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2025-05-16 29:51

Ep.116 意外とブログ風!?幕末の下級武士や明治の日本を旅した英国人の日記

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今回はかつての日本を生々しく描いた日記を2冊ご紹介!

江戸に単身赴任したお侍の日々の暮らしぶりや外国人から見た明治の日本など、個人の目線で生々しく描かれています。


【紹介した本】

青木直己 「幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版」ちくま文庫

リチャード・ゴードン・スミス(著)、荒俣 宏/大橋 悦子(訳)「ゴードン・スミスのニッポン仰天日記」小学館


【よりぬき】

・文フリありがとうございました!

・まるでブログ!筆まめな幕末武士の日記

・食べまくり飲みまくりの伴四郎さん

・明治の日本を英国人旅行者の目線から描いた本

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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今回も始まりました、本の虫のススメ。文学不倫はお疲れ様でした。お疲れ様でした。と言いながら。
言いながら、まだ、文振りの文の字も、かすってない時間帯というか。
そうそう、私たちは早めに録音してるんで。
そうなんですよ。まとめてね、録音してるからね。
そうそう。結構、対面での収録にこだわっていて、なんか、あんまり遠隔って、あんまりというか、したことないよね。
そうやな、したことないね。
ね。
あの、宇鷹ひろこさんをゲスト会に迎えたときに、宇鷹さんとは遠隔でお話したけど。
で、私たちはでも、こっちに対面でいたからね。
宇鷹さんの会は、あれば確かにリモート収録でしたね。
もちろんできなくはないんですけどね、やっぱり一緒にいて喋る温度感とちょっと変わるかなっていうところがあって。
そうやんね、やっぱりその、音だけじゃないからさ。
そうそう、なんか空気感というかね。
そう、身振り手振りやし。
で、前なんでやっけ、なんか私たちどうやって話してるみたいなの。
誰か、リスナーさんか誰かに聞かれたんかな。
ん?
なんか普段、台本、そうか台本がないっていう話からやっけ。
ああ、協会のときの話かな。
だったかな、なんかどういう感じで話してるかみたいなのをさっきさんと話してて、私たち互いを見て話してるみたいな。
今、現在進行形で互いを見ながら話してますよね。
そうなんです、そうなんです。
ね、そんな感じで。
本当にカフェのおしゃべりみたいな。
そうそう、それを目指してるとか、そういう空気感がいいなっていう話で撮ってるんで、ちょっとこだわってるポイントですかね。
まあそんなところで、文振りが無事に終わってるといいなって、望みながら収録をしてるわけなんですが。
フラグっぽいけど大丈夫かい?
ドキドキドキドキ。
いや、終わってる終わってる。
ブースに爆弾とか仕掛けられたりしてる感じ。
どんな、誰が、何のメリットがあって。
謎ですね。
まあまあね、大丈夫でしょう。
あんまり言うとボケツになりそうなんで、これぐらいにしといて。
大丈夫じゃないって言ってもあんまないしね。
ないないね。
大丈夫だと思います。
という感じで、どうですか?最近読んだ本とかってありますか?
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最近はちょっと読んだりしてる。
おー、あの忍魂にハマってる状態は続いてるけど、ちょっと本を読む余裕は少し出てきた?
ちょっと出てきたけど、忍魂乱太郎について言語的に総括することは不可能かな。
なんか難しいこと言ってる。
じゃあ言葉にならないってことですかね。
そうそう、紹介は多分できない。
どんな大きなものを抱えてるんや。
でも一応事実として報告すべき点は忍魂乱太郎に関連しては2点あるかな。
何ですか?
報告すべき点って何なんやろうね、でも。
