1. 本の虫のススメ
  2. Ep.170 世界から文字が消えた..
Ep.170 世界から文字が消えたなら。実験的小説
2026-05-29 41:26

Ep.170 世界から文字が消えたなら。実験的小説

spotify youtube

世界から言葉が一つずつなくなっていったら?
なくなった故に、なくなることがわからない悲しさ。
今回は筒井康隆さんが書いた壮大な実験的小説について語っています。


【紹介した本】

・筒井康隆「残像に口紅を」中公文庫


【よりぬき】

・世界から文字が消えていく小説
・虚構の中で引き立つリアルさ
・実験に満ちた壮大な遊び
・趣味のお金をどこで使う?
・シンガポールで見た日本のキャラクター

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

今回の「本の虫のススメ」では、生物学者の椿さんと書店員の佐藤さんが、筒井康隆氏の実験的小説「残像に口紅を」について語りました。この小説は、世界から文字が一つずつ消えていくという設定で、言葉が消えるとそれにまつわる概念や物、人も消えてしまうという壮大な物語です。物語が進むにつれて、登場人物が言葉を使えなくなる状況に陥り、独特な表現やメタ構造が展開されます。また、リスナーからの「本以外にお金をかけている趣味は?」という質問に対し、椿さんは着物、佐藤さんは美容や食に重点を置いていると語りました。シンガポールでの生活や、日本のキャラクター文化についても触れ、リスナーとの交流を深めました。

季節の話題と近況報告
生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今回も始まりました、本の虫のススメ。
ススメの6月がもう近い?
もう見えてきたね。早いな。なんかもう毎月毎月早い早い言ってる気がする。
やんなっちゃうわよ、本当に。
もう梅雨ですよ。
いかがお過ごしでしょうか。
梅雨な。一番肌の調子がいいよ、私。
ほんま?私と一緒やん。じゃあシンガポール向いてるで。
そう、そうやと思う。なんか天然ミストみたいなさ、湿気がさ。
いやでもそうやんな。それはわかる。私もさ、その3月に私たちよにげ書房っていう本屋さん開業して、
その開業に合わせて私帰ったんですけど、そしたらもう乾燥がすごくて、
もう足がもう血だらけ切れて。
そんな?やば。
そうになって、薬局駆け込んでさ、ボディクリーム塗りまくったんやけど、全然なんか、
こうやってさ、たぶん急激に乾いたからかな。
あーそういうことか。
すごいもうカサカサになってさ。
うっうっと思いながらシンガポールに帰ったら、3日くらいで治った。
すご!
現代の階段みたいな話。びっくり、びっくり。
怖いね。
でもまあまあ、湿気がね、プラスに働くこともあるっていうことで。
そうだよね、カビ生えちゃうとかっていう面もあるけど、そういう面もあるよね。
怖いね。
筒井康隆「残像に口紅を」の紹介
私も冬に、日本の冬で、ボディクリームとかすぐ塗らないともう、月のクレーターみたいになっちゃって、足とか。
あーわかるわ。
わかる、なんかもう、よくあのほら、教科書とかでさ、昔さ、干ばつ地帯みたいな。
砂漠になってしまった地域みたいな。
あのガッサガサのやつ。
そう、土めくれてなんかぺらぺらになってるやつ。あれ、あれになってしまうから。
そうそう、あれ血も出るやんか、最悪やん。
いやー、最悪やんね。
そうそうそう、そのね、あの、椿さんがその、よにげ書房に来てくれた時に、公開収録やったじゃないですか、3月。
うん、やったね、やったね。
9日やったかな、10日やったかな、やったやん、オープンの時にさ。
で、その時にさ、今読んでる本がこれなんですけどって、紹介した本があったんやけど、
その本、その本を2ヶ月以上経った今、ようやく読んで、読み終わりました。
