こんにちは、つぼけんです。このエピソードは、冒険する学校のつくりかたとして、MIMIGURI 大野将輝さんをお迎えしたエピソードの後編となります。
組織開発コンサルタントとして、企業の現場で活躍する大ちゃんですけれども、企業と教育現場のどちらが先に行ってるか、ではなく、お互いに
影響することで何かが見えてきそうという話になってきました。今回はその続きとなります。
ちなみにですね、先日2025年11月29日で、ほぼ今日は4周年を迎えることができました。どうもありがとうございます。
この日はですね、ゲストの方を中心にささやかなパーティーを小さく開きまして感謝をお伝えすることができました。
本当にですね、改めて素敵な方々に支えられて番組が成り立っているんだなぁと感動する日にもなりまして、
ますますエピソード制作を頑張っていこうというふうに思いました。 それでは気持ちを新たに後編お聞きください。
どうぞ。 カルチャーの話で全然違うのを今喋りたくなってしまっている。
いいよ、いいよ。 いいもんですか。
いやなんか、めっちゃ自分の話に引き寄せちゃうんだけど、カルチャーの話でいくと、僕今小2の子供が、小学生の子供がいるんですよ。
で、あの、保育園の時のカルチャーと小学校のカルチャーがマジで違いすぎて、結構ね、あの、苦しいそうだなって子供自身がめっちゃ思ってるんですよね。
その観点すげーあるよなって思って、保育園の時とかって割とこう、みんなで一緒に何かやりましょうみたいなことっていうのも、みんなでクリエーションをなんかしてこうみたいな感じだと思ってて、
小学校に上がると、たぶんみんなで一緒にやりましょうっていうことは他人と違うことをすんじゃないっていう、そのルール側としてみんなと一緒にやるみたいなのが設定されてる感じがしてるんですよね。
で、ここってみんなと一緒にやるって同じ言葉で言ってるんだけど、クリエーションするためにそれぞれがそれぞれを発揮して自由にやってたみんなで一緒にやろうから、みんなと違うことをするのではないっていうルールとしてのみんなで一緒にやろうみたいになってるのが男の子なんですけど、彼の中で結構やっぱり大きなギャップとしてあって、
すごい元々あったクリエイティビティとか面白かった部分みたいなのが、親の僕から見るとなんかすごい強制されてる感じがするというか、すごい形作られてる感じするっていうのが、めちゃくちゃなんか最近こうもやもやしてるところとしてあって、カルチャーしてるんだなって今すぐ思った。
仮にさ、今の例えば余裕な状況に学校があるじゃないですか。それがどうやって冒険的に書き換わるきっかけを作れるかっていうところが、僕ある学校でね、ちょっと学校見えないけど、校内研究ってあるじゃないですか。校内で先生たちが学び合う場、あそこで先生たちが自分で決めた探究テーマでチーム作ったりして学び合うっていうのをやりまくった学校があるんですよ。そしたらね、自然とそこに行き着いた学校あります。
なんかさ、俺らこうやって楽しく学んでるけどさ、子供たちって小学校1年生になった瞬間に遊びはおしまいだって言われて、で、なんか苦しんでんじゃないかなっていう問いを立てた方がベテランでいたんですよ。
ベテランなんです、これ。58歳の方です。その方は1年生の申し子みたいな、もう1年生ばっかり担任しているプロなんですけど、なんかさ苦しんでんじゃないとかいうのを立てて、そこから調べ出すわけですよ、いろいろ。探究が始まるんですよ。
すげーな。で、その後、じゃあまずこれやってみようかって言って、それこそスタートカリキュラムっていうのを見直したりとか、あとはやっぱり教室の環境、なんかずっと前向きで黒板座ってるけど、そうじゃなくてなんか自分で場所を選べるとかさ、そうやって保育園とか幼稚園なってるよねってなってくんですよ。
それってきっかけって自分たちの学びの場がすごい楽しくて、で、その結果それを子供たちに届けたいと思った。だから多分そのおーちゃんの学校の先生たちのなんか学びの場が書き換わることで子供たちにっていうのはなんかできないかね。
いやーめちゃくちゃそれやりたいよね。ねー。仕掛けようか。いや、それ仕掛けるしかないよね。
冒険的。だからなんか冒険する世界観僕めっちゃ好きなのは、なんかあんまり誰も悪くないにできるというか、なんかみんなが冒険してこなかったっていうのをどうやって冒険的にできるかっていうふうにすれば、なんか人のせいにならないんだよね。
その意味では僕がすげー気に入ってるのは、結構個人起点だなって思ってるんですよ。なんか組織の作り方みたいな、さっきもその組織がみたいな話とかしてるんですけど、結構組織の最小構成要素としての個人を起点に結構考えてる感じの本だなって思っていて、
だから個人がどういうふうに社会のことを捉え直せると良くなるんだろうみたいな話とかがめっちゃこう、多分いろんなヒントとして書かれてるなって思うし、そういう起点で考えると、そういうこと今大ちゃんが言ってたみたいに、なんかあれもできるよね、これもできるよねみたいな、結構いろんなアイディア湧いてくるよなーってすごい思ってるんですよね。
