一冊の本をお茶とともに味わう読書Podcast「本茶本茶」。
今回はEN TEAの焙煎茶レモングラスを淹れながら、ドン・ミゲル・ルイス『四つの約束』を紹介します。
▼ 今回のテーマ
正しい言葉を使う/何事も個人的に受け取らない/思い込みをしない
古代メキシコの智恵をベースに「自由」を問い直す名著を、お茶を片手にゆっくり味わいます。生き方や自己理解、信念のあり方に関心がある方におすすめのエピソードです。
🍵 本日のお茶
EN TEA 焙煎茶レモングラス(国産ほうじ茶 × 佐賀県産レモングラス)
https://en-tea.com/products/1000000130
📕 本日の本
『四つの約束』
ドン・ミゲル・ルイス(著)
https://amzn.to/4nr5SBV
👤 話し手
Fuyuto
「静けさのデザインとケア」をテーマに、コーチング・プログラム開発を行うStudio Stillness代表。
note → https://note.com/honcha_honcha
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サマリー
今回の「本茶本茶」では、ドン・ミゲル・ルイス著『四つの約束』を取り上げ、古代メキシコのトルテックの知恵に基づいた自由への4つの道筋を探求します。ポッドキャストイベントでの出会いをきっかけに紹介された本書は、「正しい言葉を使う」「何事も個人的に受け取らない」「思い込みをしない」という3つの約束に焦点を当てています。特に、言葉や他者の評価、自身の思い込みが「合意」というプロセスを経て信念となり、私たちを縛り付ける仕組みを解説。これらの合意を意識的に見直すことで、自己理解を深め、より自由な生き方へと繋がる可能性を示唆しています。
ポッドキャストイベント「ポッドキャストウィークエンド」での出会い
こんにちは。本茶本茶へようこそ。
毎回一つのお茶を味わいながら、一冊の本をきっかけに、生き方の問いを一つ持ち帰る時間です。
静けさのデザインとケアを通して創造性の器を育む、スタジオスティルネスのFuyutoがお送りします。
毎週水曜日19時に更新しています。
今日ご紹介するのは、ドン・ミゲル・ルイスさんの書かれた『四つの約束』という一冊になります。
この本、ご紹介は後でするんですけれども、きっかけとなったのはですね、先週ですか、週末にPodcastExpo、あとPodcast Weekendというイベントに参加をしてきました。
これ当日になってから、番組の中で一切告知をしていなかったなと思ったんですが、
1年に1回なのかな、ポッドキャスターさんたちが150組集まったりとか、
ポッドキャスターに関するカンファレンスが行われる一大イベントですね。
というものが池尻大橋のホームワークビレッジというところで行われていました。
このホンチャホンチャという番組もそこで2日間ですね、ブースを持たせていただいて、いろんな方とお話をさせていただいたんですが、
とても楽しくてですね、本当は今日は全部その話でもいいぐらいかなと思ったんですが、
ちょっとそれにちなんだというか、本とお茶をご紹介したいなというふうに思っています。
実はこの4つの約束という本はですね、僕が好きでよく聞いている独立語のリアルというポッドキャスト番組、
これはコーチのハッシーさんとケイコさんというお二人でやっているものなんですが、
その中で過去ケイコさんが紹介をされていた本になります。
今回のポッドキャストウィークエンドの会場でもですね、このハッシーさんとケイコさんにお会いすることができて、
少しケイコさんとは本のお話もさせていただけたりしたということで、
今日はご紹介したいなと思っているのと、それ以外にもですね、
本当にいろんなポッドキャスターさんというんですかね、配信をされている方とお話をさせていただいて、
例えばですね、寝落ちの本という番組をやられている直太郎さんという方、
超絶声が素敵なダンディな方ですが、にもお会いをして、
番組の中でですね、過去このホンチャホンチャのことをご紹介してくださっていたということを教えていただいたりとか、
あとは優しい民族学という番組をやられていたり、
同じ名前で書籍を出されている方にブースにお越しいただいたり、
そして2日間出展を今回はしていたんですけれども、
その2日目ですね、ちょうどブースがお隣さんだった、
岡上喫茶さんという番組をやられている皆さんともお話をさせていただいて、
ジンをですね、購入させていただいたり、
過去もっと早く出会いたかった本をテーマにした回も配信をされていたので聞かせていただいたりと、
そんな様々な出会いがあったイベントになっていました。
そしてですね、2日間のブースでとてもたくさんの方に本を紹介させていただいたりとか、