おー、素晴らしい。いやでも本ってそういうもんやんね。
いやそう、なんかさ、本読まれる皆さんやったら共感してくれるんちゃうかなと思うんですけど、
本読む、なんかベストタイミングみたいな、なんかこう、今が波に乗ってる時みたいなのがあってさ、
いやあるある、めっちゃわかる。
そう、なんか今日の午後、2時間ぐらい時間があるみたいな時に、読めたら、たぶんその日とかその次の日ぐらいに、
勢いに乗って読み終えられたはずのものが、なんかそれを逃してしまったがゆえに、1ヶ月2ヶ月、下手したら何年とかさ、
いやーよくあるよくある。
そう、読もう読もう思いながら読めないまま、なんか終わっちゃうみたいなのがあるじゃないですか。
なんか今回読んだ本は、残像に口紅を、篤井康隆さんの本ですね。
あれですよね、あの、そうだった思い出した、紹介してたわ佐藤さん。
してたよね。
どんな本ですか。
これは世界からだんだん、言葉がひらがなというか音が消えていくっていうこと。
世界の設定のお話ですね。
だから日本語だと、ああいう絵を描く曲は、サシスセソとか、パビブベポ、ハヒフヘホ、パピプペポとか、いろんな音があると思うんですけど、
その音が1音ずつ消えていくんよね、1章に次。
だから最初はアが消えて、みたいな。
次はパが消えて、みたいな感じで消えていくんやけど、
消えたとともに、そのパならパで作る単語も消えてしまう。概念とか物とか人も消えてしまう。
それがユニークやんね、だってすごいさ、ちょっとでも含んでる言葉ってなったら、めっちゃ増えていくよね、きっとね。
あ、そうなんよね。
一文字でも。
そう、パが消えただけで、パンっていうものも全て世界から消えてしまうし、パプリカとかパイナップルとか、
なんだろう、パパラッチとか、わからないけど、全部そういったものが消えてしまうっていう。
で、しかもすごくこの小説なんですけど、小説の面白いところが、そのパが世界から消えてるから、この小説からもパという音が使えないって縛りがあるんよね。
すごい、悠々白書みたいってあの時も言った気がするね。
言ったね、言ってたね。悠々白書は何だったんだっけ。
なんかね、クラマっていう、なんていうの、キャラクターがいるんですけど、それが敵と対戦するときに、クラマは頭脳派なんで、その頭脳派のゲームみたいな、デスゲームみたいなのをやるんだけど、それもなんか一文字ずつ使えなくなっていって、
でもなんか会話は続けなきゃいけないかな、忘れちゃったけど、でもそれはただ使えなくなるだけなんだけど。
で、最終的にはアから始まっていって、ンで終わるみたいな。
で、すごいもう2人とも頭脳派やから、ワ、ワ、ワ、ワをンのワまでいって、ワで決着がつくっていう、なんかまあ、少年漫画の金字塔なんで、ぜひみなさん読んでほしい。
そうそう、それをね、彷彿とさせる設定やなと思ったけど、たぶん、篤井靖香さんにきっと、遊白は、遊白書は、きっとインスパイアされてんでしょうね。
これが刊行されたのが89年、1989年らしいので、おそらく遊白の方が後なんかな。
若干後じゃない?
若干後やね、たぶんね、だと思うんですけど。
そう、なんかすごく、残像に唇をっていう、あの、このタイトルがすごく美しいなと思って、これ結構初期の方に。
タイトルがさ、聞いたらさ、忘れないもんね、一度。
いやー、そうなんよね、そうなんよね。そう、なんか、この残像に唇をのタイトルの元となっているエピソードは、最初の、結構まあ、ある前半の方に出てきてるので、言っちゃっていいかなと思うんですけど。
その直前まで、主人公が、まあ、作家、小説家っていう人、男性なんだけど、その人が見ている世界の中から、その音がなくなって、物音か人とかがなくなってしまうんやんか。
だから、サトゥーのサーっていう音がなくなったら、サトゥーがその場からスーって。
え、人もなの?
