2025-04-21 27:44

#120 Q.宿題いる・いらない戦争を終わらせたい

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学校が宿題を出す必要ってあると思います?

宿題いる派も、いらない派もいらっしゃると思いますが、お互いに正論を言っていても進まないのが組織というもの。

ではお互いの意見を擦り合わせた上で、より良い学校に進める方法ってあるんでしょうか?

「組織開発コンサルタント」として活躍する大ちゃん先生に聞いてみました。


キーワード

WHO→WHY→WHAT→HOW / パラドックスクエスチョン / 可視化する / 対立はチャンス!



《 つぼけん 》

大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして、北極🐻‍❄️から南極🐧まで世界各地で撮影をしてきた。現在は「月曜日に会いたい人をふやす」をテーマに、映像🎥・写真📷・Podcast🎤などメディアを横断して活動中。


《 大ちゃん:大野大輔 》

組織開発コンサルタント。

学校と自分が嫌いだった学生時代を、ある恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。10年勤めた公立小学校を退職し、現在は(株)先生の幸せ研究所のコンサルタントとして全国の学校園の伴走型支援を行うなど、「教育をもっと自由に」をテーマに活動している。

○(株)先生の幸せ研究所 コンサルタント

○鎌倉市教育アドバイザー

○社会教育士


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サマリー

宿題の必要性についての議論が展開され、学校や保護者の意見が二項対立の形で交錯しています。A派とB派それぞれの視点から、宿題の役割や学生への影響について深く考察しています。宿題の必要性に関する対立を解消し、子供たちの自主的な学びを促すための新しい教育法が提案されています。具体的には、自立型学習者を目指す学校が家庭学習を進めるための手引きや目標設定を活用しており、その結果、子供たちの学びの意欲が向上しています。宿題に関する意見の対立がある中で、保護者と学校が共に目標を共有し、新たな方向性を模索する過程が語られています。このプロセスを通じて、宿題の是非に関する対立を終わらせる道筋が見えてきます。

