2022-02-13 32:42

#08 新渡戸文化学園 山内佑輔先生(前編)「図工をもっとど真ん中に!」

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2人とも図工大好き / 図工の授業は減らす方向に!?? /


ゲスト:山内佑輔先生

新渡戸文化小学校 プロジェクトデザイナー/VIVISTOP NITOBEチーフクルー/SOZO.Ed副代表/Microsoft Innovative Educator Expert


「境界線をなくす」図画工作科 Special Work Shop - 新渡戸文化小学校 × モノファクトリー × haishop

https://youtu.be/vJ5_KDOMO8A

→山内先生の図工の授業をつぼけんが映像化したもの。小学校4年生の廃材を使った作品が、渋谷のお土産屋さんで販売されるまでを追いました。

「忘れられない学び」新渡戸文化小学校 プロジェクト科の文化祭

https://youtu.be/SeZyOUiX4W0
→新渡戸文化小学校の「プロジェクト科」を映像にしました。年間通したテーマをもとに、クリエイティビティを爆発させている子どもたちの姿が頼もしいです。

感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんTwitter:@tsuboken_mol】

00:08
こんばんは、ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんです。
大ちゃんです。
はい、というわけで、この番組はほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きますということで、
学校教育をはじめ学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、僕たち2人がじっくり話を聞いた上で、ほぼ最前線に迫っていこうという番組です。
略してほぼ教ということで、ちょっとずつ浸透しているといいなと思っているところですね。
聞いてくださっている方、本当にありがとうございます。最高です。
さて、4回目の収録ということで、1回目と2回目は大ちゃん先生が本当に素敵な方をゲストに呼んでいただいて、
3回目は特別編のゲストなし2人で話すということなんですけれども、
今回4回目ということで、ついに僕の大好きな先生をお呼びできるということで、
前回3回目の収録で、二戸部文化学園の外部スタッフとして参加させてもらっているよってお話をしたと思うんですけれども、
僕が二戸部文化学園に参画するきっかけもいただいた方でもあったりとかして、
とっても素敵な方をお呼びしたいなというふうに思っております。
よく話をしていた人ですね。
はい、そうです。
ついに。
作らせていただきましたし、本当に素敵な方なので、お聞きになっている方もきっと好きになっちゃうんじゃないかなって思います。
というわけで、二戸部文化学園の図工の先生なんですけれども、図工の先生をお呼びしてのテーマを発表いたします。
こちらです。
図工をもっとど真ん中に。
はい、というわけで図工ですね。
図工ね、大好きですから。
そうですか。
子供も大好きだし、いいですね。
大ちゃん先生は図工の学びっていうのはどういうふうに捉えていますか?
僕、図工を授業で担当したことはないので、子供の時のエピソードがあるんですね。
ちょっと下品な話になっちゃうんですけど、僕は子供の時にちょっと変な子だったんですね。
で、ソフトクリームのリアル上バージョン、わかります?こういうソフトクリームの上の部分、わかりますか?
僕ちょっとこの下品な言葉になっちゃうんで言えないんですけど、そのソフトクリームの上の部分を子供の時によく書く子だったんですよ。
で、それをね、図工の時間に書いたら普通は怒られると思うんですよ。
03:00
まあそうですね。
でもそのね、図工の先生、ほんとすごいいい先生で、それを受け入れてくださって。
で、そこからなんかいろいろ問いかけてくださって。だからそのね、いい作品になったんですよ。
え?問いかけるってどういうことですか?そのソフトクリームの上の部分が。
大ちゃんこれ何?ってことですか?
そう。で、なんかその自由なね、発想すごくいいじゃないって言ってくれて。
まあ結果飾る前には変えたんですけど。
なんかその自由でいいんだよみたいな。あなたがね、考えたんだから素敵じゃないってこう言ってくださる教科だったっていうことで。
まあこのエピソード回みたいなのあるんですけど、まあとにかく好き。とにかく好き。
なるほど。じゃあこう自由というか、まあ若干お下品であっても独自の趣味、関心、好きなものを受け入れてくれたっていう思いなんですね。
ちょっとこのエピソードやめようかなこれ。
いやでもなんか度量の広いというかところが深いというかね。
なんかね自分で決めれるのがねたくさんあるし、なんかこう自由に想像できるっていうのは本当好きだったなって今でも覚えてます。
そもそもなんですけれども、大ちゃん先生公立小学校の6年生を持っていらして、図工の授業、ビジネスの授業って今どういう形で行われてるんですか?