あ、人も消える。
まあ、そっか、だって呼べないもんね、そうなったら。
でも、そう、サトゥーさんって言おうとしても、サがないから。
え、じゃあ、私より先にノリコが消えるんや。
サーやったらな。
あ、そっか、ヨーヨー順じゃないんか、別に。
あ、じゃない、じゃない、出席番号順みたいなわけだから。
あ、そっかそっか。
それはランダムっていう設定だし。
よかった、よかった。よかったんか、もうよく分かんないけど、そうなんや。
よく分かんない、よく、よくないけど。
そう、で、それで、えっと、えっと、なんやったか、まあ、ちょっと、たとえば、
ユミっていう名前の娘がいたとして、その作家にね。
で、そのユミっていう娘のユの字がなくなってしまったら、
さっきまで食卓をたたんで囲んでた、そのユミっていう、その高校生の女の子がいなくなってしまうわけよ。
そう、で、だけど、あの、いなくなったっていうことを、一瞬、少しの間はちょっとこう、認識できるわけよ。
認知できる。
だからその、消えるっていう事象自体は、その目の前で起こってるわけやから。
そうそうそう、えってなるし、たとえばそのユミっていう女の子がいたっていうこととか、
顔とかはおぼろげながら覚えてるけど、だんだんそれが、顔とかも思い出せなくなっていくみたいな。
っていうことで、でそのユミっていう、そのユミじゃないんだけど、その娘の名前が、たとえばユミとして、
ユミっていう高校生の娘さんが、化粧をしない子だったので、まだその学生さんということもあって。
で、だから大人になって化粧したら、綺麗、可愛い子になったやろうなーって。
だから、今その、自分の頭の中に残っている残像のその娘のユミの口に紅を刺してやろうっていう、そういう一文が出てくるんです。
それで残像に口紅をっていうタイトル。
小説の実験性と描写
すごい風景やな。風景っていうか、心象風景というか。
そう、なんかすごくさ、ありえないシチュエーションの物語なはずなのに、結構鮮明にその、
映像が浮かぶような、鮮烈な印象が与えられるような作品やなっていうふうに思って。
残像がまた認識できるっていうのが、より残酷やね。
そうやね。だけどこれ、なんかこう重層的な話になっててさ、主人公がそういう作品を作ってるっていう、その虚構の中で、自分が虚構の物語を作って、虚構を現実として、虚構に生きているみたいな話なんや。
いわゆるメタ構造みたいな。
みたいな、そう。だから自分の作ってる話で、私自身も虚構の存在なんやから、何やってもええやんけ、みたいな、そういうところがあって。
そう、だからね、結構、なんていうの、キテレツなこといろいろ出てくるんですよ。
たとえばちょっと、これはもうなんか実験的小説って言われるけど、まさにそうで、
妻の名前の一音が消えてしまうことで、妻が結果的に概念としていなくなってしまうのね、その作家さんの。
で、でもその妻がいたっていうことは覚えてるんだけど、だけど妻は今存在してないと。
だからその、仕事関係で知り合った女の人を、なんとなくうっすらいいなって思ってて、その作家さんは。
はいはいはい。
でも、結婚してるからそんな、いいなとかいうことをさ、表層的なさ思ったりとか。
言い出したらあかんよね。
そうそうそうそう、あかんから、全く口にものぼらせてないし、自分でこの人いいなってこう意識的に思ってもないんやけど、
でも妻っていう概念がなくなってしまったら、その女の人の家に行って、手出しても浮気にならへんわけよ。
まあそうやな。
だって妻がいないから。
ということで、恐慌みたいな一人もう一人女やんか、その作家と一緒にその物語を作ってる、
友人役の人がいて、音をランダムに消してってたらどうやみたいな、実験的で面白いみたいな話をして、
で、その二人がなんとなくその世界の、
創造主というか。
創造主というかな感じなんやけど、この人が今からいたしてこいって言うわけよ。
もうむちゃくちゃな世界やから。
むちゃくちゃや。
そうそうそう、物語のそろそろ中盤やからスパイス必要やでっつって。
あーもうそんなにメタやねんな。
そう、メタメタ、超メタやねん。
そう、だからその恋愛をこれからやってこいっつって。
で、まあいたすシーンも結構長く描写されてるんやけど、
でも世界から音が消えてるからさ、すごい表現がなんとも言えない独特な言い回しなわけよ。
えー面白そう。
面白い面白い。
例えばさ、午後、午前午後の午後っていう言葉を言いたいのに、午っていう音がないから表現できないわけ。
だからそれをさ、いろんな違う言い回しで、難しい午後みたいな言い回しですることもあれば、
1日を半分で割った時の後半の前の方とかさ。
あーなるほど。
なんかでもあれやな、ちょっとそういうのを聞くと、なんかその残像に口紅をっていうすごい綺麗なタイトルと、
すごい裏腹のなんか悪だくみみたいな本当に、そういう印象を受けるから、全然なんか中と全然ギャップがあるんやね。
あるね、なんかそうやね、すごくそのシュールでナンセンスななんかブラックユーモアみたいな、でもおかしさというか、
なんかいたしてる行為自体すごい美しい描写で描かれてるんやけど、
なんか美しく描かれてれば描かれてるほどなんか笑えてくる。
滑稽さが。
滑稽さがそう。
だってあれやもんな、私も家で犬飼ってるんですけど、賢くて大事な言葉すぐ覚えるんですよ。
散歩とかね。
はいはいはい。ご飯みたいな。
そういうのをさ、どんどん使えなくなっていくのよね。なんかそういうので工夫して、なんかディナーのタイムね、みたいになったりしていくんやけどさ。
え、それって何?人間のディナーの話?
