるっていうことらしいんで、予約をして、その時に店主の方がお店に行くっていうスタイルをとってると思うんですよ。
そこの予約を取りたいんですけど、なかなか本屋の予約を取るとかってあんまないし、緊張するじゃないですか。
本屋って僕の中では、自分の中で何書いたいとかって決まってなくて、ふらーっと棚を見て。
例えばこの本の表紙を見たりとか背表紙を見て、おっとビビッと来たものを手に取って、気に入ったら連れて帰るみたいな、そういう感覚なので。
行ってみて、ビビッと来なかったら、要はせっかく店主の方に来てもらったのに、何も買わずに帰るのかと。
予約もしたってことは、こっちの名前とか人物、人隣は知れるわけじゃないですか。
予約をして行って、買わないわけにもいかないなっていう、本屋に行くのに変なプレッシャーを感じて、なかなか予約できなかったんですよ。
これが先日、ツイッターをずっと拝見して、たまに予約なしでも空いてますよっていう日があるんですよ。
たまたま僕が香川滞在中にその日があって、「おっ、これはチャンス!」と思って、いろんな予定とかをすっ飛ばして行ったんですけども。
いやー、よかったですね。最初に言った通り、予約を必要とする本屋っていうことなんですけど。
肩ひじ張ったっていうよりも、どちらかというと秘密基地のような、本に囲まれている?
本に包まれるような、そういう不思議な古本屋。古本屋なんですよ。
入り口から、ここが本屋さんっていうことを知らなかったら、フラッと入らないだろうなっていう外観ではあるんですよね。
本当に、この中に何があるんだろうみたいな、外からではあまりパッとわからないような感じなんですけど。
中に入ると、まずそこの玄関で靴を脱いで階段を登っていくんですけど、その階段も昔の日本家屋みたいな急な坂で一歩一歩踏みしめるとギシギシギシギシ、階段がなるような、ちょっと古い建物で。
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登っていくと、もうすごいんですよ。雑多なようで、でも一つ一つ整えられてるというか、いろんな展示があって、その横に本があったりとか、あとは、とりあえずこれも行ってみないとわからない。
本当に本に包まれているかのような、本に包まれた秘密基地のような、本好きにはたまらない素敵な本屋さんなんですよね。
階段上がると、僕の前にも何人かお客さんいらっしゃって。階段がギシギシギシ言うから音でわかるんでしょうね。
いらっしゃいませって言って、お客さんとして、接客のっていうよりかは何か作業されて、いらっしゃいみたいな感じで、ラフな感じで。
なんか荷物そこら辺に置いて、好きに見てくださいって声かけてくれたって、何だろう。本屋に行ったっていうよりも、本が好きな親戚のおじさんの家に遊びに行ったような感覚。
お店に行って、しかも予約制のお店で、外から見ても本屋さんと知らなかったら中で何があるかわからないような、なかなか独特なお店なんですけど、中入るとすごく居心地よくて。
本当に新刊書店とか、あとはただ古本を置いている古本屋にはないような居心地の良さがあるんですよね。取り扱っているものも本当に個性的で面白くて。香川なので、香川の昔ながらの本があったりとか。
あとこれ何時代なんだろう。昭和40年代、戦前みたいな。戦前まではいかないけど、本当にそれぐらい俺のじいちゃんばあちゃんとかが読んでいたであろうぐらいの時代の本とかもポンと置いてあったりとか。
そういうのが高くて、ちょっと4,000円とか8,000円とかして手は出せないんですけど。そういったものもあったり、あとは個人出版の人っていうんですか。慈悲出版で出したりしている同人誌とかっていうのもあって、本当にいろんなものが沖縄風に言うとチャンプルされてるんですけど。
でも、いろいろとごちゃ混ぜになって置かれているようで、実は一つ一つそこに意味があってちゃんと置かれているというか、計算されて置かれているような美しさがあって。ここすごく好きって思ったら素敵な本屋さんでした。
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その日は空いている時間が1時間。お昼の12時から1時まで、13時までで1時間だったんで、それでもギリギリ頑張っていたんですけど。何せこの本屋さん、暑いんですよ。クーラーがんがんにつけてくれてるんですけど、建物自体屋根が途端なのかな。
