2025-05-26 31:24

#124 残業時間100→1へ 個人でできた働き方改革 ゲスト:大野佳美さん

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《 ゲスト:大野佳美さん 》

▷ 墨田区の公立小学校の先生

▷ 学習スタイル認定コーチ

▷ 未就学児娘2人のママ

▷ 大ちゃんの奥さん

--facebook--

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《 つぼけん 》

大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。



《 大ちゃん:大野大輔 》

組織開発コンサルタント。

学校と自分が嫌いだった学生時代を、ある恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。10年勤めた公立小学校を退職し、現在は(株)先生の幸せ研究所のコンサルタントとして全国の学校園の伴走型支援を行うなど、「教育をもっと自由に」をテーマに活動している。

○(株)先生の幸せ研究所 コンサルタント

○鎌倉市教育アドバイザー

○社会教育士


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サマリー

このエピソードでは、大野佳美さんが残業時間を100時間から1時間に減少させた働き方改革の経験を紹介しています。彼女は育児と仕事の両立を通じて、時間管理や効率的な作業方法を見つけ、プライベートの充実も実現しました。大野さんは自身の働き方改革について、残業時間を大幅に減少させた秘訣やその方法を考察しています。また、効率的な時間管理や大切なものを優先する取捨選択の重要性についても触れています。大野さんをゲストに迎え、残業時間を減らして仕事と生活のバランスを改善する方法について語られています。彼女は自立を促す環境の重要性や、自分のやりたいことを追求することが幸福につながることを強調しています。