そうそうそうそう、人間の方も反応するようになってきて。
あー、そろそろご飯食べるとか作るとかって言ったらご飯ってなっちゃうわけね。
あー、そうやね、そうやね、そうそう。そういうなんか、それを避けてユーモラスな言い方にしていくみたいな、なんかそういうなんやろうちょっと、
ひきんな面白さみたいなのもちょっと聞いてて感じたりした。
完全になんか遊び、壮大な遊びだな、みたいなこともこの小説内で言われてるんだけどね。
なんか本当に、なんかすごく不思議な感じで、なんかこう虚構の中に虚構が入ってて、なんか現実と虚構が入り混じってるみたいな、すごいこうぐちゃっと入れっこ構造みたいになってる小説だからさ。
なんかこう、読んでいくうちに自分の生きてるこの現実って現実なんやろうかみたいな、なんかそれが危うくちょっと揺れるような感覚があって。
なるほど、まさにあれやな、読書体験やな。
いやそう、本当に読書体験だと思う。
この本ね、80年代に出た本ですけど、何年か、結構10年は言い過ぎやけど、結構前に何かでバズって、本屋さんの平台とかに一時期平積みにされてたんですよね。
最近?
最近ってことではない、たぶん7年とか8年とか前かなとは思うけど。
で、この話をさ、進めるにあたってさ、どんどんさ、アイウエーを書き研究がなくなっていくわけやからさ、どういうふうにこう、進めていくんやろうっていうのがすごい楽しみなところでもあって。
文末に使う、たぶんであるみたいな言葉が使えなくなっていってさ。
あー、なるほどね。
そう、だから主人公が工夫をし始めて、おじいちゃん、昔の時代劇のおじいちゃんみたいなしゃべり方を途中し始める。
なんとかなのじゃ!とか、であるからして、なんとかであるのじゃ、ござるみたいな話し方をしたりとか、
主人公以外の登場人物もだんだん言葉が使えないっていうことで、だんだん変になっていくよね。
あるやろな、それは。
そう、なんか、例えばそのレストランのメニューを持ってくるはずの人とかが、最初に門切り方みたいに、いらっしゃいませって言いたいのに、そのいらっしゃいませの言葉が言えなくて、ただつったってるだけになってるとか。
あー、そうやな、たしかに。
で、あれはあるかねっていう、そのメニューっていう言葉を言おうとしてもメニューが出てこないから、品書きはあるかねみたいな、ある、いやないとか、しかもそのしゃべり方が、
あの、通常例えばその、かしこまりました〜〜でございますね〜みたいに、いろいろこう柔らかく修飾できたはずの言葉がだんだんなくなっていって、
われ思うみたいな、われないみたいな、なんかそういう、なんかこうちょっとずつ削られていくみたいなところに、
なんて言うんですかね、その、設定の規律さによってカオスな世界なはずなのに、なんかこう筋が通ってって、なんかその、巧妙に整えられたドタバタ劇の、そのお盆の上で踊らされてるみたいな感覚になる小説でしたね。
なんかさ、聞けば聞くほど、全然結末が想像できない。
そうやろ、そうやろ。しかもそれがさ、音がなくなっていく中で作られていくから、一番最始後の方とかさ、わかんないけど、例えば、かとるとんだけしかさ、使えない。
そうなんだ、そうなるってことだよね。
でもそれもね、すごい見事な幕引きをしてましたね、その。あ、なるほど、こう終わるんやね、みたいな。
本の読書体験とタイミング
気になる。
結構でも今見せてもらったけど、言うほど厚くはないのかな?