結構僕、今までのキャリア上の話とかも含めて、個人の変容みたいなことの可能性をめちゃくちゃ信じている感じがあるから、そこがすごいこの冒険する組織の作り方の第一歩として個人がどう変わるかみたいな話になるっていうのはすごい個人的にもめっちゃ相性いいなーって思ってますね。
確かに組織論の本のほとんどって偉大な経営者のめちゃくちゃすごい経営の話多いですよね。でも確かに冒険する組織の作り方って個人でできるとか、なんなら学校の先生ならね、1教室とか1つの学年とか、教科主任のレベルで全然できることいっぱいあるよね。
そうそうそうそう。だからそこがね、結構面白いポイントなんだろうなーってめっちゃ思ってますね。
おーちゃんは小学校2年生でしたっけ?お子さんね、いらっしゃって。
だいちゃんはさ、学校に向き合ってるから先生たちをより豊かにすることってできるし、おーちゃんは企業の方々を熊野小僧にいきに行っちゃって行きそそげないといけない。
でもさ、小2の普通の保護者なわけじゃない?それを先生たちもっと勉強したらいいですよって保護者は言ってもねって思っちゃうけど、どうしたらいい?保護者は。
それはね、怖いね。
めちゃくちゃ思ってる。いつも思ってるそれ。
なんか押しつけたいわけじゃ全然ないし、先生と接してもらうこととかも多いから、めっちゃ忙しくってめっちゃ頑張ってるのは理解してるんだけど、
自分の子供が所属しているその組織の目の前の風景みたいなのを見た時にはやっぱすごいもやつくし、いやーこれでももやついたことは言わないとすごい不健全だなって思いつつ、
言うと先生と保護者みたいな変な関係性がすごい生まれちゃう。そこフラットに僕は捉えてるけど相手がフラットに捉えるかわかんないみたいなこととかすごいもやついてるんですけど、どうしたらいいですかね?
スーパーわかる。僕も小4小6の親なんで。
切り込んでいいですか?
お願いします。
具体例あるんですよ実は。エリア言うと絶対なんか認知されちゃうんで聞き手からリスナーから認知されちゃうから言わないですよ場所は。ある地域コーディネーターの方がいたんですよ。その方は同時に保護者でもあるんですね。でその方がやっぱ同じような困り感を持ってて自分の子がね不登校なっちゃったんですよ。
で、どうにかしたいな。でも自分がいたらクレーマーになっちゃうしどうしようかなって時に僕相談してくれたんですね。それ2年前なんですけど。その方がやったこと僕おもろいなと思ったのはキャリア教育ってあるじゃないですか。その中でキャリアフェスっていうのを毎年やってたらしいんですよ。
いわゆるその地域の方とか企業の方を呼んで子供たちにいろんな方と出会ってもらう。でそれを学校がなんか準備してたらしいんですね。それをね地域側で良ければもらいましょうか先生の負担なんでって言ってもらうっていう作戦を一緒に考えました。でそれ何ができるかっていうといろんな越境人材呼んできてで良ければ先生たちも一緒に学びませんかみたいな場にして先生たちもその時間に学べる。
でも主催はPTAと地域側がいるから先生たちの負担はなくて本当お祭りに参加する感じでお願いしますと。で土曜授業ってあるからその土曜日に授業をみんなしないでもうキャリアフェスだけの日。だから先生も出勤するだけでいい。なんていい日なんだって先生たち絶賛だったんですよ。でこれチャンスだと思ってそこでいろんな学びを体験してもらったんですね。
そうしたらやっぱり変化がちょっとずつ起きてくると。なんか学校もそういう変化起こせないかなとか。そのリフレクションの中でそれをねちょっとずつ仕掛けてみたらしいんですよ。でその結果やっぱりなんか一般企業でもいろんな居場所作るから学校でもそういう部屋子供がなんか不登校の子とかあとはちょっと気分がね乗らない子が行ける部屋とかも作った方がいいかもねっていうのが生まれてきたとかね。
その地域コーディネーターさんが自分から提案するとちょっと重いのに皆さんから引き出すような仕掛けをしたっていう例はあるんですね。なんかそういうちょっと重たいかもしれないけど学校がやってることの中で一部もらえるものがあるならそれをもらいながらそういう環境にしていくっていうのもある。
それねめちゃくちゃいいアプローチだと思いましたね。
いやその場所に存在している何らかの理由みたいなのは必ず学校にはあると思ってて。リアルの場なんで。その中でその地域の中においてどういう役割を担うべきなのかって結構多分学校単体じゃなくて本当は地域ごとに答えというか地域ごとに何か役割位置付けて違うと思ってて。