この番組のご紹介をさせていただいて、
もしかしたらそれきっかけで今日聞いてくださっている方もいるかもしれないですが、
とにもかくにも皆様、ホンチャホンチャのブースにお越しいただいたり、
いろいろお話をさせていただいてありがとうございました。
とても楽しくてですね、会場も天気も参加されている方もとてもいい雰囲気だったので、
ぜひまた来年になるんですかね、次回も参加したいなと思っております。
さて、今日はそんなポッドキャストエキスポ、ポッドキャストウィークエンドをきっかけで、
ご紹介するこの4つの約束という一冊なんですが、
『四つの約束』の概要と本書で紹介される3つの約束
これはどういう本かというとですね、
場所は古代メキシコにあるトルテックという、
こういう伝統的な知恵を継承しているような集団がいるそうなんですが、
その系譜を継ぐ作家の方が、そのトルテックの教えをベースに、
人間が自由になるための4つの約束を提示する本になっています。
この本自体はですね、少しそのスピリチュアル領域っぽいことも書いてなくはないんですけれども、
それこそ宗教を豊徹学として読むみたいなテンションでですね、
とても納得感であったり実感を持ちながら読むことができる本なので、
ぜひですね、皆さんにも読んでもらいたいと思って取り上げさせていただきます。
紹介したいポイントは今日も3つあって、
1つ目が正しい言葉を使う。
2つ目が何事も個人的に受け取らない。
そして最後に思い込みをしない。
その前にまずは一緒に楽しむお茶から。
本日は過去をご紹介したことがあると思いますが、
NTさんの焙煎茶レモングラスというお茶を入れてみました。
このお茶はですね、先ほど話したポッドキャストウィークエンドのブースで、
本とお茶のセットを販売していたんですが、
その時に使わせていただいたのが、このNTさんの後放送になっている
さまざまなブレンドティーであったり緑茶のセットと、
もう一つが埼玉の狭山ですね、岡野園さんというところの
ドリップバックになっているお茶を使わせていただいていました。
このNTさんの焙煎茶レモングラスというお茶は、
国産のほうじ茶に佐賀県産のレモングラスをブレンドしたものになっていて、
もちろんそのほうじ茶の香ばしい感じがありつつですね、
ちょっとこのレモングラスの独特な清涼感があるので、
今日は比較的暖かい暑いぐらいの日ですけれども、
すっと爽やかに飲めるような、そんなお茶になっています。
ではここから本の紹介に戻ろうと思いますので、
皆様もお気に入りの飲み物とともにお楽しみください。
この本はですね、繰り返しになりますけれども、
メキシコ古代の知恵をベースに、
人間というのはなぜこう自由でいられないかというものを問いながら、
自由になるための4つの約束、
これは原文だとアグリーメントというふうに表現されているそうなんですが、
それを提示してくれる、そんな本になっています。
今日ご紹介したい切り口、先ほどの3つはですね、
この4つのアグリーメント、約束のうちの前半の3つになっています。
ちょっとそれぞれ少しずつ触れた後に、ぜひ本書の方でお読みいただければと思います。
第一の約束:正しい言葉を使うことの重要性
1つ目の切り口は、正しい言葉を使う。
これはですね、まさに最初のアグリーメントということで、
正しい言葉を使うこと、そのまま記載がされている言葉になります。
この正しい言葉の正しいというものがどういうことかというと、
本文中ではですね、正しいということは罪がないということであるというふうに書いてあります。
さらにこの罪がないというのはどういうことなのか、犯罪をしないということなのかというとちょっと違って、
罪がないというのは、自分にそむいた言葉を使わない、
自分が自分に対してそむくような行いをしないということを意味しているんだそうです。
なので、正しい言葉を使うことというのは、
まず自分に対して嘘をつかない言葉を使うことというようなニュアンスになっています。
もちろんですね、この自分にとって嘘をつかない言葉を使うというのは、
よくある自己啓発的な内容かなとも思えると思うんですが、
面白いのはですね、この本の中ではこの言葉の力、
言葉が私たちの心の中に入り込んで、
それに対して自分がこう縛られてしまうというシステムのことをしっかりと記載している部分がとても面白いんですね。
その時に鍵になるのは、この本文中でよく出てくる合意という言葉になります。
一文引用すると、
私たちがある考えを聞き、それを信じ込んだ場合、私たちは新しい合意を結んでいる。
そしてその合意は私たちの信念システムの中に組み込まれる。
どんな情報でも合意に基づいて蓄積される。
外側の夢は私たちの注意を引き付ける。