働き方改革の背景
こんにちは、つぼけんです。今回もですね、ゲストに大ちゃん先生の奥様、よしみさんに来てもらってます。
こんにちは、大ちゃんの妻の大野よしみです。今日は大ちゃんに代わって、私が話します。
あなたに代わってではなく、大ちゃんに代わって、話します。
というわけで、今回も大ちゃんではなく、大ちゃんの奥様、小学校の先生のよしみさんに来てもらってます。
お願いします。
よろしくお願いします。
前回はですね、小一プログラムについてお話ししてもらいましたけれども、今回もちょっと素敵なお話をしてもらいたいなと思っております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、早速テーマ行っちゃいますね。
はい。
今回のテーマはこちら、残業時間100から1へ、個人でできた働き方改革。
イエーイ。
いやー、いい、めっちゃいい。新書にありそうなタイトル。
並んでそうですね。
並んでそう。
どういうことですか、残業時間100から1へ。
これですね、今100って申請しちゃったら多分アウトなんですけど、子供を産む前、産休入る前の私の小学校の先生としての働き方が、定時を大幅に超えていて、なおかつ土日もどっちかちょっと学校に行って、みたいな働き方をしてたんですよね。
まあ、それだけやったらバッチリかっていうと、そんなことはなくて、それだけ残業してても、心の中ではまだ準備が足りないとか、もっとできるようになりたいとか、そういうちょっと自分を認めてあげられてない、満たされてない心の状態のまま、残業も多くっていうような働き方をしてたんですよね。
つまり、100っていうのは月100時間ってことですか。
そうですね。
あらま。
多分大きな声で言うと、今アウトなんですけど。
いわゆる過労死ラインってやつでしたね。
そうですね。
それでね、体も心も丈夫なので、元気に働いてはいたんですけど、時間的にはアウトゾーンでしたね。
周りの方も時代的にはそういう先生多かったんですかね。
そうなんですよね。
朝早く仕事される先生もいるし、夜残る先生もいるし、ただどっちにも一緒に働くにあたって、朝にしか会えない先生もいれば、夜にしか会えない先生もいるので、長く働くことによって両方の先生と関われるという、なんか謎のお得感みたいなのを感じてしまっていた自分もいたんですけど、今考えると、いやちょっと長すぎでしょうと、自分につっこみたくなる感じですよね。
確かに。
時間管理の工夫
そしてテーマが残業時間100から1へなので、今は月1時間ってことですか。
そうですね。定時が8時15分から4時45分の勤務時間なんですけど、私の学校は。
保育園の送り迎えというのが子どもが生まれた後発生しまして、なので保育園が空く時間とかを計算すると、どうしても学校着くのが8時過ぎ。
お迎えもあるので、定時になったらすぐ出てお迎えに行かないと、その後寝るまでいろいろことが続きますので、乗り切るためには定時に出るしかないというような制限がついた中で仕事をするようになったんですよね。育児、復職してから。
でも、その3級前は100時間やってもやってもまだまだ足りないって思ったのが、1時間すごく少なくなってしまったら、それはそれで不安にならないですか。
それがですね、1時間になっても回ってるんですよ、仕事。
そして、同僚とも楽しく笑ってるんですよ。教室で子どもとも笑ってますし、保護者ともお話とかして笑ってるんですよ。
残業100時間していた時は、子どもクラスをちゃんと成り立たせるためにとか、手を抜いたら荒れてしまうんじゃないかとか、そういう不安をたぶん抱えて私は仕事してたと思うんですけど、
残業時間を手放しても何も減らなかった。
そこに今ちゃんと笑っている私と笑っている仲間たちがいるっていう現実が待ってたんですよね。
でももう、学校の先生って本当にやんなきゃいけないことたくさんあって、やっぱり命を預かっているし、成長とか大人になるためのステップを預かっているから、
それはもうやってもやっても終わらないっていう気持ちもわかりますけどね。
そうなんですよね。やればやるほどってやっぱり思いがちなんですけど、でも自分の生活と1日24時間っていうのは誰しも同じなので、そことのバランスですよね。
じゃあ実際、その100時間働いていた3級前と3級後、復帰してから働き方は何が違ってるんですか?
自分に何ができて何ができないかをすごく考えたっていうのがありますね。
大前提として、私がいない時間、不在の時間に同僚の先生がカバーしてくれるところとか、電話に出てくださるとか、ちょっと急に決まったことを伝えてくださるとか、
そういう支えてくれる人たちがいるっていうのはもちろん心の中でわかっているので、そこはご承知をおきくださいなんですけど、
ありがたいですね。
本当に。
自分の中の変化としては、終わりの時間がかっきり決まったことで逆算をするということを始めまして、