専科がいらっしゃる学校では基本的には専科の先生が授業をやってくださったり、で図工専科がいない場合ももちろんありますので、そういう時は担任の先生がやる。
またあのうちだと低学年で1,2年生は担任がやるっていうそんなパターンもありますね。いろいろ学校によって違いますけど、私は一度も担当したことがないので。
なるほど。
子供の頃の楽しかった思い出がずっと残ってます。
じゃあお勤めの小学校には専科の先生がいらっしゃるってことなんですか?
はい。
なるほど。
じゃあ専科の先生、図工の先生が子供たちと向き合ってどんな学びを与えてるなっていう風に受け止めていらっしゃるんですか?
私見てて学びなのか遊びなのか、子供がわからなくなるようなワクワク感はあるんですよね。
子供が興味を持ってそれやりたいってなって、やりたいと思ったことに対して先生は寄り添っていくわけですよね。
子供はまるで遊んでる感のような感覚、でもしっかりと学びになってるっていう、そんな印象がありますね。
僕はですね、もう図工大好きで、今でも子供と一緒に絵描いたりするのが大好き。
はいはいはい、いいですね。
絵描いたり、幼稚園で物作りデイみたいなのがあって、子供と一緒に歯切れとかを作って作品を作るような日があったりするんですけど、
06:07
他のお母さんとかに僕が一生懸命子供と物を作ってるの、壺健さんはとってもいいですねって言われるんですよ。
他のお父さんとかだったら、もういいじゃん、次行こうよっていうところを一生懸命子供と向き合って、すごい褒められたんですけど、全然違います。
僕がただただ作りたいだけなんです。
もう物作りが1日できる時間ということで、すごい楽しみにしてるぐらい、僕は図工大好きなんですけど。
付き合ってあげて、すごいいいパパだなーって言われますけど。
やりたいのアリバイでしかないですね。
大ちゃん、ちょっと本題に入っていくんですけど、図工をもっとど真ん中にっていうテーマにもかかわらず、今からお迎えする山内先生が、図工の授業って減らしていく、なくしていく、それが図工のいいあり方なんじゃないか、みたいなご意見もお持ちなんですけど。
タイムタイムタイム。ちょっとタイムね。
図工の先生なんですよね。
図工の先生です。
つぼけんから聞いていた、すごく。
素晴らしい方ですね。
素晴らしい先生ですよね。
図工の授業が減らす、なくす、それもアリなんじゃないかって聞いて、どうですか?