しかし、もしそれに合意しなければ、その情報が蓄積されることはなかったはずである。
こういうふうにですね、他人から何か言葉を投げかけられた時に、
僕たちはそれに合意をしてしまっていると。
これは無意識でということが多いと思いますが、
そしてその合意に基づいて自分の信念というものが強化されていってしまう。
そんなことを語っているんですね。
この本の中で一つ事例が書いてあって、
例えば、ある母親と娘の物語なんですけれども、
ある日ですね、そのお母さんが家に帰ってきた時にとても疲れて体調を悪くしていたと。
そんな中で娘さんがですね、とてもテンションが上がって歌を歌っていた。
大きな声で歌っていた。
そうすると母親はもう頭がどんどん痛くなっちゃって、
観音袋の尾が切れてですね、娘に
「静かにしなさい。変な声で歌わないで。」
という言葉をかけたと。
もちろんですね、客観的に見ると、
この時お母さんが疲れていて頭が痛くてということなんだと思うんですが、
この娘さんは
その静かにしなさい。変な声で歌わないで。という言葉と
無意識に合意を結ぶと。
その結果、もう自分の声が変な声であるというふうに信じ込んで、
二度と歌うことはなかった。
そして引っ込み試合になっていくと。
やっぱりこの事例を見てもとても面白いなと思うのは、
この合意という部分ですよね。
さまざま小さい子供から育っていく中で、
親や先生や友人、周りからいろんなことを言われると。
こうしなさいとかこうするなと。
それに影響を受けながら人は成長していくということはもちろんそうなんだけれども、
それを自分のものにするという合意というプロセスが、
実はその間には挟まっている。
逆に言うと、無意識でも合意というものをしてしまっているからこそ、
自分でその言葉を信じ込み、
信念という強い思い込みに育っていく。
そんなようなことを僕は読み取りました。
これはやっぱりコーチングのセッションとかをしていても、
結構この自分のことを縛っているもの、
自分のことを縛っている思い込みみたいなものは、
一見するとその外から押し付けられたルール、
親に言われた一言とか、外から言われた一言みたいなことに思えるんですけど、
よくよく考えると、
それに対して自分が過去のどこかのタイミングで合意を結んでしまっていると、
その一つステップが入り込んでいる難しさ、奥深さ、
みたいなものを感じることがある。
逆に言うと、どんな周りに囲まれていても、
そこと合意を結ばないということで、
自分の信念を守ることもできるということなのかなというふうに思っています。
二つ目の切り口は、ちょっとその合意とも関連するものなんですが、
第二の約束:何事も個人的に受け取らないこと
何事も個人的に受け取らない。
これがまさに二つ目のアグリーメント、二つ目の約束になります。
一文用すると、
あなたが何でも自分のこととして受け取るのは、
あなたが言われたことで何にでも合意するからである。
合意した瞬間、毒はあなたに回る。
ここでもですね、この合意という言葉が出てくるんですね。
例えば、周りの人に何か言われたものを、
全部自分のこととして受け取っちゃう。
僕も何か心当たりあるなと思いながら聞いているんですが、
実はそれもですね、誰かに言われたことを真に受けるのは、
自分自身が合意をしてしまっているという瞬間が挟まっているんじゃないかということを書いているところになります。
もちろんですね、悪口言われたとか、
そういう良くないことを真に受けるなという話は、それはそうなんですけれども、
この本の面白さというのはもう一段あって、
いいことだったとしても、個人的に受け取らないということを言っているんですね。
もう一文用すると、
人が何をし、考え、言ったとしても、自分のこととして受け取ってはいけない。
例えば、あなたは素晴らしいと言ったとしても、それはあなたのせいで言うのではない。
あなたは自分が素晴らしいことを知っている。
あなたのことを素晴らしいという他の人の言葉を信じる必要はない。
というふうに書かれています。
これ結構面白いなと思って、
あなたは素晴らしいと言ってくれる人、その言葉を受け取らないんだと。
これはそれに対して思い上がるなとかそういうことではなくて、
周りが言おうと言わないと、自分が素晴らしいということは自分自身で知っているんだと、
むしろそっちの方にフォーカスを当てるんだというような内容で僕は受け取りました。
このよくある悪口を受け取らないみたいな話はよくあると思うのですが、
ちょっと引いてみると、
いい評価は受け取るのかというのはすごくいいポイントだと思うのです。
なぜかというと、
いい評価を受け取るというのも、悪い評価を受け取る、悪口を受け取るというのも、
