1. 本の虫のススメ
  2. Ep.93 想像力の翼を広げてくれ..
2024-12-06 31:58

Ep.93 想像力の翼を広げてくれる本、地に足のついた仕事を見る本

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チェコの幻想小説と、日本の漁師の語りを収録した本についてご紹介。空想の世界に飛んでいけるような本と、地に足のついた職業の面白さを知る本。全く趣の異なる2冊です。お知らせもあります、ぜひ最後まで聞いてね!


【紹介した本】

・ミハル・アイヴァス(著)阿部 賢一 (訳)「もうひとつの街」河出文庫
・宮崎 弥太郎 (語り)、かくま つとむ (聞き書き)「仁淀川漁師秘伝 弥太さん自慢ばなし」 ヤマケイ文庫


【本むス公式グッズ】
Amazonページリンク:

https://www.amazon.co.jp/s?rh=n%3A352484011%2Cp_4%3AHON-NO-MUSHI-NO-SUSUME

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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者のつばきと、書店員のさとが、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今回も始まりました、本の虫のススメ。
えっと、最近、つばきさん、なんか、方策って聞いたんですけど、どんな本を読んだんですか?
すごいよ、最近。
なんかね、読む本、読む本、おもしろい。
すごいね、当たり当たりやね。
当たり引き当て率が、すごい高くて、どれから行こうかなって感じ、ほんと。
1回じゃ、無理かも。
あ、ほんと?私も実は、方策なんですよ。
あ、無理ね。
無理ね。
うん、まあまあ、いいやんね、そういうふうにして。
そういうふうにしていきましょう。
最近、おもしろかった本を、紹介しやっていこう。
いこう。
じゃあ、まず1冊目。
これ、ごく最近、文庫が出た本なんですけど、
川手文庫から出た本です。
ミハル・アイバス もうひとつのまち アベケンイチ 翻訳
これ、チェコの作家の、ミハル・アイバスっていう方が書かれた本なんだけど、知ってる?ミハル。
全然知らない。
いや、私も知らなくってさ、でも、なんかすごい、表紙というか、想定が、まずすごい幻想的で、なんか聞かれて、
これ、なんやろうね、なんか、なんなんだろう?
本編と、ちょっと実は関係してるんだけど、
そうそう、なんか銅像の中身が、すけて見えてて、その中に魚がいて、そのむこうに、街の風景が、夜の街の風景が見えてるみたいな、
ちょっとなんか、説明が、だから、むずかしいような、表紙で、
それが、まず気になって、で、わらすじ、裏に紹介文書いてるじゃないですか、その紹介文見て、これは気になると思って、買って、読んでみました。
で、まだこれ、内容と関係ないんだけど、最近で、文庫も高いね、忘れてたんだけど、これ、
いくら?
1100円。
あ、けっこうするな。
そうそう。
文庫で1000円以下っていうのが、なかなか見なくなってきたかもしれないね。
そうなんだよね、なんか、そんなに分厚い本じゃないから、あの、値札を見ずに、あの、レジに行って、ちょっとびっくりしたんだけど、
まあ、これは最近の本の値段の高騰の話だから、まあ関係ないんだけどね。
そう、これ、で、すごい説明が難しい本なんだけど、幻想小説かな、簡単に、あの、ジャンルを言うと、
まず、その、舞台が、チェコのプラハなんだけど、その、現実のプラハの町を旅するというよりも、タイトルのそのものなんだけど、
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私たちの、その、生きてる目に見えて、認識してる町とは別に、ちょっとした建物のすき間とか、クローゼットのすき間とかから、
違う世界につながってて、でもそれは、なんか、まったく違う場所っていうよりも、同じチェコっていう町を舞台に、私たちに認識できない世界が広がってるみたいな、
で、その、私たちが普段認識できない世界を、こう、もう一つの町なんだけど、だからタイトルの通り、そのもう一つの町を、主人公がどんどん分けいっていって、みたいな、