これは、なんか深い意味があるのか、ショックを受けるのかどちらか。
そうですね。
どちらかですよね。
きっと深い意味に納得してくださるんじゃないかなというふうに思ってまして。
これを聞いている方にもどういう意味なのか、すぐ明かせるかと思いますので、楽しみにしていただきたいなと思います。
なので、みんなが大好きな図工の授業、どんな学びに変わっていくのか、どんなふうにど真ん中になっていくのか、ほぼ最前線に迫っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
というわけで、今回のテーマ、図工をもっとど真ん中にということですけれども、今回のゲストをお呼びしたいと思います。
二戸文化学園の山内雄介先生です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
山内先生、よろしくお願いします。
ちょっとドッキリする前振りで始めてしまいましたけれども。
ちょっとこれ、お会いできて嬉しいですって言う前に、それを聞きたくなってしまっている。
そうですね、僕も早く弁解したいですね。
すいません、すいません、僕が。
09:00
もう聞いてくださっている方もどういうことってなっているかと思います。
ちょっとその前に、山内先生、自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。
はい、改めまして山内雄介と言います。
今、二戸文化学園という東京都の私立の学校で。
僕、図工の先生なんですけど、今ではもう多分その肩書きは、僕の中での5分の1ぐらいしかなくて。
小学校の図画工作の担当はしているものの、子ども園から短大まである総合学園なので、子ども園の子どもたちに授業をしたり、中学生と一緒に取り組んだり、高校生の授業をコーディネートしたり。
あとは、僕、放課後のものづくりもサポートしているので、放課後の学童の先生みたいな位置づけもあるんですよね。
で、プラス土曜日を開いていて、そこは二戸文の子以外にも地域の子のクリエイティブな場を開きたいということで、今、ビビストップという場所を僕は作って運営してるんですけども、そこを地域の子たちにも開いたワークショップを作ったりとか、そのための打ち合わせなんていうのも平日しますし。
はい。そんなわけで、僕、今、肩書きが不明なんですね。くどくど説明しないと、僕、何言ってるかわかんない。何やってるかわかんない。説明したとこでわかんないみたいな仕事をしてます。山口祐介です。よろしくお願いします。
ありがとうございます。嬉しい。
そもそも僕も二戸文化学園の外部スタッフをさせていただいているので、ちょっと二戸文化学園自体をご説明すると、中野区にある私立の学園でして、幼稚園、子供園という名前の幼稚園から短大まであるんですよね。
で、その中で山口先生は二戸文化小学校の授業もありつつ、5分の1とおっしゃってましたけど、アフタースクールっていう小学校が終わってからの活動の時間もあったり、ビビストップ二戸っていうものづくりの、なんて言えばいいんですかね、塾でもないですし、場ですよね。
そうですね。ビビストップっていう場所は二戸だけじゃなくて、国外にもあって、基本統一して、何か決まりがあるとすれば、ノーティーチャー、ノーカリキュラムっていう子供たちに限界はなくて、やりたいことは環境とか経済面とか関わらず、あなたのやりたいことをやろうよっていうようなことを応援する場所なんですよね。
なので、二戸とすれば学校の中にあるので、ノーティーチャー、ノーカリキュラムっていうのはものすごく矛盾した中に存在しているっていう。なので、その学校の中にあるビビストップであればどういう形がいいんだろうっていうのを、本当迷いながら今作り続けているっていう感じですね。
はい、ありがとうございます。そうなんですよ。僕もですね、一緒に映像を作らせていただいたことがありまして、ポッドキャストでお聞きの方はちょっと概要欄に貼っていきたいなと思うんですけれども、いやもうめちゃくちゃ面白い授業で、この二戸文化学園、前回のポッドキャストでもお知らせした通り、ハピネスクリエイターっていうのはね、みんなの標語としてあるんですけれども。
12:07
