1. 本の虫のススメ
  2. Ep.55 前代未聞の積読バトル!..
2024-03-15 28:14

Ep.55 前代未聞の積読バトル! どんな本積読してる?

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今回は読書系ポッドキャストにあるまじき(?)エピソード。

買ったけど読めていない積読本を一挙ご紹介! 皆さんは何を積読していますか?


【紹介した本】

【小説】
・ジョージ・オーウェル(著)田内 志文 (訳)「1984」角川文庫
・ガブリエル ガルシア・マルケス (著)鼓 直 (訳)「百年の孤独」新潮社
・司馬遼太郎(著)「竜馬がゆく」全8巻(文春文庫)
・井上荒野「あちらにいる鬼」(朝日文庫)
・H・P・ラヴクラフト (著)大西 尹明 (訳)「ラヴクラフト全集」全7巻(創元推理文庫)
・ジェイムズ・ジョイス (著)高松 雄一、丸谷 才一、永川 玲二 (訳)「ユリシーズ」全4巻(集英社文庫)
・温又柔「祝宴」新潮社
・J.L. ボルヘス (著), 鼓 直 (訳)「伝奇集 」岩波文庫
・J.L.ボルヘス(編集、序文執筆)「バベルの図書館」シリーズ 国書刊行会
※「バベルの図書館」はボルヘスの書いた短編と、ボルヘスが編集した世界文学全集の2種類があります。
国書刊行会から出ているのは全集の方で、短編は「伝奇集」という短編集に収められています。

【非小説】
・小冊子「国書刊行会50年の歩み 創業50周年記念小冊子」国書刊行会
・東京創元社編集部編「創元SF文庫総解説」東京創元社
・若菜 晃子 (著、編集)「岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020」岩波少年文庫
・ジェイムズ リーバンクス (著)濱野 大道 (訳)「羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季」ハヤカワ・ノンフィクション文庫
・ジェイムズ・リーバンクス (著)濱野 大道 (訳)「羊飼いの想い イギリス湖水地方のこれまでとこれから」早川書房
・村瀬哲史 (著)「村瀬のゼロからわかる地理B 地誌編」学研プラス
・山﨑 圭一 (著)「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」SBクリエイティブ
・美術検定実行委員会 (編集)「改訂版 西洋・日本美術史の基本」美術出版社
・ジェームズ・エルキンス (著)小野康男、田畑理恵 (訳)「なぜ美術は教えることができないのか 美術を学ぶ人のハンドブック」
・スヴェン・ベッカート (著)鬼澤 忍、佐藤 絵里 (訳)「綿の帝国 グローバル資本主義はいかに生まれたか」紀伊國屋書店
・松下幸之助「道をひらく」PHP研究所
・黒柳徹子「続 窓ぎわのトットちゃん」講談社
・千葉聡「歌うカタツムリ 進化とらせんの物語」岩波現代文庫
・千葉聡「招かれた天敵 生物多様性が生んだ夢と罠」みすず書房


【よりぬき】

・まさかの読んでない積読本ご紹介!

・積読にもいろんな種類がある

・長いシリーズ、内容の重そうな本、難解な本......