すごい、ほんと、その描写とかが、なんやろ、私たちの認識を揺さぶってくる感じ。
この物語も、始まりからして、あやしいというか、幻想感にみちみちてて、プラハの古本屋さんで、とある本に主人公がすごくひかれて、
で、それを見てみると、これまでに見たことのないような文字で、書かれてて、
おもしろそうやな、始まり方からして。
その文字の秘密というか、その本の秘密を追っていくうちに、そのもう一つの町にたどり着いて、っていう話なんやけど、
その文字っていうのが、もういろんな表現を、この本の中でされてるんだけど、
たとえば、なんの布だったか忘れたけど、布のしわみたいなものとか、
だから、その文字らしい形っていうよりも、それ自体が何かこう、むずかしいね。
だから、それがその文字として、誰かが生み出してどうこうっていうよりも、何かその根源にふれるようなものみたいな形で、
だから、その文字がわからなくて始まった物語だけど、その文字を追っていくっていうよりも、
私たちの信じてる世界って、なんなんやろうとか、そういったところに、どんどん展開していくような話で、
で、そのもう一つの町がすごくね、不思議で、いろんな矛盾したような表現とか、
私たちがこう、あれ?って思うような、まあ、言葉遊びじゃないけど、そういう表現も多くて、
たとえば、植物の子宮とか、
おー、矛盾してる。
そうそうそう、とか、ショックを受けたエイとか、
かわいらしいな。
エイがショックを受ける。
そうそう、なんか、チェコって全然 海がない国なんだけど、
広場でサメと戦闘になったりとか、
06:03
エイが?
主人公とサメが、とか、
もう本当になんかね、すごい幻想感が漂ってて、
だから、私たちが信じてるのは、川1枚の世界で、
その川をめくった先に、どういう世界があるかっていうのは、本当はまあ、誰もわからんよね、というか、
そこに、すごい想像力の翼を羽ばたかせて、書いたような本で、
だから、その筋っていうのを追っていって、説明するっていうのが、なかなか難しい本ではあるんだけど、
でも、読んでる間、すごいその、でも確かに、自分たちがそう思ってるのって、本当にそうなんかな?じゃないけど、
それをこう、揺さぶられる快感みたいなのが、1ページ1ページある本で、
すごい、あらすじを紹介しても、なんか面白さが伝わんないかな?っていうような、逆に本ですね。
で、けっこう、以前紹介したこともあるんですけど、
イタロウ・カルビーノっていう、見えない街っていう本とか、
すごく椿さんが好きだって言ってた本だよね。
そうなんだよね。とか、ボルヘスとか有名ですよね。
とかに、つらなるような、その幻想小説の、一応有名な作家さんだったらしくって、
全然知らへん。
そう、私も全然知らなくって、で、なんかそれも私、このあとがき、役された方のあとがきを読んで、知ったんだけど、
なんかすごい、そのカルビーノが好きっていうのがあって、
で、またこれに、この表紙と、裏の説明で引かれて買ったっていうところに、なんとなく、自分の傾向じゃないけど、
あ、やっぱ私、こういうの好きだよね、みたいなのを感じたりしましたね。
すごい、ぜひ読んでほしい。
なんか、話のストーリーを楽しむのもそうやし、世界観を楽しむっていう感じだから、
そうそうそうそう。
あの、シーツの海で、足を取られながらの銃撃戦みたいなのとか、
あー、なんかいいなぁ。
そう、ちょっとだからね、絵本っぽいような幻想感でもあると思う。
けっこう、さっちゅーさんも好きじゃないかな。
あー、好きそうやなぁ。
ショックを受けた絵とか、しわのよったシーズン、なんかこう、視覚的にすごい、こう、はっとこう、思い浮かぶというか、なんか想像力が、こう、
刺激される。
刺激されるよね。
そう、そう、そう、そう、そう、そういうシーンがすごく多くて、
で、そのもう一つの町で、自分を追い回してた人は、自分の、まあ、もといた町、だから、まあ、私たちが今、認識してる町では、
普通に、なんか、バーの店主をやってて、そのときに、会ったときは、向こうのもう一つの町の事情を持ち込まずに、ただの客として接して、みたいな、そういう、なんか、怪しさみたいなのも、あったりとか。
09:10
で、そのさ、バーの店主さんは、そのもう一つの町で起きたことは、全然、
わかってる。
わかってるの?