誰に対して。
そう、誰に。
皆さんに対して。
何なんやろう。
まず1点、天ヶ崎が結構聖地というか。
兵庫県の天ヶ崎市ですね。
著者が天ヶ崎のご出身ということで、結構天ヶ崎の地名にちなんだキャラの名前とかも出てきたりするのもあって。
で、天ヶ崎にある映画館に大きなパネルみたいなポスターが掲示されてたりとか。
あとなんか天子総米原画展みたいのがやってたりとか。
っていうのもあって、天ヶ崎に行ってきました。
そういうのが1つ1点。
なんか普通にちょっと前に会った状態で、確か1週間前とかに会ってて、1週間後ぐらいにLINE普通にしたら、今天ヶ崎っていう写真とともに。
天ヶ崎ってなって。
こっちおらへんの?ってなって、びっくりしたってことが。
そうそうそう。
やりましたね。
そのね、あのパネルの掲示機関とかもあるし、行けるうちに行っとけっていうので。
フットワーク軽いな。
行ってきました。
はい。
で、もう1点は新橋演舞場っていう。
東京の新橋の。
そうそうそうそう。
舞台とかやるところなんですけど、そこで忍魂乱太郎これまでに3作品映画上映されていて、
映画その3作品一挙上映っていうイベントがありまして。
なるほど。
それに行って参りました。
これもなんか普通に何気なくLINEしたら、写真が送られてきて。
そうそう。
え、どこにいんの?ってなって。
今度はどこに?ってなって。
新橋ってなって、意外と近かった。
それもすごくて、以前何回かな、104回ぐらいかな。
で、旅行に行った時に忍魂が好きな友達がいて、その人にはめられたんですけど、その人と一緒に新橋演舞場は行ってきました。
なるほどなるほど。
すごいね、応援上映っていう声出していいやつと通常上映があって、ちょっと私応援上映って怖い印象があるので。
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通常上映に行ったんですけど、そしたら応援上映に怖い印象がある人が多いからか、もうほんと水を打ったように静かで。
そうだよ。
すごい静かでびっくりした。
逆に静か。
逆にそう、すごい見やすくてよかったんやけど、すごい前の方で席が、ちょっとセンターではなかったんで、首をこうちょっとかしげて見るというか。
斜めで見る状態やったから、ちょっとこう姿勢変えるというか、ちょっとみじろぎとか首痛くなるからスルーじゃないですか。
その絹ずれもなんかちょっと申し訳ないなぐらいの。
そんなに静かやったの?
すごい静かやった。
お子さんとか見に来てはらへんの?
いやあれはいかないんじゃない?
いかないか、さすがに。
だってさ。
お姉さまが中心か。
7000円とかするし、3作品一挙上映やから。
そっかそっか、ちょっと子供が気軽に。
お子さんは料金も多分なかったと思うし。
ちょっとそういうのではなくて。
なるほど。
だからそう映画館とかやとなんかすごいお子さんがやっぱりいっぱいいて、それに対して身を切るような罪悪感を覚えたりするけど、そういうのはなかった。
いやいやいや、そんなんなんで、別に罪悪感楽しめばいいやんって思っちゃうけど、普通に。
もうみんなすごいでも、なんかすっごい民道が高いっていうの?
へー。
皆さんすごい。
マナーがちゃんとしてるというか。
マナーの良いお姉さま方で。
何やろう、すごかった。
なるほどな、なんか行く、やっぱ公演によって全然逆そうっていうかね。
全然違うんだと思う。
おかしいな、なんか本の話を振ったのに。
ごめんなさい、ごめんなさい。
いや謝る必要はないんですけどね。
というのが2.5報告したいところでしたからね。
なるほど、最近のニンタマ事情ですね。
そうです。
椿さんのね。
えっとね、その隙間でいろいろかじり、なんていうの、つまみ食い的に読んでて、まだちょっと読み終わってないんですけど。
今読んでて面白いなと思ってるのが、
青木直美さん、
幕末単身赴任下級武士の職日記増古版。
ちくま文庫から出てる本なんですけど。
単身のちくまさんやな。
そうそうそうそう。
で、タイトルの通りなんですけど、幕末の1860年に、
江戸時代って、参勤交代があって、それぞれの班ごとに、江戸にお屋敷があったじゃないですか。