宿題の存在意義
こんにちは、ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんでーす。大ちゃんでーす。
あなたにかわって、大ちゃんとつぼけんの2人が学びのほぼ最前線を探検する番組です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。
今日はですね、2人でトークしていきましょう。われわれあなたに向き合う番組ということで、今回もですね、お悩みをもとに2人でトークしていこうと思います。
1月115、3月に公開したもので、働き方改革の提案をしたら反対されて困ってます。こちらに評判いいんですよ。
嬉しいね。実際その悩み相談ね、してくれた人、これ感想聞いてみたんですよ。嬉しいって。
僕たちからしても、やっぱり顔が見えて、実際その人のね、悩みとか困ってること、解決までいくかわからないけれども、何かヒントになってアクションにつながったら、これ嬉しいよね。
実際困ってる方ね、たくさんいらっしゃるだろうからね。
なので、困っているあなたにですね、ちゃんと向き合う番組にどんどんなっていきたいなというところで、こういう回をですね、増やしていきたいですね。
そうなのよ。またなんかこれまでと違ったジャンルなんだよね、これって。
そうだね。
これまでのがいわゆる探検的な、いわゆるクエスト的なね、みんなで向かっていく探検みたいなイメージだったんですけど、なんかこれってまた違うジャンルだなっていうのは思ってたんだよね。
確かに。名前つけちゃいますか。
つけちゃおう。いくつかあるんだけど、僕これかなと思ったのが、保護協コンサル。
声変わった。
コンサルテーションなんだよね。
なるほどね。
答えを押し付けるとかじゃないけど、一緒に解決の糸口を探していくっていう、そのプロセス自体がコンサルテーションって僕は思ってるのね。
課題に対してどういう解決策が提案できるのかっていう仕事をある意味僕してるから、保護協コンサルじゃないかなっていう。
いいね。実際もう全国いろんなところに行ってみんなさん困ってますっていうのをちょっとよくお手伝いしてるわけだもんね。
そうなんだよ。ある意味それをここの場でやらせてもらうっていうね。
いいですね。
僕としても嬉しいタイミングです。
はい。ではでは早速今回のお悩みいっちゃいますね。
はい。
では今回のテーマはこちらです。
宿題いる?いらない?戦争を終わらせたい。
はい。テーマ宿題でございます。これは戦争なんですか?
いいよねこのね。戦争って言葉にいろんな意味が込められているんですよ。
多分これね聞いてわかるなって人結構いると思うんだよね。
そうかも。
相談来る方は宿題いる?いらない?って言うとどっち派の方が多いんですか?
よく来るのはいらないというか見直したいって人が多いね。
なるほどね。
そう。
完全にゼロにしたいってわけじゃない?
それもね様々で。
なるほど。
完全になくしたいって人もいればあり方を見直してざっくり二項対立で分けるとしたら多分いる?いらない?なんだよね。
そうだよね。
でまた先生もさ宿題も絶対いるでしょっていう人もどうしたっているだろうし。
そう。
あと親でしょ。
そうなんですよ。
だから先生宿題出してよってなっても全然おかしくないじゃない?
本当その通りで多分学校側と保護者側でね若干ズレはあるんですよ。
なるほど。
実際にその保護者側の意見としても二つに結構分かれていて、
うちは宿題なんかいりませんって人もいれば絶対出してくださいって人もいるし、
これ寮的な視点でも二つあってたくさん出してほしいっていう人とあんまり出さないでほしいとか。
なるほど。
これ難しいんですよ。
なるほどね。
だから学校側はいろいろ見直したい気持ちはあるけれどもニーズっていう多様な声としては非常に難しいゲームなんですよこれは。
確かに。
だから保護者側の今の二つの立場もあればもちろんそれが学校の教職員官でもあるわけですよ。
これを戦争と言ってるんだね。
A派とB派の対立
いやこの戦争はさすがに終わらないんじゃないですか。
そうだよね。
どうやってこれを解決していくかほぼ今日コンサルですよ。
いやーこれちょっと気になっちゃうな。
ね。
じゃあいろんな悩み相談をいろんな方から宿題について悩みを受けてきたけど、
じゃあちょっと具体的にどんな悩みをしてきたかってちょっと想定してみましょうか。
これまでね本当にいろんな多様なパターンのこの宿題に僕は向き合ってきたんで、
一つ仮定するとしたらその学校はA派とB派で分かれてたっていう二項対立になっていた学校なんですよ。
A派はですねとにかく子どもたちのために余白を作りたいと。
資料に書いてあったのもすごい面白かったのが子どもたちの残業であるって書いてあったの。
わーいやーわかるよーわかるわかる。
この学校はねこの学校はで子どもたちが睡眠時間とか削られて今先進国でもねもう最下位に近いぐらい睡眠不足であると。
忙しいと子どもの残業だと。
わかるよー。
それでなくしたいんだっていうのがA派ね。