わかってるんだ。
そう、だから、行き来できる人が、少数いるっていう世界観で、
そうそう、そう、すごいね、もう、不思議な本。
その、ちょっと、世界観に没入というか、したいときに、良さそうですね。
そうそう、そう、そう、なので、そういう、まあ、ボルフェスとか、カルビーノとか、好きな人は、きっと好きになるのじゃないかなと思います。
なるほどね、へえ。
さちゅうさんは、どうですか?最近よかった本。
いろいろあるんですけど、一個、あの、以前に紹介した本。
おお、最近の流行り。
そうですね、紹介。
その番組の。
流行り?わからんけど。
一回ね、やったことがあるんやけど。
あの、エピソード22回で、
めっちゃ前。
そうそう、だいぶ前ですね。
紹介してくれた、宮崎八太郎さんが語り、たものを書く、まあ、つとむさんということが聞き書きで書かれている、
におど川漁師秘伝、八田さん自版話。
ああ、いい本だよね、それ。
はい、山形文庫から出てる本ですけれども。
わあ、うれしい。
それを、あの、椿さんにお借りして、ずっとお借りしたままやったんやけど。
いいよ、いいよ、そんなの、全然いいよ。
なんか、あるとき、ピンとなんか、あ、読みたいと思った瞬間がきて。
あかりがあるよね。
そうそうそうそう。
待ってたんよ、八田さん。
待ってた、八田さんが待っててくれた。
それで読んだんですけど。
まあ、あの、タイトルからもわかるように、
におど川っていう、高知県の川なんですけど、
そこで漁師をずっと長い間されてる、その八田さんが、まあ、どういうふうに漁をしてるかとか、
まあ、そういうのを、聞き書きで書いてる本なんですよね。
タイトルがまたさ、愛があっていいよね。
八田さん、自慢話って書いてるのがいいよね。
そうそう。
あそこは、これでとってな、みたいな、ほんとに、なんか、おじいちゃんの昔話、自慢話を聞いてるみたいな気持ちになれるよね。
で、あの、エピソード22のときに、椿さんも言ってたんですけど、
あの、その、言葉の音の感じがすごく気持ちがいいっていうふうに言ってて、
まあ、なんとか、ちょっと再現できないんですけど、
まあ、関西弁だとしたら、なんとかやねんやんか、みたいな感じの、この、ほんとに語り口調のまま文章が、文体というか、が、あの、書かれてるので、
ほんとに八田さんのお話、おじいちゃんのお話を聞きながら、
あ、そうなんや、そうなんやって、こう、なんか、こう、聞いてる感じですごい楽しいですよね。
12:05
図とかも、写真とかもさ、けっこうあって、それもいいよね。
そうやね。なんか、こう、ぜんぜんその、漁とか釣りとかしないので、やっぱりその、漁法にもいろんなやり方がもちろんね、あるんですけども、
なんか、その手づかみで、こう、やる方法から、まあ、もちろん網を使う方法から、
で、網使う方法ももちろんいろいろあって、なんか二重に網を、こう、はって、で、一方の網はくぐらせるための網で、さらに奥の網で、こう、とらえるみたいな、なんか、そういう漁法があったりとか、
なんか、筒の中に、こう、うなぎを、こう、あの、
ねどこみたいな、ねどこみたいな、そう、ささいこんでとる漁法があったりとか、へえ、みたいな感じで、おもしろいし、
もう、なんか、みみずを、すごいうなぎが大好物だから、みみずのつかみたいなのを作って、で、そこから、なんか、
養殖、てか、みみずをね、育てて、で、太らせて、それで、うなぎを、こう、
ねえ、その、なんか、みみずわなみたいなのの形も、なんかすごくて、なんか、え、まじで?みたいな、なんか、作りあったりとか、すごいおもしろいよね。