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生物学者と書店員のインターネットラジオ 本の虫のススメ
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が 本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
はい、今回も始まりました。本の虫のススメなんですけど、 今回はちょっと新しい試みを
趣向を変えてね。そうそう、1年、1周年経ったっていうこともあって、 新たなチャレンジを
チャレンジってね、大したことしないんですけど。
今回はなんと、読んでない本を紹介してみようと思います。 いわゆる積読を紹介してみようっていう回ですね。
題して、積読バトル! イエーイ!
戦わないけどね。 うん。いかに多いかっていう。
えー、それで言う?数はわからんな。
多分君の方がよっぽど多いと思うけどね。 本棚がね、多いからね。それはそうかも。
で、積読って言ってもいろんなジャンルあると思うんですけど、 物語系小説と物語じゃないもの、非小説というか、に分けてちょっとピックアップしてみたいと思います。
で、まず小説についてなんですけど、どんなのがありますか?積読本は。 めっちゃいっぱいあるけど、
古典で、読みたい読まないってずっと思ってるのが、まずあれですね。ジョージ・オウェル、1984年。
知ってる? いや、知らへん。
なんかね、あの、SFの古典みたいな本で、
すごい本当に有名な、何て言うの?ディストピア系の近似党みたいな本で、1949年に刊行された、もうほんまにだからSF古典って感じ。
で、結構その海外SFも私好きやからさ、読みたいなーってずっと思ってるんだけどさ。
なんか、結構その、だから時代柄もあると思うんやけど、1949年に刊行されたっていう、全体主義的なその国家が、世界を全部分割統治するっていう未来、近未来を描いた作品らしいんだよね。
いかにも面白そうやし、こんだけ有名な作品やから、読みたい、読まなきゃ、でもなんか手に取ると、まだ今じゃないのかな、みたいな感じで、手に取って本棚に戻して、何度も何度も何度も何度も繰り返してる本ですね。
03:18
なるほどねー。あるよね。
佐藤さんはどうですか?
買ってはないけど、そういう意味では、100年の孤独をこの前何回かの回であげたんですけど。
私もそう、でも。それはそう、読んでない、まだ。
読んでない本ですね。あとね、書店員になってから気づいたんですけど、時代小説って言われる、いわゆる歴史小説ものを一切全然通ってないなと思って。
いや、私もそれは。
そう、やっぱりちょっとその歴史がわかった上で楽しめるんじゃないかっていう、そのハードルの高さを勝手に感じてしまって。
それはでもあるよね、わかるわかる。
そう、なので、だけどその歴史小説の棚ってすごい面積多くあるんですよね。やっぱり好まれてるジャンルではあるので。
そうやんね、そうやんね、確かにそうだわ。
その中でも一番有名なものの一つと言える、しばりおたろうさんの。
あ、私も読んでない。
龍馬が行く、これを。
そうよね、いや、わかるわかるよ、それ。
買ったものの、1巻から7巻まで買ったものの、まだ1回も読んでない、本当は8巻まであるんですけど、ちょっと今自分の手元にあるのは7巻までなんですけど。
なんかね、
わかる、めっちゃわかるよ、その時代小説に対する気持ち。
なんか日本の歴史を今ちょっと私学び直しでやってるんですけど、
あ、いいね。
そうなんですよ、その明治維新のあたりとか、ちょっとその学び直してから読んだ方がいいかなとか、
わかるわかる。
そんなことやってるうちに、
時間がある。
本当にそう、本当にそう。
全然、もうさっさと読んでから勉強した方が早いんちゃうかなって思いながら。
実際確かになんかその、
勉強っていうつもりじゃなくて、楽しくって読んでるうちに、
分かっていくっていうの全体像が見えてくるっていうのはありそうよね。
ありそうよね、そうそう。
思いつつ。
つつ。
そう、そうなのよね。
女々にずっと場所を取って眠ってる本ですね。
いや、めっちゃわかるよー。