今日本当に終わらせなきゃいけないことは何なのか、それには何分かかるか、いつの時間にやればいいか、みたいなことを真剣に考えるようになりました。
前は、なんとなく今日はこれかな、これぐらいかなっていうふうに思っているので、どんどんどんどん後ろに伸びていくんですよね。
でも、もう終わりの時間がはっきり決まっているので、絶対そこまでに終わらせなきゃということで、
作業時間ですとか、この日にやる仕事なのかとかをすごく真剣に選ぶようになりましたね。
実際に仕事量ってある程度最低限やらなきゃいけないことはお決まりでしょうから、決まっていることを細分化してちゃんとこなしていきましょうって、どの仕事にも言えることだとは思うんですけど、
とはいえ、やらなきゃいけないことがきっと膨大にあるでしょうから、毎日毎日こなしていくっていうだけでも大変そうですけどね。
そうですね、なんか具体的な、このやり方でよかったんだっていうのがいくつかあって、一つ目がノートのコメント書きなんですけど、
残業100時間の時は授業の終わりに集めて、子供たち帰ってからコメントを入れるっていうことをやっていたんですけど、
夕方の疲れてる時にコメントすると実家運はかかわるし、終わらないしみたいなことがあったんですけど、
授業の最後数分でノートをチェックしながら、ここすごいねとか、今日こうだったねってフィードバックを授業中にするように変えたんですよね。
だから子供はすごく満足そうで、目の前で褒めてもらえるので、すごく子供の満足度も高くって、授業中にノートのチェックも終わるので、
これでよかったんだなっていうのが一つ目の発見ですかね。
ノート書きっていうのはノートに花丸くれたり、ここがいいねとかって書いてくれる、あれですか?
そうですね。それを授業中の回るタイミングを見つけてやるとか、その授業の最後に子供たちにノートを持って並んでもらって、
丸しながらここいいね、頑張ってたねみたいなフィードバックを直接するっていうスタイルに変えました。
なるほど。それって聞くとどの先生でもできそうですけど、授業時間が実際短くなっちゃうとかっていうのもあったりするんですかね?
そうですね。最後の数分取られるのはあると思うんですけど、どうしてもチャイムなっちゃったって時は、
私は基本的に休み時間は確保するっていう約束を子供としてるので、今目の前で丸してもらいたい人はこんなまま並んでて、
遊びに行きたい人はこっちの列で綺麗に出しておいて、みたいな形で子供に選んでもらう。私得意の子供に選んでもらう。
でも、今目の前で褒めて欲しい子はちゃんと並べますし、遊びたい子はとりあえず出して遊びに行くっていう風に、自分で合意のもと、休み時間に並ぶ場合もあります。
そこでも選んでもらうが、出てきましたね。
子供は常に選んでます。
1年生でもその辺はもう自分で判断できるものなんですね。
意外とできるんですよ。どうなのかなと思って言ってみたら、6年間ちゃんと生きてますからね。いろんなことできるんだなっていうのを日々感じてますね。
その辺の信頼も感じますね、子供たちにね。
そうですね。
他にはどんな工夫をされてるんですか?
他には、職員室のパソコンの前で仕事をする時間が取れないなっていうのを育休から復帰してわかったので、
職員室のパソコンで作業しなくていいような仕組みを見つけることを復帰した1年目はいろいろ模索をしましたね。
先生といえば、職員室でデスクに向かっていろんな作業されてるイメージがありますけど、あんまり座らない。
そうなんです。もちろん個人情報を伴うものは職員室のパソコンでするんですけど、それ以外のちょっとしたもの、例えばちょっと掲示物の表題を作るとか、
ちょっと授業で使いたい資料を作るとかいうのは、別に職員室のパソコンじゃなくてもできるんじゃないかなと思って、
私が産休復帰を取ってる4年の間にICTがかなり成長してまして、大人1人1台タブレットも当たり前にもらえるようになっている。
なおかつアプリに作った資料を送って、そのアプリから子供たちのタブレットにも送れるようなシステムに世の中が成長しておりまして、
プライベートの充実
なので教室とかでタブレットで使いたい資料とか掲示物を作ってしまって、職員室のパソコンに送っておく、職員室のパソコンではもう印刷をかけるだけみたいな形で、
職員室のパソコンで作業しないっていうのをどんどんどんどん増やしていきました。
でもその教室にいらっしゃる時だって忙しかったり、子供を見なきゃいけないとか、給食はもう書き込むように食べなきゃいけないとかって先生が多いかと思うんですけども、
その時間は教室にいる間にどうやって作ってるんですか?
意外と隙間の時間ってあるんですよね。
例えば子供がプリントを始めて、みんなが集中しだした時間の数分とかはちょっと作業ができる。
もちろん後半は困ってる子は助けにはいきたいので、そこはもちろん教えるをとるんですけど、
でもまず子供個人が集中して考えてる時は余計なく仕出ししない方がいいんで、
っていうのを教室の様子を見極めながらちょっと作業したりですとか、