で、そういう工夫が、やっぱ、すごいいくて、さっき言ってくれた、その、みみずも、あの、魚に食べられてしまうと、もう、使い物、1回しか使えないじゃないですか、その、誘う餌としては。
だから、その、みみずのにおいがするようにはするんやけど、な、な、ちょっと忘れちゃったんですけど、たとえば、その、網を、こう、手前に置いて、みみずのにおいはするけど、みみずは食べられないみたいなようにして、
で、みみ、知らなかったけど、みみずって、水の中にいても、そんなにすぐに、こう、死んでしまうってことはないらしいので、
それで、何回もみみずを、こう、再利用して、で、まあ、使うみたいな、その、コスト的な、その、現実的なこととか、書かれてたりして、
で、その、まあ、当たり前なんですけど、その、漁師さんが仕事としてやるわけだから、あの、この漁法は、すごく取りやすいんだけど、お金がかかりすぎるからやらないとか、
うん。
なんか、網を、買ったら高いから自分で作るとか、手間がかかるけど、そっちの方が魚が取れるんだよとか、そういう話があったりして、めちゃくちゃ面白かったし、
あと、やっぱりその、魚それぞれの生態を、ほんとに、ものすごい細かく知ってる。
そうやんね。なんか、やっぱり、その、商業的な、大規模漁業やと、もう、なんか、みんなで、いつもこうやるじゃないけど、まあ、それでも、もちろん、創意工夫、いつもされてるとは、もちろん思うけれど、
じゃなくて、一人で、季節に合わせて、そのとき、一番いいものを取っていくための方法っていうのが、すごいよね。
15:02
すごいよね。だから、なんか、まあ、その、昼に活動するとか、夜に活発になるとか、まあ、それぐらいは、まあ、あるかもしれないけど、それより、もっともっと進んだ先のところまで知ってて、
なんか、こういうふうに網を誘い込んだときに、この魚が上流に逃げる魚だとか、下流の方に逃げる魚だとか、そういう特性を知ってたりとか、もちろんですし、その生態をめちゃくちゃ詳しいのの、さらに、こう、先に、こう、自然っていうもの全体を、こう、ものすごい詳しく、こう、知ってないとダメなんだなっていうか、
例えば、なんか、この花が咲いたら、その魚が捕れるようになるとか、まあ、そういう、その天候とか、その花の暦的なこととか、
全部も、だから、相対っていうの、つながりとしてとらえてて、その、まあ、自分が一部じゃないけど、それにほんとに寄り添って、その子読みで、1週間とか、なんか、月から3木とかじゃなくて、そういう生き物の子読みで、八田さん自身も生きていってるんやなっていう、なんか、その体験を、ちょっとのぞき見させてもらうっていうか、そういうような本だよね。
で、本の中に、アユを釣るっていう、まあ、釣り方について、いろいろ書いてるところがあって、で、面白かったのが、そのアユは、あの、どんな魚だっていう、こう、鈍い魚っていうか、まあ、アホというか、魚や、みたいなことを書いてて、あの、そんな、なんか、俊敏で釣りづらいのかな、みたいな、勝手にイメージが。
ね、戸惑い難しいみたいなね。
イメージがあったんやけど、なんでかって言ったら、その魚法がアユってすごいたくさんあるらしいんですね。で、それだけその魚法がたくさんあるっていうことは、いろんな方法で釣れる魚やから、まあ、アホというか、釣りやすい魚なんだよっていうことを書いてて、へー、みたいな。
八田さんの視点だよね。
なかなかないなと思って、面白かったんですけど、あの、個人的な体験なんですけど、私のおじが、あの、山形に住んでたんですけど、あの、まあ、漁師みたいなこともちょっとやって、まあ、いろんなことやってる、自然でほんとに生きてる人だったんですよ。