これがハピネスクリエイターかと、まさしく思ったなというふうに思ったんですけれども、ちょっと内容をご説明僕からさせていただくと、小学校4年生の図工の授業だったんですよね。
SDGsというか、環境問題とかもある程度絡めていまして、しかも会社が2社関わってますよと。1つがリサイクルをして、素材を、何かこう企業の廃材とかをリサイクルする会社から、もういらなくなったものを素材にしてものづくりを小学校4年生たちがしましょうというのが1つ。
で、その作ったものをお土産を作るということで、お土産店ですね。お土産店とコラボして渋谷にあるお店で実際に売ろうというところまでやっちゃうと。
小学校の4年生の図工の授業でこんなにも展開していって、もう貴重な体験をできるなんて、なんてすごいんだろうというふうに思ったんですけれども。
ヤムズ先生、なかなか壮大な授業でしたね。
そうですね。あれは、でもほんとこう、僕にとってはいいケースになったなと思っていて、もちろんお店で売っちゃえっていうのはあったんですよ、構想として。
でもそれを最初から子供にお店に売るものを作ろうっていう授業じゃないんですね、この授業は。
あくまで素材と出会って、素材と遊んで、その結果生まれてくるものが面白いから、お店のスタッフにぜひ飾らせてくださいっていう依頼を受けて、よりそのクリエイションがテンション高くまたパワーアップしていく。
もっとすごくなったから、なんかこれ買いたい人出てきちゃって、売っていい?って言われて、いいよ、しょうがないから売ってやるよって言って売ることになったっていうようなストーリーを踏んでます。
この辺の順序が僕はすごい大事だったなと思って、これが乗っけからね、売るものを作るぞっていうのとは生まれないものができたかなっていうふうには思ってますね。
大ジャン先生そうなんですよ。だって小学校4年生の時に自分の作品が渋谷のど真ん中で売られるなんて考えもしないじゃないですか。
最高ですよね。それが最初から言わないっていうところが、すごく子供の心としてもワクワクするというか、自分たちでの作ったストーリーっていうところですよね。
素敵な先生ですね。
ありがとうございます。毎度悩みますけどね、どうしよう、次次どうしようみたいな、どう出そうみたいなところは、もちろんやりながら考えていって作った結果ではあるんですけど、良かったかなと。
15:10
僕もやっぱり映像を一緒に作っているので、これってどういう意味なんですかとか、次どう展開するんですかっていうことを当然聞きながら作っていくんですけれども、
山内先生を、その時の山内先生を一言で言うと、決めつけない先生だと思うんですよ。
僕も分からない、分かったってことにしないっていうふうにされているなっていうふうに思っていて、当初の構想とどんどん変わっていくんですけど、だからこそ良くなっていくっていう選択をされているなっていうふうに思って、
僕の決めつけない先生っていう印象はある程度あってますか?
そうですね。どうなんだろう、学校のセオリーで言えば年間指導計画があって、指導案っていうある程度の授業の流れがあって、それに踏まえて授業をしたところで、やっぱり評価みたいなのがついてくるっていう、まあ、鉄板的な流れはありつつも、僕はちょっとどうしてもそこにこう違和感を、
最近特にそういうビビータっていう会社でノーカリキュラムなんていうところのものづくりを携わってると疑問があって、やっぱりこう、ふた開けてみないと分かんないっていうところが面白いし、そこで出てきたものに対して僕も柔軟に対応したいんですよね。
なので、最初からこうだって思ってたら、やっぱりこう外れていく、こう戻したくなるじゃないですか、そっちじゃないよって、それが僕は意味がないと思ってんので、どんどんどんどん行けと、絶対飛び越えちゃいけないエリアは、僕一応持ってるんですけど、それはもう広大に広く一応とっといて、あんまりに飛び越える子はそっちじゃないよって言うけど、とにかく行けと。
で、行ったところで考えるぞっていうのを大事にしたいなと、特にここ数年はそんな風に授業づくりをしてます。
行ったところで考えるぞってことで、だいちゃん先生も分かるって言ってましたけど、どうですか?
分かるって、もうね、何回心の中で今言ったか、これね、ちょっと前にある先生と話してて、やっぱりこの子供が決めていくっていうのは、嘘はばれると。
これ、例えばジャングルクルーズっていう乗り物わかります?
