こんにちは、ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんでーす。大ちゃんでーす。
あなたにかわって、大ちゃんとつぼけんの2人が学びのほぼ最前線を探検する番組です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。
今日はですね、2人でトークしていきましょう。われわれあなたに向き合う番組ということで、今回もですね、お悩みをもとに2人でトークしていこうと思います。
1月115、3月に公開したもので、働き方改革の提案をしたら反対されて困ってます。こちらに評判いいんですよ。
嬉しいね。実際その悩み相談ね、してくれた人、これ感想聞いてみたんですよ。嬉しいって。
僕たちからしても、やっぱり顔が見えて、実際その人のね、悩みとか困ってること、解決までいくかわからないけれども、何かヒントになってアクションにつながったら、これ嬉しいよね。
実際困ってる方ね、たくさんいらっしゃるだろうからね。
なので、困っているあなたにですね、ちゃんと向き合う番組にどんどんなっていきたいなというところで、こういう回をですね、増やしていきたいですね。
そうなのよ。またなんかこれまでと違ったジャンルなんだよね、これって。
そうだね。
これまでのがいわゆる探検的な、いわゆるクエスト的なね、みんなで向かっていく探検みたいなイメージだったんですけど、なんかこれってまた違うジャンルだなっていうのは思ってたんだよね。
確かに。名前つけちゃいますか。
つけちゃおう。いくつかあるんだけど、僕これかなと思ったのが、保護協コンサル。
声変わった。
コンサルテーションなんだよね。
なるほどね。
答えを押し付けるとかじゃないけど、一緒に解決の糸口を探していくっていう、そのプロセス自体がコンサルテーションって僕は思ってるのね。
課題に対してどういう解決策が提案できるのかっていう仕事をある意味僕してるから、保護協コンサルじゃないかなっていう。
いいね。実際もう全国いろんなところに行ってみんなさん困ってますっていうのをちょっとよくお手伝いしてるわけだもんね。
そうなんだよ。ある意味それをここの場でやらせてもらうっていうね。
いいですね。
僕としても嬉しいタイミングです。
はい。ではでは早速今回のお悩みいっちゃいますね。
はい。
では今回のテーマはこちらです。
宿題いる?いらない?戦争を終わらせたい。
はい。テーマ宿題でございます。これは戦争なんですか?
いいよねこのね。戦争って言葉にいろんな意味が込められているんですよ。
多分これね聞いてわかるなって人結構いると思うんだよね。
そうかも。
相談来る方は宿題いる?いらない?って言うとどっち派の方が多いんですか?
よく来るのはいらないというか見直したいって人が多いね。
なるほどね。
そう。
完全にゼロにしたいってわけじゃない?
それもね様々で。
なるほど。
完全になくしたいって人もいればあり方を見直してざっくり二項対立で分けるとしたら多分いる?いらない?なんだよね。
そうだよね。
でまた先生もさ宿題も絶対いるでしょっていう人もどうしたっているだろうし。
そう。
あと親でしょ。
そうなんですよ。
だから先生宿題出してよってなっても全然おかしくないじゃない?
本当その通りで多分学校側と保護者側でね若干ズレはあるんですよ。
なるほど。
実際にその保護者側の意見としても二つに結構分かれていて、
うちは宿題なんかいりませんって人もいれば絶対出してくださいって人もいるし、
これ寮的な視点でも二つあってたくさん出してほしいっていう人とあんまり出さないでほしいとか。
なるほど。
これ難しいんですよ。
なるほどね。
だから学校側はいろいろ見直したい気持ちはあるけれどもニーズっていう多様な声としては非常に難しいゲームなんですよこれは。
確かに。
だから保護者側の今の二つの立場もあればもちろんそれが学校の教職員官でもあるわけですよ。
これを戦争と言ってるんだね。
いやこれはどっちも分かるからどうしたらいいのかね。
これねこれをやれば解決するっていうそんな単純な課題ではないんですよ。
何から手をつけるかというのはすごく難しいんだけど、つぼけんね。
もしつぼけんがA派の研究主任さんで職員会議で提案したとするじゃないですか。
つぼけんはどう考えてどうするの。
難しいな。A派だから少なくしたいもしくはなくしたいんだろうね。
そうです。
校長先生とか学校の中心になっている方も同じくA派なので。
でもステップ1はB派の方の意見もちゃんと聞きたい。
大事だね。
かな。
いいじゃないですか。
聞いて資料的にまとめます。分類をします。
なるほど。