あー、でも、昔の人はそうだよね。
そう、そうそう。
別に、漁師だからって、山に入って、獣をとらないわけじゃないし。
あ、そうそう、ほんとにそうそう。農業もやるし、山にも入るし、川にも入るし、みたいな、そう、人だったんですけど、それで、あの、ちっちゃい頃に、あの、アユを釣って食べさせてくれたことがあって、でも、それも、ほんとにね、あの、山形でも、ほんとの田舎の方なんで、
あの、すごい西流も西流、あの、もがみ川の上流みたいなところの、ものすごい雪解け水だけでできてるのかな、みたいな、あの、きれいなお水の中で育ってるアユ、それをこう、パッと釣って、で、その場でたき病すぐにパッと起こして、で、そのアユにこう、串刺して、で、塩振って、で、それで焼いて、サクサクする。
18:15
贅沢や。
めちゃくちゃすると、今考えたらね、当時はそんなわからんから、やけど、でも、ほんとにね、今でもそのアユの、こう、かぶりつくときの皮のパリパリっとした感じとか、皮に塩がかかって固まってる、こう、カリッとした感じとか、身がもうふわふわふわふわしてて、すごくて甘くておいしかったこととか、すごい思い出すんですよね。
で、なんか、アユとかおいしい魚とか、まあ、何度かね、食べる機会もあったけど、あのアユ以上においしいアユって、私は食べたことないなと思うし、たぶん、この、これからの人生も、あれ以上のアユは食べられないだろうなと思うから、
なんか、そういう体験を、ニオド川で子供たちが川で魚釣ったりとかしてる、みたいなことも書いてたんですけど、そういう、ほんとに生の魚食べるとか、釣りするとか、そういう経験できるのって、ものすごいなんか、贅沢なことやったよなって、いまだに思いますね。
そうだよね、なかなかその、お金で、まあお金である程度できるのかもしれないけれど、っていうよりも、その、特にね、おじさんの話をたぶん聞きながらとか、そういうのってなると、もうなんか、ただ天然物のアユを東京まで直走とか、そういう話じゃないやんか、ほんま体験やんか。
川のせせらぎとか、川にさわったとか、空気とか、そこの火で炙ったのをそのままハフハフして食べるとか、で、おじちゃんがそれを釣ってくれたとか、そういうことも全部含めての体験なんで、お金でほんとに買えない経験。
そういう意味で、余計にこれ以上ほんとにおいしいアユを食べれないっていうのは、あるよね。
よね、そう、だからそういう、その個人的な体験とかも、そうきさせてくれるというか、ちょっとつながるような、なんか温かみのある本っていう意味で。
温かいよね。すごいで、私も別に、新宿川育ちじゃ全くないけど、で、大阪出身、大阪育ちで、そんなに自然とめっちゃ親しむみたいな子供時代を過ごしたわけではないけど、なんかすごい教習をそそられる。
ね。
そうそう、ほんとに。私も別に山形におばあちゃんがいたから、縁があって、何度も何度も行ったことあるけど、なんていうか、生まれ育った故郷というわけではないんですけど、でも、なんかそういう教習をほんとにそそられる本でしたね。
21:14
っていう意味で、あらためて、すばきさんが、いい本だよ、いい本だよって言ってたけど、やっぱり、すごくいい本だよって思いました。
いや、ほんとに、で、これはちょっと、本の内容とは直接関係ない話なんですけど、収録したあとで、すごく嬉しかったサプライズがあって、それ私たしか、2010年とか、もうめっちゃ前にほんとに読んだ本なんですよ。
ほうほう。
で、単行本で、そのとき出てて、だから、さっとゆうさんに貸したのも単行本なんですけど、
あ、で、におどがわの本を2010年ぐらいに読んでたってこと?