そうやね、結構一気に読めちゃうぐらい。文庫版で私は読みましたけど、そうでもないね、300ぐらいなんで。
そんな中ぐらいの、ちょうど読みやすいぐらいの、ブワーって感じかもしれない。
3月に椿さんが来てくれたときに、38ページまで読んだんですけど。
えっ、そんなの控えてんの?メモしてんの?
なんでかって言うと、図書館で借りたんや、そのとき、残像で縁を。
で、だけど、返さなあかん期限が来ちゃって。
あー、でもこれまた見たいから、もうちょっとページ数控えといて、後で読もう、みたいな感じで。
なるほどね、そういうことか。
なのに借りて、38ページから38ページからって思ったまま、1ヶ月経って返さなあかんわ。
また借りて、みたいな。
で、また読めてない返して、みたいな。
あるよね。
だから、38ページ読むのに、2ヶ月ぐらいかかって、で、昨日と今日かぐらいで、残りの2百何十ページを読む。
そうやんな、読むときってそうやんな、価値とか見合ってさ。
そうそうそうそう。
前もホームスで言いましたけど、サマセットモームの月と6ペンスっていう、すごい有名な小説があるんですけど、
あれも図書館で買ったり、借りたり、本屋さんで借りたりっていうのを3、4回繰り返しながら、前書きのところばっかりいつも読んで、そっから進めないっていう本があった。
いやー、きっとね、そういう本もいつかタイミングが巡ってきて、
ね、わーって読む機会がきっと来るんでしょうけどね。
んー、じゃないかなー、なんて思ったりしてますね。
そんな感じでね、読み時を失った本も、やっぱりどっかしら、多分そんなことを言いながら残像に口紅をは、今の私のタイミングで読む本だったんだと思うんですよね。
こんなに時間はかかったけど、読むことができてよかったなと思います。
やっぱり本を読むことだけに限らないけど、旬みたいなものって出来事って物事って絶対あると思うので、それを逃さないようにできたらしたいなーなんて思いましたね。
私も聞いてみて、本当に思った以上にタイトルと佐藤さんに事前に聞いてたその設定と、また中身が全然違うみたいな感じなんで、あ、これは読んでみたいなーなんて思ったりしました。
はい、すごく面白い本なので、まあまあ面白い本ばっかり紹介してますけど、これも面白い本なので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
リスナーからの質問:趣味とお金のかけ方
といったところで、今回もあのコーナー行きたいと思います。
お便り?
むすむすー。
お便りむすむすはお便りを通じてリスナーの皆さんと楽しく交流するコーナーです。
はい、今回はホームスネームおもちさんからのお便り紹介したいと思います。
おもちさんありがとうございます。
おもちさんありがとうございます。
はじめまして。いつも楽しく拝聴しています。お二人に質問があってメールさせていただきました。
お二人は本が好きでたくさん買われていると思いますが、本以外で何かお金をかけている趣味ありますか?
ちなみに私はぬいぐるみ集めです。
きっかけとなったのは、小学生の息子の影響で、息子がぬいぐるみが大好きで、旅行や出かけ先などで必ずぬいぐるみを欲しがる。
最初はまたぬいぐるみ増えるなと思っていたのですが、私もぬいぐるみを見る機会が増えて可愛く思い始めました。
特に今息子とハマっているのが長野くまシリーズ、過去ちーかーさんの作者さんが書いている作品で、とても癒されて可愛いです。
しかしぬいぐるみは安くはないので結構な値段になってしまいます。
買った後も買いすぎたなーって我に書いて落ち込んでしまったりします。
欲しい本もたくさんありますし、どういうふうにお金をかけていったらいいのかが最近の悩みです。
お二人は本を買うために何かセーブされたり、お金のかけ方で何か考えていることはありますか。
些細な話では申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いいたします。
お二人のラジオが大好きですとのことです。
嬉しいおもちさん、初めてのお便りありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいね、楽しんで聞いてくださって。
大好きですっていうストレートな嬉しい。
本当にすごく伝わりました。
ついてくれてるのが。ありがとうございます。
とても嬉しいです。
お金のかけどころ、確かにキリがないからさ。
そうだよね。
難しいところではあるけれど。
椿さんの趣味:着物
私はやっぱり着物をかな。