AとBの意見っていうのはこんな感じのパーセンテージか分からないけど、分類をします。
いいじゃない。可視化するんだよね。
可視化をします。
可視化をした上で対話をする回を開き、開く。
最後さ投げたよね。大事に持ってたのに最後だけ投げたよね。
難しいわ。分からない。
分からない。
僕今の大事だと思ってる2つ。
なるほど。
多分それが含まれたことを僕は思っていて。
じゃあちょっと大ちゃん3ステップ。
ぜひお願いします。
これ3ステップって言っても今考えた大切なんで、いずれ変わります。
なるほど。
3ステップね。
お願いします。
まず僕、ファーストステップとして考えたいのは、これ誰のための何の検討でしたっけっていうのは確認した方がいいと思ってるんですよ。
だから僕、Who, Why, What, Howで考えるのね、こういう時。
これね、Whoが抜けると議論ならないんですよ。
だからWho, Why, What, Howの順番でまずは考えるよっていうところで、
Whoって誰かっていうと、これ間違いなく子供たちなんですよ。
うん、そりゃそうだ。
先生が楽とか、保護者が困るっていう視点は後々もちろん大事に検討されるべきなんだけど、
そもそもこれ子供たちにとってどうなんだろうっていう、まずWhoね。
それからWhyってなってくると、そもそも何のためにこれやってるんだっけっていう風にまず検討するでしょっていう。
で、じゃあこういう内容でいきましょうっていうので、じゃあどうやってやっていくのっていうWho, Why, What, Howっていう順番で大前提の今フレームね。
の時に子供たちが生涯にわたって学び続けるようにしたいってその学校は学校系方針で書いてあるわけですよ。
これいいよね。
いいこといいこと。
これは校長先生がかなりこだわっていて、僕もすごい好きなんだけど、生涯にわたって子供たちが予測不可能な社会をどうやって生きていけるかって、
その力を身につけたいんだっていう、まず学校系方針の上の方の概念があるんですよ。
素敵。
そのためにっていう風な検討で始まると、まず違うと思うのね。
確かに。
でしょ、これはWho, Whyが見えてきたはずなんだよね。
で、そのファーストステップはそれをまず確認することなんですよ。
そもそもこれは生涯にわたって子供たちが学び続けるようにするためにどうしたいかっていう検討だよねっていう。
ここが抜けてたと思ったの、その学校はね。
だからA or Bになっちゃったんですよ。
確かにね。
で、この確認がまずありました。
でね、セカンドステップが結構重要で、問いがね、二項対立の問いになっちゃってたんですよ。
いわゆるいる、いらない。
なっちゃうでしょ。
なくす、残す。
これ全部二項対立じゃないですか。
で、ここでパラドックスクエッションって呼んでいて。
アンザユウキさんってね、方のパラドックス思考っていう本から僕は学んで、このパラドックスクエッションっていうのをよく使うんですけど、
二項対立になりそうなものを含めた問いとして設定してから対話をすると、A案B案に対してC案が生まれやすくなると僕思ってるんですよ。
例えば今だったら子供たちが学び続けるような学習者にしたいんですよね。
この学校は。
で、考えると宿題を生涯にわたって学び続けるようにしたいっていうまずA派の思いがあるじゃん。
で、B派の思いとしては、とはいえ基礎学力が落ちないようにっていう気持ちもあるでしょ。
いいね。
で子供と保護者がそれを見るとそれICTなんだけど例えばおすすめの学習アプリとか無料のね。
あとはおすすめの動画とかあともともと入ってるAIドリルとかあとは図鑑でこういうのやってみるといいみたいなのがちゃんとICTでバーっとリストになっているものを子供たち保護者に配布したんですよ。
で次これを使ってまた1週間のウィークが始まるわけ。
そしたらね3割だったでしょさっき。
6割まで増えたの。
これすごいですよね。
で次にまたね改善が始まるわけですよ。
じゃあ4割の子ができなくていいのかと。
よくないね。
この学校ね誰一人取り残さないっていうのが設定されてるからじゃあ4割の子どうしたらできるんだろうって言ってその学校考えたのはなしウィークの前の金曜日そこでどんなことをやっていきたいかっていう目標を立てることにしたんだって。
来週の1週間で自分が学びたいこととかやってみたいことみたいのを一人一人目標を立ててICTツールで可視化するようにしたんですよ。
僕はこれをやりたいとか。
私はこれを調べて自分でまとめたいとかね。
あと僕は野球の例えばスイングを動画に撮って分析してとかバッティングセンターに行ってとか書いてあるわけですよ。
そうやってやってみたらねなんとね9割できるようになったの。