そのお屋敷で、これは、紀州若山藩のお屋敷に単身赴任を、江戸での勤務を単身赴任で命じられた、
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坂井晩四郎っていう。
実在の方。
そうそうそうそう。が、すっごい筆まめな人やって、
すごい事細かに、この日に蕎麦食べたとか、ここで食べた餅はいまいちやったとか。
面白いね。
すごい本当に筆まめでさ。
帳簿とかもつけてて、どういう生活を、本当にもう時は明治が近いぐらいの幕末の時期に、
どういう生活を、江戸にそうやって来る下級武士の侍さんのことを勤めるに、
番号の番に侍で、勤番侍って言うらしいんだけど、その勤番侍がどういう生活をしてたかっていうのが、
すごいありありと手に取るようにわかる。
すごいね、面白い話で。
また表紙がね、かわいいんですよ。結構食い堂々楽なんですよ、この坂井晩四郎さん。
そうで、なんかお寿司とかうなぎじゃない、土壌かな?とか、蕎麦とかいろんな江戸の食べ物が散ればめられてますね。
その中心でおいしそうに、何か串物かなんかを食べてる。
串のね、お侍さんの絵が描いてある。
そう、まさにでもこのイメージなんですよ、晩四郎さん。
本当に、最初は江戸に向かって和歌山から出発するところから始まる。
始まるっていうか、これもちろん抜粋して、この著者の青木さんが、そのまま原文じゃなくて、原文をまあ、
章ごとに最初にちょっと引いてきて、それに対してまあ解説していくみたいな感じで。
で、だから抜粋なんですけどね。
だから、その日記自体っていうのは、きっとこの、すごい筆豆な人やから、この晩四郎さんは。
多分既習にいる時から書いてはったんやと思うけど、まあだからこの本では既習から江戸に行くっていう道、道中から始まる。
だけどそこでもなんか、どこで何食べたとか。
私らの地元の近くやと、既習からやから大阪を通って行くんやんか。
で、昔ってさ、今以上に、今以上にっていうか、今はもう公共交通機関って言ったら電車、陸路。
水系、川での移動っていうのがすごい発達してて、
淀川をこう登って行って、あの、倉湾か餅って知ってる?平方の。
そっか、何かちょっと場所が、私と実家が離れるから。
私結構その平方市の近くの出身なんですけど、それで結構今でもその有名なお菓子なんですけど。
12:02
味とかちょっと作りとか、原料とかは変わってるのかなとは思うんですけど、この時もその倉湾か餅っていうのを。
あったんや。
そうあって、で、それの語源っていうのは私知らなかったんやけど、その川を既習の方からやから、
大阪市内の方から京都の方に淀川を登って行くわけよね、この阪神郎さんは。
で、平方宿に着いた時に、
宿、平方宿かな。
宿、平方宿に着いた時に、船で、その倉湾か餅売りが、倉湾か、倉湾か餅、倉湾かって。
そうそうそう、倉湾かね。
で、売りに来てんで、なんかそれが倉湾か餅らしいんだけど。
へー、なるほど。行商の呼び込みの言葉から来てるんやな。
そうそうそうそう。で、船の上で、まさにその船旅客をターゲットにした。
今で言ったら駅弁みたいな感じやね。鉄道でこう、冷凍みかんを売りに来るみたいな。
そう、そんな感じ、冷凍みかん。
まあまあ、なんでもいいねんけど。
そうそう、なんかそんな感じとか。
で、まあこの、晩四郎さんが本当に食いしん坊だし、飲み助けなんだよね。それも面白くって。
なんか表紙の絵もちょっと赤裸顔みたいな感じやもんね。
そうそうそう。で、なんか酒は薬みたいなんで、結構なんか。
出た、お酒飲みの言葉ね。
結構なんかハードに移動してるやん、この日みたいなんでも。なんかお昼にお酒飲んでたりとか。
自由やな。え、そんな自由な感じなんやね。
あ、そうそうそうそう。
もっとなんかこう、真面目にみんなこう、道中こう、行ってるんかなと思ってた。
え、一人で行ってんの?
あ、ちゃうちゃうちゃうちゃう。もちろん、あの、何人か、そのおじさんとか、自分のその、この人が、えっと、なんて言ったかな。
衣装、衣装型やったかな。その、行事とかに合わせて、ふさわしい衣装ってあるやんか。
それのま、着付けとか、新しくその、江戸の、江戸にあるその、貴州藩邸っていうのかな。
あの、和歌山の、その藩の。
邸って、邸宅の邸ね。