はい。
B派にも分かれていてB派はとはいえ基礎学力が下がるからなくせないと。
うーん。
そんなねA派B派になってたんですよ。
いやーB派もわかるんだなー。
ねーわかるよね。
で管理職の方向性としては見直したいなんですよ。
なるほど。
校長先生と教徒先生。
それに対して研究部っていうのがあるんですけど研究部の中では研究主任っていう研究部のリーダーも管理職と同じ意見で見直したいと。
A派ですよねいわゆる。
なるほど。
でも研究部の中でもB派は半分ぐらいいました。
おー複雑ー。
割合で言うと組織全体ね組織40人ぐらいの教職員の組織なんだけど4がA派6がB派ぐらいのイメージでした。
あBがでも多いんだね宿題あった方が基礎学力のために宿題必要だよね。
そうなんです。
こんな状況でしたね。
で一応きっかけとして僕に声をかかった理由としては職員会議でA派として研究主任が提案したところ非常に炎上したと。
で職員会議でこのB派の方々から質問とかご意見が多数出まして。
特にその3人のB派の方々が基礎学力が下がるとか保護者が何と言ってくるんだとかいきなり変えたら子どもたちが何もしなくなるんじゃないかとか。
そういう意見がたくさん出たっていうそんな学校です。
解決のためのステップ
いやこれはどっちも分かるからどうしたらいいのかね。
これねこれをやれば解決するっていうそんな単純な課題ではないんですよ。
何から手をつけるかというのはすごく難しいんだけど、つぼけんね。
もしつぼけんがA派の研究主任さんで職員会議で提案したとするじゃないですか。
つぼけんはどう考えてどうするの。
難しいな。A派だから少なくしたいもしくはなくしたいんだろうね。
そうです。
校長先生とか学校の中心になっている方も同じくA派なので。
でもステップ1はB派の方の意見もちゃんと聞きたい。
大事だね。
かな。
いいじゃないですか。
聞いて資料的にまとめます。分類をします。
なるほど。
AとBの意見っていうのはこんな感じのパーセンテージか分からないけど、分類をします。
いいじゃない。可視化するんだよね。
可視化をします。
可視化をした上で対話をする回を開き、開く。
最後さ投げたよね。大事に持ってたのに最後だけ投げたよね。
難しいわ。分からない。
分からない。
僕今の大事だと思ってる2つ。
なるほど。
多分それが含まれたことを僕は思っていて。
じゃあちょっと大ちゃん3ステップ。
ぜひお願いします。
これ3ステップって言っても今考えた大切なんで、いずれ変わります。
なるほど。
3ステップね。
お願いします。
まず僕、ファーストステップとして考えたいのは、これ誰のための何の検討でしたっけっていうのは確認した方がいいと思ってるんですよ。
だから僕、Who, Why, What, Howで考えるのね、こういう時。
これね、Whoが抜けると議論ならないんですよ。
だからWho, Why, What, Howの順番でまずは考えるよっていうところで、
Whoって誰かっていうと、これ間違いなく子供たちなんですよ。
うん、そりゃそうだ。
先生が楽とか、保護者が困るっていう視点は後々もちろん大事に検討されるべきなんだけど、
そもそもこれ子供たちにとってどうなんだろうっていう、まずWhoね。
それからWhyってなってくると、そもそも何のためにこれやってるんだっけっていう風にまず検討するでしょっていう。
で、じゃあこういう内容でいきましょうっていうので、じゃあどうやってやっていくのっていうWho, Why, What, Howっていう順番で大前提の今フレームね。
の時に子供たちが生涯にわたって学び続けるようにしたいってその学校は学校系方針で書いてあるわけですよ。
これいいよね。
いいこといいこと。
これは校長先生がかなりこだわっていて、僕もすごい好きなんだけど、生涯にわたって子供たちが予測不可能な社会をどうやって生きていけるかって、
その力を身につけたいんだっていう、まず学校系方針の上の方の概念があるんですよ。
素敵。
そのためにっていう風な検討で始まると、まず違うと思うのね。
確かに。
でしょ、これはWho, Whyが見えてきたはずなんだよね。
で、そのファーストステップはそれをまず確認することなんですよ。
そもそもこれは生涯にわたって子供たちが学び続けるようにするためにどうしたいかっていう検討だよねっていう。
ここが抜けてたと思ったの、その学校はね。
だからA or Bになっちゃったんですよ。
確かにね。
で、この確認がまずありました。
でね、セカンドステップが結構重要で、問いがね、二項対立の問いになっちゃってたんですよ。
いわゆるいる、いらない。
なっちゃうでしょ。
なくす、残す。
これ全部二項対立じゃないですか。
で、ここでパラドックスクエッションって呼んでいて。
アンザユウキさんってね、方のパラドックス思考っていう本から僕は学んで、このパラドックスクエッションっていうのをよく使うんですけど、
二項対立になりそうなものを含めた問いとして設定してから対話をすると、A案B案に対してC案が生まれやすくなると僕思ってるんですよ。