あとその、重そう、絶対重いよなっていうので読めてないっていう本があるんですけど。
確かにね、メンタルのコンディションによって読めない本ってあるよね。
そうそうそう、そういう意味で読んでないのが、
井上アレノさんという方の、あちらにいる鬼。
06:05
すごいねんこれ。
すごいの?
あのね、その作者のお父さんと、瀬戸内弱鳥さんが不倫を支配るんやけど。
瀬戸内弱鳥有名やんね、その不倫されてた話ね。
そうなんや。
その不倫を元に、その不倫された側っていう、なんて言ったらいいんやろ。
その側の長女が、両親と瀬戸内弱鳥をモデルにして、この三者の関係を書いたっていう話で。
もうドロドロ絶対してるやんっていう。
してるね。約束されてる。
約束されてるやんっていうところで、ちょっとこう、ハードルが上がってしまってまだ読めてないっていう。
しかも、あちらにいる鬼っていうすごいタイトルがヤバそうやん。
そうやんね。わかるわかる。
そういう意味で、ちょっと読めてない本がありますね。
なるほど。
私も、なんていうの、長くて、で、なんか勝手にハードルを感じてっていうのは、ラブクラフト全集。
グッズルフ?
グッズルフ、そう。
みんな話題にするじゃない?いろんなものの元ネタになるじゃない?
でも結構さ、数もあったりして、つんどくでは私もこれ、まだ買ってはないんだけど、どこから手をつけていいのかっていうのと、
なんやろ、でもこんなに人気なんやから、なんかちょっと読みたいなっていう気持ちっていうと、グッズルフかな。
なんか噂によると、てか読んだ人によると、その文体が独特で、
あ、そうなんや。
らしい、すごいこう、なんか色、なんかこう、就職語みたいな、どんどんどんどん繋げていくから、読みづらいんやって、ちょっと。
なるほどね。
それも聞いて余計さ、ハードルが上がっちゃってさ。
また上がっちゃった、今。
なんか友達がさ、結構好きな子がいて。
あ、そうなんや。
そうそう。あれって結構創作の題材になったり。
うん、するよね。
そう、創作する子で。
PRPGって言って、テーブルトークRPGっていう、アナログでやるゲームの素材になったりするもんね。
そうだよね。それを最近友達が書いたの読んでくれって言って、それ読んで、確かに興味あるなって、ちょうど今思ってたっていうのもあって、思い出した。
あと長いで言うと、ジェームズ・ジョイスのユリシーズ。
あー、超有名さ。
あれも長いやん、でも。めちゃめちゃ。
だからちょっと読めずにいるな。
09:02
しかもすごい難解らしいやんか、あれ。
難解と聞くとまたちょっとハードルが上がってしまいますね。
そうなんだよね。
でもきっと面白いんだろう。
面白いというか、気になるなと思ってる。
単純にタイミングが来てなくて読めてないけど、めっちゃ気になってるっていう本があるんですけど、これは中国なんかな?
台湾なんかな?あ、台湾だな。
台湾の宿縁っていう。
ほうほう、祝いの宴。
そうですね、そうそうそう、宴。
ウェン・ユッジュさんっていう方が書かれてる本なんですけど、
帯の宣伝文がすごい気になって、
私はもう彼女のことを秘密にしたくないのって書いてるんですよ。
国境、言語、階級、いくつもの境界を抱えた家族は普通を越えていくって書いてて、
だからおそらく、帯にも書いてるから間違いないんですけど、
同性の恋人が実際にいるんだよっていうのを告白するところからちょっと始まって、
で、それに戸惑う家族の様子とか、いろいろそういうのを書かれてるものらしい。
なるほど。
ちょっとLGBT系の文学として気になりまくってるけど、まだ何回も読めてないみたいな。
わかるわかる、タイミングね。
そう、タイミングがね、あって読めてないっていう小説ですかね。
私ももうなんかこれ止まらん、すごいねこの企画。
新しい新しい。
それで言うと、それで言うとじゃないかもしれんけど、
ボルヘスも読みたいなとずっと思って読めてない。
ボルヘス?
あの南米の作家なんやけど、バベルの図書館とか、
なんかすごい争点もね綺麗な本で。
国書観光会?
うんそうそうそう、かな?
国書観光会っていう時点でもうね、約束されてる感じがあるよね。
されてる。