それをこうどう一緒に考えていけるのかみたいなことをやった事例だなって今のすごい聞いてて思っててそれなかなかPTA側から言えばできるものなのかっていうのがちょっとわかんないなっていうふうには思ってたまたそこはできたかもしれないけど結構学校とPTA地域みたいなものって割とお客さんまでは行かないけど関係性としてなんかそういうフラットな関係じゃないような気もしててそのあたりとかってどういうふうにやっていくといいですかね。
今のキャリア教育系のは具体すぎるんで中小と上げると学校は困ってると大変だとだから何かできることありませんかなんですよ。
中小化するとね。そのアプローチでいくと結構頼ってくれるんですね。本来は学校からヘルプ出して助け求めるべきだと僕は思いますよ。ただそれがなかなかできるとこばっかじゃないからこっちから何かできることあったらやりますよとか一緒に会計しませんかっていうアプローチをするっていうのが多分本質でそこからできることは結構あると思うんですよ。
僕この前ちょっとまたこれエリア言うとバレるんである保護者がそのアプローチで困ってることありませんかと言ったらありますって言ってくれて校長がもう正直ちょっと崩れちゃった学級があってそこをもう先生たちだけじゃカバーしきれないと病急車も出ちゃったし良ければ来てくださる方いませんかっていうのをお願いしたかったと。
やります。
決まりで。
やります。
決まりで。
どこでやるか。
生まれちゃったね。
生まれちゃったね。
なるほどね。面白いですね。
それではエンディングです。今回は冒険する学校の作り方ということで大野正寺さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
本当に企業の目線から学校のコネクトからまた保護者の目線もいただいてすごい素敵な議論になって何か生まれそうですね。ありがとうございました。
めちゃくちゃ面白かったですね。
普段大ジャンと話している雑談みたいなのに延長だったけど本当にいいのか。
大丈夫です。
間違いない。
思いながらではありましたけどやっぱりなんかすごい面白かったなっていう。
こういう話してる時にいつもすごい思うんですけどその枠組みになるのはすごいよく分かるんだけどその学校と企業みたいな枠組みが果たして本当に意味ある枠組みなんだろうかとか。
そういう切り分け方みたいなのが機能してるんかねみたいなこととかは改めて考えてみたいなみたいなこととかは思いましたね。
さっき言ってくれてたみたいな企業の視点とか学校に出入りしてる人の視点とか保護者の視点とかってね、結果そうなんだけど僕は僕で普通に喋ってただけだから別に視点を切り替えて喋ろうとか別に思ったわけでもないから
そういうふうに結構関わっていくとすごい面白いのかなって思ったりしましたね。ありがとうございます。
今のクリティカルですよね。つい一般企業とか一般社会ってよく言われる方から学校に輸入する、学校が変わるきっかけ作ろうっていうフレームって多いじゃないですか。
実際なんか職員会議が古いからアマゾン会議用とかそういうのって確かにあるし学びになるんだけどそれだけじゃない。このフレーム以外も僕たくさん提示したいなと思うのは逆を僕は知ってますと。
学校の良いノウハウだったり知見からそれを逆輸入的に一般企業とかに実は転移させていることがあるんですよ。あるんですよ。
なんかそういう可能性も僕は見出していきたいなと思っています。
今回本当にお話ししてみて学校と企業っていうのの垣根っていうのもだんだんミックスされてきた気もするし、最終的には学校と地域とか先生と保護者とかその辺も結構溶け合ってお互いがお互い冒険の仲間になっていくみたいな感じも受けたなぁ。
確かにめちゃくちゃそう。超いいこと言いますね。
そうなんですよ。締めようとしております私。
確かにそうか。それがある意味冒険する世界観なのかもしれない。
確かに今めっちゃ思ったそれ。
確かになんかもう壁がある時点でちょっとなんか軍事的だもんね。
こことそこみたいな。
めっちゃそれ思った。すでに領域の取り合いしてるもんね。
本当だわ。すごいツボ犬はネイティブ冒険者なんだね。
そうだね。完全に。
すげー。いろいろこねくり回さなくても。
確かに。
ネイチャーでいいね。
ネイチャーか。
ネイチャーだ。
すごいなぁ。なるほど。
じゃあ今後もネイチャーツボ犬として冒険していこうと思っております。
本当ワクワクする時間でどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは最後のやつ言います。
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だいちゃん最後に何か言ったことありますか。
まずは熊野古道へ行ってください。
今回のキーワードは熊野古道。
ネイチャー。
ネイチャーに行こうということで。
はい。
こんなわけでテーマは応援する学校の作り方。
ゲスト耳ぐり王野正寺さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。