あ、そうそうそうそう。
そうなんや。
そうそうそうそう。で、長らく絶版に、たぶん、なってて、で、それでもなんか、たしかそのとき、夏に紹介したい本っていうので、22回のときは、たしか紹介したんですけど、
で、夏ってなって、ちょっとにおどがわのひんやりしたような雰囲気っていうのが、なんか全体にやっぱ漂ってるんじゃない?っていうのもあって、
あ、八田さん、昔話にしようって思って、出してきたっていう経緯があったので、すごく前に私自身は読んだ本で、だから、もうなんか、絶版してる本だなって思いながら、そのときは紹介させてもらったんですけど、
あとで調べたら、山圭さんで文庫で出てるっていうのが知って、すごい本当にうれしくなりましたね。
そっかそっか、つばきさんが貸してくれたのは、単行本番だったもんね。
あ、そうそうそうそう。まさかね、結構その、すごい読んだらめっちゃいい本。間違いないんだけど、やっぱりでも、なかなかその、この時代の流れが早い中で、
あの、やっぱ絶版になっていく本っていうのもたくさんあるから、
もちろんね、いい本だから残るっては、もちろん言えないからね。
そうなの、そうなのよ。だから、半ばね、こう、あきらめじゃないけど、してた本だったから、ちょっとそういう意味でも、すごい自分の中では、ひとつこの番組と関連して思い出深い本でもありますね。
なるほどね。
それを佐藤さんがまた読んでくれたっていうのは、すごいうれしいな。
そう、いい出会いをなんかもらったなと思いますね。
で、前、なんやっけな、優雅な生活は最高の学習であるか、とか、私がもう全然気にせず、もう1回紹介した本やからとか、全然気にせず読みまくって、
佐藤さんが紹介した本を気になったタイミングで読みまくってて、それを佐藤さんが見て、そっか、なんかもう紹介した本やから、ちょっと避けてたじゃないけど、って言ってて、
それをなんか呪縛から解き放たれたっていうのも、なんかうれしいなと思いました。
24:04
まあ、もちろんその、読む本、絶対読む本リストみたいなのには載せてるんやけど、なんかちょっと後にしてしまう自分がいて、なんかそれよりも新しい本を紹介できたらいいかなって思っちゃう部分があったよね。
いやいやいやいや。
でもね、
私たちがやっぱさ、楽しく読んで楽しくしゃべるのが、
そうね、それはそうやね。
思うよ、思うよとか言ってる。
それはそう。
で、またね、私がもう1回紹介することで、
ああ、あの、22回を聞いてくださってた方でも、ああ、もう1回読んでみようかななんて、
ね、そうだよね。
思ってくださる方もね、いらっしゃるだろうし、
うん、その最高の復習は、あれ?最高の復習は?
優雅な生活。
違う、優雅な生活が最高の復習である。
最高の復習である。
いやね、あれも、もう1回ね、椿さんが言ってくれたことで、
お?って思ってくれた方も、もちろんいらっしゃるだろうしね。
ねえねえ、まあ、いい本はいい、何回いいって言ってもいいんですよ。
もちろん。
そうですね、ほんとそうですね。
はい。
というわけで、今回は、2冊だいぶ趣の異なる本を紹介したんですけれども、
はい。
ここで、みなさんに、
お知らせが2つあります。
わー。
わー。
って言っても、私たちね、商売気がなくてですね。
そうなのよ。
そう、ほんとそう。
ほんとに、商売気がなくて、
実は、私が絵を、私は佐藤が、
どうしたの?自己紹介して。
なんかさ、
はじめまして。
なんかさ、照れくそさが入っちゃってさ、ごもごもしちゃってさ、
私、撮画機です。
今さら、90何回で。
失礼しました。
あの、佐藤、私はですね、絵を描く人でもあるんですけど、
まあ、それもあって、あの、ホットキャストウィークエンドに参加するタイミングで、
先週ね、感想をお話しした、
そうですね、お話しした、
イベントなんですけど、
イベントなんですけど、
ホットキャストの番組が、100番組ぐらいかな、
2日間にわたって、下北沢で、リスナーさんと交流しつつ、
ものを売りつつ、みたいな、
イベントだったんですけど、
そうですね、そのイベントのご縁もあって、
アマゾンでTシャツを販売できることになりまして、
で、本の虫のすすめの、オリジナルのTシャツを作りました。
それで、当日、その、ポッドキャストウィークエンドの当日、
運営のところで、Tシャツを展示していただいたりとかもあったんですけど、
なんか、忘れてたわけじゃないんですけど、
なんか、2の次、3の次になっちゃって、本の話とかがしたすぎて、
そう、なんか、わたしたちもTシャツを着て、