中休みでちょっと10分あるな、じゃあこの資料作ろうかなとかいうのは、雨の日だとみんな教室にいるので、私も教室でちょっと操作したりして作ってますね。
むしろ子供がアイディアくれます、そうやって作ってると。
ああ、こうしたらいいよって。
子供がこれはどうかなみたいな感じで一緒に考えてくれるので、すごく一緒に作ったりしてますね。
3級前の100時間の時は、こういう時間の使い方ができなかったってことですか?
100時間の時は多分すべてを後でこれやろう、後でこれでやろうって全部後送りにして、
ただ時間が経つと後から思い出すっていう作業も入るじゃないですか。
だから多分同じことをするにしてもすごく時間がかかっていたのかなと思います。
今だったら例えば通知表の書券とかも書くんですけど、
授業中にこの子のこれいいなと思ったらもうその場でメモをする。
タブレットでちょっとメモでパタパタって、この子のこれ素敵みたいな感じで、
自分にメモを作っておくだけで、それを文章に起こすのがすごく、
1から調べて思い出すとかよりも、その場の私がいいと思ったものを文章に起こすだけなので、
すごく時間がかからなくなったりとか、
今できることを終わらせてしまうっていうふうにシフトチェンジしたのが大きいですからね。
確かに僕もいわゆるビジネスメールすごい苦手だなと思ってたんですよ。
メッセージはいいんですけど、大変お世話になっておりますっていうのがすごく苦手だったんですけど、
もう脳死で来たらすぐ返そうって思ってから、
すごい楽になった覚えがあるので、そういうのもありますかね。
なんかやってみたら時間かからないことって多いですよね。
やるまでが大変だったみたいな。
トゥーズリストにリストにしてる間にできちゃったじゃんみたいなのありますよね。
そうですね、もうやればすぐ終わったみたいなのありますよね。
確かに、そっか。
ちょっとした積み重ねでどんどん時間を作ってるっていう感じなんですかね。
そうですね、今ツボケイさんがおっしゃってたみたいに、
なんか実はその場でやればすぐ終わるようなことを、
私はずっとこう後ろに回してたから時間がかかったのかなみたいな感じはありますかね。
なるほど。
じゃあ、実際にそうやって時間が作れるようになって、
よかったなって思うことってどんなことですか。
そうですね、時間が作れるようになって、
自分のプライベートも充実してきたなっていうのがありますね。
いいですね。
まあもう小学校、学校だけじゃなくって、
日本社会全体で働き方改革って進んでるじゃないですか。
ライフワークバランスとか言いますけど、
ライフとワークをきっちり分けて、
働き方改革の考察
仕事は仕事で集中してやっていこうよって考え方、
僕もすごくいいと思っているんですよ。
でも結構組織の問題になりがちじゃないですか。
会社のルールがとかって。
でもご自身でとにかくできることを、
自分の時間の中でやっていこうって思えたのは何でなんですかね。
一番はやっぱり子どもの創業っていう枠が発生したことかなと思ってて、
なんか私先生の仕事って料理に例えられるなって、
自分で勝手に思ってるんですけど、
ママ先生、私みたいに子育て中のママ先生とかパパ先生の、
料理はもうお弁当なんです。
お弁当なんですか。
枠が決まってる。
隣の先生は時間をふんだんにかけられるフルコースだったりとか、
ベテランの先生はすごい秘伝のスープみたいなラーメンとかを作れる。
でも私はお弁当なんです。
枠が決まってて、ある程度やらなきゃいけないことも決まってる。
メインのお米があって、おかずがあってとか。
その中でできるだけ子どもが、
あと王子の人が満足できるようなお弁当を作ろうっていうのを、
ふと思った日があって。
そのお弁当の中身を毎日いろいろバリエーションを増やしながら、
喜んでもらえる素敵なお弁当を作ろうっていう働き方に変えました。
じゃあ、100時間で働いていらっしゃったときは、
今日はカツカレーも作らなきゃいけないし、
フルコースのできる先生すごいなとかっていう感じの意識だったって感じなんですかね。
たぶんそうですね。あれもいいな、これもいいなで定まってなかったのかな。
自分はどんな料理が向いてるとかも、
たぶん模索してた中だったなと思うんですけど、
そこでいろんな料理を作ってみて、今があるっていうのはあるんですけど、
今は枠がきっちり決まってるお弁当箱の中を、
よく、彩りよく、美味しく、栄養もあるみたいな感じで、
いいお弁当を目指して働いてます。
なるほど。
学校の先生だけじゃなくって、
もう社会で働いている社会人のほとんどが、
時間術の本もたくさん出てますし、
みんな困ってると思うんですよね。
でも、うまく使えているのは何でなのかなって、
まだ思いますけどね。
枠が決まってるっていうのはそうなんですけど、
できた理由みたいなの、なんかあったりするもんですかね。
枠が決まった中で、
もうどうしてもやりたいことだけを絶対に残す。
例えば、子供と話す時間とかは削りたくないので、