なるほど、本以外でお金をかけてる趣味っていうことかな。
そうですね、私は間違いなく着物に一番堂々としてると思います。
すごい可愛いもんね、いいセンスをしてるから椿さんは。
サテュさんと趣味が近くて。
そう、合うよね。
四二毛書房で着物を着て接客してるんですけど。
基本的に私の着物を、サテュさんに着てもらってるという形で。
シンガポールに持って行ってない、日本に置いて行った着物をね、着てていいよって言ってくれて。
こっちに持って来てたら死んでたから、完璧な判断やった。
やっぱりちょっとさすがに暑い?そっちだと。
暑くて着れないし、湿気がやっぱすごいし。
湿気やか、それがな。
暑いのはそう、やっぱ浴衣はちょうど気持ちいいっていうか、汗はかくけど浴衣やったら大丈夫かなぐらいやけど、
普通の着物はまあ無理やな。
まあそうやんな。
そうなのでちょっとそのお金がかけるところが今はむしろなくなって、
あんまり物欲が刺激されないかなみたいな。
佐藤さんの趣味:サブカルチャーと食
それこそ私もぬいぐるみ結構好きで、
集めるってほどじゃないんですけど、見つけたら買ってしまったりとか。
日本やとよくしてたんですけど、こっちやとなんかまだ、
そのなんかグッとくるものに、ぬいぐるみとかサブカル的なものとかで、まだ出会えてないので。
なんかやっぱりぬいぐるみとかああいうかわいい系のものって日本の中で天国みたいな。
まさにまさに本当に。
こっちにそういえばオタクハウスっていう、おいお前みたいな、大丈夫かその名前みたいなお店があるんですけど。
オタクハウス。
すごいストレートな。
そうそうそう。日本やとドキッとするような名前のセンス。
そこがもうなんか結構ほんとにノンジャンルになんかジブリ作品から、
もう最近の萌えアニメみたいな、萌えアニメって今言わへんのかなわからんけど。
可愛い女の子が出てきてキャッキャするみたいな、
ノンジャンルで売ってるお店とかもあるんですけど、
そことかに行くと、たまに胸がポケモンのぬいぐるみとかにときめいたりするんですけど、
日本のもんやなみたいな感じ。
そうやんな。シンガポール初のものではないもの。
そうそうそう。まだちょっとね、こちらでときめきを、すなわちお金をここに使いたいって思うようなものが出てきてないなみたいな感じですかね、私は。
ながなさんのチーカワだっけ?チーカワみたいにさ、
シンガポールで爆発的に流行ってるキャラクターとかマスコットとかそういうのはあんまりないんかね?
そういう文化じゃないんかね。
かなりね、かなり日本のキャラクターに接見されてるよ。
あ、そうなんやね。
うん、それこそチーカワとかもめっちゃいっぱい見るし、サンリオもいっぱいあるし。
あ、そうなんや。えー。
半魚丼なんかさ、水族館とコラボしてたよ。
えー。そんなに?
しかも贅沢なコラボしててさ、半魚丼マントウになってたよ。私食べた。おいしかった。
マントウって何やったっけ、まんじゅうじゃない?
あ、そうそう、なんか肉まんの皮みたいなやつ。
なんか中国の食べ物というか。
肉まんの皮みたいなやつで、中身入ってるやつもマントウもあるんやろうけど、半魚丼コラボのやつは入ってなくて。
ほんのり甘い皮の香りと半魚丼の水色の皮膚が合わさって、何とも言えない気持ちでおいしかった。
それ何、プリントされてるってこと?半魚丼が。
ちゃうちゃうちゃう、もう完全に半魚丼の色の生地で作った半魚丼型のマントウ。これめっちゃよくできてる。
へー。へー。
あいつが私、コラボ系とか弱いかもしんないですね、キャラ。
あ、なるほど、なるほど、なるほど。
財布の紐が焼き切れることがよくある。
焼き切れる?緩むどころか焼き切れるってすごいね。
後方もなく。
後方もなくか。
なんか、エピソード99回でシナモロールにハマってるみたいな話をしたんですけど。
そうそうそう。いまだにシナモロール結構好きで、いろいろ見たりするんやけど、私全然さ、なんかこう経済回さない系オタクでさ。
はいはいはいはい。
なんかこうYouTubeで公式が出してる動画とかさ、画像とかそういうのを見て満足してしまってさ。
なんかあんまりグッズとか買わない系オタクっぽいんだよね、どうやら今のところ。
いやでも最近多いんじゃない?そういう人も。
そうなー。
なんせオンラインでのさ、コンテンツが充実してるやん。昔はさ、買わなかったらさ、CDだってなんだってさ、この絵柄が欲しいって思ったらさ、やっぱりそれ買わな。
もうなんかデジタルで見るなんて無理やったからさ。
うーん、そうやね。
やっぱり全然やっぱ違ってきてるんじゃない?