結局その構造としては他人の評価軸で自分を測ることに合意するということなんだと思うんですよ。
だからこそ、素晴らしいね、素敵だねということを毎回受け取っていると、
ある日その人がダメだねとか最悪だねという話をしてきたときに、
結局それに自分が引っ張られちゃうと。
だからこそ、いい評価も悪い評価も相手の中の出来事として扱いながら、
自分はそこに対して同意をしない、個人的に受け取らないというような話になるのかなというふうに思います。
でもどうでしょうね。
これちなみにめちゃめちゃ難しいと個人的には思うというか、
本当に悟らないと無理な気はしつつも、
ただそういう構造が頭に入っているというのはいつか救いになるだろうなという気はしながら、
この2つ目のアグリーメントを読んでいました。
そして最後3つ目の切り口が、思い込みをしない。
第三の約束:思い込みをしないための質問
これは質問という言葉とセットで語られていく章になります。
思い込みが人生を苦しくしていく1つの原因である。
それは何となく分かりますよね。
本当にそうかと言われると分からないけれども、
勝手に思い込んでしまって、それが繰り返されると、
必然とかそれが真実でしかないというところまで来て、
誰にも縛られていないのに自分で自分に縛られる。
このようなことはよくあると思います。
この思い込みは何からもたらされているかというと、
質問するのは安全でないという考えから出てきていると書かれています。
逆に言うと、この思い込みから自由になるためには、
質問をしてできるだけはっきりとさせる勇気を持つというところがある。
非常に明快に答えを聞けば思い込む必要がなくなる。
これもかなりそれを言っちゃうみたいな話なのかもしれないですが、
とても本質的なこと。
やっぱり聞いちゃいけない、聞くと安全ではないということが、
かなりこの集団生活であったり社会という中で強化されてくることってあると思うんですよね。
そういう一つ一つの積み重ねが質問をして明らかにしていくということから、
ちょっとずつ僕らを遠ざけて、
とにかく思い込みというものの中で生活、暮らしが営まれるようになってきてしまう。
これは本当に僕も耳が痛いというか、聞けばいいのに聞かない。
すごいシンプルなんですよね。聞けばいいじゃんって自分で思いつつ、
いざその場になると何か聞かない、聞けないということはあるんですが、
一方でそこで聞くということを逃したときに、思い込みの中で苦しんでいくと。
ということも一つ考えながらやっていきたいなと思いました。
そして最後の約束の部分は、ぜひ本を読んでいただきたいなと思いますし、
これまでご紹介した3つの切り口もざっと話をしただけなので、
ぜひ本書を読んでいただきたいなというふうに思っています。
合意の再認識と自由への道
一貫して僕がすごい面白かったなと思うのは、
やはり全部合意っていうキーワードがあると。
それは、いろんな人の言葉っていうものを思わず受け取る合意をしてしまっているということもそうだし、
自分の思い込み、質問をしないということもいつの間にか合意をしていると。
自分の信念っていうものがいろんな人からガチャガチャされたという受け身的なものというよりも、
実は無意識にその瞬間瞬間で合意をしている。
そこの合意っていうものをもう一度握り直す。
あるいはもう一度立ち返ることで自由になっていく。
そんなことが気づきだったなというふうに思っています。
今振り返ると、新銘Pさんの書かれた自分とかないからっていう中に、
できる自分もできない自分もフィクションであるっていう話があったと思うんですけれども、
これも似たような話だと思うんですよね。
できない自分とか、あるいはそれを書き消すためのできる自分っていうのは、
すべてフィクションであるが、それに合意した瞬間にそれが信念に変わっていくと。
一旦そういうものを手放すと、空の状態になると向こうからやってくるみたいな話がありましたが、
今日のこういう信念、合意、思い込みみたいな話も、どうそういうものを気づいていくか、
あるいはそれに気づいて合意を意識して結び直していくかということに行き着いたかなと思います。
ということで、今日はだいぶ長くなってしまいましたが、
ポッドキャストエキスポ、ポッドキャストウィークエンドの感想をお話ししながら、
NTさんの焙煎茶、レモングラスをいただきながら、
ドン・ミゲル・ルイスさんの四つの約束という一冊をご紹介しました。
ポッドキャストウィークエンド、お越しいただいて番組をフォローしてくださった皆様ありがとうございます。
普段聞いてくださっててまだフォローがまだの方は、ぜひお願いできたら嬉しいです。
それではまた。
23:18
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