例えば今だったら子供たちが学び続けるような学習者にしたいんですよね。
この学校は。
で、考えると宿題を生涯にわたって学び続けるようにしたいっていうまずA派の思いがあるじゃん。
で、B派の思いとしては、とはいえ基礎学力が落ちないようにっていう気持ちもあるでしょ。
宿題に関する議論の深化
その時にこれを並べてあげる問いにするんですよ。
子供たちが学び続けられるような在り方でかつ基礎学力が落ちない、保護者が不安にならないような家庭学習の在り方は何なんだろうっていう、これを内包した形の問いにしてあげるんですよ。
ちょっと今の問いは精度が悪いんだけど、そうするとなんかA部BでVSの見え方からCを一緒に探してる感じにならない?ちょっと。
いいね。
そうするとじゃあCはどうするかっていうどっちかではないまず対話ができますよねっていう議論から対話になると僕は思っているんですよここで。
これがねセカンドステップ問いのねデザインですね。
だいぶいいね。
いいってみんな。
それでもうだいぶいい。
本当に?
いやこれいいわー。だってどっちも大切なことだもんね。
そう。
教学力だって大切だもん。
そうなのよ。これここのセカンドステップで気づいてほしいのがAもBもどっちもね子供のためにやってるんですよ。
確かに。
だから子供たちのために生涯にわたって学び続けてほしいし、しかも余白を作りたいわけでしょ。
かつB派の人も子供たちのために基礎学力をつけてあげたいわけですよ。これどっちも大事だっていう出発点に持ってくってことこれ。
出発点からねVSになるような問いになっちゃってたのを出発点をよし一緒にいいやり方考えようにするのがセカンドステップですね。
でそこでサードステップ最後の3ステップ目でさっきツボケンが言ったみたいにじゃあまずメリットデメリットちょっと可視化してみましょうかとか。
じゃあそういう対話の場作ってみようかって風になってくと解決に向かっていきやすいんじゃないかなって風に思ってるんだけどどうかなまず。
素晴らしい。
いやーめっちゃいいわ。
まずそもそもだよねステップ1だよね。
1が大事。
それを外しちゃいけないよね。
そうなんですよ。
確かに。
風Yからなんだよね。
誰のための何のためにの順番でまずはセカンドステップまで行ってでサードステップで初めてはどうにいける。
なるほど。
うん。
わーすごいいいかも。
実際じゃあこれをやった学校があるわけですね。
その学校ね学校も言えないのすごい寂しいんですけどすごいいいあり方になりましたよ。
短期中期長期で試してこうっていう風に最終的になったのがまず長期的に言うともう自立型学習者として自ら学べるようにして小学校を卒業させてあげたいっていうのが決まったんですよ。
素晴らしい。
これね素晴らしいと思った。
つまり出口が見えたんだよね。
この小学校は6年生の終わりの時には宿題が課されずとももう自ら学んで卒業しますとこれがまず目指す出口であるここが決まったんだよね。
すごいね。
家庭学習の新しいアプローチ
それを考えて階段にしてこうってなったの。
5,4,3,2,1。
どういう風な階段にすると6年生の出口としてそうなるかっていう風にまず行き着いたわけですよ。
長期的にはそれね。
中期として考えたいのはじゃあいきなりやったら難しいじゃないですか。
だからまず短期中期として考えたいのがいきなりやると難しい1週間お試しで宿題なしウィークにした時にどんな風になるのかっていうのをまず見てみようってなったのね。
素晴らしいですよね。
保護者にもちゃんとこれ事前に研究室にの方から共有したの。
1週間自ら生涯にわたって学び続ける子にしたいのでそのための家庭学習のあり方を今模索してますと。
1週間まずは宿題がない時にどういう風に学んでくるのかっていうのをまずは見たいですって言ってまず確かめたんですよ。
それで分析したら学べた子が3割。
自ら学べた子3割。
7割の子たちはもちろんグラデーションあるんだけれども自分からはなかなか学べなかったり学んだとしてもなかなか充実しなかったりとか選べなかったりいろんなパターンがあったんだよね。
それが分かったんだよ。
じゃあ次にどうするかって言ってどういう手立てを設定すれば学べるようになるのかっていう対話が始まったわけ。
でねその学校は手引きって言って家庭学習のすすめみたいな資料を作ったんだよ。
研究部で。
保護者用。
保護者子供用。
子供用。
教育法の進化と評価
いいね。
で子供と保護者がそれを見るとそれICTなんだけど例えばおすすめの学習アプリとか無料のね。
あとはおすすめの動画とかあともともと入ってるAIドリルとかあとは図鑑でこういうのやってみるといいみたいなのがちゃんとICTでバーっとリストになっているものを子供たち保護者に配布したんですよ。
で次これを使ってまた1週間のウィークが始まるわけ。
そしたらね3割だったでしょさっき。
6割まで増えたの。
これすごいですよね。
で次にまたね改善が始まるわけですよ。
じゃあ4割の子ができなくていいのかと。
よくないね。