あれって、絶対そこでたどり着くじゃないですか。
で、子供はたどり着くって知ってるんですよ。
それですごい楽しいんだけど、でも本当に目指したいのは、本当の船旅であって、で、いろんなところに行って、寄り道したりとか戻ったりとか、いろいろトラブルが起きたりとか、それすらも楽しいので、なんか今、山尾先生おっしゃった広大な学びっていうのは、分かると思いましたね。
そうなんですよ。本当に撮っていてもドキドキワクワクしましたし、なんか本当にいい時間を過ごしたなと思いました。
18:06
いや、本当に素敵な映像にまとめていただいて本当にありがとうございます。
映像すごいですよね。
映像すごいですよ。本当に盛り盛り、もう本当。
素晴らしい。
ありがとうございます。概要欄に貼っておきますので、皆さん見てください。
ぜひ見てください。
なかなかこうやって褒められることないんで、皆さん見ていただきたいと思います。
そして、みんなまだ聞いてくださっている方がちょっとドキドキしている疑問をきっついで。
もうね、それなんですよ。
きますよね。
どういうこと、それ。
じゃあ、僕解きほぐしていきたいと思うんですけど、
そうなんです。まさに僕、だいちゃん先生なんですよ。
こんなにね、今の話をね、共感してくださって、そうだよねっていうことは、たぶん少なからずだいちゃん先生は図鑑を持ってないんですよ。
でも、そういうエッセンスを各教科でやっているはずなんですよ。
うん。
やってますよね、きっと。
はいはいはい。
で、いわゆる偏差子教育的な学習の積み上げみたいな学びをするときには、おそらくそういう学びはできなかったはずで、
今までのよくあるモデル、学校モデルの一体多数の教授形式での授業が、それに今ちょっと疑問符を掲げかけられているはずなんですけど、
その中で、唯一アンチテーズとしていけたのが、図鑑だったはずだと僕は思っていて、
正解がない学びは図鑑だぞとか、
あの、そういうさっきね、うんち書いても、うんちって言っちゃったけど、これ大丈夫じゃないですか。
僕も言います。あれはうんちくんですから。
うんちくんね、そう。うんち書いても、全然いいじゃん。何が悪いんだよって僕も全然思う。
それを言える教科だったはずが、これがじゃあ、今度クリエイティブな学びを作りましょうって言って、
国語でも算数でも体育でもクリエイティブだクリエイティブだってなっていったら、
図鑑の意味って何なんだろうと思いません?
あー、なるほど。
で、これで僕、絶対間違っちゃいけないのは、技術に走ることだと思っていて、
これ、あの、ほんとにまだ、地方によっては、金賞を目指す絵の塗り方を、
プラモデル科のように、1から10までこうステップを踏んで教える授業は、まだあると聞いてますし、
はいはい。
工作キットを渡して、もう見本のように作りなさいっていう図鑑の時間も、まだまだたくさんあるって聞いてます。
これが、お二人みたいな図鑑が好きな子が育つには、これじゃ絶対育たないんですよね。
それが、でも、図鑑だって思っちゃったら、図鑑ってやっぱ、絶対意味のない教科になってしまう。
同じクリエイティブな教科で、クリエイティブな学びを学校のメインストリームとしてやっていくはずが、
図鑑が副教科とか意味のない学びに、いつまで経ってもずっと本当に本当に意味ない学びになっちゃうと思っていて、
だから今、探究学習とかスティームとかが、これから取り入れて、教育変わっていかなきゃいけないよねっていう時には、
21:00
本当にこの図鑑っていうものを、もっともっと見直してもらって、
ほら、それも図鑑の要素じゃん。その算数図鑑じゃんとか、その報告だって図鑑じゃんってなるじゃんっていう僕の訴えです。
わかった。よかった。
ちょっとほぐれました。
最初、もうだいぶほぐれました。総研最初行ったときどうしたって思ったんですけど。
いや、もう共感です。なるほど。
超えるってことですね。
そうですね。なので、本当に教科の時間をなくすっていうのは当然できないし、かなり乱暴なことなので、図鑑の時間っていうのはあれども、
本当にそういう教科の学びを拍車をかけるような内容に、やっぱりこう連携していかなきゃいけないし。
で、たぶんやってる学校は、たとえば国語の題材を図鑑で書いてみるとかは、教科連携だよねっていうふうにやってると思うんですけど、
もっと飛び越えて、これは国語なのか図鑑なのかどっちなんだみたいな。
これ算数なんだ図鑑なんだどっちなんだみたいのは、小学校は本当はもっとやりやすいはずで、