着てた、そう、実は、
27:01
2人とも着てたんですけど、
で、その、さらに、一週前の、
イキモニア2024っていう京都で行われたイベントにも参加してるんですけど、
そのイベントでもTシャツ着てたのに、
全然、なんか、告知しない。
そう、Tシャツのことしかも言ってなかったよ。
いや、あの、ちょっと、自分で言うのもなんですけど、
結構、かっこかわいいデザインなんで、
あの、何にでも合わせれるようなね、
基本的に、その、暗めのオリーブ系とか、
ブルー系とか、黒系の色が、あの、選べもして、
下地、下地というか、バックグラウンドの生地の色は選べて、
で、あの、イラストが、あの、白抜きというか、
白線で描いてるイラストで、
あの、本の虫のすすめということで、
あの、机の上モチーフで、
あの、さとぅさんが描いてくれて、
はい。
アンドキャストなので、ちょっとラジオ感がある、
ラジカセと、あと本と、
で、その前を、私たちをイメージした、
そうですね。
2匹の虫が、
虫が、ひょこひょこ歩いてるっていう、進んでるっていう、
そう、進んでいってる、のんびりゆったり、
ゆったり進んでるっていう、
なんか、すごい、こう、本の虫のすすめを表せた1枚かなと思うんですけど、
全然、宣伝してなくてね、
そうそう、そうなんですよ、聞いていったくせに、
聞いていったくせに、
なので、ちょっとあの、概要欄とかにも載せておきますし、
あと、アマゾンで、本の虫のすすめっていうので、検索していただければ出てくるので、
よかったら見ていただいて、
よかったら買っていただいて、
で、興味があれば、
はい。
私たちとおそろいしませんか?
なんかねっちょりしてるな、
うっそ、今のわけだと思ったのに、
でも、私も言おうかなって思ったから、
ほんと?
じゃあ、ちょっとねっちょりの境界を飛び越えたのは、私やったってこと?
かもしれない、先にね、飛び越えてくれたのかもしれないね。
まあ、そんな感じで、よかったら見てみてもらえると嬉しいです。
っていうのが1点です。
で、もう1点お知らせがありまして、
えっとですね、来年の2025年の1月24日、金曜日に、
私たち、実は100回を迎えるんですよね。
わー、すごーい。
100回ですよ、みなさん。
すごい。
100回、3桁。
で、なんかやっぱり特別なね、面白いことしたよねっていうことで、
時間は24日の19時7時から、東中野のスタンディングバー雑談というところ、
ここはポッドキャストを録音できるブースがあって、
それに併設されて、クラフトビールの、クラフトビアバーですね、が併設されているというところなんですね。
で、そこでポッドキャストを実際に生配信というか、
店内に放映しながら、ビールを楽しんで、
ポッドキャスト収録を聞いて、生で聞いていただきながら、
30:02
ビールを楽しめるっていうような、ちょっと変わった素敵なバーなんですけど、
そこで100回記念のイベントをやりたいなと思ってます。
やったー。
まだ先のことなので、内容とかはまだこれから考えていこうかなと思ってますので、
逆に言うと、これから変えていけるというわけなので、
もしこういう企画してほしいなとか、こういう話聞きたいみたいな話とかありましたら、
ぜひぜひお便りいただけますと嬉しいです。
で、もちろん東京とか近郊の方で行けるよっていうリスナーの方がいらしたら、
直接お会いできるともちろん一番めちゃくちゃ嬉しいですけれども、
だからといってね、やっぱり遠いとか、その日はっていう方もたくさんいらっしゃると思うので、
できるだけ多くの方に楽しんでいただけるように、
多分そのYouTubeライブになるのかなと思うんですけど、
今の形でそのライブ配信もしたいと思いますので、アーカイブも残すつもりです。
できるだけ多くの人にその100回っていう節目を一緒に楽しんでいただければなと思います。
ぜひぜひ一緒に楽しみましょう。
はい、というところで、次回も楽しみに聞いていただければ幸いです。
では、よい読書体験を。
よい読書体験を。
本の虫のすすめでは、皆様のご質問ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
TwitterのDM、または番組説明欄に記載しているメールアドレスにご連絡ください。
本の虫のすすめは、毎週金曜日17時に配信しています。
アフターファイブに録書投稿をお楽しみください。
31:58

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