なので、こういう暑い夏にはガンガン室内は暑くなるっていう感じですね。もうタオル必須、飲み物必須。ツイッターでもですね、「暑いんで飲み物持ってきてください。」っていうようなことが書かれているくらい暑いんですよ。
そういうところも込みですごくいいなっていう。天主の方もちょろっと話したんですけど、ひょうひょうとされているけど、すごく面白くて穏やかというかいい方で、こんな本屋を経営しているから、さぞかし偏見ですよ。
偏見ですけど、尖った方がいらっしゃるのかなと。個性的ではあるんですけど、すごく居心地が良くて話してて心地いい。いろんな情報とか、ツイッターでもその後に僕が素敵な本をいくつか買ったんですよ。
で、近くのお店でコーヒー片手にこの本読んでますって呟いたら、ツイートで発見してくださって、香川の高松にはいろんな本を読むのに適した喫茶店がありますよと。こういうところ、こういうところ、こういうところがおすすめですみたいなのを一つに情報をくれたんですよ。
うわー、なんて素敵な方だと。香川を愛して、その上でこの地域に根差した本屋をやって、街自体を作っているお店の一つとして、ただの本屋では収まらない魅力的な本屋さんで、また香川に来る機会で、そしてお店に行ける機会があって行きたいなと思う店なんですけど。
本当に、こういうお店がもっと増えたら素敵だなというか、おしゃれな本屋っていうのも好きは好きなんですけど、そういう中でも、そういう場を整えるためにはお客さんを選ぶっていうのは多少必要だとは思うんですけど。
お店の人に値踏みされているようなふうに感じるお店もなくはないんですよ。こだわりのお店っていうのはいいんですけど。そういうのが全くなくて、本当にこう、店主の方の人柄なのかな。
本当に居心地よくて。ツイッターで見たら、人生相談とかも無理する程度にやってますみたいなことが書かれてるんですよ。うわー、すげー人生相談してーと思いながら、ちょっとお忙しそうだったし。他のお客さんもいる中で、今回僕予約していってないので、そういうのはできなかったんですけど。
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今度予約していくときは、ちょっと人生相談とかしてみたいななんてことを思ったりしますね。いろいろとこの方気になって、記事とか、あとは今回買った小冊子とか見ると、初対面の人と地元のいいお店を紹介するために飲みに行ったりとかっていうこともしてるぐらい、本当にすごいコミュニケーション能力高いのかな。
本当に人間として広いというか、面白いというか、素敵な方なので。でも、それがマッチョというか、精神的なマッチョではなくて、ひょうひょうとしていて、居心地がすごくいいんですよ。
それがお店に現れているというか。なんていうんですかね。ただ本を置いているだけじゃなくて、宝物を探すような。そういったいいお店って、棚を見ているだけでそういったワクワク感ってあるじゃないですか。
棚を見たり、そういった場所にいるだけで、自分で何か宝物を発掘していくぞみたいな、そういう面白みがあって。そういう意味では、この夏の暑さじゃなければずっと居れるなっていうぐらい素敵な本屋だったので、ぜひ高松、香川県高松。
もしくは四国に近く来た方は、ぜひちょっとこのナタショっていう面白い本屋のことに思い馳せて、ぜひ近くを通りかかったら、足を向けてほしいな。足を向けて?違うな。訪れてほしいなと思います。
本当に素敵な本屋でね。こういう本屋、たぶん僕の地元沖縄にもいっぱいあるんだろうなと思いつつ、やっぱりね、商店街とかそういう歩いて行ける範囲。たぶん車とかで行けるような転載はしてるんだけど、こういう商店街とかっていう一つのコミュニティっていうか、街の中にあると、その商店街とか活気づいたり、街作りの一つとしてすごく魅力的になりますよね。
いやー、ああいう本屋が並ぶ街、ぜひ沖縄にもできてほしいな。もしくはああいう本屋作ってみたいですね。
はい、というわけで久しぶりでいろいろとグズグズになってしまいましたけど、今回行った高松の書店ナタショについてお喋りさせていただきました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。