困ってる子がいたら、そこは絶対に聞こうとか、
あと、このお家の人には今日必ず電話をかけてあげよう、
ちょっと伝えたいことがあるなとか、
絶対ここだけは残して、
あとはもうできる分だけっていうような割り切りを、
自分の中でするようになりましたかね。
なるほどね。
じゃあ、お弁当っていう中には、
その枠に入りきらない、
豪華で喜んでくれるかもしれないけどっていう食材は、
時間があったらもちろんやるかもしれないけれども、
一番初めの選択肢としては除外している。
そうですね。
ただ、お弁当に今日は必ずこれを入れたいんだっていうものだけは、
先に入れる。
で、残り枠に入るものをその日付に入れるみたいな形ですかね。
その中で絶対にお米にあたるような子供と向き合うとかっていうのは、
それは時間がないからって外していいもんじゃないってことですかね。
そうですね。
そこ外しちゃって多分何かが崩れていくので、
そこだけは絶対に外さないようにしてますね。
じゃあ、ある種の取捨選択というか、
見極める力みたいなのがついたってことなんですかね。
そうかもしれないですね。
これは絶対だけを選んで、
あとはもう割り切る。
人に迷惑をかけないものであれば、
別に今日じゃなくてもいいとか、
その辺のこれを捨てることによって、
誰かが大変にならないかどうかなみたいな感じで、
ジャッジはしてるかもしれないですね。
なるほど、わかりました。
それではここで、だいちゃん先生からどう見えてるかタイムに入ってまいりました。
お待ちかねえ。
お待ちかねえの入ってまいりました。
なかなか聞けない。
よしみさんがですよ、
残業をほぼしないできっちり働いていらっしゃるっていうのを、
どう見てるんですかというふうに聞いてみました。
だいちゃん先生曰く、まさしく取捨選択ですね。
やらないことっていうのをきちんと選んで、
ちゃんと捨てて手放すことができている。
時間管理の重要性
しかし大事なことは絶対に手放さないっていうことができているということで、
まさしく取捨選択ですね。
おー、楽しかった。
そしてその上で、時間ができたので家族と向き合う時間のみならず、
プライベートができて、やりたいことをやりまくっていると。
ご指示言ってますけども。
はい、その通りでございます。
やりまくってるんですか?
やりまくっておりますね。
やりまくっていますか、先生。
仕事以外の楽しみが結構いろいろあるので、そうですね。
例えばどういうふうに時間を使ってらっしゃるんですか?
例えば、本当に本当に趣味のほうの話からいくと、
カリンバって知ってます?
カリン…
金属の…
指で弾いてきれいな音を出すやつ。
最近やってみたいなと思って。
やってみたいなと思ったら、すぐ買って始めるっていう。
カリンバを。
前は、これ何の役に立つの?とかいうような視点でしか物事見てなかったので、
前の私だったら絶対興味持たないんですけど、
ちょっとこれ素敵じゃない?と思ってカリンバ買ってやってみたりとか、
そういうようなこともしてますし、
自分のライフミッションじゃないですけど、
私はこれをやっていきたいな、みたいなことも思いつくのがいっぱい出てきてますね。
では、ライフミッションいくつかあるということで、分かってもいいでしょうか?
3つあるんですけど、
3つもあります。
いっぱいあるんです。
素晴らしい。
1つ目はリトリートをやってみたいなと思いまして、
リトリートは五感を感じて自然を浴びてリフレッシュするっていうやつなんですけど、
それの親子バージョンやりたいなと思ってるんですよね。
いいっすね。
なんか山の中みたいな、がっつりアウトドアまでは私もちょっとあんまりないので、
浴地とかその辺ちょっと自然が多めの公園よりもうちょっと自然たっぷりのところで、
親子で遊ぶみたいなのをできたらなと思ってて、
私の娘たちがすごく誰とでもすぐ友達になれるっていう素晴らしい力を持ち合わせているので、
私たち親子と一緒にリトリートしてくれる人いないかなみたいな感じで思ってます。
それはなんで森の中、山の中っていうふうに思ったんですか?
私自身が最近家族で広町浴地に遊びに行ったときに、
もう体全部で空気とかを感じて、すごくいろんなものが満たされてたんですよね、そのとき。
ここ来るだけでいいなみたいな。
特別なことをするとかではなく、この場にいるのいいなみたいなふうに思って、
そういう体験をみんなにしてほしいなみたいな。
その中で子どもと来てくれた親子と一緒に遊ぶ中で、
お子さんのここすごいじゃんとか、そういうの私結構見つけるの好きなので、
見つけたらぜひ共有したいなみたいな思いもちょっとあったりするんですけど、
それが一つ目です。
例えば森が好きになって、家族でキャンプに行こうとかって、
それもすごく素敵なことじゃないですか。
それを他の家族とか、他の親子と一緒に共有したいって思えるってなかなかすごいですよね。
もう一歩行ってる感じがしますよね。