国書観光会のそういえばさ、50周年か何かの記念の冊子がタダでもらえたの知ってる?
え、知らない。
めっちゃ綺麗でさ。
知らんかった、そうなんや、すごいな。
めちゃめちゃマニアックな話始めるっていう。
結構あの想定が美しくて内容が素晴らしい本が多いですよね、国書観光会は。
いやあれね、すごいよ。
なんでこれ無料なんていう50周年の歩みっていう。
いいな、ゲットされた方いらっしゃるんでしょうね。
いやきっと、私以外にも。
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なんかでもそういうさ、これまでのそれぞれの出版社の著作を振り返ってくれるやつとかさ、めっちゃいいよね。
いいね。
最近なんか草原SFも、それはなんか普通に単行本として、無料じゃなくて普通の本としてやけど、なんか出たらしいよ。
それもすごい気になっててさ。
去年の12月22日に出たばっかりの本なんですけれども、草原SF文庫総解説っていう、東京草原社編集部が編集した本で、
創刊からこれまでの800冊の書紙とレビューを全部収録してるらしいです。
これめっちゃ気になってて、また積読を増やす方向にカジを切ること間違いなしなんだけど。
自動書担当としてちょっと1個言いたいのが、岩波少年文庫あるじゃないですか。
あれを紹介した岩波少年文庫の本が出てて。
そんなのもあるんや、いいね。
岩波少年文庫の歩みっていうタイトルで1950から2020っていうふうな副題がついてるんですけど。
めっちゃいいね。
そう、2021年に通売されてて、約70年間の歩みを振り返っているという本ですね。
やっぱ岩波少年文庫と青い鳥文庫で育ったから私は。
なるほど。
これはちょっと外せないと思いながらまだ読めてない。
これでも買ったらもう沼やん。
沼、沼る、沼る。
広がっていく方向やから。
危ないねな。
でもそうやって次何読もうって解説とか読むのも楽しいよね。
そうね。
こういうブックガイドの本っていうのもいいよね。
じゃあ続いてはノンフィクション部門というか非小説部門でいきたいと思うんですけど。
低くほどある。
やっぱねノンフィクション、今自分の本棚を写真で撮ったのを見てるんですけど、
めっちゃやっぱノンフィクション多いなって思いますね。
例えばどんなのがあるんでしょうか。
えっとね、これは友人に勧められて面白かったよって言われて買ってずっと読んでない本なんですけれど、
ジェイムズ・リーバンクスさんという方が書かれた、
「羊飼いの暮らし、イギリス湖水地方の四季」っていう、
浜の大きい道大道さんかな?が翻訳されてる本なんですけれど、
タイトルの通りで、イギリスの湖水地方での羊飼いの暮らしが一年間でどういうふうな生活をされてるかっていうのを書かれた本らしくて、
15:10
解説だと、多くの人が行きたいと心のどこかで願っているような生活が描かれてるっていうふうに書かれてて、
確かにそんななんか羊飼いの方がどういう生活をその1日のリズムも出し、1年のリズムも出しっていうイメージって私たちあんまりないやんか。
しかもこれすごいまた興味を引くなと思ったのが、
著者の方が羊飼いの家系に生まれた方なんだけど、
湖水地方で600年以上続くその羊飼いの家に生まれた方で、
かつオクスフォード大学で学んだ後、また家に戻って羊飼いをされてるっていう方らしくて、
結構キャリアとしても変わってるなっていうところもあって、
農場の伝統的かつ湖水地方の歴史というかを、
またちょっとやっぱり1回出て帰ってきてる人やからちょっと引いた目で書いてるんかなとか思うと、
面白そうやなとか思ったりしながら読んでないので。
これなんかすごい好評だったらしくて、最近続編も出たらしくて、それも買ってあんねん。
うわー、読まねば。
読まねばよ、ほんまに。読んでないのに続編買うっていう。
まあでも買っておけばね、安心やしね。
というのが1冊目かな。さっとさんはどうでしょう?
ちょっと3冊まとめて紹介したいんですけど、教養というか、教養って言うと一括になっちゃうけど、
学び直しをいろいろしたいなと思って。
わかるわ、ほんまに。
学習参考書。
なるほど。
大学受験の学習参考書で、