あ、そうそうそうそう。
居所っていうか。
に、あの、勤めることになった人とかやとさ、そういうの分からんかったりするやんか。
この行事に何着れていいかとか。
そういうのをなんか、あの、指導したりとか。
へー。
するっていう係の人。
やったみたいで。
で、なんか出入りの、藩邸にいろいろと出入りの業者が来てんで、そこからなんかお金を借りてみたり。
意外と親しく付き合ってたり。
なんか博打をしたりとか。
なんかね、すごい、結構、なんやろな、幕末とか江戸時代とかで、日記とかって言うとさ、どうしてもその、有名な人もやっぱ露出が多いやんか。
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まあそうだよね。
まあまあそこに、まあ時代に限らずだけど。
でも本当にこれは生き生きとその時代の藩邸勤めの、その名もなき人がどんな暮らしをしてたのかっていうのがすごい分かる本で。
なんか読んでて、一緒になんか晩シロとお酒飲みたいなみたいな気持ちになる。
へー。
面白い本でしたね。
いいですね。
なんかその、こうそういうのだとさ、歴史を学ぶみたいになっちゃったりしてさ、それもすごく素敵なことではあるけどさ、記号的にしか見ないやん、その人の名前とかもさ。
そうそうそうそう。
なんかその人が実際に何食べてたかとかさ、
うんそうそう。
そういうの知れると急に身近になるよね、その人の姿がさ。
そうやね、奥行きが出るっていうかさ。
でなんかちょっと期待して食べたドジョウ鍋まずかったがっかりみたいなのが書いてたりとか。
なるほど、そうなんや。
ほんまにこの人筆豆。
へー。
ドゼウ鍋な。
そうそう。
とか、ほんとにあの、酒盛りした時になんか、あいつは自分が払ったより食べすぎたみたいなとか、なんかすごいね。
人間臭いというか。
なんかね、ブログっぽい。
あー、今で言うブログみたいなもんだよね。
そうそう、とかなんかあの、ツイッターとかみたいな。
だからほんとなんか生々しさがあって。
へー。
すごい面白いなーと思って読んでましたね。
結構写真とか、あ写真ごめん写真じゃない、えっとね浮世絵っていうのかな。
結構その図も豊富に入ってて、あれこれってどういうことなんやろうみたいのが結構文字だけじゃわからんことも書いてたり、あの絵でわかったりとかして、それも面白いし。
あ、こんなシーンの浮世絵もあるんやみたいな、なんかその浮世絵っていう文化、文化と言って言うんですかね、芸術自体の幅っていうのもすごい感じるし。
たとえばその、麹町って今もある地名やと思うんですけど、東京のその麹町の近くにこの奇襲和歌山の飯亭があったらしいんですけど、その近くで有名なそのお餅屋さんがあったらしいんですよね。
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それがでも本当にすごい有名で名物やったらしくって、そのお餅屋さんで売られてるお鉄餅っていうらしいんやけど、
それのガイドブックみたいなに書かれてた絵も、差し絵みたいなんで入ってたりとか。
へー、なんかおじゅうみたいなにね、重ねてはないんですけどその、なんて言ったらいいの、四角い入れ物の中に餅がぎっしり詰まってる絵が書かれてて。
しかもなんかそれがさ、なんかあの、中小名詞としてのお餅じゃなくて、この店のお鉄餅っていうのがちゃんと残ってるっていうのも、
すごいね。
やっぱすごい、江戸ってすごい時代やなみたいな。
でなんかその飯亭にも本屋さん、歌詞本屋さん。
当時は本ってすごい高価やから買うっていうよりも歌詞本がすごい栄えてたみたいな文脈で、歌詞本屋さんがその日常的に出入りしてて、風邪ひいた日に歌詞本読んで過ごしてるとか。
めちゃくちゃリアルっていうか、なんかまざまざとこう浮かぶ感じやね、その人の日常が。
うん、なんかそれがね面白くて。
当たり前やけどさ、江戸の人も風邪で寝込むわけでさ、江戸時代の人も。
そうそうそうそう。
でもそういうのってこう、なんかなかなか想像がしづらいけどさ。
そうやんね、そうやんね。
何年に何事変が起こったみたいなのってしかこうね、なかなか知れないから。
そうやね、だから結構ね、ほんとに昔の人のブログ読んでるみたいな感じで。