そうですね。自分の子で見てると気がつかないような良いところってあるじゃないですか。
それを別の視点から見ると、
こんなに、例えば何でもすぐ気が向いたら行っちゃって困ってるんですとか、
親子さんが思ってたとしても、いろんなものに興味を持ててるんだなとか、
勝手に行っちゃって言ってもちゃんと安全面とか見てるよなとか、
そういう別の視点から見ることで、
自己成長とライフミッション
お子さんの良いところっていっぱい見えるんじゃないかなと思ってて、
そういう経験もリトリートと合わせてできたらいいなって思ってます。
まだあるんですか。
まだあります。
二つ目が、勝手に名前だけ決めてて大ちゃんと、
トモハグって言うんですけど、一緒に子育てしようっていうスタンスなんですね。
今、預かりサービスって結構増えてきたなっていうのは、
私も一親として思っていて、すごくありがたいなっていう場面もあるんですけど、
預けるときに、お母さんたちどうしても預けちゃってごめんなさいとか、
私の都合で預けちゃっていいのかしらとか、やっぱり思うお母さん多いかなと思って、
私も何年か前まではそう思ってたんですけど、
でも親と離れて時間を過ごすことで、子供にとっても経験になるし、
それがお母さんが預けるとしたら、お母さんにとっても自分の時間を取り戻すっていう経験になるし、
とってもいいことっていっぱいあるんじゃないかなと思っていて、
そういうのを気軽にお願いできる、預け合える。
しかも、ただ別々に過ごすだけではなくて、
さっきのリトリートとちょっと似てるんですけど、
このお子さんのこういういいところ、いいところですよね、みたいな形で、
私、いいところ探し、ほんと趣味なので。
だいちゃんと同じこと言ってる。
宝探しってね、彼はよく言いますけど。
宝探し、そう宝探し、趣味なんで、
預かった時間とかの中で見つけた宝を共有して、
一緒に育てできたらいいな、みたいなのをやりたいと思ってるんですよね。
我が家もよろしくお願いします。
ぜひぜひお願いします。
そして、まだあるんですか?
まだあるんです。
3つ目が、私が子供たちと日頃関わっていて、
毎年自分をしっかり持ってる子っていうのが何人かいるなっていうのは毎年本当に思うんですけど、
やっぱりそういう子って学びに向かう姿勢とかもありますし、
友達と一緒に何か協力して物事を成し遂げるみたいな力も育ってるなって思ってて、
学校の現場でよく主体性とかそういうふうに表現されるんですけど、
自己肯定感とか、
その辺まるっと丸めて、
自分軸って自分で思ってて、
自分軸がある子ってすごくいいなと思っているので、
自分軸を育てていきたいなっていうのを勝手に略して、
軸育って呼んでるんです。
カタカナで軸育って勝手に呼んでるんです。
軸育をしたいなと、広めたいなと思ってて、
なんでかっていうと、うちの子どうしたら自分で決められるようになりますかとか、
自分から動いてくれなくて困ってるんですけど、
家でできることありますかとか、
よく質問をいただくことが多くて、
これっていろんな人がもしかして困ってることなのかなっていうのをちょっと思いまして、
それ、軸育は学校現場っていうよりはやっぱりお家とか、
そういう学校以外の場所の方がきっと伸びやすいかなと思うので、
軸育を広めたいなと思っております。
もう軸育だけでエピソード1本取れるぐらい、
すごく大切なことだと思ってて、
僕仕事で就職活動の学生さんと向き合うことが多いんですよ。
就活生って自分の軸っていう言葉をすごくよく使うんですよね。
なぜならば面接で必要だからなんですよ。
僕は私はこんなことをやってきた。
学知家とか言いますけど、学生時代に力を入れてきた。
なぜならばっていうふうに言えなければいけないってことと、
単純に就職先を選ぶためには、
自分の軸がないと選べないっていう考え方があるので、
大学3年生は自分の軸についてめちゃくちゃ悩んでるんですよ。
そうなんですね。
でも3年生で悩んでも大変ですよね。
おそらく。
今までは言うこと聞けとか空気読めとか言われて育ってくるのに、
就活生になった瞬間が180と変わるような状態ですもんね。
今まだまだね。
自立と環境の重要性
たぶん子供ってみんなもともと持ってますよね、自分の軸を。
それをいつからか隠したりとか、
見えなくなっちゃったりとかしてるんじゃないかなって思ってて、
それを隠しちゃうんじゃなくて、
もともとある軸をそのまま伸ばしていけるような大人で囲んであげたいなと思ってて、
きっと一人の大人がそれやってもダメなんで、
同じ考えを持つ大人をどんどん増やしていきたいなって思ってます。
さっき教室の中でも何人か自分の軸持ってるなって子がいるっておっしゃってたじゃないですか。
学年関係なくですか?
そうですね。大体話していたりとかすると、
この子はちゃんと持ってるな、自分を持ってるなみたいな。
でも面白いことに、それと学力って絶対イコールじゃないんですよね。
学力っていうかテストの点数なんですけど、
別にテストの点数がすごく高いわけではないんだけど、