村瀬のゼロからわかる地理B、地詩編。地詩ってあの地理の地に。
歴史の詩?
じゃなくてね、これなんて言ったらいいの?
雑誌の詩?
雑誌の詩か。そうそう、地詩編っていうのを買ってるのと、
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書っていう本。
それから改訂版西洋日本美術史の基本。
美術史知りたい。
知りたいよね。
なんかこう、なんていうかこう、ちゃんと系譜とか系統立てて。
そう、体系立てない。
体系立てて、そうそうそう、自分の中でこの。
わかるわ。
そう、ルネサンス、えっと、ルネサンス期のなんちゃらのとか、えっと、えっととか、
アールデコガとか言われたら、えっと、それってどこの、なんの、どういう話やったっけみたいなのがあるから。
いや、めっちゃわかるよ。
そう、そういうの体系立てて学びたいなと思いながら、まだ読めてない本ですね。
18:06
私、もうそれで美術の方で思い出したんだけど、
ジェームズ・エルキンスさんっていう方が書かれている本で、
なぜ美術は教えることができないのか。
美術を学ぶ人のためのハンドブックっていう本があるんですけれど、
これももうなんかタイトルから気になるじゃない。
確かに高校とか中学の頃の美術の授業って結構投げっぱなしやったやん。
生物があります、書いてみたいな、ヒャッてなるじゃん。
自分ももうちょっとなんかないんかなって、
あの時からちょっと異色やんやっぱりさ、科学、物理とかさ、
他の教科と比べて美術ってなんか、
文章化されてないよね。
そうそうそう、それってすごい気になるところやからさ、
この本もなんか気になるなぁと思って。
美術を教えるっていうことをどう解釈すべきなのかっていうのをね、
ちょっと知りたいなと思って買っておいてるつんどく本ですね。
あと、もうなんかいっぱいありすぎて本当に、
どこから手をつけたらって感じだけど、
昨日手に取って、あかん長いなと思って戻した本が、
綿の帝国グローバル資本主義はいかに生まれたかっていう、
ベッカーとスベンさんっていう方が書かれた本で、
これもちょっと歴史の本に近い文脈もあるかなと思うんだけど、
その綿産業っていうのを軸にして、
世界の貿易とか経済の歴史、
どういうふうに5千年以上わたって栽培され続けてるらしいから、
私たちが5千年って言ったらほとんど国家っていうようなものができてから、
今までになるわけやから、
それを綿っていう軸で辿るというか、
すごい今のグローバリズムっていうのが、
やっぱり歪みっていうのがすごいいろんなところで出てきてるわけやんか、
それに至る道筋ってでもやっぱりさ、
あんまりに膨大やからすごい難しいやんか、
それを綿っていう一つの産業っていうか、
軸で語るっていうのはなんかわかりやすそうやし、
なんかすごい歴史の三発的な点と点じゃなくて、
線でつなぐっていう作業をやってくれてる本なんかなと思って、
それで買ったんだけど、これかな、結構太いのよ本当に。
分厚いね。
分厚い、そう。読めてないつんどくです。
21:00
分厚いだけで結構ハードル上がっちゃうもんね。
そうやね、そうやね。
でも絶対面白いと思って買いました。
さっき、歴史小説が自分が言ってないジャンルやから、
いいとかな、みたいなので読めてない本っていうのを紹介したけど、
ビジネス賞の担当してたことがあって、
あ、そうなんだ。
そうそうそう。
ビジネス賞担当やったら読まなあかんやろっていう風にして買ったけど読んでない本があって、
ビジネス賞とか自己啓発賞よく読まれる方は絶対知ってる本だと思うんですけど、
松下幸之介さんが書かれた道を開くっていう本。
さすがに知ってるそれは。
これね、超有名。パナソニックの創業者の方が書かれた。
あたしあれやからパナソニックのおひざ元で生まれ育ったから。
でも読んでない。
ずい草集らしくて短編って言わないか、短いずい草がすごく書かれてる本らしいんですけど、
全然読まなあっていう気持ちで買ってしまうだからさ。
わかるわかる。
そこからなかなか抜け出せなくて読めてない。
これちょっと古本で買ったんですけど、私パラパラめくってたらめちゃくちゃ線引いてあって。
おお、そうなんだ。