この学校ね誰一人取り残さないっていうのが設定されてるからじゃあ4割の子どうしたらできるんだろうって言ってその学校考えたのはなしウィークの前の金曜日そこでどんなことをやっていきたいかっていう目標を立てることにしたんだって。
来週の1週間で自分が学びたいこととかやってみたいことみたいのを一人一人目標を立ててICTツールで可視化するようにしたんですよ。
僕はこれをやりたいとか。
私はこれを調べて自分でまとめたいとかね。
あと僕は野球の例えばスイングを動画に撮って分析してとかバッティングセンターに行ってとか書いてあるわけですよ。
そうやってやってみたらねなんとね9割できるようになったの。
素晴らしい。
これすごいよね。
素晴らしい。
でまだねその改善のサイクルが止まらないんですよ。
そこからっていうふうに今皆さんお気づきかもしれないんだけどサイクルが見えたでしょ今。
このクルンクルンクルンってサイクルが作れたのがもうすごい大きな収穫でいまだにこれ止まりません。
その学校は宿題って名前から家庭学習って名前にまず変わったの。
なるほど。
これ大きなステップ。
大きいね。
で今その学校はですね長期的な視点にも入っているから会談が出来上がっていて低学年はこれをやっていこうっていうすごい少ない宿題はちょっと課すんだって今のところね。
で漢字とか計算とか必要なものを先生からこれやっておいでっていうのを一応出してあげるのが月から木まで。
でも金曜日は出さないにしたんだって。
で中学年はこういうのやってくると楽しいかもっていう提案はするけど強制ではない。
3、4年生は。
で5、6年生はもうなし。
2、1、2、3、4、5、6で会談にしてみて今実験中なんですよ。
このサイクルが止まらなくなったってところに価値があって。
どうですか今ってもうAORBの対立がないでしょ。
もうない。
圧倒的にこのCだったりDだったりっていろんなパターンを試しながら何がいいんだろうっていうサイクルが回ってるんだよね。
もうこうなったらもう戦争おしまいですよ。
みたいな感じかな。
いやすごいわ。
終わりがないっていうかさ進化し続けるってすごいね。
すごいよね。
でこのトリガーになった問いがまさにパラドックスクエッションなんですよ。
ってことですね。
つまり探求が始まるの。
クエッションってさクエストっていう語源からあるでしょ。
そうするとやっぱり問いから始まってその探求が始まるのね。
それに持ってけば戦争にならないでしっかりと対話になっていく。
それが実験的サイクルが始まるっていう。
それが僕の中の解決策ですね。
素晴らしい。
とは言っても初めの方はBの6割いるB派の方々はそうは言ってもちょっと違うよって初めはなっちゃったりするもんなのかな。
そこがですね。
このA派B派って最初さ2つの島が見えたでしょ。
これね島の間に橋がかかるんですよ。
で橋がかかって何が起きるかっていうと船が出るんですよ。
なんかねAとBがつながってで一緒にCっていう島探しに行こうよっていう。
なんかみんな同じ船に乗る感じだよね。
でその船乗った時にA派の人の意見とB派の人の意見がこれね融合してくんですよ。
ここめちゃくちゃ感動的です。
でしかもA派とB派2つあった方が良かったって後々気づきますこの学校は。
何でかっていうとA派の意見があることですごいブレイクスルーが見えるわけ。
そっかって負担を減らしながら余白を作りながらも自ら決める家庭学習は課されてないから辛くないんだと。
多分ツボケンもほらカメラ好きじゃないですか。
カメラについて学んでる時間って宿題ですか。
もう夜調べ始めると寝れなくなっちゃう。
だから睡眠は大事です。
でもこれ課されてないからさもうワクワクと遊んでる感じになるじゃん。
っていうブレイクスルーがまず生まれてくるでしょ。
でもB派の人がいるおかげでとはいえの部分に対応できるんですよ。
多分手引きとかあった方が保護者の方は多分それで提案もできるし
なんかサポートしてくれんじゃないかなっていうアイディアを出したのはB派の人です。
しかも多分鳥肌立ちます。
このB派の人で職員会議で反対した人いるでしょ。
あの人が出した意見が手引きです。
これすごくない。
すごい融合してる。
融合してるんですよ。
素晴らしいね。
同じCという島を探す船にみんなが乗って
そこでA派B派のそれぞれの良さ、意見を生かし合うことで生まれてくるんですよ。
いいね。
だから対立起きてたらチャンスと思った方がいい。
その2つが融合されてどちらの意見もあるからこそ
いいCが見つかるじゃないかって。
こうなったらもう完敗ですよ。
すごい。
対立はチャンスか。
対立チャンスですね。
素晴らしいね。
保護者の方は?
保護者の方はよろしくお願い出してよって方も多いと思うけど。
そうなんです。
保護者の方の巻き込みもこの学校上手かったんですよ。
共有って言ってちゃんと事前にこういうのをこういう目的でやっていきますよっていうのをちゃんと伝えたでしょ。
その上でこの学校でアンケート取ってるんですよ。
ちゃんと。