うーん、なんかね、こうせっかくだからグッズ買いたいなーとかってサンリオのショップとか行くんやけど、シナモロールってさ、そうなんかこう、なんていうの、メルヘンな、キュート可愛いみたいなグッズが多くてさ。
うんうんうん。
なんか私はそのシナモロールの世界観を愛してるんじゃなくて、シナモロールのあのフォルムを愛してるんだなっていうことに気付いた。
いや、でもそのグッズとの相性はすごいあるよね。
うーん、そうなんよね。だからあんまり、そうですね、グッズ系でお金をかけるってことはないんですが、私は食べ物が食いしん坊なんで、食い気に走りがち。
いや、私もでもそれはそう。
食い気に走る?
走ってるよね、私たち。
まあね。
でも、れみさんそんなに、まあそうか、おいしいもん食べてる印象はあるか?確かに。
食べてるよ。もうシンガポールでも確かにショックかも。シンガポールの食べ物はおいしくって、そこはね。
まあ、それはそうやんね。
ジャブジャブって感じですね。
ジャブジャブ。
本当においしい。
うんうんうん。
シンガポールといえば何みたいなメニューってあるんですか?
え、わかんない。
わかんない?
タイといえばトムヤムクンみたいなのあるやん、なんか。
ああ、どうなんやろ、でもラクサーっていう、なんかちょっと辛すっぱいみたいな。
あれがシンガポールみたいな。
ああ、なるほどなるほど。
でもまあまあ、やっぱいろいろありますよ。
いろんな民族が住んでるんで。
中国系のルーツがある人と、マレー系のルーツがある人が多いから、その融合料理ってプラナカンっていうのが結構あって、
それがこの代表料理何?って言われたらわからんけど。
なんかおいしい。
インド料理とかもあるし、何でもある。おいしいです。
めっちゃいいなあ。最高やなあ。
やろう。やろうとか言って。
そうそうそう。
なのでうん、食は私もよくよく気持ちわかる。
5月5日に子供の日があったんですけど、その日あったんですけど、っていうか子供の日じゃないですか、
食べ物の話題:ちまきと柏餅
その日に、何年か前、椿さんとやったことあるやけど、関西でよく食べる和菓子のちまきっていう、
中華ちまきじゃない、酢甘とかウイロウとかに近い笹の葉に巻いて食べるお餅みたいな、甘いお餅みたいなお菓子があって。
おいしいよね。
おいしい。
つらひまもその話聞いててつらい。
そうなんか椿さんと食べたよな、今年は食べれないんやな、一緒にはとか思いながらちまきを。
私の分あれ食べてくれたか。
食べたよ。
思いながら食べてるわ、でも椿のさ、椿さんと混ぜた、椿のさ、画像送ってさ、あなたのことを思いながら食べましたって送ろうと思ったけどさ、
でもなんかつらい思いしそうやと思ってやめた、食べれないのになんか。
それはちょっと確かに、来年は確かにゴールデンウィーク帰ろうかな。
そうそう、椿のために帰っといて。
そうやね、いやていうかさ、ほんまに関西でも、最近関東でも椿手に入るようになったから嬉しいんですけど。
そうですね、はい。
とはいえ関西が5月5日柏餅じゃなくて、椿食べる文化で私たち大阪出身なんですけど、その大阪でもやっぱ5月5日以外売ってないもんね基本。
そうなんよ、そうなんよ、そうなんよ。
あれがきつい、帰って食べたいものナンバー10ぐらいに入るのに届かない思い。
そうやねんな、せめて1ヶ月ぐらい。
なければ。あ、そうやな、それはそう、1ヶ月ぐらい売ってほしい。
1ヶ月ぐらい売ってほしいよね、そうなんよね。
いやでもあれかなり手がかかるんやろうなとは思うんやけどな、だってさ椿をさ1枚1枚剥いてさ。
ね、なんかこう鶴みたいなぐるぐる巻きにして縛ってね。
そうやったらあの柏1枚のあのゲロの食べ物の方が。
そんな、そんな、巻きがち勢すぎて。
冗談ですよ、ちょっとね、あの柏おじんに対する嫉妬が重くて。