だからこれを手放した人はめちゃくちゃこの本に勇気づけられたんやろうなって。
きっとそうやろうね。古本ってストーリーを感じるよね。
そういう確かに義務感で買った本ってあるよね正直ね。
そうなんですよね。
あとちょっと大切すぎて読めてない本が一冊あって、
最近、最近って言っても何ヶ月か前に出た本ですけど、
俗窓際のトットちゃん。
なんか映像化するって言うんで。
そうですね。アニメの映画化するっていうので窓際のトットちゃんがね。
そうだよね。
そう、蔵柳哲子さんのね超有名な本ですけど。
自動書で一冊好きな本をあげろって言われたら、
まあこれをあげるかなどうかなっていうトップレベルに好きな本が窓際のトットちゃんなんで、
大事すぎて楽しみすぎてなかなか手をつけられてないっていうのが俗窓際のトットちゃんですね。
そういうのもある。
それで言うと、私、東北大学の教授をされてる千葉さとしさんっていう方が以前書かれた、
24:01
歌うかたつむりっていう、進化論。
ダービンが自然選択を言ってから、今までの進化論っていうその理論の発展の歴史を、
かたつむりっていう材料、生き物を軸に語った。
説明したノンフィクションなんだけど、それがめちゃくちゃ衝撃的に面白くて。
で結構、私ほら嫉妬しいなのよね。すごく物書きとして。
あんなになんかすごいノンフィクションを書く方だったんだと思って。
もともと研究の内容とかは知ってて。
普通にすごい研究者の方やなと思ってたんやけど、そんなやっぱり別やんか。
その一般向けの本を書くっていうのと、研究者としての業績を残すっていうのは、
それをそんなにすごい両立されてるって知らなかったから、初の著作だったっていうのがあって。
それですごい打ちのめされる思いになって、やっぱり私も科学を書くというのを送ってる人間だからさ。
まあね年齢も全然違うから、比べるのもおこがましいんだけど。
でその千葉先生が書かれた本が最近、去年ぐらいかな。また出て。
招かれた天敵。生物多様性が生んだ夢と罠。っていう三筋書房から出てる本なんですけど。
まあ結構いろんなところでされて失敗される外来種対策とか、そういうので失敗で。
一番よくあるのが天敵導入したらいいやんっていう。
やりそうやね。
そう、それってうまくいかないんだよ。
やっぱりその自然のバランスってさ、すごい絶妙っていうか、生態系のバランスって本当にちょっとどこかがピースが抜けるというものやから。
じゃあこれがダメやからこれ食うやつっていう、そんなんじゃ機能しないやんか。
それを、でもこれまでどういうふうに天敵導入がいろんなところで行われてきて、
で、なぜ失敗したかっていうようなところを、その生態系っていうところから、生物多様性っていう視点からひもといた本なんだと思うんだけども。
もう絶対すごいから。
全書著作が面白すぎたから。
いやそう、もうだからまたたぶんその、
打ちのめされる。
そうやね、打ちのめされる覚悟がまだできてなくて、
なるほど、読めてない。
そう、いつそのメンタルコンビジョンがぽぽのるのか、わからない。
だけど手元には置いてある。
もちろんよもちろん。
とりあえず買うから。
では今回はこういう感じで、つんどく読めてない本についてトークテーマしましたが、いかがでしたでしょうか。
27:05
みなさんもちょっとね、読めてない本とか思いつくのあったら是非お送りください。
是非是非新しい試みでしたが、結構今までで一番本の名前は上がったのかなって感じがします。
みなさんもこの中から毎つんどくを、いや読んでほしいですよ、いい本を出会うきっかけになると嬉しいです。
では良い読書体験を。
良い読書体験を。
本の虫のすすめでは皆様のご質問ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
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本の虫のすすめは毎週金曜日17時に配信しています。
アフターファイブに読書トークをお楽しみください。
28:14

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