で、肯定的評価が8割以上だった場合はこのままサイクル、短期を続けていきますと。
進めていきますということで毎回アンケートをちゃんと取ったの。
すごいね。
1週間やってみてお困りのこととかこういう風なことがあればやっていけるんじゃないかってアイデアをくださいって言ってグーグルフォームで毎回投げてたんだよね。
意見の対立と共有
毎回40件くらいくれるのみんな。
評価としては9割が肯定的評価。
そうなんだ。
1割の方も事前に共有してるし試してる試行実施、試しのサイクルだって分かってるからあんまり否定的じゃないんですよ。
かなり建設的でうちの子は学べなかったんですと。
だから先生の方でもし良ければこういうのあるよってお勧めをしてくれると嬉しいですって意見があったのね。
全然クレームじゃない。
全然違うよね。
意見でしょ。
それがあって目標を立てるに変わったの。
金曜日にね。
それもある意味保護者からの意見っていうある意味B派の方々になりそうな方からちゃんと意見もらうといいアイデアになるでしょ。
保護者も同じ船に乗ったんじゃないかって僕は思った。
乗ってる。
だから共有だけじゃなくて競争だよね。
共に作る方も保護者の方とやり取りしている。
素晴らしいと思います。
これがもしもABの戦争やっててAがガーン力で勝って宿題ゼロです決まったんで保護者の方も無しですんでよろしくってなったらハレーションどころじゃないよね。
そうなんだよ。
ハレーションもしくは蓋をする。
声を聞かない。
無視するになっちゃうんだけど。
みんなで競争していくこれが大事なんですよ。
すごい。
いいわ。
保護者にもこのAとBで最初対立していたプロセスが今共にCというあり方を探してますっていうこのプロセスをちゃんと共有したんだ保護者に。
今こういう議論をした結果こういうのを試すことになりましたと。
今から短期中期長期でこういうふうに試していく予定ですご意見くださいっていうのも示してるわけ。
素晴らしい。
素晴らしいでしょ。
学校め言いて。
でもやっぱりそう保護者の方が納得していく最初の最初の最初を考えるとやっぱり目標誰のために子供のためにっていうのをちゃんと設定してそれを誰しもが言える状態になってるっての大きいよね。
そこがねかなり慣用ですね。
そこ抜いちゃうとやっぱり戦争になりやすい。
これどのテーマでもそうだと思う。
素晴らしいわ。
ありがとうございます。
宿題いるいらない戦争。
新たな方向性の模索
これこうなればねみんな終わりそうというかね同じ船に乗ってね同じ目標を進めていけるといいよね。
どうでした?ほぼ今日コンサル。
めちゃくちゃ良かった。
これ宿題の話だけじゃないもんね。
僕もねそう思った。
これはスキームとして考えたら何かトピック変えればそれで話せそうだよね。
こんなの話題の時にも使えるみたいなのってあったりしますか?
よくあるのは授業改善。
どういう授業をしていくかっていうのを学校内で模索するときに結構二項対立になるんだよね。
でしょ。
あとは部活動だったりとか、あと学校行事とか。
もちろん学校から離れても育児の論とかね。
方向性決めるときには必ずこの二項対立になる可能性があるからそこでは使えるかもね。
会社でもそうだもんな。
結局会議で終わらないとそうなっちゃうんだよね。
あの人が声でかいからみたいな。
あの人が言ってるからダメじゃんみたいな。
なっちゃうからね。
多分変えたい未来があるときには確実に起こることだと思う。
そのときには使えそうだよね。
めちゃめちゃ良かったわ。
これは学びになった方も多いんじゃないでしょうか。
こんな風にほぼ教コンサルということで、
あなたのお悩みにも向き合っていきたいと思っております。
ジャンルが増えるの楽しいね。
いいねいいね。
ほぼ教クエストというこれまでのものもあるし、
あと学生さんに聞いてみたとかね。
あと今回のほぼ教コンサルみたいな。
ほぼ教○○みたいなのが増えていくのはちょっとワクワクするね。
いいねいいね。
ほぼ教コンサルでも回数増やしたいですね。
増やしたい。
そんなお悩みを聞いて実際にお話したりもしたいなって思ってます。
したいね。
募集してます。
募集してます。
概要欄でお申し込みのフォームがありますので、
ぜひご意見ご感想もしくはお悩みも送っていただければと思います。
そんなわけでご意見ご感想を、
XQツイッターのハッシュタグほぼ教、ほぼはひらがな、
教は教育の教で漢字でつぶやいていただけたらとっても嬉しいです。
番組はApple PodcastとSpotifyを使ってまして、
再生回数だけではなくフォローをしてもらえると、
番組の応援にもつながりますので、
ぜひフォローもお願いします。
だいちゃん最後に何か言ったことありますか。
対立から対話へ。
いいね。
そのハウトゥーも学べたかなと思います。
そんなわけでお聞きいただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
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