そういうのを作っていくっていうことを僕はこれからやっていきたいなと思うし、
そういうデザインをしていく力が、これは谷野先生じゃなくて図鑑専科っていうものがいる学校については図鑑専科がするようになればいいと。
クリエイティブディレクターみたいな役割を学校の中で出てきて、
そういうカリキュラムデザインをもっと面白くしていくっていうところを、
いろいろやってったら学習指導要領が縛ってない。
そこは絶対求めてる本当の学びが僕は達成できると思って考えていました。
以上。
よかった、もう。
お酒飲みたい。
だいちゃん先生、これは山内先生ですよ。
もうよかった。
本当に僕の師匠がいるんですけど先生で、その師匠に研究授業とかで子供に聞いて、
今日は何したのって聞いたときに、国語の授業ですとか体育の授業ですって言われたら負けだって教わりました。
熱い、それだ。
分かりますよね、山内先生。
それですよ。
何々で遊んでましたとか、友達とこういうの作ってこういうのやりたいからやってましたって言ったら、
それは初めてOKなんだと。
これね、それ思い出しましたよ今。
面白い。
僕ちょっとすごい面白いエピソードがあって、僕は全人校公立6年やってたんですけど、
図工専科で、そこも大規模校だったんで、4年から6年の図工を持ったんですよ。
でも、たまに田中先生も休むわけですよね、いろんな理由があって。
そういうときに、僕動けたら動いてその授業をもらうわけですよ。
僕やりますって言って。
そうすると、一応その礼儀正しく気をつけ、これから図工の時間を始めますって言うんですけど、
24:05
もう5年目ぐらいから、僕が来ると、山内の授業を始めますみたいな。
教科の名前ないんですよ、もう。何なんだあれはみたいなの、みんな知ってるから。
山内先生。
山内先生の授業を始めますみたいな。
教科名なくなったねみたいな。
本物ですね、それ。
まさしく。
これは今の二戸でも起きてて、その普段持ってない子たちと授業するときには、
ビビストップの授業を始めますっていう謎教科の、謎教科授業。
ありがたいですね。
そういうものを作っていきたいなと思っているわけです。
そういうことなんですよ。
しみてる。
しみるわ。
山内先生、今回のテーマは、図工をなくそうぜではなく、図工をもっとど真ん中になんですよ。
なるほど。
これはやられましたね、相撲研に。
よかった。
さすが、テレビ関係の私が。
最初これでいくっていうから、本当に僕怒られそうだからやめてくださいって言ったんですけど。
これはあれですよね、最初の3、4分で終わっちゃうと、ただただね、クレームになるっていう。
そうですね。
何言ってんすかみたいな、ほんとこうね。
でも図工の先生がど真ん中っていうキーワードも山内先生からいただいたんですけど、
クリエイティブディレクターのようになる、アートディレクターのようになるっていうのはすごく面白いなっていうふうにも思っていまして。
面白い。
一つ僕も撮影させていただいた、10月にミトベ祭っていう文化祭があったんですけれども、
小学校1年生から6年生までみんなプロジェクト化っていうキーワードを元に自分たちの学びの発表とか研究をしていたんですよね。
それぞれのクラスとか学年が一生懸命準備したものを当然文化祭なので出していくんですけど、
僕は山内先生知っていて、どんな授業とも言えない楽しいことをやっていて、
山内先生が子供たちとどんなものを作っているか知っているので、
どの学年に行ってもどこかで山内先生の影があるんですよね。
山内先生がいる。このクラスも山内先生かーみたいな。
持ってる、この作ってるもの絶対山内先生じゃんってすごく思うと。
まさしくど真ん中というか繋いでいる子供のものづくりの爆発する気持ちを底力としてサポートしている存在としているなというふうにも思ってまして、
二戸部祭は山内先生でしたね。
そんなこと言ってくださいな、つぼけさんだけですよ。
でも本当あれは二戸部の先生たちの、小学校の先生の総力で本当にみんな本当に頑張ってたし、
もちろんメインは子供たちなんで、子供たちの成果がよく現れていたなと本当に思うんですけど、
27:03
まさに本当僕の役割はそれぞれ、図工じゃないんですよ、それは。
プロジェクト化っていう教科の学びを展示するので、図工の作品展ではないんですね。
なので、この辺が僕今年1個体現できた図工のど真ん中っていうのはそこで、図工っていう影がない。