へー、面白いね。
面白い。
へー。
で、これ読んでてもう一つ、昔の人のブログ読んでるみたいなつながりで思い出したのが、
これかなり昔に読んだ本で、かつもうとっくの昔に絶版。
あー、また絶版。
の本で、たぶんちょっと内容もかなりあれやから、もう二度と採用されることはないんじゃないかなと思うんですけど。
えっとね、1993年に出版されてますね。
じゃあもうだいぶ前ですね。
そうそうそう。
これでも翻訳と解説は、らまたひろしさんと大橋えつこさんっていう方がされてる本なんですけれども、
ゴードン・スミスの日本行天日記っていう本。
で、これはちょっと時代は下りまして、明治末期の日本に、
別にこの人学者とかではなくて、このゴードン・スミスさんっていう、
まあ普通にナチュラリストっていうのかな、不合ですごい博物学というか、
自然に興味があって、標本とか収集するのが好きだった人。
なんだけど別にその学者として来日したわけではなくて、
日本に観光で来て、この観光日記みたいのをすごい司祭に書いてて、
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でこれもまた面白いのが、すごい写真がめっちゃあるんですよこれは。
カラーの挿絵が結構いっぱい載ってるね。
写真も挿絵もすごいいっぱいあって、
これもすごいね、当時の日本の様子っていうのが、
生き生きと外の目から描かれてて、面白いなっていうのと。
でやっぱりすごいね、時代を感じる当たり前やけど。
例えばそのこの人がナチュラリストやから、
別に学者でもないけど、ただお金持ちで、生き物に興味がある。
集めるのが好きっていうのがあって、
そういう人ってさ、今別に海外に行ってもさ、なんやったらその、
生物多様性条約ってその国のものは勝手に持ち出しちゃダメっていうのがあるから、
まあ当然行ったら見るだけになるわけやんか。
だけど昔はそんなん、この時代はそんなんないからさ、
むしろその、取ってきてくれみたいなのを大英博物館からこう、
別に研究者でもないのに頼まれてて。
で、日本のその東大、東京大学の臨海実験場を作った当時の教員とかに、
その所長をはずさえてもう会いに行ったりとかしてて、
ちょっと今やとやっぱその、やっぱり極東の日本に渡るっていうことの意義がすごい、
めちゃくちゃ大きいんやなっていうのを感じたりとか。
あとはなんか横浜に滞在してる時に、その生き物つながりというか、自然つながりでいうと、
あのホテルニューグランドってさ、山下公園とかそう、今もあるやんか。
そこにこの人滞在、あのスミスさん滞在して半年けど。
なんかあれやね、ナポリタンとかフリンアラモードとかの発祥になってるっていう。
あ、そうなんや。
そうそうそう結構有名な洋食が。
でもそうなのかも。
うん。
あそこのお店おいしい。
うん、おいしいよね。
なんかそこが、もしかしたらなんかその建て直しとかしてるかもしれんけど、あそこに泊まらはったって言って。
へー。
そしたらその前ってもう今は当然埋め立て地やんか。
でも当時は一大塩ひがりスポットやったらしくて。
そうなんや。
そうそうそう。
このものとしてるな。
いやそれの塩ひがりの風景とかも描かれてて。
へー。
すごい昔こんなんやったんやみたいな。
なんか失われたものの大きさみたいなのを感じたりとか。
なるほど。
っていうのがまあこの人の、なんていうの。
洋の部分の話なんだけど。
あれ?それだけじゃないのか。
いやそう、なんかすごい女好きなんよ。
あらー。
俺は再反しづらいね。
ちょっとね再反しづらいような。
今の時代特に。
そう内容もめっちゃあったりして、でもそれもなんかさちょっと生々しくて。
へー。
面白かったりする。
24:00
うーん。
なんかすごいね多分あの、春を買ったり。
あらら。
されてるみたいな。
あららららら。
のがよく見受けられて。
見受けられて。
でもなんかね生々しい感じで。
うーん。
でなんかこの人確かなんか妻とうまくいかなくて、なんかもう本国にいるのもしんどいなみたいな感じでそもそも日本に行ってたりとか。
でもそんな軽い感じで日本来れるんやねその当時。
いやだからやっぱりこの人が大金持ちやから。