生活力がしっかりあったりとか、
みんなをまとめていける子っていませんでした、クラスに。
そういう子たちがやっぱり毎年、どこのクラスに学年に行ってもいるんですよね。
そういう子たちをよくよく観察、得意な宝探ししてると、
この辺ね、この辺やってるんだね、みたいなちょっと共通点みたいなのが、
ちょっと宝の共通点が見え始めてきて、
これはちょっと独り占めしたらもったいないだろうっていうことで、
広めたいなと思ってます。
気になる、気になる、そっちがすごく気になる。
ちょっとだけこだししてもらってもいいですか?
何が違うと思います?
なんかね、自分で決めることとかができるんですよね。
何を決めるとか、ちょっとまたどんどん話が長くなっちゃうんですけど、
じゃあどうやったら決めれるようになるのかな、みたいなその辺を、
一緒に大人とね、やっていけたらなと思ってますね。
自立っていう言葉もよく使ってますし、
小学生であっても自立してる力を持ってる子っていますからね。
そうですね。
生まれ持ってるっていうよりは、
きっとそういう環境があって、
自立ができるようになってるのかなと思うので、
その場のね、失来方を大人と広めていけたらいいな、みたいな。
もうどんどん出てきますね、やりたいことが。
今ね、やりたいことであふれてるんですよね。
1日24時間じゃ足りない。
単純にやりたいって思ってるだけじゃなくって、
すごくインプットされてるっていうふうに大ちゃんからも聞いてまして、
本を読んだり、講座を受けたり。
興味を持ったら、一定期間そのことにどんどんはまるタイプなので、
本など、講座などいろいろはまってますね。
それのやっぱりもともとにあるのは、時間ができたからってことがやっぱりありますよね。
そうですね。時間ができたから。
で、なんで今までそんなに100時間もやってたのかなって思ったときに、
なんか手放したらダメになるんじゃないか、みたいな不安で、
早く帰ることもできなかったし、
コメントを削ることもできなかったと思うんですけど、
こんなにぎゅっと握ってたものを手放してみても、
なんか何も変わらなかった。
周りの人も笑顔だし、自分も笑顔だし、
変わらなかったってことに気づいてから、
やってみてもいいかもしれないっていうような気持ちになれたのかもしれないですね。
じゃあ、はじめは枠が決まっていたり、時間の制限があったからっていう理由だったかもしれないけども、
子供の姿を見て、やってみたらいいじゃんと、できるじゃんとってなったら、
もう歯止めが効かない。
そうですね。
どんどんインプット。
前はね、時間作らなきゃ作らなきゃで削り出したんですけど、
今はこれをやりたいから、こっちはこの時間で。
前向きな方にシフトチェンジしてますね。
もう先生が誰よりも学んでるって最高じゃないですか。
そうですね。
でもね、学ばない先生より学んでる先生のほうが楽しそうですよね。
絶対いいと思う。
子供によく言われます。
先生楽しそうだよねって。
バレたって。
いい。一番いい。
よく言われます。
ありがとうございます。素敵なお話でした。
それではエンディングです。
吉美さん、本当どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
楽しい先生、人生を楽しんでる先生が一番いい。
伝わってきました。
2回目お話ししてみていかがでしたか?
いやー、まだちょっと慣れないというか、
でも坪けんさんのおかげで楽しく話し続けることができました。
よかったです。ありがとうございます。
じゃあ最後のやつちょっと言いますね。
ご意見ご感想をXQツイッターのハッシュタグほぼ教。
ほぼ教。ほぼはひらがな、教は教育の教で漢字でつぶやいていただけたらとっても嬉しいです。
残業時間の手放し
番組はApple PodcastsとSpotifyを使っていまして、
再生回数だけではなくてフォローをしてもらえると番組の応援にもつながりますので、
ぜひフォローもお願いします。
吉美先生最後に何か一言ありますか?
私がずっと壊してしまうんじゃないかと思って手放せなかった残業時間なんですけど、
手放してみても何もことは起こらず幸せな毎日が待っていました。
もうちょっと早く帰りたいんだよなって思っている方がいたら、
ぜひもう1回帰ってみて欲しいと思います。
きっとね早く帰っても明日大丈夫だからと思っているので、
みんなで自分のやりたいことをやれるような世界を作っていきたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いろんな方の応援になったと思います。
今回のゲストは大チャン先生の奥様王の吉美先生でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
次回は番外編です。
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