でも出来上がっているものは非常に、やっぱりものづくりとしてそこに表しているので、ある意味図工っぽいっていうすごい不思議な展示だったと思うんですけど、
各学年の関わり方が全然違くて、
6年生は一部こういうことを表したいっていう子供たちの相談に乗って、
そのプロダクトの相談をして一緒に作ったっていうところが本当に一部の関わり。
5年生についてはその全体のプロデュースをしていて、
企業のコーディネートから一緒に打ち合わせまで始めて、後はその任せるっていうところとかはやってた。
4年生は実は図工の展示があるんですけども、その辺ソータルテーマで表現するっていうところは図工でもらってやっているとか、
そんなふうに各学年で全然僕役割がバラバラだったんですけど、
それを一つやってみたっていうところがありますね。
初めてでしたけど。
つぼけんさんにそう言っていただけたから良かったと思った。
ここでもしよかったらプロジェクト化ってどんなものなのか教えてもらってもいいですか。
確かに。
プロジェクト化は基本的には総合的な学習の時間というふうに思ってもらって構わないんですけども、
その二度目のスローガンとしては、
もぞうしで発表してパッと貼って終わりとかではなくて、
一生忘れられないような思い出になればいいし、捨てられないような結末にしようということで、
そういったわけで最後のゴール地点でのクリエーションにこだわるっていうことをやりたいっていうのが大きく特徴かなっていうふうに思います。
あとは一クラスずつでやっていくのではなくて、
一学年60人を3人の先生で3分割して、
なので20人っていうような一スケール感でテーマを持ってやっていくっていうようなところも特徴的かなと思ってます。
その二度目祭のプロジェクト化の学びもちょっと概要欄に僕の動画を貼らせてもらって、
ぜひ見てもらいたいんですけど、
すごいんですよ、子供たちの、
なんていうんですか、もうインタビューをね、小学校3年生から6年生までしたんですけど、
堂々たる姿なんですよ。
自分はこういう思いで、こうしたからこの結果になったんだっていうことを、
カメラの前でビシッて話すんですよね。
小学校3年生とかですよ。
びっくりしちゃって。
あれはびっくりしますね。
なんでそれができるかっていうと、
やっぱり仲間と一緒に、こうじゃない、あれじゃないって一生懸命考えてぶち当たって乗り越えて、
その結果をまさしくクリエイティブしたからこそ、堂々と当日を迎えてるんだって思うんですよね。
30:05
プロジェクト化の学びももちろん図工ってものづくりっていう学びもありますし、
SDGsとかも含めて、今学ばなきゃいけないことっていうのが本当に推移になってるような形を見て、
編集しててもちょっと子供のインタビューの編集してて感動し泣きそうになるぐらい、
いいぞいいぞみたいな感じの、なかなか幸せな時間だったなと思いました。
だいちゃん先生プロジェクト化の学びいかがですか。
見てみたいなと思いますね。
やっぱりこれが本物の学びなんだっていうのを多分つぼけさ感じたろうし、
それ何よりも多分子供の顔で感じるんだろうなと思って、見てみたいなっていうのが正直な感想ですね。
これって結構実際にやるっていうのは結構難しくて、
多分断念してる先生とか学校とかもあるかなと思うんで、やっぱりニトベの一歩を僕たちもちゃんといただいて、
要素を取り入れたいなと思います。
そう言っていただけるとありがたいですね。
でも本当まだまだそれが完成とも僕らも思っていないし、
絶対大変だったんですよ。
本当これが持続可能かっていうところの検証とか、
本当にこれからより精査していかなきゃいけないんだろうなというふうに思ってるんですけど、
こういう未来を見れたり、こういうふうに変わっていけばいいのかっていうヒントになったりしたらいいですよね。
ニトベのコンセプトの一つで、私立なんだけど、やっぱり公立学校にも影響を与えるっていうことを書いてあったかなと思うんですけど、
しっかりと影響を私もらっていて、去年の休校の時もそうですね。
あの時もやっぱり先人期って子どもたちとつながるんだって言ってやっていたし、
こうやってこのプロジェクトもそうですけど、なんか勇気もらえるんですよね。
無理だとは思わないというか、なんか僕たちでもやれるかもしれないって思わせてくれるので、
本当にいい影響を与えてくださっていると思っています。
嬉しいです。
32:42

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