やんな。そうやんな。
全然全然だからあの来れる人がほとんどいないからそのそれこそ大江博物館がじゃあ日本とってきてとかいう話になるし。
いや本当にね。
へー。
なんかもうこれは。
ちょっと面白い。
あまりこう詳しくちょっと言いづらいような。
話はあるけど。
まあでもそれもね別に。
なんやろ。
だからそれが絶対の悪っていうわけでもね。
ないとも思うし。
結構その写真をねパラパラと見るだけでも面白い本かなと思いますね。
これ私古本で手に入れたんですけど。
時代やなと思ったのがこれ買った人がそのまま取り除かずに挟んでってあれ挟んだままにしてたと思ったけど。
なんかその本によったらあの成語表みたいなのとかその本の本文とは別に宣伝のその冊子とかでも別になんかその本に関する注意書きみたいなのが挟まってることってあるじゃないですか。
この本にもそれが挟まっててでもこれがすごい面白いんですよ。
ちょっと読みますね。
お願い本書にはゴードンスミスの撮影した貴重な写真が多数掲載されています。
本書中の写真にお知り合いの方が写っていましたらご一方ください。
特定できました場合には勝者より記念品をお送りします。
面白い。
そんなことあるんやみたいな感じなので。
もしあのこのラジオを聞いて興味を持って日本ゴードンスミスの日本行天日記買って、
これおじいちゃんのおじいちゃんじゃんっていう人がいたら小学館に手紙送ってみてはいかがでしょう。
小学館が出てるよね。
そうそうそう。
小学館もびっくりするやろうけど。
確かに。
もう30年前の。
30年前の。
あーあったなーみたいな。
担当者の方いらっしゃらないかもね。
30年前やったらもう。
その可能性高いね。
天然退職されてるかも。
27:00
でもねあの本当に貴重な写真がいっぱいあって、
当時の暮らしぶりっていうのも知れて、
これはこれで面白い。
はにきぬきせぬし。
面白い本ですね。
なんかこの前ちょっと港未来線っていう横浜の線の元町中華街という駅に行く用事っていうか、
終点やな。
遊びに行ったんやけど、
そこの駅の壁に多分明治とか江戸時代とか末期の人々の写真みたいな。
出たかも。
なんか何やろうなわからんけど、
作業をしてる人の男の人の着物姿の写真とかさ、
当時の子供とかおばあちゃんの写真とか、
すごいこう人の大きさより大きいぐらいデカデカとプリントされたものが壁に貼られててさ、
それを見てさ、
いやまあなんかこういう風に景色みたいになってるけど、
この人って当然この人の親族とかがいるわけで、
そうやね。
このおっちゃん、私のひいおじいちゃんとかそういう人が実はいるんじゃないかなって、
ふとこう思ったりしたんよ。
なんかまさに。
その本を読んで聞いて、
その話をぽっと思い出した。
そうそう結構ね、
それもまたもしかしたら再販がね難しい理由の一つかもしれないんだけど、
一方、匿名に被写体の方のお顔なんかも写ってたりはしますね。
なるほどね。
まあじゃあ今はなかなかできないこう、
出版物の面白さみたいなものを楽しめたりするんかな。
かもしれない。
なるほど。
といったところで今回は何でしょうね、
身近にこう昔、昔っていうかの人の姿を感じられる本っていう感じかしら。
そうねそうね。
幕末丹心夫人下級武士の職日記は文庫にもなってて手に取りやすいので、
ぜひぜひ読んでほしいですね。
はい私も読んでみたくなりましたすごく。
はい。
といったところで来週も楽しみにしていただければ幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
本の虫のすすめでは皆様のご質問ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
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本の虫のすすめは毎週金曜日17時に配信しています。
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29:51

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