素晴らしい。
これすごいよね。
素晴らしい。
でまだねその改善のサイクルが止まらないんですよ。
そこからっていうふうに今皆さんお気づきかもしれないんだけどサイクルが見えたでしょ今。
このクルンクルンクルンってサイクルが作れたのがもうすごい大きな収穫でいまだにこれ止まりません。
その学校は宿題って名前から家庭学習って名前にまず変わったの。
なるほど。
これ大きなステップ。
大きいね。
で今その学校はですね長期的な視点にも入っているから会談が出来上がっていて低学年はこれをやっていこうっていうすごい少ない宿題はちょっと課すんだって今のところね。
で漢字とか計算とか必要なものを先生からこれやっておいでっていうのを一応出してあげるのが月から木まで。
でも金曜日は出さないにしたんだって。
で中学年はこういうのやってくると楽しいかもっていう提案はするけど強制ではない。
3、4年生は。
で5、6年生はもうなし。
2、1、2、3、4、5、6で会談にしてみて今実験中なんですよ。
このサイクルが止まらなくなったってところに価値があって。
どうですか今ってもうAORBの対立がないでしょ。
もうない。
圧倒的にこのCだったりDだったりっていろんなパターンを試しながら何がいいんだろうっていうサイクルが回ってるんだよね。
もうこうなったらもう戦争おしまいですよ。
みたいな感じかな。
いやすごいわ。
終わりがないっていうかさ進化し続けるってすごいね。
すごいよね。
でこのトリガーになった問いがまさにパラドックスクエッションなんですよ。
ってことですね。
つまり探求が始まるの。
クエッションってさクエストっていう語源からあるでしょ。
そうするとやっぱり問いから始まってその探求が始まるのね。
それに持ってけば戦争にならないでしっかりと対話になっていく。
それが実験的サイクルが始まるっていう。
それが僕の中の解決策ですね。
素晴らしい。
とは言っても初めの方はBの6割いるB派の方々はそうは言ってもちょっと違うよって初めはなっちゃったりするもんなのかな。
そこがですね。
このA派B派って最初さ2つの島が見えたでしょ。
これね島の間に橋がかかるんですよ。
で橋がかかって何が起きるかっていうと船が出るんですよ。
なんかねAとBがつながってで一緒にCっていう島探しに行こうよっていう。
なんかみんな同じ船に乗る感じだよね。
でその船乗った時にA派の人の意見とB派の人の意見がこれね融合してくんですよ。
ここめちゃくちゃ感動的です。
でしかもA派とB派2つあった方が良かったって後々気づきますこの学校は。
何でかっていうとA派の意見があることですごいブレイクスルーが見えるわけ。
そっかって負担を減らしながら余白を作りながらも自ら決める家庭学習は課されてないから辛くないんだと。
多分ツボケンもほらカメラ好きじゃないですか。
カメラについて学んでる時間って宿題ですか。
もう夜調べ始めると寝れなくなっちゃう。
だから睡眠は大事です。
でもこれ課されてないからさもうワクワクと遊んでる感じになるじゃん。
っていうブレイクスルーがまず生まれてくるでしょ。
でもB派の人がいるおかげでとはいえの部分に対応できるんですよ。
多分手引きとかあった方が保護者の方は多分それで提案もできるし
なんかサポートしてくれんじゃないかなっていうアイディアを出したのはB派の人です。
しかも多分鳥肌立ちます。
このB派の人で職員会議で反対した人いるでしょ。
あの人が出した意見が手引きです。
これすごくない。
すごい融合してる。
融合してるんですよ。
素晴らしいね。
同じCという島を探す船にみんなが乗って
そこでA派B派のそれぞれの良さ、意見を生かし合うことで生まれてくるんですよ。
いいね。
だから対立起きてたらチャンスと思った方がいい。
その2つが融合されてどちらの意見もあるからこそ
いいCが見つかるじゃないかって。
こうなったらもう完敗ですよ。
すごい。
対立はチャンスか。
対立チャンスですね。
素晴らしいね。
保護者の方は?
保護者の方はよろしくお願い出してよって方も多いと思うけど。
そうなんです。
保護者の方の巻き込みもこの学校上手かったんですよ。
共有って言ってちゃんと事前にこういうのをこういう目的でやっていきますよっていうのをちゃんと伝えたでしょ。
その上でこの学校でアンケート取ってるんですよ。
ちゃんと。
で、肯定的評価が8割以上だった場合はこのままサイクル、短期を続けていきますと。
進めていきますということで毎回アンケートをちゃんと取ったの。
すごいね。
1週間やってみてお困りのこととかこういう風なことがあればやっていけるんじゃないかってアイデアをくださいって言ってグーグルフォームで毎回投げてたんだよね。