あ、なるほどね、なるほどね、お前はなんでいつも居るんやっていう。
全国天猫お前みたいな。
複雑な思いがあるんです。
そうそうそう。
お金のかけ方と優先順位
あともう1個なんか質問してくれてたよね、なんだっけね、えっと。
本を買うために、なんかセーブしたりお金のかけ方で考えてることはありますか?って聞いてくれてるけど。
なるほど、どうだろう。
本は私第一優先で、あんまり他で調整するっていう気持ちかもしれないですね。
うん、なるほどね。
私も実は本にお金をすごいかけてなくて、ほとんど図書館で借りたりしてるんですね。
なぜなら結構読む量が多くて、場所の限りがあるっていうのと。
そうだよね、ほんとに。
そうそうそうそう、キリがないので、ちょっともう本当は買いたいけど、割り切ってもうあの図書館で利用することが多い。
代わりに、もういろいろ本すら削って、食にかけてるって感じですかね。
だから、何を捨てるかというより何を残すかみたいな、だから私は他を捨てて、美とかなんかこう本とかを捨てて、食っていうものを残してるみたいな。
美って何?
美容。
ああ、なるほど。ちょっと選択肢に、そのお金をかける対象の中に入ってなかったから、わからんかった。美術館とかってでも行ったりしたり、あれ?とかなんかいろいろ考えちゃった。
違う違う違う。
美ね。
美容です、美容です。
確かに私らの世代には話題やな。
そうやろ。なんでそんな一言ない?
いや、忘れてたなと思ってさ。
いやね、化粧水とか化粧品とかにね、こだわってる方も結構多いと思うから。
そうですね、確かに確かに。それは2人ともノーマークということで。
そうですね。だからあれですかね、本当に欲しいなとか、これは捨てられないっていうものにとがってお金を使ってる感じなのかもしれないですけどね。
そうですね、私たちそうかもしれない、両方とも。
犬への出費とリスナーへのメッセージ
あとは私は犬ですね、犬はお金かけるかけないとかいう話じゃないから、お金がかかるものだから、そういうものとしてっていう感じかな。
子供とかと一緒でね、やっぱりかけないっていう選択肢がないよね。
そうそうそうなので、出会ってしまったらもう、それは。
なんかあんまり参考にならない話になる気がしますけど。
お餅さん、なんかあれですね、意図せずして、ホームスネームも食べ物のお餅さんでしたね。
本当だ。お餅が好きなんやろうか。
納豆にネギ入れて、お餅で食べたらおいしいんで、ぜひやってみてください。全然関係ないですけど。
あ、お米はおいしいやろうな、確かにね。
そうそう、めっちゃおいしいんで。ネギはたっぷり入れるのをおすすめします。
それ、混ぜ込むの?ごめん、つかめて。
混ぜ込む、お湯でくぐらせて、やわやわにお餅をすんねん、まず。
お鍋のお湯を張って、お餅をぼちゃん入れて、とけちゃうぐらいに柔らかく伸びるぐらいにして、
その状態にしたのを、ネギたっぷり、納豆にグリグリグリって混ぜ込む。
聞いてよかった。きっとお餅さんも、納豆が嫌いじゃなければ、お好きなんじゃないか。
ぜひ、お嫌いじゃなければ、試してみてください。
というわけで、ありがとうございました。
ありがとうございました。引き続き楽しんで聞いていただけると嬉しいです。
といったところで、来週も楽しみにしていただければ幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
本の虫のすすめでは、皆様のご質問、ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
TwitterのDM、または番組説明欄に記載しているメールアドレスにご連絡ください。
本の虫のすすめは、毎週金曜日17時に配信しています。
After 5に読書トークをお楽しみください。
41:26

コメント

スクロール